平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月

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( 別紙 ) 地域ケア会議 に関する Q&A 問 1 今般 地域ケア会議 を通知に位置づけた背景は何か 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年へ向けて 高齢者が尊厳を保ちながら 住み慣れた地域で自立した生活をおくることができるよう 国は 医療 介護 予防 住まい及び生活支援サービスが 日常生

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

札幌市地域ケア会議推進事業実施要綱

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1. 地域ケア会議の定義, 法的な位置づけ狛江市 ( 以下 市 ) では, 多様な生活課題を抱えている高齢者が, 地域で安心して自分らしく生活できる環境づくりを進めるため, 介護支援専門員 ( ケアマネジャー ) 等への個別支援や関係機関 団体等の連携体制の構築を通じて, 介護支援専門員等が包括的か


広島県における『地域ケア会議』

Ⅱ 各論第 2 章 各 論 第 2 章 介護と医療 関係機関の連携 第 1 節 介護と医療 関係機関の連携 1 連携のための関係機関のネットワークづくり 現状 課題 平成 19 年度に内閣府が公表した 高齢者の健康に関する意識調査 によると 多くの高齢者が要介護状態になっても 可能な限り住み慣れた地

高齢者個人に対する支援の充実+社会基盤の整備1. 地域ケア会議の設置 構築について 地域ケア会議の設置主体 : 地域包括 援センター または市町村 ( 保険者 ) 地域の実情に応じた地域包括ケアシステムを想定した上で その実現のために有効と考えられる地域ケア会議を設置 構築していくことが必要 地域ケ

区分

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Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

利用者満足の向上センターのチラシの配布など センターのPRのために具体的な取り組みを行っている 苦情対応体制を整備している 特記事項 名刺 サービス情報誌 広報での PR イベントでのパネル設置など実施 相談の際のプライバシーの確保を図っている 公平性 中立性の確保 業務改善への取り組み 相談室の整

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下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

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7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

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, 地域包括支援センターの組織と人材 2. 1 福祉専門職の歴史と特性

点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

地域包括ケア構築に向けた実態調査の実施 ひとり暮らし高齢者 高齢者のみ世帯 の全てを訪問形式で調査 地域全体で生活支援等必要なサービス内容を検討 H24 年度 H24.7 月 ~ひとり暮らし実態調査 ( 訪問 ) 集計 解析 ( 名古屋大学 )1 H 福祉を考える集会 ( 住民 関係者


地域総合支援協議会

千葉県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 1 市区町村名 銚子市 2 人口 ( 1) 68,930 人平成 25 年 4 月 1 日現在 ( ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上人口 20,936 人 ( 高齢化率 30.37%) ( ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれについて記載

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

藤沢型地域包括ケアシステムの推進について 平成 30 年 2 月藤沢市議会定例会厚生環境常任委員会資料 1 ⅠⅠ 中長期を見据えた検討体制の見直し 1 これまでの経過等について現在, 国では 地域共生社会 の実現に向け, 様々な改革が進められており, 平成 30 年 4 月に施行される社会福祉法の一

居宅介護支援事業者向け説明会

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計画の今後の方向性

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伊丹市における地域ケア会議マニュアル

13 (参考資料4-5)松下参考人資料(三菱総研)


2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

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事業内容

地域支援事業交付金の算定方法について

65歳~74歳 介護認定率(平成22年度)

基本理念 第 6 期計画では 高齢者が住み慣れた地域で健康でいきいきと充実した生活を送ることができる地域社会の構築をめざしてきました 第 7 期計画においても 第 6 期計画の基本理念を継承し 総合計画における高齢者福祉の施策の実現をめざして 住んでよかった亀岡 老後も楽しい亀岡 を本計画の基本理念

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高齢者虐待防止対応マニュアル別冊 6 関係機関との連携 (1) 各機関の役割 市町村や地域包括支援センター等の関係機関は それぞれ対応可能な範囲があります 範囲を超えた対応は行うことができません また 事例によって関係機関の対応を依頼する場合があります 市町村が中心となるコアメンバー会議によって 大

