PowerPoint プレゼンテーション

Similar documents
(2) 航空分野技能評価試験 ( 仮称 )( 航空機整備 ) ( 運用方針 3(1) イの試験区分 ) ア技能水準及び評価方法 ( 技能水準 ) 当該試験は 整備の基本技術を有し 国家資格整備士等の指導 監督の下 機体や装備品等の整備業務のうち基礎的な作業 ( 簡単な点検や交換作業等 ) ができるレ

さらに 農林水産省では 専門家による生産性向上の技術や優良事例の紹介を行う 食品産業生産性向上フォーラム の開催や 外食 中食の生産性向上に向けた手引き の作成 配付により優良事例の普及等を図るとともに生産性向上に向けた活動に対する国の財政面や金融税制面からの支援措置をまとめたガイドブックを府省横断

新たな外国人材受入れ制度の検討経緯及び概要 平成 30 年 7 月 12 日 経済産業省 製造産業局 今年 2 月 20 日の経済財政諮問会議において 総理から以下の指示 安倍政権として いわゆる移民政策をとる考えはありません この点は堅持します 他方で 5 年間のアベノミクスによって 有効求人倍率

能実習 による実習中の者については その在留資格の性格上 当該試験の受験資格を認めない 2. 日本語能力水準及び評価方法等 ( 特定技能 1 号 ) (1) 日本語能力判定テスト ( 仮称 ) ア日本語能力水準及び評価方法 ( 日本語能力水準 ) 当該試験は 本制度での受入れに必要となる基本的な日本

特定の分野に係る特定技能外国人受入れに関する運用要領 - 宿泊分野の基準について - 平成 31 年 3 月 法務省 国土交通省編 ( 制定履歴 ) 平成 31 年 3 月 20 日公表 法務大臣は, 出入国管理及び難民認定法 ( 昭和 26 年政令第 319 号 以下 法 という ) 第 2 条の


日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁とカンボジア王国労働職業訓練省との間の在留資格 特定技能 を有する外国人に係る制度の適正な運用のための情報連携の基本的枠組みに関する協力覚書 ( 仮訳 ) 日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁 ( 以下 日本の省庁 と総称する ) 並びにカンボジア王国

外国人労働者の雇用実態に関するアンケート調査結果 速報版 平成 30 年 12 月 山形県商工労働部 1. 調査目的 県内における外国人労働者の実態等について調査を実施し 今後の外 国人材の活用施策の検討材料とする 2. 調査期間 平成 30 年 10 月中旬 ~11 月中旬 3. 調査対象 方法

外国人建設就労者受入事業の運用状況について

厚生労働省告示第六十四号中小企業等経営強化法平成十一年法律第十八号第十二条第一項の規定に基づき職業紹介事業 ( ) 労働者派遣事業分野に係る事業分野別指針を次のように定めたので同条第五項の規定に基づき公 表する平成三十一年三月十四日厚生労働大臣根本匠職業紹介事業 労働者派遣事業分野に係る事業分野別指

181104_特定技能とは

Microsoft PowerPoint 榔本è−³äººè³⁄挎.pptx

日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁とフィリピン共和国労働雇用省との間の在留資格 特定技能 を有する外国人に係る制度の適正な運用のための基本的連携枠組みに関する協力覚書 ( 仮訳 ) 日本国法務省 外務省 厚生労働省及び警察庁 ( 以下 日本の省庁 と総称する ) 並びにフィリピン共和国労働雇

2 外国人労働者の属性 (1) 国籍別にみると 中国 ( 香港等を含む 以下同じ ) が全体の 57.4% を占め 次いで フィリピンが 15.0% となっている また ベトナムについては対前年同期比で 62 人 (52.1%) 増加しており 同 181 人 (4.2%) を占めている 図 1 別表

Microsoft Word - 資料№9【最終案】島根県職業訓練実施計画

外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律案に対する附帯決議

正 島根 公表資料(1P)

若年者雇用実態調査

平成27年度事業計画書

第 11 回中央執行委員会確認 / 外国人材の受入れに関する新たな在留資格の創設 に対する当面の取り組み Ⅰ. はじめに 6 月 15 日 政府は 経済財政運営と改革の基本方針 2018 において 専ら人手不足対応の観点から 即戦力となる外国人材を幅広く受け入れ るための新たな在留

