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2- 制限 (Limitations) 2.6- 微量危険物 (Dangerous Goods in Excepted Quantities) 液体危険物については 吸収材を中間容器内または外装容器内のいずれかに置くことを許可するよう包 装規定が修正された 2.8- 政府および運航者例

LITHIUM MANGANESE DIOXIDE BATTERY 棄する際は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 にしたがい 事業者ユーザー様ご自身が産業廃棄物処理業者と契約した上で適正に処理されるようお願い致します ご不明な点がございましたら当社までご相談ください 電池が重なり合ってごちゃ混ぜ状態

CR 二酸化マンガンリチウム電池 二次電池一次電池 LITHIUM MANGANESE DIOXIDE BATTERY C R 警告 取扱い 電池を飲み込まないようにしてください 電池は 乳幼児の手の届かない所に置いてください 万一 電池を飲み込んだ場合は すぐ医師に相談してください 電池を充電しな

航空危険物規則書第 57 版 (2016 年 1 月 1 日発効 ) への訂正 追加 IATA Dangerous Goods Regulations 57th Edition Effective 1 January 2016 ADDENDUM Posted 19 January 2016 の邦訳

Sony Energy Devices Corporation 1-1 Shimosugishita, Takakura, Hiwada-machi, Koriyama-shi, Fukushima JAPAN Phone : / Fax : +8

2.4 航空郵便による危険物の輸送放射性物質で航空郵便として許可されるものは 適用除外輸送物のうち UN2910 および UN2911 だけに限定されると修正された 放射性物質は副次危険性を有するものであってはならず 輸送物には規定されたようにマーキングおよびラベリングをしなければならない 3- 分

L i i o n - Li-ion 二次電池リチウムイオン電池 LITHIUM-ION RECHARGEABLE BATTERY 設計上のご注意 電池選定の場合は 機器の負荷電流等の使用条件に適した電 池をお選びください このページに掲載されているリチウムイオン電池は 単電池 ( セ ル ) とな

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UN1230 変更 Methanol: 区分 6.1の副次危険性が追加された A104を削除した よって区分 6.1の副次ラベルは貼付のこと UN2977 変更 Radioactive material,uranium hexafluoride,fissile : 副次危険性欄を 8に加え6.1を追

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2.1.0 一般 (General) 旅客もしくは乗員が携行する危険物は 本人が使用するもの (for personal use) でなければならない 運航者は預託手荷物から禁止されている危険物がすべて取り出されていることを確認しなければならない 最も的確な携行条件を当てはめなければならない 例えば

購読者各位

危 - 規則 分類 等級等 : 有害性物質 9 Ⅱ 副次危険性等級 : - 積載場所 : 甲板上, 甲板下 コンテナ収納検査 : 否 積付検査 : 否 IMDG-CODE 分類 等級等 : Class 9 Ⅱ 副次危険性等級 : - 積載場所 : On deck, Under deck CFR 17

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Ⅰ.Ezycargo JAL 予約要領 - 混載エキストラ貨物 入力要領 1 品名欄へ CONSOL XXX EX を入力 ( XXX には代理店 3 レタ-) 2 搬入日を入力すると Other Service Info 欄の最上段に IN29JUL と表示される 3 特記事項が

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4. 現行の輸送容器の基準 (JISZ1601 に定めるドラム缶 ) とポータブルタンクの規 格 輸送規定の比較 容器容量 ドラム缶 (JISZ1601) 212~230L ( 概ね φ60cm 高さ 90cm) ポータブルタンク (T14) 規定なし 側壁厚さ 1.0~1.6mm 6mm 以上 最

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附属書1

1. はじめに再生可能エネルギー発電の増加に伴い 電力需給調整用の蓄電池の必要性が増している 蓄電池は運用性に優れるが非常に高価であり 寿命がそれほど長くなく使い方によっては寿命が短くなると言われている そこで 運用に悪影響を及ぼさない範囲で極力寿命を長くする運用を行うことが望まれる 蓄電池の実運用

