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南城市デマンド交通運行委託業務仕様書 1. 業務の名称 南城市デマンド交通運行委託業務 2. 業務の目的本業務は 南城市予約型乗合バス ( デマンド交通 おでかけなんじぃ ) を運行し 市民の日常生活の移動手段の確保及び 観光回遊性の向上による地域活性化を図るとともに 路線バスでは対応できない市内の交通空白地帯の移動を補完しながら 市の自立可能な公共交通体系を構築することを目的とする 3. 業務の内容 (1) 運行期間令和元年 12 月 1 日 ( 日 )~ 令和 5 年 3 月 31 日 ( 金 ) 運行開始前に 業務準備 引継期間を設ける ( 契約締結日の翌日 ~ 令和元年 11 月 30 日 ) 但し 他の者から引き継ぐ必要がない場合 引継期間は不要となる (2) 運行形態デマンド交通 おでかけなんじぃ は 道路運送法第 4 条に基づく許可による一般乗合旅客自動車運送事業であり 利用者からの予約に応じて複数の箇所に立ち寄るドア to ドア方式の区域運行である 1 運行形態の概要 項目運行範囲利用対象利用運賃運行曜日運行時間帯運行車両台数利用方法運営体制 内容久高島を除く南城市全域南城市を訪れる観光客及び南城市民 1 人で乗降できることを条件とする一人一律 1 回 500 円 ( 未就学児は無料 ) 但し 75 歳以上の市民は 200 円平日 休日 ( 土日祝 ) の毎日 12/31~1/3 は除く 8~20 時 (8 時台 ~19 時台の 1 時間ごとに運行 ) 平日 9 時台 ~18 時台 土曜日の 11~15 時台は3 台 / 時運行 その他の時間帯は 2 台 / 時運行最大 3 台 (5 人乗り車両 ) 予備車両 1 台あり観光客は登録不要 南城市民は登録制で 利用したい便の 30 分前までに電話にて予約 ただし 8 時台は前日までの予約が必要運行業務及びオペレート業務は 地方自治法に基づく随意契約で選定オペレート業務は 南城市シルバー人材センターに委託 1

2 運行便数及び車両台数 曜日 運行時間帯 8 時 9 時 10 時 11 時 12 時 13 時 14 時 15 時 16 時 17 時 18 時 19 時 平日 2 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 2 土曜日 2 2 2 3 3 3 3 3 2 2 2 2 日祝日 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 運行形態は 令和 2 年 9 月 30 日までのものとし 令和 2 年 10 月 1 日以降は 利用状況によ り 運行曜日や時間帯 運行便数等が変更される場合がある 3 運営体制デマンド交通 おでかけなんじぃ の運営は オペレート ( 予約受付 ) と運行が必要であるが それぞれの運営は委託先で実施する オペレートの委託先は南城市シルバー人材センターとする 運行の実施にあたっては 南城市シルバー人材センターと協力をしながら運行すること 利用者 予約受付 問い合わせ対応 運行サービスの提供 運賃支払 オペレートの委託先 委託 予約情報の連絡 ( システムが実施 ) 運行の委託先 委託 南城市 ( 地域公共交通会議 ) 4デマンド交通のオペレート及び予約オペレートの委託先 ( 南城市シルバー人材センター ) は 利用者からの電話予約を受付 システムに入力 配車を行う また 利用者からの問い合わせや 運転手からの問い合わせについても対応する オペレートのシステムは南城市所有のシステムを利用する 2

(3) 運行車両 1 運行車両については 受注業者が用意する車両を使用する 但し 車両は下記を条件とする 乗車人数 5 人 ( 運転手含む ) 車両台数 4 台 ( 予備車両 1 台含む ) 各車両には 受注業者が用意するドライブレコーダーを1カメラ以上(1つは前方外向きに必須 ) 設置すること 高齢者や妊産婦 子ども連れの人等が利用しやすい低床型の車両 車両をリースする場合は リース料を見積に計上すること 自社の保有する車両を使用する場合は その借上料を見積に計上すること ドライブレコーダー設置にかかる経費を見積に計上すること 2 運行車両の維持管理については 運行に支障をきたすことがないよう受注者が責任を持って管理することとし また 故障や破損等による修繕についても責任を持って行うこととする 3 運行車両については 発注者とデザイン等を調整の上 運行開始前までに 各車両にラッピングを行うものとする ラッピング代として 300,000 円を初年度 ( 令和元年度 ) の見積に計上すること (4) デマンド交通の運行 1 運行までの準備受注者は 運行開始までに道路運送法第 4 条に定める一般乗合旅客自動車運送事業 ( 区域運行 ) の許可を取得し 同法第 5 条に基づく一般乗合旅客運送事業の申請を行うこと また 必要に応じて運転手の事前研修を実施すること 2 損害賠償本業務に使用する全ての車両は任意保険に加入することとし 加入手続き及び保険料の支払いは受注者が行い 費用は委託経費に含むものとする 賠償内容は以下の通りとする 対人賠償 8,000 万円以上 対物損害 200 万円以上 (5) 勤務実績報告受注者は 運行業務に際して 以下の実績を整理し 業務に要した経費が確認できる資料をとりまとめ 月ごとに報告するものとする また 事故等が起きた際はその都度報告するものとする 運転手 運行管理者等の出勤簿 運行日誌 燃料費が確認できる資料 1 日毎の運賃収入額 その他 市から指示のあった実績 3