農業法人等における雇用に関する調査結果

<4D F736F F F696E74202D208EFC926D C E B93C782DD8EE682E890EA97705D>

H30情報表紙 (H30年度)

02-1大使館説明資料JP(特定技能説明会)

2019 年 5 月 経営 Q&A 回答者 永浦労務管理事務所 特定社会保険労務士永浦聡 外国人材の受入れ対策講座 ~ 外国人労働者の現状 ~ Question 当社は 地方都市でホテルを数軒経営しています 法律の改正もあり 今後日本には外国人労働者が増えてくるというニュースを新聞 テレビ等で目にし

Microsoft Word - 1【記者発表】29年10月末現在(栃木局版)

害者 万人 精神障害者 万人となっている 複数の障害を併せ持つ者もいるため 単純な合計にはならないものの 国民のおよそ7.4% が何らかの障害を有している 障害福祉サービスの利用者数は 国民健康保険団体連合会へ支払いを委託する自立支援給付の支払いに関するデータによれば 平成

別紙 8 自動車整備分野における特定技能の在留資格に係る 制度の運用に関する方針 別紙 9 航空分野における特定技能の在留資格に係る制度の 運用に関する方針 別紙 1 0 宿泊分野における特定技能の在留資格に係る制度 の運用に関する方針 別紙 1 1 農業分野における特定技能の在留資格に係る制度 の

504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における

図 12 HACCP の導入状況 ( 販売金額規模別 ) < 食品販売金額規模別 > 5,000 万円未満 ,000 万円 ~1 億円未満 億円 ~3 億円未満

★外国人公表資料【完成版】

(2) 特定機関からの報告の受理及び聴取に関すること (3) 特定機関に対する監査に関すること (4) 外国人家事支援人材の保護に関すること (5) 特定機関において外国人家事支援人材の雇用の継続が不可能となった場合の措置に関すること (6) その他 本事業の適正かつ確実な実施のために必要なこと 3

平成29年「外国人雇用状況」の届出状況集計結果

平成 27 年改正の概要 ( サマリー ) 一般労働者派遣事業 ( 許可制 ) 特定労働者派遣事業 ( 届出制 ) 26 業務 期間制限なし 26 業務以外 原則 1 年 意見聴取により最長 3 年まで 規定なし 規定なし 1. 許可制への統一 2. 派遣契約の期間制限について すべての労働者派遣事

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

資料 2 平成 30 年度 第 1 回食品産業戦略会議 食品製造業における労働力不足 克服のためのビジョン検討について 平成 30 年 11 月 2 日 食料産業局

< F2D816994D48D FA957493FC816A >

登録審査機関の審査ポイント

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

●アレルギー疾患対策基本法案

Microsoft Word - 【案1】登録認証機関立入要領改正通知(Ver )

★外国人公表資料本文

食品衛生の窓

4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

社団法人日本生産技能労務協会

資料 1 第 4 回働く人も企業もいきいき食品産業の働き方改革検討会 外食 中食産業における 働き方の現状と課題について 平成 30 年 3 月 6 日 食料産業局

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

Microsoft PowerPoint 記者発表資料別添(セット)

外国人労働者の現状 資料 1

Taro-【セット版】分野別指針(障

都道府県別有効求人倍率 ( 季節調整値 ) 令和元年 5 月 広島 東京 岡山 福井 岐阜 愛知 富山 石川 香川 大阪 鳥取 群馬 三重 長野 新潟 島根 宮城 愛媛 京都 茨城 山口 熊本 福岡 大分 静岡 徳島 山形 福島 宮崎 秋田 奈良 栃木 和歌山 兵庫 岩手 山梨 千葉 鹿児島 埼玉

働き方改革 魅力ある建設業の構築に向けて 特集 域によっても大きな差があり, 北陸地方や北海道 など一部の地方では平成 28 年 10 月調査の加入率が 80% を超えているのに対し, 大都市部のある関東 地方 (55%) や近畿地方 (60%) は低い加入率に 留まっている ( ) 建設マネジメン

