平成 25 年度 測量地質健康保険組合 はじめに 2 ページ 特定保健指導 対象者の選定および支援内容の決定方法 3 ページ 特定保健指導 の支援内容 4 5 ページ 特定保健指導 の ご案内 の送付について 6 ページ 特定保健指導 の実施方法および申込方法 7 8 ページ 特定保健指導 の実施費用 8 ページ 添付書類 特定保健指導対象者一覧表の送付について 参考 特定保健指導対象者一覧表 参考 9 ページ 10 ページ 特定保健指導実施申込書 事業所用 ( 派遣指導 ) 参考 11 ページ 特定保健指導実施申込書 個人用 ( 個人指導 ) 参考 12 ページ 申込書類は当健康保険組合ホームページ (http://www.st-kenpo.or.jp) からダウンロード可能 お問い合わせ先 : 測量地質健康保険組合総務部施設課 TEL:03-3987-3151 FAX:03-3985-9721 E-mail:stk-so@aurora.ocn.ne.jp
はじめに 当健康保険組合では 平成 20 年 4 月より 40 歳以上 75 歳未満の組合員の皆様に対し 特定健診 特定保健指導 を実施しております 実施方法は 特定健診 が含まれている生活習慣病予防健診 人間ドックおよび巡回婦人健診受診の結果 メタボリックシンドローム ( 内臓脂肪症候群 ) またはその予備群と判定された被保険者 被扶養者 ( 以下 被保険者等 ) に対し 一般社団法人東京都総合組合保健施設振興協会 ( 以下 東振協 ) を通じた 特定保健指導 を行っております しかし 受診者数が非常に少ないことから 平成 25 年 4 月より 実施方法を変更することといたしました 変更点も含めた実施内容の詳細につきまして 以下をご覧下さい 平成 25 年度より 特定健診 特定保健指導 の実施率に応じて 健康保険組合に課せられる後期高齢者支援金が増額等されることとなっており 保険料率にも影響してくることから対象となられた被保険者の方への受診促進及び受診の際の勤務日程 時間等ご配慮を含めまして 実施率の向上にご協力をお願いいたします 特定健診 とはこれまでの健康診断は個々の病気の早期発見 早期治療を目的としたものでしたが 特定健診 は メタボリックシンドローム ( 内臓脂肪症候群 ) に着目した健康診断で 内臓脂肪の蓄積を把握することにより 生活習慣病 ( 糖尿病 高血圧症 脂質異常症など ) の予防を図ることを目的としています 不適切な生活習慣をもととする高血糖 高血圧 脂質異常といった状態は やがて生活習慣病を招き 重症化して心筋梗塞や脳卒中に至る場合があります これらの生活習慣病は メタボリックシンドロームと一体のものとして考えて対処すれば その発症を防げることが明らかになってきています 特定保健指導 とは 特定健診 の結果から 生活習慣病の発症リスクが高い方に対して 生活習慣を見直し 健康な体を取り戻すためのサポート ( 支援 ) を行います 対象者の選定方法 支援内容等の受診の流れは 3 ページ以降をご覧下さい 一般社団法人東京都総合組合保健施設振興協会とは東京都内に所在する総合健康保険組合の保健施設事業の振興と普及 啓蒙のための事業を行い 健康保険組合が共同して合理的に保健施設事業を実施し 事業の共同化を図ること等を目的として設立された法人団体です 特定保健指導 は 東振協保健指導支援センター ( 以下 東振協支援センター ) に業務委託をしており 東振協が委託契約している保健指導委託機関にて実施いたします 2
特定保健指導 対象者の選定および支援内容の決定方法 健康診断 特定健診 の結果から 下記 特定保健指導選定チャート の方法により 特定保健指 導 の支援内容を決定いたします 積極的支援 動機付け支援 情報提供 の各支援内容につきましては 4 5 ページをご覧下さい 生活習慣病予防健診 人間ドックおよび巡回婦人健診を受診された場合 生活習慣病予防健診 人間ドックおよび巡回婦人健診には 下記の検査項目が包括されていますの で 40 歳以上 75 歳未満の方が各種健康診断を受診された際は 特定健診 も併せて受診したものと 見なされます 質問票 ( 服薬歴 喫煙歴等 ) 身体計測 ( 身長 体重 BMI 腹囲) 血圧測定 理学的検査 ( 身体診察 ) 検尿 ( 尿糖 尿蛋白 ) 血液検査基本的な検査項目 脂質検査( 中性脂肪 HDLコレステロール LDLコレステロール ) 血糖検査( 空腹時血糖またはHbA1c) 肝機能検査(GOT GPT γ-gtp) 一定の基準の下 医師が必要と認めた場合に実施詳細な検査項目 心電図 眼底検査 貧血検査 ( 赤血球 血色素量 ヘマトクリット値 ) 特定保健指導 選定チャート 40 歳 ~74 歳ですか? いいえ 特定健診 の対象ではありません! はい 年齢は年度内に達する年齢です! 