社会保険未加入企業の減点措置の厳格化に係る運用 新基準による受付時期及び再審査に係る運用 ( 参考 ) 関係通達 事務連絡 版 重要 経営事項審査の審査基準の改正について平成 24 年 5 月 1 日改正 ( 同年 7 月 1 日施行 ) に係る関東地方整備局の運用等 1 国土交通省関

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Q&A 集 Q1 社会保険等とは何か A1 社会保険等とは 健康保険 ( 協会けんぽ 健康保険組合等 ) 厚生年金保険 及び雇用保険をいいます Q2 国民健康保険組合に加入しているが 社会保険等未加入建設業者となるのか A2 法人や常時 5 人以上の従業員を使用する国民健康保険組合に加入している建設

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

A4 経営事項審査の受審状況により確認方法が異なります なお 適用除外は 労働者の就業形態等によって適用除外とならない場合もあることから 元請負人は 年金事務所等に適用除外となる要件を確認した上で判断してください 経営事項審査を受審している場合 有効期間にある経営規模等評価結果通知書総合評定値通知書

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2 低入札対策の拡充

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下請契約からの社会保険等未加入建設業者の排除等に係る Q&A Q1 社会保険等とはなんですか A1: 雇用保険 健康保険 厚生年金保険の 3 保険のことをいいます Q2 社会保険等に未加入 というのはどういう場合か A2: 社会保険等に未加入 とは 社会保険等の適用を受ける事業所でありながら 各保険

基本問題小委員会における提言 ( 平成 26 年 1 月 ) 社会保険等未加入対策関係 1. これまでの中央建設業審議会 社会資本整備審議会基本問題小委員会における提言 1 行政 元請企業による加入指導 法定福利費確保に向けた取組等の総合的な対策を推進すべき 2 平成 29 年度を目途に 事業者単位

Microsoft Word - 01社会保険等加入対策に係る事務処理要領

社会保険等未加入業者との下請契約 (1 次 ) 禁止にかかる事務手続フロー 施工体制台帳により加入状況を確認 工事監督員 添付された加入を証明する書類にて確認します 未加入 加入 適用除外 契約担当に報告するとともに, 受注者に対し, 書面にて当該下請契約を締結した具体的な理由を記載した書面を提出す

財営第   号

( ウ ) 支出負担行為担当者は 工事監督員から理由書の送付があった場合は 特別の事情に該当するか否かを決定するものとする また 理由書が提出されなかった場合には 当該特別の事情を有しないものとみなして差し支えない イア以外の下請負人が社会保険等未加入建設業者である場合工事監督員は 当該社会保険等未

合は 当該出向社員と当該出向先の会社との間に直接的かつ恒常的な雇用関係があるものとして取り扱うこととする ただし 当該出向先の会社が当該出向社員を主任技術者又は監理技術者として置く建設工事について 当該企業集団を構成する親会社若しくはその連結子会社又は当該親会社の非連結子会社 ( 会社計算規則第 2

Ⅰ 概要について 一次下請契約者を社会保険等加入業者に限定します 平成 29 年 4 月 1 日以降に契約締結した工事において 受注者は 原則として社会保険等未加入業者を下請契約 ( 受注者が直接契約締結するものに限る 以下 一次下請契約 という ) の相手方としないこととします 追加 建設工事契約

特別の事情 が認められる場合( 2) 特殊な技術 機器又は設備等 ( 以下 特殊技術等 という ) を必要とする工事で 特殊技術等を有する者と下請契約を締結しなければ契約の目的を達することができないことや その下請業者でなければ目的を達することが困難となることが明らかな場合 特別の事情 に該当しない

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3. 保険加入義務のあるのある営業所 ( 適用事業所 ) について社会保険法人の事業所 ( 営業所 ) 及び個人経営で常時 5 人以上の労働者を使用する事業所 ( 営業所 ) が適用事業所に該当します 雇用保険については 労働者を 1 人でも雇用する事業所 ( 営業所 ) が適用事業所に該当します

特別の事情 が認められる場合 ( 2) 特殊な技術 機器又は設備等 ( 以下 特殊技術等 という ) を必要とする工事で 特殊技術等を有する者と下請契約を締結しなければ契約の目的を達することができないことや その下請業者でなければ目的を達することが困難となることが明らかな場合 特別の事情 に該当しな

