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FUJITSU Integrated System HA Database Ready 設置ガイド J2UL-1684-01Z0(02) 2014 年 7 月 適用モデル :SX1

まえがき 本書の目的 本書は FUJITSU Integrated System HA Database Ready( 以降 HA Database Ready と略します ) の設置方法について説明しています 本書の適用モデル 本書が適用されるモデルは SX1 です 本書の読者本書は 以下の読者を対象としています HA Database Readyを構成する機器について知る必要のある方 HA Database Readyを設置する環境の準備 確認を行う方 前提知識本書は 以下の知識を前提としています PRIMERGYに関する知識 ETERNUSに関する知識 SR-Xに関する知識 電源に関する知識 本書の構成本書は以下の構成になっています 第 1 章機器設置について HA Database Readyの機器設置の流れについて説明しています 第 2 章ハードウェア構成 HA Database Readyのハードウェア構成について説明しています 第 3 章設置仕様 HA Database Readyの設置仕様について説明しています 第 4 章接続構成 HA Database Readyの運用に関する各種接続について説明しています 付録 A システム運用上の留意点 HA Database Readyのシステム運用上の留意点について説明しています 付録 B 構成装置のサイズ HA Database Readyの構成装置のサイズについて説明しています 付録 C 構成装置の背面図 HA Database Readyの構成装置の背面図を説明しています 付録 D ネットワーク接続構成 HA Database Readyのネットワーク接続構成を説明しています - i -

付録 E 入力電源系統接続例 HA Database Readyの入力電源系統接続例を説明しています 付録 F 電源ケーブル接続例 HA Database Readyの電源ケーブル接続例を説明しています 付録 G ケーブル接続一覧 HA Database Readyのケーブル接続一覧です 付録 H スイッチのポート / 使用状態について HA Database Readyのスイッチのポート / 使用状態について説明しています 製品名の表記 本書では 以下の製品名称を略称で表記しています 略称 HA Database Ready 正式名称 FUJITSU Integrated System HA Database Ready 略語の表記 本書では 略語を使用していません 商標 文中の社名 商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります 輸出管理規制 本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ 必要な手続きをおとりください 出版年月および版数 平成 26 年 7 月第 1.2 版平成 25 年 6 月第 1.1 版平成 25 年 2 月初版 著作権表示 Copyright 2013-2014 FUJITSU LIMITED 変更履歴 - ii -

変更内容変更箇所版数 スイッチのポート / 使用状態について において VLAN の構成表を追加しました スイッチのポート / 使用状態について において 以下の図を見やすく拡大改善しました 図 H.1 図 H.2 図 H.3 図 H.4 付録 H 付録 H ブランクパネルオプションを追加しました 2.2.2 ケーブルスルーキットの位置を変更しました 3.5.2 付録 F 図 : 例 1) お客様業務ネットワークが経路二重化で構築されていて 1GbE 接続の場合 および 図 : 例 2) お客様業務ネットワークが経路二重化されておらず 1GbE 接続の場合 において port40,41 の説明を修正しました 誤 1G port41 正 10G port41 4.3.3 第 1.2 版 第 1.1 版 誤 10G port40 正 1G port40 表 : 電源ケーブルのラベル一覧 ] において ラベルの値を修正しました 電源ケーブル #5 誤 St_PSU1 正 St_PSU0 付録 G 電源ケーブル #6 誤 St_PSU2 正 St_PSU1 - iii -

目次 第 1 章機器設置について... 1 1.1 機器設置 セットアップの流れ... 1 1.2 機器設置前の準備...1 第 2 章ハードウェア構成... 3 2.1 基本構成... 3 2.1.1 ServerUnit( サーバユニット )...4 2.1.1.1 リカバリーメディア... 5 2.1.2 StorageUnit( ストレージユニット )... 5 2.1.3 ExternalSwitch( 外部接続スイッチ )...6 2.1.4 InternalSwitch( 内部接続スイッチ )... 7 2.2 オプション... 8 2.2.1 10GbE 接続オプション... 8 2.2.2 ブランクパネルオプション...8 2.2.3 19 インチラックオプション... 9 2.2.4 100V コンセントボックス...9 2.2.5 200V コンセントボックス...9 2.2.6 200V オプション...10 2.2.7 UPS オプション (100V)...10 2.2.8 UPS オプション (200V)...10 第 3 章設置仕様...11 3.1 設置諸元... 11 3.2 梱包サイズ...12 3.3 設置エリア...13 3.4 設置環境... 13 3.4.1 空調設備... 13 3.4.2 耐震対策... 14 3.4.3 床耐荷重... 14 3.4.4 温度... 15 3.4.5 湿度... 15 3.4.6 塵埃... 15 3.5 搭載要件... 16 3.5.1 搭載位置... 16 3.5.2 ラックへの搭載例...17 3.6 搭載可能ラック... 17 3.6.1 富士通製ラック... 17 3.6.2 他社製ラック... 18 3.6.3 他社製ラック仕様要件... 18 3.7 オプション製品の標準搭載ルール...21 3.7.1 19 インチラックオプション... 21 3.7.2 コンセントボックス (100V / NEMA 5-15R 8 / 1U)...21 3.7.3 コンセントボックス (200V / NEMA L6-15R 8 / 1U)... 21 3.7.4 高機能無停電電源装置 (Smart-UPS SMX 3000RMJ)...21 3.7.5 高機能無停電電源装置 (Smart-UPS RT 5000)... 21 3.8 他社製 UPS のラック搭載の注意事項...21 3.9 電源コンセント仕様... 21 3.9.1 電源コンセント形状... 22 3.9.2 必要電源コンセント数... 22 3.10 サーキットプロテクタ... 22 3.10.1 遮断特性... 22 3.10.2 接続図... 23 第 4 章接続構成...24 4.1 電源接続... 24 - iv -

4.1.1 入力電源系統... 24 4.1.2 電源ケーブル接続... 24 4.2 UPS 接続... 24 4.3 外部ネットワーク接続... 25 4.3.1 IP アドレスの準備... 27 4.3.2 管理ネットワーク接続方法... 27 4.3.3 業務ネットワーク接続方法... 29 付録 A システム運用上の留意点...31 A.1 保守サポート期間...31 A.2 定期交換部品...31 A.2.1 高機能無停電電源装置 (Smart-UPS SMX 3000RMJ)... 31 A.2.2 高機能無停電電源装置 (Smart-UPS RT 5000)...31 付録 B 構成装置のサイズ...32 付録 C 構成装置の背面図...33 付録 D ネットワーク接続構成... 35 D.1 ストレージネットワーク接続...35 D.2 サーバ系間接続...36 D.3 管理ネットワーク接続... 36 D.4 業務ネットワーク接続... 37 付録 E 入力電源系統接続例...39 付録 F 電源ケーブル接続例...40 付録 G ケーブル接続一覧...42 付録 H スイッチのポート / 使用状態について...45 索引... 47 - v -

第 1 章機器設置について HA Database Ready の機器設置について説明します 注意 本書では お客様自身に確認 作業していただく必要がある事項については 各セクションの冒頭に 注意 として記載しています 必ずご確認ください 1.1 機器設置 セットアップの流れ 注意 本セクションの内容はお客様自身にご確認いただく必要がございます HA Database Ready の機器設置 セットアップは下記の流れで行います 参照 それぞれの作業は以下を参照してださい 機器設置前の準備 1.2 機器設置前の準備 機器設置 弊社保守員が実施します お客様の作業はありません HA Database Readyのセットアップ作業 利用ガイド 1.2 機器設置前の準備 - 1 -

