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Transcription:

Femtet 2017.0 新機能 / 変更点のご紹介

新機能 / 変更点 機能 解析機能 概要 応力解析 : 初期応力を考慮した解析機能の追加 応力解析 : 剥離解析機能の拡張 応力解析 : 材料データベースにゴム材料データを追加 応力 / 圧電解析 : 応力 ひずみフィールド表記の改良 圧電解析 : 初期応力を考慮した解析機能の追加 熱伝導解析 : 非線形解析に自動加速 / 減速機能を追加 電磁波解析 : 多層電極機能の追加 電磁波解析 : 並列逐次スイープ機能の追加 磁場解析 : 直流重畳解析で交流電流の指定と損失計算を追加 磁場解析 :BH カーブの外挿方法を追加 磁場解析 : 調和解析でインダクタンス計算の対応範囲を拡大 磁場解析 : 材料データベースに磁性材料メーカー 4 社のデータ追加 メッシャ メッシャ G2 の追加 2

新機能 / 変更点 機能 概要 モデラ ボディのグループ化機能を追加 材料データベースの改良 DXF インポートの高速化 2 円の共通接線作成機能を追加 解析結果表示 流線 / 力線表示機能の追加 進捗状況にプログレスバーを追加 指向性 3D 表示に描画中心 / 半径の設定を追加 全般 大規模モデルの動作速度を改善 リボンメニュー表示の整理 ミニツールバー表示機能の追加 視点回転機能の改良 全設定のリセット機能を追加 ハイライト時のツールチップ表示を改良 3

解析機能 応力解析初期応力を考慮した解析機能の追加 初期応力を考慮した解析ができるようになりました 静解析で計算した応力を初期状態とした 共振解析 調和解析を行うことができます あらかじめ静解析を行い その結果を取り込んで解析を行います 例 1) 自重によるたわみを考慮した梁の共振解析 大変形解析 例 2) 熱荷重を受ける梁の調和解析 25 60 ( 圧縮応力 ) 4

解析機能 応力解析初期応力を考慮した解析機能の追加 初期応力を考慮した解析ができるようになりました 静解析で計算した応力を初期状態とした 共振解析 調和解析を行うことができます あらかじめ静解析を行い その結果を取り込んで解析を行います 設定例 : 解析モデル 初期応力解析 の静解析結果を取り込んで共振解析を行う場合の設定 解析条件 : 結果インポートタブ 解析モデル名を選択します 非線形解析等 複数の結果がある場合には結果を指定できます 二つの解析モデルを用意します 5

解析機能 応力解析剥離解析機能の拡張 簡易接触剥離解析で せん断応力による剥離が考慮できるようになりました NEW 剥離に寄与する応力は 引張剥離 接触面圧せん断剥離 接触せん断力で確認することができます 従来の剥離条件 : 引張応力 > 剥離強度 新しい剥離条件 : 1 引張応力 > 引張剥離強度 2 せん断応力 > せん断剥離強度 12 どちらか もしくは両方の条件を使用することができます 例 : せん断応力による剥離 引張 せん断応力集中 引張 引張 剥離 引張 6

解析機能 応力解析材料データベースにゴム材料データを追加 最大接触面圧 [Pa] 材料 DB にゴム材料の超弾性データが追加されました 追加された材料 DB NR 系ゴム ( 天然ゴム )/ 硬度 3 種 EPDM 系ゴム ( エチレンプロピレンゴム )/ 硬度 3 種 超弾性モデルムーニー リブリン (1 次 )C10,C01 ヤング率のみ ( ネオ フックモデル ) よりも大きな変形に対応した解析が可能なモデルです 提供元 : 有限会社ワイズロード NEW 使用例 : 例題 59:O- リングの面圧解析 2.5 2 1.5 1 0.5 0 40 50 60 70 硬度 [Hs] NR EPDM 7

解析機能 応力解析 / 圧電解析応力 ひずみフィールド表記の改良 ひずみ 応力の成分表示が理解しやすくなりました 成分の内容が理解できるように 垂直成分 / せん断成分が明記されました せん断成分の大きさを確認できるように 絶対値表記を追加されました せん断ひずみ成分が 工学ひずみの定義で表示されるようになりました ( 注 : 従来の 2 倍の値が表示されます ) 従来 新 垂直成分 ( 引張 / 圧縮 ) せん断成分 dx L z + dz L z z x Z 垂直ひずみ : ε z = ZX せん断ひずみ : γ zx = dz Lz dx Lz 8

解析機能 応力解析 / 圧電解析応力 ひずみフィールド表記の改良 面内主ひずみ 面内主応力が表示できるようになりました 表面のひずみ分布が確認できるようになり ひずみゲージ等の測定値との比較が可能になりました XY 面以外の値は 座標軸設定でローカル座標を設定すると表示されます 例 : 基板のねじれ解析 面内主ひずみ 面内最大主ひずみ 9

