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平成 29 年度第 1 回徳島県医療審議会 質疑 調整会議での議論を待たずしてかなりの病床の移動が起こりつつある それをコントロールできないと 調整会議そのものが意味をなさなくなるのではないか 1 当会議の運営要領を定めてはどうか 2 病床機能分化 連携推進体制整備事業について当会議の審議事項として

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全自病協第 582 号 平成 27 年 2 月 13 日 地方会議担当支部長様 公益社団法人全国自治体病院協議会 会長 邉見公雄 平成 27 年度地方会議における共通議題について 日頃から支部活動にご尽力をいただき感謝申し上げます さて 平成 27 年度地方会議における共通議題について 常務理事会で

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

別添 2 地域医療再生計画作成指針 第 1 地域医療再生計画作成の趣旨 国としては 円高 デフレ対応のための緊急経済対策 ( 平成 22 年 10 月 8 日閣議決定 ) において 都道府県に設置されている地域医療再生基金を拡充し 高度 専門医療や救命救急センターなど都道府県 ( 三次医療圏 ) の

地域医療構想の概要 1 地域医療構想の位置づけ 平成 25 年 3 月に 医療法に基づき 本県の疾病対策及び医療提供体制の基本方針である第 6 期岐阜県保健医療計画を策定した 平成 27 年 4 月に施行された改正医療法に基づき 保健医療計画の一部として 将来 (2025 年 ) あるべき医療提供体

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一般会計負担の考え方

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04_資料1_(修正版)地域医療構想調整会議の役割等の整理

障害児・発達障害支援_

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

13 (参考資料4-5)松下参考人資料(三菱総研)

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

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4 奨励品種決定調査 (1) 奨励品種決定調査の種類ア基本調査供試される品種につき 県内での普及に適するか否かについて 栽培試験その他の方法によりその特性の概略を明らかにする イ現地調査県内の自然的経済的条件を勘案して区分した地域 ( 以下 奨励品種適応地域 という ) ごとに 栽培試験を行うことに

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農地中間管理機構 ( 仮称 ) の制度の骨格 ( 案 ) 資料 農地中間管理機構の指定都道府県のコントロールの下に適切に構造改革 生産コスト引下げを推進するため 都道府県段階に設置する 1 都道府県知事は 農地中間管理事業を公平かつ適正に行うことができる法人 ( 地方公共団体の第 3セク

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

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< 目的 > 専ら被保険者の利益 にはそぐわない目的で運用が行われるとの懸念を払拭し 運用に対する国民の信頼を高める 運用の多様化 高度化が進む中で 適切にリスクを管理しつつ 機動的な対応を可能に GPIF ガバナンス強化のイメージ ( 案 ) < 方向性 > 1 独任制から合議制への転換基本ポート

【通知】海外療養費・出産育児一時金の支給の適正化に向けた対策等について

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④登録要領(医療分野)

資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

平成 28 年度第 3 回弘前市ケアマネジャー研修会 1. ケアプランの軽微な変更の内容について ( ケアプランの作成 ) 最新情報 vol.155 p.3 参照 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について( 平成 11 年 7 月 29 日老企 22 号厚生省老人保健福祉局企画課長

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愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

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資料 5 全国市長会第 5 回地域医療確保対策会議 ( 令和元年 10 月 1 日開催 ) における委員市長の主な発言 今回 地域医療構想調整会議での議論を経ないまま 公立病院の再編統合の検討の対象となる病院名が公表されたところに唐突感があり 地域住民に動揺を与えた 都道府県の地域医療構想調整会議は

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2. 各検討課題に関する論点 (1) 費用対効果評価の活用方法 費用対効果評価の活用方法について これまでの保険給付の考え方等の観点も含め どう考 えるか (2) 対象品目の選定基準 1 費用対効果評価の対象とする品目の範囲 選択基準 医療保険財政への影響度等の観点から 対象となる品目の要件をどう設

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

第3章 指導・監査等の実施

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

お知らせ 柔道整復師の資格を取得される皆さま 関係の皆さまへ 平成 30 年 4 月から 柔道整復療養費の受領委任を取り扱う 施術管理者 になる場合は 実務経験と研修の受講が必要となる方向で 以下のとおり検討しています 柔道整復療養費の受領委任の取扱いを管理する 施術管理者 になるための要件について