注意 本セクションの内容はお客様自身にご確認いただく必要がございます HA Database Ready の機器設置の前に 以下の準備 確認を必ず行って下さい 確認項目内容説明箇所 設置場所 搬入路お客様ラック搭載動作電圧コンセントボックス無停電電源装置 (UPS) サーキットプロテクタ電源コンセント形状外部ネットワーク接続 HA Database Ready の搬入 設置に際しては搬入路 設置場所に対する要件があります 要件を確認し 搬入 設置に問題が無いかご確認ください HA Database Ready の搭載に際し 既にお客様側でご用意いただいているラックに搭載される際はラック搭載要件をご確認下さい なお お客様側でご用意いただいているラックに搭載される際はオプション品である富士通製ラックをご購入いただく必要はございません HA Database Ready の動作電圧は 100V/200V です ただし 200V 環境での使用に当たっては 別途 200V 電源ケーブルを購入いただく必要があります 設置場所の電源設備をご確認いただき 200V で動作させる場合には 200V 電源ケーブルをご購入ください HA Database Ready には冗長電源も含め 14 本の電源ケーブルがあり 全てを設置場所にある電源設備へ接続する必要があります このため搭載ラック内で電源ケーブルを束ねるため ラック搭載型のコンセントボックス (100V 用 /200V 用の 2 種 ) をオプションとして用意しております 動作電圧の確認と合わせ 必要に応じて適切なコンセントボックスを選択 ご購入ください 落雷などを原因とする瞬間的な電圧低下 ( 瞬断 ) に起因するシステム停止を防止するため オプションとして UPS をご用意しております (100V 用 /200V 用の 2 種 ) 動作電圧の確認と合わせ 必要に応じて適切な UPS を選択 ご購入ください なお オプションの 200V UPS をご購入の際には 200V UPS 専用コンセントボックスを合わせてご購入いただく必要がございます また UPS をお客様側でご用意いただくことも可能です その際にはご利用いただける UPS 要件がございます 要件をご確認の上 ご用意ください HA Database Ready を接続するための要件を満たすものを用意してください 電源コンセントの形状は動作電圧やオプションのコンセントボックスや UPS の有無により異なります ご購入いただいた構成での電源コンセント形状と設置場所での電源設備側の形状と一致するかご確認ください HA Database Ready とお客様のネットワーク環境の接続について説明します お客様のネットワーク環境にどのように HA Database Ready を接続するのが適切かご確認ください また リモート通報サービスの利用についてもご確認ください 3.2 梱包サイズ 3.3 設置エリア 3.4 設置環境 3.6 搭載可能ラック 3.5 搭載要件 3.7 オプション製品の標準搭載ルール 3.1 設置諸元 2.2 オプション 4.1 電源接続 2.2 オプション 4.1 電源接続 4.2 UPS 接続 3.10 サーキットプロテクタ 3.1 設置諸元 3.9 電源コンセント仕様 4.3 外部ネットワーク接続 - 2 -

第 2 章ハードウェア構成 HA Database Ready のハードウェア構成について説明します 本構成の変更はできません 2.1 基本構成 注意 本セクションの内容はお客様自身にご確認いただく必要がございます HA Database Ready の構成コンポーネント 外観についてご確認ください HA Database Ready を構成する主要コンポーネントについて説明します 基本構成は ServerUnit(RX300 S7 HA Database Ready モデル ) x 2 台 StorageUnit(DX80 S2) x 1 台 ExternalSwitch(SR-X340TR1) x 2 台 InternalSwitch(SR-X526R1) x 2 台です 表 2.1 構成品リスト ServerUnit ( サーバユニット ) 品名代表型名数量説明 PYR307ZP9Y 2 ServerUnit(RX300 S7 HA Database Ready モデル ) x 2 - CPU(Xeon E5-2690) x 2 - Memory(160GB) - PCIe SSD(1.2TB) x 1 - HDD(900GB) x 2 - Dual port LAN カード (10GBASE) x 3 - アクセサリーキット ( ツイストペアケーブル x 10 マルチモードファイバーチャネルケーブル x 5 Twinax ケーブル x 12) x 1 リカバリーメディア (DVD) StorageUnit ( ストレージユニット ) ET082DC 1 StorageUnit(DX80 S2)x 1-2.5 600GB HDD x 21 - ホストインターフェース (10Gbps iscsi 2 ポート ) x 1 - 増設ホストインターフェース (10Gbps iscsi 2 ポート 4 ポート ) x 1 - マルチパスドライバ x 2 ExternalSwitch ( 外部接続スイッチ ) InternalSwitch ( 内部接続スイッチ ) スイッチ構成定義情報退避用 USB メモリ PXC0440A01 2 ExternalSwitch(SR-X340TR1: リアアクセスモデル ) x 2 - 冗長電源 PXB0126A01 2 InternalSwitch(SR-X526R1:AC 電源対応モデル ) x 2 - 冗長電源 - 1 USBメモリ - 3 -

2.1.1 ServerUnit( サーバユニット ) HA Database Ready を動作させるための ServerUnit( サーバユニット ) です 前面に 2.5 インチ HDD DVD-ROM ドライブ 電源ボタン 電源表示ランプ 背面に電源ユニットなどを搭載しています 電源ユニットは標準で 2 台搭載しており 冗長構造になっているため 1 台が故障しても HA Database Ready の継続稼働が可能です ServerUnit(RX300 S7 HA Database Ready モデル ) の電源がオフの状態で電源ボタンを押すと 電源を投入できます HA Database Ready の電源の投入については 利用ガイド をご参照ください 注意 HA Database Ready の動作中にユニットの電源ボタンを押して ServerUnit( サーバユニット ) の電源を切断した場合 データの破損など 予期しない障害が発生することがあります HA Database Ready のシャットダウンについては 利用ガイド をご参照ください - 4 -

図 2.1 ServerUnit(RX300 S7 HA Database Ready モデル ) の装置図 2.1.1.1 リカバリーメディア HA Database Readyでは リカバリーメディア (DVD) が添付されます 故障時などにリカバリーメディア (DVD) とパッチを使用して 初期状態への復元を行います HA Database Readyのリカバリー方法は 利用ガイド を参照してください 2.1.2 StorageUnit( ストレージユニット ) バックアップデータを格納するためのディスクアレイユニットです 前面に2.5 インチHDD 電源ボタン 電源表示ランプ 背面にコントローラー 電源ユニットなどを搭載しています 2.5インチHDDのうち1 本は Hot Spare 用 HDDです Hot Spare 用 HDDはHDD 故障時に自動でHDDのデータの回復を行います コントローラーと電源ユニットは標準で2 台搭載しており 冗長構造になっているため 1 台が故障しても稼働可能です HDDはStorageUnit(DX80 S2) 内に21 台搭載され RAID 構成 ボリュームゾーン作成 フォーマットまで実施されて出荷されます 注意 HA Database Ready の動作中にストレージの電源ボタンを押してユニットの電源を切断した場合 データの破損など 予期しない障害が発生することがあります そのため 電源ボタンによる電源操作は行わないでください 電源停止を行う場合は Appliance Manager を使用してシャットダウンを行ってください 詳細は 利用ガイド を参照してください POWER LED は ディスクアレイの電源が投入されている場合 緑色に点灯します - 5 -

READY LED は ディスクアレイが使用可能な状態になっている場合 緑色に点灯します FAULT LED は ディスクアレイ内に異常がある場合 橙色に点灯 点滅します 図 2.2 StorageUnit(DX80 S2) の装置図 2.1.3 ExternalSwitch( 外部接続スイッチ ) HA Database Ready 内部で ServerUnit(RX300 S7 HA Database Ready モデル ) StorageUnit(DX80 S2) と接続して 各ユニットを管理するための情報を中継するためのスイッチです また アプリケーションサーバから接続するための業務ネットワークとしても利用します ExternalSwitch(SR-X340TR1) の電源ユニットは標準で 2 台搭載しており 冗長構造になっているため 1 台が故障しても稼働可能です また ExternalSwitch(SR-X340TR1) 自体も 2 台の冗長構成であるため 1 台故障してもシステム継続が可能です ExternalSwitch(SR-X340TR1) には電源ボタンはありません 電源供給されると使用可能となります ExternalSwitch(SR-X340TR1) は 事前に VLAN 設定 ポート開閉が行われており 正しいポートにケーブルが挿されている必要があります 注意 ExternalSwitch は HA Database Ready 内部のネットワークと お客様の管理ネットワークとアプリケーションサーバに接続するために使用しますが 指示されたポート以外使用できません 付録内にある ポート使用状態図 を確認して使用してください READY ランプは 装置の起動状態を示します 起動時は緑色に点灯します CHECK ランプは 装置の異常を示します 異常検出時には 橙色で点灯します - 6 -