経営事項審査の申請をした都知事許可の建設業者の方へ

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- 1 - 法務省 令第一号国土交通省宅地建物取引業法(昭和二十七年法律第百七十六号)第二十七条第二項の規定に基づき 宅地建物取引業者営業保証金規則の一部を改正する省令を次のように定める 平成二十九年三月二十四日法務大臣金田勝年国土交通大臣石井啓一宅地建物取引業者営業保証金規則の一部を改正する省令法

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なお 受注者から指定した期日までに保険加入を確認できる書類が提出されない場合は 埼玉県流域下水道事業建設工事標準請負契約約款第 7 条の3 第 1 項の規定に違反することとなる旨を併せて通知します 3 発注者が 理由書 ( 一次 ) によっても当該特別の事情を有すると認めないと判断した場合は 受注者

「配偶者からの暴力を受けた被扶養者の取扱い等について」の一部改正について

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宮城県道路公社建設工事総合評価落札方式(簡易型及び標準型)実施要領

4 受注者による社会保険等の加入状況の確認 (1) 確認方法 1 下請負契約の締結前に, 相手方の社会保険等への加入状況を, 保険料の領収済通知書等により確認してください ( 適用除外の場合, 除外事由を相手方から資料等で確認してください ) 2 下請負契約の締結後, 施工体制台帳等を作成し, 工事

を定めた工事種別については 次の各号により等級区分を実施する (1) 等級区分は 工事種別ごとに 建設業法 ( 昭和 24 年法律第 100 号 ) 第 27 条の 23 第 2 項の規定による経営事項審査の結果の総合評定値 ( 以下 経営事項審査点数 という ) に 申請に基づく地元点 福祉点及び

中央建設業審議会による提言について ( 平成 24 年 3 月 14 日 ) 建設産業における社会保険の徹底について ( 提言 ) 建設産業においては 下請企業を中心に 雇用 医療 年金保険について 法定福利費を適正に負担しない企業 ( すなわち保険未企業 ) が存在し 技能労働者の医療 年金など

保保発 0607 第 1 号 保国発 0607 第 1 号 平成 24 年 6 月 7 日 全国健康保険協会理事長 都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長 御中 厚生労働省保険局保険課長 厚生労働省保険局国民健康保険課長 健康保険法第 106 条の規定に基づく出産育児一時

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該当するか否かについて判断し その結果を式第 3により記録しなければならない 3 社会保険等未加入建設業者と下請契約を締結することについて 提出期限内に理由書の提出がなかった場合は 工事担当課長は 式第 4により以下の額について制裁金を請求する旨を受注者に通知するものとする P=C 0.1 P: 制

第 50 号 2016 年 10 月 4 日 企業年金業務室 短時間労働者に対する厚生年金の適用拡大及び厚生年金の標準報酬月額の下限拡大に伴う厚生年金基金への影響について 平成 28 年 9 月 30 日付で厚生労働省年金局から発出された通知 公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能

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業種区分の点検について

工事業追加に係る経営事項審査制度の改正と経過措置について 業種区分 工事 の新設に伴い 工事業に係る経営事項審査を新設 法施 後 3 年間 ( 平成 28 年 6 平成 3 年 5 3 まで ) に限り 経営事項審査についても経過措置を規定 工事業 に係る経営事項審査の欄を新設 経営事項審査において

れている者 個人事業所で5 人以上の作業員が記載された作業員名簿において 健康保険欄に 国民健康保険 と記載され 又は ( 及び ) 年金保険欄に 国民年金 と記載されている作業員がある場合には 作業員名簿を作成した下請企業に対し 作業員を適切な保険に加入させるよう指導すること なお 法人や 5 人

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社会保険等未加入に対する取組 平成 29 年度を目途に 企業単位では加入義務のある建設業許可業者の加入率 100% となるよう社会保険等未加入企業に対する加入指導を強化します 実施項目経営事項審査の厳格化 平成 24 年 7 月より実施 建設業担当部局による立入検査 実施内容 経営事項審査において

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PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

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建設業法施行規則 ( 昭和二十四年建設省令第十四号 ) 様式第一号 ( 第二条関係 ) 改正案 様式第一号 ( 第二条関係 ) 改正部分に下線 新設及び削除の場合は下線を省略 現 行 - 1 -

