日本債券ベアファンド (5 倍型 ) 第 4 期運用報告書 ( 全体版 ) ( 決算日 2017 年 4 月 11 日 ) お客様へ 当ファンドの仕組みは次の通りです 商品分類追加型投信 / 国内 / 債券 / 特殊型 ( ブル ベア型 ) 信託期間 運用方針 主要運用対象 組入制限 分配方針 2013 年 4 月 10 日から2021 年 3 月 15 日までです わが国の長期債市場全体の値動きの5 倍程度反対の投資成果を目標として運用を行います 主として円建ての短期公社債等の短期有価証券を中心に コールローン等にも投資するとともに わが国の長期国債標準物を対象とする国債証券先物取引の売建額が 原則として信託財産の純資産総額の5 倍程度になるように調整を行います 株式への投資は 転換社債の転換により取得したもの等に限り 信託財産の純資産総額の 30% 以下とします 分配金額は 委託会社が基準価額水準 市況動向等を勘案して決定します ただし 必ず分配を行うものではありません 毎々格別のお引立てにあずかり厚く御礼申し上げます さて 日本債券ベアファンド (5 倍型 ) は 2017 年 4 月 11 日に第 4 期決算を行いましたので 期中の運用状況をご報告申し上げます 今後ともより一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます 1080014 東京都港区芝 5367 お問い合わせ先投信営業部 0367224810 ( 受付時間 : 営業日の午前 9 時 ~ 午後 5 時 ) http://www.tdasset.co.jp/
設定以来の運用実績 決算期 設定以来の運用実績 基準価額の推移等 基準価額 ( 分配落 ) 税込み期中分配金騰落率 債券組入比率 債券先物比率 純資産総額 設定日 円 円 % % % 百万円 2013 年 4 月 10 日 10,000 28 1 期 (2014 年 4 月 11 日 ) 8,792 0 12.1 61.3 483.9 1,108 2 期 (2015 年 4 月 13 日 ) 7,590 0 13.7 61.2 504.0 2,286 3 期 (2016 年 4 月 11 日 ) 6,326 0 16.7 500.5 3,242 4 期 (2017 年 4 月 11 日 ) 6,324 0 0.0 55.4 500.6 3,792 ( 注 ) 基準価額および分配金は 1 万口当たり 基準価額の騰落率は分配金込み ( 注 ) 設定日の基準価額および純資産総額には 当初元本を用いております ( 注 ) 先物比率 = 買建比率 売建比率 ( 注 ) 当ファンドは 比較対象として適切なものがないため ベンチマークおよび参考指数を設定しておりません 当期中の基準価額等の推移 基準価額年月日債券債券騰落率組入比率先物比率 期首 ( 前期末 ) 円 % % % 2016 年 4 月 11 日 6,326 500.5 4 月末 6,360 0.5 502.5 5 月末 6,242 1.3 501.8 6 月末 6,030 4.7 501.0 7 月末 6,082 3.9 49.7 502.1 8 月末 6,314 0.2 496.4 9 月末 6,166 2.5 502.3 10 月末 6,291 0.6 53.2 501.1 11 月末 6,528 3.2 500.9 12 月末 6,524 3.1 498.5 2017 年 1 月末 6,598 4.3 501.2 2 月末 6,441 1.8 500.9 3 月末 6,410 1.3 497.8 期 末 2017 年 4 月 11 日 6,324 0.0 55.4 500.6 ( 注 ) 基準価額は 1 万口当たり 期末基準価額は分配金込み 騰落率は期首比 ( 注 ) 先物比率 = 買建比率 売建比率 ( 注 ) 当ファンドは 比較対象として適切なものがないため ベンチマークおよび参考指数を設定しておりません 1
当期の運用状況と今後の運用方針 基準価額等の推移 ( 円 ) ( 百万円 ) 7,500 7,000 純資産総額 ( 右軸 ) 7,000 基準価額 ( 左軸 ) 分配金再投資基準価額 ( 左軸 ) 6,000 6,500 5,000 6,000 5,500 5,000 2,000 期首 2016/5 7 10 12 2017/1 2 3 ( 前期末 ) 6 8 9 11 期末 4,000 3,000 第 4 期首 :6,326 円第 4 期末 :6,324 円 ( 既払分配金 0 円 ) 騰落率 : 0.0%( 分配金再投資ベース ) ( 注 ) 分配金再投資基準価額は 期首 (2016 年 4 月 11 日 ) の値が基準価額と同一となるように指数化しています ( 注 ) 分配金再投資基準価額は 収益分配金 ( 税込み ) を分配時に再投資したものとみなして計算したもので ファンド運用の実質的なパフォーマンスを示すものです ( 注 ) 分配金を再投資するかどうかについてはお客様がご利用のコースにより異なり また ファンドの購入価額により課税条件も異なりますので お客様の損益の状況を示すものではありません 基準価額の主な変動要因 長期金利 ( 新発 10 年利付国債の利回り ) が上昇したことで国債証券先物価格が下落したことは基準価額の上昇要因となりましたが 