医療費適正化計画の概要について 国民の高齢期における適切な医療の確保を図る観点から 医療費適正化を総合的かつ計画的に推進するため 国 都道府県は 医療費適正化計画を定めている 根拠法 : 高齢者の医療の確保に関する法律作成主体 : 国 都道府県計画期間 :5 年 ( 第 1 期 : 平成 20~24

構成員 3 法第 35 条第 3 項において 協議に係る内水面について河川管理者がある場合には当該河川管理者が必須の構成員とされているのはなぜか 河川管理者は 河川法 ( 昭和 39 年法律第 167 号 ) に基づき 治水 利水 環境の観点から総合的に河川管理をする立場であることから 同法に基づき

2 農業委員会の運営 2 農業委員会は 市町村長が議会の同意を得て任命した 農業委員 で組織され 農業委員は 合議体としての意思決定 ( 農地の権利移動の許可 不許可の決定など ) を担当 農業委員会は 農地利用最適化推進委員 ( 以下 推進委員 という ) を委嘱し 推進委員は 担当区域における農

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平成27年度事業計画書

(1) 当該団体が法人格を有しているか 又は法人格のない任意の団体のうち次の1~2の要件を全て満たすもの 1 代表者の定めがあること 2 団体としての意思決定の方法 事務処理及び会計処理の方法 並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること (2) 関係市町村との協議体制を構築してい

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

医療機能分化連携推進事業 1 対象事業者 病床を有する医療機関 2 支援対象 既存病床を回復期病床に転換する際に必要となる施設 設備整備費 設備整備 H27~ 継続対象リハビリを行うための治療機器や訓練機器等の導入経費 物理療法を実施するための 超音波治療器や温浴療法用装置の導入事業例 運動療法を実

市町村合併の推進状況について

3 検討プロセス 3-1 県計画案を策定するねらい 沖縄 21 世紀ビジョン基本計画を着実に実施していくための総合的な交通体系のビジョンを示した 沖縄県総合交通体系基本計画 において 県土の均衡ある発展を支える利便性の高い公共交通ネットワークの構築が位置づけられている 同計画を踏まえ 県では 南北骨

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

実施要綱

 

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第 3 回中部構想区域分科会 日時平成 30 年 2 月 7 日 18:30~20:00 場所佐賀中部保健福祉事務所出席者上村座長 古賀副座長 他構成員 21 名 NHO 肥前精神医療センター院長 諸隈病院理事長 病院協会オブザーバー 2 名 概要 (1) 民間医療機関の機能転換について 諸隈病院

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

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JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

医療事故調査・支援センター~センターの役割と手引~

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病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

Ⅰ. 第 3 期がん対策推進基本計画 について 第 11 回都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会では 第 3 期がん対策推進基本計画 に記載されたがん診療連携拠点病院に新たに求められる機能について 都道府県レベルでの取り組み状況を共有し 今後のがん診療連携拠点病院の活動について議論していくことを予

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地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

資料1 第1回会議のポイントについて

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

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5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

( 様式第 6) 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法に関する書類 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法 計画 現状の別 1. 計画 2. 現状 閲 覧 責 任 者 氏 名 閲 覧 担 当 者 氏 名 閲覧の求めに応じる場所 閲覧の手続の概要 ( 注 ) 既に医療法施行規則第 9 条の

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併せて 先進事例を統一的なフォーマットでデータベース化する また 意欲ある地域が先進的な取組みを行った人材に 目的に応じて容易に相談できるよう 内閣官房において 各省の人材システムを再点検し 総合的なコンシェルジュ機能を強化する 各種の既存施策に加え 当面 今通常国会に提出を予定している 都市再生法

三島市議会基本条例 平成 31 年 3 月 22 日 条例第 15 号 目次 前文 第 1 章総則 ( 第 1 条 第 2 条 ) 第 2 章議会及び議員の活動の原則等 ( 第 3 条 第 7 条 ) 第 3 章市民と議会との関係 ( 第 8 条 第 10 条 ) 第 4 章市長等と議会との関係 (