図 2.3 ExternalSwitch(SR-X340TR1) 概要 図 2.4 ExternalSwitch(SR-X340TR1) の前面図 2.1.4 InternalSwitch( 内部接続スイッチ ) InternalSwitch(SR-X526R1) は装置内部で ServerUnit(RX300 S7 HA Database Ready モデル ) StorageUnit(DX80 S2) 間を通信するための 10GbE のスイッチです InternalSwitch(SR-X526R1) の電源ユニットは標準で 2 台搭載しており 冗長構造になっているため 1 台が故障しても稼働可能です また InternalSwitch(SR-X526R1) 自体も 2 台の冗長構成であるため 1 台故障してもシステム継続が可能です InternalSwitch(SR-X526R1) には電源ボタンはありません 電源供給されると使用可能な状態になります InternalSwitch(SR-X526R1) は 事前に VLAN 設定 ポート開閉が行われており 正しいポートにケーブルが挿されている必要があります 注意 InternalSwitch は HA Database Ready 内の通信にだけ使用するため お客様のネットワーク環境には接続しないでください READY ランプは 装置の起動状態を示します CHECK ランプは 装置の異常を示します 異常検出時には 橙色で点灯します - 7 -

図 2.5 InternalSwitch(SR-X526R1) 概要 図 2.6 InternalSwitch(SR-X526R1) の前面図 2.2 オプション 注意 本セクションの内容はお客様自身にご確認いただく必要がございます 本装置のオプションについて説明します 2.2.1 10GbE 接続オプション 業務ネットワークに 10GbE 接続をするための追加 SFP+ Module オプションです SFP+ Module へ接続するマルチモードファイバーチャネルケーブルはお客様にてご用意ください 表 2.2 対象製品 品名型名数量備考 10GBASE-SR 用 SFP+ SJSFPASR 2 業務ネットワークに10GbE 接続す る場合に使用します 2.2.2 ブランクパネルオプション ラック内の空きスペースに取り付け 排気熱の回り込みを防ぐためのパネルです 1U,2U または 3U のサイズがあります 排気熱の回り込みを防ぐために 空きスペースにはブランクパネルを取り付ける必要があります 空きスペースに応じてブランクパネルを必ず手配ください - 8 -

モデル 2724/2737/2742 のサイドケーブルダクト取付け用スペース (1U サイズ 2724 は 2 カ所 2737/2742 は 4 カ所 ) にサイドケーブルダクトを取り付けない場合 このエリアにもブランクパネルが必要です サイドケーブルダクトの状況に応じてブランクパネルを手配ください 表 2.3 対象製品品名ブランクパネル (1U) ブランクパネル (2U) ブランクパネル (3U) 型名 19R-26BP1 19R-26BP2 19R-26BP3 2.2.3 19 インチラックオプション HA Database Ready の装置を搭載するための 19 インチラックオプションです 表 2.4 対象製品 品名型名数量備考 19 インチスタンダードラックモデル 2742 基本ラック 19 インチスタンダードラックモデル 2724 基本ラック 19 インチスリムラックモデル 2616 基本ラック スタビライザー ( スタンダード /L 字型 ) 19R-274A2 1 19R-272A2 1 19R-261A2 1 16Uラック使用時には UPSを搭 載することはできません 19R-27FS1 1 スタビライザー ( スリム /L 字型 ) 19R-26FS1 1 2.2.4 100V コンセントボックス HA Database Ready をラック内で 100V 電源を使用する際のコンセントボックスです 表 2.5 対象製品 品名型名数量備考 コンセントボックス (100V / NEMA 5-15R 8 / 1U) 19R-26P11 2 2.2.5 200V コンセントボックス HA Database Ready をラック内で 200V 電源を使用する際のコンセントボックスです 表 2.6 対象製品 品名型名数量備考 コンセントボックス (200V / NEMA L6-15R 8 / 1U) 19R-26P21 2-9 -

2.2.6 200V オプション HA Database Readyを200Vで使用する際に必要となる電源ケーブルオプションです 100Vと200Vの混在はできませんので すべてのユニットの電源ケーブルを手配してください 表 2.7 対象製品 品名 型名 数量 備考 電源ケーブル (3m) PY-CBP201 4 PRIMERGY 用 電源ケーブル (4m) ST-PWG14 1 ETERNUS 用 電源ケーブル (3m) SJ-PWCBL2 8 SR-X 用 2.2.7 UPS オプション (100V) 100V 用の無停電電源ユニットオプションです 落雷などを原因とする瞬間的な電圧低下 ( 瞬断 ) に起因するシステム停止を防止するためのオプションです 瞬断時におけるデータ保証の観点から UPS を使用することを推奨します UPS オプション (100V) を使用する場合には 100V コンセントボックスと 24U または 42U の 19 インチラックの手配が必要となります 表 2.8 対象製品 品名型名数量備考 高機能無停電電源装置 (Smart-UPS SMX 3000RMJ) PY-UPAC3K 2 PRIMERGY/ETERNUS/SR-X 用 冗長構成 コンセントボックス (100V / NEMA 5-15R x 8 / 1U) 19R-26P11 2 冗長構成 2.2.8 UPS オプション (200V) 200V 用の無停電電源ユニットオプションです 落雷などを原因とする瞬間的な電圧低下 ( 瞬断 ) に起因するシステム停止を防止するためのオプションです 瞬断時におけるデータ保証の観点から UPS を使用することを推奨します UPS オプション (200V) を使用する場合には 200V オプションと 24U または 42U の 19 インチラックの手配が必要となります 表 2.9 対象製品 高機能無停電電源装置 (Smart-UPS RT 5000) 品名型名数量備考 PY-UPAC5K 2 PRIMERGY/ETERNUS/SR-X 用 冗長構成 コンセントボックス (200V / NEMA L6-15R x 8 / 1U) PY-CTX01 2 冗長構成 - 10 -

第 3 章設置仕様 HA Database Ready の設置仕様について説明します 3.1 設置諸元 注意 本セクションの内容はお客様自身にご確認いただく必要がございます HA Database Ready の主な装置仕様を示します 表 3.1 装置仕様 装置数 外形寸法 [WxDxH(mm)] 質量 装置タイプ / モデル名 ServerUnit(RX300 S7 HA Database Ready モデル ) StorageUnit(DX80 S2) ExternalSwitch(SR-X340TR1) InternalSwitch(SR-X526R1) ServerUnit(RX300 S7 HA Database Ready モデル ) StorageUnit(DX80 S2) ExternalSwitch(SR-X340TR1) InternalSwitch(SR-X526R1) ServerUnit(RX300 S7 HA Database Ready モデル ) StorageUnit(DX80 S2) ExternalSwitch(SR-X340TR1) InternalSwitch(SR-X526R1) 2 台 1 台 2 台 2 台 基本構成 445mm x 727.3mm x 86.9mm(2U) 482mm x 645mm x 88mm(2U) 420mm x 500mm x 43.5mm(1U) 430mm x 600mm x 43.5mm(1U) 24.1kg/1 台 30.8kg/1 台 11kg/1 台 14kg/1 台 電源条件電圧 AC100~120V AC200~240V 相数 周波数 消費電力 単相 電源コンセント数 100V UPS 無し 14 個 100V コンセントボックス有り 100V UPS 有り 200V UPS 無し 200V コンセントボックス有り 200V UPS 有り 50Hz 60Hz 最大 2082W 2 個 2 個 14 個 2 個 2 個 - 11 -

装置タイプ / モデル名 電源コンセント形状 100V UPS 無し NEMA 5-15 100V UPS 有り NEMA L5-30 200V UPS 無し NEMA L6-15 200V UPS 有り NEMA L6-30 周囲環境条件許容温度 ( ) 10~35 基本構成 許容湿度 (RH) 15~85%( 結露なきこと ) 許容高度 (m) - 騒音 (db) 48-59 備考. 各ユニットの外形寸法詳細については 付録 B 構成装置のサイズ を参照してください 3.2 梱包サイズ 注意 本セクションの内容はお客様自身にご確認いただく必要がございます HA Database Ready は 19 インチラックオプションを購入していただいた場合にラック搭載状態で出荷されます 装置を設置場所に搬入するために 搬入口の入り口の大きさ エレベータの使用条件 ( 入り口の幅や高さ 重量制限 ) などの搬入経路を事前に十分確認してください 最大質量は 3.1 設置諸元 を参照してください 主要なコンポーネントの 梱包箱サイズおよび梱包時の最大質量を以下に示します 表 3.2 梱包箱サイズコンポーネント ServerUnit(RX300 S7 HA Database Readyモデル ) StorageUnit(DX80 S2) ExternalSwitch(SR-X340TR1) InternalSwitch(SR-X526R1) 100V 用 UPS 200V 用 UPS 梱包箱のサイズ [W D H(mm)] 586 x 855 x 286(mm) 583 x 775 x 244(mm) 718 x 816 x 182(mm) 696 x 841 x 200(mm) 596 x 869 x 243(mm) 600 x 980 x 400(mm) 19 インチラックに搭載して出荷する場合の 19 インチラックのサイズおよび最大質量を以下に示します 表 3.3 19 インチラックのサイズおよび最大質量 コンポーネント 梱包箱のサイズ [W D H(mm)] 19 インチラックモデル 2616 基本ラック 600 x 1050 x 845(mm) 387kg 16U 19 インチラックモデル 2724 基本ラック 700 x 1050 x 1200(mm) 571kg 24U 19 インチラックモデル 2742 基本ラック 700 x 1050 x 2000(mm) 943kg 42U 質量 備考 - 12 -

