確定版 平成 31 年度 エコカー減税等概要 平成 31 年 3 月 28 日

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平成 30 年 1 月現在禁無断転載 複製 7 平成 29 年度の税制改正の概要について エコカー減税 ( 自動車重量税 自動車取得税 ) の概要 適用期間 自動車取得税( 取得税 ): 平成 29 年 4 月 1 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 自動車重量税( 重量税 ): 平成 29

エコカー減税グリーン化特例(自動車税 軽自動車税)(自動車税 軽自動車税)環境性能割車体課税の見直し ( 自動車重量税 自動車取得税 自動車税 軽自動車税 ) トラック バス タクシーについては 営自格差 を堅持するとともに 一部見直しを行った上で エコカー減税 グリーン化特例を 2 年間延長 また

平成 31 年度の軽自動車税の税率について 平成 31 年度の軽自動車税は下記のとおりとなりますのでご確認ください 原動機付自転車 小型特殊自動車 二輪の小型自動車 軽二輪 区分 税率 原動機付自転車 小型特殊自動車 50cc 以下 90cc 以下 125cc 以下三輪以上のもの ( ミニカー )

自動車取得税の 税率の特例 ( 法附則第 12 条の 2 の 2 第 12 条の 2 の 3 第 12 条の 2 の 5) 電気自動車 ( 燃料電池自動車を含む ) 天然ガス自動車 対象車両新車中古車 平成 30 年排出ガス規制適合又は平成 21 年排出ガス規制 NOx10% 以上低減 プラグインハ

( 参考 ) エコカー減税 ( 自動車重量税 自動車取得税 ) の概要 ( 平成 26 年度改正 ) 乗用車等 ( 乗用車 車両総重量 2.5t 以下のバス トラック ) 対象 要件等 プラグインハイブリッド自動車クリーンディーゼル乗用車 ( 平成 21 年排ガス規制適合の乗用車 ) 燃費性能 (

平成20年度税制改正(地方税)要望事項

( 参考 ) 新エコカー減税 ( 自動車重量税 自動車取得税 ) の概要 ( 平成 24 年度改正 ) 乗用車等 ( 乗用車 車両総重量 2.5t 以下のバス トラック ) 対象 要件等 プラグインハイブリッド自動車クリーンディーゼル乗用車 ( 平成 21 年排ガス規制適合の乗用車 ) ガソリン自動

自動車税 平成 31 年 10 月の消費税率 10% への引上げ時に 自動車取得税が廃止となり 自動車取得時に新たに自動車税環境性能割が課税されます また 現行の自動車税は 自動車税種別割に名称変更されます 1 自動車税 ( 平成 31 年 10 月 1 日以降は 自動車税種別割 ) この税金は 自

(*2) ハイブリッド自動車 ハイブリッドバス トラック ハイブリッド乗用車等車両総重量 3.5t 以下は 車 (*4) かつ燃費基準 +25% 達成車 (*5) 車両総重量 3.5t 超は重量車 車 (*9) かつ重量車燃費基準達成車 (*7) (*3) クリーンディーゼル乗用車平成 21 年排出

自動車税税額表 ( 証紙徴収分 ) - 平成 31 年 4 月 - 秋田県税務課

< 新車新規登録等時における自動車重量税の税額 > 平成 30 年 5 月 1 日以降に新車新規登録をする乗用車 ( 軽自動車及びハイブリッド自動車を除く ) については 排ガス規制要件を満たし かつ平成 27 年度燃費基準 +10% を達成している車両については 納付すべき税額がとなります 1.

