SL-VIEW 

Similar documents
TEAC LXシリーズ・GXシリーズ 用 データ収録・FFT/後処理トラッキング解析パッケージ

計測コラム emm182号用

タッチパネル式表示ユニットの装着や システム組み込みにも対応した次世代データ収録器 誕生 各種ユニットを着脱可能 アンプユニットは最大10ユニットまで混在装着可能 1 最大で10台のアンプユニットが取付けでき 本体ユニット1台で最大112chの多チャネル測定が可能です 表示ユニットは本体ユニットへの

トルクリップル計測システム 特長 高速リップル計測 : モーターの常用回転数での計測が可能 自動計測 : ブレーキ負荷の PID トルク制御や回転制御で自動計測 使いやすいソフトウェア : タブ切り替えだけの簡単操作 豊富なグラフ表示 : 強度分布 ウォーターフォール表示 次数解析機能 : 特定の次

必要システム ( お客様ご用意 ) 形式 :MSRPAC-2010 MSRPAC 仕様書 NS-7404 Rev.2 Page 2/13

AI1608AYUSB手順V3

<4D F736F F D20837E836A837D E82CC88D98FED E12E646F63>

GL7000_vol5_1

Microsoft Word - 頻度解析プログラム概要

:30 18:00 9:30 12:00 13:00 17:00

4 本体の入力を USB-B 端子に対応する入力に切り換える 下記の画面表示になります 手順 8 の画面になるまでしばらくお待ちください 5 解凍したフォルダー内にある "Setup.exe" をダブルクリックして実行する InstallShield ウィザードが表示されます xxxxxxxxxx.

CF-7200 ポータブルFFT アナライザ「打撃試験で周波数応答関数を測定する操作手順」

4 本体の入力を USB-B 端子に対応する入力に切り換える 下記の画面表示になります 手順 8 の画面になるまでしばらくお待ちください 5 解凍したフォルダー内にある "Setup.exe" をダブルクリックして実行する InstallShield ウィザードが表示されます xxxxxxxxxx.

時系列データ解析ツール Oscope Professional「音質評価パック」

Viewgo波形の連続格納ソフト

DA-300USB JP_GS_Final_1128.indd

パソコンで楽チン、電力管理3169編

Microsoft Word - XPC4ソフトマニュアル.doc

IBIS

目次 1. ソフトウェアのインストール 対応 OSについて インストール手順 アンインストール手順 USB ドライバのインストール 操作の流れ 接続の準備 ソフトウ

高速トルクリップル計測システム - 音・振動に影響するリップルの実回転域での計測 -

はじめに 京セラ製スマートフォンを指定の microusb ケーブル ( 別売 ) またはこれと共通仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をインストールしてい

Microsoft PowerPoint - 計測2.ppt [互換モード]

目次 第 1 章はじめに 本ソフトの概要... 2 第 2 章インストール編 ソフトの動作環境を確認しましょう ソフトをコンピュータにセットアップしましょう 動作を確認しましょう コンピュータからアンインストー

RF-ASE トレーニング

はじめに URBANO PROGRESSO を microusb ケーブル 01 ( 別売 ) またはこれと共通の仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をイン

形式 :PDU 計装用プラグイン形変換器 M UNIT シリーズ パルス分周変換器 ( レンジ可変形 ) 主な機能と特長 パルス入力信号を分周 絶縁して単位パルス出力信号に変換 センサ用電源内蔵 パルス分周比は前面のスイッチで可変 出力は均等パルス オープンコレクタ 電圧パルス リレー接点パルス出力

漏電監視端末 SW150LF/LF8 漏電監視 漏電監視 ZCT 最大 4 個まで取り付けられます ZCT 最大 8 個まで取り付けられます SW150LF 端子台 温度監視 SW150LF8 端子台 温度センサー最大 4 個まで取り付けられます 接点入力合計 4 点 ( 最大 ) 2

インターリーブADCでのタイミングスキュー影響のデジタル補正技術

VECLOS Audio Driver インストールマニュアル Windows 用 2 次へ ボタンをクリックする 対応 OS Windows 7 (32bit 版 64bit 版 ) Windows 8( 32bit 版 64bit 版 ) Windows 8.1( 32bit 版 64bit 版

目次 第 1 章はじめに 本ソフトの概要... 2 第 2 章インストール編 ソフトの動作環境を確認しましょう ソフトをコンピュータにセットアップしましょう 動作を確認しましょう コンピュータからアンインストー

