競輪特別会計から一般会計への繰出金 1 競輪特別会計から一般会計への繰出金全国の例 2 競輪特別会計から一般会計への繰出金弥彦村 3 経済産業省競輪を巡る最近の状況競輪施行業者の営業活動収支 4 公益法人 JKA 公営競輪が各自治体に大きく寄与

競輪事業の目的競輪は昭和 23 年に施行された自転車競技法に基づき都道府県及び総務大臣が指定する市町村が主催する公営競技でありその目的は同法第 1 条第 1 項において次のとおり規定されている 1 自転車その他の機械の改良及び輸出の振興機械工業の合理化 2 体育事業その他公益の増進を目的とする事業の振興 3 地方財政の健全化競馬競輪競艇オートレースといった公営競技は戦後の復興期にその収益による戦災復旧と公益事業の充実並びに財政健全化を目的として特別に法律が制定され刑法の例外という形で運営されてきたすなわち競輪を開催し車券発売を実施することは刑法第 186 条第 2 項により本来は賭博罪に当たる行為であるがその違法性を阻却するため前述の法目的の他 1 及び2についてはこれらの目的に資する事業に対し競輪振興法が補助事業を行うことで 3については競輪を主催する地方公共団体 ( 以下施行者という ) におけるその一般会計への繰出しをもって法目的が実現されているしかしながら平成期に入って売り上げ減少に伴う収支状況の悪化を受け競輪事業の撤退に踏み切った自治体がある ( 平成 14 年 : 西宮甲子園平成 22 年 : 花月平成 23 年大津びわこ平成 24 年 : 観音寺平成 26 年 : 一宮競輪 ) またはその存続を検討する自治体が出てきている公益財団法人 J K A 競輪とオートレースはそれぞれ自転車競技法と小型自動車競走法の規定により地方自治体が開催する公営競技ですその収益は競技を開催する地方自治体の財政の健全化に役立てられるだけではなく自転車小型自動車その他の機械の改良及び輸出の振興機械工業の合理化並びに体育事業その他の公益の増進を目的とする事業の振興に寄与する形で社会に還元されます公営 4 競技の売上のピークは平成 3 年度で全体で5 兆円をはるかに超えていました長引く不況や趣味の多様化など様々な理由があげられますがそのピーク時に比べて売上は5 割から6 割以上の減収を強いられていますそれぞれの公営競技が過去各自治体の財政に大きく寄与してきたはずですが現在赤字に陥ってしまった事業が数多くありますつまり税金を投入して事業を継続しているという本末転倒な事態を招いています - 1 -

全国市町村競輪特別会計から一般会計へ ( 繰出金 ) 一覧表 ( インターネット ) 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度北九州市 5 億 ( 競輪競艇 ) 5 億 ( 競輪競艇 ) 5 億 ( 競輪競艇 ) 5 億 ( 競輪競艇 ) 7 億 ( 競輪競艇 ) 熊本市 2 億円 2 億円 2 億円 2 億円 1 億 5 千万円前橋市 1 億円 1 億円 2 億円 2 億円平塚市 2 億円 2 億円 2 億円 2 億円 1 億 5 千万円川崎市 1 億 1 千万円 1 億 1 千万円 1 億 1 千万円 1 億 5 千万円小田原市 1 億円 1 億円 1 億円青森市 1 億円 1 億円 1 億円 1 億円 1 億円弥彦村 0 0 0 0 7 千万円 * 上記から繰出金は市町村の貴重な収入源となっている ( 空白は掲載されていない ) * 戦後地方財政の健全化を目的に法律が制定されたしかし平成期に入り売り上げ減少から西宮甲子園門司花園競輪場などの撤退が続いている北九州市平成 25 年度特別会計一般会計への繰出金は 5 億 6,645 万円 ( 前年度 6 億 1,575 万円 ) で競輪競艇特別会計から 5 億円前橋市平成 27 年度特別会計競輪開設 65 周年記念三山王冠争奪戦を開催したほかヤマダグリーンドーム前橋の運営維持管理を行うまた継続的な経営改善に努め 2 億円を一般会計へ繰り出しました平塚市平成 27 年度特別会計一般会計への繰出金は前年度に比べ 1 億円減の1 億 5,000 万円となりこの収益金は主に民生費衛生費消防費教育費に充当され社会資本整備等の充実に寄与している