Taro-H22.4.1 承継取扱要

イドライン が策定されたところです こうした中 平成 30 年 6 月 29 日に第 196 回通常国会で成立した 働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律 ( 以下 働き方改革関連法 という ) に基づく改正後の労働基準法において 建設業については 平成 31 年 4 月の法施行から5

1 医療保険 年金保険についての確認書類 弊社が施工する建設現場に入場する協力業者および作業員の方には 作業所長の指示により 見積書提出時 新規入場時 安全書類提出時に 医療保険 年金保険の加入状況を確認する書 類 ( 下記 A~E いずれか一点 ) を提出または呈示していただきます A. 直近の保

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建設工事入札参加業者等指名停止要領について

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事務連絡 平成 29 年 10 月 25 日 建設業団体の長殿 国土交通省土地 建設産業局建設業課長 平成 28 年熊本地震の被災地域での建設工事等における 予定価格の適切な設定等について 公共工事の予定価格の設定については 市場における労務及び資材等の最新の実勢価格を適切に反映させつつ 実際の施工

第 3 条条例第 3 条第 2 項第 2 号の所得割の額 ( 以下 所得割の額 という ) の算定は 次の各号に掲げる場合に応じ 当該各号に定める方法により行うものとする (1) 地方税法第 314 条の7 並びに附則第 5 条の4 第 6 項及び第 5 条の4の2 第 6 項の規定による控除をされ

Microsoft Word - (発番)医療機器の製造販売承認申請について

( 別添 2) ( 別添 2) 平成 14 年 9 月 27 日保発第 号の別添 2 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 ( 準則 ) 第 1 健康保険法 ( 以下 法 という ) 第 34 条第 1 項の規定による厚生労働大臣の承認 ( 以下 一括適

280318【説明資料差替(経審)】建設業法等の改正について をHPに使う(予定)最終P削除

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別記様式 2 地方整備局長 知事 支社支社長 印 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律第 11 条 社会保険等未加入 業者 の通知について 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 以下 法 という ) 第 11 条に基づき 弊社の発注工事において社会保険等未加入業者の存在が

02【通知案】年管管発 第号(周知・機構宛)

【別紙】リーフレット①

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

資料2旅館業法整理(案)

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03-01【局長通知・特例】施術管理者の要件に係る取扱の特例について

老発第    第 号

Microsoft Word - 【発送版】製造所の登録通知

一般社団法人送電線建設技術研究会関西支部社会保険等の加入促進計画 1. はじめに 平成 27 年 4 月 24 日制定 建設産業においては 健康保険 厚生年金保険及び雇用保険 ( 以下 社会保険等 という ) の 1 法定福利費を適正に負担しない企業が存在し 技能労働者の医療 年金など いざというと

事務連絡 平成 31 年 2 月 28 日 ( 一社 ) 住宅リフォーム推進協議会ご担当者様 国土交通省住宅局住宅政策課 住宅企画官付 住宅生産課 建築指導課 税制特例に係る証明書における建築士等の個人の住所欄の削除について 平素より住宅行政の推進にご協力をいただき 誠に有難うございます 先般 パブ

1

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解体工事業追加に係る経営事項審査制度の改正と経過措置について 業種区分 解体工事 の新設に伴い 解体工事業に係る経営事項審査を新設 法施行後 3 年間 平成 28 年 6 月 日 ~ 平成 3 年 5 月 3 日まで に限り 経営事項審査についても経過措置を規定 解体工事業 に係る経営事項審査の欄を

ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提

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の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

01 鑑文

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

ナショナル・トラスト税制関係通知

標準請負契約約款の概要 標準請負契約約款は 請負契約の片務性の是正と契約関係の明確化 適正化のため 当該請負契約における当事者間の具体的な権利義務関係の内容を律するものとして 中央建設業審議会が公正な立場から作成し 当事者にその実施を勧告するもの 建設業法第 34 条第 2 項 建設業法 ( 昭和

役務契約における労働社会保険諸法令遵守状況確認実施方針

別紙 1 地方厚生 ( 支 ) 局保険年金 ( 企業年金 ) 課長殿 年企発 0422 第 1 号 平成 28 年 4 月 22 日 厚生労働省年金局 企業年金国民年金基金課長 ( 公印省略 ) 平成 28 年熊本地震に係る厚生年金基金及び国民年金基金の事務処理に関する 指導等について 今般 熊本県

