4 地震発生後の対応 (1) いろいろな保育場面等に応じた対応マニュアルの作成 29ページ~ 園児の生命を守るため いろいろな保育場面に応じた地震 津波発生時の対応マニュアルを作成し 全保育者等で共通理解しておくことが重要です 次ページ以降に示す例をもとに 以下の点に留意し 各園の実態に応じた対応マ

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Taro-参考資料:災害用伝言サービ

スライド 1

もくじ 1. 組織編成 p1 2. 関係機関との連絡体制 p3 3. 避難訓練年間計画 p4 4. 園内避難経路 p5 5. 避難所避難場所マップ p6 6. 備蓄物資と非常持出品 p7 7. 対応マニュアル * 地震時マニュアル ( 保育室での対応 ) p9 ( 園庭での対応 ) p10 ( 午睡

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もくじ 1. 組織編成 p1 2. 関係機関との連絡体制 p3 3. 避難訓練年間計画 p4 4. 園内避難経路 p5 5. 避難所避難場所マップ p6 6. 備蓄物資と非常持出品 p7 7. 対応マニュアル * 地震時マニュアル ( 保育室での対応 ) p9 ( 園庭での対応 ) p10 ( 午睡

「防災週間」における災害用安否確認サービス「災害用伝言ダイヤル(171)」および「災害用伝言板(web171)」の体験利用について

2 災害用伝言板 (web171) 1. 登録可能電話番号全国の加入電話 ISDN ひかり電話( 電話サービス ) IP 電話 (050の電話番号から始まるIP 電話も含む ) 携帯電話 PHSの電話番号 2. 伝言蓄積数 20 伝言 3. 伝言保存期間 6 ヶ月 4. 伝言登録 閲覧可能地域全国

台風18号に伴う「災害用伝言ダイヤル(171)」及び「災害用伝言板(web171)」の運用開始について

ご利用料金 災害用伝言ダイヤル (171) 発信されるお客様から被災地の キーとする電話番号 までの伝言の録音 または再生にかかる通話料 ( 通常 電話をおかけになる場合と同様の料金 ) が必要です 伝言蓄積等のセンター利用料は無料です 例えば 東京の電話番号をキーに大阪から伝言を録音 再生する場合

-災害に備えて-

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3 保護者の防災意識の向上と連携地震 津波発生時に園児を安全に避難させ 保護者に引き渡すためには 保護者にも高い防災意識をもってもらうことが大切です 避難場所や避難方法 保護者への連絡 引き渡し方法など 各園と保護者が共通認識をしておくことが重要です そのためには 日頃から次のような取組が考えられま

平成20年度愛知県タクシー協会 知多支部総会 議事録

平成17年度 児童生徒用身分証明書発行計画(案)

災害時アクションカード ( 鳴門モデル ) の作成 鳴門教育大学客員研究員プロジェクト研究 アクションカード とは, 医療現場で使われるカードである これは, 緊急時に集合したスタッフ一人ひとりに配布される 行動指標カード であり, 限られた人員と限られた物資で, できるだけ効率よく緊急対応を行うこ

Microsoft Word 年6月24日_マニュアル_本編.doc

い場合は 引渡しカードに書かれた代理者でもかまいません 原則 記入された方以外には引渡しをしません Q3 学校からの情報を得られる方法は? A3( 保護者への連絡方法 ) 災害時には 被災地などへ通話が集中することから 電話 ( 固定電話 携帯電話を問わず ) での連絡が取れなくなることが予想されま

もくじ 鎌倉市教育委員会の災害発生時における小中学校の基本的対応 非常災害時と大規模地震への対応について 災害発生時の対応について 一斉下校時の教職員の立哨について 大規模地震発生時の職員対応 ( 授業中 ) ( 休み時間中 ) 避難訓練年間計画 防災計画

2. 具体的な実施内容 平成 27 年度 避難訓練実施計画 実施災害の想定 実施時間 4 月 想定 ( 地震 ) 子ども達に 地震とは何かを分かりやすく知らせ 地震の時の身の守り方を知らせる 保育士の動きの確認 5 月 想定 ( 火災 初期消火 ) 厨房からの出火を想定し 園庭に避難する その後近く

首都圏で大地震が起きると 建物 が 倒 れ ま す! 揺れで建物が倒れます 窓ガラスが割れ 道路に飛び散ります 火災があちこちで起きます 特に木造の建物が集まっている 火災 が 起 き ま す! 地域では 大規模な火災が起きる場合があります 道路 が 通れ な く な り ま す! 建物が倒れて道路

