LSI SAS 3041E Serial Attached SCSI RAID ホストバスアダプタの取り付け 概要 このマニュアルでは LSI SAS 3041E Serial Attached SCSI ( SAS ) Redundant Array of Independent Disks(RAID) ホストバスアダプタ (HBA) を HP および xw シリーズワークステーションに取り付ける方法を説明します ハードドライブベイおよびオプティカルドライブベイに取り付けられたハードドライブの手順も含みます キットの内容 LSI SAS 3041E SAS RAID HBA(RAID コントローラカード ) SAS ドライバ CD ハードドライブのアクティビティ LED ケーブル 取り付け説明書 ( このマニュアル ) 保証書 お使いになる前に QuickSpecs を表示して お使いの HP ワークステーションとこの製品の互換性を調べるには http://www.hp.com/go/productbulletin( 英語 ) を参照してください JAWW 概要 1
2006 2009 Hewlett-Packard Development Company, L.P. 米国で印刷 2 LSI SAS 3041E Serial Attached SCSI RAID ホストバスアダプタの取り付け JAWW
警告および注意 警告! 装置の表面または領域にこの記号が貼付されている場合は 感電のおそれがあることを示しています 感電によるけがを防ぐため この記号が貼付されているカバーは開けないでください 警告! 感電または装置の損傷の危険がありますので 次の点を守ってください 必ず電源コードのアース端子を使用して接地してください アース端子は重要な安全機能です 電源コードは 製品の近くの手が届きやすい場所にあるアースされた電源コンセントに差し込んでください 電源コンセントから電源コードを抜いて コンピュータの電源を切断してください 警告! 装置の表面または領域にこの記号が貼付されている場合は 高温の表面または高温の部品が存在することを示しています この表面に触れると 火傷をするおそれがあります 高温の部品による火傷の危険を防ぐため 必ず 表面の温度が十分に下がってから手を触れてください 警告! 製品の出荷パッケージにの記号が付いている場合 製品の重さによるけがを防ぐために 製品は必ず 2 人で持ち上げてください 警告! 操作する人の健康を損なわないようにするため 快適に使用していただくために をお読みください 正しいワークステーションの設定や 作業をする際の姿勢 および健康上 / 作業上の習慣について説明しており さらに 重要な電気的 / 物理的安全基準についての情報も提供しています 快適に使用していただくために は http://www.hp.com/ergo から [ 日本語 ] を選択して参照できます また 製品に Documentation CD( ドキュメンテーション CD) が付属している場合は この CD にも収録されています 注意 : 静電気の放電により ワークステーションの電子部品が破損することがあります 作業を始める前に アースされた金属面に触れるなどして 身体にたまった静電気を放電してください 注意 : ワークステーションの損傷を防ぐため システム部品の取り外し / 交換の手順を実行する際は 静電気放電 (ESD) に関する以下の注意事項を守ってください 静電気防止マットの上で作業をしてください 静電気ストラップを着用して 蓄積されたすべての静電気が確実に身体から地面に放電されるようにしてください 作業対象の装置に静電気防止マット 静電気ストラップ および周辺装置を接続して 装置共通のアースを作成してください 注記 : HP オプション製品は HP ワークステーション製品用に設計されています また 徹底した信頼性検査が行われ 高い品質基準において製造されています JAWW 警告および注意 3
手順 1: 部品の取り付けの準備 注記 : せん ワークステーションはモデルによって異なります 図はすべて 例を示しているに過ぎま 更新プログラムのダウンロードとインストール 1. お使いの HP ワークステーションモデルとオペレーティングシステム用として指定されたシステム BIOS の更新プログラムがあるかどうかを http://www.hp.com/go/workstationsupport( 英語 ) で確認します 2. システム BIOS の更新プログラムがある場合はインストールします ワークステーションの内部部品へのアクセス 1. この取り付け作業のためにワークステーションを準備するにあたって支援が必要な場合は http://www.hp.com/support/workstation_manuals( 英語 ) で お使いのワークステーションのサービスガイドに記載されている取り外しおよび交換の手順を参照してください 注記 : HP シリーズワークステーションの場合 これらの手順は お使いのワークステーションと同梱で出荷された Documentation and Diagnostics CD の ユーザガイド にも記載されています 2. ワークステーションの電源を切り 電源コードを抜きます 3. すべての外部デバイスの電源を切り ワークステーションから取り外します 4. サイドアクセスパネルを取り外します 部品の取り外し 1. カードサポートがある場合には 取り外して 拡張スロットおよびシステムボードのコネクタにアクセスできるようにします 2. システムボード上で未使用の PCI Express (PCIe) x4 x8 または x16 拡張スロットのうちいずれかを選択します 注記 : 空いている PCIe 拡張スロットを識別するには サイドアクセスパネルに貼付されたサービスラベルを参照してください 図 1 拡張スロットカバーの取り外し 4 LSI SAS 3041E Serial Attached SCSI RAID ホストバスアダプタの取り付け JAWW
手順 2:RAID コントローラカードの取り付け システムボード上の選択されたスロットに RAID コントローラカードを取り付けます カードの挿入エッジのキーとスロットの位置が合っていることを確認します 図 2 SAS-SATA コントローラの取り付け JAWW 手順 2:RAID コントローラカードの取り付け 5
