資 料 わが国が直面する海外経済の成長率 212 年 213 年 214 年 214 年 ( 図表 1) ( 前期比年率 %) 1~3 月 4~6 月 7~9 月 1~12 月 米国 2.3 2.2 2.4-2.1 4.6 5. 2.6 EU -.4. 1.4 1.6.9 1.2 1.5 東アジア 5.1 4.9 n.a. 3.2 4.6 5.7 n.a. 中国 7.7 7.7 7.4 6.6 7.8 7.8 6.1 NIEs 2.2 3. n.a. 2.2 1.4 4.5 n.a. ASEAN4 6.2 4.4 3.3 -.6 5.7 4.5 7.7 主要国 地域計 3.7 3.7 n.a. 1.7 4.1 5. n.a. ( 注 )1. 各国の計数は 各国政府または中央銀行による ただし 中国の四半期の前期比年率は 中国国家統計局公表の前期比を用いて算出 EU の計数は 欧州委員会による公表値 2. 以下の計数は 対象となる各国 地域の実質 GDP 成長率をわが国の通関輸出ウエイトで加重平均したもの 主要国 地域計 米国 EU 東アジア NIEs 韓国 台湾 香港 シンガポール ASEAN4 タイ インドネシア マレーシア フィリピン 3.ASEAN4 の四半期の前期比年率の算出には 一部構成国の実質 GDP 成長率について 日本銀行による季節調整値 (X-11) を用いている
IMF の世界経済見通し 213 年 ( 実績 ) 214 年 ( 見込み ) 215 年 ( 見通し ) ( 図表 2) (% % ポイント ) 216 年 ( 見通し ) 世界計 3.3 3.3 3.5 (.3) 3.7 (.3) 先進国 1.3 1.8 2.4 (+.1) 2.4 (.) ( 資料 )IMF 米国 2.2 2.4 3.6 (+.5) 3.3 (+.3) ユーロ圏.5 8.8 12 1.2 (.2) 14 1.4 (.3) 日本 1.6.1.6 (.2).8 (.1) 新興国 4.7 4.4 4.3 (.6) 4.7 (.5) 中国 7.8 7.4 6.8 (.3) 6.3 (.5) ASEAN 5.2 4.5 5.2 (.2) 5.3 (.1) ロシア 1.3.6 3. ( 3.5) 1. ( 2.5) ( 注 ) ( ) 内は昨年 1 月時点の見通しからの変化幅 ASEAN は インドネシア タイ マレーシア フィリピン ベトナムの 5 か国 米国 (1) 雇用関連指標 (2) 消費者コンフィデンス 11 (1966 年 =1) 6 ( 季調済前月差 千人 ) ( 季調済 %) 11 ( 図表 3) 4 2-2 -4-6 1 9 8 7 6 5 1 9 8 7 6-8 4 非農業部門雇用者数前月差 -1, 失業率 ( 右目盛 ) 3 5 年 6 7 8 9 1 11 12 13 14 15 5 4 5 年 6 7 8 9 1 11 12 13 14 15 ( 注 ) 消費者コンフィデンスはミシガン大学消費者信頼感指数 ( 総合 ) ( 資料 )Bloomberg
(1) 実質 GDP 1.5 ( 季調済前期比 %) 欧州 (2)IFO 景況感指数 12 (2 年 =1) ( 図表 4) 1..5. -.5 5 115 11 15-1. 1-1.5-2. -2.5-3. 95 9 85-3.5 5 年 6 7 8 9 1 11 12 13 14 15 8 5 年 6 7 8 9 1 11 12 13 14 15 ( 資料 )Bloomberg (1) 実質 GDP 16 ( 前年比 %) 中国 (2) 製造業 PMI (DI % ポイント ) 58 ( 図表 5) 14 56 国家統計局ベース 12 54 1 52 8 5 6 48 4 5 年 6 7 8 9 1 11 12 13 14 ( 資料 )Bloomberg 46 1 年 11 12 13 14 15