半田クリニック地震対策マニュアル


対応すべき行動_0921

地震 津波災害対応マニュアル 目 次 Ⅰ 組織 1 地震災害時の体制 1 2 学校災害対策本部の設置 1 Ⅱ 地震発生時の対応 1 学校生活時の対応例 (1) 校内での対応ア基本的対応 3 イ地震発生時における教職員の対応と指示 授業中の地震発生 4 休み時間, 放課後等での地震発生 5 ウ避難経路

「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書

帰宅支援ハンドブック

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 本年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発

はじめに 高知県民にとって避けることのできない南海地震は 今後 30 年以内に 60% 程度 ( 地震調査研究推進本部 平成 25 年 1 月現在 ) の高い確率で発生することが懸念されており 激しいゆれによる被害のほか 直後に襲ってくる津波により大きな被害が発生することが予想されています 安芸市に

H25 港南区区民意識調査

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PowerPoint プレゼンテーション

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

大雪警報発表時の対応暴風警報等と異なり 大雪の場合は大雪警報が解除された後も積雪の状況により登園が困難になることも想定されるため 各園の判断で臨時休園等の措置をとります その際 幼稚園敷地内の適切な場所を観測地点として その場所の積雪量が一定基準 ( 大雪警報に準じて20センチメートル程度 ) に達

その時点で改めて ミサイルが落下する可能性がある旨を伝達し 直ちに避難することを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 平成 28 年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から 発射された弾道ミサイルは 約 10

浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

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DSTY 防災規則 (2017 年 8 月 29 日現在 ) 有事に際しては必要な措置に関する責任と調整は危機対策本部に委ねられる 学園長は学園全体に対して上位の指令権 決定権を持つ 防災コーディネータ ーは相談 助言役を担う 地震発生時の行動 事態の深刻度 : 各自の知覚で判断 校内アナウンスをよ

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

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2 被害量と対策効果 < 死者 負傷者 > 過去の地震を考慮した最大クラス あらゆる可能性を考慮した最大クラス 対策前 対策後 対策前 対策後 死者数約 1,400 人約 100 人約 6,700 人約 1,500 人 重傷者数約 600 人約 400 人約 3,000 人約 1,400 人 軽傷者

Microsoft PowerPoint 地球防災工学(京都大学)_配布.pptx


目次 はじめに P3 1 災害 緊急の範囲 P3 2 時間と場所を考慮した対応の必要性 P3 3 時間ごとの対応 P4 4 場所ごとの対応 P5 5 デジタルサイネージの提供コンテンツ P6 6 緊急時を意識したデジタルサイネージシステム P6 7 情報の切替 復帰の条件 P7 8 緊急運用体制 P

(2) 日本の領土 領海の上空を通過した場合 旧 1 ミサイル発射情報 避難の呼びかけ 新 ミサイル発射情報 ミサイル発射情報 先程 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 続報が入り次第お知らせします ミサイル発射 ミサイル発射 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 頑丈な建物や地下に避難して下

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< 電気 > 別添 10 関西電力 ( 株 ) ご家庭家庭でのおでのお願い 日頃からのお願い 電気事故や火災を未然に防ぐために漏電ブレーカーを取り付けましょう テレビや洗濯機等の大型電化製品は 置き場所や固定金具の利用など工夫して安全対策をしましょう 災害が発生した時のお願い 地震発生時には 念のた

地震と地震保険に関するアンケート調査結果について

P1-20

【東日本大震災発生から8年】「災害への備えに関するアンケート」結果_損保ジャパン日本興亜

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平常時の防災活動 家庭内対策 指導ポイント 家屋の耐震診断と補強 家具などの転倒 落下防止と避難経路の確保 市町においては耐 家具の転倒による被害を防ぐ 震診断や耐震補強の ため タンス 食器棚などの家 補助を行っていま 具は 動かないようあらかじめ す 固定しておきましょう 冷蔵庫 などキャスター

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U2. 北朝鮮のミサイルについて Q3. 北朝鮮によるミサイル発射の現状はどうなっているのか 北朝鮮は 過去に例を見ない頻度でミサイルを発射しており 平成 28 年 8 月以降 ミサイルが日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下する事例も起こっています Q4. ミサイルは 発射から何分位で日本に飛

【東日本大震災発生から7年】「災害への備えに関する調査」結果 ~あなたのご家庭の備えを点検しませんか~_損保ジャパン日本興亜

1 ガイドライン策定の目的防犯カメラについては テレビや新聞で報道されているように 犯罪の解決や犯罪の抑止につながることなど その効果は社会的に認められており さまざまな施設に防犯カメラが設置されております しかし その効果が認知される一方で 防犯カメラにより個人のプライバシーなどの人権が侵害される

