(Microsoft Word - 004\201`008\207T_H24.4_)

Similar documents
予定建築物等以外の建築等の制限 法 42 条 立地基準編第 5 章 (P127~P131) 法第 42 条で規定されている 予定建築物等以外の建築等の制限 については 次のとおりとする 1 趣旨開発許可処分は 将来その開発区域に建築又は建設される建築物又は特定工作物がそれぞれの許可基準に適合する場合

3-3 新旧対照表(条例の審査基準).rtf

Microsoft Word - 増改築の取扱い

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

和泉市の宅地開発における制度

第1章 開発許可制度の概要

8--2 建築許可申請 法の規定 ( 省令第 34 条 ) 法第 43 条第 項の建築許可を受けようとする者は 法に定めた事項を記載した 建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設許可申請書 に必要な書類 図面を添付し 市長に提出してください ( 法第 43 条 省令第 34 条

広島市開発審査会提案基準

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

開発許可申請の手引き 平成 31 年 4 月改訂 熊本市都市建設局

<4D F736F F D D D8689FC90B382BF82E782B588C481698DC A2E646F63>

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

市街化調整区域における都市計画法第 34 条第 12 号の規定による開発許可等の基準に関する条例 の審査基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は 市街化調整区域における都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) 第 34 条第 12 号の規定による開発許可の基準及び都市計

< F2D A7926E8AEE8F8095D2967B95B C52E6A74>

< F2D F090E0967B95B C52E6A7464>

Microsoft Word - 別添資料

( 法第 33 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積の最低限度 ) 第 3 条法 34 条第 8 号の3に規定する開発行為を行う場合における建築物の敷地面積の最低限度は, 法第 33 条第 4 項の規定に基づき,250 平方メートルとする ただし, 市長が良好な住居等の環境の形成又は保持のため

などについては連たんの戸数に含めることはできません また 建築物の敷地相互の間隔とは 相互の敷地端からの直線距離です (2) 本市では 昭和 46 年 3 月 15 日から市内を市街化区域と市街化調整区域に区分する 線引き を行っています ( 法第 3 3 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積

Microsoft Word - 宅地造成・区画形質変更の手引

都市計画法第 29 条における 開発許可制度等 東京都八王子市

< F2D934B97708F9C8A4F95D2288E9F89F188F38DFC97708CB48D6529>

生産緑地制度の概要 市街化区域内の農地で 良好な生活環境の確保に相当の効用があり 公共施設等の敷地に供する用地として適している 500 m2以上 *1 の農地を都市計画に定め 建築行為や宅地の造成を許可制により規制し 都市農地の計画的な保全を図る 市街化区域農地は宅地並み課税がされるのに対し 生産緑


8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

<4D F736F F D D335F95E291AB8E9197BF5F8A4A94AD8B9689C290A CC8A E91CE8DF489DB816A2E646F63>

質問 20 市街化調整区域の規制が厳しくて 計画している開発行為ができません なんとかなりませんか? 質問 21 すか? 開発許可を得て建築された建築物については 自由に用途を変えても良いで 質問 22 菜園地分譲は許可は不要ですか? 各論 2( 市街化調整区域における建築行為 ) 質問 23 すか

(4) 開発等の許可等 ( 都市計画法第 29 条 ) 開発行為をする者は 下記の表 1に示す各区域内において一定の規模に該当した場合 あらかじめ市長の許可を受けなければなりません 必要書類については 別添の開発申請に必要な書類を参照にしてください 表 1 開発許可が必要な規模 区域 規模 備考 外

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

Microsoft Word - 増改築の取扱い(新旧対照表)

- 1 - 地域再生法施行令(平成十七年政令第百五十一号)(抄)改正案現行(産業及び人口の過度の集中を防止する必要がある地域及びその周辺の地域)第三条法第五条第四項第四号の政令で定める地域は 平成二十七年八月(新設)一日における次に掲げる区域とする 一首都圏整備法(昭和三十一年法律第八十三号)第二条

合流式下水道緊急改善事業に関するアドバイザー会議

< 目 次 > 第 1 章開発許可制度の概要 1. 市街化区域内の許可 2 2. 市街化調整区域内の許可 3 第 2 章開発行為の定義 1. 開発行為とは 4 (1) 建築物の建築とは 4 (2) 特定工作物とは 5 (3) 区画形質の変更とは 6 ア. 区画の変更 とは 6 イ. 形の変更 とは