12 1 8 6 4 2-2 -4 ( 季調済前期比 寄与度 %) わが国の実質 GDP 成長率 ( 図表 6) -6-8 -1-12 -14-16 -18 ( 季調済前期比年率 内訳は寄与度 %) 14/1-3 4-6 7-9 1-12 実質 GDP 5.5-6.7-2.3 2.2 民間需要 7.3-11.5-3. 1.2 民間最終消費支出 5.4-12.5.6.7 民間企業設備 3.3-2.9 -.1.1 民間住宅.3-1.4 -.9 -.1 民間在庫品増加 -1.7 5.3-2.7.7 公的需要 -.7.5.6.1 純輸出 -1.2 4.2.2.9 輸出 4.2 -.2 1. 1.9 輸入 -5.4 4.5 -.8-1. 純輸出 民間需要 公的需要 実質 GDP 5 年 6 7 8 9 1 11 12 13 14 ( 資料 ) 内閣府 (1) 実質輸出 12 ( 季調済 21 年 =1) 本年入り後の経済指標 (2) 消費者態度指数 55 ( 季調済 ) ( 図表 7) 11 5 1 9 45 4 35 8 3 7 25 6 2 5 年 6 7 8 9 1 11 12 13 14 15 5 年 6 7 8 9 1 11 12 13 14 15 ( 注 ) 実質輸出の215 年第一四半期は 1 月の四半期換算値 消費者態度指数は 213 年 4 月に郵送調査方法への変更等が行われたため 213 年 3 月以前の訪問留置調査ベースの計数と不連続が生じている ( グラフ上はそのまま接続 ) ( 資料 ) 日本銀行等 内閣府
2.5 ( 前年比 %) 消費者物価指数 ( 図表 8) 2. 総合総合 ( 除く生鮮食品 ) 1.5 総合 ( 除く食料 エネルギー ) 1..5. -.5-1. -1.5-2. -2.5-3. 5 年 6 7 8 9 1 11 12 13 14 15 ( 注 )214 年 4 月以降は 消費税率引き上げの直接的な影響を調整した試算値 ( 資料 ) 総務省 政策委員の大勢見通し ( 図表 9) ( 対前年度比 % <> 内は政策委員見通しの中央値 ) 214 年度 1 月時点の見通し 215 年度 1 月時点の見通し 216 年度 1 月時点の見通し 実質 GDP 消費税率引き上げの影響を除くケース -.6~-.4 +2.9~+3.2 +.9~+1.2 <-.5> <+2.9> <+.9> +.2~+.7 +3.1~+3.4 +1.1~+1.4 <+.5> <+3.2> <+1.2> +1.8~+2.3 <+2.1> 消費者物価指数 ( 除く生鮮食品 ) +.4~+1.3 <+1.> +1.2~+1.7 +1.8~+2.6 +1.1~+1.9 <+1.5> <+2.4> <+1.7> +1.5~+1.7 <+1.6> +1.5~+2.3 <+2.2> +1.~+1.4 +1.9~+3. +1.2~+2.3 <+1.2> <+2.8> <+2.1> ( 注 )1. 大勢見通し は 各政策委員が最も蓋然性の高いと考える見通しの数値について 最大値と最小値を 1 個ずつ除いて 幅で示したものであり その幅は 予測誤差などを踏まえた見通しの上限 下限を意味しない 2. 各政策委員は 既に決定した政策を前提として また先行きの政策運営については市場の織り込みを参考にして 上記の見通しを作成している 3. 原油価格 ( ドバイ ) については 1 バレル 55 ドルを出発点に 見通し期間の終盤にかけて 7 ドル程度に緩やかに上昇していくと想定している その場合の消費者物価指数 ( 除く生鮮食品 ) におけるエネルギー価格の寄与度は 215 年度で -.7~-.8 ポイント程度 216 年度で +.1~+.2 ポイント程度と試算される 4. 今回の見通しでは 消費税率について 既に実施済みの 8% への引き上げに加え 217 年 4 月に 1% に引き上げられることを前提としている 消費者物価の見通しについて 各政策委員は 消費税率引き上げの直接的な影響を除いた計数を作成している 5. 消費税率引き上げの直接的な影響を含む消費者物価の見通しは 税率引き上げが現行の課税品目すべてにフル転嫁されることを前提に 物価の押し上げ寄与を機械的に計算したうえで (214 年度 :+2.% ポイント ) これを上記の政策委員の見通しに足し上げたものである 1 月時点の見通しでは 既に実施済みの 8% への引き上げに加え 215 年 1 月に 1% に引き上げられることを前提に 物価の押し上げ寄与を政策委員の見通しに足し上げていた (214 年度 :+2.% ポイント 215 年度 :+.7% ポイント 216 年度 :+.7% ポイント )
