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Transcription:

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目 次 目 次... 2 はじめに... 4 Actuate BIRT テクノロジー: インタラクティブ Web レポーティングアプリケーションの 構 築... 5 Flash コンテンツサポート... 5 すぐに 利 用 可 能 な Flash コンポーネント... 5 Flash チャート... 6 Flash ガジェット... 6 Flash オブジェクトライブラリ... 7 BIRT レポートページレベルセキュリティ... 8 Actuate BIRT Designer に 統 合 された Actuate Interactive Viewer... 9 Actuate Information Object Designer の Actuate BIRT Report Designer への 統 合... 10 新 しい 入 力 補 完 パラメタ 型... 10 HTML ボタンサポート... 10 BIRT グラフ 機 能 向 上... 11 拡 張 されたクロスタブコンポーネント... 13 スクリプトサポートの 機 能 拡 張... 14 マルチビューアイテム... 14 BIRT レポート 文 書 のデータソースとしての 利 用... 14 新 しい SQL クエリビルダ... 15 改 善 されたアクセシビリティサポート... 15 双 方 向 (ビーディ)サポート... 15 スタイルシートサポート 強 化... 16 水 平 方 向 改 ページサポート... 16 ライブラリ 変 更... 16 ストアドプロシージャの 複 数 結 果 セットのサポート... 16 プロジェクト 固 有 設 定... 16 Actuate BIRT Interactive Viewer... 17 Web 2.0 デザインパターンの 採 用... 17 能 率 化 されたツールバー... 17 ユーザロールに 基 づいたインタラクティビティ 機 能 の 設 定... 18 新 JavaScript API (JSAPI)... 18 既 存 ウェブページへの Actuate コンテンツやパラメタの 統 合 (BIRT)... 18 レポートコンテンツへのカスタムインタラクティビティの 追 加 (BIRT)... 19 マッシュアップページの 構 築 (BIRT)... 19 BIRT Report Studio の 新 機 能...20 フィルタパネルのサポート... 20 Actuate e.spreadsheet: Excel 形 式 によるユーザへの 情 報 配 信... 20 PDF 出 力 と 印 刷 機 能 向 上... 20 PDF 出 力 サポート... 21 印 刷 機 能 向 上... 21 ネイティブ Excel 2007 ファイル 形 式 サポート... 21 Microsoft Office 2007 テーマ... 22 2

グラフ 機 能 向 上... 22 直 観 的 な Excel ライク UI... 23 複 雑 なデータバインディング 要 求 に 対 応... 23 グラフバースティング... 23 データドリブンのグラフタイトルと 軸 タイトル... 24 グラフ 系 列 書 式 設 定... 25 旧 リリースとの 互 換 性... 26 クエリエディタ 機 能 拡 張... 26 フィルターリスト... 26 その 他 の UI 改 良... 27 メタデータ 管 理 機 能 拡 張... 28 インパクトアナリシス 能 力... 28 ODA 3.x を 介 したカスタムデータソースへのアクセス... 29 Actuate e.report テクノロジー: ピクセルパーフェクトレポーティングアプリケーションの 構 築... 31 Render アーキテクチャ... 31 新 PDF ライター... 31 AcReport の 新 規 メソッド... 31 Actuate iserver... 33 カスタム 出 力 フォーマットのサポート... 33 Interactive Viewer からカスタマイズした BIRT レポート 文 書 を 保 存... 33 ファイル 拡 張 子.BIZDESIGN.BIZDOCUMENT... 34 Actuate 10 Information Console... 35 BIRT e.spreadsheet レポートでレポートパラメタの NULL 値 サポート... 35 新 しい 入 力 補 完 パラメタ 型... 35 Actuate Information Object Designer... 35 改 善 されたキャッシュサービスの 管 理... 35 Information Object キャッシュとしてサポートされるデータベース... 37 Information Object Designer を Actuate BIRT Report Designer にバンドル... 37 Classic Models 埋 め 込 みDerbyデータベース... 37 Information Delivery API (IDAPI) 機 能 拡 張... 38 Actuate BIRT 入 力 補 完 パラメタ 型 のサポート... 38 GetReportParamters API コールの 拡 張... 38 カスタムデータ 抽 出 API コール... 38 閲 覧 後 のオンデマンド 一 時 レポート 保 存 サポート... 38 アップグレードとマイグレーション...38 互 換 性... 38 同 居... 38 iserver のアップグレード... 38 3

はじめに Google Netflix Amazon のような 革 新 的 な 企 業 によって 提 供 されるユビキタスなコンシューマ アプリケーションが 情 報 のビジュアル 化 に 新 しいイノベーションを 促 し ユーザーエクスペリエンス セルフサービス 効 率 性 の 標 準 となりつつある 中 ビジネスインテリジェンス(BI)やエンタープライズ レベルの 情 報 アプリケーションは 新 しい 時 代 に 入 ってきています その 新 しい 時 代 とは ビジネス ユーザーがビジネスアプリケーションに 対 して コンシューマアプリケーションと 同 一 レベルのユー ザーエクスペリエンスを 要 求 し 始 めるという BI およびインタラクティブな 情 報 アプリケーションにと って 重 要 なトレンドを 意 味 しています 企 業 が 収 益 増 加 顧 客 ロイヤリティの 堅 持 コスト 削 減 のために 注 力 しなければならない 中 ユ ーザのこのような 要 求 を 無 視 するわけにはいきません とはいえ 新 しいアプリケーションの 開 発 も しくは これらの 新 しい 要 件 を 満 たすために 既 存 の BI や 情 報 アプリケーションを 変 更 することはリ スキーであると 共 に 多 大 なコストを 要 します Actuate 10 プラットフォームの 主 要 なメリットは: 情 報 伝 達 の 確 実 性 とビジュアルによる 訴 求 性 によってユーザの 注 目 をひきつけ 維 持 する ことのできる 新 しい 世 代 のインタラクティブで 説 得 力 のある 情 報 提 供 をもたらします アドホックレポートやカタログ 品 質 レポートからスプレッドシート ダッシュボード またリッ チインターネットアプリケーション(RIA)のマッシュアップまで あらゆる 形 式 のレポートを 構 築 するために 必 要 とされる 開 発 時 間 と 開 発 コストを 削 減 します 様 々な 説 得 力 のある 新 機 能 により データドリブンのアプリケーションを 追 加 コードの 開 発 を 必 要 とせずに ユーザにシームレスなエクスペリエンスを 提 供 します 再 利 用 可 能 なアプリケーションを 構 築 し 統 合 するためのベストプラクティスに 忠 実 な モジ ュール 型 の 標 準 化 されたアプローチを 開 発 チームに 与 えることにより RIA 開 発 管 理 の リスクを 低 減 します 高 い 性 能 セキュリティ 可 用 性 スケーラビリティおよび 管 理 のしやすさを 保 証 すること によって たとえアプリケーションのユーザコミュニティが 成 長 したとしても IT リソースの 増 加 を 必 要 とせずに 対 応 することが 可 能 です このホワイトペーパーでは Actuate 10 の 様 々な 注 目 すべき 新 機 能 について 詳 細 に 説 明 します 4

Actuate BIRTテクノロジー: インタラクティブWebレポーティングアプリケーションの 構 築 Actuate BIRT テクノロジーは エンドユーザが 対 面 するリッチで 高 度 にインタラクティブなエン タープライズアプリケーションを 構 築 します オープンソース BIRT と Eclipse プラットフォームの 豊 富 な 機 能 と 活 発 なユーザコミュニティからの 恩 恵 をベースにした 商 用 の 製 品 であり ユーザはインタ ラクティブな Web レポート アドホックな Web レポート インタラクティブな Web ダッシュボードおよ び 全 社 的 観 点 の RIA を 開 発 しデプロイすることができます 次 のセクションは リリース 10 で Actuate BIRT デザイナに 対 し 追 加 された 新 機 能 について 記 述 します Flash コンテンツサポート アドビ 社 の Flash はリッチで 訴 求 力 のあるユーザインターフェースを 提 供 するためのデファクトス タンダードになっています Actuate BIRT は すぐに 利 用 可 能 な Flash コンポーネントライブラリお よびサードパーティーの Flash オブジェクトのサポートによりその Web 2.0 能 力 をさらに 拡 張 しま す これらのコンポーネントは BIRT レポートフレームワークが 持 つ 広 範 囲 な 機 能 性 と Flash プラ ットフォームが 持 つリッチな 視 覚 アピールの 融 合 を 容 易 にします BIRT レポート 開 発 者 は リッチな 関 連 情 報 をエンドユーザへ 瞬 時 に 提 供 するレポートを 作 成 することができます 図 1: BIRT デザイナで 利 用 可 能 な Flash コンポーネントで 作 成 したコーポレートパフォーマンスダッシュボー ド すぐに 利 用 可 能 な Flash コンポーネント Actuate BIRT は レポートデザイン 内 で 使 用 できる Flash によるビジュアル 化 のための 包 括 的 ライブラリを 提 供 します これらのコンポーネントは BIRT デザイナ 製 品 に 完 全 に 統 合 され データ ドリブンでインタラクティブなレポートを 作 成 するために 使 用 することができます 5

