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Transcription:

D-STAR 講習会 D-STAR の仕組みと運用編 堂平山 JPYKR 川越 JPYKW 入間 JPYKG 203 年 7 月 28 日 ( 日 ) 主催彩の国 D-STAR HAM CLUB 0 利用地図 :CraftMAP

目次.D-STAR の特徴と運用周波数 2 2.D-STAR レピータの現状 6 3.D-STAR システムの仕組みと運用の準備 8 4. レピータ使用時の運用のポイントと注意 3 (CQ の出し方 応答の方法 ) 資料 D-STAR 関連の WEB サイト 2 D-STARとは (Digital Smart Technologies for Amateur Radio) JARL( 一般社団法人日本アマチュア無線連盟 ) が開発した アマチュア無線の 音声通信 (DV) や データ通信 (DD) を デジタル方式 で行う通信方式です D-STAR は 一般社団法人日本アマチュア無線連盟の登録商標です

デジタル (D-STAR) の特徴 ポイント : 違いは モード ( 電波形式 ) だけです DV モード ( デジタルかアナログかだけで SSB や FM モードの違いと同じ考え方で OK!) 複雑な設備は... 不要 D-STAR 対応トランシーバーだけで OK 2 音声通信 (DV) はレピータを経由しても高品質な音質 ( 音声の劣化がなく ) しかも雑音のない通信が... 可能 FM のようなスケルチ調整は不要 3 電波 ( 周波数 ) の有効利用が... できる占有周波数帯幅が 6KHz 以下, 標準の FM は 6KHz 以下 (0KHz 間隔可能 ) 4 電波の状況により... 音声として聞こえない ( ケロケロ ) 電界強度が不安定の時 (QSB) や反射波の影響 ( マルチパス ) で 音声が途切れることがある ( 地デジや CS 放送画面で モザイクが発生した時のようなイメージ ) 5 FMモードで受信すると... 無変調や雑音に間違えられる ザー という音のみ聞える 逆にデジタルでFMを聞くと完全に無音 こんなこともできます 相手局( コールサイン ) 指定で呼び出し ( レピータ使用時 ) 相手局のコールサインを設定して呼び出せば 相手局が最後に電波を出したレピータを自動選択 GPSの利用 (DPRS, 地図表示, 自局位置, 相手局との距離 方向など ) DV モードで簡易的な文字データ通信 ( 音声通信と同時に送信可能 ) インターネットに接続 200MHz のデータ通信 (DD) 2 2 DV: デジタルボイス 2 DD: デジタルデータ

信号強度と了解度のイメージ A B デジタルは 信号強度 (S) が弱くなっても了解度 ( メリット )5 了解度 ここまでメリット 5 ここから了解不可 この間は不安定な時あり ( 音声が途切れる 俗に言う ケロ る など ) これはあくまでもイメージですが デジタルの場合は信号強度 (S) が でも了解度 ( メリット ) は 5 で明瞭に聞こえる ( 交信できる ) 場合があります 又 信号強度が強くても受信音声が途切れる場合もあります [ 反射波 ( マルチパス ) や QSB などの影響を受ける ] 3

シンプレックスで 実際に QSO してみました 周波数を合わせて モードを DV にするだけです! 郊外約 60Km 栃木県群馬県茨城県埼玉県千葉県 メリット ( 了解度 ) は? 音質 ( 聞きやすさ ) は? 交信距離は? 市街地約 20Km エリア DV モードシンプレックスロールコール (CQ Ham radio 202 年 2 月号などで紹介されています ) D-STRA 無線機を レピータ運用だけの利用ではもったいないという事からシンプレックス QSO の普及のため 有志の方々が毎月第一と第三日曜にロールコールを開催しています クラブ制 会員制ではないため どなたでも自由に参加 ( チェックイン ) できます 周波数は 433.30MHz( 使用中は 20KHz セパで QSY) (29MHz~200MHz も運用する時もあります ) 4