平成 29 年度下期新潟市景況調査 ( 本報告 ) Ⅳ テーマ別調査結果 93

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

Microsoft Word - 平成26年度事業計画書.docx

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

経済連携協定に基づく外国人看護師候補者・介護福祉士候補者の受入れ

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

外国人雇用協議会検定制度 ( 案 ) ( 仮称 ) 外国人就労適性試験 実施骨子 JAEFN 外国人雇用協議会

医療事故調査・支援センター~センターの役割と手引~

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

Microsoft Word - 02 ã•’ä¿®æ�£ã†ªã†Šã†®å€´å’‹ã•‚å¤Œåł½äººæš’ã†®å‘Šå–¥ã‡„ã…»å–±çfl�ㆫ咂ㆂã†�摒訕.doc

スライド 1

HACCP 導入率 ( 参考 ) 平成 27 年度 29% ( コーデックス原則のみ ) 29 年度 30 年度 31 年度 32 年度 33 年度 30% 40% 50% 60% 80% 推進に当たっては 以下を 中間アウトカム目標 として取り組んでいく 1 平成 31 年度までに業界団体による手

Ⅰ 調査目的 中小企業で外国人労働者を雇用する例が広くみられるようになっている 背景には生産年齢人口の減少だけではなく 海外展開や訪日観光客の受け入れといった中小企業経営の国際化もある 人手不足への対応として導入が進んだ外国人労働者であるが しだいに企業の成長や事業展開に欠かせなくなってきていると考

<4D F736F F F696E74202D FA8C6F B938C8FD888EA95948FE38FEA8AE98BC6817A81758A4F8D91906C97AF8A7790B682CC8DCC977082C693FA967B8CEA945C97CD82C98AD682B782E992B28DB881768C8B89CA838C837C815B83678DC58F4994C52E70707

<4D F736F F D208DBB939C97DE8FEE95F18CB48D EA98EE58D7393AE8C7689E6816A2E646F63>

職業別 求人 求職バランスシート ( パート除く常用 ) 平成 30 年 8 月内容 ハローワーク旭川パート除く常用 有効求人数有効求職者数 1,400 有効求人倍率 ,200 1, ,

職業別 求人 求職バランスシート ( パート除く常用 ) 平成 30 年 9 月内容 有効求人数有効求職者数 1,400 ハローワーク旭川パート除く常用有効求人倍率 ,200 1, ,

職業別 求人 求職バランスシート ( パート除く常用 ) 平成 31 年 3 月内容 有効求人数有効求職者数 1,400 ハローワーク旭川パート除く常用有効求人倍率 , , ,

職業別 求人 求職バランスシート ( パート除く常用 ) 令和元年 6 月内容 有効求人数有効求職者数 1,400 ハローワーク旭川パート除く常用有効求人倍率 ,200 1, ,

技能実習生の支援 保護 1 1. 技能実習生への相談対応 母国語相談 として 曜日を決めて主要な言語により 電話 メール等で相談対応を実施 また 地方事務所 支所においても 電話又は来所による相談対応を実施 ( 平日 9:00~17:00) 地方事務所 支所の担当区域及び所在地等は P32 参照 母

2019 年 6 月 経営 Q&A 回答者 永浦労務管理事務所 特定社会保険労務士永浦聡 外国人材の受入れ対策講座 ~ 受入れ時の留意点と必要な手続き ~ Question 当社は コンビニエンスストアを数店舗経営しています 先日 ハローワークでアルバイトを募集したところ 応募者の中に 2 名の外国

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

1 外国人労働者の状況 別添 1 外国人雇用状況 の届出状況 ( 平成 29 年 1 月末現在 ) 概要版 岡山労働局 労働者全体の状況について ( 別添 3- 表 1) 外国人労働者数は 13,727 人 前年同期比で 21.7% (2,446 人 ) 増加した 増加した要因 ベトナムからの技能実

