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目 的 別 ガイド 1. インストール 初 期 設 定 を 行 う 本 製 品 のインストール 初 期 設 定 は 次 の 章 を 参 照 してください 3. 動 作 環 境 4. インストール 5. 初 期 設 定 2. 基 本 的 な 動 作 操 作 方 法 を 確 認 する 製 品 の 評 価 やテストなど 本 製 品 の 基 本 動 作 を 確 認 する 場 合 は 次 の 章 を 参 照 してください 5. 初 期 設 定 6. 動 作 確 認 3. 各 種 機 能 の 詳 細 設 定 仕 様 を 確 認 する 導 入 に 向 けて 本 製 品 の 詳 細 な 設 定 を 確 認 する 場 合 は 次 の 章 を 中 心 に 参 照 してください 7. 詳 細 設 定 本 製 品 の 検 査 機 能 に 関 する 説 明 のほか 管 理 者 への 通 知 設 定 やログの 出 力 設 定 について 確 認 す ることができます 4. トラステッド シグネチャの 設 定 を 確 認 する トラステッド シグネチャの 設 定 を 確 認 する 場 合 は 次 の 章 を 参 照 してください 7.1.3.1 トラステッド シグネチャの 設 定 7.1.3.2 トラステッド シグネチャの 推 奨 設 定 7.1.3.3 トラステッド シグネチャによる 誤 検 出 と 対 策 7.1.3.4 カスタム シグネチャの 編 集 7.1.3.5 カスタム シグネチャの 設 定 例 も 参 照 して ください 5. 監 視 運 用 を 行 う 本 運 用 を 開 始 する 前 の 監 視 運 用 (モニタリング)については 次 の 章 を 参 照 してください 12. 監 視 運 用 6. Apache のディレクティブによる 設 定 を 確 認 する httpd.conf や.htaccess を 活 用 したバーチャルホストごとの 設 定 変 更 検 査 の 除 外 を 行 う 場 合 は 次 の 章 を 参 照 してください 14. Apache のディレクティブによる 設 定

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7.1.2 検 出 時 の 動 作... 31 7.1.3 シグネチャ 検 査 の 詳 細 設 定 項 目 設 定 例... 33 7.1.3.1 トラステッド シグネチャの 設 定... 33 7.1.3.2 トラステッド シグネチャの 推 奨 設 定... 36 7.1.3.3 トラステッド シグネチャによる 誤 検 出 と 対 策... 36 7.1.3.4 カスタム シグネチャの 編 集... 38 7.1.3.5 カスタム シグネチャの 設 定 例... 44 7.2 シグネチャ 更 新 設 定... 56 7.3 ログ... 58 7.4 トップメニュー... 61 7.4.1 管 理 パスワード... 61 7.4.2 診 断 情 報... 61 7.4.3 バックアップ リストア... 61 7.4.4 ライセンス 情 報... 62 7.4.5 バージョン 情 報... 62 7.4.6 ログアウト... 62 7.5 検 出 通 知 テンプレート... 63 7.6 正 規 表 現... 65 8. コマンドラインでの 操 作... 67 8.1 シグネチャ 更 新 コマンド... 67 8.2 設 定 情 報 適 用 コマンド... 68 8.3 フィルタ 情 報 クリアコマンド... 69 8.4 サービス 自 動 起 動 コマンド... 69 8.5 全 サービス 起 動 コマンド... 70 8.6 診 断 情 報 作 成 コマンド... 70 8.7 統 計 クリアコマンド... 71 9. 検 出 名... 72 9.1 検 出 名... 72 10. ログ... 73 10.1 動 作 ログ... 73 10.1.1 検 出 ログ(detect.log)... 73 10.1.2 情 報 ログ(info.log)... 75 10.1.3 エラーログ(error.log)... 76 10.1.4 エラーログ(Apache エラーログ)... 81 10.1.5 フォームログ(form.log)... 82 10.1.6 設 定 ログ(conf.log)... 82 10.2 通 知 サービスログ... 83 10.2.1 情 報 ログ(info.log)... 83 10.2.2 エラーログ(error.log)... 84 10.3 ログの 分 割 (ローテート)... 86 10.4 時 刻 表 示 変 換 ツール(logconv)... 87 10.5 ログ 解 析 ツールの 設 定... 88 10.5.1 レポートオプション... 88

11. 統 計 グラフ... 89 11.1 統 計... 89 11.1.1 統 計 の 更 新... 90 11.1.2 統 計 のクリア... 90 12. 監 視 運 用... 91 12.1 監 視 URL の 編 集... 91 12.1.1 監 視 URL の 登 録 と 解 除... 92 13. パラメータの 検 査... 93 13.1 クエリストリングの 検 査... 93 13.2 Cookie の 検 査... 93 13.3 要 求 本 文 の 検 査... 94 13.4 multipart の 検 査... 94 13.5 JSON の 検 査... 95 13.6 XML の 検 査... 95 13.7 JSON/XML の 親 子 関 係... 96 14. Apache のディレクティブによる 設 定... 98 14.1 検 査 の 無 効 化... 98 14.2 監 視 モード... 99 14.3 トラステッド シグネチャの 除 外... 99 14.4 トラステッド シグネチャの 除 外 (パラメータ 指 定 )... 101 14.5 ユーザによるトラステッド シグネチャの 除 外... 103 14.6 ユーザによるトラステッド シグネチャの 除 外 (パラメータ 指 定 )... 105 14.7 検 出 ログ フォームログ 出 力 先 の 指 定... 107 14.8 Apache のディレクティブによる 設 定 項 目 一 覧... 108 15. ウェブ 管 理 画 面 のログインロック... 109 15.1 ログインロック... 109 15.2 ログインロックの 解 除 方 法... 109 15.3 許 容 するログイン 失 敗 回 数 の 変 更... 110 15.4 ログインアカウントの 初 期 化... 110 16. 製 品 動 作 仕 様... 111 16.1 動 作 仕 様 一 覧... 111 16.2 サービス プロセス 一 覧... 111 17. デフォルト 設 定 ( 防 御 機 能 )... 112 17.1 デフォルト 設 定 ( 防 御 機 能 )... 112 18. カスタム シグネチャ(サンプル)... 113 18.1 カスタム シグネチャ(サンプル)の 導 入... 113 18.1.1 新 規 インストール 時... 113

18.1.2 製 品 アップグレード 時... 113 18.2 カスタム シグネチャ(サンプル)の 説 明... 113 19. よくあるご 質 問 (カスタム シグネチャ)... 116 20. 著 作 権... 117 21. お 問 い 合 わせ... 118 21.1 ウェブによる 情 報 提 供... 118 21.2 購 入 に 関 するお 問 い 合 わせ... 118 21.3 電 子 メールによるサポート... 118 21.4 電 話 によるサポート... 118

1. SiteGuard Lite について 本 製 品 は オンラインショッピング イントラネット 電 子 商 取 引 電 子 申 請 情 報 検 索 企 業 官 公 庁 での 情 報 提 供 個 人 間 の 情 報 交 換 等 で 利 用 されているウェブサーバー ウェブアプリケーションへの 攻 撃 を 防 ぐための ウェブアプリケーション ファイアウォール ソリューション です ウェブサーバー ウェブアプリケーションへの 攻 撃 は 情 報 漏 えい ウェブページやデータの 改 ざん 等 に 繋 がる 重 大 な 脅 威 です 特 に 最 近 の 電 子 商 取 引 の 普 及 官 公 庁 の 電 子 化 各 種 ASP サービス 等 によ るウェブアプリケーションの 普 及 と 世 界 的 なインターネットの 利 用 者 増 大 により 攻 撃 が 広 がってい ます 企 業 の 場 合 個 人 情 報 漏 洩 データ 改 ざん 等 の 被 害 に 加 え 評 判 や 信 頼 の 低 下 による 間 接 的 な 影 響 もあります システム 管 理 者 は 本 製 品 を 使 用 することで ウェブアプリケーションの 脆 弱 性 を 悪 用 した 攻 撃 からウェ ブサーバー ウェブアプリケーションを 保 護 することができます 本 製 品 には 高 品 質 高 性 能 なトラステッド シグネチャによる シグネチャ 検 査 機 能 が 搭 載 されて います また 完 全 な 国 産 製 品 となっているため 管 理 画 面 の 言 語 やドキュメント 類 の 提 供 などはすべて 日 本 語 対 応 となっています 1

2. 機 能 一 覧 2.1 機 能 一 覧 Apache のモジュールとして 動 作 するホスト 型 WAF HTTP/HTTPS による 通 信 を 検 査 シグネチャ 検 査 機 能 を 搭 載 高 品 質 高 性 能 なトラステッド シグネチャ(チューニング 済 みシグネチャ) 独 自 のルールを 作 成 できるカスタム シグネチャ 検 査 トラステッド シグネチャの 自 動 更 新 機 能 各 種 攻 撃 に 対 応 SQL インジェクション クロスサイトスクリプティング(XSS) OS コマンドインジェクション ディレクトリトラバーサル HTTP ヘッダインジェクション ブルートフォース 容 易 なインストール rpm パッケージによる 簡 単 インストール(tar.gz パッケージによるインストールも 可 能 ) 初 期 設 定 のためのスクリプトを 用 意 容 易 な 設 定 ウェブ 管 理 画 面 による 設 定 が 可 能 ( 日 本 語 対 応 ) 検 出 メッセージの 表 示 が 可 能 ( 日 本 語 で 編 集 可 能 ) 管 理 者 への 検 出 メール 通 知 が 可 能 ( 日 本 語 で 編 集 可 能 ) 2

3. 動 作 環 境 本 製 品 が 正 常 に 動 作 するためには 以 下 の 環 境 が 必 要 です 3.1 ハードウェア 環 境 推 奨 ハードウェア 環 境 CPU Intel Pentium 互 換 CPU 2GHz 以 上 複 数 コアを 推 奨 MEMORY 2GB 以 上 推 奨 DISK 空 きが 5GB 以 上 (ログの 保 存 期 間 等 による) NETWORK TCP/IP 接 続, 100BaseT 以 上 3.2 ソフトウェア 環 境 (サーバー 環 境 ) 必 須 コンポーネント Linux kernel 2.6. 以 降 Apache 2.2 または Apache 2.4 glibc 2.5 以 降 perl wget unzip openssl make file 対 応 ディストリビューション Red Hat Enterprise Linux 5/6/7 CentOS 5/6/7 Scientific Linux 6 Ubuntu 12.04 Amazon Linux 32bit/64bit(x86_64) の 動 作 に 対 応 しています 仮 想 OS での 動 作 も 可 能 です OS(カーネル ドライバ ライブラリ 等 )は 正 常 に 動 作 すること 3

3.3 ソフトウェア 環 境 (クライアント 環 境 ) 本 製 品 の 設 定 は ウェブ 上 の 管 理 ページで 行 います このページを ウェブ 管 理 画 面 と 呼 びます ウェブ 管 理 画 面 では Javascript を 使 用 し 以 下 のウェブブラウザ バージョンで 動 作 確 認 済 みです Mozilla Firefox 40 Google Chrome 44 Mircosoft Internet Explorer 11 上 記 以 外 のウェブブラウザ 上 記 よりも 古 いバージョンのブラウザの 場 合 ウェブ 管 理 画 面 が 正 常 に 動 作 しないことがあります ウェブブラウザの 自 動 補 完 入 力 機 能 ( 以 後 オートコンプリートと 表 記 )をご 利 用 の 場 合 ウ ェブ 管 理 画 面 の 設 定 項 目 ( 管 理 パスワード ライセンス 情 報 通 知 設 定 シグネチャ 更 新 設 定 ) の ID/ユーザー 名 とパスワードがブラウザの 機 能 で 自 動 入 力 される 場 合 があります 本 製 品 では 該 当 するフォームにオートコンプリートを 無 効 にする 設 定 autocomplete="off" を 指 定 していますが ウェブブラウザの 仕 様 によりウェブブラウザのオートコンプリートが 優 先 される 場 合 があります その 場 合 は ウェブブラウザのオートコンプリートを 無 効 に 変 更 して ご 利 用 ください 4

