02_01_「Q&A VOL.1(平成30年3月30日)」

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加算・減算一覧【HPアップ用】(修正あり)

07体制届留意事項(就労継続支援A型)

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Microsoft Word - 発出版QA

点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

02_「平成30年度障害福祉サービス等報酬改定等に関するQ&A VOL.1(平成30年3月30日)」

Microsoft PowerPoint - (セット版(案トレ))(H30年度障害報酬改定の基本的な方向性について(検討チーム終了後)

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

加算・減算一覧【HPアップ用】

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Microsoft Word - Q&A(訪問リハ).doc

Microsoft Word - 01表紙・目次.doc

Microsoft Word - ① 鏡.docx

PowerPoint プレゼンテーション

報酬改定(就労系サービス)

事務連絡(差替)

計画相談支援 障がい児相談支援における特定事業所加算に係る基準の遵守状況に関する記録 ( 保存用 ) 平成年月サービス提供分 異動等区分 1 新規 2 継続 3 変更 4 廃止 加算の区分 1 特定事業所加算 (Ⅰ) 2 特定事業所加算 (Ⅱ) 3 特定事業所加算 (Ⅲ) 4 特定事業所加算 (Ⅳ)

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加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

同一建物に居住する利用者の減算 特別地域加算 前年度の 1 月あたりの平均実利用者数の分かる書類 ( 地域に関する状況 ) 1 訪問看護ステーション ( 規模に関する状況 ) 前年度の 1 月あたりの平均延訪問回数の分かる書類 13 訪問看護 2 病院又は診療所 3 定期巡回 随時対応サービス連携

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

「平成30 年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.2)(平成30 年3月28 日)」の送付について【介護保険最新情報Vol.633】(厚生労働省老健局老人保健課:H )

改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

<4D F736F F D2089EE8CEC95F18F5682CC89FC92E882C982C282A282C A836E A816A8F4390B394C52E646F63>

書類点検等における通所介護事業所への主な指摘事項について

総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当

介護給付費等単位数サービスコードについてサービスコードの構成 : サービス種類 サービス種類コード : サービス種類 居宅介護重度訪問介護同行援護行動援護療養介護生活介護経過的生活介護短期入所重度包括施設入所支援経過的施設入所支援自立訓練 ( 機能訓練 ) 自立訓練 ( 生活訓練 ) 宿泊型自立訓練

Microsoft PowerPoint - 資料3.pptx

スライド 1

Microsoft PowerPoint - (HP掲載用)270820定期巡回.pptx

PowerPoint プレゼンテーション

体制強化加算の施設基準にて 社会福祉士については 退院調整に関する 3 年以上の経験を有する者 であること とあるが この経験は 一般病棟等での退院調整の経験でもよいのか ( 疑義解釈その 1 問 49: 平成 26 年 3 月 31 日 ) ( 答 ) よい 体制強化加算の施設基準にて 当該病棟に

名古屋市における基本的な考え方 当該事業所における勤務時間 で考えることが基本であることから 原則として 事業所をまたぐ業務の兼任は 常勤ではなく非常勤とし 時間を分けて勤務体制 表を設定するものとする 例 : 居宅介護事業所のヘルパーが 併設された生活介護事業所の生活支援員と してそれぞれ月 80

保監第   号 

点検項目点検事項点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味

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Microsoft Word - 【資料4-3】0316_PM_ショート

06 参考資料1 平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

(Microsoft Word - \222\312\217\212\203\212\203n\217W\222c\216w\223\ doc)

体制届の主な項目と添付書類 居宅サービス 別途 資料の提出をお願いすることがあります サービスの種類 体制届の主な項目 別紙 添付書類 その他の添付書類 備考 施設等の区分 ( 通院等乗降介助 ) - 道路運送法の許可証 - 日中の身体介護 20 分未満体制 別紙 15 定期巡回 随時対応サービスに

