平成 29 年度全国学校保健主事会第 2 回理事会 評議員会会議録平成 30 年 7 月 26 日 ( 木 ) 14:00~ TKP 仙台南町通カンファレンスセンター記録 : 副理事長佐伯孝司 1 開会の辞 : 副会長 出江英夫 2 会長挨拶 : 会長 東 邦裕 大阪北部地震 西日本豪雨災害へのお見舞い 北九州市の脱会について 保健主事への認知が低い( 学校医などの講演で ) ことがわかった 全国学校保健会長会にも出席し 加盟府県市が増えるようお願いした 3 自己紹介 4 議長ならびに書記選出 議長 : 東会長 書記 : 佐伯副理事長 4 議事 (1) 平成 29 年度会務報告 ( 北村理事長 ) 本年度より新潟県が正式加入 (2) 平成 29 年度収支決算報告 ( 北村理事長 )) 並びに監査報告 ( 北村理事長代読 ) 雑収入: 教育シューズより特別補助金として30 万円いただいた 理事会旅費補 助として支出 (3) 平成 30 年度役員選出報告 ( 北村理事長 ) (4) 平成 30 年度会務計画 ( 案 )( 欠席の木戸理事長に代わり北村副会長 ) (5) 平成 30 年度収支予算 ( 案 )( ) 30 年度も教育シューズより特別補助金として30 万円いた抱けることになっ た 理事会旅費補助に 宮城大会補助金として 全国学校保健主事会一般会計より10 万円 特別計より 10 万円 会計簿計上 同じくより宮城大会補助金として 日本教育シューズより20 万円 日本学校保 健会より40 万円 会計には計上せず そのまま宮城へ送金 (6) 平成 30 年度学校保健功労表彰 ( ) その他: 日本学校保健会 100 周年記念事業として表彰 保健主事会で15 名程 度 各府県市で選考準備を ( 東会長 ) (7) 第 61 回全国学校保健主事研究大会 ( 宮城大会 ) について 概要説明( 樋野伸治 高知大会実行委員長 ) (8) 第 62 回全国学校保健主事研究大会 ( 群馬大会 ) について ( 森理事 ) 2019 年 8 月 7 8 日 ( 木 金 ) 予報参照 (9) 第 63 回以降の大会について 第 63 回滋賀大会について ( 大前常任理事 ) 2020 年 7 月 30 31( 木 金 ): ピアザ淡海で 第 64 回山口大会について ( 山根常任理事 ) 岩国市で開催予定 (10) その他 1 会則 申し合わせ事項の確認 ( 北村副会長 ) 2 宮城大会研究発表 3について 養護教諭の発表となっているが ( 三谷顧問官 ) 昨年度は別名であったが 年度末の人事異動でこうなったと聞いている ( 事 務局 ) 発表者の取り組みは保健主事の取り組みが発表されるのか? 養護教諭の立場の 取り組みが発表されるのはよくない ( 三谷顧問官 ) - 1 -
本日中に確認 ( 樋野理事 ) 結果 養護教諭と保健主事の合同の取り組みと判明 330 年度会報について ( 北村副会長 ) 会報の内容を充実させるため 各府県市で発表した保健主事の実践例を掲載する 東北 関東甲信越 近畿 北陸 中国 四国 九州のブロックより 2 府県市より実践例を提出 報告様式を全校学校保健主事会のホームページよりダウンロードし 佐伯副理事長にメールでデータ送付する 各府県市 A42 ページ 〆切は 10 月 31 日 平成 30 年度は 東北 : 樋野理事に一任 < 出席者が宮城県のみだったため > 関東甲信越 : 茨城県 群馬県近畿 北陸 : 奈良県 大阪府中国 四国 九州 : 中国と四国より 1 府県市ずつ <9 月までに決定 > 5 連絡事項 次回理事会 : 平成 31 年 2 月 22 日 ( 金 ) 13:30~ 日本教育シューズで 6 閉会の辞 < 研修会終了後 >: 副会長須藤昭利 理事 評議員研修会 記録 1 文部科学省横嶋剛健康教育調査官挨拶 < 記録 : 副理事長加瀬浩明 > 自己紹介栃木県小学校教員からスタート 国の動向について 学習指導要領の改訂について 高等学校への国の中央説明会があった 総則が手厚くなっている カリキュラムマネジメントの例示あり 学校保健計画をPDCAサイクルで 人的物的支援の反映もカリキュラムマネジメントに取り入れること その際 