デジタル (D-STAR) の運用周波数は? 平成 2 年にバンドプランが変更になり デジタル (D-STAR DV モード ) を運用できる範囲が広がりました DV モート の電波形式は? F7W (GMSK リアクタンス変調 ) 占有周波数帯幅は? 6KHz 以下 29.00MHz~29.30MHz,29.5MHz~29.70MHz 5.00MHz~52.00MHz 広帯域の電話 (FM と同じ周波数帯 ) 44.70MHz~45.65MHz 注意! 下記の周波数 ( 呼出周波数 ) は使用できません 5.00MHz, 45.00MHz 433.00MHz, 295.00MHz 無線局運用規則第 258 条の 2 に基づく総務省告示第 79 号の注 22 (F2A と F3E での連絡設定のみ使用可能 ) JARL 周波数委員会では 周波数使用区分 ( バンドプラン ) の改正案をまとめています その中で デジタル電話通信の呼出周波数として 45.30MHzと433.30MHz が検討されています 43.40MHz~43.90MHz,432.0MHz~434.00MHz 294.90MHz~295.80MHz (JARL HOME PAGE バンドプランページより抜粋 加工 ) 無線局運用規則第 258 条の2 平成 2 年 3 月 25 日付総務省告示第 79 号 5

レピータ局の設置数及び局数の推移 2004 年 ( 平成 6 年 ) 当時は 関東 東海 関西の 3 地域から運用がスタート 現在は ほぼ全国に広がり203 年 7 月 25 日現在 34ヶ所 60 局 (NET 接続 52 局 ) の DV レピータが日本国内で運用されています (NET 接続 :430MHz 2 局,200MHz 3 局 ) 20 年 5 月時点で 8 局 6 月からの半年間で 27 局 202 年は 34 局 ( 閉局 ) が開局 203 年はすでに 7 局が開局 20 年 6 月から 78 局の増加 現在 5 局が開局準備中 DV: デジタルボイス 設置場所数 レピータ局数 9 (49) 34 430MHz 200MHz 4 (44) 29 88 84 63 58 24 25 29 3 20 年 5 月 20 年 2 月 202 年 2 月 203 年 7 月現在と予定 20 年 5 月 20 年 2 月 202 年 2 月 203 年 7 月現在と予定 6

34 ヶ所 60 局 (NET 接続 52 局 ) (NET 接続 :430MHz 2 局,200MHz 3 局 ) エリア別レピータ局の設置状況 203 年 7 月 25 日現在のDV( デジタル音声 ) レピータ ( ) は NET 未接続レピータ ( 例 :2 エリア全 9 局中 3 局が NET 未接続という意味 ) 6 局 () 8 局 39 局 3 局 9 局 (3) 28 局 (4) 7 開局準備中 (7 月現在 JARL から募集済 ) エリア : 水戸市, 我孫子市, 群馬県榛東村 2 エリア : 牧之原市, 津市, 岐阜県八百津町 3 エリア : 阪南市, 泉大津市, 京都市 4 エリア : 出雲市 5 エリア : 宇和島市 6 エリア : 那覇市 8 エリア : 稚内市, 興部町 0 エリア : 飯田市 レピータ未設置 : 鳥取県, 島根県, 大分県, 佐賀県

ゲートウェイ :2 つのレピータを接続するためのレピータの出入口 ( 玄関 ) ゲート越え JARL に登録 D-STAR で使う主な用語 : 自局が使用するレピータ以外のレピータ (2 つ目のレピータ ) を使うための設定をして電波を出す時 (QSO している時 ) に ゲート越え設定という : 自局のコールサインを JARL の管理サーバーに登録しないと ゲート越えの QSO ができない UR : 接続したい相手局レピータのコールサインを無線機に登録する項目 YOUR も同じ R : 自局が使用するレピータのコールサインを無線機に登録する項目 RPT も同じ R2 : 自局が使用するレピータ以外のレピータ (2つ目のレピータ) を使いたい時に 無線機に 登録する項目 ( ゲート越え設定 )RPT2も同じ MY : 自局のコールサインを無線機に登録する項目 DR : 簡単設定機能 (D-STAR Repeater Mode)ID-80,ID-880,ID-3,ID-5,IC-700 の機能 TO :ID-3,ID-5 の DR でセットする時の接続相手 ( あて先 ) UR と同じ意味 FROM :ID-3,ID-5 の DR でセットする時の自局が使用するレピータ CS : コールサイン選択 (Call sign Select) DR モード時は設定の確認のみ CD : 受信履歴 (Received Call sign Display) RX CS : 受信した局のコールサインを TO(UR) に設定する機能 コールサイン指定 :TOにレピータを設定するのではなく 呼び出しをしたい相手局のコールサインを設定して呼び出す方法 ( コールサイン指定呼出 ) カーチャンク :PTTを~2 秒押してあて先のレピータが使用中かどうかや自局の電波がレピータまで届いているかの確認をする操作 8