1. この税額表は 4 月 1 日から翌年 2 月末日までの間に新規登録 ( 中古新規含む ) をする自動の自動税の税額を 自家用 営業用別 登録の月別にまとめたものです 新規登録 ( 中古新規含む ) の際は 登録手続きと同時に証紙代金収納計器 ( 自動会議所に備え付けてあります ) により自動税

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平成 29 年度自動車取得税の軽減措置について 平成 29 年度の自動車取得税の軽減措置について 次のとおり変更がありました 平成 29 年 4 月岐阜県 エコカー減税 及び 中古車の取得に係る課税標準の特例措置 の対象範囲を平成 32 年度燃費基準の下で見直し 政策インセンティブ機能を強化した上で

自動車税 納税義務者 ( 法 123) 1 自動車の所有者に課税します ( 所有者課税 ) なお 割賦販売などで売主が自動車の所有権を留保している場合は 買主を自動車の所有者とみなして課税します 2 国または地方公共団体等が所有する自動車の貸与を受けてその自動車を使用する場合は その使用者が納税義務

資料 1 平成 27 年度税制改正の大綱 ( 抜粋 ) 平成 27 年 1 月 14 日閣議決定 四消費課税 5 車体課税の見直し ( 国税 ) (1) 排出ガス性能及び燃費性能の優れた環境負荷の小さい自動車に係る自動車重量税の等の特例措置 ( いわゆる 自動車重量税のエコカー減税 ) について 次

平成 31 年度自動車取得税の軽減措置について 平成 31 年度の自動車取得税の軽減措置について 次のとおり変更がありました 平成 31 年 4 月岐阜県 エコカー減税 について 環境インセンティブ機能を強化する観点から 軽減割合等の見直しを行いました なお 平成 31 年 4 月 1 日から平成

p33-36 (自動車税)

Microsoft PowerPoint - 【0918】統合版.pptx

平成 30 年度与党税制改正大綱の概要 基本的考え方 我が国経済の成長軌道を確かなものとするため 生産性革命 と 人づくり革命 を断行するとともに 人生 100 年時代を見据え 誰もが生きがいを感じられる 一億総活躍社会 を作り上げる必要がある このため 税制面においては 働き方の多様化を踏まえ 様

新車販売台数のシェア 分析の前提条件 燃費 [km/l] 燃料種別新車販売台数のシェアは 自動車産業戦略 の平成 42 年度のシェアに向かって線形に変化し 技術開発等により乗用車販売平均燃費も改善すると仮定 2 この仮定を踏まえつつ 平成 27 年度燃費基準と平成 32 年度燃費基準の

7 自動車重量税及び自動車取得税の特例措置 ここに掲載の情報は 平成 22 年度税制改正における自動車重量税 自動車取得税の特例措置の対象となる自動車の一覧をまとめたものです 特例措置の内容は下記のとおりです 記 自動車重量税及び自動車取得税の特例措置の内容 対象 :1 電気自動車 ( 燃料電池自動

平成 27 年度税制改正 ( 消費税率 10% への引上げ時 ) における 車体課税に関する残された課題 平成 26 年度与党税制改正大綱 自動車取得税は 消費税率 10% への引上げ時に廃止 ~ 平成 26.3 平成 26.4~ 消費税率 10% 引上げ時 1 自動車取得税の廃止等及び自動車税にお

3 車体課税 自動車取得税の見直し 自動車取得税の税率 ( 一定税率 ) を以下のとおり引下げ ( 平成 26 年 4 月 1 日以降 ) 自家用自動車 ( 軽自動車を除く ) 5%( ) 3%( ) 営業用自動車 軽自動車 3%( ) 2%( ) いわゆる エコカー減税 について 環境性能に優れた

< 軽量車 ( 車両総重量.5t 以下のバス トラック )> 天然ガス自動車 30 規制適合又はポスト新長期規制からOx0% 低減 ガガソソリリンンハ自イ動ブ車リッド自動車 平成 30 年排出ガス基準 50% 低減達成車又は平成 7 年排出ガス基準 75% 低減達成車 ( ) かつ 平成 7 年度燃

< 新車新規登録等時における自動車重量税の税額 > 乗用車については 平成 27 年度燃費基準 +5% 達成かつ平成 17 年排ガス規制 75% 低減又は平成 27 年度燃費基準 +5% 達成かつ平成 30 年排ガス規制 50% 低減のものは 平成 29 年 5 月 1 日から平成 30 年 4 月

