1 企業管理者用 ドライブエージェント Web システム 利用マニュアル ver1.4 東京海上日動火災保険株式会社 目次 P.2-3 1. ドライブエージェント Web システムの概要 P.5 2. Webシステム内の画面遷移 P.6 3. 運転評価 画面で確認できること P.8 4. Webシステムの操作方法 ( ログイン ) P.9 5. Webシステムの操作方法 ( 全社運転評価 組織運転評価 ) P.10-13 6. Webシステムの操作方法 ( ドライバー運転評価 ) P.14 7. Webシステムの操作方法 ( 事故詳細 ) P.15 ご参考 事故発生時の自動メール送信機能 P.16 8. Webシステムの操作方法 ( 危険挙動詳細 ) P.17-18 9. Webシステムの操作方法 ( データダウンロード ) P.19-21 10. Webシステムの操作方法 ( データダウンロード )
1. ドライブエージェント Web システムの概要 2 ドライブエージェント Web システムには 5 種類の ID 権限が用意されています ご利用の際は用途に応じた ID をご利用ください 1 企業システム管理者権限 ID 貴社の全データの登録 編集が可能な権限です ドライブエージェントをご利用いただく前に まずこの権限 ID を利用し 全ての利用者の ID 登録を行う必要があります 総務部門担当者など 実際のシステム管理をされる方のご利用を想定しています 本マニュアルの対象範囲 2 全組織管理者権限 ID 貴社の全データの閲覧が可能な権限です 組織ごとの相対比較や危険なドライバーの抽出などを行うことができます 総務部門管理者など 実際の進捗管理を行う方のご利用を想定しています 3 特定組織管理者権限 ID 所属する組織のデータのみの閲覧が可能な権限です 同じ組織に所属するドライバーの評価閲覧などを行うことができ ドライバーの直接の上司にあたる方のご利用を想定しています *1 4 ドライバー権限 ID 実際に運転する方のための ID です クラウド上で自分の成績を閲覧することが可能です ( あらかじめ企業システム管理者が全てのドライバー権限 ID を発行する必要があります *2 5 ドライバー権限 ID( 機器 ID) 機器それぞれに付与されている ID です 本 ID はシステム提供時から登録されています ドライバー ID の一種で この ID でのログインも可能であり その場合当該機器で記録された情報が閲覧できます ただし ドライバー ID への データ振り分け をおこなうと 機器 ID からはデータの閲覧ができなくなります また この ID は追加 削除 変更できません *1 ドライブエージェントにおける組織の考え方については P3 を参照してください *2 管理者の方が自分の運転も記録したい場合には 管理者権限 ID とドライバー権限 ID の両方をご利用ください
1. ドライブエージェント Web システムの概要 3 具体的な権限 ID 付与のイメージや 各権限 ID で実施いただける内容は 下記のとおりです 1 企業システム管理者権限 ID A 株式会社 企業システム管理者 全組織管理者 2 全組織管理者権限 ID 割当前 営業 1 部 営業 2 部 営業 3 部 特定組織管理者 特定組織管理者 特定組織管理者 3 特定組織管理者権限 ID ドライバー ドライバー ドライバー 4 ドライバー権限 ID 機器 ID 5 機器 ID 権限 ID の種類 Web システムで実施できること 権限 ID 登録運転評価の閲覧事故情報の閲覧 1 企業システム管理者 2 全組織管理者 3 特定組織管理者 4 ドライバー ( 全ドライバー ) ( 所属組織の ドライバーのみ ) ( 自分自身のみ ) ( 全ドライバー ) ( 所属組織の ドライバーのみ ) ( 自分自身のみ ) 5 機器 ( ドライバーと同様 ) ( 同一機器のみ ) ( 同一機器のみ ) 同一の方に複数の権限 ID を付与することも可能です 2 全組織管理者の方で ドライバーとして運転される場合は 4 ドライバーの権限 ID も 1 企業システム管理者の方にご登録していただいてください
4 ドライブエージェント Web システム 全体構成
2.Web システム内の画面遷移 5 ドライブエージェント Web システムで 権限 ID ごとのログインから運転評価を閲覧するまでの各画面の主な流れは以下の通りです a. ログイン 2 全組織管理者権限 ID 3 特定組織管理者権限 ID 4ドライバー権限 ID 5 機器 ID b. 全社運転評価 c. 全社組織一覧 d. 組織運転評価 e. 組織ドライバー一覧 f. ドライバー運転評価 h. 事故詳細 g. ドライブデータ振り分け * ドライバー ID と機器 ID で閲覧可能なのは自分自身のみに 特定組織管理者 ID で閲覧可能なのは自組織および自組織のドライバーの結果に限られます