米国官報 ACAS 199 CFR b 節航空貨物事前スクリーニング ACAS ( 仮訳 ) (a) 一般要件 2002 年の貿易法 (19.U.S.C 2071 注 ) 343 (a) 節の改正により 海外からの商用貨物を積み 節で入国報告を求められる全ての航空機は 12

航空貨物運賃 II 2 項目主な内容 (1) 最低料金 最低料金の適用 TACT の表示 エリア サブエリア宛の額 AWB への記入 一般貨物運賃の適用 重量段階 重量逓減制 (2) 一般貨物運賃 AWBへの記入 より特定 限定的な特定品目運賃の優先適用 (3) 特定品目運賃適用規則 ( 部品 付属

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定義 -2/3 リチウム金属のセル数 NumberOfLithiumMe talcells Integer 1 商品に含まれるリチウム金属のセル数を入力正数 リチウムイオンのセル数 NumberOfLithiumIon Cells Integer 2 リチウムイオンのセル数を入力正数 必須 / リチ

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Ⅲ-3 試用医薬品に関する基準 平成 10 年 1 月 20 日公正取引委員会届出改定平成 13 年 3 月 19 日公正取引委員会届出改定平成 16 年 5 月 25 日公正取引委員会届出改定平成 17 年 3 月 29 日公正取引委員会届出改定平成 26 年 6 月 16 日公正取引委員会 消費

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

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2016 年 3 月 15 日発行 2016 年 3 月 23 日更新 リチウム金属電池およびリチウムイオン電池の輸送に関する手引書 第 7 版 (2015 年版 ) 一部改定のお知らせ (2016 年 4 月対応 ) 一般社団法人電池工業会 国際電池輸送委員会 リチウム金属電池およびリチウムイオン電池の輸送に関する手引書 第 7 版 (2015 年版 ) について 2016 年 4 月より発効となる国際航空輸送規制 (IATA 危険物規則書第 57 版 ) の addendum (1 月 19 日発行および 2 月 26 日発行 ) による主な変更点を 第 7 版の一部改定としてお知らせします このお知らせは規則改定の主な変更点だけであり 全てを網羅しているわけではありません またこのお知らせ以外の関連した項目も変更の必要がありますが 手引書全体の改定は 2016 年 12 月発行予定の第 8 版で改定いたしますので 今回の変更内容の規則の詳細は原本にてご確認ください < 国際航空輸送規制 (IATA 危険物規則書第 57 版 ) の addendum の内容 > 1) リチウムイオン電池単体輸送の旅客機輸送禁止リチウムイオン単電池および組電池を輸送する条件 ( 包装基準 965) の Section IA Section IB および Section II においてリチウムイオン電池の輸送条件が変更されます リチウムイオン電池単体の旅客機輸送は 2016 年 4 月 1 日以降禁止となり 貨物機での輸送に限定されます ( 旅客機での輸送が禁止される期間は一時的とされていますが 現時点でいつまでなのかは未定です ) 1 36 ページ はじめに の 1 段落目が以下のように変更されます はじめに 2016 年 3 月 31 日まで 本包装基準 (PI965) は旅客機または貨物機で輸送されるリチウムイオン単電池および組電池 (UN3480) に適用する 本包装基準 (PI965) は 貨物機で輸送されるリチウムイオン単電池および組電池 (UN3480) に適用する 2 37 ページ Table 965-IA が以下のように変更されます 1