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PowerPoint プレゼンテーション

軽自動車税 軽自動車税は 毎年 4 月 1 日 ( 賦課期日 ) 現在 市内に主たる定置場のある軽自動車等を所有している人に課税されます 平成 28 年度から地方税法などの一部改正により 軽自動車税が変更になっています 三輪及び四輪車以上の軽自動車については 平成 27 年 4 月 1 日以降に新車

車種 : 普通 / 小型乗用車 * : 平成 27 年 5 月以降の新車新規登録分から適用 : 平成 27 年 4 月以降の新車新規登録分から適用 の特例措置の区分 : エコカー減税対象です 新車新規登録等時及び時のは免除となります 2 回目の継続検査等時のは本則税率による税額となります : エコカ

8 自動車取得税 この税金は 自動車の取得に対して課税されるものです なお 税制改正により自動車取得税は令和元年 (2019 年 )9 月 30 日をもって廃止となり 同年 10 月 1 日から自動車税環境性能割 ( 道税 ) 及び軽自動車税環境性能割 ( 市町村税 ) が導入されます ( 詳しくは

18 市税の税率等の推移 区分 年度 昭和 25 年度 昭和 26 年度 均等割 750 円 600 円 個 市 民 人 所得割 18.0% 税 法人 均等割 1,800 円 法人税割 15%( 標準税率 12.5%) 固定資産税 軽自動車税 昭和 25 年 ~ 昭和 28 年自転車税荷車税昭和 2

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平成 29 年度自動車局税制改正要望事項 1. 車体課税の見直し ( 自動車重量税 自動車取得税 自動車税 軽自動車税 ) 平成 28 年度与党税制改正大綱等及び 消費税率引上げ時期の変更に伴う税制上の措置 に沿って 以下の方向で所要の見直しを行う 1 自動車取得税については 消費税率 10% への

【ホンダ】◎エコカー減税(様式1改)7月掲載 .xlsx

自動車と税19 環境負荷の大きい自動車地方税法の改正にともない 重課の割合が平成 27 年度より概ね 10% から概ね 15% に引き上げられました バス ( 一般乗合用以外 ) 及びトラックは 10% に据え置かれます 平成 26 年度までに新車新規登録から 11 年を超えるディーゼル車 及び 1

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Microsoft Word - 【H27】改正概要  doc

0表紙

この税金は 自動車などの燃料である軽油にかかるものです 平成 21 年度から 道路整備のための目的税から使い軽油引取税途に制限のない普通税に変更になりました 納める人 特約業者 元売業者から軽油を引き取った ( 購入した ) 人 特約業者 元売業者が軽油代金と一緒に受け取り 県に納めます 軽油に灯油

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平成 29 年度自動車局税制改正要望結果 1. 車体課税の見直し ( 自動車重量税 自動車取得税 自動車税 軽自動車税 ) 平成 28 年度与党税制改正大綱等に沿って 以下のとおり見直しを行う 1 自動車重量税のエコカー減税 自動車取得税のエコカー減税及び各種特例措置並びに自動車税及び軽自動車税のグ

平成18年度地方税制改正(案)について

地方税法等の一部を改正する法律案の概要 総務省 1 地方法人課税における新たな偏在是正措置 平成 31 年 10 月 1 日施行 都市 地方の持続可能な発展のための地方税体系の構築の観点から 特別法人事業税及び特別法人事業譲与税に関する法律案 において特別法人事業税 ( 国税 ) を創設することに併

環境負荷の大きい自動車平成 28 年度までに新車新規登録から 11 年を超えるディーゼル車及び 13 年を超えるガソリン車 (LPG 車を含む ) の自動車税率は概ね 15%( 一般乗合用以外のバス及びトラックは 10%) 高くなります なお 電気自動車 天然ガス自動車 メタノール自動車 ハイブリッ