Flash チャート Flash チャートレポートアイテムには すぐに 利 用 可 能 な Flash チャートのセットが 含 まれていま す BIRT レポート 開 発 者 は レポートデザインに 魅 力 的 でインタラクティブなグラフを 挿 入 するため にこれらの Flash チャートレポートアイテムを 使 用 することができます 図 2: Flash チャートで 作 成 したマンスリー 収 益 分 析 ダッシュボード Flash ガジェット Flash ガジェットレポートアイテムは レポートデザインに 利 用 可 能 な リニアゲージ メータ スパ ークラインといった 豊 富 なデータビジュアライズコンポーネントを 含 んでいます これらのレポートア イテムは レポートデータのビジュアル 化 を 大 幅 に 強 化 し レポート 開 発 者 がリッチで 訴 求 力 のある レポートを 作 成 することを 支 援 します これらのビジュアル 化 は ダッシュボードや What-if 分 析 を 行 うレポートに 対 して 特 に 有 用 です 図 3: 製 品 同 梱 の Flash ガジェットで 作 成 した 売 上 ダッシュボード 6

Flash オブジェクトライブラリ Actuate BIRT は Flash チャートおよび Flash ガジェットに 加 え レポートデザインに 埋 め 込 み 可 能 な Flash オブジェクトライブラリをバンドルしています Actuate BIRT デザイナは これらのオブ ジェクトへレポートデータを 渡 すためのフレームワークを 提 供 します Flash オブジェクトライブラリ は 次 のコンポーネントによって 構 成 されています: Maps 地 理 的 な 区 分 と 関 係 するデータを 表 示 するために 使 用 できる 地 図 表 示 コレクションです Maps は 地 理 的 領 域 に 基 づいた 統 計 データ 財 務 データそして 選 挙 の 投 票 結 果 などをプロト するために 使 用 することができます Charts 複 数 軸 の 線 グラフ ウォーターフォールグラフ 対 数 グラフ レーダーチャート エラーバー グラフ カギ 足 チャートといったグラフのコレクションです Gadget ガントチャート LED ゲージ 電 球 ゲージ ファンネル/ピラミッドチャートのような 様 々な Flash ビジュアル 化 のコレクションです 図 4: Flash オブジェクトライブラリの Maps コンポーネントを 使 用 して 作 成 した Flash ビジュアル 化 の 例 Flash オブジェクトレポートアイテムを 利 用 することにより Actuate BIRT は 外 部 の Flash オブ ジェクトをサポートします 好 みの Flash オブジェクトのビジュアル 効 果 と BIRT レポートフレームワ ークを 組 み 合 わせることにより インタラクティブな BIRT レポートを 作 成 することができます 7

BIRT レポートページレベルセキュリティ 情 報 セキュリティは エンタープライズレポーティングアプリケーションの 最 も 基 本 的 な 機 能 です 正 しいデータを 適 切 なユーザに 供 給 することが エンタープライズアプリケーションの 責 務 といえま す Actuate BIRT はこの 課 題 に 対 する 洗 練 されたソリューションとして BIRT Report Page Level Security Option を 提 供 します このオプションにより 様 々なレベルのデータアクセス 特 権 を 持 った エンドユーザのために 個 別 にレポートを 作 成 する 必 要 はなくなりました このオプションは レポートの 管 理 をシンプルにすることとレポートパフォーマンスを 向 上 させると いう 2 つの 面 でメリットがあります 個 々のエンドユーザに 対 して 個 別 にレポートを 作 成 する 必 要 が なくなるため シンプルなレポート 管 理 を 実 現 します また 個 々のユーザプロファイルに 対 して 個 別 にクエリを 実 行 せずに 全 体 のデータセットに 対 する 単 一 のクエリを 実 行 するだけでよく データソ ース 側 の 負 荷 を 軽 減 することになります レポートアイテムに 対 して 適 切 なアクセスコントロールリスト(ACL)を 結 びつけるには BIRT Report Designer を 使 用 します ACL はレポートアイテムへのアクセス 権 限 を 持 ったユーザの 属 性 リストです レポート 開 発 者 は デザイナ 上 でエンドユーザのアクセスをシミュレーションしテストを 行 うことができます このことによりレポート 開 発 者 はサーバーへの 公 開 とテストを 不 必 要 にくり 返 す 必 要 はありません 図 5: BIRT レポートのセキュリティルールの 作 成 BIRT Report Page Level Security は Actuate iserver / iserver Express へ 個 別 にライセンス されるオプションとして 提 供 されます このライセンスオプションによって ユーザのログイン 証 明 と レポートに 定 義 された ACL を 比 較 し 適 切 なレポートセクションのみを 表 示 します 認 証 は iserver Encyclopedia もしくは LDAP ディレクトリのような 外 部 のセキュリティシステムに 対 して 行 われま す ページ 番 号 は ユーザがアクセス 可 能 なページを 元 に 表 示 するように 設 定 することができます このような 場 合 個 々のユーザには レポートは 常 に 完 全 なものとして 見 えます 8

図 6: BIRT Report Page Level Security のアーキテクチャ Actuate BIRT Designer に 統 合 された Actuate Interactive Viewer Actuate Interactive Viewer は Web 2.0 ベースのレポート 閲 覧 およびパーソナライズのツール です Actuate 10 では BIRT Report Designer でもこの 機 能 を 利 用 できます レポートプレビュー モードとレポート 表 示 の 際 の Web ビューア 指 定 により Interactive Viewer が 利 用 可 能 になりま す これにより エンドユーザが 利 用 可 能 なインタラクティビティをデザイナ 上 でテストし レポートデ ザインを 修 正 することができます 図 7: Interactive Viewer を 使 用 したレポートプレビュー 9

Actuate Information Object Designer の Actuate BIRT Report Designer への 統 合 Actuate 10 では Information Object Designer は 従 来 のスタンドアロンデザイナに 加 え Actuate BIRT Report Designer 内 のパースペクティブとしてもパッケージされます 単 一 のデザイ ナアプリケーションをインストールするだけでよくなり 開 発 環 境 がシンプルになります Actuate BIRT Report Designer は IO デザイン という 名 前 のパースペクティブを 含 みます このパース ペクティブはスタンドアロンで 提 供 される Information Object Designer のすべての 機 能 を 有 します BIRT Report Designer からデータソースとしてインフォメーションオブジェクトを 利 用 するプロセス は 従 来 と 同 様 です パラメタ 表 示 方 式 に 入 力 補 完 テキストフィールドを 追 加 することにより BIRT レポートのインタ ラクティビティとユーザビリティを 強 化 しました 新 しい 入 力 補 完 パラメタ 型 入 力 補 完 フィールドには ユーザによってテキストフィールドにタイプされた 文 字 に 基 づいて 生 成 された 値 の 動 的 なリストが 表 示 されます ユーザがより 多 くの 文 字 を 入 力 すると 値 のリストはさ らに 絞 り 込 まれます このパラメタ 表 示 方 式 によって 性 能 低 下 を 招 くことなく 長 大 な 値 リストを 扱 う ことができます これによって リストの 全 体 を 見 ることなく エンドユーザは 素 早 く 目 的 のパラメタ 値 を 参 照 するこ とが 可 能 になります 入 力 補 完 方 式 のパラメタを 作 成 するには レポートパラメタダイアログ 内 の 表 示 の 種 類 のリストから 入 力 補 完 オプションを 選 択 します 次 に 値 リストに 適 切 なデータセッ トの 列 をマッピングします 図 8: ユーザが 入 力 した 文 字 を 基 に 値 リストを 表 示 する 入 力 補 完 パラメタ HTML ボタンサポート Actuate BIRT は HTML ボタンをサポートすることによりインタラクティビティを 強 化 します この ことは 他 のウェブアプリケーションへの BIRT レポートの 統 合 を 容 易 にします レポート 開 発 者 はレ ポートデザインへ HTML ボタンを 埋 め 込 み 次 に HTML ボタンのイベントのためのカスタム JavaScript コードを 起 動 することができます スクリプトはさらにレポートデータにアクセスすること が 可 能 なため レポートにデータドリブンのインタラクティビティをもたらします 10