第 2 章垂水市地域包括ケアシステムの概要 1 垂水市の地域包括ケアシステムの考え方地域包括ケアシステムとは 高齢者等に関わる様々な人や社会資源が 地域の中でつながりを持って高齢者等の生活を支える仕組みです 高齢者については 介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう 医

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3 高齢者 介護保険を取り巻く現状 1 人口 高齢化率本市は高齢化率が 45% を超えており 本計画の最終年度である 2020( 平成 32) 年度には 高齢化率 48.0% 2025( 平成 37) 年度には高齢化率 49.7% まで増加することが推計されます また 2018( 平成 30) 年以

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ

第 2 章計画の推進及び進行管理 1 計画の推進 県 市町村及び県民が 関係機関等と相互に連携を図りながら 県民の歯 口腔の健康づくりを推進します 県における推進 (1) 全県的な推進 県全域の課題を踏まえた基本的施策や方向性を示すとともに 取組の成果について継続的な評価を行い 県民の生涯を通じた歯

実務研修(研修記録シート)【茨城県社協版】

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改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

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Microsoft PowerPoint - 地域密着型サービスについて(長岡市)

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老振発 0704 第 1 号 平成 3 0 年 7 月 4 日 都道府県 各指定都市介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 中核市 厚生労働省老健局振興課長 ( 公印省略 ) 地域包括支援センターの事業評価を通じた機能強化について ( 通知 ) 地域包括支援センターは 介護予防ケアマネジメントや包括的支援

平成20年度春の家居宅介護支援事業所事業計画

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介護老人保健施設 契約書

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

別添 地域包括支援センター事業点検調書項目 ( レイアウト 部変更 ) 大項目 : 基本的事項 事業計画 設置場所 職員の姿勢 地域との連携 * については どちらかに を記入して下さい 地域包括支援センター運営マニュアルの最新版について 職員全員が内容を知っている 帯広市地域包括支援センター事業実

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このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

地域包括ケアシステム

事業内容

2 基本理念と基本目標 本市のまちづくりの指針である 第 2 次柳井市総合計画 は 平成 29 年 3 月に策定 されました この総合計画では すべての市民が健康で安心して暮らせる 人にやさ しいまちづくり を健康 福祉分野の基本目標に掲げ その実現を目指しています これは 高齢者も含めた全ての市民

認知症医療従事者等向け研修事業要領

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1_【鑑】「生活困窮者自立支援法の施行に伴う多重債務者対策担当分野との連携について(通知)」の一部改正について

厚生労働省による 平成 30 年度介護報酬改定に関する Q&A(Vol.1) に対する 八王子介護支援専門員連絡協議会からの質問内容と八王子市からの回答 Q1 訪問看護ステーションによるリハビリのみの提供の場合の考え方について厚労省 Q&A(Vol.1) での該当項目問 21 問 22 問 23 A

板橋区版 AIP の構築に向けた取組に関する検討報告書 < 概要版 > 平成 28 年 2 月 板橋区


現状 課題 福祉用具貸与 特定福祉用具販売について ( 福祉用具貸与 特定福祉用具販売の価格 ) 福祉用具貸与 特定福祉用具販売の価格は 貸与 販売事業者がその運営規程において定めているが 価格の設定に当たっては 通常 製品価格のほか 計画書の作成や保守点検などの諸経費が含まれている しかしながら

Microsoft Word 厚生労働省事務連絡(システム変更に係る参考資料その9)送付版

計画の概要 太田市地域福祉計画 太田市地域福祉活動計画とは? 太田市地域福祉計画市民のみなさまからご意見を伺いながら作成した 今後の地域福祉の方向性 将来像を示した太田市の計画です 太田市地域福祉活動計画社会福祉法人太田市社会福祉協議会が策定した 地域の社会福祉を推進するための具体的な活動計画です

< 国が示す新しい総合事業の構成例 > ( 以下はサービスの典型例を示しているため, 市町村はこれらの例を踏まえて, 地域の実情に応じたサービス容を検討 ) 1 訪問介護 訪問型サービス ( 第 1 号訪問事業 ) 現行の訪問介護相当 多様なサービス 2 訪問型サービス A( 緩和した基準によるサー