国連番号 UN3480 リチウムイオン電池 Table 965-IA 1 包装物あたりの最大正味量旅客機貨物機 2016 年 3 月 31 日まで - 5kg 35kg - 禁止 3 39 ページ TABLE 965-ⅠB が以下のように変更されます 内容 リチウムイオン単電池および組 電池 Table 965-IB 1 包装物あたりの最大正味量旅客機貨物機 2016 年 3 月 31 日まで - 10 kg 10 kg - 禁止 2) リチウムイオン電池の単体輸送における充電率の制限リチウムイオン単電池および組電池を輸送する条件 ( 包装基準 965) の Section IA および Section IB において 輸送するリチウムイオン電池は充電率 (SoC) が 30% を超えないようにするか 30% を超える場合は当局承認を得ることが義務付けられます Section II においては 輸送するリチウムイオン電池は充電率 (SoC) が 30% を超えないことが義務付けられます 1 37 ページ Section IA の 1 段落目で項目 3 が以下のように追加されます 各単電池または組電池は以下でなければならない 1. IATA DGR 3.9.2.6 ( 本手引書 5.2.1.1) の規定に合致していること 2. 上記の一般要件に合致していること 3. リチウムイオン単電池および組電池は 定格容量の30% を超えない充電率 (SoC) で輸送されなければならない SoC30% を超える単電池および組電池は 発地国と運航者の属する国それぞれの当局によって指定された条件で承認を得た場合のみ輸送することが出来る 注 ) (a) 定格容量を定めるための方法とガイダンスについては UN Manual of Tests and Criteria, 5th revised edition, Amend.1 Section 38.3.2.3 の Rated capacity のNOTEを参照 ( 本手引書 12 頁参照 ) (b) 充電率 (SoC;State of Charge) とは 定格容量において決められた条件において 満充電状態を100% 完全放電状態を0% とした際の充電割合 2

2 38 ページ Section IB の 1 段落目で (c) が以下のように追加されます リチウムイオン単電池および組電池は IATA DGR 3.9.2.6(a) および (e) ( 本手引書 5.2.1.1(a) および (e)) の規定に合致し さらにそれらが以下のすべての要件に合致すれば輸送できる (a) リチウムイオン単電池について ワット時定格値が20Wh 以下であること (b) リチウムイオン組電池について ワット時定格値が100Wh 以下であること ワット時定格値は2009 年 1 月 1 日よりも前に製造されたものを除き組電池ケースの表面に表示されなければならない (c) リチウムイオン単電池および組電池は 定格容量の30% を超えない充電率 (SoC) で輸送されなければならない SoC30% を超える単電池および組電池は 発地国と運航者の属する国それぞれの当局によって指定された条件で承認を得た場合のみ輸送することが出来る 注 ) (1) 定格容量を定めるための方法とガイダンスについては UN Manual of Tests and Criteria, 5th revised edition, Amend.1 Section 38.3.2.3 の Rated capacity のNOTEを参照 ( 本手引書 12 頁参照 ) (2) 充電率 (SoC;State of Charge) とは 定格容量において決められた条件において 満充電状態を100% 完全放電状態を0% とした際の充電割合 3 40 ページ Section II の 2 段落目以降に以下が追加されます 単電池および組電池は 定格容量の30% を超えない充電率 (SoC) で輸送されなければならない 注 ) (a) 定格容量を定めるための方法とガイダンスについては UN Manual of Tests and Criteria, 5th revised edition, Amend.1 Section 38.3.2.3 の Rated capacity の NOTEを参照 ( 本手引書 12 頁参照 ) (b) 充電率 (SoC;State of Charge) とは 定格容量において決められた条件において 満充電状態を100% 完全放電状態を0% とした際の充電割合 3) リチウムイオン電池の単体輸送時における表示 リチウムイオン単電池および組電池を輸送する条件 ( 包装基準 965) の追加要件 -Section IB 追加要件 -Section II およびオーバーパック -Section II においてリチウムイオン電池 3

