ESEC2016 プレス発表 Safety&Security 両規格に準拠した 統合開発支援サービスを開始 2016 年 5 月 11 日株式会社ヴィッツ執行役員機能安全開発部部長森川聡久
本発表の概要 株式会社ヴィッツは 機能安全開発支援だけでなく 組込みセキュリティ開発も統合した開発支援サービスを開始しました 2
当社の主な実績 機能安全 プロセス認証取得 IEC61508:2010 SIL3 ISO26262:2011 ASIL D (TÜV SÜD) 豊富な開発支援 認証支援実績 支援企業実績 : 55 社支援プロジェクト実績 132 プロジェクト 2016 年 4 月現在 支援項目 A 社 B 社 C 社 D 社 E 社 F 社 G 社 H 社 I 社 J 社 K 社 L 社 M 社 N 社 O 社 P 社 Q 社 R 社 S 社 T 社 U 社 V 社 W 社 X 社 Y 社 Z 社 a 社 b 社 c 社 d 社 e 社 f 社 g 社 h 社 i 社 j 社 k 社 l 社 m 社 n 社 o 社 p 社 q 社 r 社 s 社 t 社 u 社 v 社 w 社 1 機能安全プロセス 安全計画の構築 2 技術安全コンセプトの構築 3FMEDA 安全分析 & 故障率算出評価 4 機能安全開発受託 5 機能安全第 3 者検証 監査 6 開発ツールの機能安全対応 8 トレーサビリティ管理支援 機能安全対応 RTOS 導入 ノウハウコンテンツ導入 機能安全教育 機能安全規格解説 ( 無料コンサル ) 機能安全認証取得支援 システム ECU 対応 ハードウェア対応 ソフトウェア対応 IEC 61508 ISO 26262 ISO 13849 その他の機能安全規格 無料コンサルは まとまった開発 作業委託をいただいた場合に対応しております 組込みセキュリティ IEC 62443 に準拠したセキュリティコンセプト文書の技術レビュー (TÜV SÜD) Safety と Security 規格のギャップ整理 ( 研究事業にて実用化済 ) Safety と Security の統合分析 設計手法 ( 研究事業にて実用化済 ) 3
Security 規格に準拠する際の課題 Security 対応の課題 SafetyとSecurityの要求は大きく異なるため 統合開発は容易ではない (167 要求中 3~4 割程度合致 ) 開発準備 ( 立上げ ) に膨大な作業と時間が必要 ( 準備期間 : 当社実績 5 年程度 ) 膨大な追加活動による開発コスト増大 ( 当社研究事業の実績では 従来開発コストの5 倍以上 ) 当社の取り組み Safety と Security の 共通項 差異 対策 の整理 立上げ時のノウハウ蓄積とマテリアル構築 ( 準備期間 :1 年程度をめざす ) 豊富な開発経験を踏まえたコスト削減ノウハウの蓄積 ( マテリアル提供 プロセス改善 ) 4
Safety&Security 両規格に準拠した統合開発支援サービス 国際認証取得実績 Step1 ギャップ診断 統合プロセス構築サービス 機能安全認証済プロセス規定文書一式 安全分析 & セキュリティ分析の同時実施手法 機能安全教育 Step2 立上げ支援 + 統合設計サービス + 教育サービス + Step3 開発 改善支援 Safety Security ギャップチェックシート 安全設計 & セキュリティ設計の同時実施手法 組込みセキュリティ教育 当社の開発経験を踏まえた 実践的な教育を提供いたします まだ機能安全 (Safety) に未対応の企業様向けには 実績豊富な機能安全支援サービスを合わせてご支援いたします 2016/5/11 ESEC2016プレス発表 5 経験に基づく改善ノウハウ
ESEC2016 プレス発表 機能安全分析 設計統合ツールの 決定版 SOX2 販売開始!! ~Safety&Security 統合設計にも対応 ~ 2016 年 5 月 11 日株式会社ヴィッツ執行役員機能安全開発部部長森川聡久
本発表の概要 株式会社ヴィッツは 機能安全分析 設計統合ツールの決定版とも言えるSOX2の 日本国内唯一の販売代理店になりました これにより 機能安全開発におけるコスト削減を大きく推進することが可能になりました SOX2とは 正式名称 :Safety Office X2 ( 略称 SOX2) 開発元 :EnCo Software 社 ( ドイツミュンヘン ) 販売実績 : 欧州 米国 韓国 中国など 自動車大手サプライヤによる正式導入決定済 2016/5/11 ESEC2016プレス発表 7
SOX2 の機能概要 1. V 字モデル左側の安全設計 安全分析を効率的に実施できます Safety&Security 統合設計も可能 2. 情報の一元化とビュー切替により 重複作業を大幅削減できます 3. 品質 安全を容易に説明できます 最上位の安全目標 (SG) から末端の HW 部品まで紐づくため 8
安心安全な開発における現状の課題と解消方法 主な課題 (A) 必要な追加活動による開発コストの増加 ( 安全設計 FMEA FTA UML/SysML トレーサビリティ管理 厳格なレビュー ) (B)Safety&Security 対応の技術的課題が多い ( ギャップが大きい 統合設計支援ツールが存在しない ) (C) 品質 安全性の説明が困難 ( 説明に必要な情報 やり方がわからない 準備の手間 ) SOX2 による課題の解消 1 設計 分析 トレース レビューの統合実行 Safety&Security の統合設計 分析も可能 2 単一ソース管理による重複作業を排除 FMEA 表の自動生成 Fault Tree(FT) の自動生成 UML/SysML の自動生成 3 品質 安全性の説明支援 活動成果として関連情報を記録 説明しやすい図の提供 9
補足資料
1 設計 分析 トレース レビューの統合実行 構造分割 機能定義 影響分析 ( 安全分析 ) 共通対策 VDA 規格に準拠した FMEA 手法 故障 と 攻撃 の統合分析 ドラッグ & ドロップによるグラフィカルなトレーサビリティ管理 レビュー支援 11
2 単一ソース管理による重複作業を排除 分析 設計結果を元に さまざまなビューに変換 FMEA 表自動生成 Fault Tree 自動生成 共通原因故障分析 故障率評価 FTA 規格準拠 (IEC 61025 DIN 25424) リスクマトリックス関連する機能不全一覧を表示故障のトップ10 表示 12
3 品質 安全性の説明支援 SOX2 を用いた設計 分析活動では常にトレース済みの状態を維持!! SG と要求の対応付け 他社要求管理 インポート エクスポート (ReqIF, RIF) 安全分析 ( システムレベル ) 構造の詳細化 Function Net, Failure Net 表示 SIL/ 安全目標 (SG) 機能定義 要求を構造に割り当て ツリー表示 IEC 61508 ISO 26262 ISO 13849 etc 共通原因故障分析故障率評価 品質 安全を説明しやすい図で表示 回路図部品リスト IEC 62380 SN 29500 etc 自社カタログ ( 故障率, 故障モード, 故障割合 ) 分析シート生成 故障原因と影響のトレース 安全分析 ( 回路図レベル ) 故障率評価 トレーサビリティ表 対応関係の確認 関連箇所に即時ジャンプ 13