- 2 - いては 新基準別表の 1 のイ中 1,458 単位 とあるのは 1,611 単位 と 729 単位 とあるのは 806 単位 と 同 1 のロ中 1,207 単位 とあるのは 1,310 単位 と 603 単位 とあるのは 65 5 単位 と 同 1 の注 6 中 減算する とあるのは

点検項目 605 認知症対応型共同生活介護費 点検事項 点検結果 夜勤減算介護従業者の数が共同生活住居ごとに1 以上 満たさない身体的拘束等を行う場合 態様 時間 心身の状況 緊急や身体拘束廃止未実施減算 未実施むを得ない理由を記録 夜間支援体制加算 (Ⅰ) 夜間支援体制加算 (Ⅱ) 身体的拘束等の

短期入所 この要件は平成 25 年 4 月 1 日現在のものです 今後 厚生労働省からの通知等があった場合は 要件の内容について見直す場合がありますので 予めご了承ください 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービス等及び基準該当障害福祉サービスに要する費用

<4D F736F F D C605F937393B9957B8CA781418E7392AC91BA81418AD68C CC816A C95DB8C9289DB2E646F63>

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又


第四 5. 特定事業所加算の取扱いについて 相談支援に関するQ&A ( 平成 29 年 3 月 31 日 ) 問 63 特定事業所加算の算定要件にある常勤の相談支援専門員の考え方如何 特定事業所加算制度は 支援困難ケースへの積極的な対応を行うほか 専門性の高い人材を確保し 質 の高いマネジメントを実

簡易入力Ver2.11(障害者編)報酬改定入力例

Microsoft Word - 01介護報酬請求の留意点

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平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

01 表紙 老人保健課

Microsoft Word - 介護保健最新情報vol.583.doc

入院時等の加算に関する Q&A Q1 施設入所支援における入院 外泊時加算については 1 月に8 日を限度に 320 単位を算定することとされているが 8 日間は連続していなければならないのか A 入院 外泊の日数については 連続している必要はなく 8 日に満たない短期間の入院 外泊を数回行った場合

指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 20 号 ) 介護保険法第 46 条第 2 項及び第 58 条第 2 項の規定に基づき 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準を次のように定め 平成 12 年 4 月 1 日から適用する 一指定居宅介護支

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Microsoft Word - (0907案)平成30年北海道胆振東部地震における介護報酬等の取扱いについて - コピー

Microsoft Word - Ⅰ-7_(資料7)_留意事項_

(1) 改定事項と概要 1

共同生活援助 この要件は平成 25 年 4 月 1 日現在のものです 今後 厚生労働省からの通知等があった場合は 要件の内容について見直す場合がありますので 予めご了承ください 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービス等及び基準該当障害福祉サービスに要する

過去 3 年の間に請求した介護給付費について にチェックをしてください 下線は 平成 30 年度改正 (4) 当該計画で定めた指定介護予防通所リハビリテーションの実施期間中に指定介護予防通所リハビリテーションの提供を終了した日前 1 月以内にリハビリテーション会議を開催し リハビリテーションの目標の

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指定特定相談支援事業 指定障害児相談支援事業の指定に係る Q&A 注意事項事業の実施にあたっては, 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定計画相談支援の事業の人員及び運営に関する基準 や 児童福祉法に基づく指定障害児相談支援の事業の人員及び運営に関する基準 等を必ず確認

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通常の届出に係る加算等のサービス種類算定の開始時期 定期巡回 随時対応型訪問介護 届出が毎月 15 日以前になされた場合には看護翌月から 複合型サービス( 看護小規模多 16 日以降になされた場合には翌々月から機能型居宅介護 ) 夜間対応型訪問介護 ( 介護予防 ) 認知症対応型通所介護 ( 介護予

別紙 常勤医師等の取扱いについて 1. 一日平均患者数の計算における診療日数 (1) 入院患者数ア通常の年は 365 日である イ病院に休止した期間がある場合は その期間を除く (2) 外来患者数ア実外来診療日数 ( 各科別の年間の外来診療日数で除すのではなく 病院の実外来診療日数で除すこと ) イ