手順 3: ケーブルの接続 RAID コントローラカードを使用して 内部ハードドライブベイにあるハードドライブおよびオプティカルベイにあるハードドライブを制御できます RAID 用のデータケーブルの接続は ワークステーションのモデルによって異なります お使いのハードドライブにとって適切な接続を判断するには 以下の表で該当する HP ワークステーションモデル および接続作業中のハードドライブの位置を確認してください 既存のハードドライブを接続するには システムボードから既存のデータケーブルを 1 本取り外してから 適切な接続タイプを選択します LED ケーブルの接続は すべての HP ワークステーションモデルで同様です 表 1 データケーブル接続ガイド HP ワークステーションモデル ハードドライブの位置接続タイプ説明 HP xw シリーズワークステーション HP 400 ワークステーション 内部ハードドライブベイ オプティカルベイ 8 ページの 標準データケーブルの接続 ハードドライブと共に提供されたデータケーブルを使用して ハードドライブを RAID コントローラカードに接続します HP 600 ワークステーション 内部ハードドライブベイ 6 ページの ブラインドメイトデータケーブルの接続 内部ハードドライブからブラインドメイトデータケーブルをシステムボードから取り外し RAID コントローラカードの適切なポートコネクタに接続します HP 600 ワークステーション オプティカルベイ 8 ページの 標準データケーブルの接続 ハードドライブと共に提供されたデータケーブルを使用して ハードドライブを RAID コントローラカードに接続します ブラインドメイトデータケーブルの接続 HP 600 ワークステーションには プレインストールされたブラインドメイトケーブルがシステムボードに接続されています このケーブル構成のワークステーションでは 次の手順に従って内部ハードドライブを RAID コントローラカードに接続します 6 LSI SAS 3041E Serial Attached SCSI RAID ホストバスアダプタの取り付け JAWW
注記 : HP 600 ワークステーションのオプティカルベイにあるハードドライブを接続するには 8 ページの 標準データケーブルの接続 を参照してください 1. HDD BAY 0 ケーブルを見つけて システムボードから外します 注記 : ます この手順では プライマリハードドライブが HDD-BAY-0 にあることを前提にしてい 図 3 システムボード上でのハードドライブケーブルの位置確認 2. HDD BAY 0 ケーブルを RAID コントローラカードのポート 0 に接続します 図 4 SAS-SATA コントローラのポート JAWW 手順 3: ケーブルの接続 7
3. その他のハードドライブを RAID コントローラカードのポート 1 ~ 3 に取り付けます 図 5 RAID カードへのブラインドメイトデータケーブルの接続 4. 9 ページの LED アクティビティインジケータの接続 に進みます 標準データケーブルの接続 HP 400 ワークステーション HP xw シリーズワークステーション およびすべてのオプティカルドライブベイに取り付けられたハードドライブには ブラインドメイトケーブルがシステムボードにプレインストールされていません これらの構成に対応する RAID ケーブルの接続 1. SAS ハードドライブを接続するときは SAS-to-SATA 内部接続ケーブルアダプタ (HP ワークステーション SAS ハードドライブキットに付属 ) が SAS ハードドライブのデータコネクタに接続されていることを確認してください 図 6 SAS-SATA アダプタの取り付け 8 LSI SAS 3041E Serial Attached SCSI RAID ホストバスアダプタの取り付け JAWW
2. ハードドライブに同梱されているケーブルから ワークステーションに適したデータケーブルを選択します a. 一方の端を SAS RAID コントローラカードのポート 0 に接続します b. データケーブルのもう一方の端をプライマリハードドライブのデータケーブルコネクタに接続します 2 図 7 データケーブルの取り付け 3. その他のハードドライブを RAID コントローラカードのポート 1 ~ 3 に取り付けます 図 8 RAID コントローラのポート 4. 9 ページの LED アクティビティインジケータの接続 に進みます LED アクティビティインジケータの接続 このセクションは 上記すべての HP ワークステーションに適用されます ハードドライブアクティビティ LED ケーブルの一方の端を RAID コントローラカードに取り付けます ハードドライブアクティビティ LED ケーブルのもう一方の端をシステムボード上のハードドライブ LED アクティビティコネクタに取り付けます 2 (HP xw6000 シリーズワークステーションのシステムボードを参照のため図に示します ) JAWW 手順 3: ケーブルの接続 9
注記 : システムボード上のハードドライブアクティビティ LED(HDD-LED) コネクタの位置を見つけるには ワークステーションのサイドアクセスパネルにあるサービスラベルを参照してください お使いのワークステーションに適した LED ケーブルを使用してください 図 9 HDD LED ケーブルの取り付け 手順 4: ワークステーションの再組み立て 1. カードサポートがある場合には 再度取り付けます 2. サイドアクセスパネルを再度取り付けます 3. ワークステーションとすべての外部デバイスに電源ケーブルを再度接続します 4. ワークステーションとすべての外部デバイスに電源を再投入します 手順 5: ドライバソフトウェアのロードとセットアップ お使いのワークステーションで使用するためにドライバをロードしてセットアップするための手順については RAID コントローラカードに添付されている製造元のマニュアルを参照してください 部品の取り付け時に お使いのワークステーションモデルとオペレーティングシステム用のデバイスファームウェアおよびドライバの更新ファイルを探してください 最新の更新ファイルは http://www.hp.com/go/workstationsupport( 英語 ) から入手できます 10 LSI SAS 3041E Serial Attached SCSI RAID ホストバスアダプタの取り付け JAWW
手順 6:RAID デバイスの設定 RAID デバイスの設定について詳しくは http://www.hp.com/support/workstation_manuals( 英語 ) で入手できる お使いの HP ワークステーションの サービスガイド を参照してください 追加情報は http://www.hp.com/support/raid_faqs( 英語 ) から入手できます JAWW 手順 6:RAID デバイスの設定 11