Microsoft PowerPoint - RL78G1E_スタータキットデモ手順_2012_1119修正版.pptx

Microsoft Word - HOBO雨量専用説明書_v1.1.doc

00_testo350カタログ貼込.indd

FLIRTools+デモ手順書

各種パスワードについて マイナンバー管理票では 3 種のパスワードを使用します (1) 読み取りパスワード Excel 機能の読み取りパスワードです 任意に設定可能です (2) 管理者パスワード マイナンバー管理表 の管理者のパスワードです 管理者パスワード はパスワードの流出を防ぐ目的で この操作

エンドポイント濁度測定装置 LT-16 取扱説明書

Taro-82ADAカ.jtd

取扱説明書[SH-06D]

ディジタル信号処理

ESOTERIC ASIO USB DRIVER インストールマニュアル Windows 用 システム推奨条件 2 インストールで使用する言語を選択して 次へ ボタンをクリックする Intel Core 2 Duo 以上のプロセッサー搭載コンピュータ 搭載メモリ 1GB 以上 対応 OS Windo

取扱説明書[SH-12C]

この取扱説明書について USB DAC 端子に USB ケーブルでコンピューターを接続すると コンピューターからの音声信号を再生できます この機能を使って PCM を再生する場合 ドライバーソフトウェアをコンピューターにインストールする必要はありません ただし この機能を使って DSD 音源をネイテ

周波数特性解析

PowerPoint プレゼンテーション

第 7.0 版 利用履歴管理 ETCPRO5 セットアップマニュアル (Ver5.002) カードリーダモデル変更 ( 表示付き 表示なし ) に伴い 改訂 Windows10 対応に伴い 改訂 参考ホームページサイト :

内容 MD00Manager とは?... MD00Manager をインストールする.... ソフトのインストール... MD00Manager の使い方.... 起動をする... 機能説明...7 機能説明 ( メニューバー )...8 機能説明 ( ステータスバー )...8 機能説明 ( コ

本仕様はプロダクトバージョン Ver 以降に準じています

出力可能なバーコードの種類 出力可能なバーコードの種類各バーコードはそれぞれのバーコードの仕様に準拠します バーコードの種類 PDF417 MICROPDF417 対応バーコードの名称 PDF417 マイクロ PDF417 操作例 PDF417 商品コードの内容を PDF417 にする 作成された

第 11 回 R, C, L で構成される回路その 3 + SPICE 演習 目標 : SPICE シミュレーションを使ってみる LR 回路の特性 C と L の両方を含む回路 共振回路 今回は講義中に SPICE シミュレーションの演習を併せて行う これまでの RC,CR 回路に加え,L と R

第 4 週コンボリューションその 2, 正弦波による分解 教科書 p. 16~ 目標コンボリューションの演習. 正弦波による信号の分解の考え方の理解. 正弦波の複素表現を学ぶ. 演習問題 問 1. 以下の図にならって,1 と 2 の δ 関数を図示せよ δ (t) 2

manual_ezcap_edit

eYACHO 管理者ガイド

もくじ 2 はじめに... 3 概要... 4 動作環境... 4 利用制限モードについて... 4 本マニュアルの見かた... 4 HOME アプリマネージャの基本操作... 5 HOME アプリマネージャをインストールする... 6 HOME アプリマネージャを起動する... 8 HOME アプ

Pocket WiFi LTE (GL04P) ソフトウェア更新マニュアル パソコン ipad 編 Version2 10

起動画面

PitStop マル秘テク

作成 承認 簡単取扱説明書 (S&DL 水位計 ) 応用計測サービス株式会社 (1.1)

環境確認方法 (Windows の場合 ) OS 動作環境日本語版 Windows 7, 8, 8.1, 10 であること 確認方法 Windows キーを押しながら R キーを押します または [ スタート ] メニューから [ ファイル名を指定して実行 ] ( または [ プログラムとファイルの

PicoScope 4262 Data Sheet

形式 :WYPD 絶縁 2 出力計装用変換器 W UNIT シリーズ パルスアイソレータ ( センサ用電源付 2 出力形 ) 主な機能と特長 パルス入力信号を絶縁して各種のパルス出力信号に変換 オープンコレクタ 電圧パルス リレー接点パルス出力を用意 センサ用電源内蔵 耐電圧 2000V AC 密着

パソコンソフト使い放題 クライアントユーザーマニュアル 最終更新日 2013 年 10 月 21 日

スライド 1

CONTENTS マニュアルの表記... S01-02_01 1.DataNature Smart 全体概要図... S01-02_11 2. 基本操作... S01-02_ ジョブの作成... S01-02_21 加工条件設定... S01-02_21 Step1: 処理対象データの指