4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

平成 28 年 2 月以降に認定更新等により要支援認定を受けた方が介護予防訪問介護 介護予防通所介護を利用される場合 これまでの予防給付サービスから総合事業のサービスに変わります 要支援者の認定有効期間は現在最長 12か月ですので 大川市は平成 28 年 2 月から1 年かけて移行します 更新の場合

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暫定ケアプランの取扱いについて 平成 30 年 11 月 29 日事務連絡隠岐広域連合介護保険課長通知 暫定ケアプランの取扱いについては 介護制度改革 INFORMATION vol.80 平成 18 年 4 月改定関係 Q&A(vol.2) について ( 平成 18 年 3 月 27 日厚生労働省

サービス共通.xls サービス共通 介護予防 日常生活支援総合事業 の質問への回答 サービス共通項目 質問等回答作成月 1 定款に追加する事業名については 介護予防 日常生活支援総合事業 でよいか? 訪問型サービスを実施する場合は 介護保険法に規定する第 1 号訪問事業 若しくは帯広市独自のサービス


サービス担当者会議で検討し 介護支援専門員が判断 決定するものとする 通所系サービス 栄養改善加算について問 31 対象となる 栄養ケア ステーション の範囲はどのようなものか 公益社団法人日本栄養士会又は都道府県栄養士会が設置 運営する 栄養士会栄養ケア ステーション に限るものとする 通所介護

目 次

第 1 章計画の策定にあたって 2 計画の課題 (1) 地域包括ケアシステムの基本的理念と深化 推進 地域包括ケアシステム とは 地域の実情に応じて 高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域でその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 ( 要介護状態若しくは要支援状

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住所地特例に係る事務の見直しの概要について Ⅱ- 資料 2 本事務は 介護予防 日常生活支援総合事業の実施時期に係わらず 平成 27 年 4 月から 全ての市町村において必要な事務であるので 留意されたい 1. 平成 27 年 4 月からの住所地特例に係る事務の見直しの概要 住所地特例の対象施設にサ

区西北部圏域 豊島区 北区 板橋区 練馬区 1,000百万円未満 500百人未満 居住系 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 施設 19% 施設 36% 凡例 円グラフの大きさ 小 東京都 1,000百万円以上 10,000百万円未満 10,000百万円以上 500百人以上 1,00

北多摩南部圏域 東京都 武蔵野市 三鷹市 府中市 調布市 施設 36% 小金井市 狛江市 凡例 円グラフの大きさ 1,百万円未満 延べ 5百人未満 施設 居住系 1% 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 小 1,百万円以上 1,百万円未満 1,百万円以上 5百人以上 1,百人未満 1

第3章 指導・監査等の実施

Transcription:

平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月

地域ケア会議開催計画について 地域ケア会議の実施地域ケア会議は 支援が必要な高齢者等への適切な支援を行うための検討を多様な関係者で行うとともに 個別ケースの検討等によって共有された地域課題を地域づくりや政策形成に結び付けていくことで 地域包括ケアを推進する一つの手段です 魚津市地域包括支援センターは ( 以下 包括支援センター という ) この地域包括ケアを実施する中核機関であることから 地域ケア会議の充実 機能強化を図り 高齢者個人への支援を充実するほか 地域の課題を明らかにするとともに 必要な社会資源の開発に努めます 地域ケア会議の開催計画の策定平成 31 年度の地域ケア会議の種類 目的 機能 構成員 開催月等を記載した地域ケア会議開催計画を策定します この計画は 関係機関 居宅介護支援事業所 魚津市社会福祉協議会 民生委員等に送付します 地域ケア会議の位置づけ 平成 31 年度に包括支援センターが開催する地域ケア会議を次のように位置づけます 1 地域ケア個別会議 ( 自立支援型地域ケア会議 ) 介護サービスを利用する人の自立支援に資するケアマネジメントに重点を置いた 検討を行います 2 地域ケア会議 ( 多職種検討 ) 複合的な課題を有する高齢者等の事例をもとに その問題解決の方法を検討すると ともに 多職種や関係機関 地域住民とのネットワークの構築を行います 3 地域ケア会議 ( 全体会 ) 個別事例の蓄積やニーズ調査 総合相談の内容等をもとに明らかになった地域課題について その自立促進要因や効果的な支援方法を把握するとともに 地域住民とのネットワーク構築につなげます 4 魚津市地域包括支援センター運営協議会運営協議会は 包括支援センターで実施する包括的支援事業及び介護予防事業の進捗状況や内容の点検 評価などを行います 魚津市及び運営協議会は 包括支援センターの運営方針 事業計画 支援 指導の内容に関し 必要がある場合には 包括支援センターに対し支援 提言を行います