3.4 インストール 前 の 確 認 と 設 定 ウェブ 管 理 画 面 への 接 続 について 本 製 品 は Apache-SSL 経 由 でウェブ 管 理 画 面 に 接 続 します また ウェブ 管 理 画 面 用 のウェブアプリケーションサーバー(Tomcat)は java 上 で 動 作 します そのため ウェブ 管 理 画 面 を 利 用 する 場 合 には 以 下 の 環 境 が 必 要 となります Apache モジュールの mod_ssl mod_proxy JRE 1.8 本 製 品 のセットアップ 時 ウェブ 管 理 画 面 の 使 用 を 選 択 すると JDK/JRE のパスを 指 定 するた めの 項 目 が 表 示 されますが セットアップスクリプトによって 下 記 のパスを 自 動 的 に 検 出 し ます /usr/java/latest/jre :JDKの 場 合 /usr/java/latest :JREの 場 合 JDK/JRE ともに RPM パッケージでインストールした 場 合 のパスを 検 出 します セットアップを 円 滑 に 進 めることができますので RPM パッケージによるインストールをご 検 討 ください 最 新 の JRE は 以 下 の URL からダウンロードすることができます https://java.com/ja/download/manual.jsp Ubuntu でのインストールについて 本 製 品 を Ubuntu にインストールする 場 合 以 下 の 内 容 について 追 加 インストール 設 定 が 必 要 です make のインストール # apt-get install make gawk のインストール # apt-get install gawk unzip のインストール # apt-get install unzip Apache の mod_ssl, mod_proxy, mod_headers の 有 効 化 # a2enmod ssl # a2enmod proxy # a2enmod proxy_http # a2enmod proxy_connect Apache の ErrorDocument 403 について 本 製 品 には 攻 撃 検 出 時 に 検 出 メッセージ(403 Forbidden)をクライアントへ 応 答 する 機 能 がありますが Apache で ErrorDocument 403 を 有 効 にしている 場 合 は Apache で 設 定 している 403 のメッセージが 応 答 されます 例 ) ErrorDocument 403 /error/403.html 例 の 場 合 検 出 時 のメッセージは 403.html の 内 容 になります ErrorDocument 403 が 有 効 でない 場 合 本 製 品 で 設 定 した 検 出 メッセージの 内 容 になります 5

4. インストール 本 製 品 は rpm パッケージまたは tar.gz パッケージによるインストールが 可 能 です 通 常 は rpm パッケージを 使 用 します インストール 先 のディレクトリは /opt/jp-secure/siteguardlite です インストールパッケージは 32bit 用 と 64bit 用 があります ご 利 用 の 環 境 に 合 ったインストールパッケージを 使 用 してください rpm パッケージ siteguardlite-xxx-x.i386.rpm siteguardlite-xxx-x.x86_64.rpm 32bit 版 64bit 版 tar.gz パッケージ siteguardlite-xxx-x.i386.tar.gz siteguardlite-xxx-x.x86_64.tar.gz 32bit 版 64bit 版 6

4.1 インストール(rpm パッケージ) rpm パッケージを 利 用 して 本 製 品 をインストールする 方 法 について 説 明 します root 権 限 で 以 下 のコマンドを 実 行 します # rpm -Uvh siteguardlite-xxx-x.xxxx.rpm インストール 完 了 のメッセージを 確 認 します ------------------------------------------------------ Install succeeded! Please run the following command in order to setup apache # cd /opt/jp-secure/siteguardlite #./setup.sh ------------------------------------------------------ SELinux 環 境 で 利 用 する 場 合 は 4.3 SELinux 環 境 での 事 前 設 定 を 参 照 してください SELinux が 無 効 の 場 合 は 4.4 セットアップ を 参 照 してください 4.2 インストール(tar.gz パッケージ) 本 製 品 は tar.gz パッケージを 使 用 したインストールも 行 えます root 権 限 で 以 下 のコマンドを 実 行 します # tar -zxvf siteguardlite-xxx-x.xxxx.tar.gz # cd siteguardlite-xxx/ # make install インストール 完 了 のメッセージを 確 認 します ------------------------------------------------------ Install succeeded! Please run the following command in order to setup apache # cd /opt/jp-secure/siteguardlite #./setup.sh ------------------------------------------------------ SELinux 環 境 で 利 用 する 場 合 は 4.3 SELinux 環 境 での 事 前 設 定 を 参 照 してください SELinux が 無 効 の 場 合 は 4.4 セットアップ を 参 照 してください 7

4.3 SELinux 環 境 での 事 前 設 定 本 製 品 を SELinux 環 境 で 動 作 させる 場 合 事 前 に 以 下 の 設 定 を 行 います SELinux が 無 効 の 場 合 この 手 順 を 実 施 する 必 要 はありません 4.4 セットアップ を 参 照 してください 4.3.1 SELinux 環 境 の 設 定 (RedHat Enterprise Linux, CentOS, Scientific Linux) 1) SiteGuardLite のポリシーを 設 定 します 使 用 するルールファイルのテンプレートが 製 品 に 同 梱 されています (conf/siteguardlite.te) # cd /opt/jp-secure/siteguardlite #./set_secontext.sh set_secontext.sh の 実 行 には semanage コマンドを 使 用 します semanage コマンドが 導 入 されていない 場 合 は yum provides で 対 象 パッケージを 確 認 してから インストールしてください (yum provides *usr/semanage) set_secontext.sh が 終 了 するまでに 数 分 程 度 かかる 場 合 があります 2) 引 き 続 き 本 製 品 のセットアップを 行 ってください 4.4 セットアップ を 参 照 してください 8

4.4 セットアップ 本 製 品 のインストールが 完 了 したら setup.sh を 実 行 して Apache の 設 定 やウェブ 管 理 画 面 のアクセス 制 御 などの 設 定 を 行 います root 権 限 で 以 下 のコマンドを 実 行 します # cd /opt/jp-secure/siteguardlite/ #./setup.sh セットアップシェルが 実 行 されます ----------------------------------------------------- + SiteGuard Lite setup start... + ----------------------------------------------------- Apache の 設 定 ファイルのパスを 指 定 します please enter Apache Config File. [/etc/httpd/conf/httpd.conf] --> [ ] 内 に 検 出 した 設 定 ファイルのパスが 表 示 されます 検 出 された 設 定 ファイルが 正 しい 場 合 は そのまま Enter を 押 してください 検 出 されなかった 場 合 やその 他 の 設 定 ファイル 指 定 する 場 合 は 設 定 ファイルのパスを 指 定 して Enter を 押 してください Apache の 設 定 ファイルのパスを 確 認 します Apache Config File=[/etc/httpd/conf/httpd.conf] is correct? [yes] no --> [ ] 内 に 指 定 した 設 定 ファイルのパスが 表 示 されます 指 定 した 設 定 ファイルのパスが 正 しい 場 合 は そのまま Enter を 押 してください 設 定 ファイルのパスを 修 正 する 場 合 は no を 入 力 してやり 直 してください Apache の 実 行 ファイルのパスを 指 定 します please enter Apache Binary File (httpd). [/usr/sbin/httpd] --> [ ] 内 に 検 出 した 実 行 ファイルのパスが 表 示 されます 検 出 された 実 行 ファイルが 正 しい 場 合 は そのまま Enter を 押 してください 検 出 されなかった 場 合 やその 他 の 実 行 ファイルを 指 定 する 場 合 は 実 行 ファイルのパスを 指 定 して Enter を 押 してください Apache の 実 行 ファイルのパスを 確 認 します Apache Binary File (httpd)=[/usr/sbin/httpd] is correct? [yes] no --> [ ] 内 に 指 定 した 実 行 ファイルのパスが 表 示 されます 指 定 した 実 行 ファイルのパスが 正 しい 場 合 は そのまま Enter を 押 してください 実 行 ファイルのパスを 修 正 する 場 合 は no を 入 力 してやり 直 してください 9

管 理 インターフェース(ウェブ 管 理 画 面 )の 使 用 に 関 する 設 定 を 行 います do you want to use the web administrative console? * to use the console, you will need JDK or JRE is installed. please select. [yes] no --> ウェブ 管 理 画 面 を 使 用 する 場 合 は yes を 指 定 します ウェブ 管 理 画 面 を 使 用 しない 場 合 は no を 指 定 します (no を 選 択 した 場 合 管 理 インターフェースに 関 する 設 定 はスキップされます ) ウェブ 管 理 画 面 の 使 用 を 選 択 した 場 合 JDK または JRE のインストールディレクトリを 指 定 します please enter JDK or JRE directory. [/usr/java/latest] --> [ ] 内 に 検 出 したパスが 表 示 されます 検 出 されたパスが 正 しい 場 合 は そのまま Enter を 押 してください 検 出 されなかった 場 合 やその 他 のパスを 指 定 する 場 合 は JDK または JRE がインストールされているデ ィレクトリのパスを 入 力 して Enter を 押 してください JDK または JRE のインストールディレクトリを 確 認 します JDK or JRE directory=[/usr/java/latest] is correct? [yes] no --> 指 定 した 内 容 が 正 しい 場 合 は そのまま Enter を 押 してください 修 正 する 場 合 は no を 入 力 してやり 直 してください 管 理 インターフェース(ウェブ 管 理 画 面 )のポート 番 号 を 指 定 します please enter the port number of the web console for https. please enter port number. [9443] --> [ ] 内 の 9443 はデフォルトです 9443 のままでよければ そのまま Enter を 押 してください 別 のポート 番 号 を 使 用 したい 場 合 は ポート 番 号 を 入 力 して Enter を 押 してください 管 理 インターフェース(ウェブ 管 理 画 面 )のポート 番 号 を 確 認 します port number=[9443] is correct? [yes] no --> [ ] 内 に 指 定 したポート 番 号 が 表 示 されます 指 定 したポート 番 号 が 正 しい 場 合 は そのまま Enter を 押 してください 別 のポート 番 号 を 使 用 する 場 合 は no を 入 力 してやり 直 してください 管 理 インターフェース(ウェブ 管 理 画 面 )のアクセス 制 御 を 設 定 します please enter the addresses allowed to access the web console for https. ex:192.168.1. 10.0.0.0/24 please enter allowed addresses. [ALL] --> [ ] 内 の ALL はデフォルトです ( 全 ての 接 続 元 からのアクセスを 許 可 ) ALL または アクセスを 許 可 したい 接 続 元 を 指 定 して Enter を 押 してください 10

管 理 インターフェース(ウェブ 管 理 画 面 )のアクセス 制 御 を 確 認 します allowed addresses=[all] is correct? [yes] no --> [ ] 内 に 指 定 したアクセス 制 御 の 設 定 が 表 示 されます アクセス 制 御 の 設 定 が 正 しい 場 合 は そのまま Enter を 押 してください アクセス 制 御 を 設 定 し 直 す 場 合 は no を 入 力 してやり 直 してください セキュリティ 対 策 のため 本 項 によるアクセス 制 御 の 実 施 または iptables 等 で 接 続 元 IP アドレスを 制 限 することを 推 奨 しています 各 種 設 定 の 更 新 後 Apache の 再 起 動 を 確 認 するメッセージが 表 示 されます Apache restart. Are you sure? [yes] no --> Apache を 再 起 動 して SiteGuard Lite を 有 効 にする 場 合 は そのまま Enter を 押 してください あとで Apache を 再 起 動 する 場 合 は no を 入 力 してください Apache を 再 起 動 するまで SiteGuard Lite は 有 効 になりません セットアップ 完 了 のメッセージが 表 示 されます ----------------------------------------------------- + finished SiteGuard Lite setup + ----------------------------------------------------- Please access following URL for starting service. https://xxxxxxxxxx:9443/ (default user:admin, default password:admin) 続 いて 5 基 本 設 定 を 参 照 してください 4.5 インストール セットアップの 内 容 本 製 品 をインストールすると 以 下 のディレクトリが 作 成 され 必 要 なファイルが 導 入 されます /opt/jp-secure/siteguardlite SiteGuard Lite(Apache モジュール) 各 種 設 定 ファイル ログファイルは 以 下 のディレクトリに 導 入 され ます /opt/jp-secure/siteguardlite/modules /opt/jp-secure/siteguardlite/conf /opt/jp-secure/siteguardlite/logs Apache の 設 定 ファイルの 最 下 行 に 以 下 の 2 行 が 追 加 されます include /opt/jp-secure/siteguardlite/conf/siteguardlite.conf include /opt/jp-secure/siteguardlite/conf/httpd.conf.siteguardlite_admin_ssl このほか ウェブ 管 理 画 面 のサービスと 通 知 サービスの 起 動 スクリプトが 設 定 されます 11

