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平成 24 年度大学図書館コンソーシアム連合 (JUSTICE) の活動報告 1. 活動体制 (1) 運営委員会 国公私立大学図書館の主に部課長クラスの委員により構成(13 名 ) 4 月と 8 月に人事異動や任期満了に伴う交替あり 運営委員会の下に主に担当者クラスの協力員を配置(23 名 ) 4 月と 8 月に人事異動や任期満了に伴う交替あり 4 月に 1 名増員 交渉方針等の基本事項を策定 (2) 事務局 大学からの出向による事務局職員を配置(3 名 ) 交渉準備, 参加館への情報提供, 調査, 連絡 調整等を担当 (3) 参加館 530 館 ( 国立 :94/ 公立 :65/ 私立 :368/ その他 :3) 平成 24 年 4 月以降に 20 館増加 2. 活動計画 (1) 新体制への移行 (2) 出版社交渉の強化 (3) 交渉のための基礎データの集約 (4) 人材育成 (5) 電子リソースの効率的な管理のための支援 (6) 広報活動 (7) その他の検討課題 3. 主な活動経過平成 24 年国公私立大学図書館協力委員会を通じて, 国公私立大学の各協 ( 議 ) 会へ要 4 月 9 日項 ( 案 ) 会費( 案 ) 等を送付 4 月 13 日 JUSTICE 参加館へ要項 ( 案 ) 会費( 案 ) 等を送付し, 意見を聴取 4 月 16 日契約状況調査を実施 ( 事務局より参加館に調査依頼 ) 4 月 23 日国際図書館コンソーシアム連合 (ICOLC) のデンバー国際会議に JUSTICE ~25 日関係者を派遣 5 月 15 日第 1 回運営委員会開催 ( 平成 24 年度活動計画, 新体制への移行について審議 ) 6 月 8 日 NII オープンハウスのワークショップにて, 昨年度の実務研修生が研修成果を発表

6 月 21 日国立大学図書館協会総会ワークショップにて, JUSTICE の活動状況について報告 6 月 22 日 ~ サンメディア社主催の 第 8 回学術情報ソリューションセミナー ( 札幌, 東 7 月 20 日京, 大阪, 福岡で開催 ) に事務局が参加し,JUSTICE の活動を紹介 7 月 10 日第 2 回運営委員会開催 ( 新体制への移行, 大学以外の機関の JUSTICE への参加について審議 ) 7 月 20 日第 4 回連携 協力推進会議開催 (JUSTICE の持続性確保に向けた新要項及び会費について審議, 承認 ) 7 月 27 日国公私立大学図書館協力委員会開催 ( 事務局から JUSTICE の活動状況について報告 JUSTICE への支援について審議, 承認 ) 7 月 30 日参加館へ要項等と各館の会費額を通知 一般向けにも要項等の文書を公開 8 月 1 日丸善株式会社主催のセミナー 学術情報流通の最新動向 にて, 事務局から JUSTICE の活動を紹介 8 月 23 日日本薬学図書館協議会研究集会にて, 事務局から JUSTICE の活動を紹介 8 月 30 日 ~ 私立大学図書館協会総会に JUSTICE として出展し, 広報活動 31 日 9 月 12 日 版元提案説明会を東京 (12 日, 明治大学 ) と兵庫 (14 日, 関西学院大学 ) 14 日にて開催 10 月 14 日国際図書館コンソーシアム連合 (ICOLC) のウィーン国際会議に JUSTICE ~17 日関係者を派遣 10 月 29 日第 3 回運営委員会開催 ( 新体制への移行スケジュール, 出版社交渉のまとめと来年度の計画について審議 ) 11 月 8 日私立大学図書館協会東地区研究部会 2012 年研修分科会にて, 事務局から JUSTICE の活動を紹介 11 月 16 日国公私立大学図書館協力委員会開催 ( 事務局から JUSTICE の活動状況について報告 ) 12 月 2 日 EBSCO Publishing 社のアジア アフリカ オセアニア地域アドバイサリー ~3 日ボード会議 ( 大阪にて開催 ) に運営委員会のメンバー, 事務局が参加 平成 25 年平成 24 年度国立大学図書館協会 学術情報流通セミナー : 改革に向けての 1 月 24 日共通認識のために にて 事務局職員が講師を担当 1 月 25 日第 4 回運営委員会開催 ( 新体制への参加意向結果の確認 来年度の活動体制について審議 ) 2 月 1 日第 5 回連携 協力推進会議開催 2 月 6 日出版社等を対象とした出版社交渉説明会を開催 2 月 20 日 JUSTICE 設立準備総会を開催 3 月 15 日新運営委員会準備会議開催 ( 委員長選出 活動スケジュール 作業部会設置要項等について審議 )