D-STAR レピータの仕組み 堂平山レピータ JPYKR 439.5MHz GW( ケ ートウェイ ) 局 3 種類のレピータ局 : インターネットに接続している ( ゲートウェイ局 ) 2: 他のレピータに無線で接続している ( アシスト局 ) 3: インターネットに接続していない 海外レピータ 埼玉県 札幌レピータ JP8YDZ 439.49MHz 29.69MHz GW( ケ ートウェイ ) 局 北海道 3 岡山県 津山レピータ JP4YDD 439.29MHz 長野県 アシストレピータ接続 (0GHz) 長野県 2 上田レピータ JP0YDP 439.03MHz GW( ケ ートウェイ ) 局アシスト局 D-STAR は コールサインで制御しています レピータのネット接続 (GW) を利用する場合は JARL の管理サーバーに自局のコールサインの登録が必要です ( 登録サイトは最終ページに記載 ) 2 美ヶ原レピータ JP0YCI 439.07MHz アシスト局 レピータを利用した場合 交信相手の周波数が違っても通信可能 自局相手局自局相手局 430MHz 200MHz,200MHz 430MHz 9

レピータ使用時の設定 基本 IC-2820G/DG,ID-92 など 439.50 CQCQCQ JPYKR NOT USE* JRUTI 札幌レピータ から 堂平山レピータ に接続 ID-3,ID-5 CQCQCQ HOME = 堂平山 430 JPEED 札幌レピータ JP8YDZ 439.49MHz 29.69MHz 439.50 /JP8YDZ JPYKR JPYKR G JRUTI CAR = 札幌 430 JP8YDZ 堂平山 430 堂平山レピータ JPYKR 439.5MHz JRUTI 439.50 /JP8YDZB JPYKR JPYKR G JRUTI CAR = 札幌 200 JP8YDZ B 堂平山 430 JPEED 堂平山 430 439.50 JPEED JPYKR JPYKR G JRUTI CAR YOUR/UR/u/TO : どこ ( 誰 ) につなぎたいか RPT/R/r/FROM: 自分が使用するレヒ ータ RPT2/R2 : 他のレヒ ータに接続する時はコールサインと G を設定他のレヒ ータに接続しない時は NOT USE( フ ランク ) MY :JARL サーハ ーに登録した自分のコールサイン ( 必ず設定 ) 0

運用するための準備は? 無線機を購入する! 重要 3 管理サーバーに登録する JARL WEB デジタル通信システム D-STAR D-STAR 総合案内窓口 ユーザー登録 2 申請する ( 増設 取替 など ) レピータを使用して 自分がアクセスするレピータ以外に接続する時は 管理サーバーに自分のコールサインを登録する必要があります 3 へ 4 無線機を設定する 自局のコールサインは必ず設定する注意 : 管理サーバーに無線機名を設定した場合は 無線機名 (A~F) を忘れずに付ける 無線機名 F

コールサインの設定方法 ( 桁に注意 ) コールサインの設定は 必ず左詰め 桁目 ~7 桁目は コールサイン 8 桁目は 識別符号 (A,B,Gなど) や無線機名 桁 2 3 MY: J R U T I / 4 5 6 7 8 / は NG JARL の管理サーバーに登録した例 NG MY: J R MY: J R U T U T I I 間にフ ランクがあり NG 桁目がフ ランクで NG 2 MY: J R U T I 右詰は NG 3 OK MY: J R MY: J R U T I U T I E E が無線機名 コールサインと無線機名を 無線機の MY に設定 桁 2 3 4 5 6 7 8 2 MY: J R U T I 無線機名 なし 参考 UR,R,R2 に設定する場合も 同様に設定します 3 重要 : 上と下は意味が違います ( サーハ ーに違う局と判断される ) MY: J R U T I E 無線機名 E UR にレピータのコールサインを設定する時は 桁目は必ず / にする 桁 2 3 4 5 6 7 8 UR: / J P 8 Y D Z B Bは R: J P Y K R 札幌 200の識別 R2: J P MY: J R 3 文字コールの場合の設定 R2: J R Y U K T W N R I G G G は ゲート越えの識別 2 無線機に設定するコールサインは と 2 は JRUTI 3 は JRUTI E になります レピータにアクセスする場合は 2 と 3 は違った局としてコントロール ( 認識 ) されるので 慣れるまでは無線機を複数台持っていても 無線機名を なし にしておいたほうがわかりやすい 無線機が何台あっても 台数分を登録する必要はありません 無線機名が重要で 無線機 ( 機種 ) を識別しているわけではないため つのみ登録しておけば OK です

