第 4 学年学級活動学習指導案 1 題材名 バランスよく食べよう ( キ食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい食生活の形成 ) 2 題材について (1) 児童の実態 < 男子 11 名 女子 15 名計 26 名 > 本学級は 元気で明るい子どもたちが多い学級である 給食時間は 放送をよく聞いたり 友だちと仲良く話しながら食べたり 楽しく過ごしている 給食は 基本的には盛りきっているが 食べる前に減らす姿も見られる 盛りきれなかったときには 学級担任が声をかけ できるだけ残さないようにしているが 献立によっては残量が多い日も見られる しかし 1 学期に比べると 全体的に残す量は減っている 事前アンケートの結果からは 20 名が給食を楽しみにしていることがわかった しかし 残さず食べていますか の問いには 残すことが多い が3 名 ときどき残す が15 名 残さない が8 名と答えている この結果から 給食を残している児童が多いことがわかった また 給食のとき食べる前に嫌いなものを減らすことがありますか の問いには15 名が はい と答え 半数以上の児童が嫌いなものを食べる前に減らしている実態がある (2) 題材設定の理由児童は これまでの学習で食べ物には3つの働きがあること等 食べることの大切さについて学んでいる また 今までの生活経験から 元気に大きくなるためには 好き嫌いせず食べることが大切であるということは 感覚として理解していると思われる その一方で アンケート結果などから 嫌いなものは減らしたり 食べられずに残したりしていることがわかり 栄養バランスを意識して食べている児童は少ないといえる そこで本題材では 健康な体を作っていくためには 今から食事に気をつけることが重要であることを理解させ 改めて バランスよく食べることの大切さに気付かせたい バランスのよい食事とは 具体的にどんな食事のことか考えさせ 毎日食べている給食が栄養バランスに優れた食事になっていることを再確認させたい また 事前アンケートの結果を活用して自らの食習慣についてふり返らせ 残したり 減らしたりすると栄養のバランスが崩れることに気付かせたい その後 バランスよく食べるためにどんな工夫ができるかグループで意見を出し合い 栄養バランスよく食べようとする意欲を高めたい ふり返りの場面では 授業でわかったことやめあてをワークシートに書かせる それを家庭に持ち帰り 学習内容を保護者に伝え メッセージをもらうことで 家庭への啓発に結び付けたい 3 本時のねらい健康な体をつくるためにバランスよく食べることの大切さに気付き 食事のとり方について自分にあっためあてをたてることができる 4 食育の視点心身の健全な成長や健康の保持増進のために望ましい栄養や食事のとり方を理解し よりよい食習慣を身に付ける < 心身の健康 >
5 研究主題との関連今年度の校内研修の研究主題である 思考力 表現力を育てるわかりやすい授業作り を目指し グループ学習を取り入れた授業を行う 児童のアンケート結果や 主食 主菜 副菜の模型を活用し 課題を見つけさせ その課題をどのように解決していくのかを具体的に考えさせる グループ学習の場面では 自分の考えを深めたり 他の人の意見を聞いたりすることで よりよい解決方法を考えさせたい その際 ホワイトボードを用いて意見をまとめることで 自分たちの考えを整理することができ 全体発表の場面でも説明しやすくなると考える 6 評価 主食 主菜 副菜がそろった食事の必要性を理解し 自分にあっためあてを考えることができたか 7 板書計画 骨量のグラフ バランスよく食べよう バランスのよい食事とは? 給食の写真 バランスよく食べるために できること 健康な 骨 骨粗しょ う症の骨 赤 黄 緑の食材と働き 主菜主食 説明説明 副菜 説明 主食 主菜 副菜がそろった食事 <アンケート結果 > 給食は残さず食べていますか 残さない8 人残す18 人給食を食べる前に嫌いなものを減らすことはありますか はい 15 人いいえ11 人 減らした給食の写真量も大切! 8 授業で使用する資料 A 弱い骨の教材と B 強い骨の教材 ペットボトルと大豆を使って作成する 強い骨 には 大豆をたくさん詰めて 折れないようにし ておく A B
主食 主菜 副菜の模型 主食 主菜 副菜をしっかり 食べるとバランスがよいことを 表している 残したり 減らしたりするこ とでバランスが悪くなること を表している すべて少なければ バランス は保てても 大きく成長できな いことを表している 9 授業の実際学習活動 内容 教師の働きかけ ( 発問 ) 児童の反応 1. 課題を把握する T2 ここに2つの骨があります どちらが強くて丈夫な骨だと思いますか? C 見た目じゃわか A だと思う人?B だと思う人? らないよ では これを折ってもらいたいと思います C なんとなく B だ A は折れましたが B は折れませんでしたね と思う どんな違いがあるのか 中を見てみましょう C パンパンに詰ま A はスカスカですね B はぎっしり詰まっているから折れなかった ってるから折れな のですね いのか この B のような丈夫な体を作るためには どんなことに気をつけた らいいと思いますか? そうですね バランスよく食べることが大切です 今日はバランス C 栄養バランス C 食事 よく食べようという授業をしていきたいと思います 2. 栄養教諭の話を聞いてバランスよく食べることの大切さを知る みなさんは 今 健康な体を作るためにとっても大切な時期です このグラフを見てください 骨は健康な体の基礎になりますが 今が一生の中で一番 骨の量が増えているときです 20 歳頃をピークにあとは減っていくので 大人になってから 骨の量を増やすことはできないのです 今 しっかりとした骨を作っておかなければ 中身の詰まっていない骨になってしまうので 強い体は作れません みなさんは どっちの体になりたいですか C 強い体 このような強くて健康な体を作るためには バランスよく食べることが大切なのですが バランスのよい食事とは 具体的にどんな食事のことかわかりますか? 言える人はいますか C 野菜だけじゃだめ C 肉とか C 給食
