(Net-It Central 8.2) 本ガイドでは ConceptBase Search Lite.1.1 と Net-It Central 8.2 の連携手順について説明します 目次 1 はじめに...2 1.1 本書について...2 1.2 前提条件...2 1.3 システム構成...2 2 ConceptBase のインストール...3 2.1 インストールと初期設定...3 2.2 動作確認...3 3 Net-It Central のインストール...3 3.1 インストールと初期設定...3 3.2 サイトの構築と ConceptBase 連携用の検索機能設定...3 3.3 動作確認...5 4 ConceptBase と Net-It Central の連携...6 4.1 文書データベースの作成...6 4.2 Web ゲートウェイの設定...7 4.3 URL 変換テーブルの設定...8 4.4 連携動作確認...8 Copyright 2011, Informative Graphics Co. Copyright 2011, 株式会社オーシャンブリッジ All Rights Reserved. Duplication by Permission Only. 2011/07/20 版 1
1 はじめに 1.1 本書について 本書では ConceptBase Search ( 以下 ConceptBase) と Net-It Central の連携手順について記載します 1.2 前提条件 本書は 以下の前提条件の元に記載されています 対象製品 ConceptBase Search Lite ver.1.1 Net-It Central ver.8.2 インストールフォルダについて ConceptBase および Net-It Central のインストールフォルダは 既定の設定でインストールされていることとして記載します 既定のインストールフォルダはそれぞれ以下の通りです ConceptBase C:\JUST Net-It Central [64 ビット OS (Windows 2008R2) の場合 ] C:\Program files (x86)\igc\net-it Central [32 ビット OS (Windows 2008/2003/XP) の場合 ] C:\Program files\igc\net-it Central 既定のフォルダ以外の場所にソフトウェアをインストールした場合は インストールパスを適宜読み替えてください 1.3 システム構成 本ガイドに基づいて ConceptBase と Net-It Central が連携した場合のシステム構成を説明します 2011/07/20 版 2
2 ConceptBase のインストール 2.1 インストールと初期設定 ConceptBase および Web ゲートウェイのインストールと初期設定を行います インストール手順の詳細については ConceptBase の 管理者ガイド および Web ゲートウェイ CD-ROM に同梱の HTML マニュアルを参照してください 2.2 動作確認 以下の動作を確認します CBSearch サーバーマネージャが正常に起動すること ConceptBase 検索画面が正常に表示されること ブラウザから以下のURLにアクセスして ConceptBaseの画面が表示されることを確認します 検索画面 URL : http://web サーバー名 /cbsearchj/cbswebgw 環境設定画面 URL: http://web サーバー名 /cbsearchj/custom/cbswprf 3 Net-It Central のインストール 3.1 インストールと初期設定 Net-It Central のインストールおよび初期設定を行います インストール手順の詳細については Net-It Central ユーザーズガイド を参照してください 3.2 サイトの構築と ConceptBase 連携用の検索機能設定 Net-It Web サイトを構築します サイトの作成手順については Net-It Central ユーザーズガイド をご参照ください 尚 サイトの設定画面では 以下の手順で ConceptBase 連携用の検索機能設定をしてください 2011/07/20 版 3
General タブの Site Features セクション Enable site searching 1. [Enable Site Searching] チェックボックスにチェックを入れます 2. [Search Settings...] ボタンをクリックします チェックを入れる サイト設定画面 [General] タブ クリックする 3. [Manual Setup..] ボタンをクリックします 4. [Action] 欄 [Query parameter] 欄を設定し [OK] をクリックします 1 検索画面の URL を設定する検索画面の URL は以下のようになります http://web サーバー名 ( または IP アドレス )/cbsearchj/cbswebgw 例 ). http://websv/cbsearchj/cbswebgw 2 一文字以上の文字 ( ダミー値 ) を設定する例 ). a 3 クリック 2011/07/20 版 4
重要インデックスソースファイルは [Enable Site Searching] の設定が行われている場合にのみ生成されます サイトを公開した後から生成する場合 該当の Net-It Web サイトについては 全てのファイルの再変換処理が必要となります 現時点で予定がなくても 将来的に ConceptBase と連携する可能性がある場合は 本設定を済ませておくことをお奨めします 5. Net-It Central 管理画面を閉じ プログラムを終了します 6. 