平成 28 年度第 3 回弘前市ケアマネジャー研修会 1. ケアプランの軽微な変更の内容について ( ケアプランの作成 ) 最新情報 vol.155 p.3 参照 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について( 平成 11 年 7 月 29 日老企 22 号厚生省老人保健福祉局企画課長

規制 制度改革に関する閣議決定事項に係るフォローアップ調査の結果 ( 抜粋 ) 規制 制度改革に係る追加方針 ( 抜粋 ) 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 番号 規制 制度改革に係る追加方針 ( 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 ) における決定内容 規制 制度改革事項 規制 制度

Microsoft Word 年度評価シート.docx

農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

スライド 1

2018年度の雇用動向に関する道内企業の意識調査

280428能発0428第8号(1)

②H2904 県内の雇用情勢(完成1)

全産業 14,112 人 3.2% 2 か月連続の増加おもな産業厚生労働省群馬労働局 平成 30 年 9 月 28 日 職業安定部職業安定課労働市場情報官 電話 ( 内線 ) 310 有効求人倍率 ( 季節調整値 ) 1.79 倍 全国 10 位 / 全国 1.63 倍 前

【1-1】平成29年度記者発表(本文)

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

特定監理団体認定申請前の事前準備について 監理団体が特定監理団体の認定申請を行うにあたり 監理団体の状況に応じ 以下の手続等も行う必要がある場合がありますので ご留意ください 1 団体の定款への事業の位置付け外国人建設就労者受入事業は技能実習制度とは別の制度であり 監理団体が本事業を活用する場合 定

PowerPoint プレゼンテーション

資料 3 関連条文 外国人労働者の雇用管理の改善等に関して事業主が適切に対処するための指針 ( 平成 19 年厚生労働省告示第 276 号 ) 第一趣旨この指針は 労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律 ( 昭和四十一年法律第百三十二号 ) 第七条に定める事項

30年度_JLPT事業概要(日本語版)

お知らせ 柔道整復師の資格を取得される皆さま 関係の皆さまへ 平成 30 年 4 月から 柔道整復療養費の受領委任を取り扱う 施術管理者 になる場合は 実務経験と研修の受講が必要となる方向で 以下のとおり検討しています 柔道整復療養費の受領委任の取扱いを管理する 施術管理者 になるための要件について

30.3 福島労働局有効求職有効求人有効求人倍率職業別 ( 常用計 ) 計一般パート計一般パート計一般パート 職業計 29,424 21,042 8,382 39,498 28,229 11, A 管理的職業

乳児家庭全戸訪問事業(一部改正)

平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

Microsoft Word - 沖縄県サービス管理責任者フォローアップ研修事業指定事務取扱要領

<4D F736F F D E64976C8F91817A B7B8E73959F8E F41984A8BC696B18A4A91F D F8E968BC68BC696B18E6

改正要綱 第 1 国家公務員の育児休業等に関する法律に関する事項 育児休業等に係る職員が養育する子の範囲の拡大 1 職員が民法の規定による特別養子縁組の成立に係る監護を現に行う者 児童福祉法の規定により里親である職員に委託されている児童であって当該職員が養子縁組によって養親となることを希望しているも

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

Transcription:

外食業 外食業分野における 新たな外国人材の受入れについて 平成 31 年 2 月 食料産業局 第 1 版

1. 外食業分野における受入れの必要性 1 外食業における有効求人倍率は 全産業平均に比べると極めて高い 外食業を含む 宿泊業 飲食サービス業 の欠員率は 5.4% と高水準にあり 全産業計 (2.4%) の 2 倍以上の水準となっている ( 倍 ) 14 12 有効求人倍率 飲食店主 店長 12.68 (%) 6 5 欠員率 宿泊業 飲食サービス業 5.4 10 8 6 4 飲食物給仕係外食業計 7.16 4.32 3.44 4 3 2 卸売業 小売業産業計 2.4 1.8 2 調理人 1.54 1 製造業 0 全産業平均 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 0 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 資料 : 厚生労働省データを元に農林水産省にて算出 飲食店主 店長 飲食物給仕係 調理人の加重平均値 資料 : 厚生労働省 雇用動向調査 ( 産業 企業規模 職業別欠員率 ) 平成 20 年までは 飲食店 宿泊業 平成 21 年から 宿泊業 飲食サービス業 に変更 1

