第 1 回伊豆市都市計画区域の拡大に向けた地元説明会 ( 土肥 天城湯ケ島 中伊豆地区の都市計画区域指定等 ) ~ 住みたい 住み続けたい 訪れたいまち伊豆市 を目指して ~ とき平成 29 年 8 月 21 日 ( 月 ) ~9 月 8 日 ( 金 ) 担当伊豆市建設部都市計画課電話 0558-83-5206 1
本日の説明会の流れ 1 伊豆市の都市計画見直しの背景 2 まちづくりについて 3 都市計画見直しの内容 4 全体質疑 御意見聴取 2
Ⅰ まちづくりの考え方 伊豆市の新しい都市計画検討委員会 からの提言 伊豆市都市計画マスタープラン の推進 3
1. 市のあるべき将来像 伊豆市コンパクトタウン & ネットワーク構想 図伊豆市コンパクトタウン & ネットワーク構想構造図 4
2. 実現に向けた取組の方向性 中心部への都市機能の集積 市街地 既存公共施設等を有効活用した拠点機能の充実 周辺部 にぎわいある駅周辺空間のイメージ 公共交通 道路 情報 生活サービス等のネットワークの充実 ネットワーク 観光交流機能を有する周辺集落拠点のイメージ 交通結節点となる拠点 周辺部における公園のイメージ 5
3. 新しい都市計画への転換及び関連施策の措置 1 広域都市計画区域からの分割 区域区分に替わるきめ細かい土地利用制度の導入 2 合併した基礎自治体として一体的な制度運用に向け 土肥 天城湯ケ島 中伊豆地区への都市計画区域の拡大 3 中山間地という地域特性を考慮の上 道路 公園等の都市施設の効果的な配置 詳しくは 次ページ以降で説明します 6
Ⅱ 都市計画区域の拡大について 7
1. 一体的な都市計画区域の必要性 修善寺地区 平成 29 年 3 月 30 日まで 伊豆の国市 函南町と共に 田方広域都市計画区域を形成 区域区分の指定 開発や建築等に関する厳しいルール有り 区域区分とは 市街化区域と市街化調整区域の区分のこと 市街化区域は 市街化を図るべき区域 市街化調整区域は 市街化を抑制すべき区域 のこと 土肥 天城湯ヶ島 中伊豆地区 都市計画区域の指定無し 開発や建築等に関する厳しいルール無し 無秩序化の懸念 8
1. 一体的な都市計画区域の必要性 合併後のまちづくりの課題開発や建築等に関するルール ( 土地利用制度 ) に関し いまだに大きな格差が生じている 一体的なまちづくりに支障をきたす おそれあり 伊豆市都市計画マスタープラン (H26.3) 伊豆市の新しい都市計画検討委員会 (H26~27) 9
1. 一体的な都市計画区域の必要性 検討委員会 からの提言と 都市計画マスタープランの一部改定 1 本市 ( 修善寺地区 ) を田方広域都市計画区域から分割し 市全域を独自の都市計画区域に指定 2 区域区分制度 ( 修善寺地区 ) を廃止し 市全域で より緩やかな土地利用制度を導入 10
1. 一体的な都市計画区域の必要性 平成 29 年 3 月 30 日まで 区域区分 ( 市街化区域と市街化調整区域の区分 ) あり 将来 区域区分 ( 市街化区域と市街化調整区域の区分 ) 無し 代わりに緩やかな土地利用規制の導入 11
1. 一体的な都市計画区域の必要性 平成 29 年 3 月 30 日まで 現在 将来 伊豆市修善寺地区が伊豆の国市 函南町と共に 田方広域都市計画区域を形成 区域区分の指定 伊豆市修善寺地区が単独で伊豆都市計画区域を形成 区域区分の廃止 特定用途制限地域の指定 ( 用途地域外 ) 伊豆市全域を伊豆都市計画区域に指定 伊豆市全域 ( 用途地域外 ) を特定用途制限地域に指定 12
2. 都市計画の概要 ( 建築のルール ) 都市計画区域は 一体の都市として総合的に整備し 開発し 及び保全する必要がある区域 を指定する ( 都市計画法第 5 条 ) 修善寺地区だけでなく 土肥 天城湯ケ島 中伊豆地区も含めた一つの都市計画区域とすることにより 一体的なまちづくり が可能になります 13
2. 都市計画の概要 ( 建築のルール ) 1 建築確認申請都市計画区域内では 建物の新築や増改築等を行う場合 建築確認等 ( 建物が建築関連法令に適合しているかの審査 ) の手続きが必要 2 接道義務 道路後退 ( セットバック ) 都市計画区域内で建物の新築や増改築等を行う場合 その敷地は原則 幅員 4m 以上の道路に 2m 以上接しなければならない なお 幅員 4m 未満の道路にしか接しない場合は 道路中心線から 2m 以内の部分を道路とみなされ 建物や塀等が建築できません また 道路の反対側が河川やがけ等の場合には 反対側の道路境界から 4m 以内の部分が道路とみなされます ( 次ページ参照 ) 14
2. 都市計画の概要 ( 建築のルール ) 道路後退 ( セットバック ) のイメージ 15
2. 都市計画の概要 ( 建築のルール ) ぺい 3 建蔽率 容積率 斜線制限都市計画区域内では 日照や採光 通風等が確保された良好な居住環境等の形成 火災発生時の延焼の防止や遅延などのため 建築の際 建ぺい率 容積率 斜線制限等が適用されます 16
2. 都市計画の概要 ( 建築のルール ) 建ぺい率 容積率とは 建ぺい率 敷地面積に対する建築面積の割合 (%) 容積率 敷地面積に対する延床面積の割合 (%) ぺい 17