本書の目的介護保険サービス事業所は, 高齢者の方が多く利用しており, 災害発生時には避難等の援助が必要となるため, 事業者は, 災害発生時に迅速かつ適切な行動をとれるように備えておく必要があります 本書は, 介護保険サービス事業所が災害対応マニュアルを作成する際に特に留意する点についてまとめています

非常災害対策計画 風水害 地震 火災 1 風水害 非常災害時の行動手段 警報発表 情報の収集 施設周辺の点検 職員の招集 参集 担当業務内容の確認や準備 施設の休業判断 職員や利用者への周知 施設外へ避難 施設内の安全な場所へ避難 家族への報告 健康ケアとメンタル対策 情報収集 テレビ ラジオ イン

第8章 災害復旧計画

2 地震発生時の教職員対応マニュアル ( 勤務時間内 外 ) 地震発生 < 一般的な初期の対応 > 出入口の確保と火災などの二次災害の防止 自分自身の安全確保 緊急連絡先へ連絡 負傷者がいれば救助 勤務時間の内 外 通常勤 務に戻 る なし 本部からの避難指示 勤務時間外 < 震度 5> 未満 出勤

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弾道ミサイルが発射された場合の情報伝達と取るべき行動に関する Q&A 情報伝達の概要について Q1. どのような場合に J アラートが使用されるのでしょうか A1. 全国瞬時警報システム (J アラート ) は 弾道ミサイルが日本の領土 領海に落下する可能性又は領土 領海を通過する可能性がある場合に

ミサイル_縦_0927

北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合における全国瞬時警報システム (J アラート ) による情報伝達に関する Q&A Q1. 北朝鮮の弾道ミサイル発射の現状はどうなっているのでしょうか A1. 北朝鮮は過去に例を見ない頻度で弾道ミサイルを発射し 平成 28 年 8 月以降

防災マニュアル項目

(溶け込み)大阪事務所BCP【実施要領】

資料 2-3 超大規模防火対象物等における自衛消防活動に係る訓練の充実強化方策 ( 案 ) 平成 30 年 10 月 31 日 事務局

事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート

防災業務計画(第3編 東海地震防災強化計画)

目 次 第 1 はじめに 2 1 ガイドライン策定の目的 2 2 ガイドラインの対象となる防犯カメラ 2 3 防犯カメラで撮影された個人の画像の性格 2 第 2 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 3 1 設置目的の設定と目的外利用の禁止 3 2 設置場所 撮影範囲 照明設備 3 3

緊急

目 次 1. 日頃からの地震に対する心構え 1 2. 初動体制の確認 1 建物内で遭遇したとき 1 エレベーター内で遭遇したとき 1 多数が集まる建物 施設内で遭遇したとき 2 屋外で遭遇したとき 2 電車 バスなど公共交通機関乗車中に遭遇したとき 2 自動車運転中に遭遇したとき 2 山 崖などで遭

1 策定の目的 この手引書は 茅ヶ崎市地域防犯カメラ ( 以下 地域防犯カメラ という ) の設置及び運用について配慮すべき事項を定めることにより 地域防犯カメラの有用性とプライバシー保護等との調和を図り 地域防犯カメラを適切かつ効果的に活用し 茅ヶ崎市の安心して安全に暮らせるまちづくりを推進するこ

西区05-CS5_小

目次 1 サービス概要 3 あんしんフィルター for auとは 4 動作環境 5 2 利用開始 6 アプリをインストールする 7 サービスを開始する 8,9 あんしんフィルター for au アプリアイコンの移動 10 3 設定変更 11 管理者を登録する 12 管理者画面を表示する 13 管理す

学校の危機管理マニュアル作成の手引

なぜ シェイクアウトに参加するべきなのか? 地震が発生した時に あなたはどこで何をしているかわかりません その時どのように行動するかによって その後の人生を大きく左右するかもしれません 何よりも大切なことは 自分自身の身体を守ることです そして 生き残らなければ 何も始まらない ということを 市民の

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

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平成 23 年度 東日本大震災における学校等の対応等に関する調査 報告書 平成 24 年 3 月 文部科学省

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第 1 はじめに 1 ガイドライン策定の目的安全で安心なまちづくりを進める上で 近年 防犯カメラの設置は広く有用であると認められており 市内においても防犯カメラの設置が進んでいます しかし その一方で 知らないうちに自分の姿が撮影され 目的外に利用されること等に不安を感じる市民の方もいます そこで