3. 運転評価 画面で確認できること 6 権限 ID の種類に応じて閲覧できる 運転評価 画面と 各画面で確認できる項目をご説明します 3-1. 権限 ID の種類に応じて閲覧できる 運転評価画面 運転評価画面の種類 権限 ID の種類 全社 組織 ドライバー 運転評価 運転評価 運転評価 1 企業システム管理者 2 全組織管理者 3 特定組織管理者 4ドライバー 5 機器 ID 3-2. それぞれの 運転評価画面 で確認できる項目 運転評価画面の項目 全社 運転評価 運転評価画面の種類 組織 ドライバー 運転評価 運転評価 得点 運転評価 得点の推移 運転アドバイス 組織別ランキング一覧 ランキング 組織ランキング ( 組織の順位 ) ドライバーランキング一覧 ドライバーランキング ( 個人の順位 ) 危険挙動発生一覧 詳細 1 2 危険運転 危険挙動診断 期間内の危険挙動発生回数 事故情報事故発報一覧 詳細 1 2 その他 運転情報 ( 距離 時間 ) コメント 1 所属する組織内の情報のみ閲覧可能です 2 自身の情報のみ閲覧可能です
7 ドライブエージェント Web システム ログイン 操作方法
4.Web システムの操作方法 ( ログイン ) 8 4.-1 インターネットから ドライブエージェント web ページにアクセスします https://tm-driveagent.com/login?cc= は企業によって異なるコードが設定されています 企業システム管理者の方にご確認ください 4.-2 企業システム管理者より連絡された初期ユーザ名 初期パスワードを入力してログインします 初期ユーザ名 初期パスワード 4.-3 初回ログイン時にはパスワードの変更が必要です 4.-4 変更 をクリックするとログインが行われます
5.Web システムの操作方法 ( 全社運転評価 組織運転評価 ) 9 特定組織管理者権限 ID 全組織管理者権限 ID では 組織評価を閲覧することが可能です さらに 組織内のドライバー得点の一覧や 個別のドライバーの詳細の閲覧が可能になります 5.. 組織管理者画面は以下の通りです 1 個別のドライバーの運転評価 2 過去の事故一覧 7. 事故詳細へ 3 組織間の相対比較 4 組織内のドライバーの相対比較を閲覧することができます 1 組織 ドライバー毎の運転評価画面へ遷移 2 過去の事故一覧 3 組織間の相対比較 4 組織内のドライバーの相対比較
6.Web システムの操作方法 ( ドライバー運転評価 ) 10 ドライバー評価画面では 前日までの特定の日の運転成績を閲覧できます 6-1. 運転評価画面の上段では 1 指定日の運転距離 運転時間 2 指定日の成績及びコメント 3 得点推移を閲覧できます 1 指定日の運転距離 運転時間 2 指定日の成績及びアドバイス 3 得点推移
6.Web システムの操作方法 ( ドライバー運転評価 ) 11 6-2. 運転評価画面の下段では 1 ドライバーの社内 組織内のランキング 2 走行距離を 100km に換算した場合の危険挙動の回数と 実際の発生回数 * 3 発報した事故の一覧 4 記録された危険挙動の一覧を閲覧できます 1 ドライバーの社内 組織内のランキング 2 走行距離を 100km に換算した場合の危険挙動の回数と 実際の発生回数 現状 片寄り走行は実際の値にかかわらず ゼロになります 3 発報した事故の一覧 4 記録された危険挙動の一覧 急ブレーキをかけながら急ハンドルをする といったように複数の危険挙動を同時に行った場合 両方とも 1 回ずつ回数が記録されますが 端末のアラームは一回しか鳴りません そのため アラーム回数と危険挙動数が一致しないことがあることをご理解ください 片寄り走行は実際の回数にかかわらず WEB 画面上はゼロ回となってしまいます こちらは今後の機能追加で修正予定です
6.Web システムの操作方法 ( ドライバー運転評価 ) 12 6-3. 運転評価は運転した日ごとに結果を表示することが可能です また 週ごと 月ごとの集計結果を出すことも可能です 評価画面左の 1 特定日か 2 週間 月間評価を選択してください 1 特定日 2 週間 月間評価 週間評価 月間評価 一日の運転時間が短い場合 運転評価は日によって大きな変動が出ることがあります この場合 週間 月間レポートの方が安定した評価結果となります
6.Web システムの操作方法 ( ドライバー運転評価 ) 13 6-4. 事故 危険挙動があった場合 それぞれの右側の詳細ボタンをクリックすると 発生場所 発生時刻などを閲覧することが可能です (p14, p16 参照 ) 事故発報詳細画面へ ( 詳細は P.14) 危険挙動詳細画面へ ( 詳細は P.16) 6-5. 運転評価画面の末尾には簡単なコメント入力欄があります 2 入力欄にコメントを記入し 3 送信を押すと コメントが登録されます ドライバーと管理者でお互いに記入可能なため 感想や振り返りの閲覧の記録等にご利用下さい 1 登録済みのコメント 2 入力欄 3 送信
7.Web システムの操作方法 ( 事故詳細 ) 14 事故詳細画面では 事故発生場所と映像を閲覧することが可能です 7. 事故発報の詳細画面は以下の通りです 1 発報したドライバー情報 2 発報日時 3 発報場所 (google maps を表示 ) 4 事故映像 3 発報場所をクリックすると google maps に発生場所が表示されます 4 事故映像をクリックすると 映像データがダウンロードされます 1 発報したドライバー情報 2 発報日時 3 発報場所 4 事故映像