期中に国債証券先物価格が上昇 下落を繰り返したことや信託報酬が基準価額の下落要因となり 期末は 6,324 円で終わり 2 円の下落となりました 投資環境 日本債券市況 日本の長期金利は上昇しました 日銀による国債買入が継続 マイナス金利政策導入もあり 期前半は金利低下となっていましたが 2016 年 7 月末に日銀が金融政策の総括的検証を 9 月に行うと発表したことから 金融政策の不透明感が強まり 金利上昇に転じました 9 月以降は日銀が 長短金利操作付き量的 質的金融緩和 を導入しましたが 米大統領選でトランプ氏が勝利し 財政支出拡大観測が高まったことから世界的に金利上昇となり 日本の長期金利も上昇しました 当該投資信託のポートフォリオ 国債証券先物取引 ( 長期国債標準物 ) の売建額が 原則として信託財産の純資産総額の 5 倍程度になるように運用を行いました 実際の運用に際しては 追加設定 解約や国債証券先物価格の変動に伴う運用資産の増減に対応して 日々の国債証券先物の売建比率が 500% 程度となるように調整売買を行いました 期末現在の国債証券先物の売建比率は 500.6% となりました また 安定した収益を確保するため 純資産の増減動向に配慮しつつ 国庫短期証券による現先取引を行いました 期末の公社債組入比率は 55.4% となりました 2
当該投資信託のベンチマークとの差異 当ファンドはベンチマークおよび参考指数がないため 本項目は記載しておりません 分配金 1 万口当たりの分配金 ( 税込み ) は分配対象収益がないため 見送らせていただきました 今後の運用方針 国債証券先物の調整売買を行い 国債証券先物取引の売建額が 原則として信託財産の純資産総額の 5 倍程度になるよう運用を行ってまいります 3
1 万口当たりの費用明細 (2016 年 4 月 12 日から 2017 年 4 月 11 日まで ) 費用の明細 当期 項目 2016/4/12~2017/4/11 項目の概要 金額 比率 平均基準価額 6,332 円 期中の平均基準価額です (a) 信託報酬 36 円 0.562% (a) 信託報酬 = 期中の平均基準価額 信託報酬率 ( 投信会社 ) ( 18) (0.286) 委託した資金の運用の対価 ( 販売会社 ) ( 15) (0.243) 購入後の情報提供 運用報告書等各種書類の送付 口座内でのファンドの管理等の対価 ( 受託会社 ) ( 2) (0.032) 運用財産の保管および管理 投信会社からの指図の実行等の対価 (b) 売買委託手数料 2 0.034 (b) 売買委託手数料 = 期中の売買委託手数料 / 期中の平均受益権口数 ( 先物 オプション ) ( 2) (0.034) 売買委託手数料は 有価証券等の売買の際 売買仲介人に支払う 手数料 (c) その他費用 0 0.006 (c) その他費用 = 期中のその他費用 / 期中の平均受益権口数 ( 監査費用 ) ( 0) (0.004) 監査費用は 監査法人等に支払うファンドの監査に係る費用 ( その他 ) ( 0) (0.002) その他は 金銭信託に係る手数料 合計 38 0.602 ( 注 ) 期中の費用 ( 消費税等のかかるものは消費税等を含む ) は 追加 解約により受益権口数に変動があるため 簡便法により算出した結 果です ( 注 ) 平均基準価額の円未満は切捨て それ以外の各金額は項目ごとに円未満は四捨五入してあります ( 注 ) 比率 欄は1 万口当たりのそれぞれの費用金額 ( 円未満の端数を含む ) を期中の平均基準価額で除して100を乗じたもので 項目ご とに小数第 3 位未満は四捨五入してあります 公社債 売買および取引の状況 (2016 年 4 月 12 日から 2017 年 4 月 11 日まで ) 買付額売付額 千円千円国内国債証券 290,303,138 288,201,462 ( 注 ) 金額は受渡代金 ( 経過利子分は含まれておりません ) 単位未満は切捨て ( 注 ) 現先取引により取得したものを含みます 決済額買建額売建額評価損益国内派生商品の取引状況等 (2016 年 4 月 12 日から 2017 年 4 月 11 日まで ) 先物取引の銘柄別取引 残高状況 買 建 売 建 当期末評価額 券銘柄別新規買付額決済額新規売付額債百万円百万円百万円百万円百万円百万円百万円長期国債標準物 84,085 81,319 18,985 51 ( 注 ) 単位未満は切捨て 4