<4D F736F F F696E74202D2091E FCD91BD8F6489BB82C691BD8F E835A83582E >

目次 1. 概要 動作環境

無線LAN JRL-710/720シリーズ ファームウェアバージョンアップマニュアル 第2.1版

DS-3000 シリーズデータステーション 振動解析操作手順書

【バーコード作成】マニュアル 第1版

生存確認調査ツール

Instruction Manual

1. はじめに (1) 本書の位置づけ 本書ではベジフルネット Ver4 の導入に関連した次の事項について記載する ベジフルネット Ver4 で改善された機能について 新機能の操作に関する概要説明 ベジフルネット Ver4 プログラムのインストールについて Ver4 のインストール手順についての説明

PRONETA

HD-AMP1F_QuickStartGuide_JPN_ indd

DS3000 ESUFEEL

K006/ K006 < カメラなしモデル >

アナログ回路 I 参考資料 版 LTspice を用いたアナログ回路 I の再現 第 2 回目の内容 電通大 先進理工 坂本克好 [ 目的と内容について ] この文章の目的は 電気通信大学 先進理工学科におけるアナログ回路 I の第二回目の実験内容について LTspice を用

Transcription:

高速データアクイジションユニット 横河電機 SL1000 用 リアルタイムデータ収集 FFT 解析 / 後処理トラッキング解析パッケージ SL-View 機能概説書 (SL-GAI 2009/05)

1.SL-View リアルタイムデータ収集 FFT 解析パッケージ SL-View リアルタイムデータ収集 FFT 解析 / 後処理トラッキング解析パッケージは 当社が長年 計測制御関連のソフトウェア開発を行う中で 多くの納入事例をベースとして自信を持って発売した製品です 従来 高速波形収集 振動関連のデータ解析に必要な周波領域の計測を行なう為のソフトウェアパッケージは数少なく 処理機能も限定されたものが中心でした 当社では 横河電機 の SL1000 とパソコンとを組み合せて リアルタイムデータ収集作業から解析に至るまで一貫した処理が簡単に行えるものとして当パッケージを開発しました 今後とも 皆様方の開発業務に貢献すべく努力して参ります 2.SL-View の特徴 SL-View リアルタイムデータ収集 FFT 解析 / 後処理トラッキング解析パッケージは 横河電機 の SL1000 とウインドウズパソコンとを組み合わせて簡単にデータ収集 FFT 解析を行うことができます USB/ LAN インターフェース テ スクトッフ / ノート PC 横河電機 高速テ ータアクイシ ションユニット SL1000 約 1.6MS/sec 以上で PC へリアルタイム収集可能 (16ch 100kS/s 相当 ) TY XY ク ラフ FFT のリアルタイム表示が可能 カラープリンタ [ SL-View の主な特徴 ] (1) パソコンによるリアルタイムデータ収集は最大約 1.6MS/sec(16ch 100kS/s 相当 ) のパフォーマンスがあります パソコンの性能によってはこの性能が出ない場合があります ) SL1000 の内部メモリ収録には対応しておりません (2) マニュアル ワンショット リピート インターバルトリガを使用でき 3 チャネルの AND/OR 条件を指定可能です また 指定した時間によりファイルを自動分割する収録も可能です (3) TY グラフ XY グラフ FFT グラフのリアルタイム表示が行えます (4) 取り込んだ計測データを再度呼び出して TY XY FFT グラフ表示をはじめ 演算機能 フィルタ処理 ダウンサンプル処理 波形演算 音声再生機能 テキストファイル変換等 多彩な解析処理が行えます (5) ハンマリング試験にもご使用いただけます 多チャンネル伝達関数 (FRF) が可能です (6) 後処理での rpm トラッキング解析機能をオプションソフトでご提供します (7) お客様のご要望により 有料でパッケージの改造を行います * 注意点 :SL1000 の内部メモリを使用したメモリ収録モードはサポートしておりません マルチサンプルモードはサポートしておりません 1

