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平成 30 年 1 月から 6 月までの名古屋税関における知的財産侵害物品の差止状況 輸入差止件数は 936 件で 前年同期比 30.4% の減少となったものの 6 年連続で 900 件を超えました 輸入差止点数は 14,893 点で 前年同期比 46.2% の減少となりました 知的財産侵害物品の輸

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港別輸出シェア平成 29 年 1 月 8 月の全国における輸出金額の港別順位を見てみると 横浜税関管内では横浜港が第 2 位 ( 数量 18.8% 金額 20.5%) 川崎港が第 4 位 ( 数量 10.7% 金額 12.4%) 木更津港が第 6 位 ( 数量 5.6% 金額 4.8%) 日立港が第

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全国港別金額シェア 2013 年の全国における きのこ の輸出実績は 金額 4 億円 数量 1,184トンとなっていますが 海上輸送がほぼ100% を占め 金額ベースでみると博多港が金額 2 億円で55. 3% 数量 411トンで34.7% を占め 金額 数量ともに全国第 1 位となっています 博多

輸入動向平成 29 年の横浜税関における 自動車の輸入実績は 数量が 153,835 台 ( 対前年同期比 0.7% 増 ) 金額が 6,154 億 19 百万円 ( 同 12.5% 増 ) でした また 全国においては 数量が 359,907 台 ( 対前年同期比 2.4% 増 ) 金額が 1 兆

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イ特許専門業務特許戦略 法務 情報 調査 特許戦略に関し 次に掲げる事項について専門的な知識を有すること (1) 特許出願戦略 ( ポートフォリオ戦略等 ) (2) 研究開発戦略と特許戦略の関係 (3) 事業戦略と特許戦略の関係 (4) 標準化戦略 法務に関し 次に掲げる事項について専門的な知識を有

Ⅰ. 繊維品輸出実績 (1) 類別輸出実績換算円レート = 類別 項目 2014 年 1 月 ~ 12 月 2013 年実績 金額 ( 千ドル ) 前年同月比金額 ( 千ドル ) 前年同期比構成比金額 ( 千ドル ) 前年比構成比 紡織用繊維及びその製品 ( 合計 ) 743,383 9

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Ⅰ. 世界海運とわが国海運の輸送活動 1. 主要資源の対外依存度 わが国は エネルギー資源のほぼ全量を海外に依存し 衣食住の面で欠くことのでき ない多くの資源を輸入に頼っている わが国海運は こうした海外からの貿易物質の安定輸送に大きな役割を果たしている 石 炭 100% 原 油 99.6% 天然ガ

2. 管内の主な商品の動き 品目寄与度主な動き (%) 全店既存店 合計 1.7 猛暑により 帽子 日傘など UV 関連商品の動きが良かったことに加え 化粧品 高額品の動きが引き続き良かったことなどから 2 か月ぶりに前年を上回った 衣料品計 0.1 猛暑により 秋物衣料の動きは鈍か

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平成 28 年福島県の貿易概況のポイント ( 確定値 ) 1. 福島県の貿易概況 ( 前年比較 ) 輸出額:707 億 46 百万円 約 26 億円の増加 (3.8% 増 ) 輸入額:3,046 億 49 百万円 約 944 億円の減少 (23.6% 減 ) 輸出入合計:3,753 億 95 百万円

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鹿児島県観光動向調査 鹿児島県 PR 観光戦略部観光課 平成 31 年 3 月の観光客の動向 1 概要平成 31 年 3 月における調査対象ホテル 旅館 76 施設の宿泊客数 ( 宿泊延べ人員 ) は 合計 309,924 人で 前年同月比 4.1% 減となった このうち外国人は 41,123 人で

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となっている イタリアとロシアでの意向が特に強いが 欧米エリアでは全体的に強い傾向にある 国や地域によって 興味 関心は異なる 例えば ご当地 ラーメン に関心が高いのはフィリピン 世界遺産 はイタリア 城 城址 はロシア 和牛 は香港など 日本の地方への関心は アジアだけではなく欧米エリアにも拡大

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,112 1,630 1,992 1,879 2,674 3,912 はじめに ア