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

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包括規定 案

平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

生涯現役促進地域連携事業に係る企画書の評価等について 1 評価委員会の設置等 (1) 厚生労働省職業安定局雇用開発部高齢者雇用対策課 ( 以下 事務局 という ) に生涯現役促進地域連携事業の企画書評価のため 生涯現役促進地域連携事業企画書等評価委員会 ( 以下 評価委員会 という ) を設置する

資料 2-2 成長戦略改訂に向けた地域活性化の取組みについて ( 案 ) 内閣官房地域活性化統合事務局 成長戦略の改訂に向け これまでの施策の成果が実感できない地方において 新たな活力ある地域づくりと地域産業の成長のためのビジョンを提供しその具体化を図る 超高齢化 人口減少社会における持続可能な都市

特定保健指導における情報通信技術を活用した面接による指導の実施の手引き 新旧対照表 改正後 特定保健指導における情報通信技術を活用した面接による指導の実施の手引き 現行 ICT を活用した特定保健指導の実施の手引き 最終改正平成 30 年 2 月 9 日 1.ICTを活用した特定保健指導の実施者保険

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女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

4-(1)-ウ①

地域総合支援協議会

2. 検討 ~ 医療に関する事故の特殊性など (1) 医師等による医療行為における事故 医師等が患者に対してどのような医療行為を施すべきかという判断は 医師等の医学的な専門知識 技能に加え 医師等の経験 患者の体質 その時の患者の容態 使用可能な医療機器等の設備等に基づきなされるものである ( 個別

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歯科中間報告(案)概要

市街地再開発事業の今後の展開に関する検討会 の目的 目的 行政における再開発実務担当者の 1 問題意識の共有 2 情報交換と継承 3 専門家との交流 4 地方の声を集約する場として活用 目的 1 問題意識の共有 Step1 Step2 各自治体で抱える再開発ビルの再生に 各担当者の自由な発想による活

私立幼稚園の新制度への円滑移行について

文化庁平成 27 年度都道府県 市区町村等日本語教育担当者研修 2015 年 7 月 1 日 生活者としての外国人 に対する日本語教育の体制整備に向けた役割分担 日本語教育担当者が地域課題に挑む10のステップ よねせはるこ米勢治子 ( 東海日本語ネットワーク )

再生の見通しなどを記載した 貸付あっせん書 を作成し, 本人の家計の状況や家計再生プ ラン等を貸付期間と共有し, 貸付の円滑 迅速な審査につなげる 7 業務の具体的な実施方法家計相談支援事業と自立相談支援事業は, アセスメントの結果や相談者の状況変化等の必要な情報を常に共有し, 適切に連携を図りなが

Transcription:

地域医療構想調整会議について 資料 1-2 医療法の規定 第 30 条の 14 都道府県は 構想区域その他の当該都道府県の知事が適当と認める区域ごとに 診療に関する学識経験者の団体その他の医療関係者 医療保険者その他の関係者との協議の場を設け 関係者との連携を図りつつ 医療計画において定める将来の病床数の必要量を達成するための方策その他の地域医療構想の達成を推進するために必要な事項について協議を行うものとする 2 関係者は 前項の規定に基づき都道府県が行う協議に参加するよう都道府県から求めがあつた場合には これに協力するよう努めるとともに 当該協議の場において関係者間の協議が調つた事項については その実施に協力するよう努めなければならない 地域医療構想調整会議の協議事項 個別の医療機関ごとの具体的対応方針の決定への対応 都道府県は 毎年度 地域医療構想調整会議において合意した具体的対応方針をとりまとめること 具体的対応方針のとりまとめには 以下の内容を含むこと 1 2025 年を見据えた構想区域において担うべき医療機関としての役割 2 2025 年に持つべき医療機能ごとの病床数 公立病院 公的医療機関等は 新公立病院改革プラン 公的医療機関等 2025 プラン を策定し 平成 29 年度中に協議すること その他の医療機関のうち 担うべき役割を大きく変更する病院などは 今後の事業計画を策定し 速やかに協議すること 上記以外の医療機関は 遅くとも平成 30 年度末までに協議すること 地域医療構想の進め方について ( 平成 30 年 2 月 7 日付け医政地発 0207 第 1 号厚生労働省医政局地域医療計画課長通知 ) より その他 都道府県は 以下の医療機関に対し 地域医療構想調整会議へ出席し 必要な説明を行うよう求めること 病床が全て稼働していない病棟を有する医療機関 新たな病床を整備する予定の医療機関 開設者を変更する医療機関 1

