デジカメの輸出 門司税関 2 連続 (2013 2014 ) 輸出数量及び金額全国第 1 位 平成 27 11 月 19 日 門司税関 はじめに 秋も深まり 紅葉の便りが各地から届く季節となりました 赤や黄色の鮮やかな紅葉の写真を撮るのも 紅葉狩りの楽しみの一つですね さて 皆さんは写真撮影の際に何を使いますか 本格的な一眼レフを使う人もいますが スマートフォンで気軽に撮影し すぐにネットに投稿するという人も最近は増えているでしょう 世界中にデジカメを輸出していた日本ですが 現在のデジカメの状況はどのようなっているのでしょうか 今回は デジカメ の輸出にスポットを当ててみました 本稿における デジカメ は 次の輸出統計品目番号を集計したものです 2006 まで 8525.40-000: スチルビデオカメラその他のビデオカメラレコーダー及びディジタルカメラ 2007 以降 8525.80-000: テレビジョンカメラ デジタルカメラ及びビデオカメラレコーダー 輸出動向 2014 の デジカメ の全国の輸出実績は 数量 878 万個 金額は 4,816 億 3 百万円でした このうち 門司税関管内における輸出実績は 数量 420 万個 金額は 2,228 億 79 百万円となっています 2004 以降の推移を見ると 金額ベースでは全国 門司税関ともに 2007 が最高となっており その後は 数量 金額ともに減少傾向が続いていますが 門司管内においては 2010 を境に数量 金額は少しずつ回復したものの その後 数量は下がり 金額は横ばいで推移しています 1
通関単価 2004 以降の通関単価の推移をみると 全国及び門司税関ともに同じ動きをしています 2004 から 2008 にかけては 通関単価は下がる傾向でしたが 2012 以降 単価の上昇が続いています 2004 の門司税関における通関単価は 1 個あたり 36,527 円でしたが 2014 になると 53,093 円と約 1.5 倍になっています 2007 頃までは 価格の低いコンパクトデジカメが輸出販売の中心でした しかし その後 輸出の中心が低価格帯のコンパクトデジカメから デジタル一眼及び高機能のコンパクトデジカメに移ってきたことが 単価上昇に影響しているようです 全国 門司税関管内輸出シェア 2014 の税関別輸出シェアは 門司税関が数量及び金額ともに全国第 1 位となっています ( 数量ベースで 47.8% 金額ベースで 46.3%) 門司税関管内における輸出シェアは 数量及び金額ともに博多港が第 1 位となっています メーカーは トータルコスト リードタイム等を考慮し 輸出港を選択しているようです 2
国別推移 国別輸出金額の推移をみると 全国は 2004 から 2013 まで輸出相手国第 1 位はアメリカでしたが 2014 は中国が第 1 位となりました 門司税関は 2004 から 2010 までは 輸出相手国の第 1 位はアメリカでしたが 2011 から 2014 まで 4 連続中国が第 1 位となっています 3
おわりに スマートフォンの急速な普及により デジカメの市場規模は縮小しています デジタルカメラ出荷実績推移 ( 出典 : 一般社団法人カメラ映像機器工業会 ) ( 出典 :MM 総研 2013 通期国内携帯電話端末出荷状況 ) 業界によると コンパクトデジカメの輸出量は ピーク時からみれば かなり減少していま すが 今後は 高機能のデジタル一眼の輸出が増加していくとみているようです 2004 ~2014 の統計数値は確定値です 統計数値の単位未満は 四捨五入を行うため 総数の内訳の計が一致しない場合があります 4
参考資料 1 輸出推移 ( 門司税関及び全国 ) 門 司 税 関 全 国 数量 (NO) 金額 ( 千円 ) 通関単価 数量 (NO) 金額 ( 千円 ) 通関単価 前比 全国比 前比 全国比 円 /NO 前比 前比 円 /NO 2004 ( 平成 16 ) 7,560,272 141.09% 19.6% 276,157,369 129.33% 23.2% 36,527 38,569,963 115.0% 1,191,131,731 107.8% 30,882 2005 ( 平成 17 ) 9,929,093 131.33% 24.9% 351,248,363 127.19% 29.1% 35,376 39,951,442 103.6% 1,207,734,909 101.4% 30,230 2006 ( 平成 18 ) 13,292,695 133.88% 34.2% 429,934,118 