(Net-It Central 8.1) 本ガイドでは ConceptBase Enterprise Search 1.3 と Net-It Central 8.1 の連携手順について説明します 目次 1 はじめに... 2 1.1 本書について... 2 1.2 前提条件... 2 1.3 システム構成... 2 2 ConceptBase Enterprise Search のインストール... 3 2.1 インストールと初期設定... 3 2.2 動作確認... 3 3 Net-It Central のインストール... 3 3.1 インストールと初期設定... 3 3.2 サイトの構築と CBES 連携用の検索機能設定... 3 3.3 動作確認... 5 4 CBES と Net-It Central の連携... 6 4.1 CB インデックスの作成... 6 4.2 URL 変換テーブルの設定... 9 4.3 連携動作確認... 10 Copyright 2010, Informative Graphics Co. Copyright 2010, 株式会社オーシャンブリッジ All Rights Reserved. Duplication by Permission Only. - 1 / 10 -
1 はじめに 1.1 本書について 本ガイドでは ConceptBase Enterprise Search ( 以下 CBES) と Net-It Central の連携を行う際の手順について記載しています 1.2 前提条件 本ガイドは 以下の前提条件の元に記載されています 対象製品 ConceptBase Enterprise Search 1.3 Net-It Central ver.8.1 インストールフォルダについて CBES および Net-It Central のインストールフォルダは 既定の設定でインストールされていることとして記載します 既定のインストールフォルダはそれぞれ以下の通りです CBES 32bit 環境のときは C:\Program Files\JustSystems 64bit 環境のときは C:\Program Files(x86)\JustSystems Net-It Central C:\Program files\igc\net-it Central 既定のフォルダ以外の場所にソフトウェアをインストールした場合は インストールパスを適宜読み替えてください 1.3 システム構成 本ガイドに基づいて CBES と Net-It Central が連携した場合のシステム構成を説明します ファイルサーバ Net-It サーバ Web サーバ CBES サーバ フォルダ文書ファイル 文書変換処理 Web サイト更新 Web サイト (HTML,CDL) インデックス処理検索機能の提供 Net-It Web サイト ConceptBase 検索画面 画面移動 閲覧 検索 クライアント PC - 2 / 10 -
オプション製品の ドキュメントポータルキット を使用することにより CBES 検索画面の縮小化表示や 複数の Net-It Web サイトと一つの画面で表示 ( ポータル化 ) することも可能です 2 ConceptBase Enterprise Search のインストール 2.1 インストールと初期設定 CBES のインストールと初期設定を行います インストール手順の詳細については CBES の 環境構築ガイド を参照してください CBES と Net-It Central の連携には File コネクタ を使用します File コネクタについては CBES の 運用ガイド を参照してください 2.2 動作確認 以下の動作を確認します ConceptBase Server システム管理ツール ( 以下 CBES システム管理ツール ) が正常に起動すること ConceptBase の Web クライアント ( 以下 検索画面 ) が正常に表示されること ブラウザから以下の URL にアクセスして CBES の画面が表示されることを確認します システム管理ツール URL: http://cbes サーバー名 /cbmanager/ 検索画面 URL( 標準検索テンプレートを使用した場合 ): http://cbes サーバー名 /cbes-standard/search 3 Net-It Central のインストール 3.1 インストールと初期設定 Net-It Central のインストールおよび初期設定を行います インストール手順の詳細については Net-It Central ユーザーズガイド を参照してください 3.2 サイトの構築と CBES 連携用の検索機能設定 Net-It Web サイトを構築します サイトの作成手順については Net-It Central ユーザーズガイド を参照してください 尚 サイトの設定画面では 以下の手順で CBES 連携用の検索機能設定をしてください General タブの Site Features セクション Enable site searching 1. [Enable Site Searching] チェックボックスにチェックを入れます 2. [Search Settings...] ボタンをクリックします ( 下画面参照 ) - 3 / 10 -
1. チェックを入れる 2. クリックする 3. [Manual Setup...] ボタンをクリックします 4. [Action] 欄 [Query parameter] 欄の値を設定し [OK] をクリックします 1 検索画面の URL を設定する例 ). 標準検索テンプレートを使用した場合 http://cbessv/cbes-standard/search 2 一文字以上の文字 ( ダミー値 ) を設定する例 ). a 3 クリックする 重要インデックスソースファイルは [Enable Site Searching] の設定が行われている場合にのみ生成されます サイトを公開した後から生成する場合 該当の Net-It Web サイトについては 全てのファイルの再変換処理が必要となります 現時点で予定がなくても 将来的に CBES と連携する可能性がある場合は 本設定を済ませておくことをお奨めします - 4 / 10 -