地域医療構想調整会議の体制の充実 強化に関する論点 地域医療構想調整会議の参加者は様々な主体から構成されており 議長は郡市医師会が担っている区域が71% と最も多くを占め 事務局は都道府県 ( 本庁 ) 以外の保健所などが担っている区域が74% と最も多くを占めている このため 都道府県が 地域医療構想の達成に向けて医療機関等の関係者と連携しながら円滑に取り組むためには 参加者や議長や事務局との間で 地域医療構想の進め方について 正しく認識を共有する機会を定期的に設ける必要がある 一部の都道府県では 構想区域ごとの地域医療構想調整会議に加えて 都道府県単位の地域医療構想調整会議を設置するとともに 事務局が医療関係者と十分に意見交換を行った上で データ整理を行い 地域の実情にあった論点提示を行うことで 地域医療構想調整会議の活性化につながっている このような取組が横展開するように 事務局機能を補完する仕組みを構築する必要がある 地域医療構想調整会議の体制の充実 強化に向けて 1 都道府県単位の地域医療構想調整会議の設置を推奨 2 都道府県主催研修会の開催支援 3 地元に密着した 地域医療構想アドバイザー の育成について具体的に検討を進めてはどうか 2

都道府県単位の地域医療構想調整会議の設置 3

都道府県単位の地域医療構想調整会議の設置状況 1 4 会議の設置状況 : 設置済み 20 都府県 20の会議の構成員の状況 団体別の参加状況 20 15 参加していない構想区域 参加している構想区域 10 5 0 20 7 17 17 16 16 4 18 10 9 3 0 14 14 10 0 ( 参考 ) 構想区域ごとの調整会議の構成員の状況 300 250 200 150 100 50 0 71 340 337 336 320 129 21 参加していない構想区域参加している構想区域 298 280 322 335 195 71 9 31 17

都道府県単位の地域医療構想調整会議の設置状況 2 20 の会議の構成員の状況 構想区域ごとの調整会議議長の参加状況 全構想区域の議長が参加している : 2 県一部の議長が参加している : 6 県参加していない :12 県 20 の会議の主な議事 医療計画の見直しに関すること 調整会議の運営方針に関すること 病床機能報告のデータ分析に関すること 地域医療構想の取組状況 今後の進め方に関すること 等 20の会議の 既存会議との併用状況 都道府県医療審議会を活用 :4 県 都道府県地域医療対策協議会を活用:2 県 その他既存の会議体を活用 :5 県 他の会議体とは併用していない :9 県 5

都道府県単位の地域医療構想調整会議に関する論点と具体策 ( 案 ) 都道府県単位の地域医療構想調整会議は 大半の都道府県において設置されていない 現に設置されている20の都道府県では 参加者や協議事項に違いがある 都道府県によっては 新たに会議体を設置していたり 医療計画全体の議論を行う既存の会議体を活用していたりする 今後 都道府県単位の地域医療構想調整会議の設置を推奨するにあたり 地域医療構想調整会議の活性化につながるよう 先進的な都道府県の取組を参考に その役割や協議事項や参加者等について以下のとおり整理してはどうか < 都道府県単位の地域医療構想調整会議の具体的な役割等 > ( 役割 ) 地域医療構想の達成に向けて各構想区域における調整会議での議論が円滑に進むように支援する ( 協議事項 ) 各構想区域における調整会議の運用に関すること ( 調整会議の協議事項 年間スケジュールなど ) 各構想区域における調整会議の議論の進捗状況に関すること ( 具体的対応方針の合意状況 再編統合の議論の状況など ) 各構想区域における調整会議の抱える課題解決に関すること ( 参考事例の共有など ) 病床機能報告制度等から得られるデータ分析に関すること ( 定量的な基準など ) 広域での調整が必要な事項に関すること ( 高度急性期の提供体制など ) ( 参加者 ) 各構想区域の調整会議の議長 診療に関する学識経験者の団体その他の医療関係者 医療保険者その他の関係者 ( その他 ) 既存の会議体を活用し 効率的に運用すること 6