122.40% 35.5% 32,344 38,833,335 97.2% 1,211,334,697 100.3% 31,193 2007 ( 平成 19 ) 15,421,752 全増 36.4% 490,710,165 全増 35.5% 31,819 42,342,308 全増 1,381,021,839 全増 32,616 2008 ( 平成 20 ) 8,248,292 53.5% 19.3% 248,308,131 50.6% 19.4% 30,104 42,816,656 101.1% 1,278,914,168 92.6% 29,870 2009 ( 平成 21 ) 1,880,391 22.8% 5.7% 60,566,725 24.4% 7.3% 32,210 32,915,352 76.9% 827,699,029 64.7% 25,146 2010 ( 平成 22 ) 1,795,897 95.5% 5.4% 59,818,466 98.8% 7.4% 33,308 33,051,919 100.4% 809,065,134 97.7% 24,479 2011 ( 平成 23 ) 4,940,370 275.1% 18.4% 140,306,809 234.6% 20.9% 28,400 26,844,682 81.2% 671,004,079 82.9% 24,996 2012 ( 平成 24 ) 6,892,867 139.5% 33.2% 258,303,240 184.1% 34.7% 37,474 20,738,614 77.3% 744,859,573 111.0% 35,917 2013 ( 平成 25 ) 5,924,251 85.9% 46.1% 247,863,331 96.0% 43.1% 41,839 12,837,029 61.9% 574,860,146 77.2% 44,781 2014 ( 平成 26 ) 4,197,898 70.9% 47.8% 222,879,424 89.9% 46.3% 53,093 8,777,382 68.4% 481,603,127 83.8% 54,869 2 2014 税関別輸出実績 税関 数量 (NO) 金額 ( 千円 ) 前比全国比前比全国比 全国 8,777,382 68.4% 100.0% 481,603,127 83.8% 100.0% 門司税関 4,197,898 70.9% 47.8% 222,879,424 89.9% 46.3% 東京税関 2,882,231 60.8% 32.8% 169,768,283 72.2% 35.3% 大阪税関 471,208 71.4% 5.4% 54,255,107 104.5% 11.3% その他 1,226,045 81.0% 14.0% 34,700,313 86.8% 7.2% 3 2014 門司税関管内別輸出実績 税関 数量 (NO) 金額 ( 千円 ) 前比管内比前比管内比 門司税関 4,197,898 70.9% 100.0% 222,879,424 89.9% 100.0% 博多 2,989,370 108.1% 71.2% 165,831,050 150.1% 74.4% 大分 695,615 36.7% 16.6% 28,125,600 37.5% 12.6% その他 512,913 40.6% 12.2% 28,922,774 46.4% 13.0% 4 国別輸出推移 ( 門司税関 / 数量 ) 世界中華人民共和国アメリカ合衆国オランダシンガポールその他数量 ( 個 ) 数量 ( 個 ) 構成比数量 ( 個 ) 構成比数量 ( 個 ) 構成比数量 ( 個 ) 構成比数量 ( 個 ) 構成比 2004 7,560,272 130,120 1.7% 2,531,510 33.5% 646,841 8.6% 309,964 4.1% 3,941,837 52.1% 2005 9,929,093 695,453 7.0% 3,027,784 30.5% 1,182,396 11.9% 388,592 3.9% 4,634,868 46.7% 2006 13,292,695 1,206,023 9.1% 4,797,707 36.1% 1,061,165 8.0% 502,454 3.8% 5,725,346 43.1% 2007 15,421,752 1,747,633 11.3% 5,279,900 34.2% 1,235,708 8.0% 695,954 4.5% 6,462,557 41.9% 2008 8,248,292 