社会保険等加入及び法定福利費を内訳明示した見積書に関する実態調査について 1. 調査の目的 これまでに実施してきた各施策に関する各建設企業における取組状況および施策の現場への浸透状況等を総合的に把握し 社会保険等未加入対策の目標達成を見据えた加入徹底方策を検討することを目的とする 2. 調査の概要

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

法定福利費の明示について 1 社会保険等未加入対策 建設業者の社会保険等未加入対策として 社会保険等への加入を一層推進していくためには 必要な法定福利費が契約段階でも確保されていることが重要です 建設工事における元請 下請間では 各専門工事業団体が法定福利費を内訳明示した 標準見積書 を作成しており

が適正に整備されていない状況がみられた これらの河川事務所等は その主な理由について 都道府県に対し 河川法施行令第 5 条に規定する河川現況台帳の記載事項 ( 主要な河川管理施設の概要等 ) が変更される場合は資料を提供するよう依頼しているが 都道府県から主要な河川管理施設の概要に係る資料が提供さ

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年管発 0331 第 1 号 平成 29 年 3 月 31 日 日本年金機構理事長殿 厚生労働省大臣官房年金管理審議官 ( 公印省略 ) 国民年金の保険料を追納する場合に納付すべき額を定める件等について 国民年金の保険料を追納する場合に納付すべき額を定める件 ( 平成 29 年厚生労働省告示第 12

お知らせ 道発注 事における社会保険等未加 対策について 次以下の下請負 を含め 社会保険等加 者に限定 道においては 平成 28 年度から 道発注の建設 事において 受注者の契約の相 となる 次下請負 を原則 社会保険等加 建設業者に限定してきたところですが 労働環境等を改善し社会保険の加 をさら

平成 31 3 年度岩沼市競争入札参加資格審査申請書 建設工事 作成担当者 所属 フリカ ナ氏名 電話番号 FAX 番号 受付 1 入札参加登録状況 1 新規 継続現承認番号 受付印 本社 ( 店 ) 情報 フリガナ 郵便番号 許可 登録の所在地登記簿上の所在地 代表者役職 代表者氏名 代表者フリガ

第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

所において施工する場合 2 施工にあたり相互に調整を要する工事で かつ 工事現場の相互の間隔が 10km 程度の近接した場所において同一の建設業者が施工する場合 ( 別添 建設工事における現場代理人の常駐義務の緩和に係る取扱いについて に示す 参考 第 2 第 1 項第 3 号に定める該当工事 参照

DB申請用紙_ xlsx

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障発 第 7 号 平成 31 年 2 月 15 日 都道府県知事 各指定都市市長殿 中核市市長 厚生労働省社会 援護局障害保健福祉部長 ( 公印省略 ) 障害者に対する航空旅客運賃の割引について の一部改正について ( 通知 ) 身体障害者 知的障害者及び精神障害者に係る航空旅客運賃

重要 建設工事の標準請負契約約款の改正について ( 社会保険への加入の促進 ) 平成 31 年 2 月 6 日 総務部財政課 須坂市では 建設工事等入札参加資格者に社会保険の加入を義務付けており 未加入の下請け企業についても元請企業から加入指導するよう求めています 平成 29 年 7 月 中央建設業

年管管発第 1026 第 2 号平成 24 年 10 月 26 日 地方厚生 ( 支 ) 局年金調整 ( 年金管理 ) 課長殿 厚生労働省年金局事業管理課長 ( 公印省略 ) 生活に困窮する外国人に対する生活保護の措置について ( 通知 ) に基づく保護を受けている外国人の国民年金保険料免除の申請の

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社会保険未加入企業の減点措置の厳格化に係る運用 新基準による受付時期及び再審査に係る運用 ( 参考 ) 関係通達 事務連絡 120508 版 重要 経営事項審査の審査基準の改正について平成 24 年 5 月 1 日改正 ( 同年 7 月 1 日施行 ) に係る関東地方整備局の運用等 1 国土交通省関東地方整備局建政部建設産業第一課 平成 24 年 5 月 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