解析機能 圧電解析初期応力を考慮した解析機能の追加 張力によって硬くなる効果を考慮した解析 の機能を拡張することで 初期応力を考慮した解析ができるようになり 計算方法の精度が改善されました ダイアログの変更 結果指定方法の改良 ( 応力解析同様 結果インポートタブでの設定 ) 解析結果を使用する場合に取り込める結果の範囲を拡張 設定方法 静荷重を境界条件で指定 ( 共振解析のみ ) 解析結果を使用する 初期応力として取り扱える範囲 機械的荷重境界を設定した解析結果 機械的荷重境界を設定した解析結果 熱荷重を設定した解析結果応力解析で計算した非線形解析結果 NEW 10

解析機能 熱伝導解析非線形解析に自動加速 / 減速機能を追加 熱伝導解析に自動加速 / 減速オプションの機能が追加されました 物体間輻射設定時に発生しやすいエラー E3106 温度が 1e10 を超えました を加速 / 減速係数を設定せずに回避できるようになり 少ない反復回数で収束するようになりました 例 : 二枚の板の物体間輻射 NEW 発熱体 設定 収束判定 / 反復回数 加速 / 減速係数設定なし (=1) 発散 [ エラー E3106] 加速 / 減速係数 = 0.2 収束 [174 回 ] 加速 / 減速係数設定なし (=1) 自動加速 / 減速あり 収束 [16 回 ] 11

解析機能 電磁波解析 : 多層電極機能の追加 電磁波解析で 多層電極を含む計算ができるようになりました 3 次元解析でソリッドボディに多層電極を設定し 左表のような層状構造を定義すると 下図のような断面形状と認識して解析を行います 表の最終行の材料が内側の材料と認識され 十分厚い という仮定で解析されます 解析内容 Layer No3 Layer No2 Layer No1 図を見やすくするため 各領域のサイズは同程度で描いています 12

解析機能 電磁波解析 : 並列逐次スイープの追加 周波数スイープの種類に並列逐次スイープが追加されました 複数のコアで解析周波数を分担して同時に計算を行います 逐次スイープの高い計算精度を保ったまま解析時間を短縮できます 並列逐次スイープをご利用いただくには高速化オプションが必要です 71 ポート 80 周波数 47 万要素のモデルを解析した例 解析時間の比較 並列逐次スイープは解析条件の設定 > 調和解析タブで選択できます Femtet 2017 並列逐次スイープ 52% 減 メッシュソルブ Femtet 2016.1 逐次スイープ 0 1 2 3 4 5 6 解析時間 [ 時間 ] 使用マシンスペック CPU: Intel Xeon E5-2699 v4 (2 プロセッサ ) 物理コア数 : 44 コアメモリ : 512 GB OS: Windows 10 Pro 64 ビット版 最大周波数並列数 は 10 に設定 13

解析機能 - 磁場解析 : 直流重畳解析に交流電流の指定と損失計算を追加 磁場調和解析の直流重畳解析時に 従来できなかった交流電流値を指定し その損失を計算することができるようになりました NEW 14 12 10 8 6 4 2 0-2 -4 0 20 40 60 交流 直流 交流 + 直流 コイルの鉄損 14

解析機能 - 磁場解析 : BH カーブの外挿方法を追加 磁場解析において 磁気飽和付近での特性に大きく影響する BH カーブの 外挿方法 が追加されました 真空の透磁率 ( デフォルト ) 真空の透磁率 (μ0=4*pi*1e-7) で外挿されます 最終 2 点の勾配テーブルに定義された最後の 2 点のデータの傾きで外挿されます 2 次曲線飽和磁化までの範囲を 2 次曲線 飽和磁化以上を真空の透磁率で外挿されます 従来の外挿方法磁場静解析 調和解析 : 最終 2 点の勾配磁場過渡解析 : 真空の透磁率 NEW 15

解析機能 - 磁場解析 : 調和解析でインダクタンス計算の対応範囲を拡大 磁場調和解析で 2 次元および軸対称解析時にインダクタンス L 相互インダクタンス M 結合係数 K が計算できるようになりました 静解析 調和解析では 解析条件によらずインダクタンス計算ができるようになりました 旧条件 新条件 16

解析機能 磁場解析 : 材料データベースに磁性材料メーカー 4 社の材料データを追加 磁性材料メーカー 4 社で合計およそ 130 種類のデータが追加されました 材料定数の調査 入手 入力にかかる労力が少なくなりました 追加データ JFE スチール ( 株 ) 電磁鋼板 信越化学工業 ( 株 ) 永久磁石 新日鐵住金 ( 株 ) 電磁鋼板 日立金属 ( 株 ) ソフトフェライト永久磁石 提供元は五十音順 材料データベースツリー 中身の一例 17