第 1 章 危機管理とは 1 1 目的 2 分類 3 対象とする危機の内容 4 体制 5 対応 6 原因の分析と評価 7 見直しの観点 第 2 章 初動対応編 6 1 交通事故発生時の対応 2 事故 ( けが等 ) 発生時の対応 3 病気等 ( 学校において予防すべき感染症含む ) 発生時の対応 4

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港区マンション震災対策ハンドブック

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大津市避難所運営マニュアル

宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

東京事務所版 BCP 実施要領目次応急頁 < 第 1グループ> 直ちに実施する業務 1 事務所における死傷者の救護や搬送 応急救護を行う一時的な救護スペースの設置 運営 備蓄の設置 医療機関への搬送 1 2 事務所に緊急避難してきた県民や旅行者等への対応 避難 一次避難スペースの運営 指定避難所への

第 2 章災害時における緊急の組織体制 1 災害対策室 (1) 設置時期災害対策室を 震度 5 強以上の地震 その他の大災害発生時に設置 (2) 設置場所放課後等デイサービスれいんぼー ( 大阪府吹田市天道町 18-2) 必要機材 電話機 携帯電話 ファックス パソコン プリンター 複写機 事業所配

はじめにお読みください ~ 不特定多数の方とパソコンパソコンを共有共有しているしている場合場合の注意事項 ~ 不特定多数の方とパソコンを共有している場合 ( 公共のスペースのパソコンを利用した場合 ) はセキュリティ上の観点から 個人情報を守るため以下の作業を行ってください ログイン前の確認 まず

地震被害予測システムにより建物被災度を予測 また 携帯電話と地図を利用した 被害情報集約システム では GPS 機能と地理情報システムとの連係により 現在位置周辺にある同社施工済物件を検索し 物件や周辺の被害状況を文字 静止画 動画を添付して報告することができる これら被害情報を地理情報システムに集

目次 1. 自然災害 1) 地震 2) 津波 3) 火災 2. 気象 1) 台風 2) 大雪 3) 集中豪雨 4) 雷 5) 濃霧 3. 園内事故対応 1) 子どもを守る視点と 子ども自身の危険回避能力を育てる視点 2) けが対応 3) 子ども同士のけんか対応 4) ぼうけんのもり での安全対策と管

3 職員及びクラス等について (1) 職員について園長 保育士 調理員等の職員については 認可保育園では 園児の数や年齢に応じて人数の基準があります 今年度は園長 1 名 主任保育士 1 名 保育士 7 名 非常勤保育士 5 名 調理員等 4 名 嘱託医 1 名 嘱託歯科医 1 名 嘱託眼科医 1

訓練時間に専用ブザー音が鳴るよう設定することもできます 以下を参考にして設 定してください 参考: 地震防災訓練アプリ (NTTドコモ) の使用方法 地震防災訓練アプリとは? 事前に本アプリに訓練の日時を設定すると 設定した日時にエリアメール ( 緊急地震速報 ) のブザー音が鳴ります 利用の流れ

Transcription:

4 地震発生後の対応 (1) いろいろな保育場面等に応じた対応マニュアルの作成 29ページ~ 園児の生命を守るため いろいろな保育場面に応じた地震 津波発生時の対応マニュアルを作成し 全保育者等で共通理解しておくことが重要です 次ページ以降に示す例をもとに 以下の点に留意し 各園の実態に応じた対応マニュアルを作成しましょう 津波の想定到達時間が早い場合 個別の支援が必要な園児がいる場合 園長 所長が不在の場合 保育者等数が少ない時間帯の場合 液状化の恐れがある地域の場合 雨天の場合 避難している間の過ごし方等 ワンポイント園児を安全 迅速に避難させるためには 建物やブロック塀の倒壊 飛散ガラス等から足を守ることが大切です そのため 避難訓練で上履きのまま避難させたり 日頃から靴を素早く履いたりする練習をしておくことも大切です 28