3. SL-View を使用するには? (1) 対応パソコン 1OS: Windows XP または WindowsVISTA 2CPU: PentiumⅣ 以上の高速なもの 3 メモリ : 1GB 以上必要 VISTA の場合には 2GB 以上必要です 4 ハードディスク 50GB 以上の空き容量 ( チャネル数 サンプリング周波数 収録時間によります ) 5 ディスプレイ : カラー XGA 以上 6Windows 対応のカラープリンタ データ収録中は パワーマネージメント機能 / スクリーンセーバーを使用しないで下さい (2) データアクイジションユニット 1 SL1000 横河電機 本体最大 16 チャネル入力対応対応アンプ : 詳細はお問い合わせ下さい 使用インターフェース : イーサネット ( パソコンと直結する場合にはリバースケーブルを使用します ) /USB2.0 * 注意点 :8 台同期運転は当パッケージのオプション機能で対応する予定です 2 対応アンプ :2009 年 5 月現在 使用可能なアンプです 最新の対応アンプについては当社にお問い合わせ下さい 高速電圧 12ビット絶縁入力アンプ 720210 高速電圧 12ビット絶縁入力アンプ 701250 高速電圧 16ビット絶縁入力アンプ 701251 高圧電圧 16ビット絶縁入力アンプ 701260 加速度 電圧 16ビット入力アンプ 701275 * 注意点 : 1 当ソフトではアンプ毎にサンプリング周波数を指定できるマルチサンプルモードはサポートしておりません 2SL1000 の内部メモリを使用したメモリ収録モードはサポートしておりません < 構成例 >SL1000 と Windows パソコンを使用した標準的なシステム SL1000 16チャネル電圧入力 WindowsPC PentiumⅣ 1GBメモリ カラーフ リンタ 使用機器一覧 1WindowsPC CPU PentiumⅣ メモリ1GB WindowsXP 2LANケーブル 3カラープリンタ 4データアクイジションユニットSL1000 16チャネル電圧入力 5SL-Viewリアルタイムデータ収集 FFT 解析パッケージ 横河電機 2

5. SL-View の主な機能 5.1 リアルタイムデータ収集機能について データ収集はモニタ開始メニューを選択後 指定したトリガ条件により開始します マニュアルトリガの場合には トリガ判定開始ボタンをクリックすることにより開始します (1) データ収集に関する条件はあらかじめ条件設定機能で登録しておくことができます SL1000 のレンジ設定やアンプ情報もあらかじめパソコン側に登録可能ですので 簡単な操作で実行できます (2) 収録を行なうモードは 2 種類あります 収録開始時に指定します 1 通常モード通常はこちらを使用します 2ハンマリングモードハンマリング解析用のデータ収集を行なう時に指定します * ハンマリング解析についてハンマリング解析とは 物体のある部分を叩いた時に その振動がどのように伝わって行くかを解析する方法であり 専用のハンマーと振動センサが必要です 伝達関数を計算するために トリガに同期した時間波形のフレームの FFT 解析と アベレージング処理を行います そのため ハンマリングモードでは 専用の FFT 解析モードと収録データファイルフォーマットを使用します (3) 収録を行うパターンは 以下の測定モードから選択できます 又 計測ファイルはトリガ単位に作成されます 1マニュアルトリガ 2ワンショットトリガ 3リピ-トトリガ 4インターバルトリガ 測定開始 / 終了を手動で行います 下記のトリガ条件で1 回だけ測定します 下記のトリガ条件で繰返し測定します 一定時間ごとに収録データファイルを作成します トリガ条件 オントリガ 3 チャネルの AND/OR 条件オフトリガ 3 チャネルの AND/OR 条件プレ / ポストトリガ 0~5000msec 最大 9999 トリガ設定可能 1 上記条件はサンプリング周波数により一部制限があります < トリガの概要 > 1 マニュアルトリガ : オン / オフ操作はマウス又はキー操作で行います オン操作 オフ操作 プレトリガ ポストトリガ この部分がファイル保存されます 3

2 ワンショット / リピートトリガ : あらかじめトリガ条件を登録することでトリガ判定は SL-View が行います ワンショットの場合は 1 回のみ リピートトリガの場合には指定回数分トリガ判定が繰り返されます オントリガ オフトリガ プレトリガ ポストトリガ この部分がファイル保存されます 3 インターバルトリガ : 以下の 2 つのファイル保存方法があります この場合 プレトリガ / ポストトリガは付加されません a. 断続収録 ( 保存間隔 > 保存時間の場合 ) 保存間隔 保存時間 保存対象 保存対象 b. 連続収録 ( 保存間隔 = 保存時間の場合 ファイルは分割作成されます ) 保存間隔 = 保存時間 < トリガ指定画面例 > 保存対象 4

