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高根沢町デマンドバス業務委託事業仕様書 1. 委託業務の名称 高根沢町デマンドバス業務委託事業 2. 目的 デマンドバスの運行を行うための受託者を選定する公募型プロポーザルを実施するに あたり 運営 運行業務内容の詳細について この仕様書に定めるものとする 3. 全体的事項 (1) 委託契約期間契約を締結した日から平成 33 年 3 月 31 日まで (2) 運行期間平成 30 年 4 月 1 日から平成 33 年 3 月 31 日まで (3) 委託契約限度額委託契約金額については 町貸与品 ( 車両 3 台 配車システム ) を除き 運営 運行に係る経費から収入 ( 運賃収入及び広告料等 ) を除いた金額とし 下記の金額を限度額とする 1 総額 88,500,000 円 ( 消費税込 ) 2 年度別平成 30 年度 29,500,000 円 ( 消費税込 ) 平成 31 年度 29,500,000 円 ( 消費税込 ) 平成 32 年度 29,500,000 円 ( 消費税込 ) (4) 委託内容委託する業務は デマンドバス運行に必要な運行管理 車両管理及び運行業務とし 主な業務は次のとおり 1デマンド方式によるバスの運行 ( 遠距離通学児童送迎を含む ) 2 乗車券の発行及び販売 3 利用者の登録 4デマンド方式における受付及び配車 5 車両の清掃及びメンテナンス 6 町民からの問い合わせの対応 7 利用増進対策及び緊急時対応 ( 実証運行を含む ) 1

4. 運営に関すること (1) 利用料金に関すること 1 乗車券の発行及び販売は受託者が行う 2 利用者の運賃支払い方法に関しては 原則現金または乗車券とする 3 料金の設定一律一回 100 円 未就学児は保護者が同伴する場合に限り無料とする 4 料金設定の例外 遠距離通学児童送迎時の利用料金は無料とする 受託者は市貝町と協定を結び 市貝町大谷津地区を運行エリアに加えることは差し支えない なお この場合の料金は両者の合意により定めて差し支えない (2) 収入に関すること 1 収入は 運賃収入と広告収入とする 2 運賃収入及び広告収入は すべて受託者の収入とする 3 収入見込み額を超えた収入については 受託者の純利益とする (3) 利用増進に関すること 1デマンドバスの利用向上及び利用者の増加を図るために実証運行等行うなど 受託者は創意工夫に努めること 2 受託者は 防犯 防災に関する情報を入手した場合や緊急事態が発生した場合は 速やかに対応し 町との連携を図るものとする (4) 事務所の設置 維持管理に関すること 1 デマンドバスの運営 運行に必要な事務所は 受託者が設置すること 2 事務所の維持管理は受託者が責任を持って行い 適正に管理すること (5) 利用者へのサービスに関すること 1 利用できる方は 登録をした方で ひとりでデマンドバスに乗り降りできる方 若しくは介助者が同乗する場合 2 利用できない方は 登録をしていない方及び未就学児 ただし未就学児は 保護者が同伴する場合は利用できるものとする 4 用の申し込みがあった場合 迅速な対応をすること 4 車両の故障等が発生した場合は 代替の車両を用意し対応すること 5 利用者の登録にあっては 専用の電話を設置すること 6 利用者には 平等かつ公平なサービスを提供すること 2

7 利用者からまた乗りたいと思われるようなデマンドバス にするため 運転手及 びオペレーターの社員研修を実施しサービスの向上に努め 利用者の増進を図るこ と 5. 運行に関すること (1) 運行日は 毎日とし台数は制限しない 1 平成 30 年度平成 30 年 4 月 1 日から平成 31 年 3 月 31 日の 365 日 2 平成 31 年度平成 31 年 4 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日の 366 日 3 平成 32 年度平成 32 年 4 月 1 日から平成 33 年 3 月 31 日の 365 日 (2) 運行エリア等に関すること 1 運行エリア運行エリアは高根沢町内全域 及びさくら市の黒須病院 宇都宮市藤井脳神経外科とする また 受託者は市貝町と協定を結び 市貝町大谷津地区を運行エリアに加えることは差し支えない 2 運行便数 利用者の需要に応じて対応するものとする 3 運行時間 コアタイム 7:00~18:00(1 時間 1 便で 1 日 11 便 ) ただし 利用者へのサービス向上のため コアタイム以外の運行をす ることは差し支えない 平成 28 年度の運行実績 平日 約 41,000 名 土曜日 約 4,500 名 日曜日 約 2,000 名 (3) 運行形態に関すること 1 運行形態は デマンド運行及び遠距離通学児童送迎運行とする 2 遠距離通学児童送迎は最優先業務として必要な車両を確保し 送迎のための運行を行うこと 平成 30 年度の送迎予定人数東小学校児童 7 名 平成 31 年度の送迎予定人数東小学校児童 7 名 平成 32 年度の送迎予定人数東小学校児童 7 名 3 遠距離通学児童送迎運行委託仕様書については別紙 1 のとおりとする 3