4.6 アンインストール 以 下 の 手 順 でアンインストールを 行 います システムに 導 入 したファイルの 削 除 設 定 の 削 除 Apache の 再 起 動 を 行 います root 権 限 で 以 下 のコマンドを 実 行 します # cd /opt/jp-secure/siteguardlite # make uninstall # rm -rf /opt/jp-secure/siteguardlite rpm パッケージの 場 合 以 下 のコマンドも 実 行 します # rpm -e siteguardlite 以 上 でアンインストールが 完 了 します make uninstall コマンドの 実 行 時 Apache の 再 起 動 が 行 われます 14. Apache のディレクティブによる 設 定 を 使 用 している 場 合 は Apache の 再 起 動 に 失 敗 するため 設 定 を 削 除 してからアンインストールコマンドを 実 行 してください 4.7 再 インストール 本 製 品 を 再 インストールする 場 合 は アンインストール 後 に インストールコマンドを 実 行 し 直 してく ださい root 権 限 で 以 下 のコマンドを 実 行 します # cd /opt/jp-secure/siteguardlite # make uninstall rpm パッケージの 場 合 以 下 のコマンドも 実 行 します # rpm -e siteguardlite 既 存 の 設 定 を 削 除 する 場 合 以 下 のコマンドも 実 行 します # rm -rf /opt/jp-secure/siteguardlite 既 存 の 設 定 を 引 き 継 いで 上 書 き 再 インストールする 場 合 このコマンドは 実 行 しないでく ださい アンインストール 後 4.1 インストール(rpm パッケージ) 4.2 インストール(tar.gz パッ ケージ) を 参 照 して インストールコマンドを 実 行 し 直 してください 12

5. 初 期 設 定 インストール 完 了 後 本 製 品 の 初 期 設 定 を 行 います 5.1 ウェブ 管 理 画 面 本 製 品 の 設 定 は ウェブ 上 の 管 理 ページから 行 います このページを ウェブ 管 理 画 面 と 呼 びます Apache-SSL 経 由 で ウェブ 管 理 画 面 用 のアプリケーションサーバーの Tomcat(java)に 接 続 します 5.1.1 ウェブ 管 理 画 面 へのアクセス 1) ウェブブラウザから 以 下 の URL へアクセスします https://ホスト 名 :9443/ 本 製 品 をインストールしたウェブサーバーのホスト 名 または IP アドレスのポート 9443 宛 に 接 続 してください ポート 番 号 は 4.4 セットアップ で 設 定 した 番 号 です (デフォルト 9443) 2) ログイン 画 面 で ID と パスワード を 入 力 してログインします デフォルトアカウント ID:admin パスワード:admin ウェブ 管 理 画 面 に 接 続 できない 場 合 ポート 9443 宛 の 接 続 が 許 可 されているか ファイアウォール 等 のネットワーク 機 器 や 本 製 品 を 導 入 したサーバーの iptables の 設 定 を 確 認 してください 13

ウェブブラウザの JavaScript が 無 効 の 場 合 以 下 のメッセージが 出 力 されます JavaScript を 有 効 にして アクセスし 直 してください 14

5.1.2 初 期 パスワードの 変 更 1) ウェブ 管 理 画 面 への 初 回 ログイン 時 初 期 パスワードを 変 更 するため 管 理 パスワードの 設 定 画 面 が 表 示 されます 2) 英 大 文 字 英 小 文 字 数 字 を 含 んだ 8 文 字 以 上 のパスワードを 入 力 し 保 存 ボタンを 押 します 初 期 パスワードの 変 更 は 必 須 です パスワードの 変 更 が 完 了 するまで 他 の 操 作 を 行 うことはできません デフォルトアカウントの admin を 任 意 のユーザ 名 に 変 更 することも 可 能 です 初 期 パスワードを 変 更 後 ウェブ 管 理 画 面 の 操 作 が 可 能 となります 15

5.1.3 ホーム 画 面 検 出 情 報 の 統 計 グラフと 検 査 の 状 態 ( 有 効 / 無 効 )を 確 認 することができます アイコン 説 明 シグネチャ 検 査 機 能 が 有 効 であることを 示 しています ( 緑 のチェックで 表 示 されます ) シグネチャ 検 査 機 能 が 無 効 であることを 示 しています 統 計 グラフについては 11. 統 計 グラフ を 参 照 してください 16

5.2 ウェブ 管 理 画 面 の 構 成 ウェブ 管 理 画 面 は 画 面 上 部 のメニューと 下 部 の 操 作 エリアから 構 成 されます 以 下 の 画 面 は メインメニュー[モジュール 設 定 ] サブメニュー[ 基 本 設 定 ]を 選 択 したときの 画 面 です 項 目 トップメニュー メインメニュー サブメニュー 操 作 エリア 有 効 / 無 効 ボタン 適 用 キャンセルボタン 説 明 本 製 品 の 各 種 設 定 やログ 閲 覧 を 行 うためのメニューです 設 定 したい 項 目 をクリックすると 操 作 エリアに 選 択 した 項 目 の 設 定 ページが 表 示 されます 各 項 目 を 設 定 するエリアです デフォルト 値 が 設 定 されていますので 必 要 に 応 じて 変 更 してください 各 種 機 能 の 有 効 / 無 効 の 設 定 で 使 用 します 設 定 後 適 用 ボタンをクリックすると 設 定 の 保 存 と 適 用 を 行 います キャンセル ボタンをクリックすると 保 存 されていない 設 定 内 容 を 破 棄 します 適 用 ボタンをクリックすると apachectl graceful コマンドが 実 行 されます ウェブブラウザの 自 動 補 完 入 力 機 能 ( 以 後 オートコンプリートと 表 記 )をご 利 用 の 場 合 ウェブ 管 理 画 面 の 設 定 項 目 ( 管 理 パスワード ライセンス 情 報 通 知 設 定 シグネチャ 更 新 設 定 )の ID/ユーザ ー 名 とパスワードがブラウザの 機 能 で 自 動 入 力 される 場 合 があります 本 製 品 では 該 当 するフォームにオートコンプリートを 無 効 にする 設 定 autocomplete="off" を 指 定 していますが ウェブブラウザの 仕 様 によりウェブブラウザのオートコンプリートが 優 先 される 場 合 があります その 場 合 は ウェブブラウザのオートコンプリートを 無 効 に 変 更 して ご 利 用 ください 17

5.3 ライセンス 情 報 の 登 録 製 品 のシリアルキーとサポート ID パスワードの 登 録 を 行 います 保 存 ボタンを 押 すと 設 定 内 容 が 保 存 されます トップメニューの[ライセンス 情 報 ]で ライセンス 情 報 を 登 録 します [シリアルキー] [サポート ID] [パスワード] :ご 購 入 時 に 発 行 されたシリアルキー :ご 購 入 時 に 発 行 されたサポート ID :ご 購 入 時 に 発 行 されたパスワード シリアルキー サポート ID パスワードは ご 購 入 時 に 発 行 される 契 約 内 容 確 認 書 に 記 載 されています シリアルキーは 本 製 品 の 正 規 利 用 に 必 要 な 登 録 情 報 です (シリアルキーの 登 録 がない 場 合 (TRIAL VERSION)は 90 日 間 の 評 価 版 環 境 となります ) サポート ID とパスワードは トラステッド シグネチャのダウンロード 認 証 で 使 用 します 5.4 基 本 的 な 設 定 ここでは 基 本 的 な 設 定 内 容 についてのみ 説 明 します 詳 細 設 定 については 7. 詳 細 設 定 を 参 照 してください トップメニューの[モジュール 設 定 ]を 選 択 します [ 基 本 設 定 ]の 画 面 が 表 示 されるので 以 下 の 設 定 確 認 を 行 います 18

19

[ウェブ 攻 撃 検 査 ] デフォルト 無 効 検 査 を 開 始 する 場 合 は 有 効 を 選 択 します [ 管 理 者 への 通 知 設 定 ] デフォルト 無 効 [ 検 出 通 知 ] 通 知 機 能 を 利 用 する 場 合 は 有 効 を 選 択 します [メールアドレス] 通 知 機 能 を 有 効 にした 場 合 通 知 先 のメールアドレスとメール [SMTP サーバ] 送 信 に 利 用 する SMTP サーバ ポート 番 号 を 指 定 します 設 定 確 認 が 完 了 したら 画 面 下 の 適 用 ボタンを 押 します 適 用 ボタンをクリックすると apachectl graceful コマンドが 実 行 されます 設 定 保 存 のメッセージと 検 査 中 を 示 すアイコン( 緑 のチェック)を 確 認 します [ウェブ 攻 撃 検 査 ]で 有 効 が 選 択 されていて 且 つ 有 効 なシリアルキー(TRIAL VERSION を 含 む)が 登 録 されている 場 合 アイコンが 緑 のチェックで 表 示 されます アイコン 説 明 本 製 品 による 検 査 が 有 効 であることを 示 しています ( 緑 のチェックで 表 示 されます ) 本 製 品 による 検 査 が 無 効 であることを 示 しています 20

6. 動 作 確 認 設 定 が 終 了 したら 以 下 の 手 順 で 動 作 確 認 を 行 ってください 正 しく 動 作 しない 場 合 は 以 下 のどちらかの 方 法 でエラーログを 参 照 してください ウェブ 管 理 画 面 で メニューから [ログ]-[ 動 作 ログ]を 選 択 し [エラーログ]を 参 照 します コマンドラインから エラーログ (logs/http/error.log) を 参 照 します 6.1 動 作 確 認 と 検 出 テスト 1) ウェブブラウザを 起 動 し 以 下 の URL でウェブサーバーに 接 続 できることを 確 認 してください http://ホスト 名 / 2) 以 下 の 攻 撃 検 出 テスト 用 パスを 含 むアドレスに 接 続 し 検 出 画 面 が 表 示 されることを 確 認 してくだ さい http://ホスト 名 /WAF-TEST-SIGNATURE 本 製 品 をインストールしたサーバーのホスト 名 または IP アドレス 宛 に 接 続 してください 21

7. 詳 細 設 定 7.1 SiteGuard Lite の 詳 細 設 定 本 製 品 のインストールと 動 作 確 認 が 完 了 したら 必 要 に 応 じて 各 種 機 能 の 詳 細 設 定 を 行 います メインメニュー / サブメニューから 設 定 したい 項 目 を 選 択 します 必 要 な 設 定 を 行 い 適 用 ボタンで 設 定 の 保 存 と 適 用 を 行 います 項 目 適 用 ボタン キャンセルボタン 説 明 設 定 後 適 用 ボタンをクリックすると 設 定 の 保 存 と 適 用 を 行 います キャンセル ボタンをクリックすると 保 存 されていない 設 定 内 容 を 破 棄 します 適 用 ボタンをクリックすると apachectl graceful コマンドが 実 行 されます 22

各 項 目 の ( ) は 設 定 ファイル (conf/siteguardlite.ini) での 項 目 名 です ウェブ 管 理 画 面 を 使 用 せずに 設 定 ファイルを 編 集 することも 可 能 ですが 通 常 はウェブ 管 理 画 面 を 使 用 してください 7.1.1 モジュール 設 定 Apache モジュールとして 動 作 する SiteGuard Lite の 各 種 設 定 を 行 います 設 定 には [ 基 本 設 定 ]と[アドバンスト 設 定 ]があります 7.1.1.1 基 本 設 定 [ 基 本 設 定 ] Standard Settings [ウェブ 攻 撃 検 査 ] Web attack check (enabled) 本 製 品 による 検 査 の 有 効 / 無 効 の 指 定 です 攻 撃 パターンのシグネチャを 用 いた 検 査 を 主 としており SQL インジェクションやクロスサイトスクリ プティング 等 ウェブアプリケーションに 対 する 一 般 的 な 攻 撃 から 防 御 することができます シグネチャ 検 査 は トラステッド シグネチャを 使 用 ([トラステッド シグネチャの 設 定 ]) または カスタム シグネチャを 作 成 ([カスタム シグネチャの 編 集 ])することで 行 います カスタム シグネチャでは 条 件 を 指 定 した 検 出 の 除 外 設 定 を 行 うこともできます 7.1.3.1 トラステッド シグネチャの 設 定 を 参 照 してください 7.1.3.2 カスタム シグネチャの 編 集 を 参 照 してください 23