レピータ使用時の運用のポイント ( 確認と呼び出し ) 接続先のレピータが使用中かどうかの確認 接続先のレピータは直接受信できないため使用中かどうかわかりません そのため いきなり CQ を出すのではなく まずは確認を行います 同時に NET(GW: ゲート越え ) 接続が正常かどうかの確認にもなります PTT を ~2 秒押して送信 ( カーチャンク ) して 受信に戻した時のメッセージを確認 UR?:JPYKR A/ と UR? が表示されれば OK ( メッセージの詳細は 次のページ ) UR?:JPYKR A/ と表示が出ていてもちょうど送受信の切れ目で 札幌 430 レピータで誰かが交信中かも知れません 5 秒から 0 秒後にもう一度カーチャンクをして確認するとよりベスト あまり頻繁にするのは マナー違反.. ( 接続チェックとアナウンスをするのが良い方法かも..) 2 レピータでの CQ の出し方 札幌 430 JP8YDZ 堂平山 430 堂平山 430MHz(JPYKR) から札幌 430MHz(JP8YDZ) に接続 CQは簡潔 短時間 そしてCQの連続は控えるまずはレピータ使用ということを意識しましょう また D-STARは受信した局のコールサインが表示されます このような特徴を生かして CQは簡潔に行います 使用しているレピータの名称をアナウンス特に他のレピータに接続している場合は どこのレピータを使用しているかのアナウンスをするとワッチ局にわかりやすくなります コールサイン指定呼び出しも同様 CQを出したら しばらくワッチ相手局が応答するために設定しているかもしれませんので すぐに応答がなくてもしばらくワッチしましょう CQを長々と送信 ( 連呼 ) や CQの短時間連続送信 ( 繰り返し ) は マナー違反.. これが基本 CQ CQ CQ D-STAR こちらは JRUTI 堂平山 430 レピータから札幌 430 です 札幌 430 レピータどなたかお聞きの局 QSO お願いします どうぞ 3

必ず行うもの 自局のコールサインを MY に設定 JARL の管理サーバーに 自局のコールサインを登録 2 確認は 送信後受信したメッセージで判断 [PTT を ~2 秒押して送信 ( カーチャンク ) する ] 確認方法 ( 設定は正しいかな?) 桁 2 3 4 5 6 7 8 MY: J R U T I 無線機名 なし重要 : 上と下は意味が違います ( 違う局と判断される ) あまり頻繁に 又連続して行うのはマナー違反... MY: J R U T I E 無線機名 E JARL の管理サーバーの 無線機名 にどのように登録したかが重要 状態メッセージ主な理由 正常 UR?:JPYKR A/ UR に指定したレヒ ータに接続されていて 接続先のレヒ ータは使用可能 異常 ( エラー ) 2 RPT?:JPYKR A/ UR に指定したレヒ ータに接続されていて 接続先のレヒ ータは使用中 3 RPT?:JPYKR G/ RPT?:(UR のコール )G/ UR のレヒ ータコールサインが違っている, レヒ ータのケ ートウェイ (GW) が不調, 自局のコールサインを JARL の管理サーハ ーに登録してないか自局のコールサインが違っている, MY の 8 桁目の識別 ( なし,A~F など ) が違っている コールサイン指定呼出で相手局が JARL の管理サーハ ーに未登録 など 4 RX:JPYKR A/ 設定した R(RPT) か R2(RPT2) 又は両方のレヒ ータのコールサインが違っている 5 RX: / レヒ ータに自局のコールサインが認識されていない ( 電波状況 / アクセスが悪い ) 正常時の注意点 :R2 の 8 桁目に G が未設定の時は 正常メッセージ (UR?) になります ケ ートウェイ (GW) を越えない設定のため エラーにならない 桁 2 3 4 5 6 R2:J P Y K R 7 8 GW 越え設定なし 桁 2 3 4 5 6 7 8 異常時の補足解説 3: ケ ートウェイ (GW) 設定 [R2の8 桁目を G に ] した場合に表示されます R2:J P Y K R G GW 越え設定あり 4: 無線機側のテ シ タル設定項目の テ シ タルレヒ ータセット を ON にしておくと レヒ ータのコールサインが違っていても R,R2が自動設定されます ただし ケ ートウェイ (GW) 越えの設定になっている時のみ [R2の8 桁目が G ] 5: 電波の状況が悪い時や送信のタイミンク 等で 自局のコールサインのテ ータが正常に送出されてないか レヒ ータ側で自局のコールサインが認識されてない場合に表示されます 4