腹囲男性 85cm 以上ですか? 女性 90cm 以上ですか? はい 1 いいえ BMI 25 以上ですか? BMI= 体重 ( kg ) 身長 (m) 身長 (m) はい 2 次の3つの項目のうちいくつ当てはまりますか? 空腹時血糖 100mg /dl 以上またはHbA1c5.6% 以上 中性脂肪 150mg /dl 以上またはHDLコレステロール40mg /dl 未満 収縮期血圧 130mmHg 以上または拡張期血圧 85mmHg 以上 いいえ 1 で 2 つ以上該当または 2 で 3 つ全部該当 1 で 1 つ該当または 2 で 2 つ該当 2 で 1 つ該当 該当なし 65 歳以上ですか? はい 喫煙歴はありますか? いいえ はい いいえ 積極的支援 対象者です 動機付け支援 対象者です 情報提供のみ 3
特定保健指導 の支援内容 積極的支援 動機付け支援 情報提供 の各支援内容は以下のとおりです 積極的支援 生活習慣病の発症リスク 高 一刻も早く生活習慣の改善が必要 支援目的 定期的 継続的な支援により 生活習慣の改善のための目標達成に向けた行動に取り組み プログ ラム終了後にも その生活が継続できることを目指します 1 支援頻度 2 面接 指導 4 実施評価 3 ヶ月以上 複数回にわたり継続して支援いたします 指導は医師 保健師 管理栄養士等の専門知識を有する者が行います 初回は 1 人 20 分以上 あるいは 1 グループ (8 人以下 )80 分以上の面接と指導を行います その後も面接または電話や E メール等の通信手段を利用して複数回指導を行います 3 行動目標 支援計画の作成 行動目標に優先順位をつけながら 実行可能な生活習慣改善の計画を対象者とともに作成します 6 ヶ月経過後に 面接または電話や E メール等の通信手段を利用して 身体の状態や生活習慣が改善できたかなど 効果の状況を確かめ評価します 動機づけ支援 生活習慣病の発症リスク 中 生活習慣の改善が必要 支援目的 対象者が生活習慣のための目標達成に向けた自主的な行動に移り その生活が継続できることを目 指します 1 支援頻度 2 面接 指導 原則 1 回支援を行います 指導は医師 保健師 管理栄養士等の専門知識を有する者が行います 1 人 20 分以上 あるいは 1 グループ (8 人以下 )80 分以上の面接と指導を行います 3 行動目標 支援計画の作成 面接を通して 実行可能な生活習慣改善の計画を対象者とともに作成します 4 実施評価 6 ヶ月経過後に 面接または電話や E メール等の通信手段を利用して 身体の状態や生活習慣が改善できたかなど 効果の状況を確かめ評価します 4
情報提供 生活習慣病の発症リスク 低 今のところは問題なし 支援目的 生活習慣を見直すきっかけを作るために行います 情報提供年度 1 回の健診受診時に 健診実施医療機関より 受診者 ( 全員 ) に健診結果を通知いたしますので 自分の身体の状態をしっかりと把握して健康の維持に努めていただきます 健診実施医療機関によっては リーフレット等により健康維持や増進に役立つ情報が提供されます 対象外の取り扱いについて 特定健診 の結果 特定保健指導 を実施いたしますが 以下に該当する方は受診対象から除外されます なお 後から判明した場合はその時点で受診対象から除外されることとなりますので 当健康保険組合へご連絡下さい 特定健診 および 特定保健指導 の受診対象外となる方 妊産婦( 妊娠中または出産後 1 年以内の方 ) 刑事施設 労役場その他これらに準ずる施設に拘禁されている方 海外在住の方 長期入院(6 ヶ月以上 ) されている方 高齢者の医療の確保に関する法律第 55 条第 1 項第 2 号から第 5 号までに規定する施設 ( 養護老人ホーム 特別養護老人ホーム等 ) に入所又は入居している方 特定保健指導 の受診対象外となる方 すでに医師の指示を受け 糖尿病 高血圧症 脂質異常症の薬を服用している方 糖尿病 高血圧症 脂質異常症で治療中の方 5