[Cookie の 検 査 ] Cookie check (check_cookie) クライアントから 送 付 された Cookie について シグネチャ 検 査 を 行 います (デフォルト 有 効 ) ( 検 査 対 象 が パラメータの 名 前 と パラメータの 値 のシグネチャによる 検 査 を 行 います ) 無 効 の 場 合 Cookie についてはシグネチャ 検 査 の 対 象 外 となります [ 検 出 時 の 全 体 動 作 設 定 ] Whole action settings when detecting attacks 攻 撃 を 検 出 した 場 合 の 動 作 に 関 する 全 体 的 な 設 定 を 行 います [フィルタ 動 作 時 の 接 続 拒 否 時 間 ] Rejection time duration at filtering action (filter_lifetime) 検 出 時 の 動 作 を"フィルタ"に 設 定 した 場 合 に 同 一 接 続 元 (IP アドレス)からの 接 続 を 拒 否 する 時 間 ( 秒 )を 指 定 します (デフォルト 300) [ 検 出 メッセージの 編 集 ] Edit the detection message 検 出 時 に 表 示 するメッセージの 編 集 ができます メッセージの 内 容 は 日 本 語 / 英 語 で 編 集 することができます ( 最 大 9000 バイト) 利 用 できる 変 数 については 7.5 検 出 通 知 テンプレート を 参 照 してください 検 出 メッセージのステータスコードは 403 Forbidden です ウェブ 管 理 画 面 で 編 集 した 内 容 は conf/template_http_waf.html に 反 映 されます [ 監 視 URL の 編 集 ] Edit the monitoring urls 検 出 時 に 拒 否 や フィルタ の 動 作 を 適 用 せず 監 視 で 処 理 する URL の 編 集 ができます 本 運 用 前 のテスト 監 視 運 用 に 活 用 できるほか 拒 否 (ブロック)の 設 定 で 運 用 するサイトと 監 視 で 運 用 するサイトを 分 けたい 場 合 にも 活 用 できます URL の 指 定 には 正 規 表 現 を 使 用 することができます 複 数 指 定 の 場 合 は 改 行 入 力 してください ( 最 大 1999 バイト) ウェブ 管 理 画 面 で 編 集 した 内 容 は conf/monitor_url.txt に 反 映 されます 24

[ 管 理 者 への 通 知 設 定 ] Report settings to admin [ 検 出 通 知 ] Detection notification (notify_admin) 有 効 にすると 攻 撃 を 検 出 した 場 合 に 管 理 者 へメールで 通 知 します (デフォルト 無 効 ) 通 知 の 間 隔 は 分 単 位 の[ 通 知 間 隔 ]と 日 単 位 の[ 毎 日 ]のいずれかを 指 定 できます [ 通 知 間 隔 ] Notification interval (waf_notify_admin_interval) 管 理 者 に 検 出 通 知 をメール 送 信 する 間 隔 ( 分 )の 指 定 です (デフォルト 10) 指 定 した 間 隔 ( 分 )ごとに サマリされた 検 出 情 報 を 管 理 者 にメールで 通 知 します メールサーバーに 接 続 できない 等 通 知 に 失 敗 した 場 合 通 知 メールは 削 除 されます [ 毎 日 ] Notification interval (waf_notify_admin_minute / waf_notify_admin_hour / waf_notify_admin_daily) 管 理 者 に 検 出 通 知 を 日 単 位 でメール 送 信 するための 指 定 です 毎 日 指 定 した 時 間 に サマリされた 検 出 情 報 を 管 理 者 にメールで 通 知 します (デフォルト 0 時 0 分 ) [ 最 大 詳 細 件 数 ] Max Detail (notify_admin_max_detail) サマリ 通 知 に 含 める 検 出 情 報 の 詳 細 件 数 ( 件 )の 指 定 です (デフォルト 100) サマリされた 情 報 に 加 え 指 定 した 件 数 までは 検 出 情 報 の 詳 細 がサマリ 通 知 に 含 まれます [ 通 知 除 外 設 定 の 編 集 ] Edit for exlucde setting of detection notification 各 種 攻 撃 検 出 時 に 管 理 者 へメール 送 信 する 検 出 通 知 について 通 知 を 除 外 する 条 件 を 指 定 しま す 以 下 の 条 件 を 指 定 することができます (デフォルト 指 定 なし) [ 通 知 除 外 シグネチャ 名 ( 正 規 表 現 )] 通 知 を 除 外 するシグネチャ 名 を 正 規 表 現 で 指 定 します [フィルタ 通 知 除 外 ] 有 効 にすると フィルタ 動 作 時 の 同 一 接 続 元 (IP アドレス)からの 接 続 拒 否 (WAF_FILTER)が 通 知 の 除 外 対 象 になります [URL デコードエラー 通 知 除 外 ] 有 効 にすると URL デコードエラー(RULE_URLDECODE)による 検 出 が 通 知 の 除 外 対 象 にな ります [ 監 視 通 知 除 外 ] 有 効 にすると 監 視 動 作 による 検 出 が 通 知 の 除 外 対 象 になります それぞれ 以 下 のファイルに 設 定 が 保 存 されます conf/notify_exclude_sig.txt([ 通 知 除 外 シグネチャ 名 ( 正 規 表 現 )]) conf/notify_exclude_detect.txt ([フィルタ 通 知 除 外 ] [URL デコードエラー 通 知 除 外 ]) conf/notify_exclude_action.txt([ 監 視 通 知 除 外 ]) 25

[サマリ 検 出 通 知 メッセージの 編 集 ] Edit for summary detection notification message 管 理 者 へメール 送 信 するサマリ 検 出 通 知 メッセージの 内 容 を 編 集 します Subject を 含 めて 日 本 語 / 英 語 で 編 集 できます ( 最 大 9000 バイト) [ 追 加 ヘッダ]に From を 記 述 して 検 出 通 知 の 送 信 者 アドレスを 指 定 することができます 利 用 できる 変 数 については 7.5 検 出 通 知 テンプレート を 参 照 してください ウェブ 管 理 画 面 で 編 集 した 内 容 は conf/template_admin_summary.txt に 保 存 されま す [リアルタイム 通 知 ] Reattime notification (notify_admin_realtime) 有 効 にすると 管 理 者 への 検 出 通 知 がリアルタイムで 通 知 されるようになります (1 回 の 検 出 ごとに 1 通 のメールを 送 信 します デフォルトのサマリ 通 知 を 推 奨 しています ) [リアルタイム 検 出 通 知 メッセージの 編 集 ] Edit for raltime detection notification message 管 理 者 へメール 送 信 するリアルタイム 検 出 通 知 メッセージの 内 容 を 編 集 します Subject を 含 めて 日 本 語 / 英 語 で 編 集 できます ( 最 大 9000 バイト) [ 追 加 ヘッダ]に From を 記 述 して 検 出 通 知 の 送 信 者 アドレスを 指 定 することができます 利 用 できる 変 数 については 7.5 検 出 通 知 テンプレート を 参 照 してください ウェブ 管 理 画 面 で 編 集 した 内 容 は conf/template_admin.txt に 保 存 されます [ 障 害 通 知 ] Fault notification (notify_fault) 有 効 にすると 本 製 品 のエラーログに 出 力 された 内 容 を 管 理 者 へメールで 通 知 します (デフォルト 無 効 ) 通 知 の 間 隔 は 分 単 位 の[ 通 知 間 隔 ]と 日 単 位 の[ 毎 日 ]のいずれかを 指 定 できます [ 通 知 間 隔 ] Notification interval (waf_notify_fault_interval) 管 理 者 に 障 害 通 知 をメール 送 信 する 間 隔 ( 分 )の 指 定 です (デフォルト 10) 指 定 した 間 隔 ( 分 )ごとに サマリされた 障 害 情 報 を 管 理 者 にメールで 通 知 します メールサーバーに 接 続 できない 等 通 知 に 失 敗 した 場 合 通 知 メールは 削 除 されます [ 毎 日 ] Notification interval (waf_notify_fault_minute / waf_notify_fault_hour / waf_notify_fault_daily) 管 理 者 に 障 害 通 知 を 日 単 位 でメール 送 信 するための 指 定 です 毎 日 指 定 した 時 間 に サマリされた 障 害 情 報 を 管 理 者 にメールで 通 知 します (デフォルト 0 時 0 分 ) [ 最 大 詳 細 件 数 ] Max Detail (notify_fault_max_detail) サマリ 通 知 に 含 める 障 害 情 報 の 詳 細 件 数 ( 件 )の 指 定 です (デフォルト 100) サマリされた 情 報 に 加 え 指 定 した 件 数 までは 障 害 情 報 の 詳 細 がサマリ 通 知 に 含 まれます 26

[サマリ 障 害 通 知 メッセージの 編 集 ] Edit for summary fault notification message 管 理 者 へメール 送 信 するサマリ 障 害 通 知 メッセージの 内 容 を 編 集 します Subject を 含 めて 日 本 語 / 英 語 で 編 集 できます ( 最 大 9000 バイト) [ 追 加 ヘッダ]に From を 記 述 して 障 害 通 知 の 送 信 者 アドレスを 指 定 することができます 利 用 できる 変 数 については 7.5 検 出 通 知 テンプレート を 参 照 してください ウェブ 管 理 画 面 で 編 集 した 内 容 は conf/template_fault_summary.txt に 保 存 されます [メールアドレス] Mail address (admin_mailaddr / admin_fromaddr) 管 理 者 のメールアドレスを 指 定 します [ 検 出 通 知 ] [ 障 害 通 知 ]が 有 効 の 場 合 [ 宛 先 ]に 指 定 されたメールアドレス 宛 に 通 知 内 容 が 送 信 されます ウェブ 管 理 画 面 の 場 合 改 行 入 力 で 複 数 指 定 できます 設 定 ファイル 編 集 の 場 合 は カンマ(",") 区 切 りで 複 数 指 定 できます ( 最 大 1999 バイト) 通 知 の 送 信 者 アドレスは [ 差 出 人 ] で 指 定 することができます 2.10 Update1 までのバージョンとの 互 換 性 各 通 知 メッセージの 編 集 画 面 [ 追 加 ヘッダ]の From で 送 信 者 アドレス( 通 知 の 差 出 人 )を 指 定 し ている 場 合 そのまま[ 追 加 ヘッダ]の From を 送 信 者 アドレスとして 使 用 することができます [ 差 出 人 ]と[ 追 加 ヘッダ]の From の 両 方 を 指 定 した 場 合 [ 追 加 ヘッダ]の From が 優 先 されます [SMTP サーバ] SMTP server (admin_mx_host/admin_mx_port) 管 理 者 へ 通 知 メッセージを 送 信 するときに 利 用 するメールサーバーのホスト 名 (または IP ア ドレス)とポート 番 号 を 指 定 します SMTP over SSL の 送 信 には 対 応 していません [SMTP 認 証 ] SMTP Authentication (admin_smtp_username/admin_smtp_password) 管 理 者 に 通 知 メッセージを 送 信 するときに 利 用 するメールサーバーで SMTP 認 証 が 必 要 な 場 合 のユーザ 名 パスワードを 指 定 します PLAIN, LOGIN, CRAM-MD5 の 認 証 方 式 に 対 応 しています 27