1. 社会保険未加入企業への減点措置の厳格化 改正の概要 旧基準では社会性 (W) の労働福祉の状況において 健康保険及び厚生年金保険 の加入状況を併せて評価していましたが 今回の改正により 健康保険 と 厚生年金保険 に区分して評価することとなりました 雇用保険 健康保険 厚生年金保険 について 未加入の場合の減点幅をそれぞれ 40 点として評価することとなりました 現行 改正後 点数 W 点への影響 P 点への影響 点数 W 点への影響 P 点への影響 雇用保険 30 285 43 雇用保険 40 380 57 健康保険及び厚生年金保険 30 285 43 健康保険 40 380 57 項目分割 厚生年金保険 40 380 57 合計 60 570 86 合計 120 1140 171 減点幅拡大 最大で 85 点の減点幅拡大 1

2 重要 改正後の基準により申請する建設業者は十分ご留意下さい 社会保険未加入企業への減点措置の厳格化に係る改正に伴い経営事項審査申請書の 別紙三その他の審査項目 ( 社会性等 ) が 次のとおり改正されました 確認資料は改正前 ( 従前 ) と変更ありません 別紙三 項目分割 その他の審査項目 ( 社会性等 ) ( 用紙 A4) 2 0 0 0 4 労働福祉の状況 項番 3 雇用保険加入の有無 4 1 1. 有 2. 無 3. 適用除外 健康保険及加入の有無 4 2 1. 有 2. 無 3. 適用除外 厚生年金保険加入の有無 4 3 1. 有 2. 無 3. 適用除外 建設業退職金共済制度加入の有無 4 4 1. 有 2. 無 退職一時金制度若しくは企業年金制度導入の有無 4 5 1. 有 2. 無 3 3 3 留意事項 健康保険の被保険者の適用除外の承認を受けて全国建設工事業国民健康保険組合や全国土木建築国民健康保険組合などの 国民健康保険組合 に加入している場合は 健康保険については 適用除外 として下さい 減点の対象にはなりません 法定外労働災害補償制度加入の有無 4 6 1. 有 2. 無 3 朱書きは改正事項

2. 経営事項審査申請書の受付について 3 1. 平成 24 年 7 月 1 日施行日前の経営事項審査申請申請書の受付 管内大臣許可業者の平成 24 年 7 月 1 日施行日前の経営事項審査申請等の申請書 ( 以下 旧申請書 という ) の受付については やむを得ない事情があると認められる場合を除き 平成 24 年 6 月中旬をもって終了するものとします なお 旧申請書の受付を終了する具体的な月日等については 経由庁の知事許可業者と同様に取り扱います 2. 旧申請書の受付を終了した日から平成 24 年 6 月 30 日までの経営事項審査申請書の受付 管内大臣許可業者の旧申請書の受付を終了した日から平成 24 年 6 月 30 日までの間に 平成 24 年 7 月 1 日施行日後の経営事項審査申請等の申請書 ( 新申請書 ) により申請のあった場合 受付を行います 上記 1. から 3. について 経由庁が別の取扱いを定めるときは 管内大臣許可業者についても経由庁の知事許可業者と同様に取扱います

3. 経営規模等評価の再審査の申立て 4 1. 経営規模等評価再審査の申立て建設業法施行規則第 20 条第 2 項の規定により 経営規模等評価の再審査を行う期間は 平成 24 年 7 月 1 日から同年 10 月 28 日までの 120 日間とし 手数料は無料とします 2. 再審査の対象項目 1 社会保険 ( 雇用保険 健康保険 厚生年金保険 ) の加入状況 詳細は P1~2 2 外国子会社の経営規模に係る数値 ( 海外子会社の完成工事高 (X1) 本邦親会社及び外国子会社合算の利益額及び自己資本額 (X2)) 詳細は運用等 2 重要 社会保険の加入状況に係る再審査について旧基準に基づいて受審した経営事項審査において 雇用保険 健康保険及び厚生年金保険 に関し いずれも加入している又は適用除外とされている場合は 新基準に基づいて改めて経営事項審査を受審したとしても総合評定値に影響はありません また 各公共発注機関の長に対し 旧基準に基づく審査結果と新基準に基づく審査結果は 競争参加資格審査においても同等に取り扱うことが可能である旨の通知をしています