都市計画法改正における市街化調整区域内の規制について

2 都市計画法第 34 条第 11 号に係る区域指定の許可基準について 都市計画法の趣旨 施策の方針市街化調整区域において, 市街化区域に隣接又は近接し, 一体的な日常生活圏を構成している市街化の進行した一定の区域を条例で指定し, 予定建築物を周辺環境と調和する用途に制限することにより, 許可の対象

Microsoft Word - 条例.doc

稲毛海岸5丁目地区

地区計画の届出とは

5-1から3許可・不許可

(古賀市)都市計画関係法による建築などの許可又は承認の申請の手続きに関する要綱

1 目的 建築基準法第 68 条の 5 の 5 第 1 項及び第 2 項に基づく認定に関する基準 ( 月島地区 ) 平成 26 年 6 月 9 日 26 中都建第 115 号 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 68 条の 5 の 5 第 1 項 及び第 2

3. 市街化調整区域における土地利用の調整に関し必要な事項 区域毎の面積 ( 単位 : m2 ) 区域名 市街化区域 市街化調整区域 合計 ( 別紙 ) 用途区分別面積は 市町村の農業振興地域整備計画で定められている用途区分別の面積を記入すること 土地利用調整区域毎に市街化区域と市街化調整区域それぞ

名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提

( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

<4D F736F F D2093B998488AEE8F8089FC92E88CE32E646F63>

藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

1. 市街化調整区域における地区計画ガイドライン策定の目的市街化調整区域は 市街化を抑制すべき区域であるとともに 豊かな自然環境を育成 保全すべき区域である そのため 都市計画法において開発行為や建築行為が厳しく制限されている 本市都市計画マスタープランにおいても 将来都市構造の基本的な考え方の一つ

~ 市街化調整区域の立地基準 ( 自己用住宅編 ) ~ ~ 目次 ~ 1 都市計画とは ぼくがわかりやすく説明するよ 市街化区域 市街化調整区域とは開発行為とは開発許可とは建築許可とは市街化調整区域で建築できるもの条例指定区域とは十勝川温泉観光開発計画開発

都市計画法による市街化調整区域等における開発許可等の基準に関する条例


建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可の同意の取扱い基準 平成 18 年 6 月 1 日東広島市建築審査会 建築基準法 ( 以下 法 という ) 第 43 条第 2 項第 2 号の規定により許可を行う場合, 次 に定める基準のいずれかに該当する建築物の敷地については, 建築審査会

Microsoft Word - 02_第1章.docx

Microsoft Word - 土壌汚染対策法施行規則の一部を改正する省令

Microsoft Word - 付議基準_最終版191130).doc

東京都市計画高度地区変更(練馬区決定) 【原案(案)】

調布都市計画深大寺通り沿道観光関連産業保護育成地区の概要

(Taro-04\201F\216Q\215l\216\221\227\277\(p \).jtd)

地方公共団体等による土地の先買い制度について 公有地の拡大の推進に関する法律とは県や市町村等が公共事業を円滑に進めていくためには 事業に必要な用地を前もって取得し 安定的に確保しておく必要があります このため 公有地の拡大の推進に関する法律 ( 以下公拡法と表記 ) に基づく土地の先買い制度がありま

1開発許可制度概要.doc

一団地認定の職権取消し手続きの明確化について < 参考 > 建築基準法第 86 条 ( 一団地認定 ) の実績件数 2,200 ( 件 ) 年度別 ( 住宅系のみ ) S29 年度 ~H26 年度 実績件数合計 16,250 件 用途 合計 ( 件 ) 全体 17,764 住宅系用途 16,250

制度概要 市街化調整区域内の既存集落では 市街化区域の市街地に比べて人口減少や少子高齢化が 進行しており 地域活力の低下や地域コミュニティの衰退が懸念されています そのため 既存集落における地域活力や地域コミュニティの維持 活性化を図るため 市長が区域と予定建築物の用途を指定して 内で自己用住宅等の