7.1.1.2 アドバンスト 設 定 [アドバンスト 設 定 ] Advanced settings アドバンスト 設 定 です 利 用 環 境 や 要 件 に 応 じて 変 更 を 行 う 場 合 に 参 照 してください [デバッグログ] Debug log (debugloglevel) 有 効 にすると 詳 細 情 報 を[ 情 報 ログ](logs/http/info.log)に 出 力 します (デフォルト 無 効 ) 問 題 解 析 時 などで 利 用 します [URL デコードエラー 検 出 ] URL decode error detect (check_urldecode) URL デコードに 失 敗 した 場 合 に"RULE_URLDECODE"で 検 出 する 機 能 です 不 正 な URL エンコードを 悪 用 する 攻 撃 手 法 に 対 して 有 効 です (デフォルト 無 効 ) [ 動 作 ] Action (check_urldecode_action) [URL デコードエラー 検 出 ]で 検 出 した 場 合 の 動 作 を 設 定 します 7.1.2 検 出 時 の 動 作 を 参 照 してください [パラメータ 数 の 上 限 値 の 検 出 ] Max parameter number detect リクエスト 中 のパラメータ 数 の 上 限 値 ( 個 )を 制 限 し 上 限 を 超 えた 場 合 に 検 出 する 機 能 です hashdos と 呼 ばれる DoS 攻 撃 に 対 応 しています 検 出 名 は"RULE_PARAMS_NUM"です [ 上 限 値 ] Max number(max_params_num) リクエスト 中 のパラメータ 数 の 上 限 値 ( 個 )の 設 定 です (デフォルト 1000) 0 を 指 定 した 場 合 パラメータ 数 の 上 限 値 の 制 限 は 行 いません [ 動 作 ] Action (max_params_num_action) [パラメータ 数 の 上 限 値 の 検 出 ]で 検 出 した 場 合 の 動 作 を 設 定 します 拒 否 または 監 視 を 選 択 することができます 7.1.2 検 出 時 の 動 作 を 参 照 してください フォーム 画 面 などで 1000 を 超 えるパラメータがある 場 合 正 常 なアクセスであっても 当 機 能 によって 拒 否 されます ([ 動 作 ]で 拒 否 を 選 択 している 場 合 ) [ 上 限 値 ]を 超 えてしまう 可 能 性 がある 場 合 [ 動 作 ]で 監 視 を 選 択 する 方 法 が 有 効 です この 場 合 当 機 能 による 検 出 があっても リクエストの 拒 否 は 行 わずに 通 過 します また [ 検 出 ログ]の 検 出 文 字 列 にパラメータの 数 が 記 録 されますので 当 機 能 の[ 上 限 値 ] を 決 定 し 拒 否 設 定 にするための 判 断 基 準 にすることができます [ 要 求 本 文 の 最 大 保 存 サイズ] Request body store max size [メモリ] memory(max_post_memory_store_size) 要 求 本 文 をメモリに 一 時 保 存 する 上 限 値 (バイト)を 設 定 します (デフォルト 10000000) 本 製 品 は ここで 設 定 されているサイズに 満 たない 要 求 本 文 は メモリに 一 時 保 存 して 検 査 し ます 28

[ファイル] file(max_post_file_size) 要 求 本 文 をファイルに 一 時 保 存 する 上 限 値 (バイト)を 設 定 します (デフォルト 2000000000) 本 製 品 は 要 求 本 文 が[メモリ]で 設 定 された 値 を 超 える 場 合 一 時 保 存 ディレクトリ (/opt/jp-secure/siteguardlite/tmp)にファイル 保 存 して 検 査 します ここで 設 定 されているサイズを 超 える 要 求 本 文 は ファイル 保 存 せずに 切 り 捨 てます [ログ] Log 各 種 ログの 出 力 先 に 関 する 設 定 です (デフォルト[ファイル]) それぞれ [ファイル] [syslog] [ファイルと syslog]から 選 択 することができます [ 検 出 ログ] Detection log(detect_log_switch) [ 情 報 ログ] Information log(info_log_switch) [エラーログ] Error log(error_log_switch) [フォームログ] Form log(form_log_switch) デフォルトの[ファイル]の 場 合 各 種 ログは /opt/jp-secure/siteguardlite/logs/http ディレク トリに 出 力 されます 29

[syslog] Syslog 各 種 ログの 出 力 で[syslog]を 選 択 した 場 合 の 設 定 です [タグ] Tag(syslog_tag) 各 種 ログを syslog に 出 力 する 際 のタグの 指 定 です (デフォルト siteguardlite) それぞれ syslog のファシリティとプライオリティを 選 択 します (デフォルト local0.err) [ 検 出 ログ] Detection log(detect_syslog) [ 情 報 ログ] Information log(info_syslog) [エラーログ] Error log(error_syslog) [フォームログ] Form log(form_syslog) [クライアント IP アドレスを X-Forwarded-For から 取 得 ] Use X-Forwarded-For to get client address (for Filter) (srcip_x_forwarded_for) 有 効 にすると X-Forwarded-For ヘッダから 取 得 したクライアント IP アドレスをもとに 頻 度 判 定 と フィルタの 動 作 を 適 用 します (デフォルト 有 効 ) 本 製 品 を 導 入 したウェブサーバーの 前 段 にリバースプロキシが 配 置 されている 場 合 ( 接 続 元 の IP ア ドレスがすべてリバースプロキシになる 場 合 )など 必 要 に 応 じて 設 定 します X-Forwarded-For から 取 得 できない 場 合 は 通 常 の 接 続 元 IP アドレスを 利 用 します [レベル] (srcip_x_forwarded_for_level)には X-Forwarded-For ヘッダの 内 最 後 から 何 番 目 の IP アド レスを 取 得 するかを 指 定 します (デフォルト 0) 一 番 右 の IP アドレスが 0 右 から 2 番 目 が 1 右 から 3 番 目 が 2 になります 本 設 定 は 頻 度 判 定 とフィルタ 動 作 を 適 用 するクライアント IP アドレスを 取 得 する 目 的 で 使 用 します ( 頻 度 判 定 とフィルタ 動 作 以 外 には 適 用 されません ) 30

7.1.2 検 出 時 の 動 作 攻 撃 検 出 時 の 動 作 は 以 下 のいずれかから 選 択 できます ( ) 内 は 設 定 ファイル(siteguardlite.ini) 中 の 名 前 およびシグネチャファイル 中 の 名 前 です フィルタ ("filter", "FILTER"): 同 一 IP アドレスからの 接 続 を 一 定 時 間 拒 否 します 接 続 拒 否 時 間 は [フィルタ 動 作 時 の 接 続 拒 否 時 間 ]で 指 定 します 拒 否 ("block", "BLOCK"): リクエストを 拒 否 し 検 出 メッセージをクライアントに 応 答 します 監 視 ("monitor", "MONITOR"): 記 録 (ログ 出 力 メール 通 知 )のみ 行 います リクエストは 拒 否 されずに 通 過 します 安 全 ("WHITE"): 該 当 リクエストを 安 全 なアクセスとみなします 他 の 条 件 で 拒 否 された 場 合 も リクエストを 許 可 します カスタム シグネチャで 指 定 することができます 検 出 動 作 の 優 先 順 位 は 以 下 のとおりです 1. 安 全 2. フィルタ 3. 拒 否 4. 監 視 複 数 の 条 件 に 一 致 した 場 合 検 出 動 作 の 優 先 順 位 に 従 います トラステッド シグネチャとカスタム シグネチャともに 検 出 条 件 に 一 致 した 場 合 を 例 に します この 際 それぞれ 以 下 の 検 出 動 作 であった 場 合 結 果 として 動 作 は" 拒 否 "になります トラステッド シグネチャによる 検 出 : 拒 否 カスタム シグネチャによる 検 出 : 監 視 優 先 順 位 の 高 い" 拒 否 "で 処 理 されます 31

トラステッド シグネチャを 除 外 ("EXCLUDE_OFFICIAL"): (カスタム シグネチャの 各 条 件 のみ 設 定 可 能 ) [ 除 外 するトラステッド シグネチャ 名 ( 正 規 表 現 )]で 指 定 したシグネチャによる 検 出 を 除 外 し ます 特 定 の URL やパラメータ 等 を 条 件 にして 指 定 したシグネチャによる 検 出 を 除 外 する 設 定 が 可 能 です トラステッド シグネチャで 除 外 設 定 (EXCLUDE_OFFICIAL)が 指 定 されている 場 合 動 作 は 除 外 で 表 示 されます 他 の 動 作 を 選 択 することはできません URL デコードエラーを 除 外 ("EXCLUDE_URLDECODE"): (カスタム シグネチャの 各 条 件 のみ 設 定 可 能 ) [URL デコードエラー 検 出 ](アドバンスト 設 定 )による 検 出 を 除 外 します 特 定 の URL やパラメータを 条 件 にして URL デコードエラーによる 検 出 を 除 外 する 設 定 が 可 能 です 何 もしない ("NONE"): シグネチャ 検 査 で AND 条 件 のシグネチャを 登 録 する 場 合 やトラステッド シグネチャの 除 外 ("EXCLUDE_OFFICIAL")で 使 用 します 必 要 に 応 じてセットされるため ウェブ 管 理 画 面 に 設 定 項 目 はありません 32

7.1.3 シグネチャ 検 査 の 詳 細 設 定 項 目 設 定 例 シグネチャ 検 査 には 本 製 品 に 実 装 されているトラステッド シグネチャによる 検 査 と お 客 様 自 身 でシグネチャを 作 成 することができるカスタム シグネチャによる 検 査 があります カスタム シグネチャでは 条 件 を 指 定 した 検 出 の 除 外 設 定 を 行 うこともできます 7.1.3.1 トラステッド シグネチャの 設 定 トラステッド シグネチャによる 検 査 を 行 うことで SQL インジェクションやクロスサイトスクリプ ティングなどの 攻 撃 を 防 御 することができます [トラステッド シグネチャの 設 定 ]では 各 シグネチャの 有 効 無 効 検 出 時 の 動 作 を 設 定 できます シグネチャは 1 ページあたり 50 個 の 単 位 で 表 示 されます 33

ボタンに 関 する 説 明 アイコン/ボタン 説 明 シグネチャの 有 効 / 無 効 動 作 を 置 換 します シグネチャの 設 定 を 既 定 値 (デフォルト 設 定 )にリセットします 検 索 文 字 列 に 入 力 したシグネチャを 検 索 します シグネチャ ID または シグネチャ 名 の 前 方 一 致 で 検 索 します 編 集 した 設 定 内 容 を 保 存 します 編 集 した 設 定 内 容 の 保 存 と 適 用 を 行 います (apachectl graceful コマンドが 実 行 されます ) トラステッド シグネチャの 設 定 画 面 を 閉 じます 置 換 ボタンと リセット ボタンが 適 用 される 範 囲 は 表 示 されているページ 数 の 範 囲 となりま す 以 下 の 表 示 では 9 ページ 分 のシグネチャが 適 用 範 囲 となります シグネチャ 名 ( 例.sqlinj)で 検 索 すると 該 当 するシグネチャだけが 抽 出 され ページ 数 の 表 示 は 以 下 の ようになります ( 前 方 一 致 ) この 場 合 3 ページ 分 のシグネチャが 置 換 ボタンと リセット ボタンの 適 用 範 囲 となります すべてのシグネチャを 対 象 に 無 効 に 置 換 したあと SQL インジェクション 対 策 用 のシグネ チャを 検 索 し 有 効 に 置 換 するといった 操 作 が 可 能 です (SQL インジェクション 対 策 のみのシグネチャ 設 定 を 作 成 する 場 合 の 例 ) 34

設 定 項 目 シグネチャ ID: シグネチャ 名 : コメント: 作 成 日 : 更 新 日 : 有 効 : 動 作 : シグネチャの ID です シグネチャの 名 称 です シグネチャのコメントです ( 設 定 ファイル 中 の 日 本 語 文 字 コードは UTF-8 です) 当 社 が 該 当 のシグネチャを 作 成 した 日 付 です 該 当 のシグネチャの 検 査 パターン( 検 査 対 象 検 査 文 字 列 比 較 方 法 )が 更 新 された 日 付 です 有 効 (ON) 無 効 (OFF) シグネチャは 有 効 です シグネチャは 無 効 です 7.1.2 検 出 時 の 動 作 を 参 照 してください 同 一 動 作 の 複 数 のシグネチャにマッチした 場 合 検 出 ログに 記 録 されるのは 登 録 順 が 先 の シグネチャです カスタム シグネチャは トラステッド シグネチャよりも 登 録 順 が 先 となります Referer リクエストヘッダを 検 査 しない: 有 効 の 場 合 トラステッド シグネチャで 要 求 ヘッダの Referer を 検 査 しません (デフォルト 有 効 ) User-Agent リクエストヘッダを 検 査 しない: 有 効 の 場 合 トラステッド シグネチャで 要 求 ヘッダの User-Agent を 検 査 しません (デフォルト 有 効 ) 設 定 ファイル トラステッド シグネチャの 設 定 内 容 は 以 下 のファイルに 保 存 されます conf/waf/sig_official.txt 35