自動車税 ( 府税 ) 納める人 自動車の使用の本拠を府内に登録している自動車を所有している人が納めます 自動車の売買において 売主がその所有権を留保しているとき ( 割賦販売の場合 ) は 当該自動車の買主が所有者とみなされ 買主が納めます 自動車を譲渡 ( 移転登録 ) した場合は 当該年度の自

租税特別措置法 ( 自動車重量税関係 ) の改正 701

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②平成29年度環境省関係税制改正について

天然ガス自動車 H17 排ガス規制適合 +75%( ) メーカー名通称名車両型式 三菱ミニキャブバン GBD-U61V 改 ( 注 ) ( 注 ) 改造自動車については 認定低減性能向上改造自動車 に限ります 車両型式欄の XXXXX は 各メーカーの届出型式を示します 三菱 重量税取得税 ( 中古

平成21年度 環境省重点施策

この税金は 自動車という財産にかかる財産税の一種ですが 自動車を運行することにより道路を損傷させるので その維持費を負担自動車税してもらうという性格をもっています 納める人県内に主たる定置場のある自動車 ( 軽自動車 二輪の小型自動車 小型特殊自動車などと大型特殊自動車は除かれます ) を所有してい

て具体的な結論を得る その際 累次の与党税制改正大綱に則り 原因者負担 受益者負担としての性格等を踏まえる なお 消費税率 10% への引上げの前後における駆け込み需要及び反動減の動向 自動車をめぐるグローバルな環境 登録車と軽自動車との課税のバランス 自動車に係る行政サービス等を踏まえ 簡素化 自

クリーンディーゼル乗用車 * について 新車新規登録等時及び時のは免除となります 2 回目の継続検査等時のは本則税率による税額となります の特例措置 マツダ CX-3 LDA-XXXXX 0 マツダ CX-5 LDA-XXXXX 0 マツダ アクセラ LDA-XXXXX 0 マツダ アテンザ LDA

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自動車の車体課税の見直しについて 平成 23 年 11 月 15 日 国土交通副大臣松原仁 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

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新設 拡充又は延長を必要とする理由(1) 政策目的 1 平成 26 年度与党税制改正大綱を踏まえ 以下の見直しを行う 自動車取得税のエコカー減税について対象車の基準を 2020 年度燃費基準へ切替え 自動車取得税について消費税率 10% への引上げ時点 ( 平成 27 年 10 月予定 ) で廃止

分析手法の選択 燃費や車体重量 排気量に応じて減税措置が異なるエコカー減税 グリーン化特例の分析には 車種別データ等を扱うことができる非集計モデルが適切である 分析手法の分類 車体課税における税制グリーン化の分析に係る先行研究の多くは 部分均衡分析の手法が使われている 本分析手法のロジットモデルは

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平成 22 年度税制改正大綱 ( 抄 ) 第 3 章 各主要課題の改革の方向性 7. 個別間接税 (3) 暫定税率 地球温暖化対策のための税等 4 地方環境税の検討 喫緊の課題である地球温暖化対策を推進するためには 地域において主体的な取組を進め 地球環境に貢献することが求められています CO2の排

私たちの市税

( 参考 2) 平成 27 年度税制改正 ( 地方税関係 ) による事項別増減収見込額 改正事項 平年度道府県税市町村税計 ( 単位 : 億円 ) 初 年 度 道府県税 市町村税 計 1 個人住民税 ふるさと納税の拡充 法人住民税 均等割の税率

Microsoft PowerPoint - 表紙.pptx

配慮事項 1 鉛の使用量 ( バッテリーに使用されているものを除く ) が可能な限り削減されていること 2 資源有効利用促進法の判断の基準を踏まえ 製品の長寿命化及び省資源化又は部品の再使用若しくは材料の再生利用のための設計上の工夫がなされていること 特に 希少金属類の減量化や再生利用のための設計上

と税 環境負荷の大きい自動車新車新規登録から 11 年を超えているディーゼル車 及び 13 年を超えているガソリン車 (LPG 車を含む ) の自動車税率が概ね 10%( 注 ) 高くなります ( 電気自動車 天然ガス自動車 メタノール自動車 ハイブリッド自動車 ( ガソリン車 ) 一般乗合用バス及