(4) 運転業務に関すること 1 毎月の登録者数 利用者数 運賃 走行距離等の運行に関する報告書 事故に関する報告書 苦情処理 ご意見ご要望等に関する報告書等を作成し 運行月の翌月の 10 日までに町に報告する 2 デマンドバス運行上関係する法令等を遵守すること 3 安全運行には万全を期すること (5) 利用者の登録に関すること電話 FAXにより利用登録票の受付を行い 受付をしたデマンドバスの利用者登録情報を配車システムに登録すること 平成 28 年度新規登録実績 611 件 (6) 委託業務責任者の選任に関すること 1 委託業務に対する責任者をおくこと 2 委託業務責任者は 委託業務に関する代表者として連絡体制を整備し 緊急時及び平常時の連絡 情報伝達が円滑に対応できるようにしておくこと (7) 運行管理者及び整備管理者の選任に関すること 1 道路運送法 ( 昭和 26 年法律第 183 号 ) 第 23 条に規定する運行管理者の選任をすること 2 道路運送車両法 ( 昭和 26 年法律第 185 号 ) 第 50 条の規定に基づく整備管理者を選任するものとする (8) 車両の車検 定期点検 整備に関すること 3 か月定期点検 車検については 点検整備結果を提出すること (9) 事故があった場合の処理に関すること 1 緊急時における連絡体制 事故処理体制及び責任者を明確にしておくこと 2 事故等が発生した場合は 迅速かつ的確に対応し 速やかに報告するとともに 事故報告書を提出すること 3デマンドバス利用者の生命若しくは身体を害したとき または他者に損害を与えたときは 損害賠償の責任を負うこと 4

7. 貸与品に関すること (1) 使用車両について 1 車両は町が所有しているものを無償貸与するものとする 2 両型式は 1BOXワゴン 10 人乗りガソリン使用車 2 台 1BOXワゴン 14 人乗り軽油使用車 1 台 平成 30 年度 一部更新予定 (2) 配車システムについて 1 配車システムについては 町が所有するシステムを貸与するものとする ただし 受託者が町の配車システムを使用する際には これを目的外に使用してはならない 専らデマンド交通の業務に供するものとする 2 配車システムについては 無線による方式を導入するものとする 8. 運転手及びオペレーターに関すること 1 運転手及びオペレーターを置くものとする 2 オペレーターは電話予約受付に関する業務を行うものとする 当日の便の予約受付 時間は 8:00 から 18:00 までとし 運行する便の 30 分前までの受付を基本とする ただし 7:00 の便は 前日 18:00 までの受付とする 3 オペレーターについては 本業務に対する専属性は求めないが 予約受付時間におい ては 常に予約受付に対応できること 9. 保険に関すること本業務に使用する全ての車両は任意保険または共済に加入することとし 加入手続き及び保険料の支払いは受託者が行う また 加入する任意保険または共済は以下に示す賠償内容とする 対人賠償保険: 無制限 対物賠償保険: 無制限 人身傷害保険:3,000 万円以上 10. 許認可申請に関すること 受託者は道路運送法第 4 条の規定による一般旅客自動車運送事業許可に係る認可申請 の手続きを行うものとする 5

11. 委託料の支払い回数及び支払い時期について 別途協議のうえ決定するものとする 12. その他 1 受託者は 本業務の遂行上知り得た情報を本業務以外の目的に利用または漏らしてはならない 2 受託者は 本契約の終了に際し 利用者登録情報等のデータを提供すること また 受託者が変更になった場合は 業務の円滑な引継に必要な事項について支援を行うこと 3 本業務委託の見積り額を積算するにあたり 町で保有する関係資料は提供するものとする 4 本仕様書に記載のない事項または疑義が生じた事項については 町と協議のうえ決定するものとする 6