5. 次に 検索インデックスソースファイルの文字コードを設定します Net-It Central では文字コードの出力を UTF-8(BOM 有 / 無 ) と Shift_JIS から選択できます 文字コードの指定は Options.ini ファイルで行います Net-It Central をデフォルトの設定でインストールした場合 options.ini は以下の場所にあります C:\Program Files\IGC\Net-It Central\options.ini CBES 用の検索インデックスソースファイルは BOM 有りの UTF-8 で出力する必要があるため 以下のパラメータに設定する必要があります [SearchHTMLBOM] Set=Yes [UTF8SearchHTMLEncoding] Value=Yes 日本語パックをあてている場合 デフォルトでは BOM 無しの UTF-8 で出力するよう設定されていますので [SearchHTMLBOM] を Set=Yes に変更してください 日本語パックをあてていない場合は BOM 有りの UTF-8 がデフォルトに設定されていますので 変更する必要はありません 6. CBES 連携用の検索機能設定はこれで完了です 次回 Net-It Central がビルド処理を行う際 インデックスソースファイルを自動生成します 3.3 動作確認 手順 3.2 で構築した Net-It Web サイトが正しく閲覧できる状態になっていることを確認します (Web サイトとして閲覧できる状態 (Web ブラウザから http://~ でアクセス可能な状態 ) であることを確認してください ) - 5 / 10 -
4 CBES と Net-It Central の連携 4.1 CB インデックスの作成 システム管理ツールで 新規の CB インデックスを作成します 1. ブラウザを起動し システム管理ツールにアクセスし ログインします 2. [CB インデックス管理 ] をクリックします 3. [ 新規登録 ] をクリックします 4. 以下の項目について入力した後 [ 作成元 URL の追加 ] ボタンをクリックします (1) CB インデックス名検索画面にて 検索を実施するインデックス対象の選択肢として表示されます (2) 文書の種類による絞り込みインデックス作成の抽出元となる文書を絞り込みます デフォルトは 絞り込まない が設定されていますが Net-It Central との連携の際は 0*x.htm ファイルのみを抽出しますので [ 抽出対象とする文書の種類を指定 ] を選択し 空欄に半角英数字で "0*x.htm"( ゼロ アスタリスク エックス ドット エイチティエム ) と指定します - 6 / 10 -
(1) CB インデックス名を入力します (1) と (2) の設定を行ってからクリックします (2) インデクシング対象として 0*x.htm を指定します 5. 以下の項目について入力した後 [OK] ボタンをクリックします (1) 作成元 URL Net-It Central の Site Properties で設定した [Upload Location] フォルダのパスを x-js-wfile:// 形式で入力します (2) アクセスアカウント作成元 URL にアクセス可能なユーザー名 パスワードを入力します (1) (2) - 7 / 10 -
6. 新規登録画面に戻りますので [ 登録実行 ] ボタンをクリックします 7.[OK] ボタンをクリックします 8.[ 戻る ] ボタンをクリックします 9. 作成した CB インデックスが表示されますので CB インデックス名左側のラジオボタンをオンにし [ 選択した CB インデックスの処理 ] で [ 一括実行 ] を選択し [ 実行 ] ボタンをクリックします 10.[OK] ボタンをクリックします 11.[ メンテナンス状況へ移動 ] ボタンをクリックします 12.[ 状態 ] が 検索に使用できます と表示されたら CB インデックス作成処理は完了です - 8 / 10 -
CBES に関する詳細な設定手順については CBES の 環境構築ガイド をご参照ください 4.2 URL 変換テーブルの設定 URL 変換テーブルファイルの設定を行い 検索結果画面からリンクするファイルの URL を指定します 1. URL 変換テーブルファイル individual.properties をテキストエディタで編集します 32bit 環境の場合は 下記パスにある individual.properties を編集します C:\Program Files\JustSystems\conceptbase\conf\connectors\x-js-file\ 64bit 環境の場合は 下記パスにある individual.properties を編集します C:\Program Files(x86)\JustSystems\conceptbase\conf\connectors\x-js-file\ 2. 変換元フォルダのパスと変換後 URL の設定を行います [UrlConversion] の欄に 変換元フォルダのパス = 変換後 URL の形式で記入します 変換元フォルダのパスは 4.1 CB インデックスの作成 の項でシステム管理ツールの [ 作成元 URL] 欄に指定したパスを設定します 変換後 URL は Net-It Web サイトの URL( Net-It Central セットアップガイド の (4) 項 Published Site URL で設定した URL) を設定してください 例 ). Web サーバ WebSv の共有フォルダ document 下にある netitweb フォルダを HTTP アドレス [http://websv/netitweb/] として公開する場合 x-js-wfile://websv/document/netitweb/=http://websv/netitweb/ 記述方法については URL 変換テーブルファイル中にも記載されていますのでご参照ください - 9 / 10 -
4.3 連携動作確認 ブラウザを起動して Net-It Central Web サイトにアクセスし 以下のことを確認します 検索 アイコンをクリックすると CBES 検索画面に遷移すること CBES 検索画面上で文書データベースを選択し 正しく検索が行えること 検索結果画面でファイル名をクリックした際に 該当ファイルがビューワで開くこと Net-It Web サイト CBES 検索画面 検索を実行すると正しく検索結果が表示される 検索 をクリックすると検索画面が表示される ビューア ファイル名をクリックするとファイルがビューアで表示される Net-It Central 国内総販売代理店 株式会社オーシャンブリッジ - 10 / 10 -