<4D F736F F D E88B7982D18B9689C2905C90BF8EE888F882AB E33292E646F63>

防犯灯 防犯カメラと併せて設置し 次の1~3すべてに該当する防犯灯が補助対象となります 1 防犯カメラの視認性を向上させる照度 ( 防犯カメラから4メートル先の歩行者の行動などが認識できる明るさがあること 0.24ルクス以上 ) を確保できるもの 2 防犯カメラと同一の支柱に設置 3 光源を防犯カメ

資料 2 立川市景観計画の一部改定 ( 案 ) ( 現計画 ) P25 表 一般地域 景観形成地区の届出の対象となる行為の規模 P26 (4) 大規模建築物等にかかる事前協議の部分 ( 改定案 ) P25 表 一般地域 景観形成地区の届出の対象となる行為の規模 P26 (4)

Microsoft Word - 10.問題Ⅳ-1-用

目次 1 背景 目的 方針の位置づけ 現状の問題と課題 今後の方針

第 2 章 許可を要しない開発行為 建築行為等 ( 事前に以下の条項のいずれに該当するかの判断資料の提出を求めること ) 第 1 農林漁業用建築物を目的とする開発行為 ( 法第 29 条第 1 項第 2 号 ) 又は建築行為 ( 法第 43 条第 1 項本文 ) 1 趣旨市街化調整区域内で農林漁業に

三ケ島工業団地周辺地区 第一回勉強会

<4D F736F F D2091EE926E91A290AC82C98AD682B782E98B9689C282F B582C882A28D488E CC8CA992BC82B582C982C282A282C482CC CF6955C A2E646F6378>

日影許可諮問(熊野小学校)

Microsoft Word _解説(H 改正).doc


門真市まちづくり基本条例制定の趣旨門真市では 門真市自治基本条例を制定し 公民協働によるまちづくりを進めています また 本市では 高度経済成長期に都市化が急速に進み 狭い道路や小規模な住宅などが無秩序に開発された経緯があり 現在それらの多くが更新時期にさしかかっていることから まちづくりに関するより

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

法 34 条 7 号 既存工場と密接な関連を有する事業の建築物等の用に供する建築行為 提案基準 13 既存工場の事業の質的改善 提案基準 25 工業系ゾーンに位置づけられた区域内の工場 及び提案基準 32 研究施設 における工場又は研究施設の規模及び敷地計画 法 34 条 7 号 立地基準編第 2

一定規模以上の土地の形質変更時の手続きについて 改正土壌汚染対策法が平成 22 年 4 月 1 日から施行されたことにより 平成 22 年 5 月 1 日以降に 3,000 m2以上の面積の土地の形質変更をしようとする者は 工事に着手する日の 30 日前までに 法に基づき届出を行うことが義務付けられ

エ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計は 現に存する建築物又は現に建築の工事中の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計を超えないこと オ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影部分の形状は 現に存する建築物又は現に建築の工事

別紙 40 東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線 高度地区

Microsoft Word - H30 市税のしおり最終版

Taro-03_H3009_ただし書同意基準

tosho_koudotiku

土地区画整理法第 76 条第 1 項の許可申請の手引き ( 組合施行用 ) 平成 28 年 岸和田市まちづくり推進部都市計画課

能勢町市街化調整区域における地区計画のガイドライン

第1号様式(第9条第1項関係)

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可の基準 ( 包括同意基準 ) 平成 30 年 9 月 28 日 加古川市都市計画部建築指導課

(1) 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) 別表第 2( い ) 項第 1 号に規定する建築物のうち, 自己の居住の用に供する専用住宅 ( 以下 自己用住宅 という ) (2) 建築基準法別表第 2( い ) 項第 2 号に規定する建築物のうち, 自己の居住及び業務の用に供する兼用

(Microsoft Word - \216w\223\261\227v\215j19.7.1\211\374\220\263\224\305.doc)

原則として通知日から1 年程度の履行期限を設定した上で 別添 2 不耕作農地に関する意向確認について 文書 ( 以下 意向確認文書 という ) を速やかに送付し 返送された意向確認文書の別紙により貸付相手方の意思を確認し 次に掲げる態様毎に対応するものとする ( 注 ) なお 耕作を行う意思表示をし