Microsoft Word  第4第QA (2)

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月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

介護制度改革INFORMATION vol.102

Microsoft PowerPoint - è³⁄挎+間帅çfl¨ï¼›.pptx

Microsoft Word - 【資料4-13】0317_PM_通リハ

継続サービス利用支援 ( いわゆる モニタリング ) (1) 支給決定の有効期間内において これらのサービスが適切に利用できるようサービス等利用計画が適切であるかどうかを省令で定める期間ごとに利用状況を検証し その結果や心身の状況 環境 利用に関する意向 その他の事情を勘案し サービス等利用計画の見

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

申請書類 ( 新規指定用 ) No については 様式がありませんので申請者様でご準備ください No. ( ) 1 ( 様式第 1 号 ) 指定申請書 ( ) 2 ( 別紙 ) 障害者総合支援法において既に指定を受けている事業等について ( ) 3 (

Microsoft Word - 06_【 用】05-1日中一時支援事業Q&A201710改正

8_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用について

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訪問介護

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害児の保護者の立場に立ったサービスの提供に努めるとともに 地域及び家庭と の結び付きを重視し 市町村 他の指定障害福祉サービス事業者等その他の保健 医療サービス及び福祉サービスを提供する者との密接な連携に努める その他 当該事業所における運営の方針を記載 すること 前項のほか 新潟市指定障害福祉サー

サービスの概要 従業者 1 居宅介護 2 重度訪問介護 3 同行援護 4 行動援護 重度の肢体不自由者で常に介 視覚障がいにより 移動に著し 護を必要とする方に 居宅にお い困難を有する障がい者等に いて 入浴 排せつ及び食事等つき 外出時において 当該障 の介護 調理 洗濯及び掃除 がい者等に同行

届出書 体制等状況一覧表 ( 別紙 1-3) の添付書類一覧 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 中山間地域等における小規模事業所加算 11 月当たりの平均延訪問回算定表 前年度の 4 月 ~2 月分 緊急時訪問看護加算 特別管理体制 ターミナルケア体制 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ) サービス提供

Q7: 判定様式には80% を超えるサービスのみ記載するのですか? それとも 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスはすべて記載するのですか? A7: 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスについて すべて記載してください Q8:

「介護報酬等に係るQ&A Vol.2」(平成12年4月28 日)等の一部改正について(厚生労働省老健局振興課、老人保健課:H26.4.4)【介護保険最新情報Vol.369】

確認用答弁書(一般質問)

Microsoft PowerPoint - 03_共同生活援助

就労継続支援 (B 型 ) この要件は平成 25 年 4 月 1 日現在のものです 今後 厚生労働省からの通知等があった場合は 要件の内容について見直す場合がありますので 予めご了承ください 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービス等及び基準該当障害福祉サ

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11. 通所リハビリテーション 改定事項 基本報酬 1 医師の指示の明確化等 2リハビリテーション会議への参加方法の見直し等 3リハビリテーション計画書等のデータ提出等に対する評価 4 介護予防通所リハビリテーションにおけるリハビリテーションマネジメント加算の創設 5 社会参加支援加算の要件の明確化

居宅介護支援事業所に係る特定事業所集中減算の取り扱いについて

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

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介護老人保健施設 契約書

パワポテンプレ

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

小規模多機能型居宅介護 介護予防小規模多機能 区分変更 ( 要介護 1~ 要介護 5 の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 型居宅介護く ) 区分変更 ( 要介護 要支援 ) サービス提供日 サービス事業所の変更 ( 同一サービス種類のみ ) ( 通い 訪問又は宿泊 ) 事業 ( 指定有効期間 ) 受給資

厚生労働省による 平成 30 年度介護報酬改定に関する Q&A(Vol.1) に対する 八王子介護支援専門員連絡協議会からの質問内容と八王子市からの回答 Q1 訪問看護ステーションによるリハビリのみの提供の場合の考え方について厚労省 Q&A(Vol.1) での該当項目問 21 問 22 問 23 A