現メッシャとメッシャ G2 のメッシュ生成時間の比率 メッシャ メッシャ G2 の追加 大規模モデルで メッシュ分割時間を大幅に短縮することができるメッシャ G2(Generation 2nd) が使用できるようになりました 従来のメッシャと比較し ボディ数が 1000 以上のモデルでは メッシュ生成スピードが 6 倍以上に高速化されます NEW 18.00 16.00 14.00 12.00 10.00 8.00 6.00 4.00 2.00 0.00 10 100 1000 10000 ボディ数 18

モデラ ボディのグループ化機能を追加 複数のボディをグループとしてまとめる機能を追加しました 部品点数の多いアセンブリモデルなどの操作が向上されました NEW グループフォルダを作成し ボディのグループ分けが可能 ( 解析結果には影響しない ) 多階層のフォルダ構成が可能 グループ単位でのボディ操作 表示非表示 モデル DB 登録が可能 マクロ実行時 モデラでグループ名を付けておけば 結果取得時にグループ名をキーにボディを検索することが可能に ボディツリー ( 旧 ) ボディツリー ( 新 ) 19

モデラ 材料データベースの改良 材料設定時に Femtet のデータベースを指定するインターフェースを変更することで 操作性と視認性が改良されました NEW 旧インターフェース 設定に 3 手順かかる 使い方がわかりにくい 新インターフェース ツリーでクリックするだけ (1 手順 ) 使い方がわかりやすい フォルダが多階層になって探しやすく 20

モデラ DXF インポートの高速化 DXF インポートアルゴリズムの改良により 従来の 5~50 倍程度高速化されました 事例 ボディ数 :8540 改良前 :16 分 11 秒改良後 :25 秒 39 倍高速化 21

モデラ 2 円の共通接線作成機能を追加 同一平面上にある 円または円弧の共通接線を作成できるようになりました リボンメニューの [ モデル ] タブ -[ 基本図形 ] から [ 円共通接線 ] を選択 22

解析結果表示 流線 / 力線表示機能の追加 流線 / 力線の表示機能が追加されました 流線の表示例 磁束線の表示例 始点となる面を選択して流線ボタンを押下します フィールドが電束密度や磁束密度の場合は 電気力線 磁束線を表示できます 23

解析結果表示 進捗状況にプログレスバーを追加 進捗状況の表示にプログレスバーを追加し 解析の残り時間と終了時刻の予測が表示されるようになりました 残り時間 終了時刻はあくまで予測ですがおおよその目安になります 24

解析結果表示 指向性 3D 表示に描画中心 / 半径の設定を追加 指向性 3D 表示で描画中心 / 半径を設定できるようになりました 描画中心 表示位置の移動 描画半径 大きさの変更 指向性 3D 表示の描画中心と描画半径を描画設定ダイアログから設定できるようになりました 25

全般 大規模モデルの動作速度を改善 ボディ数が数千の大規模なモデルでの動作速度が改善されました ツリー上で項目を選択時に右クリックメニューが出るまでの時間を改善 従来はツリーの項目クリック時の対象ボディの選択処理が遅いため 右クリックメニューが出るまでに時間がかかっていました 選択ボディのツリーへの反映速度を改善 ボディのチェックボックスの ON/OFF の応答速度を改善 チェックボックス 選択の反映 26

全般 リボンメニュー表示の整理 リボンメニューを整理することで 使用頻度の高い機能が見つけやすくなりました モデルウィンドウ用リボンの [ 選択加工 ] グループ Ver. 2017 Ver. 2016 結果表示ウィンドウ用リボンの [ 表示内容 ] グループ Ver. 2017 Ver. 2016 27

全般 リボンメニュー表示の整理 作図中に表示されるリボンメニューに 視点操作グループが追加されました 作図中にリボンタブを切り替えなくても視点変更ができるようになりました Ver.2017 Ver.2016 28

全般 ミニツールバー表示機能の追加 ボディまたはトポロジ選択時に ミニツールバーが表示されるようになりました 使用頻度の高い機能を ミニツールバーから実行できるようになりました [1] ボディまたはトポロジを選択すると ミニツールバーが半透明表示されます [2] マウスカーソルをミニツールバーに近づけると 機能が選択できるようになります 29

全般 - 視点回転機能の改良 従来 モデルの一部分を拡大表示した後などに視点回転をすると 思うように回転されないケースがありました その問題を解消することで 直感的な回転操作ができるようになりました NEW 回転中心の決定アルゴリズムを改良し 直感的な回転操作が可能 回転中心を表示するように変更 30

全般 - 全設定のリセット機能を追加 各ウィンドウのサイズなど Femtet に関する全ての設定をリセットする機能が追加されました NEW 31

全般 ハイライト時のツールチップ表示を改良 ボディ / トポロジハイライト中に 面積 / 体積 / 重心が既定で表示されるようになりました 表示内容を整理することで 情報が見やすくなりました ボディをハイライト 面トポロジをハイライト 改良にともない [ 全体設定 ]-[GUI の設定 ] から [ 面積 体積 重心の表示 ] オプションが削除されました 32

以上 33