保健主事の役割が重要 このピンチをチャンスにかえることが大切 本格実施は小学校 H32 中学校 H33 高等学校 H34 < 高等学校の移行期間についてのパブリックコメントが8/9まで> 1 熱中症対策へのとりくみ ( スポーツ庁 ) これまでの経験は捨て去ること これまで経験のないもので 一律に線引きはできない 各地域各学校で適正な判断を 室内 室外とも25 でも発症 子どもの体調によりちがう 2 性に対する指導国の方向性 ( 学習指導要領 ) などが 後ろ向きだと批判されるが 国の方針は以前とあまりかわらない 粋すぎた性教育とくらべ どちらが良いのか判断がつかず 結局 どちらの立場からもバッシングされる 今こそ いろいろ議論が必要 その際 保健主事の役割が大切 3 これまでの慣習で決められていることに 意見が文科省へ届く 通学かばんの重さ 色つきの下着禁止 生理中でもプールに入らせる指導等への苦情が寄せられている 今一度学校で再検討を - 2 -
研修会グループ協議記録 1グループ 各県の取り組みと課題 < 山口県 > 保健主任会としての組織で活動 1. 組織が強化 資質向上 協力体制 2. 養護教諭に任せきりにならない 会長の固定化 輪番制に変えることで組織の流れを理解 1. 資質向上 : 県研究大会に参加することで資質向上を図る 2. 次の世代につなぐことが課題 会長は2 年ごとで交代 3. 研究冊子 爽健 を配布 ( 幼 ~ 高 ) < 宮城県 > 1. 主題にあった活動 2. 小学校に保健主事会がない 講話が同じパターンになっている 3. 組織体制を強くしている < 長崎県 > 1. 資質向上 : 学校保健活動の進展寄与 2. 異動にともなう引き継ぎがうまくいっていない 3. 研修 ( 資質向上 健康問題に関する ) を充実させている 組織体制について 京都府は高校の指導主事のOBで保健体育的知識のある人物が会長 副会長は小 中の先生がなる 校種別に中学会長 小 高で副会長を担う 各郡市で評議員( すべて校長 ) を出して会議を行う 連絡の周知徹底を図る 学校保健会の会長に医師会会長がされているところもある 山口は 教諭が会長 全国大会をするとなると 校長が会長がよいのではないか? 宮城は 全国大会にむけて組織を見直した 校長が会長に 今後もそのままの組織体制を引き継いでいくだろう ~まとめ~ 研修体制の充実 : 群馬の例を参考に組織としての意識を高める 養護教諭との協力体制 2 グループ 1 各府県市の状況司会 : 合わせて熱中症対策の情報を 群馬県では2 年前に部活中に死亡事故 < 奈良市 > 中学部活朝 7~10 時 31 以上は禁止 < 堺市 > 保健主事 若手が多い 何をしてよいのか分からない リーダーシップを取ることができない 養護に人材育成が課題 組織づくりのための理事を輪番制にした 研修会 総会 反省会の3 回 プール水泳水温 33 以上は禁止 < 愛媛県 > 事務局が2 年ごとに高校と義務教育とで交代しているため 運営が難しくなってきている < 岡山県 > 保健主事の集まりがない 研修会等も養護教諭が中心になってきている 熱中症: 各校に任されている - 3 -
< 千葉市 > 毎年 テーマを決めて保健課題にとりくむ 1 月に実践を持ち寄り発表する 保健主事に新しい先生が多く 仕事が分からない 年 1 回の研修では補えない 長野 千葉市は普通教室にエアコンがない < 奈良県 > 若い主事が多い 養護と兼ねている 組織づくり 人材の確保が難しい 研修体制はできている 会長職は校長会の副会長が任う 養護部 栄養教諭部 保健主事部がある 保健主事部は入れ替わりがはげしいが 問題視している様子はない 熱中症 : 体育実技講習会が中止になったことはある ~ その他 ~ 運動会の時期の熱中症対策 保健主事のあり方等について協議 3 グループ 最初に討議の 3 つの柱の確認を行う 1 重点とする取り組みについて < 茨城県 > 組織自体が弱い 小中の各地区の組織はしっかりしている 全体を取り持つ役員がいない ( なる人がいない ) 6/8 県全体の総会 高校と特別支援学校で別に研究協議会がある 会報を作るために集まる < 千葉県 > 各地区で活動 小 中は 23 ブロック あと高校 特支で計 25 ブロック 小 中で持ち回り実践発表している 年 3 回 各地区の代表があつまる < 高知県 > 高校しか保健主事の会がない 小中の養護兼務の人に声をかけて全国大会を行うことができた 養護兼務になってからは ほぼすべての仕事を養護教諭にふった 養護教諭の活動が強く 保健主事の活動が乏しい しかし なにかあれば協力している 基本的に高校の先生が中心 全国大会を行ったおかげで 保健主事とは? の研修を行うことができた 組織化が必要だと思う! 