特定保健指導 の ご案内 の送付について 特定保健指導 の支援内容を決定した結果 動機付け支援 積極的支援 に該当された方には 特定保健指導 の ご案内 を送付いたします これまで 特定保健指導 の対象となられた方への ご案内 はご自宅へ送付いたしておりましたが 平成 25 年 4 月以降に健康診断を受診された方から送付方法を変更いたします 具体的には 事業主を通じて特定保健指導をご案内することに同意 ( 健康診断申込書による黙示的な同意 ) を得られた被保険者の方につきましては 事業主を通じて ご案内 を送付いたします ただし 同意が得られなかった場合および被扶養者 ( ご家族 ) で対象になった方には これまでどおりご自宅あてに ご案内 を送付させていただきます 特定保健指導対象者の方で ご自宅あてに ご案内 の送付を希望する場合は 健康診断受診前 にその旨を当健康保険組合へ直接お申し出いただくよう 周知方よろしくお願いいたします 健康診断受診前にお申し出がない場合は 同意をいただいたものとして事業主を通じて ご案内 を送付いたします ご案内 送付書類 以下の書類を事業主宛に送付いたします 特定保健指導対象者一覧表の送付について ( 送付状 ) 参考 9 ページ 特定保健指導対象者一覧表 参考 特定保健指導実施申込書 事業所用 ( 派遣指導 ) 参考 特定保健指導実施申込書 個人用 ( 個人指導 ) 参考 10 ページ 11 ページ 12 ページ 動機付け支援 リーフレット 積極的支援 リーフレット リーフレットにつきましては 平成 25 年度の配付に向けて 準備を進めております 特定保健指導 の ご案内 が送付されましたら 対象者一覧表(9 10 ページ参照 ) をご確認いただき 特定保健指導 の対象となられた被保険者の方へ受診の促進を行っていただきますよう お願いいたします 平成 25 年度特定保健指導対象者への案内から申し込みまでの流れ ( 被保険者 ) 変更点は ここです! 平成 24 年度まで 平成 25 年度より 健康保険組合 健康保険組合 案内送付 同意なし 同意あり 本人自宅 事業主 日程調整 申し込み 受診促進 本人 日程調整 事業主 申し込み 健康保険組合 6
特定保健指導 の実施方法および申込方法 東振協を通じた保健指導の実施方法は 以下の 2 種類があります 各実施方法により 申し込みから保健指導に移るまでの流れが異なりますのでご注意下さい Ⅰ 派遣指導 実施医療機関より 指導者 ( 医師 保健師 管理栄養士等 ) を事業所に派遣して実施する方法 ( 対象者が 2 名以上の場合 ) Ⅱ 個人指導 対象者が実施医療機関へ出向いて実施する方法 ( 対象者が 1 名または個人単位の受診を希望する場合 ) Ⅰ 派遣指導 の流れ 1 事業所から当健康保険組合へ 特定保健指導実施申込書 ( 事業所用 ) および特定保健指導対象者一覧表に必要事項を記入のうえ FAX 送信または郵送にて送付して下さい (10 11 ページ参照 ) 2 当健康保険組合にて申込書を取りまとめ 東振協支援センターへ送付いたします 3 東振協支援センターにて 保健指導委託機関を選定いたします 4 実施医療機関から事業所担当者様へ連絡しますので 具体的な日程等の調整を行って下さい 5 東振協支援センターから特定保健指導対象者の名前が入った特定保健指導支援カードが送付されますので 対象となられた方へお渡し下さい 当日はこれを持参しご受診下さい 書類の取り扱いについて 特定保健指導実施申込書 事業所用 ( 派遣指導 ) につきましては 実施希望者数 2 名以上に限ります 特定保健指導対象者一覧表については 資格喪失した方 保健指導を受けられない方( 受診除外条件 (5 ページ 対象外の取り扱いについて 参照 ) に該当された方 ) は二重線で抹消して下さい 7
Ⅱ 個人指導 の流れ 1 事業所または特定保健指導対象者から当健康保険組合へ 特定保健指導実施申込書 ( 個人用 ) に必要事項を記入のうえ FAX 送信または郵送にて送付して下さい (12 ページ参照 ) 2 当健康保険組合にて申込書を取りまとめ 東振協支援センターへ送付いたします 3 東振協支援センターにて 保健指導委託機関を選定いたします 4 実施医療機関から事業所担当者様へ連絡しますので 具体的な日程等の調整を行って下さい 5 東振協支援センターから特定保健指導対象者の名前が記載された特定保健指導支援カードが送付されますので 対象となられた方へお渡し下さい 当日はこれを持参しご受診下さい 保健指導委託機関の選定方法次の優先順位により保健指導委託機関を決定いたします (1) 健康診断を実施した医療機関 (2) 健康診断を実施した医療機関に委託することができない場合は 特定保健指導対象者住所の近隣の委託機関 特定保健指導 の実施費用 費用について東振協を通じて実施している当健康保険組合の 特定保健指導 を受ける場合 実施費用は 全額を当健康保険組合が負担いたします ただし 資格喪失により被保険者等でなくなった場合や受診除外条件 (5 ページ 対象外の取り扱いについて 参照 ) に該当された場合は 受診ができなくなりますので 予めご了承下さい 8
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