1. 外食業分野における受入れの必要性 2 外食業分野においては 増加するインバウンド等への対応が求められる中で 手作り感やホスピタリティといった外食業ならではの価値を作り出すことが求められること 状況に応じて臨機応変に作業内容を変える判断が必要となること等から 機械化による省力化にも限りがあり 外国人を含め必要な人材を確保していくことが急務 食品衛生に配慮した飲食物の取扱い 調理及び給仕に至る一連の業務を担い 管理することができる知識 技能を有する人材 衛生管理に関する知識 技能 食中毒の予防などHACCPを含む食品衛生管理について正しい知識を身につけ 適切に対応できる 飲食物調理に関する知識 技能 調理作業における各種工程 調理器具 料理 労働安全等に関する知識を身につけ調理業務を担える 接客全般に関する知識 技能 接客に必要となる基本的な日本語 おもてなしの考え方を理解し実践する上で必要となる知識等を身につけ 適切に対応できる 2

1. 外食業分野における受入れの必要性 3 中小 小規模事業者をはじめとした深刻化する人手不足に対応するため 生産性向上や国内人材確保のための取組を行ってもなお人材を確保することが困難な状況にある産業上の分野において 一定の専門性 技能を有し即戦力となる外国人を受け入れる ( 特定技能の在留資格に係る制度の運用に関する基本方針について H30.12.25 閣議決定 ) 外食企業における自主的な取組例 セントラルキッチンの活用 店舗調理の省力化 品質の均一化 店舗内調理の機械化 自動化 自動調理機 食器洗浄ロボットの導入 店舗運営に係る各種業務の IT 化 キャッシュレス化 現金管理コストの削減等 農林水産省における取組 予算事業 ( 平成 27 年度 ~29 年度 ) 外食 中食事業者へのコンサル及び事例の創出等の取組に対する支援を実施 全国の事業者向けにマニュアルも配付 省庁横断 ( ) で行政のサポート ( ) 農林水産省 経済産業省 厚生労働省 メニューを紹介するガイドブックを作成 外食関連のイベントで配布 3

4 1. 外食業分野における受入れの必要性 4 外食企業における自主的な取組例 雇用環境の改善 24 時間営業を中止や 早朝や深夜帯の営業時間短縮も推進 転勤がない地域正社員制度を導入し 子育てや介護 家事をしながら働く社員に配慮 高齢者でも働きやすい環境を整備 研修 セミナーの実施 人材の育成 フォローアップに関する企業向けのセミナーを開催 ( 例 : 離職防止セミナー ) 農林水産省における取組 食品産業の働き方改革検討会 ( 平成 29 年度 ) 経営者層向けのハンドブックの作成

在留資格概要 5

外国人材の受入れ状況 ( 外食業 ) 外食業 の外国人労働者数約 14.3 万人 飲食店 持ち帰り 配達飲食サービス業の計 在留資格別の構成比 永住者等を除くと ほとんどが 専門的 技術的分野 又は 留学生 のアルバイト 専門的 技術的分野 :11,911 人 (8%) 例 : 外国料理の調理師等身分に基づく在留資格 :28,860 人 (20%) 例 : 永住者等 技能実習 :1,426 人 (1%) 資格外活動 :97,482 人 (69%) 例 : 留学生 :88,074 人 (62%) 家族滞在等 外食業においては技能実習生の受入れはないが 外食企業の食品製造部門 ( セントラルキッチン等 ) において 食品製造関係の技能実習生の受入れがある 特定活動 :3,242 人 (2%) 例 : 日本料理海外普及人材育成事業 特定伝統料理海外普及事業 ( 京都市特区 ) 等 資料 : 厚生労働省 外国人雇用状況 の届出状況まとめ ( 平成 29 年 10 月末現在 ) を基に農林水産省で作成 6