Transcription:

(4) 行動援護 ( 支援計画シート等の作成について ) 問 48 支援計画シート等に規定の書式はあるのか 重度訪問介護の対象拡大に伴う支給決定事務等に係る留意事項について ( 平成 26 年 3 月 31 日付け障障発 0331 第 8 号厚生労働省社会 援護局障害保健福祉部障害福祉課長通知 ) において 支援計画シート等の様式例をお示しているので 参照されたい 3. 生活介護 短期入所 (1) 生活介護 ( 短時間利用減算 1) 問 49 前 3 月における事業所の利用者のうち 事業所の平均利用時間が 5 時間未満の利用者のしめる割合は 具体的にどのように算出するのか 以下の方法により 算出した割合が 100 分の 50 以上である場合に 短時間利用減算を適用する 1 各利用者について 前 3 月における利用時間の合計時間を 利用日数で除して 利用日 1 日当たりの平均利用時間を算出する 2 当該月における 1 により算出した平均利用時間が 5 時間未満の利用者の延べ人数を 事業所の利用者の延べ人数で除する [ 例 ] 18

( 短時間利用減算 2) 問 50 重度の身体障害者や精神障害者は 障害特性や症状 通院や起床介護などの生活パターンなどの理由で 5 時間未満の利用になってしまう場合があるが そのような利用者についても 利用時間が 5 時間未満の利用者の割合の算定に含むのか 例えば 重度の身体障害や精神障害等 障害特性等に起因するやむを得ない理由により 5 時間未満の利用になってしまう利用者については 利用時間が 5 時間未満の利用者の割合の算定から除いて差し支えない なお やむを得ない理由については 利用者やその家族の意向等が十分に勘案された上で サービス担当者会議において検討され サービス等利用計画等に位置付けられていることが前提であり 市町村においては当該計画等を基に判断されたい ( 短時間利用減算 3) 問 51 利用時間については 送迎のみを実施する時間は含まれないとされているが 遠方からの利用者で送迎に長時間を要する利用者についても 送迎に要する時間は利用時間に含めないのか 遠方からの利用者等 やむを得ず送迎に長時間を要する利用者については 利用時間が 5 時間未満の利用者の割合の算定から除いても差し支えない ( 短時間利用減算 4) 問 52 土曜日やイベントの日など 特例的に短時間の開所としている日については 利用者全員が 5 時間未満の利用となるが これらの日についても利用時間の算定に含むのか 運営規程に営業時間を明示した上で 特例的に短時間開所の日を設けている場合等については 平均利用時間の算定から外すなど柔軟な取扱いとして差し支えない ( 常勤看護職員等配置加算 ) 問 53 常勤看護職員等配置加算 (Ⅱ) については 医療的ケアが必要な者に生活介護等を提供したことが要件となるが これは前年度や前月等の実績から判断するのか 開所日ごとに その日の実績を持って算定の可否を判断すること 19

(2) 短期入所 ( 福祉型強化短期入所 ) 問 54 併設型及び空床型の短期入所で 本体施設に看護職員が配置されている場合 当該看護職員に加えて 1 名の看護職員を配置する必要があるのか 本体施設に看護職員が配置されている場合は 当該看護職員をもって福祉型強化短期入所における看護職員の配置要件を満たすものとする ただし 本体施設と短期入所事業所の職務が同時並行的に行われることが差し支えないと考えられるもの以外である場合 本体施設における勤務時間については 短期入所での勤務時間に含むことはできないことに留意すること ( 短期利用加算 1) 問 55 短期利用加算については 1 年に 30 日を限度として算定する とされているが 複数の事業所で短期利用加算を算定している場合 その期間は通算されるのか 通算されない ( それぞれの事業所ごとに 1 人の利用者につき 1 年に 30 日を限度として算定可能 ) ( 短期利用加算 2) 問 56 短期利用加算については 1 年に 30 日を限度として算定する とされているが 1 年 はいつからいつまでの期間を指すのか 最初に短期利用を開始した日から起算して 1 年とする ( 常勤看護職員等配置加算 ) 問 57 福祉型強化短期入所である場合 福祉型強化短期入所サービス費を算定するために配置されている常勤の看護職員をもって 常勤看護職員等配置加算の算定要件を満たすものとできるか 福祉型強化短期入所サービス費を算定するために配置されている常勤の看護職員をもって 常勤看護職員等配置加算の算定要件を満たすものとできる ( 医療連携体制加算 ) 問 58 短期入所の医療連携体制加算 (Ⅴ) の算定要件の詳細如何 短期入所の医療連携体制加算 (Ⅴ) の取扱いについては 平成 26 年度障害福 20