7.1.3.2 トラステッド シグネチャの 推 奨 設 定 トラステッド シグネチャには 各 シグネチャの 有 効 無 効 検 出 時 の 動 作 が 推 奨 シグネチャ 設 定 と して 定 義 されています (conf/waf/sig_official_base.txt) 拒 否 のシグネチャ 推 奨 設 定 が[ 拒 否 ]のシグネチャは 攻 撃 の 可 能 性 があるパターンに 設 定 されています 攻 撃 の 検 出 時 に 同 一 IP アドレスからの 接 続 を 一 定 時 間 の 間 禁 止 する[フィルタ]を 設 定 することも できます 監 視 のシグネチャ( 無 効 ) 攻 撃 者 による 脆 弱 性 有 無 の 調 査 試 行 を 含 め 攻 撃 の 可 能 性 を 広 く 検 出 することを 目 的 としており 外 部 からのアクセス 状 況 を 継 続 的 に 分 析 するために 有 効 なシグネチャですが 通 常 操 作 でも 使 用 され る 可 能 性 のあるパターンや 比 較 的 に 単 純 な 文 字 列 を 検 出 するパターンを 含 んでいるため 製 品 の 標 準 設 定 では 無 効 としています 7.1.3.3 トラステッド シグネチャによる 誤 検 出 と 対 策 検 出 漏 れを 防 ぐために トラステッド シグネチャは 攻 撃 の 可 能 性 があるパターンを 広 範 囲 に 検 出 します その 性 質 上 高 い 検 出 率 を 誇 る 一 方 で 正 常 な HTTP 接 続 を 誤 って 検 出 してしまう 場 合 があ ります ( 誤 検 出 ) 以 下 に 誤 検 出 の 事 例 を 記 載 いたしますので 製 品 導 入 運 用 時 の 参 考 情 報 としてください 誤 検 出 の 事 例 1 クロスサイトスクリプティング SQL インジェクション 対 策 のシグネチャ 全 般 による 検 出 クロスサイトスクリプティング 対 策 のシグネチャでは HTML タグやイベントハンドラ 疑 似 スキー ム スタイルシートなどのパターンに 対 応 しています <script>alert('xss')</script>など SQL インジェクション 対 策 のシグネチャでは 情 報 の 窃 取 や 改 ざん 認 証 回 避 などにつながるデータ ベースの 不 正 操 作 の 可 能 性 を 検 出 します 'OR 'a'='a ;select id, passwd from users など いずれも 様 々な 攻 撃 パターンを 検 出 するため 攻 撃 に 使 用 されるパターンのキーワードをもとに 広 範 囲 に 検 出 します トラステッド シグネチャに 定 義 されているパターンに 一 致 した 場 合 に 検 出 するという 性 質 上 実 際 の 攻 撃 だけでなく ウェブサイトの 管 理 者 によるウェブページの 編 集 作 業 (HTML タグやスタイルシー ト 等 の 利 用 )のほか フリーフォームへの 入 力 や"OR","="を 含 む 乱 数 英 語 サイトでの 英 文 入 力 編 集 などの 操 作 を 検 出 してしまう 場 合 があります 36

誤 検 出 の 事 例 2 sqlinj-11(--) sqlinj-12(/*) sqlinj-13('--) sqlinj-55(/**/)による 検 出 すべてコメントの 悪 用 による SQL インジェクションの 可 能 性 を 検 出 するシグネチャですが 以 下 の 内 容 で 検 出 するため ご 利 用 の 環 境 によっては 実 際 の 攻 撃 だけでなく 通 常 操 作 入 力 を 検 出 してし まう 場 合 があります sqlinj-11(--) sqlinj-12(/*)は ( ) 内 の 文 字 列 を 検 出 します セッション ID に 連 続 したハイフンが 含 まれ ている 場 合 やコメントの 入 力 などを 検 出 してしまう 可 能 性 が 高 いため 製 品 の 標 準 設 定 では 無 効 とな っています sqlinj-13('--)は ログイン 画 面 のユーザー 名 の 欄 に admin'-- と 入 力 するだけで 認 証 回 避 ができて しまうケースにも 対 応 するため キーワードとなる('--)の 使 用 を 広 範 囲 に 検 出 します フリーフォーム 等 で 検 出 の 対 象 となってしまう 可 能 性 がありますが SQL インジェクションの 例 示 と してよく 取 り 上 げられるパターンであり 実 際 に 認 証 回 避 につがなる 可 能 性 があることから 推 奨 設 定 の 動 作 を[ 拒 否 ]としています sqlinj-55(/**/)は /**/DROP/**/TABLE/**/ のような 入 力 で 他 のシグネチャによる 検 出 を 回 避 されることを 防 ぎます キーワードとなる(/**/)の 使 用 を 広 範 囲 に 検 出 するため コメントの 入 力 などが 検 出 の 対 象 となってし まう 可 能 性 がありますが DR/**/OP/**/ TA/**/BLE など 様 々なパターンを 考 慮 する 必 要 が あることから 推 奨 設 定 の 動 作 を[ 拒 否 ]としています (xss-try-4 も 同 様 のパターンを 検 出 します ) CHECK! CMS(content management system)などを 利 用 している 場 合 は 管 理 者 からの 接 続 について 検 査 を 除 外 する 設 定 を 検 討 してください HTML タグの 利 用 を 許 可 している 場 合 やフリーフォーム 等 に 該 当 するページ パラメー タがある 場 合 は URL とパラメータなどを 条 件 にしたシグネチャの 除 外 設 定 を 検 討 して ください セッション 情 報 など 生 成 される 乱 数 や Cookie の 情 報 が 検 出 の 対 象 にならないかをご 確 認 ください 該 当 する 場 合 は パラメータを 条 件 にしたシグネチャの 除 外 設 定 を 検 討 してください ([Cookie の 保 護 ]で [シグネチャ 検 査 ]を 選 択 している 場 合 (デフォルト) Cookie につ いても パラメータの 名 前 と パラメータの 値 が 検 査 対 象 のシグネチャによる 検 査 を 行 います ) 設 定 例 は 7.1.3.5 カスタム シグネチャの 設 定 例 を 参 照 してください 37

7.1.3.4 カスタム シグネチャの 編 集 [カスタム シグネチャの 編 集 ]では 任 意 のシグネチャを 追 加 作 成 することができます 1000 個 までの 条 件 を 登 録 できます シグネチャは 1 ページあたり 20 個 の 単 位 で 表 示 されます 本 製 品 の 新 規 インストールの 場 合 カスタム シグネチャのサンプル(3 個 )が 登 録 されていま す すべて 無 効 で 登 録 されていますので 必 要 に 応 じて 条 件 を 編 集 し ご 利 用 ください 38

カスタム シグネチャを 追 加 する 場 合 は 操 作 エリアの シグネチャの 追 加 ( 開 く/ 閉 じる) をク リックします シグネチャを 追 加 作 成 する 画 面 が 開 きます 条 件 を 登 録 して シグネチャを 追 加 ボタンを 押 すと シグネチャが 追 加 されます ボタンに 関 する 説 明 アイコン/ボタン 説 明 シグネチャの 有 効 / 無 効 動 作 を 置 換 します 検 索 文 字 列 に 入 力 したシグネチャを 検 索 します シグネチャ 名 の 前 方 一 致 で 検 索 します シグネチャを 削 除 します 作 成 したシグネチャを 追 加 します 該 当 のカスタム シグネチャを 有 効 にします ( 選 択 されているとき ボタンは 青 色 になります 選 択 されていないときは グレーです ) 該 当 のカスタム シグネチャを 無 効 にします ( 選 択 されているとき ボタンは 青 色 になります 選 択 されていないときは グレーです ) 39

登 録 済 みのカスタム シグネチャの 条 件 を 編 集 します 編 集 した 設 定 内 容 を 保 存 します 編 集 した 設 定 内 容 の 保 存 と 適 用 を 行 います (apachectl graceful コマンドが 実 行 されます ) カスタム シグネチャの 設 定 画 面 を 閉 じます 設 定 項 目 設 定 項 目 は 以 下 のとおりです ( ) 内 は 設 定 ファイル 中 での 値 になります シグネチャ 名 : 有 効 / 無 効 : 動 作 : シグネチャの 名 称 です ( 例 : CUSTOM01) 最 大 29 文 字 です 有 効 (ON) 無 効 (OFF) シグネチャは 有 効 です シグネチャは 無 効 です 7.1.2 検 出 時 の 動 作 を 参 照 してください 同 一 動 作 の 複 数 のシグネチャにマッチした 場 合 検 出 ログに 記 録 されるのは 登 録 順 が 先 の シグネチャです カスタム シグネチャは トラステッド シグネチャよりも 登 録 順 が 先 となります 除 外 するトラステッド シグネチャ 名 ( 正 規 表 現 )を 設 定 : 条 件 に 一 致 した 場 合 に 検 出 を 除 外 するトラステッド シグネチャ 名 を 正 規 表 現 で 指 定 し ます ( 例 : ^xss-tagopen-[1-4]$) 改 行 入 力 で 複 数 指 定 ができます カンマ(",")を 使 用 することはできません ( 最 大 999 バイト) フィルタ 動 作 時 の 拒 否 時 間 : カスタム シグネチャでフィルタした 場 合 に 同 一 接 続 元 (IP アドレス)からの 接 続 を 拒 否 する 時 間 ( 秒 )を 指 定 します (デフォルト 0) 0 の 場 合 [ 検 出 時 の 全 体 動 作 設 定 ]の 設 定 値 を 使 用 します 頻 度 判 定 : カスタム シグネチャで 登 録 した 条 件 に 対 して 何 秒 間 に 何 回 一 致 したかを 接 続 元 IP アドレスでカウントします ブルートフォース 攻 撃 等 の 高 頻 度 の 接 続 を 検 出 する 場 合 に 有 効 です ( 例 : 登 録 した 条 件 について 同 一 接 続 元 IP アドレスからの 接 続 が 指 定 回 数 [1 秒 間 に 3 回 以 上 ]に 達 した 場 合 にフィルタする) 0 秒 間 に 0 回 を 指 定 した 場 合 頻 度 判 定 を 行 いません (デフォルト) コメント: コメントを 指 定 します ( 設 定 ファイル 中 の 日 本 語 文 字 コードは UTF-8 です) 40