の輸送条件が変更されます 輸送する包装物への貨物機専用取り扱いラベルの貼付が義務付けられます (Section IA についても Class9 危険物輸送要件により 貨物機専用取り扱いラベルの貼付が必要です ) 1 39 ページ 追加要件 -Section IB の 2 段落目が以下のように変更されます 2016 年 3 月 31 日まで各包装物には Class 9 危険性ラベル (IATA DGR 図 7.3.W: 本手引書 11.6 項参照 ) に加えて リチウム電池取り扱いラベル (IATA DGR 図 7.4.H: 本手引書 11.5 項参照 ) を貼付しなければならない 各包装物には Class 9 危険性ラベル (IATA DGR 図 7.3.W: 本手引書 11.6 項参照 ) に加えて リチウム電池取り扱いラベル (IATA DGR 図 7.4.H: 本手引書 11.5 項参照 ) と貨物機専用取り扱いラベル (IATA DGR 図 7.4.B: 本手引書 11.7 項参照 ) を貼付しなければならない 2 40 ページ 追加要件 -Section II の 4 段落目が以下のように変更されます 2016 年 3 月 31 日まで各包装物はリチウム電池取り扱いラベル (IATA DGR 図 7.4.H: 本手引書 11.5 項参照 ) が貼付されなければならない 各包装物はリチウム電池取り扱いラベル (IATA DGR 図 7.4.H: 本手引書 11.5 項参照図 ) および貨物機専用取り扱いラベル (IATA DGR 図 7.4.H: 本手引書 11.5 項参照 ) が貼付されなければならない 包装物の寸法が十分であれば 貨物機専用取り扱いラベルはリチウム電池取り扱いラベルの近くで包装物の同一面に貼付しなければならない 3 41 ページ オーバーパック -Section II の 1 段落目が以下のように変更されます オーバーパックには OVERPACK の語を表示し リチウム電池取り扱いラベル (IATA DGR 図 7.4.H: 本手引書 11.5 項参照 ) および貨物機専用取り扱いラベル (IATA DGR 図 7.4.B: 本手引書 11.7 項参照 ) を貼付しなければならない 4

4) リチウム電池の Class 9 危険物の要件から除外される条件リチウムイオン単電池および組電池を輸送する条件 ( 包装基準 965) およびリチウム金属単電池および組電池を輸送する条件 ( 包装基準 968) の Section II および追加要件 -Section II において Class 9 危険物の要件から除外される条件が変更されます 1 39 ページ Section II の 2 段落目で (a)(d)(e) が以下のように追加されます ただし 以下の (a)~(e) についてはIATA DGRの規則に従うこと (a) 混載の中の危険物に関する制限 (IATA DGR 1.3.3.2.3 および 1.3.3.2.6) (b) 旅客および乗務員の手荷物に入れられた危険物 (IATA DGR 2.3: 本手引書 5.2.4.8 項参照 ) このような特別に許可されたリチウムイオン電池のみ 機内持ち込み手荷物に入れて輸送可能 (c) 航空郵便に入れられた危険物 (IATA DGR 2.4) (d) ULD(Unit Load Devices ユニットロードデバイス ) の使用 (IATA DGR 5.0.1.3) (e) 貨物機の搭載 (IATA DGR 9.3.4) (f) 危険物の事故 (accident) 軽微事故(incident) およびその他の事故の報告 (IATA DGR 9.6.1および9.6.2) 2 54 ページ Section II の 2 段落目で (e) が以下のように追加されます (e) 貨物機の搭載 (IATA DGR 9.3.4) (f) 危険物の事故 (accident) 軽微事故 (incident) およびその他の事故の報告 (IATA DGR 9.6.1 および 9.6.2) 3 40 ページ 追加要件 -Section II の 5 段落目以降に以下が追加されます 荷送人は本 Section II に合致した包装物を 1 貨物あたり 1 包装物を超えて輸送してはな らない 4 55 ページ 追加要件 -Section II の 5 段落目以降に以下が追加されます 荷送人は本 Section II に合致した包装物を 1 貨物あたり 1 包装物を超えて輸送してはな らない 5