宝塚市条例第 33 号宝塚市市街化調整区域における開発行為及び建築物の新築等に関する条例目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 2 条 ) 第 2 章市街化調整区域において行うことができる開発行為及び建築物の新築等 ( 第 3 条 第 4 条 ) 第 3 章北部地域において行うことができる開発行為及

P19-20.ai

(Microsoft Word - \223s\216s\214v\211\346\202\314Q&A\215\305\217I.doc)


第 2 号様式 道路の位置の指定の権利者一覧 権利を有する権利種別権利を有する者の住所氏名土地の表示 別添申請図書のとおり 道路の位置の指定を承諾します 申請者 住所 氏名 印 ( 注意事項 ) 1. 事前協議承諾後に工事すること ( 位置の指定は道路築造後に本申請することになります ) 当該申請は

4. 地区計画の基本的な考え方 1. 市街化を抑制すべき区域 という市街化調整区域の基本理念は 地区計画の策定によってその性格が変わるものではないこと 2. 開発行為を伴う地区計画については いたずらに市街地を拡大しないよう その必要性 周辺の公共施設の整備状況 自然環境 景観や農林業との調和等の観

参考資料 ( 美祢都市計画区域 ) 目次 1. 区域区分の二次検討 25 23

honpen.doc

Microsoft Word - 届出制度マニュアル05(Q&A)【H270401改訂】素案.doc

Transcription:

Ⅰ. 開発許可等をする範囲 1. 開発許可の申請が必な場合 本市の区域内において 開発行為 ( 法第 4 条第 12 項に規定する開発行為をいう ) を行う場合は 特定の開発行為を除き あらかじめ 本市の許可が必となります ( 法第 29 条 ) 平成 18 年 1 月の合併によって 本市の区域内には 都市計画区域 ( 市街化区域 市街化調整区域 非線引区域 ) 都市計画区域外など 都市計画法上様々な種類の区域が存在することになりました それぞれの区域によって 取扱いが異なりますので どのような手続きを必とするかについては 図 1-1 を参考にしつつ個別にご相談ください なかでも 市街化調整区域は 建築行為等について厳しい規制がありますので 慎重にご計画ください なお 市街化区域については平成 11 年 4 月に 市街化調整区域については平成 14 年 4 月に三重県知事から開発許可権限を受任し 本市で許可事務を行ってきました 平成 18 年 1 月の合併からは 新市の区域についても津市が開発許可を行っています ( 県事務処理条例第 2 条第 2 項 ) 開発区域が本市と他の県 市にわたる場合は 別途ご確認ください 2. 宅開条例に基づく確認をする場合 上記による開発許可をしない場合であっても 本市の区域内における都市計画区域外で行う開発区域の面積が 3,000 m2以上 10,000 m2未満の開発行為については 宅開条例に基づく確認が必となります なお 平成 19 年 4 月 1 日から権限を受任し 本市で確認事務を行っています 3. に基づく届出をする場合 本市では 上記 1 による許可をしない場合であっても 開発区域の面積が 以上の開発行為や資材置場 駐車場造成等で行う 以上の土地の区画形質の変更 ( 以下 開発事業 という ) に該当する場合には に基づく届出をお願いしています ( 第 2 条 第 3 条 ) 4

図 1-1 開発許可等の手続きの否概図 区 分 市街化区域 市街化調整区域 都市計画区域非線引き 都市計画区域外 面積 旧市町村名 津 久居 河芸 香良洲津 久居 河芸 香良洲芸濃安濃久居 芸濃 美里 一志 白山 美杉 10,000 m2以上 法 29 条 2 項 3,000~10,000 m2未満 法 29 条 1 項 宅開条例 法 29 条 1 項 法 29 条 1 項 法 29 条 1 項 1,000~3,000 m2未満 法 43 条 1 項 500~1,000 m2未満 法 34 条各号に該当するもののみ 0~ ( 注 ) 上記は あくまでも概図ですので 否の確認については必ず開発指導室で確認をしてください なお 線引都市計画区域内については 次頁の図 1-2 に詳細を掲載してありますので 参考にしてください 市街化区域 市街化調整区域決定 ( いわゆる線引き ) の時期 昭和 45 年 8 月 31 日旧津市 ( 津市高野尾町 大里を除く ) 旧久居市 旧河芸町 旧香良洲町 昭和 53 年 3 月 31 日津市高野尾町 大里 5