(4) FFT 解析でのサンプリングレートと周波数上限 FFT 解析を行なう場合には解析対象の周波数上限値の 2.56 倍のサンプリングレートでデータ収集を行なう必要があります つまり 1kHz の FFT を行ないたい場合には 最低 2.56kHz のサンプリングレートが必要になります この例の場合 SL1000 では最低 5kHz のサンプリングレートが必要になります FFT 解析の周波数上限は 解析チャネルのサンプリングレートに依存します 以下の表に サンプリングレート 周波数上限 フレームサイズ データ長 分解能をまとめました それぞれの項目は以下の様に計算されます 周波数上限 = サンプリングレート / 2.56 分解能 = フレームサイズ / 2.56 データ長 = フレームサイズ / サンプリングレート周波数分解能 = 周波数上限 / 分解能 *SL-View で使用するサンプリング周波数 ( 一部抜粋 ) サンプリングレート ( 周波数上限 ) 1kHz (390.63Hz) 2kHz (781.25Hz) 5kHz (1953. 13Hz) 10kHz (3. 906kHz) フレームサイズ / 分解能 データ長 周波数分解能 サンプリングレート ( 周波数上限 ) フレームサイズ / 分解能 データ長 周波数分解能 512/200 0.512s 1.953Hz 512/200 25.60ms 39.063Hz 1024/400 1.024s 0.977Hz 1024/400 51.20ms 19.531Hz 2048/800 2.048s 0.488Hz 2048/800 102.40ms 9.766Hz 20kHz 4096/1600 4.096s 0.244Hz 4096/1600 204.80ms 4.883Hz (7.813kHz) 8192/3200 8.192s 0.122Hz 8192/3200 409.60ms 2.441Hz 16384/6400 16.384s 0.061Hz 16384/6400 819.20ms 1.221Hz 32768/12800 32.768s 0.031Hz 32768/12800 1638.40ms 0.610Hz 512/200 0.256s 3.906Hz 512/200 10.24ms 97.656Hz 1024/400 0.512s 1.953Hz 1024/400 20.48ms 48.828Hz 2048/800 1.024s 0.977Hz 2048/800 40.96ms 24.414Hz 50kHz 4096/1600 2.048s 0.488Hz 4096/1600 81.92ms 12.207Hz (19.531kHz) 8192/3200 4.096s 0.244Hz 8192/3200 163.84ms 6.104Hz 16384/6400 8.192s 0.122Hz 16384/6400 327.68ms 3.052Hz 32768/12800 16.384s 0.061Hz 32768/12800 655.36ms 1.526Hz 512/200 0.102s 9.766Hz 512/200 5.12ms 195.313Hz 1024/400 0.205s 4.883Hz 1024/400 10.24ms 97.656Hz 2048/800 0.410s 2.441Hz 2048/800 20.48ms 48.828Hz 100kHz 4096/1600 0.819s 1.221Hz 4096/1600 40.96ms 24.414Hz (39.063kHz) 8192/3200 1.638s 0.610Hz 8192/3200 81.92ms 12.207Hz 16384/6400 3.277s 0.305Hz 16384/6400 163.84ms 6.104Hz 32768/12800 6.554s 0.153Hz 32768/12800 327.68ms 3.052Hz 512/200 0.051s 19.531Hz 1024/400 0.102s 9.766Hz 2048/800 0.205s 4.883Hz 4096/1600 0.410s 2.441Hz 8192/3200 0.819s 1.221Hz 16384/6400 1.638s 0.610Hz 32768/12800 3.277s 0.305Hz * 注意点 : SL-View の全チャネル同一のサンプリング周波数です マルチサンプルには対応しません リアルタイムでのパソコンへの実効転送レートは最大約 1.6MB/sec となりますが パソコンの性能によってはこれに満たない場合があります 5

(4) データ測定中の画面表示 (MDI:Multiple Document Interface) T-Yグラフ 16チャネル同時表示 グループ登録可能 X-Yグラフ 16ライン同時表示 グループ登録可能 FFTグラフ 1~16チャネル表示 周波数分析レンジ 25~12800 (FFTフレーム長 64~32768) 1 画面のリフレッシュ間隔は 100msec 固定です 1 T-Y グラフ リアルタイム表示例 サンプリング周波数と X 軸の 1DIV の時間幅を表示 チャネル名 単位瞬時値 を表示 指定により rms,avg,peak 値を演算して表示可能 1 グラフには最大 16 チャネルまで表示できます T-Y グラフ 後処理表示例 ( カーソルは 8 本まで使用可能 ) タイトルバー カーソル 8 本可能 TY グラフ サンプリング周波数と X 軸の 1DIV の時間幅を表示 カーソル情報 スケール カーソル値表示 スクロールバー 計算結果 6

2 X-Y グラフ リアルタイム表示例 上段には 1 秒間の TY グラフを表示します チャネル名 単位瞬時値を表示 下段には XY グラフを表示します X-Y グラフ 後処理表示例 タイトルバー 1 秒間の時間波形表示 TY 表示されている計測データの時刻を表示 チャネル情報カーソル値 XY グラフ スケール クロスカーソル 7