2. 都市計画の概要 ( 建築のルール ) 斜線制限 ( 道路斜線 隣地斜線 ) とは ( ) 容積率 200% 以下の場合 20m 容積率 200% 超え 300% 以下の場合 25m 容積率 300% 超えの場合 30m 18
2. 都市計画の概要 ( 建築のルール ) 建ぺい率 容積率 斜線制限等の具体的な規制の数値は 調査等を実施し 御意見を伺った上で 定めることになります 参考 修善寺地区の都市計画区域内 ( 用途地域外 ) のルール建蔽率 : 60% 容積率 :200% 斜線制限 : 道路 1.5 隣地 31m+ 2.5 ( 前ページの右側の絵に該当します ) 注 1) 上記のほか 日影規制や前面道路の幅員による容積率制限等もあります 注 2) 今後 調査検討の上 案が確定しますので 改めて説明します 注 3) 実際の運用は 建築確認申請手続として 建築士が行います 19
2. 都市計画の概要 ( 建築のルール ) 都市計画区域指定のメリット 1 開発許可制度の適用による安全かつ良好な宅地確保 2 建築物の建築等にあたってルールが適用されることによる日照 通風 採光等の居住環境や延焼防止等の防災機能向上 3 セットバックや接道義務等による 緊急車両等を含む自動車通行環境 生活空間向上 4 都市計画制度を活用し 都市計画道路や都市公園の整備推進が可能 ( 既存の道路 農業 観光の事業メニューに加えて ) 都市計画区域指定のデメリット 1 建築確認等の手続きの費用や審査期間等の発生 2 建築物の建築等にあたってルールが適用されることによる自由度の制限 ( 自分勝手な建築等はできない ) 3 接道義務のセットバック等による建築できる ( 有効 ) 敷地面積の減少 別途許可が必要になる可能性あり 20
3 特定用途制限地域の指定について 特定用途制限地域の必要性 都市計画区域の指定による規制は 主に建築物の形態に関する規制のみ 建物の用途 ( 住宅 店舗 工場等の建物の使い方の区分 ) は自由 ( 無秩序 ) のため これらの混在による居住環境の悪化等が懸念 特定用途制限地域による建物用途の制限 ( 良好な環境の形成 維持に向け 制限すべき建物用途を定める ) 21
3 特定用途制限地域の指定について 地域生活地区の概ねの区域 ( 案 ) 天城湯ケ島支所周辺地区 天城湯ケ島支所 天城会館 旧湯ケ島小学校 湯ケ島温泉 22
3 特定用途制限地域の指定について 地域生活地区の概ねの区域 ( 案 ) 天城小学校周辺地区 天城小学校 湯の国会館 出口交差点 新 IC 周辺 23
3 特定用途制限地域の指定について 地域生活地区の概ねの区域 ( 案 ) 中伊豆支所周辺地区 中伊豆小学校 中伊豆支所 中伊豆中学校 JA 八幡支店 24
3 特定用途制限地域の指定について 地域生活地区の概ねの区域 ( 案 ) 土肥支所周辺地区 土肥小学校 土肥支所 土肥海水浴場 土肥中学校土肥金山 25
3 特定用途制限地域の指定について 特定用途制限地域の各地区のイメージ 1 地域生活地区 2 幹線道路沿道地区 3 里山環境共生地区 行政機能 教育 子育て機能 コミュニティ機能 生活サービス機能等を集積させ 多様な世代の交流 活動の場 地域交流の中心となる地区 ( 土肥 天城湯ケ島 中伊豆地区の各支所周辺等 ) 幹線道路の交通利便性を活かし 沿道サービス施設や中小規模工場の適正立地が図られる地区 ( 国道 136 号 国道 414 号 主要地方道伊東修善寺線等の沿道地区 ) 自然環境や里地 里山環境 集落環境を維持するとともに これらの環境と宅地等が共生する地区 ( その他の中山間地域等 ) 修善寺地区では 幹線道路沿道地区 と 里山環境共生地区 を定めています 26
3 特定用途制限地域の指定について 特定用途制限地域の指定の注意点 特定用途制限地域を指定することは 市街化 ( 宅地化 ) を促進させることではありません 特定用途制限地域は 農業振興地域の整備に関する法律 農地法 森林法 文化財保護法等 他の法令が適用される区域と重複します これらの区域内では その法律に基づく制限が優先されると共に 開発や建築等を行う場合には その法律に基づく手続き等が必要になります 27
Ⅲ これまでの経緯と 今後の予定について ( 概要 ) 28
4. これまでの経緯と今後の予定 ( 概要 ) 平成 16 年 4 月 平成 23~25 年度 平成 26~27 年度 平成 28 年度末 平成 29 年 8 月 21 日 ~9 月 8 日 平成 29~31 年度 ( 予定 ) 平成 32 年度 ( 予定 ) 平成 33 年 3 月頃 ( 予定 ) 修善寺 土肥 天城湯ケ島 中伊豆が合併し 伊豆市が誕生 伊豆市都市計画マスタープラン ( 将来都市像を描き まちづくりの考え方を明示 ) 伊豆市の新しい都市計画検討委員会 ( 伊豆市の都市計画のあり方を専門的に検討 ) 修善寺地区の都市計画の決定 変更 ( 都市計画区域 区域区分 特定用途制限地域等 ) 第 1 回都市計画区域の拡大に向けた地元説明会 ( 土肥 天城湯ケ島 中伊豆地区の都市計画区域指定等 ) 説明会 個別相談会の実施 ( 複数回 ) ( 土肥 天城湯ケ島 中伊豆地区の都市計画区域指定等 ) 都市計画の変更 決定手続 ( 土肥 天城湯ケ島 中伊豆地区の都市計画区域指定等 ) 都市計画区域の指定 ( 拡大 ) 特定用途制限地域の指定 ( 変更 ) など 29