1,354,309 16.4% 2,587,584 31.4% 421,657 5.1% 423,165 5.1% 3,461,577 42.0% 2009 1,880,391 158,903 8.5% 465,155 24.7% 38,412 2.0% 19 0.0% 1,217,902 64.8% 2010 1,795,897 156,376 8.7% 427,992 23.8% 134,899 7.5% 1,650 0.1% 1,074,980 59.9% 2011 4,940,370 1,844,536 37.3% 945,919 19.1% 360,276 7.3% 325,463 6.6% 1,464,176 29.6% 2012 6,892,867 1,898,398 27.5% 1,385,596 20.1% 1,694,572 24.6% 506,810 7.4% 1,407,491 20.4% 2013 5,924,251 1,428,370 24.1% 1,654,301 27.9% 1,157,038 19.5% 394,784 6.7% 1,289,758 21.8% 2014 4,197,898 984,752 23.5% 1,038,998 24.8% 992,088 23.6% 357,423 8.5% 824,637 19.6% 5 国別輸出推移 ( 門司税関 / 金額 ) 世界中華人民共和国アメリカ合衆国オランダシンガポールその他金額 ( 千円 ) 金額 ( 千円 ) 構成比金額 ( 千円 ) 構成比金額 ( 千円 ) 構成比金額 ( 千円 ) 構成比金額 ( 千円 ) 構成比 2004 276,157,369 4,340,011 1.6% 95,520,572 34.6% 22,551,286 8.2% 10,758,489 3.9% 142,987,011 51.8% 2005 351,248,363 22,233,743 6.3% 116,860,886 33.3% 39,798,227 11.3% 13,638,054 3.9% 158,717,453 45.2% 2006 429,934,118 34,980,675 8.1% 152,598,277 35.5% 36,687,781 8.5% 16,224,893 3.8% 189,442,492 44.1% 2007 490,710,165 51,247,763 10.4% 156,924,728 32.0% 44,932,882 9.2% 20,887,340 4.3% 216,717,452 44.2% 2008 248,308,131 38,373,343 15.5% 69,750,462 28.1% 14,470,535 5.8% 11,962,144 4.8% 113,751,647 45.8% 2009 60,566,725 4,312,720 7.1% 13,516,410 22.3% 1,865,827 3.1% 904 0.0% 40,870,864 67.5% 2010 59,818,466 6,175,962 10.3% 11,461,703 19.2% 4,723,584 7.9% 33,025 0.1% 37,424,192 62.6% 2011 140,306,809 46,048,835 32.8% 23,128,630 16.5% 9,637,875 6.9% 11,803,779 8.4% 49,687,690 35.4% 2012 258,303,240 86,992,372 33.7% 40,751,446 15.8% 57,934,148 22.4% 23,176,241 9.0% 49,449,033 19.1% 2013 247,863,331 75,148,703 30.3% 52,372,867 21.1% 39,938,694 16.1% 24,862,716 10.0% 55,540,351 22.4% 2014 222,879,424 68,116,563 30.6% 41,700,985 18.7% 40,890,183 18.3% 26,575,987 11.9% 45,595,706 20.5% 5