7 2. 対象業種 業務等について 外食業分野の対象は 日本標準産業分類の 飲食店 持ち帰り 配達飲食サービス業 に該当する事業者が行う業務とする 例 : 食堂 レストラン 料理店 喫茶店 ファーストフード店 テイクアウト専門店 ( 店内で調理した飲食料品を渡すもの ) 宅配専門店 ( 店内で調理した飲食料品を配達するもの ) 仕出し料理店など 1 号特定技能外国人が従事する業務は 外食業全般 ( 飲食物調理 接客 店舗管理 ) あわせて 当該業務に従事する日本人が通常従事することとなる関連業務 ( 原料の調達 受入れ 配達作業等 ) に付随的に従事することは差し支えない 外食業分野における向こう 5 年間 ( 平成 31 年度 ~35 年度 ) の受入れ見込み数は 最大 5 万 3,000 人であり これを向こう 5 年間の受入れの上限として運用します

8 3. 外食業の 1 号特定技能外国人の基準に関する事項 1 外食業分野において特定技能 1 号の在留資格で受け入れる外国人は 以下に定める (1) 及び (2) の試験に合格した者 または 医療 福祉施設給食製造 の第 2 号技能実習 ( ) を修了した者とする (1) 技能 国外 国内 外食業技能測定試験 ( 仮称 ) (2) 日本語能力 国外 国際交流基金日本語基礎テスト または 国外 国内 日本語能力試験 (N4 以上 ) ( ) 医療 福祉施設給食製造の技能実習については 2018 年 11 月 16 日に職種追加されたところ 2019 年 2 月時点では 技能実習生の受入れは始まっていません

9 3. 外食業の 1 号特定技能外国人の基準に関する事項 2 外食業技能測定試験 ( 仮称 ) について 試験の内容 食品衛生に配慮した飲食物の取扱い 調理及び給仕に至る一連の業務を担い 管理することができる知識 技能を確認する また 業務上必要な日本語能力水準についても確認する 試験科目 衛生管理 飲食物調理 接客全般 について知識 判断能力 計画立案能力 ( 簡単な計算能力を含む ) を測定する筆記試験とする 全ての科目を受験することを要すが 飲食物調理主体または接客主体を選択すれば 配点について傾斜配分を受けることができる

10 3. 外食業の 1 号特定技能外国人の基準に関する事項 3 外食業技能測定試験 ( 仮称 ) について ( つづき ) 測定の方法 試験言語 : 現地語及び日本語 ( 国内試験は日本語のみ ) 実施主体 : 民間事業者 ( 公募により選定 ) 実施方法 : コンピューター ベースド テスティング (CBT) 方式又はペーパーテスト方式実施回数 : 国内及び国外でそれぞれおおむね年 2 回程度実施予定開始時期 : 平成 31 年 4 月予定

11 3. 外食業の 1 号特定技能外国人の基準に関する事項 4 国際交流基金日本語基礎テスト について 日本語能力水準 ある程度日常会話ができ 生活に支障がない程度の日本語能力を確認する 評価方法 実施主体 : 独立行政法人国際交流基金実施方法 : コンピューター ベースド テスティング (CBT) 方式実施回数 : 年おおむね 6 回程度 国外実施を予定開始時期 : 平成 31 年 4 月から活用予定

3. 外食業の 1 号特定技能外国人の基準に関する事項 5 日本語能力試験 (JLPT)(N4 以上 ) について 日本語能力水準 ある程度日常会話ができ 生活に支障がない程度の日本語能力を確認する 評価方法 実施主体 : 国外 独立行政法人国際交流基金 国内 日本国際教育支援協会実施方法 : マークシート方式実施回数 : 国外 おおむね 1 回から 2 回実施 国内 年 2 回実施 ( 各都道府県で実施 ) 2019 年の 日本語能力試験 実施スケジュール第 1 回試験日 :7 月 7 日 ( 申込受付期間 :3 年 22 日 ~4 月 22 日 ) 第 2 回試験日 :12 月 1 日 ( 申込受付期間 :8 月 20 日 ~9 月 20 日 ) ( 海外では受付期間が異なる場合があるので JLPTのウェブサイトに掲載されている現地の実施機関に確認してください ) 12