(3 応答と交信 (QSO) 方法 ワザ自動設定 ID-880はを長押 ( 直前の受信コールを設定 ) 受信履歴からの選択も可早 応答レピータからレピータに接続しているという D-STAR の特徴から 応答する時もどこのレピータを使用しているかのアナウンスをするとワッチ局がわかりやすくなります 応答例 :JRUTI 堂平山 430 こちらは JPEED/8 札幌 430 からですどうぞ 注意ゲートウェイ使用 (URやTOが札幌 430) のまま堂平山レピータの局間で交信を開始すると 自分の 呼出 (CQ) 局に応答する時は ID-9,92は,ID-80は,ID-3,5は を長押しながらダイヤルを 回して応答したいコールサインが表示されたら離します ピピッという音がして自動設定されます IC-2820Gは を2 回押してメニューを表示 ( 右端の図 ) タ イヤルで選択 交信 (QSO) CQを出す時と同じでレピータ使用ということを意識しましょう JARLのレピータホームページ に レピータ利用の交信は簡潔明瞭に手短な交信を心がけましょう とあるように QSOは なるべく短時間で終わるようにすることがマナーと言えます 長時間 QSOや連続使用も マナー違反.. ゲートウェイを使用した交信を終了した後は ゲートウェイを使用しない設定 (UR:CQCQCQ) に必ず 戻しましょう CQボタンを押す又は メモリー CHを切り替えるなど 声が札幌 430レピータからも出てしまいます ( 札幌 430レピータで聞いている局は一方通行です ) )IC-2820G メニュー表示例 コールサイン指定呼出 レピータ使用時の運用のポイント ( 応答と QSO) 4 PTT を押した時に 必ず送信相手 ( コールサイン ) を確認しましょう! 早ワザ設定の詳細は 次ページに記載 CQCQCQ に戻す設定の例は 7 ページに記載 5

早ワザ設定 ( 呼出 (CQ) 局に応答するための RX-CS の操作方法 ) CQを出している局に応答する時や過去に受信した局を呼び出す場合は この操作で UR に相手局のコールサインが設定され レピータのコールサインを設定しなくても コールサイン指定呼出 として 応答 呼び出しをすることができます 注 : 相手局のコールサインが正常に受信できてない場合は NoCALL 表示やコールサインが表示されないため設定できません ID-9 ID-92 を押しながらダイヤルを回して 応答したいコールサインが表示されたら離します ID-80 ID-9,ID-92 ID-80 を押しながらダイヤルを回して 応答したいコールサインが表示されたら離します ID-3 ID-5 を押しながらダイヤルを回して 応答したいコールサインが表示されたら離します ID-3,ID-5 ID-800 ID-800 を長押しします ( 直前の受信コールサインが設定されます ) ID-880 ID-880 を長押しします ( 直前の受信コールサインが設定されます ) 受信履歴からの選択も可 == IC-2820G を2 回押してファンクションメニューを表示します (CD) を押して ダイヤルを回して選択後に (R>CS) を押します R>CSのみを押した場合は直前のコールサイン IC-900 を押してファンクションメニューを M3 にします == DRモードの時は D( 最初に表示される ) を押しながらダイヤルを回して 応答したいコールサインが表示されたら離します 6

ID-3,ID-5 相手先 (UR) を CQCQCQ に設定する方法 ID-9,ID-92 上下キーでにする ID-9,ID-92は CQボタンを長押しすると ピッ ピ ピピ と鳴り URがCQCQCQに設定される 決定キー を押す にする 但し R2はゲート越え設定のままになっているため送信するとレピータからエラーの RPT? が返ってくる RPT? が返って来ても 問題なくQSOは可能 回避策 メモリーにセットしておいて QSO 終了後にセットしたメモリーを呼び出すという使用方法にする 決定キー を押す UR:/JPYKR R:JPYKR R2:JPYKR G UR:CQCQCQ R:JPYKR R2:JPYKR G CQCQCQ になる メモリーの状態でで相手局を設定した場合 ( コールサイン指定 ) は ダイヤルを回して他のメモリー ch にすると 設定前 ( メモリーの内容 ) の で相手局を設定した場合 ( コールサイン指定 ) は上下キーのどちらかを押すと 設定前の状態に戻る 状態に戻る IC-2820G/DG も同様 IC-2820G メニュー表示例 上下キー 決定キー 上下キー 7