5 41 ページ 追加要件 -Section II の 1 段落目が以下のように変更されます 2016 年 3 月 31 日まで航空貨物運送状を使用する場合は "Lithium ion batteries in compliance with Section II of PI965" の文言を航空貨物運送状に記載しなければならない 上記文言は 航空貨物運送状の "Nature and Quantity of Goods" 欄に記載するのが望ましい 航空貨物運送状を使用する場合は "Lithium ion batteries in compliance with Section II of PI965" および Cargo Aircraft Only または CAO の文言を航空貨物運送状に記載しなければならない 上記文言は 航空貨物運送状の "Nature and Quantity of Goods" 欄に記載するのが望ましい Section II の要件に合致したリチウムイオン電池の包装物とオーバーパックは これら の要件に従っていない貨物とは分けて運航者に渡されなければならず 運航者に渡される 前にユニットロードデバイスに搭載することはできない 5) オーバーパックの制限リチウムイオン単電池および組電池を輸送する条件 ( 包装基準 965) およびリチウム金属単電池および組電池を輸送する条件 ( 包装基準 968) の各オーバーパック-Section II の要件が変更されます 1 41 ページ オーバーパック -Section II の 1 段落目が以下のように変更されます Section II の要件に合致する場合 最大 1 包装物までオーバーパック内に置くことがで きる 2 41 ページ オーバーパック -Section II の 1 段落目以降に以下が追加されます 注 )Section II の目的において オーバーパックとは 1 人の荷送人により本 Section の要件に合致した包装物を最大 1 包装物まで収納したものをいう Section IAおよびSection IB の要件に合致した輸送に際しても オーバーパック当たり Section II の包装物は最大 1 包装物までという制限は適用される 3 56 ページ オーバーパック -Section II の 1 段落目が以下のように変更されます 6

Section II の要件に合致する場合 最大 1 包装物までオーバーパック内に置くことがで きる 4 56 ページ オーバーパック -Section II の 1 段落目以降に以下が追加されます 注 )Section II の目的において オーバーパックとは 1 人の荷送人により本 Section の要件に合致した包装物を最大 1 包装物まで収納したものをいう Section IAおよびSection IB の要件に合致した輸送に際しても オーバーパック当たり Section II の包装物は最大 1 包装物までという制限は適用される 以上 7

2015 年 12 月 14 日発行 リチウム金属電池およびリチウムイオン電池の輸送に関する手引書 第 7 版 (2015 年版 ) 一部改定のお知らせ (2016 年対応 ) 一般社団法人電池工業会 国際電池輸送委員会 リチウム金属電池およびリチウムイオン電池の輸送に関する手引書 第 7 版 (2015 年版 ) について 2016 年より改定される国際航空輸送規制 (IATA 危険物規則書第 57 版 ) からの主な変更点を 第 7 版の一部改定としてお知らせします このお知らせは規則改定の主な変更点だけであり 全てを網羅しているわけではありませんので 規則の詳細は原本にてご確認ください < 国際航空輸送規制 (IATA 危険物規則書第 57 版 ) の改定内容 > 1) リチウム電池取取り扱いラベルの除外条件機器に組み込まれたリチウムイオン電池を輸送する条件 ( 包装基準 967) および機器に組み込まれたリチウム金属電池を輸送する条件 ( 包装基準 970) の Section II でリチウム電池取り扱いラベルの除外条件が変更されます 第 7 版 49 ページおよび 64 ページの 追加要件 -Section II の 2 段落目が以下のように変更されます 各包装物はリチウム電池取り扱いラベル (IATA DGR 図 7.4.H: 本手引書 11.5 項参照 ) が貼 付されなければならない この要件は以下の場合には この適用を受けない 機器 ( 回路基板を含む ) に組込まれたボタン形 ( コイン形 ) 電池のみを収納した包装物 4 個以下の単電池および2 個以下の組電池が組込まれた機器を収納した包装物が2 個以下である貨物 (consignment) 注 ) 荷主はこの要件を出来るだけ早く実施して対策を講じるべきだが 包装物が 3 個以 上の貨物でも 2016 年 12 月 31 日まではリチウム電池取扱ラベルなしで輸送することが出 来る 2) 機器とは の記述変更 8