3 FFT グラフ リアルタイム表示例 上段には1フレーム分のTYグラフを表示します位相グラフの表示もできます スペクトルの周波数レンジ 分解能 窓関数 単位やアベレージ オーバーラップ量を表示 下段には FFT グラフを表示します FFT のピーク表示も可能です値に対応してグラフ上にもピーク点にマークが表示されます FFT グラフ 後処理表示例 フレーム波形 フレーム時刻 パラメータ表示 振幅グラフ カーソル値 位相グラフを表示した例 8

5.2 データ解析 ( 後処理 ) 機能について (1) 計測したファイルを呼び出し 画面上でグラフを表示して以下の多彩な解析処理を行うことができます 1 グラフの画面表示機能 T-Yグラフ 16チャネル同時表示 グループ登録可 X-Yグラフ 16ライン同時表示 グループ登録可 FFTグラフ 周波数分析レンジ 25~12800 (FFTフレーム長 64~32768) 窓関数 レクタンギュラ ハニング フラットトップ ハミング モード linear/ power 表示単位 0-p/p-p/rms,dB 平均処理 ピークホールド 加算平均 指数平均 解析関数 伝達関数 (FRF) リニアスペクトル パワースペクトル 2 波形演算グラフに表示している波形データの実効値 平均値 ピーク 面積を求めます 計算結果はここに表示 3 演算処理開いているデータファイルを対象にフィルタ リサンプリング処理 又は演算式で任意に指定した処理を行います 処理結果は仮想チャネルに VC*** と表示され VC001~VC999 まで可能です 9

a. フィルタ処理計測 仮想チャネルのデータにフィルタ処理を行います フィルタの種類 FIR フィルタ (Finite Impulse Response Filter: 有限パルス応答フィルタ ) インパルス応答波形を入力したときの出力信号が ある決まった時間 ( 有限時間 ) だけ出力するフィルタバターワースフィルタ (Butterworth filter) 通過帯域が数学的に可能な限り平坦な周波数特性となるよう設計されているフィルタ カットオフ周波数 FIR の場合 :-6dB バターワースの場合 :-3dB フィルタ指定画面例 (FIR ローパス ) フィルタの種類 FIR ローパス FIR ハイパス FIR バンドパスバターワースローパスバターワースハイパス カットオフ周波数 b. ダウンサンプル処理計測 仮想チャネルのデータにリサンプル処理を行います リサンプルする周波数を指定 10

c. 演算処理計測チャネルのデータ演算には以下の演算子を使用できます 四則演算 ( + - * / ) 剰余 ( % ) と下記の関数が使用出来ます abs(x), pow(x, y), sqrt(x), exp(x), log(x), log10(x), sin(x), cos(x), tan(x), asin(x), acos(x), atan(x) pow(x, y) は x の y 乗です 計測チャネルは CH## で指定します 例. abs(ch01 + 1.5) * CH12 仮想チャネルは VC### で指定します 例. pow(vc001, 2) + CH09 演算式入力欄 演算実行 d. 微分 積分 11

4 音声再生機能 現在画面表示している TY グラフのカーソル 1 2 で指定している範囲をパソコンのサウンド機能で再生します 5 データエクスポート機能 画面に表示されている計測データや FFT 演算結果を CSV 形式でファイルに出力します CSV 形式は Excel などの表計算ソフトで読込み可能です a.ty グラフ グラフのカーソル 1/2 で選択している時間範囲の時系列データ又は全体を出力します 仮想チャネルはチャネル数の分だけファイルが作成されます - 作成されるファイル - 計測 CH [ 保存ファイル名 ].[ トリガ番号 ].CSV 仮想 CH [ 保存ファイル名 ].[ トリガ番号 ].VC999.CSV b.xy グラフ X と Y が対になった時系列データを出力します 表示している XY のプロットの数だけファイルが作成されます - 作成されるファイル - [ 保存ファイル名 ].[ トリガ番号 ].XY.[XY グループ名 ].[ プロット番号 ].CSV c.fft グラフ振幅 又はゲインと位相データを出力します ( グラフがアベレージングの場合はアベレージング結果のデータ ) - 作成されるファイル - [ 保存ファイル名 ].[ トリガ番号 ]. FFT.CSV 12

6 テキストインポート機能 カンマ / タブ区切りで記述されたテキスト形式のデータファイルを SL-View 形式のデータファイルに変換します 単一サンプリング周波数 複数チャネルの形式をサポートしています インポートするテキストファイルを選択後 セルが正しく認識できるように 区切り文字 を指定します 区切り文字 設定表示欄 13