6 国別輸出推移 ( 全国 / 数量 ) 世界中華人民共和国アメリカ合衆国香港オランダその他数量 ( 個 ) 数量 ( 個 ) 構成比数量 ( 個 ) 構成比数量 ( 個 ) 構成比数量 ( 個 ) 構成比数量 ( 個 ) 構成比 2004 38,569,963 981,889 2.5% 10,619,748 27.5% 3,823,294 9.9% 2,183,943 5.7% 20,961,089 54.3% 2005 39,951,442 1,524,700 3.8% 10,585,023 26.5% 3,767,612 9.4% 2,666,913 6.7% 21,407,194 53.6% 2006 38,833,335 3,821,608 9.8% 10,615,915 27.3% 2,425,899 6.2% 2,175,258 5.6% 19,794,655 51.0% 2007 42,342,308 5,659,260 13.4% 12,228,777 28.9% 2,438,080 5.8% 2,433,482 5.7% 19,582,709 46.2% 2008 42,816,656 6,498,025 15.2% 11,123,372 26.0% 3,515,804 8.2% 2,249,723 5.3% 19,429,732 45.4% 2009 32,915,352 8,745,984 26.6% 6,200,551 18.8% 3,898,497 11.8% 1,320,915 4.0% 12,749,405 38.7% 2010 33,051,919 7,732,071 23.4% 7,633,828 23.1% 4,672,129 14.1% 2,032,528 6.1% 10,981,363 33.2% 2011 26,844,682 5,852,945 21.8% 6,122,229 22.8% 3,804,596 14.2% 1,810,784 6.7% 9,254,128 34.5% 2012 20,738,614 3,561,553 17.2% 5,662,864 27.3% 1,343,231 6.5% 2,398,301 11.6% 7,772,665 37.5% 2013 12,837,029 1,964,823 15.3% 3,450,705 26.9% 1,264,223 9.8% 1,503,122 11.7% 4,654,156 36.3% 2014 8,777,382 1,304,512 14.9% 2,144,890 24.4% 1,082,379 12.3% 1,339,799 15.3% 2,905,802 33.1% 7 国別輸出推移 ( 全国 / 金額 ) 世界中華人民共和国アメリカ合衆国香港オランダその他金額 ( 千円 ) 金額 ( 千円 ) 構成比金額 ( 千円 ) 構成比金額 ( 千円 ) 構成比金額 ( 千円 ) 構成比金額 ( 千円 ) 構成比 2004 1,191,131,731 10,031,496 0.8% 352,158,534 29.6% 91,053,872 7.6% 76,688,461 6.4% 661,199,368 55.5% 2005 1,207,734,909 46,547,544 3.9% 356,761,247 29.5% 63,866,022 5.3% 91,565,597 7.6% 648,994,499 53.7% 2006 1,211,334,697 99,487,664 8.2% 344,027,513 28.4% 59,090,898 4.9% 80,060,320 6.6% 628,668,302 51.9% 2007 1,381,021,839 153,246,583 11.1% 399,730,233 28.9% 74,240,074 5.4% 101,520,697 7.4% 652,284,252 47.2% 2008 1,278,914,168 165,411,278 12.9% 338,215,727 26.4% 76,073,134 5.9% 104,487,540 8.2% 594,726,489 46.5% 2009 827,699,029 146,018,455 17.6% 191,437,789 23.1% 62,474,865 7.5% 57,010,631 6.9% 370,757,289 44.8% 2010 809,065,134 166,224,673 20.5% 200,908,878 24.8% 69,089,125 8.5% 74,954,443 9.3% 297,888,015 36.8% 2011 671,004,079 138,286,796 20.6% 155,960,366 23.2% 61,295,911 9.1% 62,526,113 9.3% 252,934,893 37.7% 2012 744,859,573 163,305,820 21.9% 176,227,805 23.7% 68,184,412 9.2% 99,296,320 13.3% 237,845,216 31.9% 2013 574,860,146 122,843,765 21.4% 129,894,239 22.6% 78,496,519 13.7% 71,200,299 12.4% 172,425,324 30.0% 2014 481,603,127 107,448,111 22.3% 102,645,492 21.3% 74,228,767 15.4% 62,820,527 13.0% 134,460,230 27.9% 6