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報道発表 ( 速報 ) 平成 31 年 3 月 18 日沖縄地区税関 輸入差止点数が 5 年連続で 3,000 点越え著作権侵害物品の輸入差止点数が前年比 12.3 倍と増加 ( の沖縄地区税関における知的財産侵害物品の差止状況 ) 沖縄地区税関は の偽ブランド品などの知的財産侵害物品の差止状況をまとめましたのでお知らせします 全体 : 輸入差止点数は引き続き 3,000 点を超える高水準 輸入差止件数は 380 件で 前年と比べて 22.6% 減少したものの 差止点数は 3,882 点で 前年と比べて 8.6% 増となり 5 年連続で 3,000 点を超える高水準となりました 仕出国 ( 地域 ) 別 : 中国が最大の仕出国 仕出国 ( 地域 ) 別の輸入差止件数では 中国が全体の 91.8%(349 件 ) を占めました 差止点数でも中国が全体の 57.2%(2,221 点 ) で最多となりました 沖縄地区税関が知的財産侵害物品の差止実績の公表を始めた平成 22 年以降 中国が件数 点数ともに最大の仕出国になっています 知的財産別 : 偽キャラクターグッズなどの著作権侵害物品の輸入差止点数が大幅増 偽キャラクターグッズなどの著作権侵害物品の輸入差止点数が前年と比べて 12.3 倍 (1,552 点 ) に増加しました 偽ブランド品などの商標権侵害物品の輸入差止件数は全体の 95.9%(370 件 ) 差止点数は 52.3%(2,030 点 ) を占め 件数 点数ともに最多となりました 品目別 : 差止件数の上位 3 品目で全体の過半数を占めるサンダル用装飾品の差止点数が 831 点で最多 差止件数が多かったのは 衣類で全体の 65.6%(262 件 ) を占め 昨年に引き続き 差止件数の 3 大品目となりました 差止点数が最も多かったのはサンダル用装飾品 ( 品目 : その他 ) で 831 点でした 使用することにより健康や安全を脅かす危険性のある 自動車部分品などの侵害物品の輸入差止めが続いています ( 注 ) 輸入差止件数 は 税関が差止めた知的財産侵害物品が含まれていた輸入申告又は郵便物の数です 輸入差止点数 は 税関が差止めた知的財産侵害物品の点数です 例えば 1 件の輸入申告又は郵便物に 20 点の知的財産侵害物品が 含まれていた場合は 1 件 20 点 として計上しています お問い合わせ先 沖縄地区税関知的財産調査官 TEL : 098-943-7830 ニセモノは買わない! 騙されない! 持ち込まない! 1

の沖縄地区税関における知的財産侵害物品の差止状況 ( 詳細 ) 輸入差止件数は 380 件 ( 前年比 22.6% 減 ) でした 輸入差止点数は 3,882 点 ( 前年比 8.6% 増 ) でした 毎日 1 件 10.6 点以上の知的財産侵害物品の輸入を差し止めていることになります ( 注 ) 輸入差止件数 とは 税関が差し止めた知的財産侵害物品の輸入申告及び郵便物の数です 輸入差止点数 とは 税関が差し止めた知的財産侵害物品の数です 例えば 1 件の輸入申告において 20 点の知的財産侵害物品が含まれていた場合は 1 件 20 点として計上しています 知的財産侵害物品の輸入差止実績の推移 件数 ( 件 ) 600 件数ベース 点数 ( 点 ) 7000 点数ベース 500 6000 400 5000 4000 300 3000 200 2000 100 1000 0 平成 26 年平成 27 年平成 28 年 0 平成 26 年平成 27 年平成 28 年 2

仕出国 ( 地域 ) 別輸入差止実績 輸入差止件数は 中国を仕出しとするものが349 件 ( 構成比 91.8% 前年比 24.9% 減 ) で 引き続き高水準にあります 次いで台湾が9 件 ( 同 2.4% 同 30.8% 減 ) でした 輸入差止点数は 中国を仕出しとするものが2,221 点 ( 構成比 57.2% 前年比 33.1% 減 ) 次いで台湾が1,097 点 ( 同 28.3% 同 10.5 倍 ) 香港が229 点 ( 同 5.9% 同 6.7 倍 ) でした 件数 点数ともに中国を仕出しとする構成比が依然として高くなっています 仕出国別 ( 中国 台湾 その他 ) 輸入差止件数構成比の推移 中国台湾その他 枠内の数字は構成比 (%) 平成 26 年 93.4 0.2 6.4 平成 27 年 94.1 0.7 5.3 平成 28 年 94.1 1.7 4.2 94.7 2.6 2.6 91.8 2.4 5.8 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% ( 注 ) 四捨五入しているため 構成比の合計が 100% とならない場合があります 3