平成 29 年度地方税制改正 ( 税負担軽減措置等 ) 要望事項 ( 新設 拡充 延長 その他 ) No 17 府省庁名経済産業省製造産業局自動車課 対象税目 要望項目名 要望内容 ( 概要 ) 個人住民税法人住民税事業税不動産取得税固定資産税事業所税その他 ( 自動車取得税 自動車税 軽自動車税

スライド 1

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資料1 自動車WG中長期ロードマップ中間報告

~ 現在, 自動車税の課税免除を受けている方へ ~ 3. 今後の申請手続きなどのスケジュール 移行申請平成 30 年 11~12 月 ( 平成 29 年度までに課税免除を受けている方 ) 平成 31 年 1 月 ( 平成 30 年 4~10 月に課税免除を受けた方 ) 決定通知平成 31 年 4 月

1. 自動車関係税の地方税財源としての重要性 1

新設 拡充又は延長を必要とする理由15-2 ⑴ 政策目的 1 平成 28 年度与党税政改正大綱等を踏まえ 以下の要望を行う 自動車取得税については 消費税率 10% への引き上げ時に廃止が決まっていたが 消費税率引上げ時期の変更に伴う税制上の措置 ( 平成 28 年 8 月 24 日閣議決定 ) を

本要望に対応する縮減案 3 自動車の取得段階では消費税と自動車取得税が二重課税となっており 保有段階でも自動車重量税のほかに自動車税 ( 又は軽自動車税 ) の 2 つの税が課されており 自動車ユーザーに対して複雑かつ過大な負担を強いている 特に 移動手段を車に依存せざるをえず複数台を保有する場合が

新とする理由⑴ 政策目的 車体課税については 平成 23 年度税制改正大綱において エコカー減税の期限到来時までに 地球温暖化対策の観点や国及び地方の財政の状況を踏まえつつ 当分の間として適用される税率の取扱いを含め 簡素化 グリーン化 負担の軽減等を行う方向で抜本的な見直しを検討 することとされて

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⑵ 特例の内容 1 控除期間を現行 10 年から13 年に延長する 2 11 年目以後の3 年間については消費税率 2% 引上げ分の負担に着目した控除限度額を設ける 3 補助金等の交付を受ける場合であっても その補助金等の額を控除しない 4 直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の贈与税の非課

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資料4-1 平成22年度環境省税制改正要望の結果について

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車を譲ったり売ったりした場合 その車の税金は 誰が納めるのですか 例 ) 私は自家用乗用車 (1,600cc 年税額 39,500 円 ) を平成 30 年 4 月 23 日に Aさんに譲り名義を変えましたが 5 月に私に納税通知書が届きました 私が納めるのですか 答 ) 平成 30 年度は旧所有者

資料 4 個人消費者に対するアンケート調査結果 第 1 調査の概要 1 調査の目的本調査は 個人消費者が低公害車を購入した動機 理由 低公害車を購入した者と低公害車以外の自動車を購入した者との相違点 個人消費者の国の施策の認知状況等を把握し 世界最先端の 低公害車 社会の構築に関する政策の評価に活用

エコカー減税の対象範囲を 平成 32 年度燃費基準の下で 政策インセンティブ機能を回復する観点から見直すとともに 基本構造を恒久化する また 平成 25 年度及び平成 26 年度与党税制改正大綱に則り 原因者負担 受益者負担の性格等を踏まえる 軽自動車税については 一定の環境性能を有する四輪車等につ

15 18 定率減税の縮減 (15% 控除 7.5% 控除 (2 万円上限 )) 資本金等の額 ( 税法に規定する資本金等の額又は連結個別資本金等の額 ) が 50 億円超 800,000 円 10 億円超 50 億円以下 540,000 円 1 億円超 10 億円以下 130,000 円 1 千万