図 9: レポート 上 の HTML ボタンの 例 BIRT グラフ 機 能 向 上 Actuate BIRT は グラフパッケージに 対 していくつかの 機 能 拡 張 を 行 いました おもな 新 機 能 は 以 下 の 通 りです: グラフのグループ 化 とソート カテゴリに 対 するソート 設 定 と オプションの Y 系 列 に 対 するグループ 化 機 能 が 追 加 にな りました 図 10: グラフウィザードの グループとソート データキューブへのアクセス グラフはキューブのデータを 利 用 することができるようになりました キューブから 作 成 した グラフでは 値 カテゴリ オプション Y 系 列 のいずれの 値 でもフィルタリングできます 11

図 11: グラフウィザードからデータキューブへのアクセス 12

パイグラフの 開 始 角 度 指 定 パイグラフの 最 初 のスライスの 角 度 を 指 定 することができるようになりました 角 度 はグラ フウィザードの グラフの 書 式 設 定 タブのパイの 回 転 スライダによって 変 更 できます イベントトリガの 指 定 グラフのスクリプティングに beforedrawmarker と afterdrawmarker イベントが 追 加 され ました これらのイベントを 使 用 してグラフや 凡 例 内 の 個 々のマーカを 変 更 することができま す 拡 張 されたクロスタブコンポーネント 機 能 と 開 発 生 産 性 の 両 面 で クロスタブコンポーネントが 大 幅 に 拡 張 されました おもな 新 機 能 は 以 下 の 通 りです: 空 の 行 列 の 表 示 / 非 表 示 の 指 定 空 の 行 列 を 表 示 することができるようになりました さらに 空 のセルに 表 示 するテキスト を 指 定 することができるようになりました メジャーのフィルタリング 従 来 のグループレベルのフィルタリングに 加 え メジャーに 対 してもフィルタを 定 義 できるよ うになりました クロスタブコントロール 内 データのテキストあるいはグラフとしての 表 示 メジャーは 行 と 列 が 交 差 する 領 域 で 値 を 表 示 するものです これら 値 をグラフとして 表 示 で きるようになりました 個 別 のメジャー 水 平 または 垂 直 のディメンジョンに 対 してグラフを 表 示 することができます グラフは 集 計 エレメントを 含 むセルに 表 示 することもできます クロスタブヘッダ クロスタブヘッダにレポートエレメントを 配 置 できるようになりました 水 平 方 向 に 対 するページ 区 切 りを 可 能 にするディメンジョンページのサポート 列 レベルで 水 平 方 向 に 対 して 改 ページを 行 うことをサポートしました これによりクロスタブ の 列 を 明 示 的 に 複 数 ページへ 分 割 することができます クロスタブ 出 力 を 変 更 するためのスクリプト クロスタブエレメントは スクリプトをサポートします クロスタブの 準 備 生 成 レンダリング 時 に 出 力 を 変 更 するためのスクリプトを 記 述 することができます 派 生 メジャー 値 クロスタブエレメントは 派 生 メジャーをサポートします コンテキストメニューの 派 生 メジ ャーの 追 加 によって 起 動 される 派 生 メジャーダイアログを 使 って 作 成 します これら 派 生 メ ジャーは BIRT 式 ビルダを 使 って 構 築 でき クロスタブのすべてのバインドは BIRT 式 ビル ダ 内 で 使 用 できます 13

スクリプトサポートの 機 能 拡 張 Actuate BIRT は レポート 開 発 者 がレポートの 動 作 を 制 御 することを 可 能 にするスクリプティン グフレームワークを 提 供 しています Java と JavaScript を 使 用 してレポートの 生 成 および 表 示 時 にコールされるイベントハンドラを 記 述 することにより レポートの 生 成 および 表 示 をカスタマイズで きます Actuate 10 では このフレームワークに 対 して 多 くの 新 機 能 が 追 加 されました おもな 新 機 能 は 以 下 の 通 りです: JavaScript のネイティブデバッガ JavaScript コードスニペット 内 のロジックのトラブルシュートを 支 援 するネイティブ JavaScript デバッガを 提 供 します JavaScript デバッガは デバッグパースペクティブもしく は レポートデザインパースペクティブの 実 行 メニューから 起 動 できます 自 動 文 法 チェック 機 能 BIRT は スクリプト 記 述 時 に 自 動 的 に 文 法 チェックを 行 い 即 座 にエラーをハイライトします この 機 能 により レポートを 実 行 する 前 に 文 法 エラーを 修 正 することができます 式 ビルダの 文 法 チェック 機 能 JavaScript エディタ 内 の JavaScript の 自 動 文 法 チェックに 加 え BIRT は 式 ビルダにも 文 法 チェック 機 能 を 提 供 します この 機 能 により レポートを 実 行 する 前 に 文 法 エラーを 検 出 することができます エラーサポートの 向 上 BIRT 内 のエラーの 記 述 は 以 前 と 比 較 してより 詳 細 になり エラーのトラブルシューティン グが 効 果 的 に 行 えるようになりました マルチビューアイテム あるユーザがデータを 表 として 見 たい 一 方 他 のユーザは 同 じデータをグラフで 見 たいかもしれ ません レポートユーザの 要 求 は 様 々です 従 来 BIRT レポート 開 発 者 はそれぞれ 異 なったレポ ートを 作 成 してこの 要 求 に 応 えていました Actuate 10 では テーブルやグラフといったレポートア イテムに 対 してマルチビューを 提 供 します たとえば いかなるコーディングをせずともグラフからテ ーブル テーブルからグラフへ 表 示 を 変 換 できます 同 じレポート 内 の 同 じデータセットと 表 示 領 域 に 対 して 異 なった 表 示 を 行 うことが 可 能 です 本 リリースでは テーブルおよびクロスタブのみが グラフとして 表 示 することができます 図 12: テーブルとグラフのマルチビュー 表 示 BIRT レポート 文 書 のデータソースとしての 利 用 14

Actuate 10 では ファイルシステムや iserver に 格 納 されているあらかじめ 生 成 された BIRT レ ポート 文 書 を 新 しいレポートのデータソースとして 使 用 できます Actuate 10 のこの 強 力 な 機 能 拡 張 により あらかじめ 生 成 された BIRT レポート 文 書 内 に 保 存 されているデータをデータソースとし て 利 用 することできるようになりました 図 13: BIRT レポート 文 書 データソースの 作 成 新 しい SQL クエリビルダ BIRT Report Designer は Eclipse DTP プロジェクトによって 作 成 されたプロトタイプ SQL クエ リビルダを 組 込 みました この 新 しいクエリビルダにより リレーショナル データソース(RDBMS) からデータにアクセスする BIRT レポートデザインを 作 成 する 際 の 生 産 性 が 向 上 します SQL クエ リビルダは SQL 文 を 記 述 する 際 にテキストエディタとグラフィカルビルダを 提 供 します テキストモードは 複 雑 なクエリを 記 述 するために 使 用 できる 一 方 グラフィカルビルダは SQL の 文 法 に 精 通 していないレポート 開 発 者 をサポートします この 新 機 能 によって BIRT Report Designer フレームワークはより 広 いレポート 開 発 者 層 へアピールすることになりました レポート 開 発 者 はスキルレベルに 応 じてテキストモードとグラフィカルモードを 選 択 できます あるモードを 使 用 して 行 った 変 更 は 他 方 へ 自 動 的 に 反 映 されます この 機 能 を 早 期 に 利 用 できるように SQL クエリビルダはプロトタイプとして Actuate 10 に 組 み 込 まれました 将 来 のリリースで 機 能 拡 張 が 計 画 されています 改 善 されたアクセシビリティサポート Actuate 10 では BIRT レポートアイテムに 対 していくつかの 拡 張 が 行 われ レポートアイテムの アクセシビリティを 向 上 するための 代 替 テキストを 記 述 することが 可 能 になりました 拡 張 対 象 は 次 のとおりです ハイパーリンクのツールヒント グリッド テーブル クロスタブレポートアイテムのキャプションとサマリ グラフとイメージのための 代 替 テキストおよび 代 替 テキストキー 双 方 向 (ビーディ)サポート 双 方 向 (BIDI) 出 力 をサポートすることにより カスタマイズ 可 能 なコンテンツダイレクションを 提 供 します 例 えば 主 にアラビアあるいはヘブライ 語 は 右 から 左 (RTL) 方 向 へ 英 語 あるいはドイ 15