図 1-2 線引都市計画区域内の開発許可等に係る手続の否 ( 建築物の建築を伴う場合 ) 市街化区域市街化調整区域 1,000m2以上 1,000m2 開発許可 開発許可 ( 法第 29 条 ) 500m2以上 1,000m2未満 ( 法第 29 条 ) ( 届出 ) 有 500m2未満 1,000 m2 0 m2 区画形質の変更 建築許可等 ( 法第 43 条 ) 無 ( 注 ) 法第 29 条ただし書各号のいずれかに該当する開発行為は 許可です ただし 第 1 号から第 3 号までの開発行為で開発区域の面積が 以上の場合は に基づく届出をお願いしています 建築許可等 ( 法第 43 条 ) については P.8 36~37 を参照してください 詳しくは 線引都市計画区域内の手順分岐フロー図 (P.42 43) を参照してください 上記は あくまでも一般的な判断をするための参考です 建築確認申請時に必となる開発許可や綱の届出等の否は 適合証明や敷地報告の提出をもって個別に審査いたしますので 必ず開発指導室までご確認ください ( 建築物の建築を伴わない場合 ) 市街化区域市街化調整区域 500m2以上 500m2以上 ( 届 出 ) ( 届 出 ) 有 未満 未満 区画形質 0m2 500m2 の変更 6

メモ1 開発行為の定義 開発行為 とは 主として建築物の建築又は特定工作物の建設の用に供する目的で行う土地の区画形質の変更をいいます ( 法第 4 条第 12 項 ) 形質の変更とは 30cm以上の切土 盛土による物理的形状の変更と農地 山林等を宅地とする場合などの質の変更をいいます メモ 2 市街化調整区域の許可基準市街化調整区域に係る開発行為については 法第 34 条各号のいずれかの許可基準に適合していることが必となりますので あらかじめ確認をしてください ( 県ハンドブック参照 ) メモ 3 開発許可の適用除外開発許可の適用が除外されるものは 法第 29 条各号のとおりです ( 県ハンドブック参照 ) なお 適用除外であっても開発区域の面積が 以上の場合は に基づく届出をお願いしています メモ 4 敷地報告と適合証明本市では 建築しようとする建築物の敷地面積が 以上で区画形質の変更がない場合でも 従前の利用形態が宅地でないときは 建築敷地に関する報告書 の提出をお願いしています ( 開発行為等に該当しない旨の確認を書面により行い 確認機関からの照会に対応するため ) また 建築場所によっては 開発許可を必としない または適合していることを証明するために 都市計画法の規定に適合していることを証する書面の交付申請書 の申請が必になります なお 現況の敷地に至った経過によっては 開発行為等に該当し 許可申請等の手続が必となる場合があります 適合証明を必とするかどうかは その土地の地歴や面積 都市計画区域の種別によって取り扱いが異なりますので 建築確認機関や開発指導室へご確認ください メモ5 大規模開発 ( 旧法第 34 条 10 号イ ) 調整区域内での5ha 以上の開発行為を許可できるとする基準は廃止されました 7

4. 市街化調整区域での開発 建築行為等について 市街化調整区域での開発行為 建築行為等については厳しい規制があります 基本的には 特定の件がある場合を除いて建築が認められず また認められる場合も許可を必とすることになりますので 計画をされる場合は 必ず事前にご相談いただくようお願いします 開発行為を伴うものは 法第 29 条の開発許可を必とします 開発許可を受けた開発区域内であっても 予定建築物等以外の建築物等の建築などを行う場合は 法第 42 条の許可が必です 開発行為のない建築物の建築等についても 法第 43 条の許可を必とします いずれの場合も市街化調整区域の許可基準に適合するなどの一定の件が必となりま す (P.35~P.37) メモ 6 既存宅地制度廃止既存宅地制度は 都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律 ( 以下 改正法 という ) が平成 13 年 5 月 18 日に施行されたことに伴い廃止され 平成 18 年 5 月 18 日以降当該土地に新たに建物を建てることができなくなりましたので ご注意ください なお すでに適正に建築された建築物がある場合は 同用途 同規模 同種の構造であれば 建て替えができます 8