自動車登録番号車台番号軽自動車動車被災自動車等の買換えに係る自動車重量税免税届出書 ( 東日本大震災用 ) 次葉 1 使用していた被災自動車等の情報 使用者の氏名又は名称 被災自動車等の台数 (1) ( 登録自動車欄及び軽自動車欄の合計台数 ) 台 被災自動車等に係る自動車登録番号又は車両番号及び車

2 平成 29 年度地方税制改正 ( 案 ) について 平成 29 年度税制改正の大綱 ( 平成 28 年 12 月 22 日閣議決定 ) のうち 地方税の概要は以下のとおり 総務省 1 個人所得課税改革 配偶者控除 配偶者特別控除の見直し ( 平成 31 年度分個人住民税 ~) 就業調整をめぐる喫

環境税の具体案

第 8 章 税 金 外国人の方であっても, 一定の要件に当てはまる場合には, 税金を納める必要があります 例えば, 日本国内で働いて得た収入があると, 原則として所得税を納めなければなりません また,1 月 1 日現在で日本に住所がある方は, 前年の所得について課税される住民税を納めなければなりませ

新又は延長を必要とする理由設 拡充⑴ 政策目的 1 社会保障 税一体改革大綱 ( 平成 24 年 2 月 17 日閣議決定 ) 等に基づき 自動車取得税及び自動車重量税について 廃止 抜本的な見直しを強く求める 等とした平成 24 年度税制改正における与党の重点要望に沿って 国 地方を通じた関連税制

平成26年 自動車関係税制のあり方に関する検討会

平成17年度県税の課税標準および税率一覧表

Microsoft PowerPoint - 【資料4】車体課税のグリーン化に向けた検討について180704

第06号様式別表05の2の4_27改正_単

表紙(資料2)

Transcription:

確定版 平成 31 年度 エコカー減税等概要 平成 31 年 3 月 28 日

エコカー減税 ( 自動車 自動車 ) の概要 適用期間 自動車( ) : 2019 年 4 月 1 日 ~2019 年 9 月 30 日 自動車( ) : 2019 年 5 月 1 日 ~2021 年 4 月 30 日 適用内容 減税対象車について 適用期間中に新車新規登録等を行った場合に限り 特例措置が適用(1 回限り ) 1. 乗用車 1 新車新規登録時免税を受けた車両については 初回継続検査時等も免税 ( 車検証の有効期間が満了する日から起算して 15 日を経過する日までに車検証の交付等を受けた場合に限り適用 ) 2 新車新規登録時免税を受けた平成 32 年度燃費基準 +90% 以上を達成している車両については 初回継続検査時等も免税 ( 車検証の有効期間が満了する日から起算して 15 日を経過する日までに車検証の交付等を受けた場合に限り適用 ) 税目 クリーンディーゼル乗用車 ( 平成 21 年排出ガス規制適合又は平成 30 年排出ガス規制適合の乗用車 ) 免税 1 平成 32 年度燃費基準 達成 +10% +20% +30% +40%~ +90%~ LPG 車 20% 軽減 25% 軽減 50% 軽減 25% 軽減 50% 軽減免税 2 2. 軽量車 ( 車両総重量 2.5t 以下のバス トラック ) 税目 免税 1 +5% +10% +15% +20% +25%~ 20% 軽減 40% 軽減 60% 軽減 80% 軽減 25% 軽減 50% 軽減 75% 軽減免税

3. 中量車 ( 車両総重量 2.5t 超 3.5t 以下のバス トラック ) 税目 免税 1 +5% +10% +15%~ 平成 17 年排出ガス規制 50% 低減又は平成 30 年排出ガス規制 25% 低減 50% 軽減 75% 軽減 免税 エコカー対象外 50% 軽減 75% 軽減 平成 21 年排出ガス規制 NOx PM+10% 低減又は平成 30 年排出ガス規制適合 平成 21 年排出ガス規制適合 50% 軽減 75% 軽減 免税 エコカー対象外 50% 軽減 75% 軽減 4. 重量車 ( 車両総重量 3.5t 超のバス トラック ) 税目 ( 平成 21 年排出ガス規制 NOx10% 以上低減 ) 平成 21 年排出ガス規制 NOx PM+10% 低減又は平成 28 年排出ガス規制適合 免税 1 +5% +10% 50% 軽減 75% 軽減 +15%~ 免税