一般社団法人カメラ映像機器工業会によると デジタルカメラの出荷実績は 1999 に統計を開始して以降 2007 に初めて 1 億台を突破し右肩上がりの基調で推移してきましたが 世界的な景気後退の影響を受けた 2009 に初めて下降に転じ 2014 の出荷金額は 前比 17.5% 減の 9,645 億円 台数は 30.9% 減の 4,343 万台となりました スマートフォンの急激な普及により 手軽さを売りにしていたコンパクトデジカメの市場は縮小しています 写真は 撮る 見る 見せる の 3 つの要素で成り立ってますが デジカメは 撮る に特化した製品で 見る 見せる 機能はパソコンなどに任せていました 見る 見せる は デジカメは苦手で スマホが得意なジャンルです スマホで撮った写真を SNS やブログで公開したり メールや LINE で送ったり その場で情報を発信できるスマホに 撮るに特化したデジカメは 置いていかれたのです しかし 誰もが スマホで OK な訳ではありません メーカーによるとデジタル一眼の出荷台数は スマホの影響は受けず 少しずつ伸びており スマホで写真の楽しさに目覚めた人々がデジタル一眼を手にしているそうです 誰もが使える普及型のデジカメは減少しましたが 趣味のため高性能のデジカメ が増加しており カメラ好きにはよい時代となったといえるのではないでしょうか スマホから卒業して 本格的な写真を撮りたいと思っている人もいるでしょう 最新のデジタルカメラについて少しお話します 一眼レフ と ミラーレス一眼 デジタル一眼 の中には デジタル一眼レフ と ミラーレス一眼 の 2 種類があります 一眼レフ と ミラーレス一眼 の違いは内部構造です 一眼 は構図やピントを確認するレンズと 撮影に使うレンズが同じという意味です 一眼レフはひとつのレンズで行うためにカメラ内に ミラーボックス を入れ 撮影前はミラーに反射させた像をファインダーで覗き シャッターを押した瞬間だけ ミラーを上にあげて 像をイメージセンサーに当てて 撮影するという構造になっています 反射 = レフレックス なので 一眼レフ なのです 従って ミラーレス一眼レフ は間違いです でも デジタルカメラならいちいちそんな面倒な事しなくても普通にモニターを見ながら 撮れればいいのでは? ということで出てきたのが ミラーレス一眼 です ミラーレス一眼の場合 常時イメージセンサーを通した映像を見ながら撮影できるため 構造がシンプルであり 設定がそのまま反映されるので写り具合も撮影前にある程度わかります これが非常に大きなメリットです 7
一眼レフ と ミラーレス一眼 の得意 不得意 携帯性バッテリースポーツなど速い被写体人物をシンプルに撮る風景夕日 一眼レフ ミラーレス一眼 得意 不得意 ミラーレスは一眼レフにくらべて厚みがないので軽い 一眼レフを光学ファインダーで撮るときはモニターもイメージセンサーも最低限にしか稼動しないが ミラーレスは常時動いているのでバッテリーのもちが悪い 一眼レフの光学ファインダーは被写体を生で見ているがミラーレスは いったん電気処理を行って表示しているので どうしても微妙なタイムラグが発生する サッカーなどの動きが激しいスポーツは ミラーレスは得意ではない 人物撮影は一眼レフもミラーレスも問題ない しかし 気軽に撮れるのはミラーレス 顔認識機能を使えるのでピントを外さないし 最近はきちんと 目 に合わせてくれる機種もある 風景や夜景の撮影は 一眼レフでもミラーレスでも問題なし 雲の具合で複雑できれいな空を楽しめる夕焼けを鮮やかに撮るならミラーレスが初心者向けモニターを見ながら明るさ ( 露出 ) や色 ( ホワイトバランス ) を調整できるのでイメージ通りに仕上げやすい この秋 みなさんも新しいデジカメを持って 旅に出かけてみてはいかがでしょうか ( 参考 : 普遊舎 デジタルカメラ完全ガイド 一般社団法人カメラ映像機器工業会ホームページ ) 8