ツ 語 は 左 から 右 (LTR) 方 向 に 記 述 されるべきです このコンテンツダイレクションは 全 レポートレベ ルあるいは 特 定 のエレメントレベルで 設 定 できます この 機 能 は すべてのサポートされた 出 力 形 式 に 適 用 されます コンテンツダイレクションはデザインエンジン API を 使 って 操 作 することもできま す スタイルシートサポート 強 化 動 的 に 参 照 するスタイルシートの 指 定 に 絶 対 または 相 対 URL パスが 使 用 できるようになりま した スタイルのセットをハードコーディングする 代 わりに 生 成 された HTML 出 力 はスタイルシート へのリンクを 含 みます この 機 能 は スタイルシートが Web デザイナによって 作 成 管 理 されるよう な Web 開 発 とのコラボレーションにおいて 特 に 有 用 です また この 機 能 によって スタイルシート に 対 していかなる 変 更 が 行 われたとしても レポートに 変 更 を 加 える 必 要 はなくなりました 水 平 方 向 改 ページサポート テーブルとクロスタブに 対 して 水 平 方 向 の 改 ページをサポートします この 機 能 はテーブルやク ロスタブに 非 常 に 多 くの 列 がある 場 合 に 有 用 です この 機 能 を 用 いることでこのようなレポートの 印 刷 を 適 切 に 行 い 閲 覧 時 の 過 度 なスクロールを 軽 減 します ライブラリ 変 更 レポート 開 発 におけるリソース 管 理 のサポートを 大 幅 に 向 上 しました 従 来 のライブラリエクスプ ローラビューはリソースエクスプローラに 名 称 が 変 更 され 特 定 のリソースフォルダ 内 のすべてのリ ソースへのナビゲーション 等 多 数 の 機 能 強 化 が 行 われました それらリソースには イメージ ス クリプト JAR ファイル ライブラリが 含 まれます リソース 管 理 を 容 易 にするためにリソースエクス プローラビューに 対 して 多 くの UI 変 更 も 行 なわれました レポート 開 発 者 は 改 善 されたコンテキス トメニューを 使 用 して リソースフォルダ 内 やライブラリへ 新 しいコンテンツを 追 加 作 成 することが 可 能 になりました ストアドプロシージャの 複 数 結 果 セットのサポート ストアドプロシージャのサポートを 強 化 しました データセットエディタが 改 良 され 結 果 セット 番 号 もしくは 結 果 セット 名 を 指 定 することで 複 数 の 結 果 セットを 返 すストアドプロシージャがサポートされ ました また 出 力 パラメタに 参 照 カーソルを 使 用 する Oracle ストアドプロシージャが 新 たにサポ ートされました BIRT ではレポートをどのように 生 成 表 示 するかを 定 義 するために 設 定 ペー ジで 設 定 されたプロパティを 使 用 します 例 えば リソースフォルダ 設 定 はレポートライブラリを 見 つ けるために 使 用 されます プロジェクト 固 有 設 定 BIRT の 旧 バージョンではこれらの 設 定 は ワークスペース 全 体 のためのグローバルな 設 定 とし て 扱 われていました 本 リリースよりプロジェクト 毎 に 設 定 を 行 うことが 可 能 になりました これは 同 一 のワークスペース 内 の 複 数 のプロジェクトが 個 別 の 定 義 を 持 つことを 可 能 にします これらの 設 定 にはグラフデータプレビュー 行 数 クロスタブ 設 定 エレメント 名 リソースおよびテンプレートフ ォルダの 場 所 が 含 まれています 16

Actuate BIRT Interactive Viewer Web 2.0 デザインパターンの 採 用 Actuate 10 では さらに Web 2.0 的 なデザインパターンを Interactive Viewer の UI に 導 入 しました 従 来 のものより 直 観 的 で 効 率 的 なレポート 操 作 がもたらされます 注 目 すべき 新 しいデザインパターンは 以 下 のとおりです: インタラクティブへの 誘 導 右 クリックのコンテキストメニューに 加 え ラベル テーブル 列 グラフといった 各 コントロ ールに 対 しては ユーザをインタラクティブな 操 作 へ 誘 導 するよう カーソルの 変 更 ハイライ ト ツールヒントが 追 加 になりました これは どのようなインタラクティビティが 可 能 か 発 見 することを 非 常 に 容 易 にします パン&スクロール マッシュアップページはリッチインフォメーションアプリケーション 開 発 者 の 間 で 広 く 普 及 し ています とはいえマッシュアップではレポート 全 体 を 表 示 するために 必 要 とされる 空 間 を 確 保 することは 容 易 ではありません Actuate 10 では 新 しいパン&スクロールコントロール が 導 入 され ユーザは 限 られた 空 間 ですべての 情 報 にアクセスすることを 可 能 にしました ドラッグ&ドロップ 列 移 動 Actuate 10 の Interactive Viewer ではドラッグ&ドロップによる 列 の 移 動 が 行 えます 図 14: 新 しい Web 2.0 デザインパラダイム 能 率 化 されたツールバー Actuate 10 では 最 小 限 必 要 なボタンのみを 表 示 することにより Interactive Viewer のツールバーを 能 率 化 しています これは ユーザが 利 用 可 能 な 機 能 の 多 さに 圧 倒 され ることなく Interactive Viewer を 使 用 し 始 めることを 可 能 にします それと 同 時 に 高 度 な 機 能 についても 容 易 に 発 見 できる UI になっています アドバンスト ビギナー 両 方 の ユーザに 向 けて 使 いやすい UI になりました 図 15: 新 Interactive Viewer ツールバー 17

ユーザロールに 基 づいたインタラクティビティ 機 能 の 設 定 Interactive Viewer によるインタラクティブなレポート 閲 覧 は 非 常 に 強 力 な 機 能 とはい え すべてのアプリケーションやユーザに 対 してそのすべてが 適 切 ではないかもしれませ ん Actuate 10 では 管 理 者 が 様 々なユーザロールに 基 づいてインタラクティビティ 機 能 のレベルを 定 義 することができます アプリケーション 管 理 者 は ユーザロールに 基 づい て 各 機 能 に 対 して 有 効 / 無 効 を XML 定 義 ファイルを 修 正 することで 設 定 することができ ます このことにより Interactive Viewer を 起 動 しレポートを 見 る 際 のユーザ 操 作 を 定 義 ファイルに 基 づいて 制 限 することができます この 機 能 の 最 も 重 要 なメリットは 全 ての 機 能 を 一 度 に 提 供 するのではなく より 高 度 な 機 能 についてはユーザの 習 熟 度 に 合 わせて 徐 々に 提 供 することが 可 能 になるというこ とです 新 JavaScript API (JSAPI) Actuate 10 では 既 存 ウェブアプリケーションへの Actuate コンテンツ 統 合 を 簡 素 化 するために 新 しい JavaScript ベースの API(JSAPI)を 導 入 されました JSAPI には 3 つのカテゴリがありま す 図 16: 新 Java Script API3つのカテゴリ 既 存 ウェブページへの Actuate コンテンツやパラメタの 統 合 (BIRT) Actuate 10 では HTML 開 発 者 は 新 しい JavaScript API を 使 ってインタラクティブな BIRT レ ポート もしくはレポートレットを 既 存 の 標 準 HTML ページあるいは Web 2.0 マッシュアップページ へ 容 易 に 埋 め 込 むことができます この 包 括 的 API はユーザが Actuate と 非 Actuate のコンテン ツを 並 列 して 表 示 するリッチなマッシュアップページを 構 築 することを 目 的 としています Actuate 10 と JSAPI 以 前 は レポートのサブミットとレポートの 閲 覧 のワークフローは パラメタ 入 力 の 専 用 ページとレポート 出 力 を 閲 覧 するための 出 力 ページから 構 成 されていました この 場 合 パラメタ 変 更 を 行 うには パラメタページに 移 動 し 再 度 新 しいパラメタ 値 を 指 定 することをユーザに 要 求 します Actuate 10 では 開 発 者 がレポート 出 力 へパラメタ 入 力 コンポーネントを 直 接 埋 め 込 むことを 可 能 にし この 古 典 的 なフローを 刷 新 します したがって レポート 出 力 ウィンドウを 離 れる ことなくパラメタの 変 更 を 行 いレポートの 再 実 行 を 行 うことができます 18

図 17: パラメタコンポーネントのワークフロー レポートコンテンツへのカスタムインタラクティビティの 追 加 (BIRT) ソート フィルタといった 用 語 はレポーティングの 世 界 においては 一 般 的 かもしれませんが 他 の Web アプリケーションでは たとえばラジオボタンなどであらかじめ 定 義 された 選 択 肢 によって 指 定 可 能 にするといった 他 の UI 操 作 に 置 き 換 える 必 要 があるかもしれません 新 しい JavaScript Interactivity API によって HTML 開 発 者 は レポート 出 力 文 書 に 対 するカスタムアクションを 挿 入 し そこから Actuate Interactive Viewer が 標 準 で 提 供 している 機 能 を 利 用 することが 可 能 になります マッシュアップページの 構 築 (BIRT) マッシュアップはインタラクティブなコンテンツを 配 布 するポピュラーな 手 段 になりつつあります ある 単 一 のマッシュアップには 様 々なソースから 受 け 取 ったコンテンツを 表 示 することができます また そのような 単 一 のマッシュアップは 相 互 に 関 連 する 情 報 で 構 成 されたコンテンツも 表 示 するこ とができます その 場 合 ある 1 つのアイテムへの 変 更 が マッシュアップページを 構 成 する 別 のア イテムにも 反 映 される 必 要 があります 新 しい Javascript API は マッシュアップページに BIRT レ ポートやレポートレットを 挿 入 することを 可 能 にします さらに この API によってインタラクティブな BIRT レポートを 含 むマッシュアップページの 様 々なコンポーネントを 相 互 にリンクすることができま す 19