自動車税のグリーン化特例の概要 軽課 適用期間 2019 年 4 月 1 日 ~2021 年 3 月 31 日 適用内容 適用期間中に新車新規登録等を行った場合に限り 当該年度の翌年度分について特例措置が適用 クリーンディーゼル乗用車 ( 平成 21 年排出ガス規制適合又は平成 30 年排出ガス規制適合 ) 乗用車 ( 1) LPG 車 平成 32 年度燃費基準 +30% 達成 平成 32 年度燃費基準 +10% 達成 概ね 50% 軽減 重量車等 ( バス トラック ) 1 自家用乗用車については 2021 年度及び 2022 年度は適用対象を電気自動車 燃料電池自動車 天然ガス自動車 プラグインハイブリッド自動車 クリーンディーゼル乗用車に限定 重課 適用内容 新車新規登録等から一定期間経過した自動車 ( 2) : 概ね 15% 重課 ( 3) LPG 車 : 13 年超 : 11 年超 2 電気自動車 燃料電池自動車 天然ガス自動車 メタノール自動車 ガソリンハイブリッド自動車 一般乗合バス及び被けん引車については 重課の適用外 3 バス ( 一般乗合バスを除く ) 及びトラック ( 被けん引車を除く ) については 概ね 10% 重課

軽自動車税のグリーン化特例の概要 軽課 適用期間 適用内容 2019 年 4 月 1 日 ~2021 年 3 月 31 日 適用期間中に初めて車両番号の指定を受ける減税対象車 ( 三輪以上の軽自動車 ) を取得する場合に限り 当該年度の翌年度分について特例措置が適用 乗用車 ( 1) 平成 32 年度燃費基準 +30% 達成 平成 32 年度燃費基準 +10% 達成 概ね 50% 軽減 概ね 25% 軽減 軽貨物車 +35% 達成 +15% 達成 概ね 50% 軽減 概ね 25% 軽減 1 自家用軽乗用車については 2021 年度及び 2022 年度は適用対象を電気自動車 燃料電池自動車 天然ガス自動車に限定 重課 適用内容 初めて車両番号の指定を受けてから 13 年を経過した三輪以上の軽自動車 ( 2) : 概ね 20% 重課 2 電気自動車 燃料電池自動車 天然ガス自動車 メタノール自動車 ガソリンハイブリッド自動車及び被けん引車を除く

環境性能割の概要 適用期間 適用内容 2019 年 10 月 1 日 ~2021 年 3 月 31 日 上記の期間中に車両を取得した場合に 車両の取得価額に対して環境性能に応じた税率を課税 1 2019 年 10 月 1 日 ~2020 年 9 月 30 日までの間に取得した自家用乗用車 ( 軽自動車を含む ) については 税率を 1% 分軽減する 1. 乗用車 ( 登録車 ) 自家用 営業用別 クリーンディーゼル乗用車 ( 平成 21 年排出ガス規制適合又は平成 30 年排出ガス規制適合の乗用車 ) 平成 32 年度燃費基準 未達成 達成 +5% +10%~ 達成 +10% +20%~ LPG 車 自家用 ( 1) 3% 2% 1% 営業用 2% 1% 0.5% 上記の要件に該当しない車両については 自家用は 3% 営業用は 2% の税率が適用 2. 乗用車 ( 軽自動車 ) 自家用 営業用別 平成 32 年度燃費基準 未達成 達成 +5% +10%~ 達成 +10% +20%~ 自家用 ( 1) 2% 1% 営業用 2% 1% 0.5% 上記の要件に該当しない車両については 2% の税率が適用 への読み替え 平成 32 年度燃費基準への読み替え +10% +20% 平成 32 年度燃費基準達成 +10% +20% 平成 22 年度燃費基準 +38% +50% 平成 22 年度燃費基準 +50% +65% +80%