5.3 トラッキング解析 ( 後処理 ) 機能について ( オプション機能 ) SL-View データ収集 FFT 解析パッケージで収録 解析する振動データは産業機械や家電製品等 非常に幅広い分野が対象になります その中でも適用分野が広く非常に身近な所で使用されている回転機械に関する振動分野は自動車 エアコン DVD レコーダなどの家電製品からあらゆる産業機械や発電機などの社会インフラまで非常に多数存在します 回転機械の振動は軸受や歯車にアンバランスやミスアライメント キズが存在すると 回転数に比例した振動周波数が振幅変調を受け 中心周波数の両サイドに余分なピークが発生します さらに歯車のように歯の大きさや切り込みにアンバランスがあると 1 回転ごとに振動周波数が変調されうなりや余分な振動を生じます これらが次第に大きくなると装置全体に悪影響を与えることになります エンジンやコンプレッサ 発電用タービンのように低速から高速回転までの幅広い周波数変動がある回転機器にとっては 回転数の変化と装置を構成する部品 ( 回転軸 装置のカバー 基台装置等 ) が持つ固有振動数との共振現象が大きな問題になります 従って 回転振動の解析ポイントは回転数を変化させた時の振動 騒音レベルの変動をグラフ化し 共振状況を把握できるようにすることが基本になります トラッキング解析オプションは SL-View リアルタイムデータ収集 FFT 解析パッケージで収録したファイルを再度呼び出して 定幅トラッキング リサンプリング方式による定比トラッキング 周波数トラッキング解析を行ないます 後処理による解析のため 処理対象チャネル数は SL-View で収録するチャネル数に依存します トラッキング解析はオプションパッケージでのご提供となり 以下の 3 種類の手法を選択して解析できます SL-View 後処理トラッキングオプションで可能な解析方法 a. 定比トラッキング回転数をパルス ( 例 :1 回転 /1 パルス ) でサンプリングし それを基にソフトウェアでリサンプリング処理を行う手法です b. 定幅トラッキング FFT スペクトルから該当次数を切り出します 回転数は F/V アンプのデータを使用します ( 回転パルスから変換することも可能です ) c. 周波数トラッキング FFT スペクトルを回転数 で切り出します 回転数は F/V アンプのデータを使用します ( 回転パルスから変換することも可能です ) サンプリング周波数最大 pps 最大回転数 (rpm) (Hz) 1 24000 12000 6000 3000 1500 102,400 12,800 100 32 200 64 200 128 200 256 200 512 100 32 51,200 6,400 50 16 100 32 200 64 200 128 200 256 25,600 3,200 25 8 50 16 100 32 200 64 200 128 最大解析次数最大 ppr 12,800 1,600 12.5 4 25 8 50 16 100 32 200 64 1 最大 pps はサンプリング周波数の1/8 としています ( デューティ比に注意が必要です ) 2 ppsとはパルス数 /secです 14

(1) 定比トラッキングソフトウェアでのリサンプリング方式 回転数トラッキング解析を行なうには 振動データの収録は回転数に比例したサンプリングを行う必要があります しかしながら 通常市販されているデータロガーは 回転数入力と振動データ入力のサンプルレートが同一であるため 1kHz でサンプルしても低速回転の場合には 1 個の回転パルスも収録できないことになります つまりそのままでは低速回転での分解能が極端に悪くなってしまいます そこで 回転数に関係なく一定のパルス数を確保するためにトラッキング解析の前にリサンプル処理を行います SL1000 を使用して SL-View で収録した振動データは回転数の変化に関係なく一定周期でサンプリングしたものです それを振動データと同一のサンプリングレートで収録した回転パルス ( 例 :1 回転 /1 パルス ) を使用してソフトウェアでリサンプル処理を行います 1 回転 1 回転 回転パルス 振動等 リサンプル処理 : 回転数の変化に関係なく 1 回転ごとに一定数のデータを用意する t 16 ポイント 16 ポイント * この図は最大解析次数 6.25 次 (1 回転当たり 16 ポイント ) のサンプリング例です 最大解析次数が 12.5 の場合は 1 回転当たり 32 ポイントのデータをサンプリングします 最大解析次数 400 次最大分解能 1/32 対応回転数 20rpm~ 回転パルス 0.5ppr~ 電圧アンプで収録します (2) 定幅トラッキング FFT 解析された周波数成分から任意の次数を切り出します 定幅トラッキングの場合には 回転数の変化に関係なくデータロガーの内部サンプリングクロックを使用して一定周期でサンプリングしたデータを使用します つまり サンプリングレートを指定し SL1000 を使用して SL-View で収録した振動データをそのまま使用します そのデータを FFT 処理し 任意の次数成分を抽出することでトラッキング解析を行ないます 従って 定幅トラッキングの場合には回転パルスはトラッキング解析には不要であり 回転数は F/V アンプで入力しますが 回転パルスから変換することも可能です 最大解析次数 400 次 ( データ取込時のサンプリング周波数に依存します ) 対応回転数 F/Vアンプ 電圧アンプの仕様に依存します 最大分解能 1/32 回転パルス 電圧入力 F/Vの仕様に依存します 15