BIRT Report Studioの 新 機 能 *Actuate 10 から BusinessReport Studio は BIRT Report Studio に 名 称 が 変 更 になりました フィルタパネルのサポート Actuate 10 の BIRT Report Studio では フィルタパネル 機 能 によって 実 際 にクエリを 実 行 せず にクエリを 構 築 し フィルタ 条 件 を 定 義 する 機 能 を 提 供 します これは 大 きなデータセットに 対 する レポートを 設 計 するビジネスユーザーに 特 に 有 益 です 図 18: フィルタパネル Actuate e.spreadsheet: Excel 形 式 によるユーザへの 情 報 配 信 Microsoft Excel は 世 界 のデスクトップコンピュータの 90% 以 上 にインストールされていると 言 われ 多 くのビジネスプロフェッショナルに 利 用 されています このようなビジネスユーザーが Excel によってエンタープライズインフォメーションの 閲 覧 分 析 操 作 を 行 いたいと 思 っているとし ても 不 思 議 はありません そのようなユーザのニーズに Actuate e.spreadsheet は 応 えます Actuate e.spreadsheet によって Web セキュリティを 越 えて 配 信 される 生 きたビジネスデータや オンデマンド 情 報 を 書 式 設 定 済 みの 完 全 にフルファンクショナルな Excel スプレッドシート 形 式 と して 取 得 することができます Actuate 10 の e.spreadsheet では PDF 出 力 ネイティブ Excel 2007 出 力 といったさらに 広 範 なレポーティングの 要 求 に 応 える 新 機 能 を 提 供 します 更 に e.spreadsheet Designer では グラフ カスタムデータソースへのアクセス 膨 大 な 数 のスキーマ テーブル ストアドプロシージャ を 持 ったデータソースへのクエリなどを 以 前 より 容 易 に 定 義 することを 可 能 にする 大 幅 な 生 産 性 向 上 が 行 われました PDF 出 力 と 印 刷 機 能 向 上 Excel は その 普 及 率 とパワフルな 分 析 機 能 のため 人 気 のあるファイル 形 式 である 一 方 PDF や 印 刷 媒 体 といった 静 的 な 形 式 としてレポートを 利 用 したい 非 テクニカルユーザには 向 いていませ ん さらに 静 的 な 形 式 でレポートを 提 供 するもうひとつの 理 由 には 監 査 目 的 として 編 集 不 可 能 な 形 式 ですべてのレポートをアーカイブしなければならないといった 要 望 があります これらの 要 求 20

に 応 えるため Actuate 10 では e.spreadsheet は PDF 出 力 と 強 力 な 印 刷 機 能 向 上 を 提 供 しまし た PDF 出 力 サポート Web UI のボタンクリックにより ユーザは 既 存 の e.spreadsheet レポート 文 書 を PDF 形 式 へ エクスポートするか オンデマンドやスケジュール 実 行 時 の 出 力 ドキュメント 形 式 として PDF を 指 定 することができます 拡 張 された Actuate API によって 簡 単 に 新 しい e.spreadsheet PDF 出 力 機 能 をアプリケーションに 統 合 することができます 個 々の e.spreadsheet レポートに 対 して PDF へ 変 換 される 際 に 使 用 される ページ 付 け マージンといった 設 定 を 行 う ページ 設 定 を 指 定 する ことができます 図 19: Information Console で 出 力 形 式 に PDF を 指 定 印 刷 機 能 向 上 Actuate 10 の e.spreadsheet Designer では e.spreadsheet レポート 文 書 を 印 刷 する 際 に アクティブなワークシートのみ ワークブック 全 体 あるいはユーザが 選 択 した 部 分 のみを 指 定 する ことができます これは e.spreadsheet Designer の 典 型 的 なユーザが 望 んでいた Excel と 同 等 の 機 能 です ネイティブ Excel 2007 ファイル 形 式 サポート Microsoft Excel 2007 が 主 流 になってきたことで 新 しいネイティブ Excel 2007 ファイル 形 式 の サポートは 早 くも 共 通 の 要 件 となっています このファイル 形 式 は XML ベースになっており 約 100 万 行 および 約 16,000 列 を 扱 うことができます これは Microsoft Office Excel 97~2003 に 比 べて 行 数 は 1,500% 列 数 は 6,300% の 増 加 です また Office テーマ 多 彩 な 条 件 付 き 書 21

式 設 定 ピボットテーブル グラフに 対 する 機 能 拡 張 といった 新 しい 機 能 はすべて 新 しいファイル 形 式 を 要 求 します Actuate 10 の e.spreadsheet テクノロジーは ネイティブ Excel 2007 ファイル 形 式 をサポート する 最 初 のソリューションになることで Excel レポーティングにおけるリーダーシップをさらに 強 化 し ます Web UI のボタンクリックにより ユーザは 既 存 の e.spreadsheet レポートドキュメントを Excel 2007 形 式 へエクスポートするか オンデマンドやスケジュール 実 行 時 の 出 力 ドキュメント 形 式 として Excel 2007 を 指 定 することができます Microsoft Office 2007 テーマ データボリュームの 利 点 に 加 え Excel 2007 ファイル 形 式 のサポートにより e.spreadsheet を 強 化 する 主 な 要 因 は このファイル 形 式 が Excel 2007 の 特 定 の 新 機 能 をサポートするための 基 盤 となるからです その 中 の 一 つが Microsoft Office 2007 テーマです Office 2007 テーマは Microsoft Office 2007 Excel Word PowerPoint ドキュメントのための 色 フォントおよびグラフィ ック 効 果 を 定 義 するために 使 用 されます テーマは 対 応 する Microsoft Office 2007 製 品 のうち のいずれによっても 作 成 することができます Actuate 10 から e.spreadsheet Designer は 生 成 されたレポートのフォントや 色 といった 外 観 をコントロールするために Office 2007 テーマを 使 用 することができます これはルック&フィール の 一 貫 性 を 保 証 し 開 発 者 生 産 性 の 向 上 をもたらします この 機 能 は さらに 43 億 のユニークな 色 から 成 るリッチな Office 2007 のカラー 拡 張 の 利 用 を 可 能 にします 図 20: e.spreadsheet Designer での Microsoft Office 2007 テーマの 使 用 グラフ 機 能 向 上 Actuate 10 の e.spreadsheet では グラフ 作 成 能 力 に 関 するユーザビリティの 領 域 が 大 幅 に 向 上 しました その 結 果 e.spreadsheet レポートにデータドリブンによるライブの Excel グラフの 追 加 が 非 常 に 簡 単 になり 開 発 時 間 およびトレーニングコストを 減 少 できます より 具 体 的 には グラ フ 作 成 に 関 する 次 の 新 機 能 が 導 入 されました 直 観 的 かつ Excel のようなポイントアンドクリック UI によるグラフの 追 加 書 式 設 定 およ びバインド グラフのオプション 設 定 にまつわる 複 雑 さを 取 り 除 くガイダンス フレキシブルなメカニズム レポート 関 数 の 機 能 を 最 大 限 利 用 できるようにグラフをデータ へバインドできます その 結 果 複 雑 かつ 不 規 則 なレイアウトにかかわらず グラフをどの ようなデータ 範 囲 に 対 してもバインドすることができます グラフのバースティング データに 関 連 したレイアウトに 基 づいて 列 やワークシートを 跨 いだグラフにバースティング( 複 数 に 分 割 )できます 22