(6) 利用者への対応 受注者は 公共事業として 市民サービスに従事する者であることを自覚し 利用者が安全に利 用できるように努めるものとする (7) 業務実績報告書の提出 当該年度ごとの業務が終了したとき 受注者は 業務実績報告書を当該年度末までに発注者に 提出するものとする (8) 運賃の取扱い 運賃は 受注者の収入として管理するものとし 発注者は委託経費から運賃収入を差し引いた 額を支払うものとする (9) 国庫補助の申請等受注者は 発注者が指示する国庫補助金 ( 地域公共交通確保維持改善事業費補助金 ) 等の申請及び受領等の手続きを行うものとする 尚 受領した国庫補助金等については 速やかに 同額を発注者に納付するものとする 4. 業務執行体制 (1) 受注者は 本業務に対する責任者を選任すること (2) 責任者は 本業務に関する代用者として連絡体制を整え 緊急時及び平常時の連絡 情報伝達が円滑に行えるようにしておくこと (3) 受注者は 本業務を履行する車両 3 台の運転手を 本業務を履行するために必要な営業所に配置すること また 運転手の交代にあたっては 運行に支障をきたすことがないよう円滑に行うこと (4) 運転手は 法令等を遵守するとともに安全に万全を期し 運転業務を行うこと (5) 受注者は 必要に応じて運行管理者 整備管理者を営業所に配置すること (6) 本業務には 十分な知識を有する者を配置すること 5. 運行上の注意 (1) 道路上において利用者を乗降させる場合は 車両左側 ( 歩道側 ) からの乗降を基本とする ( 道路反対側に待機する利用者を乗降させる場合は 周囲の交通状況を把握し安全に乗降できるように適切な誘導を行うこと ) (2) 利用者が乗車する際には 予約した本人であるかとうかと 目的地を確認したうえで運賃を受領すること (3) 指定場所に到着後 5 分を経過しても利用者が現れない場合は 受注業者が用意する携帯電話で オペレーターに連絡し オペレーターから利用者本人に電話連絡してもらうなど 適切な対応を行うこと ( 運転手が直接利用者へ連絡しないこと ) (4) 交通事業などにより 迎えの時間に大幅な遅延が見込まれる場合は オペレーターに連絡し 予約者に電話してもらうなどの適切な対応を行うこと 4

6. 委託契約期間契約締結の予定日 ~ 令和 5 年 3 月 31 日 1 業務準備 引継期間契約締結日の翌日 ~ 令和元年 11 月 30 日 2 業務履行期間令和元年 12 月 1 日 ~ 令和 5 年 3 月 31 日 本業務を他の者から引き継ぐ場合 引継期間は令和元年 11 月 1 日から11 月 30 日までとする 但し 引き継ぎの必要がない場合は 引継期間は不要となる 7. 委託経費の内訳項目 経費 内容 1 直接人件費 運転手 必要経費を計上 運行管理者 必要経費を計上 1. 業務原価 整備管理者必要経費を計上その他人件費必要経費を計上 2 直接経費 運転手教育費 運転手の研修 安全運転 接遇等にかかる教育費 自動車保険 対人 8,000 万円以上 対物 200 万円以上 2. 一般管理費 諸経費 必要経費を計上 燃料費車両費 3. その他経費車両管理費車検費 4. 消費税消費税 年間走行距離 270,000km(3 台分 ) で計上車両リース代 車両借上費 ドライブレコーダー車両ラッピング代 30 万円 ( 令和元年度 ) 車両管理 修繕費 メンテナンスなど必要経費を計上令和元年 9 月 30 日まで 8% 令和元年 10 月 1 日から10% で計上 見積書については 年度ごとに作成し 経費から運賃収入を差し引くこと また 令和元年度は その他経費 ( 車両費 ) に 車両ラッピング代として 300,000 円を計上すること 運賃収入合計 令和元年度運賃収入 令和 2 年度運賃収入 令和 3 年度運賃収入 令和 4 年度運賃収入 18,000,000 円 1,800,000 円 5,400,000 円 5,400,000 円 5,400,000 円 5

8. 委託金額の支払い発注者は 当該年度ごとの業務完了後に受注者の提出する業務実績報告書に基づき検査を行い 委託金額を確定した後 その額を受注者へ通知する 発注者は受注者からの請求に基づき請求のあった日から 30 日以内に支払うものとする 但し 3. 業務の内容 (5) 勤務実績報告により報告のあった額について 毎月請求に基づき金額を審査し概算払いするものとする 9. 業務の履行にあたっての留意事項受注者は 業務の履行にあたっては 以下の事項について留意するものとする (1) 道路交通法や道路運送法 その他関係法令を遵守し 安全対策を徹底すること (2) 受注者は 本業務に関する運行計画について 道路運送法に基づく 一般乗合旅客自動車運送事業区域運行許可 を取得し 本業務の履行に支障のないようにしなければならない (3) 事故の発生等により運行に支障が生じた場合には 各関係機関への連絡など 速やかな対応ができる人員体制 組織体制 管理体制で事業を実施すること (4) 事業の実施にあたっては 必要に応じて随時発注者との打合せ 協議を行い 円滑な事業実施に努めること (5) 運行内容の変更について 天災地変その他やむを得ない事由による運行内容を変更する場合は 発注者と受注者で協議のうえ 決定するものとする 但し 緊急などやむを得ない事態が生じた場合は 受注者が自らの責任で判断し 対処するものとする その後 速やかに発注者及びオペレート委託先に連絡するものとし 利用者への周知等を行うこと (6) 受注者は 本業務において 乗客及び第三者の生命 身体並びに財産に損害を与えたときは その損害賠償の責を負うものとする 但し 受注者の責によらない場合はこの限りではない (7) 受注者は前項において速やかに処理 解決するものとする また その結果について 書面により発注者に報告するものとする 8. その他事項 本業務の履行にあたり 本仕様書に定めのない事項については都度 発注者と受注者とで協議を行 い 決定するもとする 6