(3) 周波数トラッキング FFT 解析された周波数成分から回転数の変化を切り出します 周波数トラッキングの場合には 定幅トラッキング解析の場合と同様に回転数の変化に関係なくデータロガーの内部サンプリングクロックを使用して一定周期でサンプリングしたデータを使用します そのデータを FFT 処理し 解析された周波数成分から回転数の変化を切り出すことでトラッキング解析を行ないます この場合にも回転パルスは不要であり 回転数は F/V アンプで入力しますが 回転パルスから変換することも可能です 周波数トラッキングの場合には次数比分析ではありません 対応回転数 F/Vアンプ 電圧アンプの仕様に依存します 最大分解能 1/32 回転パルス 電圧入力 F/Vアンプの仕様に依存します 参考 : トラッキング解析手法まとめ トラッキング解析手法 回転数入力方法 次数比 リサンプル処理 次数精度 回転数変化 定比トラッキングパルス 必要高い追従し易い 定幅トラッキングアナログ 不要低い 周波数トラッキング ( 基本的に定幅と同じ ) FV アンプの追従性によるが 余り良くない アナログ 不要 表示可能グラフ 定比トラッキング (3D 表示 ) 回転次数比 rpmトラッキングカラーコンターキャンベル定幅トラッキング (3D 表示 ) 回転次数比 rpmトラッキングカラーコンターキャンベル周波数トラッキング (3D 表示 ) FFT2D rpmトラッキングカラーコンター * 定比トラッキング解析のメリット : 回転パルスをサンプリングクロックとして入力する必要があるが 解析結果を回転数 ( 周波数 ) でなく回転次数で表示でき 精度も高い * 定幅トラッキング解析のメリット : 回転数をパルスで入力できない場合に使用 FFT で周波数から次数の抽出を行なうので 精度が悪い リサンプル処理が不要なので 処理時間は若干早くなる 16

参考 : サンプリングレートの決め方の例 上限回転数 :6000rpm/min で 12.5 次の解析が必要な場合 6000/60 12.5=12500(Hz)=1.25kHz 周波数特性 (f 特 ) 1.25kHz 2.56 倍 =3.2KHz SL1000 の場合には最低 5kHz でのサンプリングが必要です *FFT の演算上 周波数特性の 2.56 倍のサンプルレートでデータ収録を行なう必要があります (4) 後処理トラッキングオプションで可能なグラフ表示 SL-View 後処理トラッキングオプションでは以下のグラフ表示ができます rpm 軸は設定により周波数表示も可能です トラッキング 3D グラフ 回転次数比グラフ rpm トラッキンググラフ キャンベルグラフ カラーコンターグラフ 1 マルチ 2 グラフの例 (rpm トラッキング キャンベル線図 ) rpm トラッキンググラフ Y 軸 : 振幅 X 軸 : 回転数 キャンベルグラフ振幅が大きい所がひと目で分かる Y 軸 : 周波数 斜め軸 : 回転次数 振幅円 : 円の大きさは振幅を表す X 軸 : 回転数 17

2 マルチ 3 グラフの例 (rpm トラッキング 回転次数比 キャンベル ) Y 軸 : 振幅 rpm トラッキンググラフ Y 軸 : 振幅 次数 回転次数比グラフ Y 軸 : 周波数 振幅円 : 振幅の大きさ キャンベルグラフ 3 トラッキング 3D グラフの例 ( 定比トラッキング ) X 軸 : 回転数 次数ライン rpm トラッキンググラフ 高さ : 振幅 奥行 : 時間軸 FFT グラフ X 軸 : 次数 18

本文中で使用されている会社名及び商品は 各社の登録商標 商標です 当社はこの他 計測 制御に関する各種ソフトウェアの開発を致します 下記宛お問い合わせ下さい 当機能概説書記載の内容は 予告なく変更する場合がありますのでご了承下さい (2009 年 5 月現在 ) 開発元 株式会社ハビリス システム営業部 108-0014 東京都港区 4-7-1 西山ヒ ル TEL.03-3769-6291( 代 ) FAX.03-3769-6285 ホームページアドレス http://www.habilis.co.jp/ SL-View 専用メールアドレス sales@habilis.co.jp お問い合わせは