3.3 設置エリア 注意 本セクションの内容はお客様自身にご確認いただく必要がございます 本装置の保守を行うために 以下のスペースを確保してください 3.4 設置環境 注意 本セクションの内容はお客様自身にご確認いただく必要がございます 設置環境について説明します 3.4.1 空調設備 装置稼働中における設置箇所の空調設備 設置レイアウトについては 以下の点に注意してください HA Database Ready は 前面吸気 後面排気になります - 13 -

稼働中の装置前面から吸気する温度は 必ず 10 ~ 35 の範囲にしてください この範囲を越えた環境温度で装置を使用した場合 温度異常で装置の電源が切断されます 後面排気は 42 ( 吸気温度が 32 の場合 ) 以上になりますので その排気を冷却することも考慮に入れて 空調設備を検討してください 近くに空調設備が設置できない場合は 床下からの空調も可能ですが 保守作業できる範囲で検討してください 空調設備を考えた場合の設置場所は 以下のようなレイアウトをお勧めします 以下のようなレイアウトができないときは お客様先の部屋の広さ ほかの装置の有無や人の在席状況により 温度設定や空調設備の規模が変わってきます 設置場所についてよくご確認のうえ 設置レイアウトを検討してください 3.4.2 耐震対策 装置の耐震工事 ( 免震工法 固定工法 ) については お客様先の設置場所 床の状況により異なります 床荷重については 一般的に建物の床の耐荷重と装置の質量が以下の関係であれば 問題ありません ( 建物の床耐荷重 )>( 装置の質量 サービスエリアを含む設置面積 ) しかし フリーアクセス床では このような考えが当てはまらないので 装置の荷重を分散するための対策が必要になります 対策の詳細は 設置業者にご相談ください 3.4.3 床耐荷重 設置床面と装置の質量が 以下の関係であることを確認してください ( 設置床面の床耐荷重 )>( 装置の質量 サービスエリアを含む設置面積 ) 上記条件を満たさない場合は 耐荷重を十分に確保できるよう 別途対策が必要です - 14 -

対策の詳細は 設置業者にお問い合わせください 3.4.4 温度 HA Database Ready は 10 ~35 の温度で運用してください 直射日光の当たる場所 温度を越える場所を避けて設置してください また 温度勾配は 10 /h 以内が理想であり 急激な温度変動は装置を構成する部品に悪影響を与え 故障の原因となります 15 /h を越えるような環境は避けてください 参考 ServerUnit(RX300 S7 HA Database Ready モデル ) の温度測定ポイントは 以下 です 注意 ラック搭載時の注意事項 ラック搭載時には他装置の発熱などでラック内部の温度が室温より高くなることが考えられます ラック外側で温度確認する場合は 内部温度上昇分を考慮して装置前面で 35 を超えない環境となるよう考慮をお願いします 3.4.5 湿度 HA Database Ready は 15%~85% の湿度で運用してください 高湿度環境に設置すると 腐食性有害物質および塵埃との相乗作用による故障の原因となります また 磁気媒体 帳票類へも悪影響を及ぼしますので 空調機などにより機器の湿度環境仕様に設定願います 3.4.6 塵埃 HA Database Ready は オフィス環境 (0.15mg/ m3 ) の塵埃の環境で運用してください 塵埃は テープ媒体や磁気ヘッドに傷付ける 接触不良を起こすなどの原因となります また 腐食性有害物質および 湿気との相乗作用により装置に悪影響を与えるため エアフィルターで塵埃を除去する空調機を装備するなどの対策が必要です 特に DAT フロッピィディスク 光磁気ディスクを使用する場合 ヘッドや媒体に付着した塵埃がリード ライトエラーの原因となるため 定期的なヘッドクリーニングが必要となります 光磁気ディスクの場合には 媒体のクリーニングも必要です CD-ROM にヘッドクリーニングが必要な状態では 交換となるので設置環境の塵埃には十分注意してください - 15 -

注意 避けていただきたい設置例 オフィスの出入り口の近くや 喫煙場所の近くなど 塵埃が侵入しやすい箇所 人通りが多い場所 特殊な塵埃 ( カーボンなど ) が浮遊する環境 特殊な塵埃 ( カーボンなど ) が浮遊する環境へ設置した場合 塵埃が 0.15mg/ m3以下であっても塵埃の成分により ヘッド汚れ 媒体磨耗を引き起こす可能性があります 3.5 搭載要件 ポイント 実際のラック搭載作業は工場出荷時 またはお客様環境において弊社保守作業員が行います HA Database Ready を 19 インチラックに搭載する場合に必要な条件について説明します 3.5.1 搭載位置 本装置をラックに搭載する場合は 装置に添付のラックマウントキットを使用してください UPS オプションはラックの最下段に設置されます UPSをお客様自身でご用意される際も ラックの最下段に設置してください UPS オプションの19インチラックへの搭載は弊社保守員以外行わないでください UPS オプションの質量と作業人数は以下のとおりです 項番 オプション名 ユニット 質量 作業人数 1 高機能無停電電源装置 (Smart-UPS SMX 3000RMJ) 本体装置 38.5kg 2 人 2 高機能無停電電源装置 (Smart-UPS RT 5000) 本体装置 58kg 2 人 本装置を構成する各ユニットのエアフローは 以下のとおりです 項番 品名 吸気 排気 1 ServerUnit(RX300 S7 HA Database Readyモデル ) 前面 背面 2 StorageUnit(DX80 S2) 前面 背面 3 ExternalSwitch(SR-X340TR1) 前面 背面 4 InternalSwitch(SR-X526R1) 前面 背面 各ユニットは 下側から StorageUnit(DX80 S2) InternalSwitch(SR-X526R1) ServerUnit(RX300 S7 HA Database Ready モデル ) ExternalSwitch(SR-X340TR1) の順番で設置されます AC コンセントボックスには HA Database Ready で手配された電源ケーブル以外の電源ケーブルを接続しないでください - 16 -

注意 HA Database Ready が搭載されているラックに お客様のサーバおよび設備を搭載する場合は 重量物の搭載位置に注意し お客様の責任において実施してください 重量物をラック上部に搭載すると ラックが転倒してけがをするおそれがあります HA Database Ready の UPS には HA Database Ready の構成ユニット以外の電源を接続しないでください UPS の稼働可能時間が短くなり データを損失するおそれがあります お客様設備を混在して搭載したことにより発生した不具合については 保証の対象外となります 3.5.2 ラックへの搭載例 19 インチラックに 基本構成およびオプションを搭載した際の実装イメージは 以下のとおりです 本搭載イメージは 工場でラックに搭載して出荷する場合の搭載位置の例となります 基本構成 +16Uラック選択時 基本構成 +16Uラック + コンセントボックス選択時図 3.1 ラックへの搭載例 3.6 搭載可能ラック 注意 HA Database Ready を搭載するラックをお客様自身で準備される場合には ラック搭載要件がございます 本セクションの内容をお客様自身でご確認ください HA Database Ready を搭載可能なラックについて説明します 3.6.1 富士通製ラック HA Database Ready は 販売中の富士通製 19 インチラックであれば どれでも搭載できます 販売終了しているラックへの搭載可否については 担当営業へお問い合わせください - 17 -

3.6.2 他社製ラック HA Database Ready は 富士通製 19 インチラックに搭載することを前提に 製品開発および動作保証をしています 富士通製 19 インチラック以外の他社ラックでは HA Database Ready を搭載した状態での検証 ( 冷却や強度確認 ) ができないため その動作を保証できません 他社製ラックに HA Database Ready を搭載することに起因する不具合は 保証の対象外となります やむを得ず 他社製ラックに搭載する場合は 3.6.3 他社製ラック仕様要件 に示す条件を満たすことが必要です 3.6.3 他社製ラック仕様要件 HA Database Readyは 製品添付されているラックマウントキットを使用して ラックに搭載します 搭載するラックの仕様は 以下に示す条件を満たす必要があります 図 3.2 ラックの奥行き - 18 -