検 査 対 象 : 以 下 の 組 み 合 わせが 指 定 できます ( ) 内 はシグネチャ ファイル 中 の 項 目 名 です URL("URL") URL 全 体 ("?",";" 以 降 を 含 む URL デコードを 行 います ) https(ssl)で 接 続 する URL を 指 定 する 場 合 も 本 製 品 の 処 理 は HTTP 通 信 の 段 階 で 行 われるた め URL は"https://"ではなく http://で 指 定 します パス 名 ("PATH"): URL のパス 名 部 分 ("?" 以 前 の 部 分 URL デコードを 行 います ) パラメータの 名 前 ("PARAM_NAME"): パラメータ 変 数 の 名 前 パラメータの 値 ("PARAM_VALUE"): パラメータ 変 数 の 値 パラメータ 変 数 は GET の 引 数 POST の 引 数 (multipart を 含 む) URLRewriting (http://...cgi;aaa=bbb)から 取 得 します 以 下 の 表 示 形 式 のデコードに 対 応 しています URL エンコード '+' (スペース 文 字 ) %?? (16 進 数 文 字 コード 0x00~0xff) %u???? (16 進 数 文 字 コード 0x00~0x7f) 文 字 実 体 参 照 &excl; " &num; &dollar; &percent; &percnt; & &apos; &lpar; &rpar; &ast; &plus; &comma; &hyphen; &dash; &period; &sol; &colon; &semi; < &equals; > &quest; &commat; &lsqb; &bsol; &rsqb; ˆ &caret; &horbar; &lowbar; &grave; &lcub; &verbar; &rcub; &sp; &blank; 数 値 文 字 参 照 &#??; (10 進 数 文 字 コード 0x01~0xff) &#x??; (16 進 数 文 字 コード 0x01~0xff) x?? (16 進 数 文 字 コード 0x01~0xff) u???? (16 進 数 文 字 コード 0x0000~0x00ff) multipart でファイルアップロードを 行 う 場 合 (Content-Disposition:filename 変 数 があ る 場 合 ) 変 数 の 値 は 空 文 字 列 として 扱 い ファイルの 中 身 を 検 査 しません ファイルの 名 前 は 後 述 の("POST_FILENAME")で 検 査 できます 接 続 元 IP アドレス("CLIENT_ADDR"): クライアントの IP アドレス 接 続 先 IP アドレス("SERVER_ADDR"): サーバーの IP アドレス 41

送 信 ファイル 名 ("POST_FILENAME"): multipart の filename 変 数 で 指 定 されるファイルの 名 前 要 求 メソッド("METHOD"): 要 求 メソッド ( 例 : GET, POST) 要 求 ヘッダ"REQHEAD_<フィールド 名 >"): 要 求 ヘッダのフィールド 名 ( 完 全 一 致 ) ( 例 : X-Forwarded-For) "*"を 指 定 すると 任 意 の 要 求 ヘッダフィールドが 検 査 対 象 になります カンマ"," 区 切 りで 複 数 指 定 できます 検 査 文 字 列 ( 正 規 表 現 ): 指 定 パターンの 正 規 表 現 と 比 較 を 行 います 最 大 1999 バイトまで 設 定 可 能 詳 細 については 7.6 正 規 表 現 を 参 照 してください 比 較 方 法 : カンマ"," 区 切 りで 以 下 の 組 み 合 わせを 指 定 できます ( ) 内 はシグネチャ ファイル 中 の 項 目 名 です 不 一 致 ("NOT"): 一 致 しない 場 合 に 検 出 します 大 文 字 小 文 字 を 区 別 : 大 文 字 小 文 字 を 区 別 します ( 区 別 しない 場 合 "PCRE_CASELESS") その 他 の 条 件 : "ERASE_CHARS( 文 字 一 覧 )": 指 定 文 字 一 覧 を 削 除 してから 比 較 します r, n, t, x??(16 進 数 ), が 指 定 できます また 範 囲 指 定 (X-Y)が 指 定 可 能 です "PATTERN_GROUP(グループ 名 ): 正 規 表 現 のグループ 化 を 行 います 個 々の 条 件 の 正 規 表 現 で 検 査 する 前 に 同 じグループ 名 の 条 件 の 正 規 表 現 を 結 合 し 複 数 の 条 件 中 の 正 規 表 現 を OR(" ")で 結 合 した 正 規 表 現 で 検 査 を 行 います また グループ 内 のパターンの 前 方 一 致 部 分 で 共 通 化 します ( 例 : "ABCDE"と"ABXYZ"を"AB(CDE XYZ)"で 検 査 します ) これにより 似 た 条 件 を1つの 正 規 表 現 で 予 め 検 査 し 高 速 化 を 行 えます グループ 化 できるのは NOT が 指 定 されておらず オプションとフィールドが 一 致 し ていることが 条 件 です 前 の 条 件 と AND ("AND"): 指 定 した 条 件 と 1 つ 前 の 条 件 の 両 方 が 一 致 した 場 合 に 検 出 します 通 常 意 識 して AND を 指 定 する 必 要 はありません (ウェブ 管 理 画 面 上 にも 選 択 する 項 目 はありません ) 複 数 の 条 件 を 登 録 した 場 合 自 動 的 に AND 条 件 で 設 定 されます 42

シグネチャ 追 加 場 所 : 条 件 を 追 加 するときの 場 所 を 指 定 します 設 定 ファイル カスタム シグネチャの 設 定 内 容 は 以 下 のファイルに 保 存 されます conf/waf/sig_custom.txt 設 定 ファイルには 以 下 のように 各 条 件 を1 行 ずつタブ 区 切 りで 記 述 します [ 有 効 無 効 ]<タブ>[ 動 作 ]<タブ><タブ>[シグネチャ 名 ]<タブ>[ 検 査 対 象 ] <タブ>[ 比 較 方 法 ] <タブ>[ 検 査 文 字 列 ]<タブ><タブ>[コメント] 43

7.1.3.5 カスタム シグネチャの 設 定 例 カスタム シグネチャの 設 定 例 は 以 下 のとおりです ここでは よく 使 用 される 5 つのパターンについて 説 明 しています 1. 2. 条 件 に 一 致 した 場 合 指 定 したシグネチャによる 検 出 を 除 外 する 条 件 を 指 定 して トラステッド シグネチャによる 検 出 を 除 外 する 場 合 の 設 定 例 です URL とパラメータなど 複 数 の 条 件 を 組 み 合 わせた 柔 軟 な 設 定 が 可 能 です 3. 特 定 パスへの 接 続 について 同 一 接 続 元 IP アドレスからのアクセス 頻 度 を 判 定 ログインページ 等 へのブルートフォース 攻 撃 を 検 出 防 御 するときに 有 効 な 設 定 例 です 4. 指 定 ホスト 以 外 への 接 続 を 拒 否 する( 推 奨 ) 接 続 URL に 使 用 されるホストを 明 示 的 に 指 定 することで 不 正 な 接 続 を 禁 止 します IP アドレス 指 定 で 送 信 される 脆 弱 性 スキャン 等 の 接 続 を 効 率 良 く 排 除 することができます 5. 指 定 IP アドレスからの 接 続 を 安 全 とみなす( 検 査 の 除 外 ) 管 理 者 によるサイト 編 集 等 の 操 作 を 接 続 元 IP アドレスで 安 全 とみなす 場 合 の 設 定 例 です 44

1. URL が http://www.jp-secure.com/demo/demo.php のとき xss-tagopen-1~4 のシグネチ ャによる 検 出 を 除 外 1 2 3 4 5 6 7 8 1 シグネチャ 名 を 入 力 します EXCLUDE-SIGNATURE 2 シグネチャのコメントを 入 力 します 指 定 条 件 による 検 出 除 外 3 検 出 時 の 動 作 を 選 択 します トラステッド シグネチャを 除 外 4 除 外 するトラステッド シグネチャ 名 を 指 定 します ( 正 規 表 現 ) ^xss-tagopen-[1-4]$ 5 検 査 対 象 を 選 択 します URL 6 検 査 文 字 列 を 入 力 します ( 正 規 表 現 ) ^http://www.jp-secure.com/demo/demo.php 7 シグネチャの 追 加 場 所 を 選 択 します 一 番 上 に 追 加 8 シグネチャを 追 加 ボタンを 押 して 作 成 したシグネチャを 追 加 します 45

[ 除 外 するトラステッド シグネチャ 名 ]は 正 規 表 現 で 指 定 します 本 項 の 設 定 例 のように xss-tagopen-1~4 の 検 出 を 除 外 する 場 合 は 文 字 列 の 最 初 と 最 後 を 示 すメタキャラクタ(^ : 文 字 列 の 最 初, $ : 文 字 列 の 最 後 )を 使 用 し ^xss-tagopen-[1-4]$ と 指 定 します xss-tagopen-4 だけの 検 出 を 除 外 する 場 合 は ^xss-tagopen-4$ と 指 定 します 正 規 表 現 については 7.6 正 規 表 現 を 参 照 してください ウェブ 管 理 画 面 に 接 続 するクライアント 環 境 が Mac の 場 合 エスケープ 表 記 の 入 力 には [alt(option)] + [ ]ボタンを 使 用 してください 例 ) ^http://www.jp-secure.com/demo/demo.php ^192.168.1.1$ ^ d+$ などの 入 力 時 46

2. URL が http://www.jp-secure.com/demo/demo.php であり パラメータの 名 前 が hoge のとき xss-tagopen-1~4 のシグネチャによる 検 出 を 除 外 (1 に 条 件 を 追 加 ) 1 で 作 成 したシグネチャの 項 目 で 条 件 の 編 集 ボタンを 押 して 新 しい 条 件 を 追 加 します 1 2 3 4 1 検 査 対 象 を 選 択 します パラメータの 名 前 2 検 査 文 字 列 を 入 力 します ( 正 規 表 現 ) ^hoge$ 3 条 件 の 追 加 場 所 を 選 択 します 一 番 下 に 追 加 4 条 件 を 追 加 ボタンを 押 して 作 成 した 条 件 を 追 加 します 47

複 数 の 条 件 を 組 み 合 わせた(AND 条 件 )のシグネチャが 作 成 されます 複 数 のパラメータを 条 件 としたシグネチャ(AND 条 件 )を 定 義 することはできません ( 検 査 対 象 の[パラメータの 名 前 ]を 複 数 使 用 したシグネチャ(パラメータの AND 条 件 )を 作 成 しても 無 効 のシグネチャと 同 等 の 処 理 になります ) 次 頁 を 参 照 してください 48

前 頁 の 注 意 事 項 について 以 下 のような POST 要 求 があった 場 合 を 例 に 説 明 します POST /cgi-bin/demo.cgi HTTP/1.1 Host: hostname < 略 > Content-Type: application/x-www-form-urlencoded Content-Length: 44 body1=1234&body2=abcd&body3=5678&body4=efgh パラメータの 検 査 は 色 分 けされているように 各 パラメータの 名 前 と 値 のペアで 検 査 判 定 を 行 い それぞれの 判 定 結 果 は 他 のパラメータの 判 定 に 影 響 を 与 えません そのため パラメータの 名 前 body1 とパラメータの 名 前 body4 を 組 み 合 わせた(AND 条 件 の)カスタ ム シグネチャを 作 成 することはできません 親 子 関 係 にあたる json, xml のパラメータについては このかぎりではありません 13.7 JSON/XML の 親 子 関 係 を 参 照 してください 49

3. パスが login.php への 接 続 について 同 一 接 続 元 (IP アドレス)からの 接 続 が 1 秒 間 に 3 回 以 上 あったとき 60 秒 間 フィルタする 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 シグネチャ 名 を 入 力 します BLOCK-LOGIN_ATTACK 2 シグネチャのコメントを 入 力 します 頻 度 判 定 で ログインページへの 高 頻 度 アクセスを 遮 断 3 検 出 時 の 動 作 を 選 択 します フィルタ 4 フィルタ 動 作 時 の 拒 否 時 間 を 指 定 ます [60] 秒 5 頻 度 判 定 を 設 定 します [1] 秒 間 に[3] 回 以 上 6 検 査 対 象 を 選 択 します パス 名 7 検 査 文 字 列 を 入 力 します ( 正 規 表 現 ) /login.php 8 シグネチャの 追 加 場 所 を 選 択 します 一 番 上 に 追 加 9 シグネチャを 追 加 ボタンを 押 して 作 成 したシグネチャを 追 加 します 50

ウェブ 管 理 画 面 に 接 続 するクライアント 環 境 が Mac の 場 合 エスケープ 表 記 の 入 力 には [alt(option)] + [ ]ボタンを 使 用 してください 例 ) ^http://www.jp-secure.com/demo/demo.php ^192.168.1.1$ ^ d+$ などの 入 力 時 頻 度 判 定 のフィルタの 対 象 とする 接 続 元 IP アドレスは 要 求 ヘッダの X-Forwarded-For から 取 得 することもできます ([クライアント IP アドレスを X-Forwarded-For から 取 得 ]) 本 製 品 の 前 段 に SSL プロキシが 配 置 されている 場 合 などに 有 効 です この 設 定 例 では パス(login.php)だけを 条 件 に 指 定 していますが パラメータの 名 前 やメソッドを 条 件 に 追 加 することも 可 能 です 51