タイトル 動 的 でデータドリブンなグラフのタイトルを 容 易 に 定 義 できます プロパティ 各 グラフ 系 列 に 使 用 される 色 とスタイルのプロパティを 指 定 できます 棒 グ ラフにおいて n 番 目 の 棒 に 対 してある 特 定 の 塗 りつぶし 色 を 使 用 するといったことが 可 能 になりました 直 観 的 な Excel ライク UI 従 来 のリリースではグラフ 定 義 のプロセスはいくつかの 分 離 された 手 順 を 含 んでおり レポート 関 数 の 手 入 力 を 必 要 としました その 結 果 操 作 は 直 観 的 でなく トレーニングを 必 要 としました Actuate 10 では グラフの 種 類 の 選 択 からグラフがどのようにレポートデータをマッピングする かを 指 定 する 書 式 設 定 オプションに 至 るまで 必 要 なすべての 手 順 が 直 観 的 かつ Excel ライクに ポイント&クリックで 行 うことができる 新 しい UI を 提 供 することより この 問 題 を 完 全 に 解 決 しました 図 21: データマッピングプロパティの 変 更 方 法 マウスを 使 った 系 列 名 Y 値 カテゴリのデータ 範 囲 へのマ ッピング 複 雑 なデータバインディング 要 求 に 対 応 Actuate 10 では 複 雑 であったり 不 規 則 であったりするレイアウトに 対 しても いかなるデータ 範 囲 にもデータをバインドできることを 可 能 にする 非 常 に 強 力 なグラフデータのマッピングメカニズ ムが 提 供 されています データを 適 切 にグラフ 化 するためにデータ 範 囲 のレイアウトを 変 更 する 必 要 はもはやありません この 新 しいデータマッピングメカニズムは 系 列 名 Y 値 カテゴリといったグラフのデータマッピ ングプロパティをデータ 範 囲 のセルにどのようにマッピングするかをマウス 操 作 だけで 行 うことを 可 能 にするためにグラフ UI に 完 全 に 統 合 されています 新 しいデータマッピングメカニズムは レポ ート 関 数 に 基 づいているため min max first といったいかなるレポート 関 数 も グラフオブジェクト に 引 き 渡 すセルに 使 用 することができます グラフをデータ 範 囲 にバインドする 際 にレポート 関 数 を フルに 活 用 することができるため 比 類 ない 柔 軟 性 を 達 成 することができます グラフバースティング Actuate 10 以 前 では 動 的 に 作 成 される 複 数 のセクションやワークシートそれぞれに 同 じグラフ を 繰 り 返 し 作 成 することは 非 常 に 大 変 な 作 業 でした 下 記 の 図 は グラフバースティングとして 知 ら れているこの 要 求 の 例 を 示 します Actuate 10 の e.spreadsheet Designer では レポートのセク 23

ションおよびワークシートを 跨 ってグラフをバースティングすることが 非 常 に 容 易 になりました 指 定 されたグループセクション 内 あるいはバースティングするワークシート 上 にグラフオブジェクトを 配 置 するだけで 個 々の 対 応 するグループセクション ワークシートに 対 して 個 別 のグラフが 自 動 的 に 作 成 されることが 保 証 されます 図 22: グループセクションのグループ 別 にグラフを 自 動 生 成 データドリブンのグラフタイトルと 軸 タイトル グラフをバーストした 際 のよくある 要 求 として ダイナミックに 生 成 された 各 グラフのタイトルにデ ータに 即 した 内 容 を 自 動 的 に 反 映 させるということがあります 図 のサンプルレポートでは 自 動 的 に 生 成 されたグラフのそれぞれにデータドリブンなグラフタイトル( 2005 年 収 益 2004 年 収 益 等 )が 表 示 されています 同 様 に X 軸 Y 軸 のタイトルにデータドリブンな 名 前 を 使 用 することも 要 求 されるかもしれませ ん Actuate 10 ではこのような 要 件 に 対 応 します より 具 体 的 には ポイント&クリック UI( 下 記 の 図 23 を 参 照 )により グラフタイトル X の 軸 および Y 軸 のタイトルに 対 してデータ 範 囲 セルをマッ プすることができます レポート 実 行 時 に これらのデータ 範 囲 セルが 生 成 する 値 をもとに 各 タイト ルが 挿 入 されます 24

図 23: データドリブンのタイトルにデータ 範 囲 のセルをマッピング グラフ 系 列 書 式 設 定 グラフの 異 なった 系 列 にそれぞれ 独 自 の 塗 りつぶし 色 やパターン 境 界 線 のスタイルを 適 用 した い 場 合 があります 例 えば ある 棒 グラフでは 最 初 の 3 つのバーの 色 を 白 緑 青 に 設 定 したいと いった 場 合 です Actuate 10 では この 要 件 は 容 易 に 実 現 可 能 です まずは 新 しいグラフ UI 上 を 使 用 して わ ずかな 手 順 により サンプルデータをもとにしたグラフデザインを 挿 入 します その 後 デザインビュ ーで 任 意 のグラフ 系 列 を 選 択 し スタイルや 形 式 のプロパティを 指 定 します レポート 実 行 時 に 設 定 した 書 式 が 該 当 するグラフ 系 列 に 適 用 されます 25

図 24: レポート 開 発 者 はサンプルデータを 簡 単 にポピュレートできるようになりました その 結 果 容 易 に 任 意 のグラフの 系 列 に 書 式 設 定 を 行 うことが 可 能 になりました 旧 リリースとの 互 換 性 以 前 のリリースで 作 成 されたグラフのあるレポートは 互 換 性 が 保 障 されているため Actuate 10( 及 び 以 降 のリリース)で 引 き 続 き 実 行 可 能 です さらにグラフ 作 成 のための 古 い 方 法 も 引 き 続 きサポートされます それ 以 外 の 状 況 では Actuate 10 で 導 入 されたユーザビリティ フレキシビリ ティを 享 受 することができる 新 しいグラフ 機 能 を 推 奨 します クエリエディタ 機 能 拡 張 組 織 が 大 きくなるにつれデータベースのサイズや 複 雑 さも 増 大 します データベースのスキーマ テーブル 列 ストアドプロシージャの 数 も 膨 大 なものになります ユーザから 寄 せられた 要 望 を 元 に このようなデータベースへ 容 易 にアクセスするために Actuate 10 の e.spreadsheet Designer では クエリエディタとメタデータの 管 理 を 大 幅 に 強 化 しました フィルターリスト 従 来 は テーブル 列 ストアドプロシージャに 多 くのオブジェクトが 存 在 する 場 合 e.spreadsheet Designer のクエリエディタ 内 で 目 的 のオブジェクトを 指 定 するためには 多 くのス クロールを 必 要 としました Actuate 10 のクエリエディタでは リストのフィルタリング 機 能 により 目 的 のオブジェクトに 容 易 に 到 達 できるようになりました たとえば データベースにあるすべてのテーブルをスクロールする 代 わりに レポート 開 発 者 は フィルタリストボックスに 検 索 式 を 入 力 して 目 的 となるテーブルを 指 定 で 26

きます "P"とタイプすると 名 前 が P で 始 まるテーブルが 表 示 されます "P?o"とタイプすると P で 始 まり 3 番 目 の 文 字 が o のテーブルのみが 表 示 されます 同 様 の 方 法 が スキーマ ビュー 列 ス トアドプロシージャに 利 用 できます 図 25: フィルターリストを 使 うことでレポート 開 発 者 は 容 易 にデータベースオブジェクトを 指 定 できます その 他 の UI 改 良 利 便 性 の 向 上 と 製 品 の 他 の 部 分 との 一 貫 性 のため クエリエディタのツールバーのアイコンとオ プションが 変 更 されました また 内 外 からのフィードバックを 元 に デザインビューから SQL ビュ ーへスイッチする 際 にはレポート 開 発 者 は 必 ず カスタム SQL の 編 集 ボタンをクリックし さらに 警 告 のダイアログを 確 認 する 必 要 があるよう 変 更 されました この 機 能 により 誤 って SQL ビューへス イッチしてしまうことを 防 止 します 図 26:レポート 開 発 者 へ 表 示 される 警 告 画 面 27

メタデータ 管 理 機 能 拡 張 膨 大 なオブジェクトをもつデータベースを 扱 うとメタデータも 膨 大 になります 不 必 要 なメタデータ の 参 照 は レスポンスの 低 下 を 招 き 操 作 性 が 著 しく 低 下 します Actuate 10 の e.spreadsheet Designer では 以 下 のように 必 要 なメタデータのみを 必 要 な 時 に 取 得 するように 改 良 されました レポート 開 発 者 が 新 しいデータベースに 接 続 しデータベースオブジェクトをブラウズした 場 合 データベース 側 の 変 更 を 確 認 する 目 的 でレポート 開 発 者 が 明 示 的 にメタデータをリフレッ シュした 場 合 データベース 側 の 変 更 が 単 一 のテーブルやビューに 限 定 される 場 合 目 的 のテーブル ビューのみを 指 定 してリフレッシュすることができます 図 27: レポート 開 発 者 はソースメタデータの 強 制 リフレッシュを 実 行 できます インパクトアナリシス 能 力 データベーススキーマの 変 更 がレポートにどのように 影 響 を 及 ぼすかを 確 認 できるように クエリ エディタが 拡 張 されました メタデータのリフレッシュが 実 行 されるとクエリエディタは 削 除 や 変 更 に より 不 正 になったテーブル ビュー ストアドプロシージャ 列 を 赤 で 表 示 します レポート 開 発 者 は データベーススキーマの 変 更 によってクエリの 修 正 が 必 要 であることを 確 認 できます 28