品目別輸入差止実績 輸入差止件数は が124 件 ( 構成比 31.0% 前年比 27.5% 減 ) と最も多く 次いでが71 件 ( 同 17.8% 同 53.6% 減 ) 衣類が67 件 ( 同 16.8% 同 39.6% 増 ) でした 輸入差止点数は 衣類が479 点 ( 構成比 12.3% 前年比 2.9 倍 ) と最も多く 次いで電気製品が301 点 ( 同 7.8% 同 11.6 倍 ) CD,DVD 類が281 点 ( 同 7.2% 同 6.7 倍 ) でした 品目別輸入差止実績構成比の推移 ( 件数ベース ) 携帯電話及び付属品, 6.1% 帽子類, 2.0% 眼鏡類及び付属品 4.5% 時計類 6.9% 自動車付属品, 1.8% その他 9.9% 33.7% 帽子類, 3.5% その他 14.8% 31.0% 衣類, 9.5% 30.2% 時計類 4.8% 衣類 16.8% 携帯電話及び付属品 7.0% 17.8% 品目別輸入差止実績構成比の推移 ( 点数ベース ) 衣類 4.7% 家庭用雑貨, 4.7% 自動車付属品 6.7% 化粧品, 7.1% 医薬品 3.3% その他 15.3% 7.4% 携帯電話及び付属品 35.0% 8.2% キーホルダー類 7.6% その他 54.2% 衣類 12.3% 携帯電話及び付属品, 2.8% 電気製品 7.8% 3.7% CD DVD 類, 7.2% 6.3% キーホルダー類 5.7% ( 注 ) 四捨五入しているため 構成比の合計が 100% とならない場合があります 4

知的財産別輸入差止実績 輸入差止件数は 偽ブランド品などの商標権侵害物品が370 件 ( 構成比 95.9% 前年比 23.2% 減 ) で 引き続き全体の大半を占め 次いで偽キャラクターグッズなどの著作権侵害物品が14 件 ( 同 3.6% 同 40.0% 増 ) イヤホンなどの意匠権侵害物品が2 件 ( 同 0.5% 前年比増減なし) でした 輸入差止点数については 商標権侵害物品が2,030 点 ( 構成比 52.3% 前年比 40.7% 減 ) と半数を占め 著作権侵害物品が1,552 点 ( 同 40.0% 同 12.3 倍 ) 意匠権侵害物品が300 件 ( 同 7.7% 同 12.0 倍 ) でした 知的財産別輸入差止実績構成比の推移 ( 件数ベース ) 著作権 2.0% 意匠権 0.4% 著作権 3.6% 意匠権 0.5% 商標権 97.6% 商標権 95.9% 知的財産別輸入差止実績構成比の推移 ( 点数ベース ) 著作権 3.5% 意匠権 0.7% 意匠権 7.7% 商標権 95.8% 著作権 40.0% 商標権 52.3% ( 注 ) 四捨五入しているため 構成比の合計が 100% とならない場合があります 5

輸送形態別輸入差止実績 輸入差止件数は 郵便物が359 件 ( 構成比 94.5% 同 22.6% 減 ) と全体の大半を占めており 一般貨物が21 件 ( 同 5.5% 同 22.2% 減 ) でした 輸入差止点数は 郵便物が2,120 点 ( 構成比 54.6% 前年比 36.4% 減 ) 一般貨物が1,762 点 ( 同 45.4% 同 7.3 倍 ) で 郵便物が多くなっています 輸送形態別輸入差止実績構成比の推移 ( 件数ベース ) 一般貨物 5.5% 一般貨物 5.5% 郵便物 94.5% 郵便物 94.5% 輸送形態別輸入差止実績構成比の推移 ( 点数ベース ) 一般貨物 6.8% 郵便物 93.2% 一般貨物 45.4% 郵便物 54.6% ( 注 ) 四捨五入しているため 構成比の合計が 100% とならない場合があります 6