そうですね 給食は毎日 栄養バランスがよくなるように作られて いるので バランスのよい食事です 給食の写真を見て どのような食事だとバランスがいいか答えられ ますか? なにがそろっていますか? C では 食べ物は大きくわけると 3 つにわけられるのですが 3 つは なにかわかりますか? 給食の献立表にも毎日 3 つにわけられているんだけどな そうです 食べ物は大きくわけると赤 黄 緑の 3 つにわけられま C C 赤 黄 緑 す それぞれ働きが違うのですがどんな働きをするのかわかります か? 赤はどんな働きでしたか おもになにを作る働きがあるでしょうか 赤は おもに肉や骨 血などの体をつくる働きがあります 黄色はどんな働きがあるかわかりますか? 食材は ごはんやパン めん 油ですが どんな働きをするでしょうか 黄色は おもに熱や力 エネルギーになる働きがあります では 緑はどうでしょうか? 野菜や果物です 緑は体の調子を整える働きがあります 病気から体を守ってくれる C 肉? 大切なグループです 赤 黄 緑の食品を使って作る料理には それぞれ名前がついてい 3. 普段の食生活についてふり返る 4. 食べる量によってもバランスは悪くなることを知る ます ごはんやパン めんのことをなんていうかわかりますか? 魚や肉 豆腐 などのおかずはなんですか? 野菜を使った料理はなんでしょうか? そうです この主食 主菜 副菜がそろうと いろいろな栄養がとれるので 栄養バランスがよくなります さて 栄養バランスばっちりの給食ですが みなさんは しっかり食べていますか? この前 アンケートをとったのですが アンケートの結果をお知らせします 食べる前に減らしている人が結構いますね バランスのよい給食ですが減らすとどうでしょうか 模型で見てみましょう 主食 主菜 副菜がそろっている給食はバランスがいいですが 副菜を減らした給食はバランスがよくないですね 全体的に量を減らすとどうでしょうか これでは健康に成長することができませんね 主食 主菜 副菜がそろっていれば 栄養のバランスはよくなりますが 量も大切だということがわかりますね では どうしたら今よりも栄養バランスのよく食べられそうですか みんなで考えていきましょう C 主食 C 主菜 C 副菜 C よくない C 小さすぎる 5. バランスよく T1 ワークシートの 1 番目をうめましょう できた人は どんな
食べるために できる工夫を 考える 工夫ができそうか書きましょう 書けましたね では 班になって話し合いましょう ホワイトボードを使って話し合います 半分にわけて 給食のときと家のときでわけて考えましょう C 同じ意見はまと めて書けばいいん だね 6. 学習をふり返り 自分のめあてを考える では 発表してもらいます T1 佐々木先生どうですか T2 良い意見がたくさんでましたね 給食は 毎日栄養バランスよく作られているので できるだけはじめからたくさん減らすのはやめて まずは食べてみましょう 食べてみたら意外とおいしいな と思うこともあります また どうしても自分には量が多くて食べられそうにないと思うときには 主食で調整すると栄養バランスがくずれにくいです 家の食事でも 主食 主菜 副菜がそろっていない人もたくさんいるようなので 主食 主菜 副菜がそろっているか考えて食べるようにしましょう T1 今日の授業でわかったこと 自分のめあてを書きましょう T2 ワークシートの一番下におうちの人から一言書いてもらうところがあります おうちの人にもバランスのよい食事ってどんな食事かわかる? って聞いてみましょう おうちの人に今日の授業のことを教えてください < 給食 > 嫌いなものも減らさないで食べるようにする はじめからたくさん減らさないようにする しゃべりすぎないようにする < 家での食事 > 出されたものは残さず食べる 好き嫌いしないようにする 主食 主菜 副菜がそろっているか確認する 苦手なものも少し ずつ食べる
10 成果 ( ) と課題 ( ) 骨の密度の教材は 児童が楽しく体験できてよかった 主食 主菜 副菜の教材も視覚的にわかりやすく 児童は興味をもって見ていた グループでの話し合いをすることで全員が参加し 理解を深められた めあてを考えるのにも 主体的な交流が有効であった 児童のアンケート結果を資料にしたことは 自分の問題として考えるのに効果的であった 食品が 赤 黄 緑に分けられることがわからない児童が多くいた そのためバランスのよい食事の説明の部分が長くなってしまい ふり返りの時間が短くなってしまった ホワイトボードを活用しての話し合いの場面では せっかく書いた意見を消す姿が見られた 付箋を使うと良かった
バランスよく食べよう 4 年名前 1. バランスのよい食事とは どんな食事のことでしょうか バランスのよい食事とは がそろった食事のことです も大切です 2. バランスよく食べるためにできることをかきましょう 1 給食のとき 2 家での食事のとき 3. 今日の授業でわかったことをかきましょう 4. めあてをかきましょう おうちの人から一言