地域医療構想アドバイザー の育成 7

地域医療構想調整会議の体制 参加者の構成 地域医療構想調整会議の参加者は 様々な主体から構成されている 学識経験者の立場として参加している大学関係者の割合は9% と少ない 団体別にみた地域医療構想調整会議への参加状況 341 参加していない構想区域 参加している構想区域 300 250 200 150 100 50 0 331 332 331 315 294 316 330 275 192 128 70 70 21 9 30 17 21% 98% 98% 97% 93% 38% 6% 87% 81% 93% 21% 3% 9% 97% 57% 5% 8 大学病院の事業者の立場として出席しているものは除外した ( 学識経験者の立場として出席しているものを集計した ) 医政局地域医療計画課調べ

地域医療構想アドバイザーについて 位置付け厚生労働省に 地域医療構想アドバイザーチーム ( 仮称 ) を設置する 役割都道府県の地域医療構想の進め方について助言すること 地域医療構想調整会議に出席し 議論が活性化するよう助言すること 活動内容厚生労働省が主催するアドバイザー会議への出席 ( 年 2~3 回 ) 担当都道府県の地域医療構想の達成に向けた技術的支援 ( 適宜 ) 担当都道府県の地域医療構想調整会議への出席 ( 適宜 ) 等 選定方法国が 都道府県の推薦を踏まえて選定する 都道府県ごとに複数人を選定することも可とする 都道府県は 選定要件を参考に 都道府県医師会と協議しながら 大学 病院団体等の意見も踏まえて 地域に密着した有識者を推薦する ( 注 1) ( 注 1) 推薦に際しては 将来に向けて地域医療構想アドバイザーを養成する視点も考慮すること 例えば 現時点で必ずしも知見等が十分でない者であっても 研修等を経ることで 地域医療構想アドバイザーとしての役割を果たし得ると認められる者を推薦しても差し支えない 選定要件推薦を受ける都道府県の地域医療構想 医療計画などの内容を理解していること 医療政策 病院経営に関する知見を有すること 各種統計 病床機能報告などに基づくアセスメントができること 推薦を受ける都道府県の都道府県医師会等の関係者と連携がとれること ( 注 2) 推薦を受ける都道府県に主たる活動拠点があること ( 注 3) ( 注 2) 都道府県は 都道府県医師会等の関係団体の役職員を推薦しても差し支えない ( 注 3) 営利企業は対象外とする 9

地域医療構想アドバイザーに求められる具体的な活動内容 〇推薦を受ける都道府県の地域医療構想を十分に理解した上で 各調整会議に出席し 議論が活性化するよう助言すること 1. 都道府県が行うデータ分析の支援〇病床機能報告データをはじめとする各種データの定量的な分析を行う 〇各種データの分析方法 活用方法について 事務局の技術的に支援する 例 ) 現行の非稼働病棟や病床稼働率の状況を整理する 地域の実情に応じた定量的な基準の導入について助言する 定量的な分析のデータ提示方法等 データの在り方に関して助言する 2. 調整会議における議論の支援 ファシリテート〇公立 公的病院から提出されたプランや個別の医療機関の具体的対応方針等について 中立的 客観的立場から 調整会議の議論を促す 〇特に調整会議の議論が停滞した際 調整会議の参加者へ発言を促す 例 ) 公立 公的病院については 地域の民間医療機関では担うことができない高度急性期医療や不採算部門 過疎地等の医療提供等に重点化しているかを確認する 非稼働病棟を有する医療機関について 病棟を稼働していない理由 当該病棟の今後の運用見通しに関する計画について説明を求める 新たな病床を整備する予定のある医療機関の医療機能と2025 年の病床数の必要量との整合性を確認する 回復期 慢性期の機能転換を図る予定の公立 公的病院について 民間医療機関では担うことができず不足している医療機能であるのかを確認する 3. その他〇推薦を受ける都道府県の地域医療構想を理解し 調整会議に参加していない医療関係者等に向けた行政の広報や周知活動を支援する 〇将来に向けて地元に密着した地域医療構想アドバイザーを養成する 〇個別の医療機関からの相談に対応する 10