図 3.3 ラックの横幅 図 3.4 ラックの柱形状 - 19 -

図 3.5 ラックの外観図 項番対象条件 0-1 ラックタイプ 19 インチラックであること 0-2 ラック準拠規格 EIA 規格に準拠してあること 1 ラック柱前後間隔 720-775mm の範囲内であること 2 本体収納距離 830mm 以上であること 3 ラック前面距離 60mm 以上であること 4 ラック柱左右間隔ラック柱の左右内側間隔が 450mm 以上であること 5 ラック取り付け穴間隔 465mm(EIA 規格寸法 ) であること 6 ラックレール取り付けスペースラックレール取り付け部 ( 幅 488mm) に干渉物がないこと 7 取り付け穴ピッチ EIA 規格に準拠し ユニバーサルピッチであること 8 取り付け穴サイズ角穴で 9~10mm であること 9 ケーブル取り出し口ケーブル取り出し口が底面 / 後扉にあること 10 ラック耐荷重搭載予定装置の総質量以上であること 11 ラック扉通気口 十分な通気口があること 前 : 開口率が60% 以上 後 : 開口率が60% 以上 12 転倒防止対策転倒防止対策がなされていること - 20 -

3.7 オプション製品の標準搭載ルール ポイント 実際のラック搭載作業は工場出荷時 またはお客様環境において弊社保守作業員が行います HA Database Ready のオプション製品について 組み合わせルールおよび製品の工場出荷時における標準搭載ルールを説明します 3.7.1 19 インチラックオプション 42U の 19 インチラック ( 側板あり ) で 基本構成の装置やオプションの UPS などを搭載するために使用します 工場出荷時には UPS コンセントボックス ストレージユニット (StorageUnit) 内部接続スイッチ (InternalSwitch) サーバユニット (ServerUnit) 外部接続スイッチ (ExternalSwitch) の順で搭載されます 3.7.2 コンセントボックス (100V / NEMA 5-15R 8 / 1U) 100V 仕様のコンセントボックスオプションで 19 インチラックの最下段に搭載します UPS と同時搭載する場合は UPS の上段に設置し 残りのスペースに装置重量の大きい順にしたから搭載します 3.7.3 コンセントボックス (200V / NEMA L6-15R 8 / 1U) 200V 仕様のコンセントボックスオプションで 19 インチラックの最下段に搭載します UPS と同時搭載する場合は UPS の上段に設置し 残りのスペースに装置重量の大きい順に下から搭載します 3.7.4 高機能無停電電源装置 (Smart-UPS SMX 3000RMJ) 100V 仕様の UPS オプションで 19 インチラックの最下段に搭載します 3.7.5 高機能無停電電源装置 (Smart-UPS RT 5000) 200V 仕様の UPS オプションで 19 インチラックの最下段に搭載します 3.8 他社製 UPS のラック搭載の注意事項 HA Database Ready のオプション製品ではない他社製の UPS を 19 インチラックに搭載する場合 ラックの最下段に搭載してください また 重量物のためリフターを使用して作業を行ってください 3.9 電源コンセント仕様 - 21 -

注意 本セクションの内容はお客様自身にご確認いただく必要がございます HA Database Ready の電源接続仕様について説明します 3.9.1 電源コンセント形状 HA Database Ready で使用する電源コンセントの形状は お客様の選択する装置構成により異なります 装置構成とコンセント形状の詳細については 3.1 設置諸元 を参照してください 3.9.2 必要電源コンセント数 HA Database Ready で使用する電源コンセントの数は 14 個です 装置構成とコンセント数の詳細については 3.1 設置諸元 を参照してください 3.10 サーキットプロテクタ 注意 本セクションの内容はお客様自身にご確認いただく必要がございます 電源入力異常が発生した場合に 迅速に事故回路を遮断し StorageUnit(DX80 S2) を保護するため 分電盤サーキットプロテクタ ( 過電流保護器 ) と StorageUnit(DX80 S2)( または AC コンセントボックス ) 間で保護協調を図る必要があります 分電盤サーキットプロテクタは 以下の特性条件および遮断特性の条件を満たすものを事前にご用意ください 特性条件 分電盤サーキットプロテクタは 以下の表に示す特性条件を満たす必要があります 接続装置 電源電圧 電源容量 コンセントボックス (100V / NEMA 5-15R 8 / 1U) AC100V~120V 15A コンセントボックス (200V / NEMA L6-15R 8 / 1U) AC200V~240V 15A StorageUnit(DX80 S2) ( コンセントボックスを使用しない場合 ) AC100V~120V AC200V~240V 15A 3.10.1 遮断特性 分電盤サーキットプロテクタの遮断特性 ( 過電流の大きさと動作時間の関係 ) は 以下の図に示す遮断特性 D 相当 (IEC898) または それよりも遅い遮断特性曲線である必要があります - 22 -

図 3.6 分電盤サーキットプロテクタの遮断特性 3.10.2 接続図 AC コンセントボックスおよび ServerUnit(RX300 S7 HA Database Ready モデル ) StorageUnit(DX80 S2) と分電盤の電源コンセントを接続する際の接続図を示します 図 3.7 HA Database Ready 電源接続例 - 23 -

第 4 章接続構成 HA Database Ready の接続構成について説明します 4.1 電源接続 注意 電源接続は設置時に弊社保守員が行います 設置後 お客様自身で移設などを行う場合には本セクションの内容をご確認ください HA Database Ready の電源ケーブル (AC ケーブル ) は電源コンセント または UPS や電源制御機器の出力コンセントに接続しています 4.1.1 入力電源系統 1 つの電源系統がダウンしても運用を継続できるように ServerUnit(RX300 S7 HA Database Ready モデル ) StorageUnit(DX80 S2) ExternalSwitch(SR-X340TR1) InternalSwitch(SR-X526R1) は電源ユニットが冗長化されています 建屋の電源設備や UPS を二重化して運用を実施してください 各オプション使用時の接続例は付録を参照してください 4.1.2 電源ケーブル接続 HA Database Readyの電源ケーブル接続について説明します 建屋の電源設備やUPSを二重化することを推奨します 各オプション使用時の電源ケーブル接続例は付録を参照してください 基本構成 (100V コンセントボックス使用時 ) 基本構成 (200V コンセントボックス使用時 ) 4.2 UPS 接続 注意 お客様自身で UPS をご用意いただく場合 使用可能な UPS の要件がございますので 本セクションの内容をご確認ください HA Database Ready の電源供給には 商用電源の瞬時電圧低下などの異常に対応するため 無停電電源装置 (UPS) を使用することを推奨します UPS を使用する場合 HA Database Ready のオプションの UPS を使用することを推奨します その他の UPS を使用する場合 以下の条件を満たしている必要があります 必要な出力容量の詳細は 使用する UPS の仕様を確認してください 定格容量 HA Database Ready の消費電力合計値に対して十分な容量を確保してください - 24 -

コンセント形状 ご利用になる UPS の出力コンセントの形状と HA Database Ready の電源プラグ形状を一致させる必要があります HA Database Ready の電源プラグの形状は 3.1 設置諸元 を参照してください UPS の出力コンセントの形状が一致しない場合は UPS(AC 出力側 ) にコンセント設置の電源工事が必要です HA Database Ready の設置作業前に資格を有した電気技術者に 端子台接続にする電気工事を依頼してください 電源供給構成 UPS を使用する場合は すべてのユニットの電源が UPS から供給されるようにしてください 一部のユニットは UPS から電源供給し その他のユニットは壁電源から直接電源供給するような構成はサポートしません 4.3 外部ネットワーク接続 注意 本セクションの内容はお客様自身にご確認いただく必要がございます 外部ネットワークの接続自体は HA Database Ready のセットアップ ( 利用ガイド の セットアップ を参照 ) 完了後に実施してください 本セクションの説明で接続方法を確認の上 HA Database Ready のセットアップ作業を行ってください HA Database Ready とお客様のネットワーク環境の接続について説明します HA Database Ready とお客様のネットワーク環境の接続を以下に模式的に示します 図 4.1 Application Server 間 管理端末間二重化時の接続例 - 25 -