保育室等での対応預かり 延長保育時の対応 園児の安全確保 揺れがおさまる 園庭等の安全な場所へ避難 津波危険地域は迅速な避難を最優先 指定避難場所へ 出口の確保 的確な指示 しゃがんで 机の下にもぐって 頭を守って 先生がいるから大丈夫 先生のそばにおいで 保育室等では 毛布 防災頭巾等身近な物で頭部を保護させ 落下物のない場所に集める 火災など二次災害の防止 的確な指示 頭を守って 園庭に出ます 安全が確認できるまでその場を動かないように指示 避難経路 避難場所の安全確認 ハンドマイク等で避難指示 園児を移動させる時は おんぶひもや避難車等 園児に応じた手段で避難する トイレ 保育室 ホール等の隅に園児が残っていないか確認する 人員を確認 安全な場所に誘導し 落ち着かせる 出席簿 ( 園児の確認 ) 引き渡しカードの携帯 机等の下にもぐらせる 幼児は 防災頭巾等で頭部を保護し 姿勢を低くさせる 乳児は 保育者等が抱きかかえ 毛布などで頭部及び上半身を保護する 保育者等のそばに集める パニックを起こさないように 声をかけ安心させる 全園児避難の指示 静かにさせる 身近な物で頭部を保護し避難させる 避難誘導 負傷者搬送など 地域住民等の協力 連携 安心させるよう声かけをする 不安を抱いている園児には そばに寄り添って行動する 園児の健康状態に気を配りながら移動する 避難後の対応保護者への連絡保護者への引き渡し 37 38ページ 人員点呼と安否の確認 負傷者の確認と応急手当 園長 所長等不在時園長 所長等と連絡を取り合い対応する 関係機関への連絡 11 12 ページ 引き渡しカードを準備 保護者と連絡がとれない場合は 各園 ( 避難場所 ) で保護する 29

園庭での対応 園児の安全確保 揺れがおさまる 園庭等の安全な場所へ避難 避難後の対応 保護者への連絡 津波危険地域は迅速な避難を最優先 指定避難場所へ 保護者への引き渡し 37 38ページ 的確な指示 しゃがんで 頭を守って 先生がいるから大丈夫 先生のそばにおいで 落下物のない場所に集め 頭部を保護させる 固定遊具の上で動けなくなっている園児は 急いで降ろす 的確な指示 部屋の中にいる人は出ておいで 頭を守って 大丈夫よ 安心して 安全が確認できるまでその場を動かないように指示 園舎内 ( トイレ 保育室 ホール等 ) や園庭の隅に園児が残っていないか確認する 避難経路 避難場所の安全確認 ハンドマイク等で避難指示 園児を移動させる時は おんぶひもや避難車等 園児に応じた手段で避難する 人員を確認 安全な場所に誘導し 落ち着かせる 出席簿 ( 園児の確認 ) 引き渡しカードの携帯 人員点呼と安否の確認 負傷者の確認と応急手当 園長 所長等不在時園長 所長等と連絡を取り合い対応する 関係機関への連絡 11 12 ページ 引き渡しカードを準備 保護者と連絡がとれない場合は 各園 ( 避難場所 ) で保護する 園児への対応 留意点 机等の下にもぐらせる 幼児は 防災頭巾等で頭部を保護し 姿勢を低くさせる 乳児は 保育者等が抱きかかえ 毛布などで頭部及び上半身を保護する 保育者等のそばに集める パニックを起こさないように 声をかけ安心させる 全園児避難の指示 静かにさせる 身近な物で頭部を保護し避難させる 避難誘導 負傷者搬送など 地域住民等の協力 連携 安心させるよう声かけをする 不安を抱いている園児には そばに寄り添って行動する 園児の健康状態に気を配りながら移動する 30

昼寝時の対応 園児の安全確保 揺れがおさまる 園庭等の安全な場所へ避難 津波危険地域は迅速な避難を最優先 指定避難場所へ 出口の確保 的確な指示 布団をかぶって 頭を守って 大丈夫 先生がいるよ 保育室等では 布団 毛布等身近な物で頭部を保護させ 落下物のない場所に集める 火災など二次災害の防止 的確な指示 布団から出なさい 大丈夫よ 出ておいで 頭を守って 園庭に出ます 安全が確認できるまでその場を動かないように指示 避難経路 避難場所の安全確認 ハンドマイク等で避難指示 園児を移動させる時は おんぶひもや避難車等 園児に応じた手段で避難する トイレ 保育室 ホール等の隅に園児が残っていないか確認する 人員を確認 安全な場所に誘導し 落ち着かせる 出席簿 ( 園児の確認 ) 引き渡しカードの携帯 園児への対応 留意点 幼児は 布団にもぐり頭部を保護させる 乳児は 保育者等が抱きかかえ 布団等で頭部及び上半身を保護する 寝ている園児を起こす 保育者等のそばに集める パニックを起こさないように 声をかけ安心させる 全園児避難の指示 静かにさせる 身近な物で頭部を保護し避難させる 避難誘導 負傷者搬送など 地域住民等の協力 連携 安心させるよう声かけをする 不安を抱いている園児には そばに寄り添って行動する 園児の健康状態に気を配りながら移動する 避難後の対応保護者への連絡保護者への引き渡し 37 38ページ 人員点呼と安否の確認 負傷者の確認と応急手当 園長 所長等不在時園長 所長等と連絡を取り合い対応する 関係機関への連絡 11 12 ページ 引き渡しカードを準備 保護者と連絡がとれない場合は 各園 ( 避難場所 ) で保護する 31