3. 軽量車 ( 車両総重量 2.5t 以下のバス トラック ) 自家用 営業用別 への読み替え +10% +15% +20% 未達成達成 +5% +10% +15% +20%~ 自家用 ( 登録車 ) 3% 2% 1% 自家用 ( 軽自動車 ) 2% 1% 営業用 ( 登録車及び軽自動車 ) 2% 1% 0.5% 上記の要件に該当しない車両については 自家用は 3% 営業用は 2% の税率が適用 ( 軽自動車については一律 2% が適用される ) 平成 22 年度燃費基準 +38% +44% +50% 4. 中量車 ( 車両総重量 2.5t 超 3.5t 以下のバス トラック ) 自家用 営業用別 平成 17 年排出ガス規制 50% 低減又は平成 30 年排出ガス規制 25% 低減平成 21 年排出ガス規制 NOx PM+10% 低減又は平成 30 年排出ガス規制適合 平成 21 年排出ガス規制適合 上記の要件に該当しない車両については 自家用は 3% 営業用は 2% の税率が適用 未達成達成 +5% +10% +15%~ 自家用 3% 2% 1% 営業用 2% 1% 0.5% 自家用 3% 2% 1% 営業用 2% 1% 0.5% 自家用 3% 2% 1% 営業用 2% 1% 0.5% 自家用 3% 2% 1% 営業用 2% 1% 0.5% 5. 重量車 ( 車両総重量 3.5t 超のバス トラック ) 自家用 営業用別 ( 平成 21 年排出ガス規制 NOx10% 以上低減 ) 平成 21 年排出ガス規制 NOx PM+10% 低減又は平成 28 年排出ガス規制適合 平成 21 年排出ガス規制適合 未達成達成 +5% +10% +15%~ 自家用 3% 2% 1% 営業用 上記の要件に該当しない車両については 自家用は 3% 営業用は 2% の税率が適用 2% 1% 0.5% 自家用 3% 2% 1% 営業用 2% 1% 0.5%

中古車特例 ( 自動車 ) の概要 適用期間 適用内容 自動車( ) : 2019 年 4 月 1 日 ~2019 年 9 月 30 日 適用期間中に新車新規登録等を受けるもの以外の車であって減税対象車を取得する場合に限り 特例措置が適用 1. 乗用車 クリーンディーゼル乗用車 ( 平成 21 年排出ガス規制適合又は平成 30 年排出ガス規制適合 ) 45 万円控除 平成 32 年度燃費基準 達成 +10% +20% +30% +40% +50% LPG 車 5 万円控除 45 万円控除 平成 32 年度燃費基準への読み替え 平成 32 年度燃費基準達成 +10% +20% +30% +40% 平成 22 年度燃費基準 +50% +65% +80% +95% +110% 2. 軽量車 ( 車両総重量 2.5t 以下のバス トラック ) 45 万円控除 +5% +10% +15% +20% +25% 5 万円控除 45 万円控除 への読み替え +5% +10% +15% +20% +25% 平成 22 年度燃費基準 +32% +38% +44% 50% 57%

3. 中量車 ( 車両総重量 2.5t 超 3.5t 以下のバス トラック ) 45 万円控除 平成 17 年排出ガス規制 50% 低減又は平成 30 年排出ガス規制 25% 低減 達成 +5% 中古車特例対象外 +10% +15% 45 万円控除 4. 重量車 ( 車両総重量 3.5t 超のバス トラック ) ( 平成 21 年排出ガス規制 NOx10% 以上低減 ) 45 万円控除 ( ハイブリッド車のみ ) 平成 21 年排出ガス規制 NOx PM+10% 低減又は平成 28 年排出ガス規制適合 達成 +5% +10% +15% 45 万円控除