4. URL が www.jp-secure.com 以 外 への 接 続 を 拒 否 する 1 2 3 4 5 6 7 8 1 シグネチャ 名 を 入 力 します BLOCK-HOST 2 シグネチャのコメントを 入 力 します 指 定 ホスト 以 外 への 接 続 を 拒 否 3 検 出 時 の 動 作 を 選 択 します 拒 否 4 検 査 対 象 を 選 択 します URL 5 検 査 文 字 列 を 入 力 します ( 正 規 表 現 ) ^http://www.jp-secure.com(:443)?/ https(ssl)による 接 続 時 携 帯 端 末 が Host ヘッダの 末 尾 に 443 を 付 けることがあります 例 ) Host: www.jp-secure.com:443 このようなケースを 考 慮 して 正 規 表 現 で (:443)? を 指 定 しておきます 6 比 較 方 法 を 指 定 します 不 一 致 7 シグネチャの 追 加 場 所 を 選 択 します 一 番 上 に 追 加 8 シグネチャを 追 加 ボタンを 押 して 作 成 したシグネチャを 追 加 します 52

ウェブ 管 理 画 面 に 接 続 するクライアント 環 境 が Mac の 場 合 エスケープ 表 記 の 入 力 には [alt(option)] + [ ]ボタンを 使 用 してください 例 ) ^http://www.jp-secure.com/demo/demo.php ^192.168.1.1$ ^ d+$ などの 入 力 時 53

5. IP アドレス 192.168.1.1 からの 接 続 を 安 全 とみなす( 検 査 の 除 外 ) 1 2 3 5 4 6 7 1 シグネチャ 名 を 入 力 します WHITE-LIST 2 シグネチャのコメントを 入 力 します 管 理 者 からのアクセスを 安 全 とみなす( 検 査 除 外 ) 3 検 出 時 の 動 作 を 選 択 します 安 全 4 検 査 対 象 を 選 択 します 接 続 元 IP アドレス 5 検 査 文 字 列 を 入 力 します ( 正 規 表 現 ) ^192.168.1.1$ 6 シグネチャの 追 加 場 所 を 選 択 します 一 番 上 に 追 加 7 シグネチャを 追 加 ボタンを 押 して 作 成 したシグネチャを 追 加 します 54

検 査 対 象 の 指 定 には 正 規 表 現 を 使 用 します 本 項 の 設 定 例 のように 192.168.1.1 のみを 安 全 とみなす 場 合 は 文 字 列 の 最 初 と 最 後 を 示 すメタキャラクタ(^ : 文 字 列 の 最 初, $ : 文 字 列 の 最 後, : エスケープ 表 記 )を 使 用 し ^192.168.1.1$ と 指 定 します 正 規 表 現 については 7.6 正 規 表 現 を 参 照 してください ウェブ 管 理 画 面 に 接 続 するクライアント 環 境 が Mac の 場 合 エスケープ 表 記 の 入 力 には [alt(option)] + [ ]ボタンを 使 用 してください 例 ) ^http://www.jp-secure.com/demo/demo.php ^192.168.1.1$ ^ d+$ などの 入 力 時 本 製 品 を 導 入 したウェブサーバーの 前 段 にリバースプロキシ 等 が 設 置 されている 場 合 接 続 元 IP アドレス は 前 段 のプロキシの IP アドレスになります このような 環 境 で クライアントの IP アドレスをもとに 除 外 設 定 やアクセス 制 限 を 行 う 場 合 は 検 査 対 象 の 要 求 ヘッダフィールド( 完 全 一 致 ): を 選 択 し X-Forwarded-For を 指 定 してください ( 前 段 のプロキシが X-Forwarded-For ヘッダにクライアントの IP アドレスを 追 加 してい る 場 合 ) 55

7.2 シグネチャ 更 新 設 定 シグネチャの 更 新 に 関 する 設 定 は メインメニューの[シグネチャ 更 新 設 定 ]で 行 います [シグネチャ 更 新 設 定 ] Signatures updating settings [ 手 動 更 新 ] Manual Update 今 すぐ 更 新 ボタンを 押 すと シグネチャファイル(トラステッド シグネチャ)を 最 新 版 に 更 新 し ます [プロキシサーバ]を 有 効 にした 場 合 指 定 したプロキシ 経 由 でシグネチャファイルを 更 新 します (デフォルト 無 効 ) [ 推 奨 シグネチャ 設 定 ]を 有 効 にした 場 合 各 追 加 シグネチャは デフォルトの 検 出 動 作 および 有 効 無 効 の 設 定 で 追 加 されます (デフォルト 有 効 ) 監 視 にした 場 合 各 追 加 シグネチャは 有 効 監 視 の 設 定 で 追 加 されます 無 効 にした 場 合 各 追 加 シグネチャは 無 効 になります [ 更 新 後 に 自 動 適 用 ]を 有 効 にした 場 合 シグネチャファイル 更 新 後 にシグネチャ 設 定 をただちに 適 用 します (デフォルト 有 効 ) 56

[ 自 動 更 新 ] Auto Update 有 効 にすると 指 定 間 隔 で 定 期 的 にシグネチャファイル(トラステッド シグネチャ)を 最 新 版 に 更 新 します (デフォルト 無 効 ) [プロキシサーバ] を 有 効 にした 場 合 指 定 したプロキシ 経 由 でシグネチャファイルを 更 新 します (デフォルト 無 効 ) [ 推 奨 シグネチャ 設 定 ]を 有 効 にした 場 合 各 追 加 シグネチャは デフォルトの 検 出 動 作 および 有 効 無 効 の 設 定 で 追 加 されます (デフォルト 有 効 ) 監 視 にした 場 合 各 追 加 シグネチャは 有 効 監 視 の 設 定 で 追 加 されます 無 効 にした 場 合 各 追 加 シグネチャは 無 効 になります [ 更 新 後 に 自 動 適 用 ]を 有 効 にした 場 合 シグネチャファイル 更 新 後 にシグネチャ 設 定 をただちに 適 用 します (デフォルト 有 効 ) トラステッド シグネチャシグネチャのバージョンは databases_waf/header.ini の "[WAF_Database_Version]Version=YYYY-MM-DD_XX"を 表 示 します 設 定 したプロキシ 情 報 は conf/dbupdate.conf に 保 存 されます [プロキシサーバ 名 ] (use_proxy / http_proxy_host / http_proxy_port) [プロキシ 認 証 ] (use_proxyauth / http_proxyauth_user / http_proxyauth_pass) 推 奨 シグネチャ 設 定 更 新 後 に 自 動 適 用 の 有 効 無 効 に 関 する 設 定 は conf/dbupdate_waf.conf に 保 存 されます [ 推 奨 シグネチャ 設 定 ] (use_dbsettings/add_monitor) [ 更 新 後 に 自 動 適 用 ] (service_restart) 自 動 更 新 を 有 効 にしている 場 合 のスケジュール 設 定 は root ユーザの crontab に 保 存 され ます シグネチャ 更 新 時 既 存 の 設 定 は 引 き 継 がれます 57

7.3 ログ ログを 表 示 するときは メインメニューの[ログ]を 選 択 します [ログ] Log [ 動 作 ログ] 本 製 品 が 出 力 する 各 種 ログを 表 示 します 最 大 で 1000 行 まで 表 示 ダウンロードできます [ 検 出 ログ] (logs/http/detect.log) 本 製 品 による 検 査 で 検 出 された 情 報 を 表 示 します [ 情 報 ログ] (logs/http/info.log) 本 製 品 の 設 定 などに 関 する 情 報 を 表 示 します [エラーログ] (logs/http/error.log) 本 製 品 に 生 じたエラーの 情 報 を 表 示 します [フォームログ] (logs/http/form.log) フォームの 入 力 値 を 表 示 します 詳 細 は 10.1 動 作 ログ を 参 照 してください 58

ログの 表 示 アイコン にカーソルをあてると ポップアップで 該 当 のログを 表 示 することができま す [ 通 知 サービスログ] 管 理 者 へのメール 送 信 ([ 検 出 通 知 ] [ 障 害 通 知 ])を 行 う 通 知 サービスに 関 するログを 表 示 します (サマリ 通 知 ) [ 情 報 ログ] (logs/notify/info.log) 通 知 サービスの 起 動 と 終 了 に 関 する 情 報 を 表 示 します [エラーログ] (logs/notify/error.log) 通 知 サービスに 生 じたエラーの 情 報 を 表 示 します 詳 細 は 10.2 通 知 サービスログ を 参 照 してください 59

[シグネチャ 更 新 ログ] (logs/dbupdate_waf.log) トラステッド シグネチャの 更 新 ログを 表 示 します (logs/dbupdate_waf.log の 内 容 を 表 示 します ) 10.3 ログの 分 割 (ローテート) によって ローテートされているログは ウェブ 管 理 画 面 に 表 示 されません 60

7.4 トップメニュー トップメニューには 管 理 パスワードの 変 更 や 本 製 品 のバックアップ リストアをするための 項 目 が 用 意 されています 7.4.1 管 理 パスワード [ 管 理 パスワード] Admin password ウェブ 管 理 画 面 の 管 理 ユーザ 名 パスワードを 変 更 します ウェブ 管 理 画 面 で 編 集 した 内 容 は conf/siteguardlite.htdigest ファイルに 保 存 されま す (Apache の htdigest 認 証 ファイルと 同 じ 形 式 です ) 7.4.2 診 断 情 報 [ 診 断 情 報 ] Diagnostic Info 診 断 情 報 ファイル (diag.tar.gz) のダウンロードを 行 います 本 製 品 の 設 定 情 報 のほか 本 製 品 を 導 入 したサーバーの 設 定 情 報 各 種 ログも 含 まれます "cd /opt/jp-secure/siteguardlite; make diag" コマンドで 作 成 される /opt/jp-secure/siteguardlite/diag.tar.gz をダウンロードします サポートデスクへお 問 い 合 わせの 際 は なるべくこの 診 断 情 報 ファイル (diag.tar.gz) を 送 付 してください 7.4.3 バックアップ リストア [バックアップ リストア] Backup and Restore 本 製 品 の 設 定 のバックアップとリストアができます 本 製 品 を 複 数 台 のウェブサーバーで 使 用 している 環 境 で 設 定 を 複 製 する 場 合 に 利 用 することもで きます 61

バックアップ ボタンを 押 すと 本 製 品 の 設 定 をバックアップ(ダウンロード)します (バックアップファイルは backup-hostname-yyyymmdd-hhmmss.tar.gz です ) 本 製 品 の 各 種 設 定 をバックアップファイルに 保 存 することができます ウェブ 管 理 画 面 で 設 定 した 設 定 情 報 がバックアップされますが トラステッド シグネチャの 自 動 更 新 設 定 (crontab に 登 録 された 更 新 スケジュール)は 含 まれません バックアップにログファイルは 含 まれません バックアップファイルを 指 定 して リストア ボタンを 押 すとで 本 製 品 の 設 定 がバックアップ ファイルの 内 容 でリストアされます バックアップファイルの 製 品 バージョンとリストア 先 の 製 品 バージョンは 同 一 である 必 要 が あります リストア 時 apachectl graceful コマンドが 実 行 されます 7.4.4 ライセンス 情 報 [ライセンス 情 報 ] License シリアルキー サポート ID パスワードの 登 録 確 認 を 行 います サポート ID とパスワードは トラステッド シグネチャのダウンロード 認 証 に 使 用 されます [シリアルキー]は conf/license.txt ファイルに 保 存 されます [シリアルキー]を 登 録 しない 場 合 (TRIAL VERSION)は 90 日 間 の 評 価 版 環 境 になります 90 日 間 の 評 価 利 用 が 終 了 すると 本 製 品 による 検 査 が 行 われなくなります [サポート ID]と[パスワード]は conf/dbupdate_waf.conf に 保 存 されます (sig_download_user / sig_download_pass) 7.4.5 バージョン 情 報 [バージョン 情 報 ] Version 本 製 品 のバージョン 情 報 および 利 用 環 境 を 表 示 します 7.4.6 ログアウト [ログアウト] Logout ウェブ 管 理 画 面 からログアウトします 62