保育所は 乳幼児が 生涯にわたる人間形成の基礎を培う極めて重要な時期に その生活の大半を過ごすところです 保育所における保育の基本は 家庭や地域社会と連携を図り 保護者の協力の下に家庭養育の補完を行い 子どもが健康 安全で情緒の安定した生活ができる環境を用意し 自己を十分に発揮しながら活動できるようにすることにより 健全な心身の発達を図るところにあります したがって 認可外保育施設の開設にあたっては 厚生労働省が示す 認可外保育施設指導監督基準 や 保育所保育指針 の内容を十分理解したうえで 開設していただきますようお願いいたします
認可外保育施設とは P1 設置の届出義務 P1 情報提供 P2 設備 運営等に関する基準 P2 指導監督の趣旨 P2 指導監督の法的根拠 P3 指導監督の内容 P3 届出様式の種類と内容等 P3 認可外保育施設指導監督基準 P4~23 様式 1 認可外保育施設設置届 ( 別紙及び記載例を含む ) 様式 6 事故等について 様式 7 長期に滞在している児童について 様式 8 認可外保育施設事業内容等変更届 様式 9 認可外保育施設休止 廃止届出書 平成 24 年 4 月作成 ( 平成 28 年 7 月改訂 )
保育を行うことを目的とする施設であって 認可保育所以外の施設を総称して認可外保育施設と呼んでいます 児童福祉法により 認可外保育施設を設置した場合は 事業開始日から1か月以内に川口市長への届出が義務づけられています ただし 次の1から10のいずれかに該当する場合は 届出対象外の施設となります 児童福祉法第 59 条の2 ~ 届出対象外の施設 ~ 1 事業主が雇用する労働者の乳幼児を保育するために設置する施設又は保育を委託する施設であって 当該事業主が雇用する労働者の乳幼児のみの保育を行う施設 2 事業主団体がその構成員である事業主の雇用する労働者の乳幼児を保育するために設置する施設又は保育を委託する施設であって 当該事業主団体の構成員である事業主の雇用する労働者の乳幼児のみの保育を行う施設 3 厚生労働大臣が定める組合がその構成員の乳幼児を保育するために設置する施設又は保育を委託する施設であって 当該組合の構成員の乳幼児のみの保育を行う施設 4 店舗その他の事業所において商品の販売又は役務の提供を行う事業者が商品の販売又は役務の提供を行う間に限り その顧客の乳幼児を保育するために自ら設置する施設又は当該事業者からの委託を受けて当該顧客の乳幼児のみを保育する施設 ( 例 : デパート 自動車教習所や歯科診療所等に付置された施設 これらの施設であっても 利用者が顧客であるか また当該施設の利用が役務の提供を受ける間の利用であるかが明らかでない場合は 届出対象となる ) 5 親族間の預かり合い ( 利用者が四親等内の親族を対象 ) 6 親族又はこれに準ずる密接な人的関係を有する者の乳幼児の預かり 7 一時預かり事業を行う施設であって 当該事業の対象となる乳幼児のみの保育を行う施設 8 病時保育事業を行う施設であって 当該事業の対象となる乳幼児のみの保育を行う施設 9 半年を限度として臨時に設置される施設 10 学校教育法 ( 昭和 22 年 3 月 31 日法律第 26 号 ) に規定する幼稚園を設置する者が当該幼稚園と併せて設置している施設 ( 同一敷地内等 ) 届出対象外施設であっても 川口市による指導監督の対象となります -1-
施設の設置者は 利用者又は利用予定者に対して以下の情報提供を行う必要があります 児童福祉法第 59 条の2の2~59 条の2の4 事項内容項目 保育サービス内容の掲示 ( 児童福祉法第 59 条 2 の 2) 利用者に対する契約内容等の説明 ( 児童福祉法第 59 条 2 の 3) 利用者又は利用予定者が見やすい場所に 提供する保育サービスの内容等を掲示する 利用者又は利用予定者に対して保育サービスを利用するための契約の内容及びその履行に関する事項について説明する 設置者の氏名又は名称管理者の氏名施設の名称及び所在地建物その他の設備の規模及び構造事業開始年月日開所している時間提供する保育サービスの内容利用者が保育サービスに対して支払う額入所定員保育士その他の職員の配置数又は予定数 契約内容の書面交付 ( 児童福祉法第 59 条 2 の 4) 利用契約が成立したときは その利用者に対して契約内容等を記載した書面を交付する 設置者の氏名及び住所又は名称及び所在地施設の名称及び所在地施設の管理者の氏名及び住所提供する保育サービスの内容利用者が保育サービスに対して支払う額乳幼児に対する保険の種類や保険金額等提携している医療機関名や提携内容苦情等を受け付ける担当職員名及び連絡先 乳幼児の安全確保等の観点から 保育内容 保育従事者数 施設整備等について 認可外保育施設指導監督基準 に適合しているとともに 消防法 食品衛生法 労働基準法等の関係法令を遵守することが必要となります 川口市は 保育を目的とする施設の運営 ( 保育内容 保育従事者数 施設整備等 ) に対して その運営状況が乳幼児の福祉上問題がないか調査し 問題がある場合は 改善を求めるなどの指導監督を行っています -2-
認可外保育施設 ( 届出対象外施設も含む ) であっても 児童福祉法に基づき 必要と認める事項の書面での報告や職員の立入調査に対して協力いただくことになります この場合 正当な理由がないのに報告しないことや虚偽の報告をすること 立入調査を拒むこと 忌避すること 質問に答えないこと 虚偽の回答をすることがあった場合は 罰則の適用もあります 児童福祉法第 59 条第 1 項 第 62 条第 3 項 上記の根拠に基づき 認可外保育施設指導監督基準に沿って指導を行い 乳幼児の安全確保等の観点から問題があれば 改善の指導等を行うこととしています また 乳幼児の安全確保等の観点から看過できない施設に対しては 文書による改善勧告 勧告に従わない場合には その旨の公表 さらに事業停止や施設閉鎖を命じることができることになっています また 事業停止や施設閉鎖の命令に反した場合は罰則の適用もあります 児童福祉法第 59 条第 3 項 ~ 第 5 項 第 61 条の4 届出様式の種類届出が必要なとき届出の時期添付書類 認可外保育施設設置届 様式 1 事故等について 様式 6 施設を設置したとき又は休止していた施設を再開するとき 施設内で事故 ( 死亡事故 重傷事故 食中毒等 ) が発生したとき 事実発生日から 1 か月以内 事実発生後 速やかに 1 別紙 2 保険内容がわかる書類 3 保育士証の写し 4 施設の平面図 1 別紙 長期に滞在している児童について 様式 7 認可外保育施設事業内容等変更届 認可外保育施設休止 廃止届出書 建物その他の設備の規模及び構造様式 8 定員の変更 様式 9 施設に 24 時間かつ週のうち 概ね 5 日程度以上滞在している児童がいるとき 次の事項に変更があったとき 施設名称及び所在地 設置者氏名及び住所又は名称及び所在地 施設を休止又は廃止したとき 事実発生後 速やかに 事実発生日から 1 か月以内 事実発生日から 1 か月以内 建物その他の設備の規模及び構造又は定員の変更のとき 1 施設の平面図 届出は事実発生日から 1 か月以内ですが 休止又は廃止を予定する場合には速やかに連絡してください -3-
認可外保育施設指導監督基準 26-4-
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