機器と同梱されたリチウムイオン電池を輸送する条件 ( 包装基準 966) および機器と同梱されたリチウム金属電池を輸送する条件 ( 包装基準 969) の 追加要件 -Section I にあった 機器とは の記述が変更され 記載場所は はじめに (Intoroduction) の項目に移動します また 機器に組み込まれたリチウムイオン電池を輸送する条件 ( 包装基準 967) および機器に組み込まれたリチウム金属電池を輸送する条件 ( 包装基準 970) にも同様に追加されます 第 7 版 42 ページ 47 ページ 57 ページおよび 62 ページの はじめに に以下の記述が入ります 本包装基準において 機器 (equipment) とは リチウム電池からの電力供給によ り作動する器具 (device) または装置 (apparatus) である 以上 9

2015 年 3 月 19 日発行 リチウム金属電池およびリチウムイオン電池の輸送に関する手引書 第 7 版 (2015 年版 ) 訂正および一部改定のお知らせ 一般社団法人電池工業会国際電池輸送委員会 < 訂正について> リチウム金属電池およびリチウムイオン電池の輸送に関する手引書 第 7 版の本文中に以下の誤りがありましたので 訂正いたします 正誤表 ページ訂正箇所誤正 82 6.2.6.2 試験方法 - 衝突試験 直径 18.0mm を超える円筒形単電池に適用 直径 18.0mm 以上の円筒形単電池に適用 82 6.2.6.3 試験方法 - 圧壊試験 直径 18.0mm 以下の円筒形単電池に適用 直径 18.0mm 未満の円筒形単電池に適用 < 一部改定について> リチウム金属電池およびリチウムイオン電池の輸送に関する手引書 第 7 版の発行時点では未発行であった ADR(2015) が発行されたため 本文 31 ページから 33 ページを以下の通り改定します なお 2015 年 6 月 30 日までは旧版 ADR(2013) の規定内容でも輸送可能な経過措置が設けられています 5.2.3 欧州陸送規則 (ADR) での追加 変更規定 5.2.3.1 機器組込の単電池の輸送条件 ( 特別規定 636(a)) (a) 機器に組込まれた単電池は 輸送中に 開回路電圧が 2V 未満または放電されていな い単電池の電圧の三分の二未満となる範囲まで放電される可能性があってはならない 10

5.2.3.2 廃棄 / リサイクルされるリチウム電池の輸送条件 ( 特別規定 636(b)) (b) 廃棄やリサイクルのために集積された 総重量が 500g 以下のリチウム単電池および組電池 ワット時定格値が 20Wh 以下のリチウムイオン単電池 ワット時定格値が 100Wh 以下のリチウムイオン組電池 リチウム含有量が 1g 以下のリチウム金属単電池 および総リチウム含有量が 2g 以下のリチウム金属組電池において 中間処理施設までの輸送は 下記の条件を満たせば 特別規定 376( 本手引書 5.2.1.9 項参照 ) と 2.2.9.1.7 ( 国連勧告 2.9.4 と同内容 本手引書 5.2.1.1 項参照 ) を含む ADR の他の規定を適用されない (ⅰ) 包装基準 P909( 本手引書 5.2.1.13 項参照 ) に適合している ( ただし 追加要件の 1 と 2 は除く ) (ⅱ) 輸送されるリチウム単電池または組電池の総重量が 333kg を超えないことを裏づける品質保証システムが整備されている 注 ) 集積物の中のリチウム単電池およびリチウム組電池の総量は 品質保証システムにおける統計的手法によって算出できる 品質保証記録のコピーは 所轄官庁の要求があれば利用できるようにしなければならない (ⅲ) 包装物には LITHIUM BATTERIES FOR DISPOSAL または LITHIUM BATTERIES FOR RECYCLING のいずれかを表示しなければならない 注 )ADR には上記以外に P908 P909 LP903 LP904 が国連勧告と同内容で追加された 以上 11