競輪事業特別会計から一般会計への繰り出し金 ( 単位千円 ) 昭和 61 年度昭和 62 年度昭和 63 年度平成元年度平成 2 年度平成 3 年度平成 4 年度平成 5 年度平成 6 年度平成 7 年度 330,00 335,00 395,00 440,00 750,001,000, 960,00 330,00 300,00 350,00 54.4 本間 2 安達 ( 再 ) ( 再 ) 4 大谷村議 (35) 2 月まで ( 弥彦保育園建設のため ) 平成 8 年度平成 9 年度平成 10 年度平成 11 年度平成 12 年度平成 13 年度平成 14 年度平成 15 年度平成 16 年度平成 17 年度 325,00 230,00 400,00 250,00 0 0 0 0 160,00 0 ( 再 ) 15.2 大谷 (47) 8.7 大谷助役 14.10 まで 2. 合併協議会解散 12. 競輪場村有 * 弥彦村広報誌より桜井郷温泉掘削 * 歳入歳出は競輪事業特別会計から ( 弥彦体育館建設のため ) 15.2 本多啓三総務課長 (6 年間 ) サテライト新潟無償譲与平成 18 年度平成 19 年度平成 20 年度平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度 0 0 0 150,00 0 0 0 0 0 70,00 歳入 1396491 歳出 1395007 ( 再 ) ( 再 ) 27.2 小林村長本多啓三副村長 27. 歳入歳出 1507479 1505557 歳入歳出 1529005 1528348 歳入歳出 1514711 1513208 (151 億 1471 万円 ) (151 億 3208 万円 ) 利益 1484 利益 1333 利益 1009 利益 173 利益 1922 利益 657 利益 1503 さくらの湯誘致きらめきニュータウン 3. 消防署移転新築 4. 体育館移転新築 2. ヤホール新築クラント跡地取得 11. 湯神社温泉給湯開始 9. トキめき国体 10. 観光案内所新設 11. 弥彦公園遊具完成 9. 弥彦山ヒルクライム大会 G1レース G1レース G1レース G1レース G1レース 12. ひかり保育園改築歳入歳出 1760014 1758681 歳入歳出 1358410 1357401 歳入歳出 1310066 1309480

資料 1 競輪オートレースを巡る最近の状況について 5 平成 28 年 4 月 25 日経済産業省製造産業局車両室

5. 競輪施行者の営業活動収支 26 年度は 45 施行者のうち赤字は 1 施行者 (25 年度は赤字は 4 施行者 ) ここ数年赤字施行者数は減少傾向赤字施行者の減少要因は競輪選手数の削減に伴う昼間の FⅡ 開催 ( 赤字が常化 ) の日数削減とミッドナイト競輪の日数増加競輪選手数の削減が終了しミッドナイト競輪開催の飽和状態が近づく中今的に収益を改善していくためには増収増益の今こそ既存顧客の満足度向上新獲得のための攻めの施策が必要ではない単位 : 億円 12.0 10.00 8.00 6.00 3.58 4.00 2.60函館森市青2.00 0.00 2.00 4.00 26 年度営業活動収支実績神奈川県競輪組合藤沢市は 26 年度で競輪事業から撤退 3.08 市い8.11 わ彦き市弥0.69 橋村前7.06 市宇2.48 都城宮市茨4.78 県取0.25 手玉市埼0.92 2.23 川県立市十 1.52 一戸市組合松3.08 3.54 3.64 市千葉崎市川市神2.51 奈川県組合6.85 平塚沢市藤0.01 市小4.09 田東原市伊2.94 3.56 市静岡橋市豊4.12 市名2.31 3.08 1.47 古阜屋組合岐垣市大市四5.05 日阪市市松2.01 2.78 0.71 1.62 市富山井市福市京都良府奈1.73 県和3.73 県岸歌山7.25 和野田市玉1.25 0.11 0.83 1.27 市広島府市防松市高市小2.38 松山島市松6.65 知市高2.69 市北10.46 市久九州6.27 留雄米市武2.65 1.97 市佐黒字世府保市別5.12 赤字出所 : 各種資料を基に製造産業局車両室作成 8 市熊本市