保健主事の資質向上を図る研修会をいくつか行い 研修会に参加する 次年度は全国大会 高校と連携を行っていく 積極的支援を密にする 2 保健主事会の課題 工夫 < 茨城県 > 組織がしっかりしていないのは スタッフの問題 担当者が毎年かわってしまう どういうふうにして克服していけば良いのか 次々に引き継いでいく役員がいない 保健主事は学校によってかわってしまう 毎年はできない 管理職から与えてもらえず 理解がない人がなってしまう < 兵庫県 > 中学校が中心となった組織 保健体育の先生が中心 佐伯副理事長より質問 : 役員がすべて入れ替わってしまうことがあるか? - 4 -
そうならないようにしているが 担当の人が何年か後に保健主事をはずれてしまっていることもある 兵庫県では会長が替わっても 理事長 副理事長が会を回す 事務局 庶務は健属してやっていける 地方ブロックの代表者は替わるが 引き継ぎをしているのでできている < 千葉県 > 今年はピンチ! 役員が千葉市が千葉県より独立して別になる 組織面 予算面で千葉市だのみだったのができなくなる 1 校あたり千円の予算で千葉市 : 千葉県で 7:3 来年はもっとつらい エアコンがほしい 現在 40% の設置率 ~ その他 ~ 課題 1 2 を重点的に交流 3 はできなかった 次年度交流するようにする 4 グループ 1 学校保健主事会の重点とする取り組みについて < 香川県 > 年 3 回活動する 小中の組織がないので 高校が中心となる < 島根県 > 県教委が事務局をもつ 冊子をつくり 組織活動等を周知している 保健主事の研修を実施する < 滋賀県 > 平成 26 年度より 会長を校長とする 26~29 年度は小 中が会長であったが 本年度より高校が新たに加入することになった 毎年 12 月に研修会を実施 食育に関する講師をよんでいる 全国の学校衛生大会 養護の全国大会の実施予定である < 埼玉県 > 3 代目会長として 平成 29 年より校長が会長となる 専門部会を開催して保健誌を出していく 平成 29 年度大宮で大会 < 長野県 > 養教が中心であったが 保健主事会は会長を校長がするようになった 全体が集まる機会がなく 県内を大きく 4 つに分けて活動している 教育委員会と協力して取り組んでいる 養護教諭が半数以上しめている 組織としてはおくれているかもしれない < 大阪市 > 総会を年度初めに行う 新任の研修会を実施 会長は小 中を 2 年ごとに交代して行うようにしている 課題 1 まとめ 保健主事が養護教諭か教諭か学校の実情により違うが 王後教諭になる場合が多い 若い先生に仕事を覚えさせたり 年配の先生にお願いしたりする できるだけ 教諭ができるようにすることが望ましい ( 若い先生を育てるためにも ) 2 組織体制と研修 < 香川県 > 新任研修を実施 性教育研修を実施する - 5 -
< 島根県 > がん教育 薬物乱用教育等テーマをかえて 年ごとに行っている 多様な性に関する問題等の研修会も実施予定 < 滋賀県 > 性に関する教育を保健主事対象に研修する 養護教諭が常に参加する研修が多いので 保健主事が勉強する機会を増やす < 埼玉県 > 養護教諭と保健主事の違いを大きく取り上げている < 大阪市 > 若手の教員を中心とした研修を実施し その際タイムリーな課題を取り上げて実施する 郵送料節約のため 会議案 資料については本会ホームページ < 下記アドレス > より ダウンロードして下さい 全国学校保健主事会ホームページアドレス http://www.eonet.ne.jp/~zenkokuhosyu/ - 6 -