管理ネットワーク お客様の管理ネットワークと接続して HA Database Ready の状態の監視と制御を行うことができます 管理ネットワーク上にご用意いただく端末 ( 管理端末 ) で HA Database Ready の Appliance Manager を使用して HA Database Ready の設定や監視が行えます また HA Database Ready は お客様環境の運用管理サーバが備えている SNMP( 装置監視 ) SMTP( メール送信 ) NTP( 時間補正 ) などとの連携も可能です HA Database Ready からお客様管理ネットワークへの接続には HA Database Ready の ExternalSwitch と 管理ネットワーク用お客様スイッチを接続します ExternalSwitch は ExternalSwitch#1 の Port1 と ExternalSwitch#2 の Port1 を使用します 接続に必要なネットワークケーブルはお客様自身によりご用意ください 必要なケーブルの仕様 本数は以下の通りです ケーブル仕様 本数 ツイストペアケーブル ( カテゴリー 5e 以上 ) 2 業務ネットワーク アプリケーションサーバと HA Database Ready を接続し 業務の運用に使用します HA Database Ready からお客様業務ネットワークへの接続には HA Database Ready の ExternalSwitch と 業務ネットワーク用お客様スイッチを接続します ExternalSwitch は 接続方法が 1GbE の場合は ExternalSwitch#1 の Port40 と ExternalSwitch#2 の Port40 10GbE の場合は ExternalSwitch#1 の Port41 と ExternalSwitch#2 の Port41 を使用します 接続に必要なネットワークケーブルはお客様自身によりご用意ください 必要なケーブルの仕様 本数は以下の通りです 接続方法仕様数量備考 1GbE 接続ツイストペアケーブル ( カテゴリー 5e 以上 ) 2 10GbE 接続マルチモードファイバーチャネルケーブル 2 SFP+ Module(ExternalSwitch 用 ) 2 2.2.1 10GbE 接続オプ ション 参照 SFP+ Module( 管理ネットワーク用お客様スイッチ用 ) 2 お客様使用スイッチでサポートされているSFP+ Module をご用意ください リモート通報サービス HA Database Ready では ハードウェア装置の状態を富士通サポートセンター ( 集中監視センター :OSC) に通知 (E-mail 送信 ) するリモート通報サービスをご利用いただけます 本サービスにより OSC の支援または管理下で 装置の状態を遠隔地 ( リモート ) より監視し 円滑な保守担当員の作業をサポートします ポイント リモート通報サービスは サービスの利用を希望されるお客様を対象に HA Database Ready のセットアップ完了後に 当社の保守技術者がお客様環境のヒアリングを元に 日程を事前調整の上 実施します リモート通報サービスは インターネット回線を利用して E メールを送信するため お客様のネットワーク環境に HA Database Ready から利用できるメール送信サーバ (SMTP サーバ ) が必要です 以下に IP アドレスの準備 管理ネットワーク 業務ネットワークへの接続方法について説明します - 26 -

4.3.1 IP アドレスの準備 以下の IP アドレスを準備してください 表 4.1 準備するIPアドレス IPアドレスの分類業務用のIPアドレス (2 個 )( 注 1) 業務ネットワークのGateway 内部ネットワーク用のサブネット (3 個 )( 注 2) 管理用のIPアドレス (10 個 ) 備考 業務ネットワーク上の同一のサブネットに存在する IPv4 形式または IPv6 形式の IP アドレスが必要です IPv4 と IPv6 の両方の形式の IP アドレスを同時に指定可能です 第 3 オクテットが連続している 3 つのサブネットを使用します 3 つのサブネットは 管理ネットワークとは異なるサブネットを用意してください 管理ネットワーク上の同一のサブネットに存在する IPv4 形式の IP アドレスが必要です 注 1) 業務用の IP アドレスは アプリケーションからデータベースへのアクセスに使用します 注 2) 内部ネットワークとは HA Database Ready の内部の 2 つのサーバユニット同士の接続と サーバユニットとストレージユニットの接続を指します 参考 HA Database Ready 購入時の IP アドレスの状態については 利用ガイド の 購入時の状態 の IP アドレス を参照してください 4.3.2 管理ネットワーク接続方法 HA Database Ready では 管理ネットワークに対して Active-Standby 方式の経路二重化に対応しています お客様の管理ネットワークが経路二重化で構築されているかどうかに関わらず HA Database Ready からお客様の管理ネットワーク用お客様スイッチへの接続には 2 本の LAN ケーブルを使用します 管理ネットワークへの接続手順は以下の通りです 図 4.2 管理ネットワーク接続手順 お客様の管理ネットワークへの接続作業は HA Database Ready のセットアップ ( 利用ガイド の セットアップ を参照 ) 後に行ってください 接続方法は以下を参照してください 管理ネットワーク接続ポート番号 以下のポートと管理ネットワーク用お客様スイッチを接続してください - 27 -

ExternalSwitch#1 Port1 ExternalSwitch#2 Port1 以下に 接続例を示します 図 4.3 例 1) お客様管理ネットワークが経路二重化で構築されている場合 図 4.4 例 2) お客様管理ネットワークが経路二重化で構築されていない場合 - 28 -

4.3.3 業務ネットワーク接続方法 HA Database Ready では 業務ネットワークに対して Active-Standby 方式の経路二重化に対応しています お客様の業務ネットワークが経路二重化で構築されているかどうかに関わらず HA Database Ready からお客様の業務ネットワーク用お客様スイッチへの接続には 2 本の LAN ケーブルを使用します なお 業務ネットワークへの接続は お客様の環境に応じて 10GbE または 1GbE の選択が可能です 業務ネットワークへの接続手順は以下の通りです 図 4.5 業務ネットワーク接続手順 お客様の業務ネットワークへの接続作業は HA Database Ready のセットアップ ( 利用ガイド の セットアップ を参照 ) 後に行ってください 接続方法は以下を参照してください 業務ネットワーク接続ポート番号 以下のポートと業務ネットワーク用お客様スイッチを接続してください 接続方法 ExternalSwitch#1 ExternalSwitch#2 1GbE 接続 Port40 Port40 10GbE 接続 Port41 Port41 以下に 接続例を示します - 29 -

図 4.6 例 1) お客様業務ネットワークが経路二重化で構築されていて 1GbE 接続の場合 図 4.7 例 2) お客様業務ネットワークが経路二重化されておらず 1GbE 接続の場合 - 30 -

付録 A システム運用上の留意点 本章では システム運用上の留意点について説明します A.1 保守サポート期間 保守サポート期間は お客様の購入後 5 年間です A.2 定期交換部品 お客様の使用環境や使用時間によりサーバの一部の部品で保守サポート期間内に交換が必要となる定期交換部品があります 交換時期 定期交換部品の交換周期は いずれも適切な使用環境下での運用を前提としています 動作環境は10~35 ですが 交換時期は平均使用温度 25 での運用を想定しており 空調のある常温で使用してください A.2.1 高機能無停電電源装置 (Smart-UPS SMX 3000RMJ) 高機能無停電電源装置 (Smart-UPS SMX 3000RMJ) は電源の投入 / 切断時間にかかわらず約 3 年を経過すると交換時期となります 交換予告がされた場合 速やかに交換を実施する必要があります なお UPS は周囲の温度環境により バッテリーの寿命が大きく変動します 詳細については UPS を購入の際に添付されるマニュアル ( 高機能無停電電源装置 (Smart-UPS SMX 3000RMJ) 取扱説明書 ) に記載がありますので ご確認の上ご使用ください 高機能無停電電源装置 Smart-UPS SMX 3000RMJ は バッテリーの寿命交換を実施するにあたり SupportDesk 契約を締結するか あるいは下記交換用バッテリーを別途購入して交換することが必要です 品名 型名 バッテリーの寿命 期間 備考 Smart-UPS SMX 3000RMJ 用バッテリー PY-BBU05 約 3 年 バッテリー交換方法は 添付されるマニュアルを参照し 実施してください また 上記の製品は手配から納品まで 約 3~4 週間必要となります バッテリー交換作業の実施は計画性を以って実施ください 特に SupportDesk 契約を未締結の場合 バッテリーの寿命期間の管理はお客様ご自身で実施いただく必要がありますのでご注意願います A.2.2 高機能無停電電源装置 (Smart-UPS RT 5000) 高機能無停電電源装置 (Smart-UPS RT 5000) は電源の投入 / 切断時間にかかわらず約 3 年を経過すると交換時期となります 交換予告がされた場合 速やかに交換を実施する必要があります なお UPS は周囲の温度環境により バッテリーの寿命が大きく変動します 詳細については UPS を購入の際に添付されるマニュアル (200V 無停電電源装置取扱説明書 ) に記載がありますので ご確認の上ご使用ください 高機能無停電電源装置 (Smart-UPS RT 5000) は バッテリーの寿命交換を実施するにあたり SupportDesk 契約の締結が必要です 寿命となったバッテリーの交換は当社の保守技術者が実施します - 31 -