散歩時等の対応 園児の安全確保揺れがおさまる 津波危険地域は迅速な避難を最優先最寄りの安全な場所へ避難 津波の恐れがある場合は高台等へ安全確認園へ連絡避難後の対応保護者への連絡保護者への引き渡し 37 38ページ 的確な指示 しゃがんで 頭を守って 大丈夫 先生がいるから安心して 地形や状況を判断し 落下物のない場所に集め 頭部を保護させる 交通機関等を利用している場合は 乗務員の指示に従う 的確な指示 先生のそばにおいで けがをした人はいませんか 頭を守って 安全が確認できるまでその場を動かないように指示 最寄りの避難場所を選定する 避難経路 避難場所の安全確認 人員を確認し 最寄りの安全な場所に避難誘導する 落下物 飛散ガラス等から身を守るよう指示 地割れした道路 倒れた電柱 垂れ下った電線等に近づかないように指示 人員点呼と安否の確認 負傷者の確認と応急手当 総括本部 ( 所長 園長等 ) に状況を報告し 対応を決定する 保護者に状況を伝える 引き渡しカードを準備 保護者と連絡がとれない場合は 避難場所で保護する 園児への対応 留意点 幼児は 頭部を保護し 姿勢を低くさせる 乳児は 保育者等が抱きかかえ 頭部及び上半身を保護する 保育者等のそばに集める パニックを起こさないように 声をかけ安心させる 全園児避難の指示 静かにさせる 身近な物で頭部を保護し避難させる 避難誘導 負傷者搬送など 周辺の方に協力を求める 安心させるよう声かけをする 不安を抱いている園児には そばに寄り添って行動する 園児の健康状態に気を配りながら移動する 園に帰ることが危険と判断される場合は 安全な避難場所に待機し 総括本部 ( 所長 園長等 ) と連絡を取り合う 散歩時等 園外に出かけるときは非常持ち出し品を携帯しましょう 遠足等の園外活動時の対応については 事前に避難場所等の確認をし 保護者にも知らせておきましょう 32

プール 水遊び中の対応 園児への対応 留意点 園児の安全確保 揺れがおさまる 園庭等の安全な場所へ避難 指定避難場所へ 避難後の対応 保護者への連絡 津波危険地域は迅速な避難を最優先 保護者への引き渡し 37 38ページ 的確な指示 プールから上がりなさい プールのふちにつかまって 先生のそばにおいで プールから園児を出す プールサイドにしゃがます バスタオル等で身体を保護させる 園児がプール内に残っていないか確認をする 的確な指示 大丈夫 先生がいるから 頭を守って 先生のそばにおいで 園庭に行きます 安全が確認できるまでその場を動かないように指示 避難経路 避難場所の安全確認 ハンドマイク等での避難指示 園児を移動させる時は おんぶひもや避難車等 園児に応じた手段で避難する 人員を確認 安全な場所に誘導し 落ち着かせる 出席簿 ( 園児の確認 ) 引き渡しカードの携帯 人員点呼と安否の確認 負傷者の確認と応急手当 園長 所長等不在時園長 所長等と連絡を取り合い対応する 関係機関への連絡 11 12 ページ 引き渡しカードを準備 保護者と連絡がとれない場合は 各園 ( 避難場所 ) で保護する 出られない園児をプールから出す 幼児は バスタオル等で頭部を保護し 姿勢を低くさせる 乳児は 保育者等が抱きかかえ バスタオル等で頭部及び上半身を保護する 保育者等のそばに集める パニックを起こさないように 声をかけ安心させる 全園児避難の指示 静かにさせる バスタオル等で頭部を保護し避難させる 避難誘導 負傷者搬送など 地域住民等の協力 連携 安心させるよう声かけをする 不安を抱いている園児には そばに寄り添って行動する 園児の健康状態に気を配りながら移動する 津波のため水着のまま避難したときは 毛布や非常用保温シート等で身体を保護しましょう 33