ご参考 事故発生時の自動メール送信機能 15 事故発生時 企業システム管理者が事前に登録したメールアドレスに 自動でメールが送信されます 事故の詳細を閲覧する方法は 下記のとおりです 1 事故発生時には 以下のようなメールが登録されたアドレスに自動送信されます 東京海上日動 ドライブエージェント システムからの自動送信メールです 先ほど貴社自動車に搭載した端末で 衝撃 が検知され 当方にて 事故が発生したと判断しましたので ご連絡いたします [ 検知日時 ] [ 発報詳細画面へのリンク ] 2 リンク先に 各自の ID/PW でログインします 閲覧可能な ID は 全組織管理者権限 ID になります ログイン画面 ID PW 3 発報詳細画面 (P.14) が出ますので こちらで詳細閲覧が可能です 事故発生場所の地図に遷移します 登録されているドライバーに関する情報が表示されます 発報時に記録された映像をダウンロードできます
8.Web システムの操作方法 ( 危険挙動詳細 ) 16 危険挙動詳細画面では その発生場所を閲覧することが可能です 8. 危険挙動の詳細画面は以下の通りです 1 発生したドライバー情報 2 発生日時 3 発生場所 (google maps を表示 ) 4 コメント欄 危険挙動についてのコメント等の記載が可能です ( 事故発生詳細画面と表示が似ていますが 映像データは掲載されません ) 1 発生したドライバー情報 2 発生日時 3 発生場所 4 コメント欄
9.Web システムの操作方法 ( データダウンロード ) 17 ドライバーの運転評価 危険挙動リストはダウンロードが可能です 9-1. ドライバーの運転評価 危険挙動リストをダウンロードしたい場合は 以下の通りの操作となります 2 組織一覧に移動します 1 月次 又は週次のレポートを選択
9.Web システムの操作方法 ( データダウンロード ) 18 9-2. 組織選択後 組織一覧画面から データのダウンロードが可能です 運転評価 危険挙動のそれぞれをダウンロード可能です 運転評価ダウンロードフォーマット 記録日 組織名 ドライバー ID 走行距離走行時間得点 急加速発生回数 急減速発生回数 急ハンドル発生回数 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 単位は * mです * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 単位は秒のため 時間で見たい * * * * 時は3600で割ってください 危険挙動ダウンロードフォーマット < 参考 > データのダウンロードフォーマットについて 日時 組織名 ドライバー危険挙動緯度経度 ID 種別 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 片寄り走行発生回数
10.Web システムの操作方法 ( ドライブデータの振り分け ) 19 走行終了時点では 運転データは誰のものかわからない状態になっています 運転データを個人にまとめるためには ドライブデータの振り分けが必要です 振り分けは 走行終了から 365 日後まで可能です これはドライバー自身でも可能です 10-1. 組織運転評価画面でドライバー一覧を選択し 組織ドライバー一覧を表示したうえでドライブデータ管理を選択してください 1 ドライバー一覧を選択 2 割り当てたいドライバーのドライブデータ管理を選択 10-2. 1 割り当てたい日付を選択して検索した後 表示された中から 2 割り当てたいドライバーの運転を選んで 3 割当を押してください 1 割り当てたい日付を選択して検索 2 選んだドライバーの運転を選ぶ 3 割当を押す
10.Web システムの操作方法 ( ドライブデータの振り分け ) 20 誤って振り分けてしまった場合も 振り分けしなおすことが可能です この場合 振り分け後の組織によって 対応が異なります 再振分が可能な期間は機器 ID からドライバー ID へ振り分ける場合と同様に 走行終了から 365 日後までとなります 振り分け後の組織も同じ組織である場合 振り分け画面から戻り 改めてドライバー一覧から正しいドライバー ID を選びますと 振り分け済みのデータも表示されますので再振り分けが可能です 振り分け後の組織が異なる場合 全組織管理者 ID でログインの上 ドライバー一覧から正しいドライバー ID を選びますと 振り分け済みのデータも表示されますので再振り分けが可能です 特定組織管理者 では振り分けしなおすことはできません 機器 ID の組織は 割当前 のみですので 機器 ID の紐付けを行っても 割当前 組織以外の組織には反映しません
10.Web システムの操作方法 ( ドライブデータの振り分け ) 21 10-3. 振り分けが終了すると 運転データが点数化され 翌日からドライバー評価画面に反映されます 反映と同時に 機器 ID からはデータが見えなくなります