付録 B 構成装置のサイズ 基本構成のサイズについて 以下に示します 図 B.1 ServerUnit(RX300 S7 HA Database Ready モデル )( 前面図 ) 図 B.2 StorageUnit (DX80 S2)( 前面図 ) 図 B.3 ExternalSwitch (SR-X340TR1)( 背面図 ) 図 B.4 InternalSwitch (SR-X526R1)( 背面図 ) - 32 -

付録 C 構成装置の背面図 図 C.1 ServerUnit(RX300 S7 HA Database Ready モデル ) の背面図 図 C.2 StorageUnit(DX80 S2) の背面図 - 33 -

図 C.3 ExternalSwitch(SR-X340TR1) の背面図 図 C.4 InternalSwitch(SR-X526R1) の背面図 - 34 -

付録 D ネットワーク接続構成 HA Database Ready の運用に関する各種接続について説明します すべての接続は 事前に検証を実施して構築を行っているため 以下の接続環境を厳守して運用をしてください 注意 HA Database Ready 内部のネットワーク接続は工場出荷時 または設置時に弊社保守員が行います 設置後 お客様自身で移設などを行う場合には本セクションの内容をご確認ください D.1 ストレージネットワーク接続 ストレージネットワークの接続構成について説明します ストレージネットワークは 10G iscsi を使用し ServerUnit(RX300 S7 HA Database Ready モデル ) StorageUnit(DX80 S2) 間を接続するネットワークです HA Database Ready ではストレージネットワーク通信経路を冗長化しています 冗長化を行うことにより パスが故障した場合 ほかのパスに切り替えてアクセスを行うパスフェイルオーバー機能によって パス故障時のアクセス停止を回避できます また 複数のパスを使用して負荷分散を行うロードバランス機能により ストレージへのアクセス性能をさらに向上させています ストレージネットワーク接続は 以下の図の構成になります 図 D.1 ストレージネットワーク接続構成例 - 35 -

D.2 サーバ系間接続 サーバ系間の接続構成について説明します サーバ系間は 10GbE を使用し接続しています HA Database Ready ではサーバ系間の通信経路を冗長化しています 冗長化により パスが故障した場合 ほかのパスに切り替えてアクセスを行うパスフェイルオーバー機能によって パス故障時のアクセス停止を回避できます サーバ系間接続は 以下の図の構成になります 図 D.2 サーバ系間接続構成例 D.3 管理ネットワーク接続 HA Database Ready では 運用管理を行うためにすべてのユニットを 1GbE ネットワークで接続し お客様でご用意いただく管理ネットワークに接続できるようにしています HA Database Ready では管理ネットワークの通信経路を冗長化しています 冗長化により パスが故障した場合 ほかのパスに切り替えてアクセスを行うパスフェイルオーバー機能によって パス故障時の管理機能停止を回避できます HA Database Ready 内部の管理ネットワークは 以下の図の構成になります - 36 -

HA Database Ready の操作にあたっては 管理端末に Web ブラウザを準備してください サポート対象の Web ブラウザについては 利用ガイド の 端末の条件 を参照してください D.4 業務ネットワーク接続 業務ネットワークの接続構成について説明します HA Database Ready の業務利用のためにお客様の業務ネットワークへ接続できるようにしています HA Database Ready 内部では 10GbE で接続され ネットワーク通信経路を冗長化しています 冗長化により パスが故障した場合 ほかのパスに切り替えてアクセスを行うパスフェイルオーバー機能によって パス故障時のアクセス停止を回避できます また お客様の業務ネットワークに応じて 10GbE および 1GbE の接続方法を選択可能です 1GbE の接続方法を選択した場合にはお客様の業務ネットワーク上にご用意いただくアプリケーションサーバと HA Database Ready 内の ServerUnit( サーバユニット ) 間の論理通信速度は最大 1Gbps となります (1Gbps の通信速度を保証するものではありません 通信速度はネットワークの利用状況やお客様がご用意いただく業務ネットワークの構成により異なります ) 業務ネットワーク接続は 以下の図の構成になります - 37 -

図 D.3 業務ネットワーク接続構成例 - 38 -

付録 E 入力電源系統接続例 100V/200V 2 系統受電例 100V/200V 2 系統受電例 ( コンセントボックスに接続する場合 ) 図 E.1 100V/200V 2 系統受電例 図 E.2 100V/200V 2 系統受電例 ( コンセントボックスに接続する場合 ) - 39 -

付録 F 電源ケーブル接続例 基本構成 (100V コンセントボックス使用時 ) 基本構成 (200V コンセントボックス使用時 ) 図 F.1 基本構成 (100V コンセントボックス使用時 ) 図 F.2 100V コンセントボックス接続図 (100V コンセントボックス使用時 ) - 40 -

図 F.3 基本構成 (200V コンセントボックス使用時 ) 図 F.4 200V コンセントボックス接続図 (200V コンセントボックス使用時 ) - 41 -

付録 G ケーブル接続一覧 HA Database Ready では 装置間接続のためにケーブルを添付しています 添付のケーブルは ツイストペアケーブル マルチモードファイバーチャネルケーブル Twinax ケーブルで構成されており 以下の表のようにケーブルに接続先と接続元のタグを貼り付けています また ケーブルタグラベルの表記は以下のようにしています 項番ラベル表記装置名 ( コントローラーモジュール チャネルアダプター ポート ) 1 Sv1 ServerUnit#1 2 Sv2 ServerUnit#2 3 St_CM0_CA0_P0 StorageUnit CM#0 CA#0 Port0 4 Ext_Sw1 ExternalSwitch#1 5 Ext_Sw2 ExternalSwitch#2 6 Int_Sw1 InternalSwitch#1 7 Int_Sw2 InternalSwitch#2 8 P Port 表 G.1 ツイストペアケーブルのラベル一覧 項番品目ラベル 1 ツイストペアケーブル #1 元 St_CM0_MNT 先 Ext_Sw1_P3 2 ツイストペアケーブル #2 元 Sv1_LOM1 先 Ext_Sw1_P4 3 ツイストペアケーブル #3 元 Sv2_LOM1 先 Ext_Sw1_P5 4 ツイストペアケーブル #4 元 Sv1_iRMC 先 Ext_Sw1_P6 5 ツイストペアケーブル #5 元 Sv2_iRMC 先 Ext_Sw1_P7 6 ツイストペアケーブル #6 元 Int_Sw1_P27 先 Ext_Sw1_P8 7 ツイストペアケーブル #7 元 Int_Sw2_P27 先 Ext_Sw1_P9 8 ツイストペアケーブル #8 元 St_CM1_MNT 先 Ext_Sw2_P3 9 ツイストペアケーブル #9 元 Sv1_LOM2 先 Ext_Sw2_P4 10 ツイストペアケーブル #10 元 Sv2_LOM2 先 Ext_Sw2_P5 元 Ext_Sw1_P3 先 St_CM0_MNT 元 Ext_Sw1_P4 先 Sv1_LOM1 元 Ext_Sw1_P5 先 Sv2_LOM1 元 Ext_Sw1_P6 先 Sv1_iRMC 元 Ext_Sw1_P7 先 Sv2 irmc 元 Ext_Sw1_P8 先 Int_Sw1_P27 元 Ext_Sw1_P9 先 Int_Sw2_P27 元 Ext_Sw2_P3 先 St_CM1_MNT 元 Ext_Sw2_P4 先 Sv1_LOM2 元 Ext_Sw2_P5 先 Sv2_LOM2 表 G.2 マルチモードファイバーチャネルケーブルのラベル一覧 項番品目ラベル 1 マルチモードファイバーチャネルケーブル #1 元 St_CM0_CA0_P0 先 Int_Sw1_P13 元 Int_Sw1_P13 先 St_CM0_CA0_P0-42 -