通園バス乗車中の対応 園児の安全確保 揺れがおさまる 地形や状況を判断し 崩落や落下物等の恐れがない安全な場所にバスを停める 的確な指示 頭を守って 先生がいるから安心して 園児への対応 留意点 身近な物で頭部を保護し 姿勢を低くさせる 保育者等のそばに集める パニックを起こさないように 声をかけ安心させる 最寄りの安全な場所へ避難 津波危険地域は迅速な避難を最優先 的確な指示 けがをした人はいませんか 頭を守って あわてないで 大丈夫よ 安全が確認できるまでその場を動かないように指示 最寄りの避難場所を選定する 避難経路 避難場所の安全確認 落下物 飛散ガラス等から身を守るよう指示 地割れした道路 倒れた電柱 垂れ下った電線等に近づかないように指示 人員を確認し 避難誘導する 全園児避難の指示 静かにさせる 身近な物で頭部を保護し避難させる 避難誘導 負傷者搬送など 周辺の方に協力を求める 安心させるよう声かけをする 不安を抱いている園児には そばに寄り添って行動する 園児の健康状態に気を配りながら移動する 安全確認園へ連絡避難後の対応保護者への連絡 人員点呼と安否の確認 負傷者の確認と応急手当 総括本部 ( 所長 園長等 ) に状況を報告し 対応を決定する 引き渡しカードを準備 保護者と連絡がとれない場合は 各園 ( 避難場所 ) で保護する 園に帰ることが危険と判断される場合は 安全な避難場所に待機し 総括本部 ( 所長 園長 ) と連絡を取り合う 保護者への引き渡し 37 38ページ 通園バス運行経路の防災マップ 乗車する園児の名簿を携帯しましょう 34

登園 降園中の対応 保護者と園児の対応 留意点 安全確保 揺れがおさまる < 徒歩 自転車の場合 > 頭部及び上半身を保護し 姿勢を低くする 建物 ブロック塀 窓ガラス 自動販売機等から離れる < 車の場合 > 車を路肩に寄せて停車させる 園庭等の安全な場所へ避難 津波危険地域は迅速な避難を最優先 園児が園内に残っていないか確認する 可能な限りで園近辺を見回り安否確認をする 園児がいた場合は 保護者も一緒に園庭へ避難させる 揺れがおさまったら 近くの空き地や公園に避難する 津波危険地域では 高台や十分な強度と安全な高さのある建物に素早く避難する 山間部では がけ崩れや土砂崩れ等に注意し移動する キーをつけたまま 車から降りて避難する 指定避難場所 保護者への引き渡し 指定避難場所への避難から保護者への引き渡しまでのについては 29 ページを参照 津波危険地域では 津波警報が解除され 安全が確認できるまで避難場所等を動かない 園児等に関する情報の集約関係機関への報告 11 12ページ 情報の集約 園児 保育者等の被災状況 園児の避難状況 園の被災状況等 災害発生時には保護者と連絡が取りにくくなります 各家庭が決めている避難場所について 各園も確認しておきましょう 35

休日 夜間等の対応 保護者と園児の対応 留意点 安全確保揺れがおさまる 避難保育所 幼稚園等へ参集園児 保育者等の安否確認自宅 避難所等被害状況の把握園児等に関する情報の集約 自分自身の安全を確保する 家族の無事を確認する 家族の安否確認後 園や指定されている避難場所に参集する 園児と保護者の安否確認をする 保育者等の安否確認をする 園舎や園周辺の被害状況の確認をする 情報の集約 園児 保育者等の被災状況 園児の避難状況 園の被災状況等 < 自宅等にいる場合 > 頭部及び上半身を保護し 姿勢を低くする < 徒歩 自転車の場合 > 頭部及び上半身を保護し 姿勢を低くする 建物 ブロック塀 窓ガラス 自動販売機等から離れる < 車の場合 > 車を路肩に寄せて停車させる 指定されている避難場所へ避難する 身近な物で頭部を保護し避難する 津波危険地域では 高台や十分な強度と安全な高さのある建物に素早く避難する 津波危険地域では 津波警報が解除され 安全が確認できるまで避難場所等を動かない 安否等の園への連絡方法について 事前に保護者と申し合わせておくことが大切です 関係機関への報告 11 12ページ 保育者等の参集基準については 8~10ページ参照 36