4. 新たな制度に基づいて雇用する事業者に対して特に課す条件 1 新たな制度に基づいて雇用する事業者に対して特に課す条件 ( 協議会関係 ) 1 農林水産省 関係業界団体 登録支援機関その他の関係者で構成される 食品産業特定技能協議会 ( 仮称 ) ( 以下 協議会 という ) の構成員になること 2 協議会に対し 必要な協力を行うこと 3 農林水産省又はその委託を受けた者が行う調査等に対し 必要な協力を行うこと 4 登録支援機関に1 号特定技能外国人支援計画の実施を委託するに当たっては 上記 1~3の条件を全て満たす協議会の構成員となっており かつ 農林水産省及び協議会に対して必要な協力を行う登録支援機関に委託すること 4 は 実質的に 新たな制度に基づいて雇用する事業者に対する条件にもなっています 食品産業特定技能協議会 ( 仮称 ) の協議事項 1 外国人の受入れに関する情報の周知その他制度理解の促進 2 法令遵守に関する通知及び不正行為に対する横断的な再発防止 3 外国人の受入れ状況の把握及び農林水産省への報告 4 人材が不足している地域の状況の把握及び当該地域への配慮 5 その他外国人の適正で円滑な受入れ及び外国人の保護に資する取組 13

14 4. 新たな制度に基づいて雇用する事業者に対して特に課す条件 2 新たな制度に基づいて雇用する事業者に対して特に課す条件 ( 接待飲食等営業関係 ) 1 1 号特定技能外国人に対して 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律 ( 以下 風俗営業法 という ) 第 2 条第 4 項に規定する 接待飲食等営業 を営む営業所において就労を行わせないこと 2 1 号特定技能外国人に対して 風俗営業法第 2 条第 3 項に規定する 接待 を行わせないこと 接待飲食等営業 を営む営業所においては 飲食物調理 接客 店舗管理 の業務であっても 1 号特定技能外国人を就労させることはできません

15 5. 制度の運用に関する重要事項 ( 大都市圏への過度な集中防止 ) 特定技能外国人が大都市圏その他の特定の地域に過度に集中して就労することとならないようにするために必要な措置 1 特定技能外国人の就労が大都市圏等の地域に過度に集中することがないよう 外食業技能測定試験 ( 仮称 ) の国内における試験は 大都市圏以外の地方を含めた全国 10 か所程度で実施する 2 農林水産省は 本制度の趣旨や優良事例を全国的に周知するとともに 協議会での協議も踏まえ 生産性向上のための取組や国内人材確保のための取組が行われていてもなお外国人を含む人手不足が顕著である地域が認められる場合には その地域において特定技能外国人の就業が円滑に行われるよう 試験の開催場所 頻度等の調整に努めるとともに その他必要な支援等について 制度関係機関 関係業界団体等とも連携して取り組む

16 5. 制度の運用に関する重要事項 ( 治安上の問題の把握 ) 農林水産省は 基本方針を踏まえつつ 所掌事務を通じて治安上の問題となり得る事項を把握するために必要な措置を講じるとともに 把握した事項について制度関係機関と適切に共有する 深刻な治安上の影響が生じるおそれがあると認める場合には 基本方針を踏まえつつ 農林水産省及び制度関係機関において 共同して所要の検討を行い 運用方針の変更を含め 必要な措置を講じる

17 6. 在留資格認定証明書の交付の停止の措置等に関する事項 農林水産大臣は 以下の指標をもって人手不足状況の変化を的確に把握する (1) 外食業分野の 1 号特定技能外国人在留者数 (3 か月に 1 回法務省から農林水産省に提供 ) (2) 有効求人倍率 (3) 欠員率 欠員数 (4) 雇用人員判断 (DI) 農林水産大臣は 上記の指標及び動向の変化や当初の受入れ見込数とのかい離 就業構造や経済情勢の変化等を踏まえ 人手不足の状況に変化が生じたと認める場合には それらの状況を的確に把握 分析を加えた上で 変化に応じた人材確保の必要性を再検討し 状況に応じて運用方針の見直しの検討 発議等の所要の対応を行う また 向こう 5 年間の受入れ見込数を超えることが見込まれる場合には 法務大臣に対し 受入れの停止の措置を求める