祉サービス等制度改正に関する Q&A ( 平成 26 年 4 月 9 日事務連絡 ) の問 33 から問 38 までの取扱いを準用すること ( 年間利用日数の適正化 ) 問 59 年間利用日数については 1 年の半分 (180 日 ) を目安 とされているが 1 年 はいつからいつまでの期間を指すのか 最初に短期利用を開始した日から起算して 1 年とする 4. 自立訓練 ( 機能訓練 生活訓練 ) 自立生活援助 共同生活援助 (1) 自立訓練 ( 機能訓練 生活訓練 ) ( リハビリテーション加算 ) 問 60 リハビリテーション加算 (Ⅰ) については 頸椎損傷による四肢の麻痺その他これに類する状態にある障害者 を対象としているが 頸髄損傷を原因とする者に限るのか リハビリテーション加算 (Ⅰ) の対象者については 疾患名等を問うものではなく 四肢麻痺の状態にある者を想定しており 身体障害者手帳の記載や医師意見書の内容等から判断するものとする ( 個別計画訓練支援加算 ) 問 61 個別計画訓練支援加算の算定に当たり 個別訓練実施計画の作成が要件とされているが 個別支援計画をもって個別訓練実施計画とすることができるか また 個別訓練実施計画は所定の様式があるか 個別計画訓練支援加算に係る訓練は 自立訓練 ( 生活訓練 ) の個別支援計画の一環として行われるものであるが 特に地域生活を営む上で必要となる生活能力に焦点を定め 一定の期間の中で重点的に個別の訓練を行うものである したがって 計画の様式を問うものではないが 具体的な訓練項目や訓練の内容 進捗状況等 詳細かつ丁寧な記録や評価を伴う個別訓練実施計画が必要となる 21

(2) 自立生活援助 ( 利用者 ) 問 62 家族等と同居している場合であっても当該家族等が障害 疾病等のため 居宅における自立した日常生活を営む上での各般の問題に対する支援が見込めない状況にある者 も利用対象となるが 支援が見込めない状況 とは具体的にどのような状況が想定されるのか 例えば 同居している家族が 障害のため介護や移動支援が必要である等 障害福祉サービスを利用して生活を営んでいる場合 同居している家族が 疾病のため入院を繰り返したり 自宅での療養が必要な場合 同居している家族が 高齢のため寝たきりの状態である等 介護サービスを利用して生活を営んでいる場合 その他 同居している家族の状況等を踏まえ 利用者への支援を行うことが困難であると認められる場合などが想定される ( 支援の内容 ) 問 63 訓練等給付に位置付けられる自立生活援助のサービスにおける 情報の提供や助言 相談等の必要な援助 とは どのような支援なのか 家事支援等も含まれるのか 自立生活援助は 障害者の理解力や生活力等を補う観点から 居宅で生活する障害者が地域生活を継続する上で必要な情報の提供 助言並びに相談等の支援及び関係機関や地域住民との連絡調整等を行うものである 家事支援等については 他の障害福祉サービスによって行われるべきものであって 自立生活援助に含まれるものではない ( 兼務の取扱い 1) 問 64 自立生活援助事業所の従業者 ( 地域生活支援員 サービス管理責任者 ) について 兼務の取扱いはどうなるのか 自立生活援助事業所の従業者は 原則として専従となるが 利用者に対するサービス提供に支障がない場合は 従業者が当該自立生活援助事業所の管理者や他の事業所又は施設等の職務に従事することができる ただし 兼務先の基準を満たすことも必要となるため 双方から兼務に支障が 22