4. 新体制への移行 (1) 意見聴取 平成 24 年 4 月 13 日 ~6 月 13 日 参加館へ以下の各案を周知し, 確認を依頼するとともに意見を聴取 1 大学図書館コンソーシアム連合要項 ( 案 ) 2 大学図書館コンソーシアム連合 (JUSTICE) の会費について ( 案 ) 3 新体制への移行スケジュール ( 案 ) 公私立大学図書館協力委員会を通じて, 国公私立大学図書館の各協 ( 議 ) 会へも周知 (2) 要項 会費額の通知 平成 24 年 7 月 30 日に, 参加館へ要項及び会費の確定を通知 JUSTICE ウェブサイトの参加館限定ページに以下を公開 1 大学図書館コンソーシアム連合要項 2 大学図書館コンソーシアム連合 (JUSTICE) の会費について 3JUSTICE 会費 要項に対する Q&A 4JUSTICE 参加館会費額一覧 未参加館等へ周知するため,JUSTICE ウェブサイトのニュースに, 上記の1~3を掲載 (3) 平成 25 年度以降の参加の意思確認 平成 24 年 10 月 30 日に, 参加館 ( オブザーバ 6 館を含む 536 館 ) へ新組織への参加意思の確認を依頼 ( 回答期限 :11 月 30 日 ) 参加館数は 491 館 ( 内, 継続 487 館, 新規 4 館 ) (4) 設立準備総会の開催 平成 25 年 1 月 9 日に, 設立準備総会の開催を通知 平成 25 年 2 月 20 日, 学術総合センター ( 一橋講堂 ) にて開催し,476 館が出席 ( うち 322 館は委任状による出席 ) 以下の事項を承認 1 大学図書館コンソーシアム連合要項 2 大学図書館コンソーシアム連合会費規程 3 大学図書館コンソーシアム連合運営委員会規程 4 大学図書館コンソーシアム連合運営委員会委員 5 平成 25 年度大学図書館コンソーシアム連合活動計画 6 平成 25 年度大学図書館コンソーシアム連合予算 (5) 新運営委員会準備会議の開催 平成 25 年 3 月 15 日に, 新運営委員会準備会議を開催 1 大学図書館コンソーシアム連合運営委員会委員長選出 2 大学図書館コンソーシアム連合運営委員会作業部会規程策定 3 新規参加 3 館, 参加辞退 1 館の承認

5. 出版社交渉 (1) 交渉体制 運営委員会の在京メンバーと事務局により交渉チーム( 約 20 名 ) を構成 (2) 交渉目標 JANUL,PULC の統合によるスケールメリットを生かした交渉 新モデルへの対応 未交渉の出版社, ベンダーへの働きかけ (3) 交渉経過 交渉した出版社 ベンダー 67 社 (12 社増 ) 提案書を提出した出版社 ベンダー 60 社 (10 社増 ) 合意に至った出版社 ベンダー 55 社 (13 社増 ) 合意に至った製品数 205 製品 (15 製品増 ) 交渉回数約 100 回 ( 事務局による予備交渉を含む ) (4) 主な成果 新規提案出版社 ベンダーの増加(14 社増加 ) プライス キャップの引き下げ 現在のパッケージ契約に代わる新たな契約モデルの検討開始 (5) 版元提案説明会 平成 24 年 9 月 12 日 ( 東京 ),14 日 ( 兵庫 ) 参加図書館員数(197 館,282 名 ), 参加出版社数 (45 社,32 ブース ) CLOCKSS 事務局長 Randy S. Kiefer 氏による講演 (6) 出版社交渉説明会 平成 25 年 2 月 6 日, 国立情報学研究所 12 階会議室にて開催 参加出版社数(31 社,32 名 ) 6. 契約状況調査 (1) 調査目的 参加館の電子ジャーナル等の契約状況を確認し, 交渉や契約モデルの策定に資する (2) 調査内容 JANUL,PULC の両調査を集約 整理し, 一本化 (3) 調査方法 調査対象 大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE) 参加館 対象館数:514 館 ( 平成 24 年 4 月 1 日現在 ) 調査手法 参加館へ調査依頼メールを送付 参加館は JUSTICE の Web サイト ( 参加館限定ページ ) から回答票ファイル

をダウンロード 回答票ファイルを, 調査回答提出先にメールで提出 実施期間 平成 24 年 4 月 16 日 ~5 月 21 日 ( 締め切り後の回答も受付 ) 調査対象年 2011-2012 年 ( 一部項目については,2010 年の実績も調査 ) (4) 調査結果 平成 24 年 7 月 17 日時点までの回答で集計 514 館中,495 館から回答あり ( 回収率 96.3%, 一部分のみ回答の館も含む ) (5) 結果の公開 JUSTICE ウェブサイトの参加館限定ページに結果を掲載 7. 広報誌 jusmine( ジャスミン ) ( 季刊 ) の刊行 第 4 号 ( 平成 24 年 4 月 24 日 ) 第 5 号 : 特別号 ( 平成 24 年 6 月 18 日 ) 第 6 号 ( 平成 24 年 7 月 31 日 ) 第 7 号 ( 平成 24 年 10 月 22 日 ) 第 8 号 ( 平成 24 年 11 月 12 日 ) 第 9 号 ( 平成 25 年 1 月 24 日 ) 8. 実務研修生の受入 氏名 派遣大学 期間 備考 塩出郁 大阪大学 平成 24 年 8 月 1 日 ~ 平成 25 年 3 月 31 日 主配属先は, 学術コンテンツ課 JUSTICE 事務局でも一定期間研修を実施 ( 以上 )