地域ケア会議開催案内 1. 地域ケア個別会議 ( 自立支援型地域ケア会議 ) 目的 できる限り在宅で自立した日常生活を継続できるよう支援することの実現 高齢者の自立支援及び QOL( 生活の質 ) の向上に資するケアマネジメントの実現とそれに基づく介護サービスの提供 計画作成者及びサービス提供者等 会議参加者の OJT( 実務研修 ) の推進 〇〇〇 5/22 7/17 9/18 11/20 1/22 3/18 14 時から1 時間半程度 (2) 場所魚津市役所 3 階第 4 5 6 会議室 (3) 対象とする事例 ⅰ) サービス事業対象者及び要支援者 ⅱ)ⅰ) のうち 福祉用具貸与や住宅改修を伴う事例 ⅲ) 生活行為に課題が生じる筋骨格系疾病により要支援 要介護認定に至った者 参加者 ( 予定 ) 総合司会者 ( 市 )/ 事例検討司会者 ( 包括 ) 助言者 /( 理学療法士 作業療法士 管理栄養士 薬剤師 地域包括支援センター等 ) 事例に応じて医師 言語聴覚士等 他の専門職にも出席を依頼します 事例提供者 / 地域包括支援センター 市内居宅介護事業所 その他 1 回につき2つの事例を検討します 市内の居宅介護事業所に所属する介護支援専門員等は傍聴することができます 傍聴を希望する方は開催日の一週間前までに包括支援センターまでご連絡ください 魚津市地域包括支援センター予防係 TEL:0765-23-1294 FAX:0765-23-1073

2. 地域ケア会議 ( 多職種検討 ) 目的 複合的な課題を有する高齢者等の困難な事例の問題について検討し 望ましい解決方法を検討する 地域の支援者を含む多職種が協働して個別ケースを検討することで 課題解決のために必要な関係機関等の役割を明らかにする 関係者のネットワーク構築を進める 〇〇〇 6 月 12 月 13 時 30 分から2 時間程度 (2) 場所魚津市役所 3 階会議室 (3) 地域ケア会議 ( 多職種検討 ) で取り上げるテーマ 平成 30 年度の実績から ⅰ) 理解力の低い息子と二人暮らしの看取り支援について ⅱ) 介護力の低い息子の複合的課題を抱えた支援について ⅲ) 社会資源を活用した支援について 参加者 ( 予定 ) 行政職員 包括支援センター 魚津市社会福祉協議会 介護支援専門員 医療関係者 介護保険事業関係者 ( 民生委員児童委員 福祉推進員等 ) ほか その他 1 回につき2 事例程度をグループに分かれて検討します 事例の選定は包括支援センターが行います 会議で取り上げてもらいたい事例があれば 事前に包括支援センターまでご相談ください 開催案内は予定日の1か月前に行います 魚津市地域包括支援センター予防係 TEL:0765-23-1294 FAX:0765-23-1073