ないかを判断する必要がある また 兼務先の職務が常勤換算方法による配置を要件とする場合は 当該職員の自立生活援助事業所における勤務時間を 兼務する職務の常勤換算に含めることはできない なお サービス管理責任者は 自立生活援助計画を作成し客観的な評価等を担う者であるため 業務の客観性を担保する観点から 地域生活支援員との兼務は認めない ( 兼務の取扱い 2) 問 65 自立生活援助事業所の従業者が 相談支援事業所の相談支援専門員を兼務することは可能なのか 可能な場合 特定事業所加算の 常勤 専従 の要件はどうなるのか 自立生活援助事業所の従業者が 相談支援事業所の従業者の職務を兼務する場合は 業務に支障がない場合として認めることとしている また 相談支援事業所の特定事業所加算は 相談支援専門員が常勤 専従であること等が要件となっているが 相談支援事業所に併設する自立生活援助事業所については 兼務しても差し支えないこととする ( 定期的な居宅訪問 ) 問 66 定期的な居宅訪問については 月に 2 回以上利用者の居宅を訪問すればよいか 指定自立生活援助は 利用者の日常生活における課題を把握し 必要な支援を行う必要があることから 支援計画に基づき概ね週 1 回以上 当該利用者の居宅を訪問することとしている なお 月途中から利用を開始する場合やサービス終了に向けて訪問頻度を調整する場合等を考慮し 基本報酬の算定においては 定期的な訪問による支援を月 2 回以上行うことを要件としているが 安易に訪問回数を減らすことがないよう留意すること ( 同行支援加算 ) 問 67 同行支援加算は 居宅への訪問と同日に外出を伴う支援を行った場合でも算定できるか また 同行支援加算の算定対象となる外出を伴う支援とは 具体的にどのようなものか 同行支援加算の算定日に 定期的な訪問による支援や随時の訪問による支援を 23

行うことは差し支えない なお 同行支援加算の算定対象となる外出を伴う支援は あくまで障害者の理解力や生活力等を補う観点から 利用者が地域で自立した生活を継続していくために必要な情報提供や助言等の支援を行うものであり 外出のための直接的な介助や余暇活動への付き添い等については 算定の要件を満たす支援とはならない ( 福祉専門職員配置等加算 ) 問 68 地域生活支援員が 同一法人の他の事業所の業務を兼務し 勤務した時間数の合計が常勤の時間数に達している場合 福祉専門職員配置等加算はどのように算定するのか 複数事業所を兼務する常勤の直接処遇職員については 1 週間の勤務時間の 2 分の 1 を超えて当該事業所の直接処遇職員として従事する場合に 常勤の直接処遇職員 (1 人 ) として評価されたい (3) 共同生活援助 ( 日中サービス支援型の基本報酬 ) 問 69 日中サービス支援型指定共同生活援助と併せて日中活動サービスの支給決定を受ける利用者が 日中活動サービスを毎日利用することはできず 日によって共同生活住居で過ごす場合の基本報酬はどのように算定するのか 日中サービス支援型指定共同生活援助は 日毎に異なる報酬区分を算定することが可能であるため 障害支援区分 3 以上の利用者であれば グループホームにおいて日中支援を行う日は 日中サービス支援型共同生活援助サービス費 を算定し 日中活動サービスを利用する日は 日中を当該共同生活住居以外で過ごす場合 の報酬単位を算定することになる また 当該利用者が日中活動サービスの利用予定日に利用できず 共同生活住居で過ごした場合も 日中サービス支援型共同生活援助サービス費 を算定することとなる なお 障害支援区分 2 以下の利用者については 日中活動サービス等の利用を基本とすることから 日中を当該共同生活住居以外で過ごす場合 のみ報酬単位が設定されており 当該利用者が日中活動サービスの利用予定日に利用できず 共同生活住居で過ごした場合は 日中支援加算 (Ⅱ) を算定することとなる なお この場合 日中サービス支援型指定共同生活援助は常時の支援体制を確保するものであることから 日中支援従事者の加配を要しないものとする 24