図 28: ソースメタデータのリフレッシュ 後 に 不 正 なオブジェクトはハイライト 表 示 されます ODA 3.x を 介 したカスタムデータソースへのアクセス 今 日 多 くの 企 業 では 自 社 開 発 したレガシーなデータと 新 しいデータソース 型 の 両 方 を 利 用 し ています その 結 果 そのようなデータソースに 対 してレポートを 構 築 することはそれほど 特 殊 な 要 求 ではありません Actuate は ポピュラーな Eclipse ファウンデーションのオープンデータアクセス (ODA)フレームワークによって このような 特 殊 なデータソースにアクセスし 問 い 合 わせを 行 うこと を 可 能 にします Actuate 10 の e.spreadsheet は Actuate BIRT 等 の 多 くの 商 用 技 術 にサポートされた 最 新 の ODA フレームワークのバージョンである ODA 3.x をサポートするように 強 化 されました このプロ ジェクトの 一 貫 として Actuate BIRT が 提 供 する XML データソース Web サービスデータソース BIRT レポート 文 書 データソース 用 コネクタといった ODA 3.x のコネクタはすべて インストールと 同 時 に 使 用 可 能 なデータソースの 型 として 提 供 されます 29

図 29: 標 準 で 提 供 される ODA3.x コネクタのデータソース XML ファイル Web サービス BIRT レポート 文 書 30

Actuate e.reportテクノロジー: ピクセルパーフェクトレポーティングアプリケーション の 構 築 Render アーキテクチャ Actuate 10 の e.report では 様 々な 出 力 フォーマットにレポートをレンダリングするための 新 し いアーキテクチャ Render が 導 入 されました この 新 アーキテクチャは 将 来 の 出 力 フォーマットの 拡 張 のための 強 力 な 基 盤 と 豊 富 な 機 能 を 供 給 するものです 新 PDF ライター Render アーキテクチャによってサポートされる 最 初 のドキュメント 形 式 は PDF です Actuate 10 e.report は 古 い PDF コンバータの 代 わりに 使 用 することができる 新 しい PDF ライターを 提 供 し ます 新 しい PDF ライターには 従 来 の PDF コンバータの 主 要 な 機 能 に 加 え 数 多 くの 価 値 あるエンハ ンスが 含 まれています: 開 発 者 は ereport Designer Professional(e.RD PRO)を 使 用 して レポート 文 書 を PDF として 保 存 することができます この 機 能 により PDF 出 力 をすばやく 容 易 に 確 認 することができます さらに レポートデザインの 検 収 を 行 うためのサンプルを 容 易 に 作 成 する 方 法 を 提 供 します Render Profile ファイルによって 個 々のユーザおよび ROI レベルまで 細 かく PDF 生 成 の 様 々なオプションを 微 調 整 する 方 法 が 提 供 されます このファイルは erd Pro お よび iserver の 両 方 によって 使 用 されます Render プロファイルファイルは PDF ファ イルにフォントを 埋 め 込 む 設 定 を 非 常 に 簡 略 化 します PDF ドキュメントに 目 次 (TOC)を 追 加 することができます 目 次 は 他 の 閲 覧 環 境 での 表 示 と 同 様 になります PDF ドキュメント 内 で http://と https://の URL へのハイパーリンクを 有 効 にできます タイトル 作 成 者 といった PDF ファイルのプロパティを Render Profile ファイルでレポ ートデザインのプロパティとして 設 定 できます また Actuate Basic を 利 用 してプログラ ムとして 設 定 することも 可 能 です PDF にレンダリングされたレポート 内 の 様 々なエレメントの 正 確 さおよび 外 観 が 改 善 さ れました 例 えば 両 端 揃 え に 指 定 されたテキストでは 単 語 間 の 過 度 のスペースを 回 避 するために 文 字 相 互 間 のピッチを 増 加 させることができるようになりました Actuate ファウンデーションクラス(AFC)の 新 しい 機 能 を 使 用 して ROI フリー(ROI 無 し) PDF ドキュメントを 生 成 することが 可 能 になりました カスタム Actuate Basic コー ドを 使 用 して レポート 生 成 中 に PDF ファイルをいくつでも 作 成 することができます ROI の 生 成 を 行 わないことでレポート 実 行 の 劇 的 なパフォーマンスの 向 上 に 結 びつく 場 合 があります この 機 能 は erd Proi および iserver の 両 方 で 利 用 可 能 です 記 号 フォントをフルあるいはサブセットとして PDF ドキュメントに 埋 め 込 むことができま す 大 きなサイズのフォント( 中 国 語 のフォントのような)も 完 全 に PDF ドキュメントに 埋 め 込 むことができます PDF 生 成 のパフォーマンスが 改 善 されました CPU を 追 加 することにより PDF ドキュメント 生 成 時 間 を 短 縮 できるように 処 理 をマル チスレッド 化 することができるようになりました 問 題 の 診 断 を 支 援 するために PDF ドキュメントにデバッグ 情 報 を 埋 め 込 むことができ るようになりました AcReport の 新 規 メソッド AFC の AcReport クラスに 2 つの 新 しいメソッドが 追 加 されました: AcReport::BeforeStartingReport() AcReport::AfterFinishingReport() これらのメソッドは レポー 31

トが 実 行 された 後 に 実 行 されるようオーバーライドできます これらは ROI ファイル 生 成 前 と ROI ファイルが 生 成 ファイナライズされ 確 実 にクローズされた 後 にコールされます これらメソッドの 使 用 目 的 の 例 として 以 下 があります: 特 殊 なログ 出 力 E メール 通 知 ファイルのパーミッションの 操 作 32

Actuate iserver Actuate iserver は すべての 企 業 内 ユーザ ファイアウォールの 外 側 の 顧 客 取 引 先 などの 要 件 に 基 づいた ビジネスレポーティングおよび 分 析 ニーズに 応 えるリッチでインタラクティブな 情 報 を 提 供 するためのエンタープライズアプリケーションプラットフォームです スケーラビリティ セキュ リティ 信 頼 性 およびデプロイメントの 柔 軟 性 により 新 世 代 のインフォメーションドリブン RIA をサ ポートするその 強 力 なインフラストラクチャは ユーザへの 直 観 的 な 情 報 アプリケーションエクスペ リエンスの 提 供 を 可 能 にします Actuate 10 iserver は 以 下 のメリットを 備 えた RIA プラットフォームです: 能 率 的 なビジネスプロセス - コンテキストに 即 した BI の 埋 め 込 み カスタマイゼーションとパーソナル 化 - コラボレーティブなレポート 作 成 をサポートするエ ンドユーザによるコンテンツ 変 更 強 化 されたインタラクティビティ - エンドユーザ 意 思 決 定 支 援 サポート 直 観 的 な UI - インテリジェンスをより 気 づきやすく カスタム 出 力 フォーマットのサポート BIRT フレームワークは デフォルトで 提 供 される 出 力 ファイル 形 式 に 加 え それ 以 外 の 必 要 な 形 式 を 出 力 するために 拡 張 可 能 になっています この 機 能 はカスタムエミッタによって 実 現 されます Actuate 10 では カスタムエミッタを iserver 上 で 利 用 可 能 にするメカニズムを 提 供 します カスタ ムエミッタを 開 発 し JAR ファイルを iserver 上 に 配 置 することで iserver のレポートにアクセスす るエンドユーザに 対 して スケジュール 実 行 時 レポート 表 示 時 のカスタム 出 力 フォーマットが 自 動 的 に 利 用 可 能 になります 図 30: Actuate BIRT Viewer でレポートコンテンツをエクスポートする 際 にカスタムエミッタを 選 択 Interactive Viewer からカスタマイズした BIRT レポート 文 書 を 保 存 BIRT Interactive Viewer は エンドユーザに 対 して BIRT レポートをそのニーズに 即 してカスタ マイズすることを 可 能 にします エンドユーザが 同 じカスタマイズ 操 作 を 繰 り 返 し 行 わなくてもよいよ うに 結 果 を 保 存 できることは 非 常 に 重 要 です さらに 将 来 の 参 照 のために 変 更 したデザインだ 33

けでなく レポートドキュメントも iserver や iserver Express のリポジトリに 保 存 することができるよ うになりました 図 31: Interactive Viewer でカスタマイズした BIRT レポート 文 書 を 保 存 ファイル 拡 張 子.BIZDESIGN.BIZDOCUMENT BusinessReport Studio で 作 成 された.bizdesign と.bizdocument ファイル 拡 張 子 は 使 用 されな くなりました 既 存 の.bizdesign ファイルから.bizdocument 拡 張 子 をもつレポート 文 書 を 生 成 でき ますが BIRT Report Studio(Actuate 10 から BusinessReport Studio は BIRT Report Studio に 名 称 が 変 更 になりました)で 作 成 された 新 しいレポートデザインは.rptdesign ファイル 拡 張 子 と なります 34