3. 地域ケア会議 ( 全体会 ) 目的 個別ケア会議等で検討した事例を地域住民 福祉 保健 介護 医療等の専門職で課題を分析し 地域の課題の発見 抽出 地域づくり 新たな社会資源の開発を検討する 好事例の取り組み報告を通じて今後活用できる仕組みを共有する 〇〇〇 7 月 1 月 13 時 30 分から2 時間半程度 (2) 場所ありそドーム研修室 (3) 地域ケア会議 ( 全体会 ) で取り上げるテーマ 平成 30 年度の実績から ⅰ) 災害対応について~ 魚津市の現状と取り組み~ ⅱ) 災害時の避難所における自分の役割について 平成 31 年度は 共助 をテーマに実施します 参加者 ( 予定 ) 行政職員 包括支援センター 健康センター 魚津市社会福祉協議会 介護支援専門員 新川厚生センター魚津支所 民生委員児童委員 福祉推進員ほか その他 テーマの選定は包括支援センターが行います 開催案内は予定日の 1 か月前に行います 魚津市社会福祉課高齢福祉係 / 魚津市地域包括支援センター管理係 TEL:0765-23-1007 FAX:0765-23-1073

4. 魚津市地域包括支援センター運営協議会 目的 包括支援センターの中立性 公平性を確保し 包括的支援事業を円滑に実施する 包括支援センターが行う業務及びその成果や課題を明らかにする 包括支援センターや魚津市に対して必要な支援や提言を行う 〇 〇 8 月 2 月 19 時から1 時間半程度 (2) 場所魚津市役所 2 階第一会議室 (3) 魚津市包括支援センター運営協議会での協議事項 ⅰ) 当該年度の事業計画及び予算状況 ⅱ) 前年度の事業報告及び収支決算状況 ⅲ) その他運営協議会が必要と認める事項 参加者医療関係者 保健関係者 学識経験者 福祉関係者 権利擁護関係者介護保険事業関係者 被保険者代表 魚津市包括支援センター運営協議会の構成員は魚津市が委嘱しています 構成員については市ホームページに掲載しています 魚津市社会福祉課高齢福祉係 / 魚津市地域包括支援センター管理係 TEL:0765-23-1007 FAX:0765-23-1073

地域ケア会議の充実 機能強化のために 地域ケア会議の充実 機能強化包括支援センターが開催する地域ケア会議を充実し 地域ケア会議が持つ機能を強化するために 次のことを実施します 1 検討した個別事例についてフォローアップ等おこない 必要に応じて参加者に情報提供します 2 地域ケア会議での会議録を作成し 検討内容や今後の方針について会議の参加者全てが共有できるようにします 3 地域ケア会議での検討を通じて明らかになった地域課題や効果的な取り組みについて整理し 介護支援専門員等の研修で活用するほか 魚津市高齢者保健福祉計画 魚津市介護保険事業計画等の政策に生かしていきます ~ 地域ケア会議とは ~( 高齢者保健福祉計画から抜粋 ) 1 地域ケア会議地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員 センター職員 介護サービス事業者 医療関係者 民生委員等から構成される会議体 と定義されている 地域ケア会議の目的として ア個別ケースの支援内容の検討を通じた (ⅰ) 高齢者の実態把握や課題解決のための地域包括支援ネットワークの構築 (ⅱ) 地域の介護支援専門員の 法の理念に基づいた高齢者の自立支援に資するケアマネジメントの支援 (ⅲ) 個別ケースの課題分析等を行うことによる地域課題の把握イその他地域の実情に応じて必要と認められる事項が挙げられている 地域包括支援センターの設置運営について ( 平成 18 年 10 月 18 日付け厚労省通知 ) 2 地域ケア会議が有する主な 5 つの機能 1 個別課題の解決機能多機関 多職種の協働により個別ケースの支援内容を検討することによって 高齢者の課題解決を支援するとともに そのプロセスを通して地域包括支援センター職員や介護支援専門員のケアマネジメント実践力を高める機能 2 地域包括支援ネットワークの構築機能高齢者の実態把握や課題解決を図るため 医療 介護サービス事業者等 地域の関係機関等の相互の連携を高め 自治会長や民生委員等 地域にあるネットワークや取り組みを把握する機能 3 地域課題発見機能個別ケースの課題分析等を行うことにより 地域に共通した課題を見出すことを念頭におき 個別の背景にある解決すべき地域課題を明らかにする機能 4 地域づくり 資源開発機能インフォーマルサービスや地域の見守りネットワークなど 住民との役割分担を図りながら 地域で必要な資源を開発していく機能 5 政策形成機能地域に必要な取組みを明らかにし 政策の立案 提言に結びつける機能