次に 検索インデックスソースファイルの文字コードを設定します 文字コードの指定は options.ini ファイルで行います Net-It Central をデフォルトの設定でインストールした場合 options.ini は以下の場所にあります [64 ビット OS (Windows 2008R2) の場合 ] C:\Program files (x86)\igc\net-it Central\options.ini [32 ビット OS (Windows 2008/2003/XP) の場合 ] C:\Program files\igc\net-it Central\options.ini 注 : options.ini の設定変更は Net-It Central プログラムを終了してから実施してください Net-It Central 起動中に設定を変更した場合は 一度 Net-It Central を再起動 ( プログラムを終了してから再度起動 ) する必要があります ConceptBase 用の検索インデックスソースファイルは BOM 無しの UTF-8 で出力する必要があるため 以下のパラメータに設定する必要があります [SearchHTMLBOM] Set=No [UTF8SearchHTMLEncoding] Value=Yes 日本語パックをあてている場合 デフォルトでは BOM 無しの UTF-8 で出力するよう設定されていますので 変更する必要はありません 日本語パックをあてていない場合は BOM 有りの UTF-8 がデフォルトに設定されていますので [SearchHTMLBOM] を Set=No に変更してください 7. ConceptBase 連携用の検索機能設定はこれで完了です 次回 Net-It Central がビルド処理を行う際 インデックスソースファイルを自動生成します 3.3 動作確認 手順 3.2 で構築した Net-It Web サイトが正しく閲覧できる状態になっていることを確認します ( 構築した Net-It Web サイトは Web サーバー上で公開されている状態 ( ブラウザから http://~ でアクセス可能な状態 ) であることを確認してください ) 2011/07/20 版 5
4 ConceptBase と Net-It Central の連携 4.1 文書データベースの作成 CBSearch サーバーマネージャで 新規の文書データベースを作成します 1. CBSearch サーバーマネージャを起動します 2. ツールバーの [ 文書データベース ]-[ 新規作成 ] を選択します 3. 作成元 URL の指定 画面になるまで ウィザードに従って文書データベースの設定を進めます 4. 作成元 URL 追加 画面で [ 作成元の URL] 欄に Net-It Central で Web サーバー上に構築したサイト (Net-It Central の Site Properties で設定した [Upload Location] フォルダのパス ) を file:///// 形式で指定します 尚 パス指定は UNC 形式で指定する必要があるので 上記のフォルダに対しては事前に共有設定を行っておきます 5. [ オプション ] をクリックします パスを設定 クリック 6. [ 対象とするファイルの設定 ] で [ ファイルを指定する ] を選択し [ ファイル名 ] に半角英数字で "0*x.htm"( ゼロ アスタリスク エックス ドット エイチティエム ) と指定します 0*x.htm と設定 [OK] をクリック 2011/07/20 版 6
7. 引き続き 文書データベースの作成が完了するまでウィザードに従い設定を進めます 8. 文書データベースの設定が完了し ただちに文書データベースを作成しますか? ダイアログが表示されたら [ はい ] を選択し 文書データベースを作成します ConceptBase に関する詳細な設定手順については ConceptBase の 管理者ガイド をご参照ください 4.2 Web ゲートウェイの設定 環境設定ツールから Web ゲートウェイの初期設定を行います 1. ブラウザから環境設定ツールにアクセスします 環境設定ツールの URL は以下になります http://web サーバー名 ( または IP アドレス )/cbsearchj/custom/cbswprf 2. [ 接続先サーバー ] タブの [ サーバー稼働状況 ] ページで CBSearch サーバーがインストールされているコンピュータを追加します [ 追加 ] をクリックしてコンピュータを追加 3. [ システム設定 ] タブの [ 基本設定 ] ページで認証方式を選択します [ ユーザー認証を行う ] に設定した場合 ユーザーが検索画面にアクセスする際にログオン画面が表示されます [ 共通の認証を使用する ] の場合 共通ユーザーのユーザー名とパスワードを設定します 共通の認証を使用する を選択した場合 [ 文書データベースへのアクセス権 ] と 元文書へのアクセス権 の 2 箇所にユーザ名とパスワードを設定します 全ての検索ユーザは ここに設定されたアクセス権で検索を行います 2011/07/20 版 7
4.3 URL 変換テーブルの設定 URL 変換テーブルファイルの設定を行い 検索結果画面からリンクするファイルの URL を指定します 1. 以下の URL 変換テーブルファイルをテキストエディタで開きます C:\JUST\JSLIB32\JSSTFS.DEF 2. 作成元フォルダのパスと変換後 URL の設定を行います 作成元フォルダのパスは 4.1 文書データベースの作成 の項でシステム管理ツールの [ 作成元 URL] 欄に指定したパスを設定します 変換後 URL は Net-It Web サイトの URL( Net-It Central セットアップガイド の (4) 項 Published Site URL で設定した URL) を設定してください 作成元フォルダのパスと変換後 URL の間には 半角スペースを 1 文字入れます 例 ). file://///websv/share/netitweb/ http://websv/share/netitweb/ 詳細な設定方法については URL 変換テーブルファイル中に記載されていますのでご参照ください 4.4 連携動作確認 Web ブラウザを起動して Net-It Central で作成した Web サイトにアクセスし 以下のことを確認します 検索 アイコンをクリックすると ConceptBase 検索画面に遷移すること ConceptBase 検索画面上で文書データベースを選択し 正しく検索が行えること 検索結果画面でファイル名をクリックした際に 該当ファイルがビューワで開くこと Net-It Web サイト ConceptBase 検索画面 検索を実行すると正しく検索結果が表示される 検索 をクリックすると検索画面が表示される ビューア ファイル名をクリックするとファイルがビューアで表示される 2011/07/20 版 8
Net-It Central 国内総販売代理店 株式会社オーシャンブリッジ 2011/07/20 版 9