Actuate 10 Information Console Actuate Information Console (*Actuate 10 から Actuate iportal は Actuate Information Console に 名 称 が 変 更 になりました)は Actuate BI およびレポートコンテンツへのエンドユーザア クセスを 提 供 する Web フロントエンドです ユーザは iserver エンサイクロペディアボリュームある いはローカルリポジトリのいずれかに 格 納 されたレポートを Actuate Information Console によっ て 実 行 し 結 果 を 閲 覧 することができます BIRT e.spreadsheet レポートでレポートパラメタの NULL 値 サポート NULL 値 の 指 定 が 可 能 なパラメタを 持 った BIRT レポート e.spreadsheet レポートを 実 行 する 際 に パラメタに 値 を 入 力 しないことを 指 定 できるチェックボックスが 追 加 されました このことにより ユーザはレポートパラメタに 対 して 値 を 指 定 しないこと(Null 値 )と 空 白 の 値 を 指 定 することを 明 確 に 区 別 することができるようになりました 新 しい 入 力 補 完 パラメタ 型 Actuate BIRT の 入 力 補 完 パラメタは ユーザがテキストフィールドにタイプした 文 字 に 基 づい て 生 成 される 動 的 なリストを 表 示 します このパラメタ 表 示 方 式 によって 性 能 低 下 を 招 かずに 大 規 模 な 値 リストを 扱 うことができます Actuate 10 では この Actuate BIRT の 入 力 補 完 パラメタは Information Console をとおして IDAPI によって 実 現 されています Actuate Information Object Designer 改 善 されたキャッシュサービスの 管 理 Actuate 10 では インフォメーションオブジェクトキャッシュサービスの 性 能 と 機 能 が 大 幅 に 強 化 されました キャッシュサービスは インフォメーションオブジェクトの 結 果 セットを DBMS に 格 納 す ることにより 本 番 環 境 のパフォーマンスにインパクトを 与 えずに 高 速 にレポートを 生 成 するための ソリューションです 従 来 はボリュームに 対 して 設 定 可 能 なキャッシュ 格 納 先 のデータベースは 一 つでしたが Actuate 10 では 複 数 のキャッシュ 格 納 先 を 利 用 できます キャッシュオブジェクト 毎 に 格 納 先 を 指 定 できるため キャッシュ 用 テーブルのインデックスを 自 由 に 定 義 することができ さらにきめ 細 かなパフォーマンスの 最 適 化 を 行 うことが 可 能 になりました 新 規 機 能 拡 張 のリスト: Infomation Object Designer でのキャッシュ 接 続 の 作 成 キャッシュテーブルに 対 するテーブル 名 の 指 定 キャッシュテーブルの 列 名 の 変 更 キャッシュテーブルのプライマリキーの 設 定 キャッシュテーブルのインデックスの 定 義 自 動 キャッシュリプレースか インクリメンタルキャッシュアップデートかの 選 択 35

図 32: キャッシュテーブルに 対 するテーブル 名 列 名 の 指 定 図 33: キャッシュテーブルのインデックスとプライマリキーの 作 成 36

図 34: キャッシュアップデートの 設 定 Information Object キャッシュとしてサポートされるデータベース DB2 8.x 9.x Oraxclke 10G 11G MS SQL 2000 (SP3 以 降 ) 2005 Information Object Designer を Actuate BIRT Report Designer に バンドル Actuate 10 では Information Object Designer は 従 来 のスタンドアロンデザイナに 加 え Actuate BIRT Report Designer 内 のパースペクティブとしてもパッケージされます 開 発 者 のマシ ンには 単 一 のデザイナアプリケーションをインストールするだけでよくなり 開 発 環 境 がシンプルに なります 2 つの 機 能 を 混 在 させたくない 開 発 者 のために Information Object Designer は 従 来 どおり 独 立 したツールとしても 提 供 されます Classic Models 埋 め 込 み Derby データベース Derby 埋 め 込 み DB が"ClassicModels Inc. SampleDB."としてサポートされました この Classic Models データベースを 利 用 することにより 最 小 限 のセットアップで IOD のデモを 行 うこと ができるようになりました Actuate BIRT Report Studio を 簡 単 にデモンストレーションできます Classic Models を 使 ってインフォメーションオブジェクトを 作 成 するには データ 接 続 の 定 義 のドロ ップダウンリストから"ClassicModels Inc. SampleDB"を 選 択 し Classic Models のテーブルをマ ップします 37

Information Delivery API (IDAPI) 機 能 拡 張 Actuate BIRT 入 力 補 完 パラメタ 型 のサポート Actuate BIRT の 入 力 補 完 パラメタは ユーザがテキストフィールドにタイプした 文 字 に 基 づい て 生 成 される 動 的 なリストを 表 示 します このパラメタ 表 示 方 式 によって 性 能 低 下 を 招 かずに 大 規 模 な 値 リストを 扱 うことができます Actuate 10 では この Actuate BIRT の 入 力 補 完 パラメタは GetReportParameterPickList API コールをとおして IDAPI によって 実 現 されています GetReportParamters API コールの 拡 張 GetReportParamters API コールが 拡 張 され リクエスタページのレスポンスタイムが 向 上 しま した また select リストを 使 わずにレポートパラメタのメタデータを 取 得 することができます カスタムデータ 抽 出 API コール DataExtraction API コールが 利 用 可 能 になり レポート 文 書 からデータを 抽 出 することができる ようになりました これにより BIRT ベースのレポーティングプラットフォームの 自 由 度 が 拡 張 されま した 閲 覧 後 のオンデマンド 一 時 レポート 保 存 サポート Java レポート e.report 共 に 閲 覧 後 に 一 時 レポートを 保 存 可 能 な API が 提 供 されました レポ ート 実 行 後 にレポートを 保 存 できる 選 択 肢 が 増 えたことから 不 必 要 にレポート 文 書 を 保 持 すること がなくなりエンサイクロペディア 上 のファイル 数 を 減 らすメリットが 期 待 できます アップグレードとマイグレーション 互 換 性 Actuate 10 では 以 前 のレポートデザイン レポート 実 行 ファイル レポート 出 力 に 対 して 完 全 に 互 換 性 があります 既 存 のレポートは 一 切 の 変 更 を 加 えることなくアップグレード 前 と 同 一 の 結 果 を 生 成 します レポートのリコンパイルも 不 要 です Actuate 10 で 提 供 される 新 機 能 を 利 用 する 場 合 には 必 要 に 応 じて 個 々のレポートやアプリケーションに 対 し 修 正 を 行 います 同 居 以 前 のリリース 同 様 に 複 数 のメジャーリリースを 同 一 のマシンにデプロイするオことができます Actuate 10 のすべてのリリースは それ 以 前 のメジャーリリースと 同 居 することができます たとえ ば Actuate 9 と Actuate 10 を 同 一 の 筐 体 上 で 稼 働 することができます ただし この 柔 軟 性 はメ ジャーリリース 間 でのみ 可 能 です 同 一 のリリースを 単 一 の 筐 体 に 複 数 同 居 させることはできませ ん iserver のアップグレード Actuate 6 またはそれ 以 降 のバージョンからアップグレードする 場 合 単 純 に 以 前 の Actuate リ リースと 同 一 のディレクトリに 対 して Actuate 10 をインストールするだけす 必 要 な Encyclopedia の 変 換 は 上 書 きにより 自 動 的 に 行 われます また すべての Actuate iserver システムもしくはクラ スタの 設 定 情 報 も 保 持 されます 38

アクチュエイト ジャパン 株 式 会 社 について アクチュエイト ジャパン 株 式 会 社 は 企 業 パフォーマンスの 飛 躍 的 な 向 上 を 支 援 する リッチインターネットアプリケーションプラットホームの 世 界 的 なリーディングカンパニー 米 国 アクチュエイト 社 ( 米 国 カリフォルニア 州 サンマテオ NASDAQ:ACTU 設 立 : 1993 年 )の 日 本 法 人 ( 設 立 :1996 年 )です 主 力 製 品 の Actuate は 全 世 界 で 4200 社 以 上 ( 国 内 では 440 社 以 上 )の 企 業 に 採 用 されています ワールドワイドにビジネス を 展 開 しており 日 本 をはじめ シンガポール(APAC) 中 国 カナダ フランス ドイツ イギリスに 拠 点 を 展 開 しています ( 米 国 本 社 : http://www.actuate.com/ 日 本 : http://www.actuate.com/jp/ ) 39