(2) 保護者への引き渡し 1 保護者への引き渡し ( 例 ) 保護者等の対応 留意点 被害状況把握周辺の状況把握降園等の判断 正確な情報をもとに安全を確認後引き渡す保護者への連絡 施設の被害状況の確認 安全確認 危険箇所の立入禁止措置 通園路とその周辺の被害状況把握 園周辺の家屋等の損壊 交通機関等の状況把握 あらかじめ定めた方法で時間 場所を知らせる 保護者不在の園児等への配慮 伝言ダイヤル 171 の利用等 家庭で引き取り者の優先順位を決めておき 園も把握しておく 連絡網等による連絡 情報確認 情報提供 171 web171 i Menu メール 等 引き渡しの実施 ( 下記参照 ) 引き渡しカードにより確認し 引き渡す カードに保護者 保育者等双方の署名をする 引き取りに指定の場所へ カードに署名をする 災害用伝言ダイヤル等の利用方法につい ては 平時より確認しておきましょう 39~40 ページ参照 (1) 園児は 園庭または避難場所に集合させる 保護者は指定の場所で待機してもらう (2) ハンドマイク等の指示で引き渡し開始 引き渡しカードをもとに引き取り者を確認し 園児を引き渡す 兄弟姉妹がいる場合は 低年齢の園児から引き渡す 負傷した園児については 状況を保護者に説明し引き渡す 行方不明の園児の保護者には 所長 園長が対応する (3) 保護者への連絡がとれない場合 園児を引き続き保護する その場合 園児の心のケアを心がける 37

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(3) 緊急時の通信手段大災害が発生すると 安否確認や問い合わせなどの電話が爆発的に増加し 電話がつながりにくい状況が続きます そのため 緊急時の通信手段についてさまざまな方法を事前に確認し 準備しておくことが大切になります 災害伝言ダイヤル 171 NTT 災害伝言ダイヤルは 地震等の災害の発生時に 被災地への通信が増加し 電話がつながりにくい状況になった場合にサービスが稼働されます 地震発生後にテレビやラジオなどで 171 サービス開始の報道があり その後利用することができます 事前契約は不要で あらゆる電話での利用が可能です 災害用伝言ダイヤル 171 伝言の録音 171 にダイヤルする ガイダンスが流れる 1 を押す ガイダンスが流れる 園の電話番号を市外局番からダイヤルする メッセージを録音する (30 秒以内 ) 伝言の再生 171 にダイヤルする ガイダンスが流れる 2 を押す ガイダンスが流れる 園の電話番号を市外局番からダイヤルする メッセージを再生する 災害用ブロードバンド伝言板このサービスは 災害等発生時 被災地域の居住者がインターネットを経由して伝言板サイトにアクセスし 電話番号をキーとして伝言情報の登録が可能なサービスです 災害用ブロードバンド伝言板 web171 伝言の録音 パソコンや携帯電話などから https://www.web171.jp/ へアクセスし 電話番号をキーに伝言を 登録 する 伝言の閲覧 https://www.web171.jp/ へアクセスし 電話番号及びパスワードを入力して閲覧する 39

iモード災害伝言板 iモード災害伝言板には iモードサービスを利用して安否情報等を登録することができます 登録されたメッセージは iモードサービスまたはインターネットを利用して 全国から確認することが可能です ( パケット通信料がかかります ) 災害用伝言板サービス i モード メッセージの登録 i Menu のトップに表示される 災害伝言板 の 登録 を選択します 現在の状態について 無事です 等の4 つの中から選択します 任意で 100 文字以内のコメントを入れることが可能です ( コメントのみの利用も可能 ) メッセージの確認 i Menu のトップに表示される 災害伝言板 の 確認 を選択します 安否を確認したい人の 携帯電話番号を入力 し 検索 を押します https://dengon.docomo.ne.jp/top.cgi からも確認することができます 災害用伝言体験利用災害時以外にも 災害用伝言ダイヤル (171) 体験利用日 が設定されています 実際に災害が起きたとき活用できるように この期間に体験しておきましょう 災害用伝言体験利用 体験利用日 毎月 1 日及び 15 日 (0:00~24:00) 正月三が日(1 月 1 日 0:00~1 月 3 日 24:00) 防災週間(8 月 30 日 9:00~9 月 5 日 17:00) 防災とボランティア週間(1 月 15 日 9:00~1 月 21 日 17:00) 提供条件 伝言録音時間:30 秒 伝言保存期間:6 時間 伝言蓄積数:10 伝言 最悪の場合 通信手段がいずれも使用できなくなることが考えられます 特に停電になった場合 電源が必要な手段はすべて使用できなくなります 携帯電話の充電器 ( 電池 ソーラー 手動 ) を準備しておきましょう 通信手段については 最新の情報を把握し 利用方法等を確認しておきましょう 40