相手先 (UR) を CQCQCQ に設定する方法 ID-80,ID-880 u(ur) の表示の状態から を短く押す 押す毎に表示が,2,3 と変わる u の表示で押す u(ur) の表示 CQCQCQ (CQCQCQが表示されない場合はを押す ) 2 登録したコールサインの選択 ( 相手局コールサインを設定してない場合は表示されない ) CQCQCQ になる 3 レピータの選択 で相手局を設定した場合 ( コールサイン指定 ) は UR か DR を押すと設定前の状態に戻る u(ur) の表示の状態から を短く押す 押す毎に表示が,2,3 と変わる u の表示で押す u(ur) の表示 CQCQCQ (CQCQCQが表示されない場合はを押す ) 2 登録したコールサインの選択 ( 相手局コールサインを設定してない場合は表示されない ) CQCQCQ になる 3 レピータの選択 や受信履歴で相手局を設定した場合 ( コールサイン指定 ) は DR を押すと設定前の状態に戻る 8

ID-3,ID-5 の設定操作 microsd カードからの設定 メニューから SD カード選択 上下キー 決定キー 上下キーの代わりにダイヤルでも選択可能 データを選択 注意すべてを選択すると 本体の設定が全部書き換わってしまいます DR モードのデータのみを新しくする ( 書き換える ) 場合は レピータリストのみ を選択してください 電源を入れ直して完了 9

レピータへのダブルアクセスの解説 439.39MHz UR CQCQCQ R JPYIK R2 NOT USE* 4 SET 439.39MHz JPYIK UR? JPYIK RPT? UR CQCQCQ R JRVQ 書き換わる R2 NOT USE* 3 古河レピータ 439.39MHz JPYIK 横浜港南台レピータ 439.39MHz JRVQ 古河と横浜港南台レピータ両方にアクセス 2 古河は正常のためOK(UR?) を返す ダウンリンクするため 声が聞える 3 横浜港南台はコールサインが違うのでエラー (RPT?) を返す ダウンリンクしないため 声は聞えずRPT? のみ送信する 4 横浜港南台の電波が古河より強い場合は 無線機のRが書き換わる (SET) 3,4は レピータのコールサインを間違って設定した時も同じ動作になります 2 デジタルレピータセットが ON に設定されている場合に書き換わる (IC-2820G/DG 以外は初期値 ON) 注 :DRモード時は書き換わらない ダウンリンクする ダウンリンクしない G/W 超え設定も同じ但し RかR2がG/W 設定 (8 桁目がG) になっている必要あり 20 JRVQ 2 439.39MHz RPT? UR CQCQCQ R JRVQ R2 NOT USE* JRVQ UR? 3 ダウンリンクしない 古河レピータ 439.39MHz JPYIK ダウンリンクする 横浜港南台レピータ 439.39MHz JRVQ 古河と横浜港南台レピータ両方にアクセス 2 古河はコールサインが違うのでエラー (RPT?) を返す ダウンリンクしないため 声は聞えず RPT? のみ送信する RPT? は UPLINK が切れた時 ( 無線機側が送信を止めた時 ) のみ 送信する 3 横浜港南台は 正常に動作 結論 :R(RPT) に設定したコールサインが レピータのコールサインと一致してない時は ダウンリンクしない FM レピータのトーンを変えて レピータが開かないようにしているような感じ

資料 :D-STAR 関連の WEB サイト JARL D-STAR HOME PAGE (JARL WEB から入れます ) D-STAR 総合案内窓口 http://www.jarl.or.jp/ デジタル通信システム D-STAR レピータのネット接続 ( ゲート越え ) を利用する場合は ここで自局のコールサインを登録 2 アイコム D-STARサイト入門編 応用編や設定方法などの基本情報があります http://www.icom.co.jp/d-starsite/ JRUTI D-STAR WEB Site 設定資料, メモリーデータ, 各種情報 etc. シンプレックスロールコール情報 http://www2.odn.ne.jp/jruti/ 3 海外レピータリスト http://www.jfindu.net/dstarrepeaters.aspx 2 別冊 CQ ham radio QEX Japan 4, 5 の記事 アマチュア無線運用ガイド (203 年 4 月 26 日発売 ) の D-STAR ページも参考にしてください