12 ( ドル / バレル ) 原油価格 ( 図表 1) 11 1 9 8 7 6 WTI ブレント 5 4 13/1 月 13/4 月 13/7 月 13/1 月 14/1 月 14/4 月 14/7 月 14/1 月 15/1 月 ( 資料 )Bloomberg 実質賃金 ( 図表 11) 6 (%) (21 年 =1) 16 14 4 12 1 2-2 -4-6 5 6 7 8 9 1 1 1 1 2 1 3 1 4 ( 注 ) 事業所規模は5 人以上 ( 資料 ) 厚生労働省 原計数前年比 季節調整済指数 ( 右目盛 ) 98 96 94 92 9 88 86 84 82 8
(1) 導入 (213 年 4 月 ) 量的 質的金融緩和 (2) 拡大 (214 年 1 月 ) ( 図表 12) マネタリーベース コントロールの採用 マネタリーベースが 年間約 6~7 兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う 長期国債買入れの拡大と年限長期化 イールドカーブ全体の金利低下を促す観点から 長期国債の保有残高が年間約 5 兆円に相当するペースで増加するよう買入れを行う 長期国債の買入れ対象を4 年債を含む全ゾーンの国債としたうえで 買入れの平均残存期間を 現状の3 年弱から国債発行残高の平均並みの7 年程度に延長する ETF J-REIT の買入れの拡大 資産価格のプレミアムに働きかける観点から ETF および J-REIT の保有残高が それぞれ年間約 1 兆円 年間約 3 億円に相当するペースで増加するよう買入れを行う CP 等 社債等については 213 年末にそれぞれ 2.2 兆円 3.2 兆円の残高まで買入れたあと その残高を維持する なお CP 等 社債等 ETF および J-REIT の銘柄別の買入れ限度については 従来通りとする マネタリーベース増加額の拡大 マネタリーベースが 年間約 8 兆円 ( 約 1~ 2 兆円追加 ) に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う 資産買入れ額の拡大および長期国債買入れの平均残存年限の長期化 長期国債について 保有残高が年間約 8 兆円 ( 約 3 兆円追加 ) に相当するペースで増加するよう買入れを行う ただし イールドカーうブ全体の金利低下を促す観点から 金融市場の状況に応じて柔軟に運営する 買入れの平均残存期間を7 年 ~1 年程度に延長する ( 最大 3 年程度延長 ) ETFおよびJ-REITについて 保有残高が それぞれ年間約 3 兆円 (3 倍増 ) 年間約 9 億円 (3 倍増 ) に相当するペースで増加するよう買入れを行う 新たにJPX 日経 4に連動するETFを買入れ対象に加える CP 等 社債等については それぞれ約 2.2 兆円 約 3.2 兆円の残高を維持する ( 従来通り ) ( 資料 ) 日本銀行 (1) 成長基盤強化を支援するための資金供給 貸出支援基金等 本則 ABL 特則小口特則米ドル特則 総枠 7 兆円 5, 億円 5, 億円 12 億米ドル 個別先毎の貸付枠 対象投融資 貸付期間 1 兆円 ( 小口特則と共通 ) 1, 万円以上の投融資 5 億円 ( 本則と共通 ) 1 億米ドル 1 万円以上の ABL 出資 1 万円以上 1, 万円未満の投融資 4 年 (1 年毎の期日前返済オプションあり ) (2) 貸出増加を支援するための資金供給 貸付限度額 貸付期間 (3) 被災地金融機関を支援するための資金供給オペ 総枠個別先毎の貸付枠貸付期間 金融機関の貸出増加額の2 倍相当額 ( 四半期毎の未利用枠の引継ぎは不可 ) 4 年 (1 年毎の期限前返済オプションあり ) 1 万米ドル相当以上の外貨建て投融資 1 年 ( 借り換えを含め最長 4 年 ) 1 兆円 1,5 億円を上限として 被災地に所在する営業所等の貸出金残高を勘案して 個別先毎に決定 1 年 1 期限を 1 年間延長する ( 図表 13) 本年 1 月の金融政策決定会合での決定事項 2 成長基盤強化支援 ( 本則 ) の対象金融機関毎の上限を1 兆円から2 兆円へ 総枠を7 兆円から 1 兆円にそれぞれ引き上げる 3 貸出増加支援および成長基盤強化支援について 日本銀行の非取引先金融機関が各々の系統中央機関を通じて制度を利用し得る枠組みを導入する ( 資料 ) 日本銀行