事務連絡平成 24 年 5 月 8 日 管内経由庁経営事項審査担当官 殿 国土交通省関東地方整備局建政部建設産業第一課 関東地方整備局管内に主たる営業所を置く大臣許可業者に係る経営事項審査の改正に伴う事務取扱いについて 今般 社会保険未加入企業の減点措置の厳格化及び外国子会社の経営実績の評価の観点から 建設業法施行規則の一部を改正する省令 ( 平成 24 年 5 月 1 日国土交通省令第 52 号 以下 省令 という ) の制定及び平成 24 年 5 月 1 日付国土交通省告示第 523 号をもって 建設業法第 27 条の 23 第 3 項の経営事項審査の項目及び基準を定める件 ( 以下 告示 という ) が改正され 平成 24 年 7 月 1 日に施行されます これを踏まえ 関東地方整備局管内に主たる営業所を置いて国土交通大臣の許可を受けて建設業を営む者 ( 以下 管内大臣許可業者 という ) に係る経営事項審査について 下記のとおり取り扱われたくお願いします 記 1. 平成 24 年 7 月 1 日施行日前の経営規模等評価申請 経営規模等評価再審査申立及び総合評定値請求 ( 以下 経営事項審査申請等 という ) の受付について (1) 平成 24 年 7 月 1 日施行日前の経営事項審査申請等の申請書の受付管内大臣許可業者の平成 24 年 7 月 1 日施行日前の経営事項審査申請等の申請書 ( 以下 旧申請書 という ) の受付については やむを得ない事情があると認められる場合を除き 平成 24 年 6 月中旬をもって終了するものとします なお 旧申請書の受付を終了する具体的な月日等については 当該都県に主たる営業所を置いて当該都県知事の許可を受けて建設業を営む者

( 以下 当該都県知事許可業者 という ) と同様に取り扱われたくお願いします (2) 旧申請書の受付を終了した日から平成 24 年 6 月 30 日までの経営事項審査申請等の申請書の受付等管内大臣許可業者の旧申請書の受付を終了した日から平成 24 年 6 月 30 日までの間に 平成 24 年 7 月 1 日施行日後の経営事項審査申請等の申請書 ( 以下 新申請書 という ) により申請のあった場合 その受付及び経由事務を行うようお願いします 2. 経営規模等評価再審査の申立ての取扱い (1) 経営規模等評価再審査の申立て建設業法施行規則 ( 昭和 24 年 7 月 28 日建設省令第 14 号 ) 第 20 条第 2 項の規定により 経営規模等評価の再審査 ( 以下単に 再審査 という ) を行う期間は 平成 24 年 7 月 1 日から同年 10 月 28 日までの 120 日間とし 手数料は無料とします ( 今般の告示の改正に係る再審査に限ります ) なお 経営状況分析に係る改正はありませんので 再度 申請する必要はありません (2) 管内大臣許可業者が再審査を申立てするに当たっては 次に掲げる書類を提出して行うものとします 1 平成 24 年 7 月 1 日施行日後の新申請書 ( 建設業法施行規則別記様式第 25 号の 11) 2 平成 24 年 7 月 1 日施行日前に提出した旧申請書の写し及び経営規模等評価結果通知書 ( 総合評定値通知書を含む ) の写し 3 告示改正後の経営規模等評価において設けられた評価項目に係る確認書類等 ⅰ 告示 第一四 ( 二 ) 及び ( 三 ) の改正 ( 社会保険未加入企業の減点措置の厳格化に係る改正 ) に係る確認資料 原則 不要 ( 一般的に再審査が必要となるのは 社会保険未加入の管内大臣許可業者であるため ) ⅱ 告示 附則第七 の改正 ( 外国子会社の経営実績の評価に係る改正 ) に係る確認書類等 国土交通大臣が認定した数値の認定書 ( 原本 ) ⅰ 及び ⅱ のいずれの場合も 経営状況分析結果通知書については提