の沖縄地区税関における知的財産侵害物品の差止状況 ( 資料 ) 1. 仕出国 ( 地域 ) 別輸入差止実績 ( 件数 ) 平成 26 年 平成 27 年平成 28 年 前年比 構成比 中国 410 429 444 465 349 75.1% 91.8% 台湾 1 3 8 13 9 69.2% 2.4% ベトナム 0 2 0 1 5 500.0% 1.3% 米国 0 1 5 1 5 500.0% 1.3% フィリピン 2 1 4 0 5 全増 1.3% 香港 18 8 3 3 3 100.0% 0.8% 上記以外の国 8 12 8 8 4 50.0% 1.1% カンボジア 0 0 0 0 1 全増 0.3% ネパール 0 0 0 0 1 全増 0.3% 韓国 7 9 7 3 1 33.3% 0.3% シンガポール 0 1 0 3 1 33.3% 0.3% マレーシア 0 0 0 2 0 全減 0.0% タイ 0 2 0 0 0 - - インドネシア 1 0 1 0 0 - - 合計 439 456 472 491 380 77.4% 100.0% ( 注 1) 本表は仕出国 ( 地域 ) ベースであり 原産国 ( 地域 ) を示すものではありません ( 注 2) 件数は 侵害物品に係る一般輸入貨物及び輸入郵便物の件数を計上しています ( 注 3) 各欄に掲げる構成比の合計は 四捨五入の関係で100% にならない場合があります 2. 仕出国 ( 地域 ) 別輸入差止実績 ( 点数 ) 中国 台湾 香港 シンガポール 韓国 米国 上記以外の国 平成 26 年平成 27 年平成 28 年前年比構成比 4,068 2,001 2,357 3,322 2,221 66.9% 57.2% 854 464 418 104 1,097 1054.8% 28.3% 1,013 437 210 34 229 673.5% 5.9% 0 40 0 73 205 280.8% 5.3% 569 148 10 8 57 712.5% 1.5% 0 2 121 3 33 1100% 0.9% 28 319 11 29 40 137.9% 1.0% ベトナム 0 76 0 1 20 2000.0% 0.5% タイ 0 216 0 0 0 - - マレーシア 0 0 0 28 0 全減 0.0% フィリピン 23 27 10 0 11 全増 0.3% カンボジア 0 0 0 0 1 全増 0.0% ネパール 0 0 0 0 8 全増 0.2% インドネシア 5 0 1 0 0 - - 合計 6,532 3,411 3,127 3,573 3,882 108.6% 100.0% ( 注 1) 本表は仕出国 ( 地域 ) ベースであり 原産国 ( 地域 ) を示すものではありません ( 注 2) 点数は 侵害物品に係る一般輸入貨物及び輸入郵便物の点数を計上しています ( 注 3) 各欄に掲げる構成比の合計は 四捨五入の関係で 100% にならない場合があります 7

3. 品目別輸入差止実績 ( 件数 ) 平成 27 年 平成 28 年 前年比 構成比 衣類 携帯電話付属品 時計類 眼鏡類及び付属品 帽子類 コンピュータ製品 身辺細貨類 布製品 CD DVD 類 自動車付属品 上記以外の品目 18 29 171 124 72.5% 31.0% 154 287 153 71 46.4% 17.8% 18 18 48 67 139.6% 16.8% 25 55 31 28 90.3% 7.0% 26 21 35 19 54.3% 4.8% 185 15 7 18 257.1% 4.5% 15 11 10 14 140.0% 3.5% 8 9 6 12 200.0% 3.0% 4 3 0 10 全増 2.5% 0 2 4 7 175.0% 1.8% 1 1 3 5 166.7% 1.3% 1 8 9 4 44.4% 1.0% 25 33 30 21 70.0% 5.3% 医薬品 9 0 2 0 全減 - 運動用具 1 5 2 0 全減 - アウトドア用品 0 0 1 0 全減 - キーホルダー類 10 13 4 3 75.0% 0.8% 電気製品 2 1 3 3 100.0% 0.8% 家庭用雑貨 0 2 3 3 100.0% 0.8% 玩具類 0 1 3 0 全減 0.0% 化粧品 0 1 3 0 全減 0.0% 煙草及び喫煙用具 0 1 0 0 - - ベルト類 0 4 6 2 33.3% 0.5% 文具類 衣類付属品 0 0 0 2 全増 0.5% その他 3 5 3 8 266.7% 2.0% 合計 480 492 507 400 78.9% 100% ( 注 1) 件数は 侵害物品に係る一般輸入貨物及び輸入郵便物の件数を計上しています ( 注 2)1 事案で複数の品目を含んだものがある場合 それぞれに計上するため 品目ごとの件数の合計と合計欄の件数は一致 しません なお 構成比は品目ごとの件数の合計 ( のべ件数 ) をもとに算出しています ( 注 3) 各欄に掲げる構成比の合計は 四捨五入の関係で 100% にならない場合があります 4. 品目別輸入差止実績 ( 点数 ) 平成 27 年 平成 28 年 前年比 構成比 衣類 電気製品 CD DVD 類 キーホルダー類 携帯電話付属品布製品 帽子類 身辺細貨類 自動車付属品 上記以外の品目 547 187 168 479 285.1% 12.3% 130 2 26 301 1157.7% 7.8% 2 1 42 281 669.0% 7.2% 315 405 264 244 92.4% 6.3% 50 377 271 221 81.5% 5.7% 139 36 294 142 48.3% 3.7% 244 837 1250 110 8.8% 2.8% 0 21 34 55 161.8% 1.4% 386 59 56 54 96.4% 1.4% 61 29 0 51 全増 1.3% 458 421 240 31 12.9% 0.8% 1,079 752 928 1,913 206.1% 49.3% コンピュータ製品 73 386 25 20 80.0% 0.5% アウトドア用品 0 0 20 0 全減 0.0% ベルト類 0 8 10 2 20.0% 0.1% 眼鏡類及び付属品 245 28 8 18 225.0% 0.5% 文具類 衣類付属品 0 0 0 23 全増 0.6% 時計類 65 25 74 22 29.7% 0.6% 化粧品 0 5 252 0 全減 0.0% 家庭用雑貨 0 62 169 10 5.9% 0.3% 医薬品 290 0 119 0 全減 0.0% 玩具類 0 20 90 0 全減 0.0% 運動用具 1 62 45 0 全減 0.0% 煙草及び喫煙用具 0 1 0 0 - - その他 405 155 116 1,818 1567.2% 46.8% 合計 3,411 3,127 3,573 3,882 108.6% 100.0% 8