項番品目ラベル 2 マルチモードファイバーチャネルケーブル #2 3 マルチモードファイバーチャネルケーブル #3 4 マルチモードファイバーチャネルケーブル #4 5 マルチモードファイバーチャネルケーブル #5 元 St_CM1_CA0_P0 先 Int_Sw1_P14 元 St_CM0_CA0_P1 先 Int_Sw2_P13 元 St_CM1_CA0_P1 先 Int_Sw2_P14 元 Int_Sw1_P3 先 Int_Sw2_P3 元 Int_Sw1_P14 先 St_CM1_CA0_P0 元 Int_Sw2_P13 先 St_CM0_CA0_P1 元 Int_Sw2_P14 先 St_CM1_CA0_P1 元 Int_Sw2_P3 先 Int_Sw1_P3 表 G.3 Twinax ケーブルのラベル一覧 項番品目ラベル 1 Twinaxケーブル #1 元 Sv1_PCI1_B 先 Int_Sw1_P1 2 Twinaxケーブル #2 元 Sv2_PCI1_B 先 Int_Sw1_P2 3 Twinaxケーブル #3 元 Sv1_PCI5_B 先 Int_Sw1_P15 4 Twinaxケーブル #4 元 Sv2_PCI5_B 先 Int_Sw1_P16 5 Twinaxケーブル #5 元 Sv1_PCI1_A 先 Ext_Sw2_P42 6 Twinaxケーブル #6 元 Sv2_PCI1_A 先 Ext_Sw2_P43 7 Twinaxケーブル #7 元 Sv1_PCI5_A 先 Int_Sw2_P1 8 Twinaxケーブル #8 元 Sv2_PCI5_A 先 Int_Sw2_P2 9 Twinaxケーブル #9 元 Sv1_PCI6_A 先 Int_Sw2_P15 10 Twinaxケーブル #10 元 Sv2_PCI6_A 先 Int_Sw2_P16 11 Twinaxケーブル #11 元 Sv1_PCI6_B 先 Ext_Sw1_P42 12 Twinaxケーブル #12 元 Sv2_PCI6_B 先 Ext_Sw1_P43 元 Int_Sw1_P1 先 Sv1_PCI1_B 元 Int_Sw1_P2 先 Sv2_PCI1_B 元 Int_Sw1_P15 先 Sv1_PCI5_B 元 Int_Sw1_P16 先 Sv2_PCI5_B 元 Ext_Sw2_P42 先 Sv1_PCI1_A 元 Ext_Sw2_P43 先 Sv2_PCI1_A 元 Int_Sw2_P1 先 Sv1_PCI5_A 元 Int_Sw2_P2 先 Sv2_PCI5_A 元 Int_Sw2_P15 先 Sv1_PCI6_A 元 Int_Sw2_P16 先 Sv2_PCI6_A 元 Ext_Sw1_P42 先 Sv1_PCI6_B 元 Ext_Sw1_P43 先 Sv2_PCI6_B 表 G.4 電源ケーブルのラベル一覧 項番 品目 ラベル 1 電源ケーブル #1 Sv1_PSU1 2 電源ケーブル #2 Sv1_PSU2 3 電源ケーブル #3 Sv2_PSU1 4 電源ケーブル #4 Sv2_PSU2 5 電源ケーブル #5 St_PSU0 6 電源ケーブル #6 St_PSU1-43 -

項番 品目 ラベル 7 電源ケーブル #7 Ext_Sw1_PSU1 8 電源ケーブル #8 Ext_Sw1_PSU2 9 電源ケーブル #9 Ext_Sw2_PSU1 10 電源ケーブル #10 Ext_Sw2_PSU2 11 電源ケーブル #11 Int_Sw1_PSU1 12 電源ケーブル #12 Int_Sw1_PSU2 13 電源ケーブル #13 Int_Sw2_PSU1 14 電源ケーブル #14 Int_Sw2_PSU2-44 -

付録 H スイッチのポート / 使用状態について スイッチのポート使用状態を以下に示します ポート内の表記は以下のとおりです 項番 ポート内表記 装置名 ( コントローラーモジュール チャネルアダプ ター ポート ) 1 Sv1 ServerUnit#1 2 Sv2 ServerUnit#2 3 St_CM0_CA0_P0 StorageUnit CM#0 CA#0 Port0 4 Ext_Sw1 ExternalSwitch#1 5 Ext_Sw2 ExternalSwitch#2 6 Int_Sw1 InternalSwitch#1 7 Int_Sw2 InternalSwitch#2 8 Pxx ( 注 ) Portxx 注 ) xx は数値で ポート番号を示します 各 VLAN の構成は以下のとおりです VLAN 10 管理ネットワーク 20 業務ネットワーク 30 系間ネットワーク 40 ストレージネットワーク 用途 図 H.1 ExternalSwitch#1 ポート使用状態図 ( 白色のポートは使用不可 ) - 45 -

図 H.2 ExternalSwitch#2 ポート使用状態図 ( 白色のポートは使用不可 ) 図 H.3 InternalSwitch#1 ポート使用状態図 ( 白色のポートは使用不可 ) 図 H.4 InternalSwitch#2 ポート使用状態図 ( 白色のポートは使用不可 ) - 46 -

索引 [ 数字 ] 100V UPS オプション...21 100V コンセントボックス... 9 100V コンセントボックスオプション... 21 10GbE...36 10GbE 接続オプション...8 19 インチラックオプション...9,21 200V UPS オプション...21 200V オプション... 10 200V コンセントボックスオプション... 21 [E] ExternalSwitch...6 [I] InternalSwitch...7 IP アドレスの準備法...27 [S] ServerUnit...4 StorageUnit...5 [U] UPS...2,24 UPS オプション (100V)... 10 UPS オプション (200V)... 10 UPS 接続...24 [ あ ] アプリケーションサーバ...26 オプション... 8 オプション製品の標準搭載ルール...21 温度... 15 [ か ] 外部接続スイッチ...6 外部ネットワークケーブル...25 外部ネットワークケーブル接続...25 外部ネットワーク接続...2 管理端末... 26 管理ネットワーク...26,36 管理ネットワーク接続...36 管理ネットワーク接続方法...27 機器設置について...1 機器設置前の準備... 1 機器設置の流れ... 1 基本構成... 3 業務ネットワーク...26,37 業務ネットワーク接続...37 業務ネットワーク接続方法...29 空調設備... 13 ケーブル接続一覧...42 ケーブルタグ... 42 高機能無停電電源装置 (Smart-UPS RT 5000)... 31 高機能無停電電源装置 (Smart-UPS SMX 3000RMJ)...31 構成装置のサイズ...32 構成装置の背面図... 33 コンセントボックス... 2,9 梱包サイズ...12 [ さ ] サーキットプロテク... 2 サーキットプロテクタ...22 サーバ系間接続... 36 サーバユニット...4 システム運用上の留意点... 31 湿度... 15 遮断特性... 22 準備する IP アドレス... 27 冗長構造... 7 塵埃... 15 スイッチ...6,7 スイッチのポート / 使用状態について...45 ストレージネットワーク... 35 ストレージネットワーク接続... 35 ストレージユニット...5 接続構成... 24 接続図... 23 設置エリア... 13 設置環境... 13 設置仕様... 11 設置諸元... 11 [ た ] 耐震対策... 14 他社製ラック... 18 他社製ラック仕様要件... 18 他社製 UPS のラック搭載の注意事項... 21 定期交換部品... 31 電源ケーブルオプション...10 電源ケーブル接続...24 電源ケーブル接続例...40 電源コンセント... 2 電源コンセント形状... 22 電源コンセント仕様... 21 電源接続... 24 搭載位置... 16 搭載可能ラック... 17 搭載要件... 16 動作電圧... 2 [ な ] 内部接続スイッチ...7 入力電源系統... 24 入力電源系統接続例... 39 ネットワーク接続構成...35 [ は ] パスフェイルオーバー機能...35 ハードウェア構成... 3 必要電源コンセント数... 22 富士通サポートセンター... 26 富士通製ラック... 17-47 -

ブランクパネルオプション... 8 保守サポート期間... 31 [ ま ] 無停電電源装置... 2,24 無停電電源ユニットオプション... 10 メール送信サーバ...26 [ や ] 床耐荷重... 14 [ ら ] ラック... 2,9,17,21 ラックの奥行き... 18 ラックの外観図... 20 ラックの柱形状... 19 ラックの横幅... 19 ラックへの搭載例... 17 リカバリーメディア...5 リモート通報サービス... 26 ロードバランス機能...35-48 -