出を要しません (3) その他 ( 経営事項審査制度の改正に伴う留意点について ) 雇用保険 健康保険 及び 厚生年金 の全ての社会保険に加入している管内大臣許可業者から再審査の申立てがあったときは 経営事項審査制度の改正に伴う留意事項について ( 平成 24 年 5 月 1 日付国土建第 50 号国土交通省土地 建設産業局建設業課長から各公共発注機関の長あて ) により 建設業法第 27 条の 23 第 3 項に定める経営事項審査の項目及び基準を定める件の一部を改正する告示 ( 平成 24 年 5 月 1 日付国土交通省告示第 523 号 ) による改正前の項目の基準 ( 以下 旧基準 という ) に基づいて受審した経営事項審査において 雇用保険 及び 健康保険及び厚生年金保険 に関し いずれも加入している又は適用除外とされている場合は 旧基準に基づいて受審した経営事項審査の審査基準日と同じ日を審査基準日として 改正告示による改正後の項目及び基準 ( 以下 新基準 という ) に基づいて改めて経営事項審査を受審したとしても総合評定値に影響はなく 旧基準に基づく審査結果と新基準に基づく審査結果は 競争参加資格審査においても同等に取り扱うことが可能である旨の通知がなされている旨を説明していただき その上で再審査の申立てを必要とする管内大臣許可業者に限り 受付していただきたくお願いします 3. その他 (1) 上記 1. から 3. について 経由庁が当該都県知事業者の取扱いについて別の取扱いを定めるときは 管内大臣許可業者についても経由庁と同様の取扱いをされたくお願いします (2) 平成 24 年 7 月 1 日施行に伴い 管内大臣許可業者に係る事務取扱い等を定めた 経営事項審査の審査基準の改正について平成 24 年 5 月 1 日改正 ( 同年 7 月 1 日施行 ) に係る関東地方整備局の運用等 を平成 24 年 5 月中旬までに当局のホームページに掲載する予定です

平成 24 年 5 月 1 日国土建第 52 号 各地方整備局等建設業担当部長 あて 各都道府県建設業主管部局長 あて 国土交通省土地 建設産業局建設業課長 経営事項審査制度の改正に伴う留意事項について 平成 24 年 5 月 1 日付け国土交通省告示第 523 号をもって建設業法 ( 昭和 24 年法律第 100 号 ) 第 27 条の23 第 3 項の経営事項審査の項目及び基準の改正がなされたところですが 当該改正に伴う留意事項について 別紙のとおり各公共発注機関あて通知いたしましたので 貴職におかれてはその趣旨を十分にご理解の上 事務処理に当たられますようお願いいたします

別紙 平成 24 年 5 月 1 日国土建第 50 号 各公共発注機関の長 あて 国土交通省土地 建設産業局建設業課長 経営事項審査制度の改正に伴う留意事項について 今般 建設業法施行規則の一部を改正する省令 ( 平成 24 年国土交通省令第 52 号 ) 及び建設業法第 27 条の23 第 3 項に定める経営事項審査の項目及び基準を定める件の一部を改正する告示 ( 平成 24 年 5 月 1 日付け国土交通省告示第 523 号 以下 告示 という ) が制定され 経営事項審査の項目及び基準が改正されたところです 告示による改正前の建設業法第 27 条の23 第 3 項に定める経営事項審査の項目及び基準を定める件 ( 以下 旧基準 という ) に基づいて受審した経営事項審査において 雇用保険 及び 健康保険及び厚生年金保険 に関し いずれも加入している又は適用除外とされている場合は 旧基準に基づいて受審した経営事項審査の審査基準日と同じ日を審査基準日として 告示による改正後の建設業法第 27 条の23 第 3 項に定める経営事項審査の項目及び基準を定める件 ( 以下 新基準 という ) に基づいて改めて経営事項審査を受審したとしても 総合評定値に影響はなく 旧基準に基づく審査結果と新基準に基づく審査結果は 競争参加資格審査においても同等に取り扱うことが可能です 告示の施行後は 新基準が適用されることとなりますが 公共工事の入札契約手続の円滑な実施に支障が生じないよう 貴職におかれましては 当該影響のない場合について 特段の御配慮をお願いいたします

再審査の取扱いについて ( 保険未加入企業への減点措置の厳格化関係 ) 参考 既に受審した経営事項審査において いずれの保険も 加入有 又は 適用除外 とされている場合においては 新基準による再審査を受けた場合も総合評定値に影響はないが いずれか一つの保険について 加入無 とされている場合には 総合評定値が変わることとなる 発注者が 今後の競争参加資格審査において 下表のうち 影響なし とされているケースについては旧経審の使用を認める旨の取扱いを行った場合 再審査の受審が必要となる建設業者は下表のうち 影響あり とされる企業に限定される 現行の加入有無による改正の影響 健康保険及び厚生年金保険 加入有加入無適用除外雇用保険加入有影響なし影響あり影響なし加入無影響あり影響あり影響あり 適用除外影響なし影響あり影響なし