5. 知的財産別輸入差止実績上段 : 件数下段 : 点数 平成 27 年平成 28 年前年比 構成比 特許権実用新案権意匠権商標権著作権著作隣接権育成者権不正競争防止法合計 0 3 2 2 100.0% 0.5% 0 71 25 300 1200.0% 7.7% 452 463 482 370 76.8% 95.9% 3,399 2,920 3,422 2,030 59.3% 52.3% 4 9 10 14 140.0% 3.6% 12 136 126 1,552 1231.7% 40.0% 456 472 491 380 77.4% 100.0% 3,411 3,127 3,573 3,882 108.6% 100.0% ( 注 1) 件数 点数は 侵害物品に係る一般輸入貨物及び輸入郵便物の件数 点数を計上しています ( 注 2)1 事案で複数の知的財産侵害に当たる場合 件数についてはそれぞれの知的財産に 点数については表中上位の知的財産のみに計上しています 従って 知的財産ごとの件数の合計と合計欄の件数は一致しません なお 構成比は権利ごとの数の合計 ( のべ数 ) をもとに算出しています ( 注 3) 各欄に掲げる構成比の合計は 四捨五入の関係で100% にならない場合があります 6. 輸送形態別輸入差止実績上段 : 件数下段 : 点数 平成 27 年平成 28 年 前年同期比 構成比 郵便物 439 452 464 359 77.4% 94.5% 2,200 2,333 3,331 2,120 63.6% 54.6% 一般貨物 17 20 27 21 77.8% 5.5% 1,211 794 242 1,762 728.1% 45.4% 合計 456 472 491 380 77.4% 100.0% 3,411 3,127 3,573 3,882 108.6% 100.0% ( 注 ) 件数 点数は 侵害物品に係る一般輸入貨物及び輸入郵便物の件数 点数を計上しています 9

沖縄地区税関で輸入を差止めた侵害物品の例 < 輸入差止めが多い品目 > 輸入差止が多い品目や差止が増加した物品を紹介しています スニーカー ( 商標権 ) 財布 ( 商標権 ) バッグ ( 商標権 ) 衣類 ( 商標権 ) デコレーションパーツ ( 著作権 ) イヤホン ( 意匠権 ) 商標権 : 商標法に基づき商標登録された文字 図形等の ロゴマークやブランド名 著作権 : 創作されたキャラクターや音楽 CD 等の 著作物 ( 著作権法で保護 ) 意匠権 : 意匠法に基づき意匠登録された物品の形状 模様等の デザイン 特許権 : 特許法に基づき特許登録された 発明 10