( 看護職員配置加算 ) 問 70 看護職員配置加算は 指定事業所単位で 常勤換算方法により 1 人以上を配置すれば すべての利用者に当該加算を算定できると解してよいか 例えば 複数の共同生活住居を 1 つの事業指定を受けて運営する場合 全ての利用者に 70 単位 / 日が算定されると解してよいか 看護職員配置加算は 専ら共同生活援助事業所の職務に従事する看護職員を 常勤換算方法で 1 人以上配置する場合に 利用者全員に算定することが可能である ただし 複数の共同生活住居を有する場合は 適切な支援を行うための人員を確保する観点から 常勤換算方法により 看護職員の員数が 1 以上かつ利用者の数を 20 で除して得た数以上の看護職員を配置するものとする ( 夜間職員加配加算 ) 問 71 日中サービス支援型共同生活援助 (1 住居 10 名 2) の場合 夜勤職員は住居ごとに 1 名で計 2 名となるが ここに 1 名を加配し合計 3 名の夜勤職員を配置し 加配した職員が 2 つの住居を兼務した場合 20 名の利用者に対して加算が算定されるのか 夜勤職員加配加算は 共同生活住居ごとに夜勤職員を 1 名以上追加で配置する場合に算定するものであることから 加配した夜勤職員が別の住居の夜勤を兼務することは認められない よって 質問の場合はいずれかの住居の利用者に対して算定することになる ( 精神障害者地域移行特別加算 ) 問 72 精神障害者地域移行特別加算は 地域生活移行個別支援特別加算と同時に算定できるのか 精神障害者地域移行特別加算は 精神科病院に 1 年以上入院していた精神障害者に対して地域で生活するために必要な支援を行った場合に算定するものであることから 医療観察法に基づく指定入院医療機関を退院した精神障害者に対して地域で生活するために必要な支援を行った場合に算定する地域生活移行個別支援特別加算と評価の内容が重複するため 地域生活移行個別支援特別加算を算定する場合は精神障害者地域移行特別加算を算定することはできない 25

( 強度行動障害者地域移行特別加算 ) 問 73 強度行動障害者地域移行特別加算は 重度障害者支援加算と同時に算定できるのか 強度行動障害者地域移行特別加算は 障害者支援施設等に 1 年以上入所していた強度行動障害のある者に対して地域で生活するために必要な支援を行った場合に算定するものであることから 障害支援区分 6 の強度行動障害のある者等に対して支援を行った場合に算定する重度障害者支援加算と評価の内容が重複するため 強度行動障害者地域移行特別加算を算定する場合は 重度障害者支援加算を算定することはできない ( 加算の算定期間 ) 問 74 精神障害者地域移行特別加算や強度行動障害者地域移行特別加算の算定期間は 入居してから 1 年間 なのか それとも 退院 退所してから 1 年間 なのか また 退院 退所後に 自宅での在宅生活や宿泊型自立訓練を経てから 入居する場合の取扱いはどうなるのか 算定期間は 退院 退所してから 1 年間 となる なお 自宅での在宅生活や宿泊型自立訓練を経てから 入居する場合であっても 退院 退所してから 1 年以内であれば算定可能である ( 加算要件の適用時期 ) 問 75 精神障害者地域移行特別加算や強度行動障害者地域移行特別加算について 改定以前の時期に当該加算の要件を満たした利用者が入居している場合は 加算を算定することが可能か 当該加算は 障害者の地域移行を促進するため 平成 30 年度報酬改定において創設されたものである 利用者に対する支援のみを評価するものではなく 現に障害者支援施設や精神科病院等に入所 入院している者の受入れを評価するものであることから 平成 30 年 4 月以降に要件を満たした場合に 加算の対象となる 26