金融市場 ( 図表 14) 3.5 (%) <1 年物国債利回り > 19 ( 千円 ) < 為替 株価 > ( 円 ) 125 3. 日本ドイツ 米国 18 17 12 115 2.5 16 11 2 2. 1.5 15 14 13 12 15 1 95 1. 11 9.5 1 9 日経平均株価 円 / ドルレート ( 右目盛 ) 85 8. 12/1 13/1 13/4 13/7 13/1 14/1 14/4 14/7 14/1 15/1 ( 月 ) ( 資料 )Bloomberg 8 12/113/1 13/4 13/713/114/1 14/4 14/714/115/1 75 ( 月 ) (1) 貸出金利 1.8 (%) 金融環境 (2) 資金繰り判断 (DI % ポイント ) 25 ( 図表 15) 2 1.6 15 1.4 1.2 1 5-5 楽である 苦しい -1 1. 貸出金利 ( 短期 ) 貸出金利 ( 長期 ).8 5 年 6 7 8 9 1 11 12 13 14 15-15 大企業 -2 中小企業 -25 5 年 6 7 8 9 1 11 12 13 14 15 ( 注 ) 貸出金利は後方 6か月移動平均 ( 資料 ) 日本銀行
中長期の予想物価上昇率 ( 図表 16) 6 (%) (1) 家計 (2) 企業 5 年後の 物価 は現在と比べ毎年 平均何 % 程度変わると思うか ( 中央値 ) 2. (%) 5 1.8 4 1.6 3 1.4 2 1 1.2 物価全般 ( 消費者物価指数をイメージ ) の前年比に関して 3 年後は何 % になると考えるか ( 平均値 ) 物価全般 ( 消費者物価指数をイメージ ) の前年比に関して 5 年後は何 % になると考えるか ( 平均値 ) 5 6 7 8 9 1 11 12 13 14 1. 14/3 月 6 月 9 月 12 月 ( 資料 ) 日本銀行 2.5 2. 1.5 消費者物価の基調的な動き ( 前年比 % 凡例の < > はウエイト ( 総合は1 万 )) 総合 ( 除く生鮮食品 )<964> 総合 ( 除く生鮮食品 エネルギー )<8832> 総合 ( 除く生鮮食品 エネルギー 持家の帰属家賃 )<7274> 持家の帰属家賃 <1558> ( 図表 17) 1..5. -.5-1. -1.5-2. -2.5 5 年 6 7 8 9 1 1 1 1 2 1 3 1 4 ( 注 )1. 総合除く生鮮食品 持家の帰属家賃以外は 指数から作成 2. 5/1~12 月の前年比は2 年基準 6/1 月 ~1/12 月は25 年基準 11/1 月 ~14/12 月は21 年基準の消費者物価指数で作成 3.214/4 月以降は 消費税率引き上げの直接的な影響を調整した試算値 ( 資料 ) 総務省 < 参考 > 2% 目標の実現に必要な物価上昇率の試算 ( 持ち家の帰属家賃が現状程度の伸び率と仮定した場合 ) 総合 ( 生鮮食品を除く ) ウエイト (a) 前年比 (b) 9,64 2. 持家の帰属家賃 1,558 -.3 持ち家の帰属家賃以外 8,46 2.4
東京兵庫静岡茨城埼玉千葉栃木愛知5 大阪奈川神奈川県経済 ( 図表 18) (1) 生産 (2) 学術 開発研究機関従業員数 (212 年 ) (21 年 =1 季調済) 14 13 神奈川全国 12 11 6 ( 千人 ) 5 4 1 9 8 2 7 6 3 1 神 8 9 1 1 1 1 2 1 3 1 4 ( 資料 ) 経済産業省 総務省