当期中の主要な売買銘柄 (2016 年 4 月 12 日から 2017 年 4 月 11 日まで ) 当期における該当取引はありません ( 注 ) 現先取引により取得したものは含みません 利害関係人との取引状況等 (2016 年 4 月 12 日から 2017 年 4 月 11 日まで ) 当期における利害関係人との取引はありません ( 注 ) 利害関係人とは 投資信託及び投資法人に関する法律第 11 条第 1 項に規定される利害関係人です (2) 先物取引の銘柄別期末残高 銘 柄 別 当期末買建額売建額 百万円 百万円 国 内 長 期 国 債 標 準 物 18,985 ( 注 ) 単位未満は切捨て 組入資産の明細 (2017 年 4 月 11 日現在 ) (1) 国内 ( 邦貨建 ) 公社債 (A) 種類別当期末区分額面金額評価額組入比率うちBB 格残存期間別組入比率以下組入比率 5 年以上 2 年以上 2 年未満千円千円 % % % % % 国債証券 2,100,000 2,100,714 55.4 55.4 (2,100,000) (2,100,714) (55.4) () () () (55.4) ( 注 )( ) 内は 非上場債券で内書きです ( 注 ) 組入比率は 純資産総額に対する評価額の比率 ( 注 ) 評価については金融商品取引業者 価格情報会社等よりデータを入手しています ( 注 ) 残存期間が1 年以内の公社債は 原則として償却原価法により評価しています ( 注 ) 額面 評価額の単位未満は切捨て ( 注 ) 現先取引により取得したものを含みます (B) 銘柄別区 分 当期末銘柄年利率額面金額評価額償還年月日 % 千円 千円 国 債 証 券 第 675 回国庫短期証券 2,100,000 2,100,714 合 計 銘柄数 1 銘柄金額 2,100,000 2,100,714 ( 注 ) 額面 評価額の単位未満は切捨て ( 注 ) 印は現先で保有している債券です 5
投資信託財産の構成 (2017 年 4 月 11 日現在 ) 当期末項目評価額比率千円 % 公社債 2,100,714 54.4 コール ローン等 その他 1,762,743 45.6 投資信託財産総額 3,863,457 100.0 ( 注 ) 評価額の単位未満は切捨て 資産 負債 元本および基準価額ならびに損益の状況 資産 負債 元本および基準価額の状況 2017 年 4 月 11 日現在 項目当期末 (A) 資産 3,863,457,461 円 コール ローン等 1,643,043,461 公社債 ( 評価額 ) 2,100,714,000 差入委託証拠金 119,700,000 (B) 負債 70,606,704 未払金 51,796,080 未払解約金 8,438,479 未払信託報酬 10,289,981 未払利息 3,068 その他未払費用 79,096 (C) 純資産総額 (AB) 3,792,850,757 元本 5,997,172,541 次期繰越損益金 2,204,321,784 (D) 受益権総口数 5,997,172,541 口 1 万口当たり基準価額 (C/D) 6,324 円 ( 注 ) 期首元本額 5,124,942,634 円期中追加設定元本額 2,800,210,656 円期中一部解約元本額 1,927,980,749 円 ( 注 ) 元本の欠損当期末現在 純資産総額は元本を下回っており その差額は 2,204,321,784 円です ( 注 )1 口当たり純資産額は0.6324 円です 損益の状況 当期自 2016 年 4 月 12 日至 2017 年 4 月 11 日 項 目 当 期 (A) 配 当 等 収 益 2,155,956 円 受 取 利 息 836,870 支 払 利 息 1,319,086 (B) 有価証券売買損益 15 売 買 益 359 売 買 損 374 (C) 先物取引等取引損益 3,540,510 取 引 益 192,831,451 取 引 損 196,371,961 (D) 信 託 報 酬 等 19,626,065 (E) 当期損益金 (A+B+C+D) 25,322,516 (F) 前 期 繰 越 損 益 金 418,208,536 (G) 追加信託差損益金 1,760,790,732 ( 配 当 等 相 当 額 ) ( 514,337) ( 売買損益相当額 ) ( 1,760,276,395) (H) 合 計 (E+F+G) 2,204,321,784 (I) 収 益 分 配 金 0 次期繰越損益金 (H+I) 2,204,321,784 追加信託差損益金 1,760,790,732 ( 配 当 等 相 当 額 ) ( 514,337) ( 売買損益相当額 ) ( 1,760,276,395) 繰 越 損 益 金 443,531,052 ( 注 ) 損益の状況の中で (B) 有価証券売買損益および (C) 先物取引等取引損益は 期末 の評価換えによるものを含みます (D) 信託報酬等には 信託報酬に対する消費税等相当額を含 めて表示しています (G) 追加信託差損益金とあるのは 信託の追加設定の際 追 加設定をした価額から元本を差引いた差額分をいいます 分配金の計算過程計算期間末における費用控除後の配当等収益 (0 円 ) および費用控除後の有価証券売買等損益 (0 円 ) より 分配対象収益は 0 円 (1 万口当たり 0 円 ) となりましたので 当期の分配は見送らせていただきました 6
分配金のご案内 分配金および分配原資の内訳 ( 単位 : 円 % 1 万口当たり 税引前 ) 当期項目 2016 年 4 月 12 日 ~2017 年 4 月 11 日当期分配金 0 ( 対基準価額比率 ) 当期の収益 当期の収益以外 翌期繰越分配対象額 0 ( 注 ) 対基準価額比率は当期分配金 ( 税込み ) の期末基準価額 ( 分配金込み ) に対する比率で ファンドの収益率とは異なります ( 注 ) 当期の収益 当期の収益以外は小数点以下切捨てで算出しているため合計が当期分配金と一致しない場合があります 7