Similar documents
医 療 費 自 己 負 担 額 支 払 明 細 書 入 力 シート - 目 次 - < 第 1 章 > 共 通 事 項 説 明 医 療 費 自 己 負 担 額 支 払 明 細 書 入 力 シート 目 次 1.1 本 システムの 注 意 点 入 力 項 目 について 基 本 情

Microsoft Word - 206MSAccess2013

TIPS - 棚 割 りを 開 始 するまで Liteを 起 動 し 企 業 情 報 の 追 加 を 行 い 棚 割 を 行 う 企 業 の 追 加 をして 下 さい 企 業 情 報 の 追 加 時 に エラーメッセージが 表 示 された 場 合 別 途 TIPS トラブルが 発 生 した 場 合

賞 状 を 作 ってみよう 1- 賞 状 フォルダを 使 用 賞 状 のテンプレートから ワードで 賞 状 の 文 章 を 作 成 します あらかじめ EXCEL で 作 成 した 受 賞 者 の 名 簿 から 学 年 クラス 名 前 を 入 れて 印 刷 します 1Excel の 賞 状 名 簿.

<4D F736F F D20819C486F70658F6F93588ED297708AC7979D89E696CA837D836A B E A2E646F63>

地域ポータルサイト「こむねっと ひろしま」

事前チェック提出用現況報告書作成ツール入力マニュアル(法人用)

KINGSOFT Office 2016 動 作 環 境 対 応 日 本 語 版 版 共 通 利 用 上 記 動 作 以 上 以 上 空 容 量 以 上 他 接 続 環 境 推 奨 必 要 2

目 次 1 インストール 手 順 プログラム データファイルのインストール Microsoft Access2013Runtime SP1(32bit) 版 のインストール 基 本 操 作 ログイン メニュー...

Office2007 Access 初級講習会

5-2.操作説明書(支店連携)_xlsx

_責)Wordトレ2-1章_斉

贈与税 faq

Microsoft Word - 操作マニュアル(石油コンビナート_オフラインソフト編)_v0.2.doc

改 定 履 歴 改 訂 日 改 訂 理 由 及 び 内 容 承 認 者 確 認 者 改 訂 者 05/8/7 新 版 発 行 05/0/5 推 奨 動 作 環 境 を 追 記

4 応 募 者 向 けメニュー 画 面 が 表 示 されます 応 募 者 向 けメニュー 画 面 で [ 交 付 内 定 時 の 手 続 を 行 う] [ 交 付 決 定 後 の 手 続 を 行 う]をクリックします 10

<4D F736F F D2090BF8B818AC7979D8B40945C91808DEC837D836A B2E646F63>

< 目 次 > 8. 雇 用 保 険 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 27 ( 育 児 休 業 給 付 介 護 休 業 給 付 ) 8.1 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 画 面 のマイナンバー 設 定 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 の 電 子 申 請 高

Microsoft Word - 2.doc

目 次 電 子 申 請 を 使 用 した 申 請 の 流 れ 1ページ 申 請 書 ( 概 算 保 険 料 申 告 書 )の 作 成 2ページ 作 成 した 申 請 書 の 送 信 31ページ 状 況 照 会 電 子 納 付 を 行 う 62ページ 返 送 書 類 の 取 得 75ページ お 問 い

Microsoft Word - word_05.docx

6 システムを 入 れているパソコンを 入 れ 替 えたいが どうしたらいいのか 元 のパソコンから 新 しいパソコンに 昨 年 度 入 力 データを 移 行 します 手 順 は 次 のとおりです 1 元 のパソコンでシステムを 起 動 して メニュー 画 面 から バックアップ リカバリ を 選

目 次 1. 積 算 内 訳 書 に 関 する 留 意 事 項 1 ページ 2. 積 算 内 訳 書 のダウンロード 3 ページ 3. 積 算 内 訳 書 の 作 成 (Excel 2003の 場 合 ) 6 ページ 4. 積 算 内 訳 書 の 作 成 (Excel 2007の 場 合 ) 13

ワープロソフトウェア



「給与・年金の方」からの確定申告書作成編

<4D F736F F D2090C389AA8CA72D92F18F6F2D D F ED28CFC82AF91808DEC837D836A B E838B A815B816A2E646F6378>

1.2. ご 利 用 環 境 推 奨 ブラウザ Internet Explorer Google Chrome(バージョン 32 時 点 で 動 作 確 認 済 み) Mozilla Firefox(バージョン 26 時 点 で 動 作 確 認 済 み) Safari 7

Memo

富士山チェックリスト

Word 003 スキルブック 06 - オブジェクトの 利 用 0.Word で 作 る 表 : 行 幅 を 最 小 値 より 小 さく 設 定 する 3 表 の 左 右 のサイズを 適 宜 調 整 します Word で 表 を 作 成 するとき, 列 幅, 行 幅 ともに 基 本 的 に 自 由

かんたんQR

目 次 1 ご 使 用 の 前 に 1.1 動 作 環 境 1.2 セットアップ 方 法 2 使 用 方 法 2.1 起 動 方 法 2.2 操 作 方 法 効 果 音 設 定 アニメーション 設 定 スライドジャンプ 設 定 フラッシュカード 設 定

目 次 1.ログイン 方 法 P2 2.ログアウト 方 法 P3 3. 基 本 設 定 変 更 サイトネーム スローガンの 設 定 P10~11 カラーバリエーションの 選 択 P12 メニュースタイル 色 の 設 定 P12 4.トップページの 画 像 編 集 画 像 の 変 更 P13~14 T

名 刺 データ 登 録 最 初 の 名 刺 の 登 録 の 際 には ボタンを 押 します 名 刺 登 録 画 面 が 開 きますので ボタンを 押 すと 新 規 の 登 録 画 面 が 現 れます 各 項 目 に 名 刺 データを 入 力 していきます グループは 事 前 に 登 録 したてあるも

2 科 学 研 究 費 助 成 事 業 のトップページ 画 面 が 表 示 されます [ 研 究 者 ログイン]をクリック します 掲 載 している 画 面 は 例 示 です 随 時 変 更 されます 3 科 研 費 電 子 申 請 システムの 応 募 者 ログイン 画 面 が 表 示 されます e

1-1 一覧画面からの印刷

PowerPoint プレゼンテーション

03_主要処理画面.xlsx

目 次 遺 失 物 管 理 プログラム 利 用 者 マニュアル 1. 動 作 条 件 遺 失 物 管 理 プログラムのインストール 運 用 の 流 れ 起 動 方 法 操 作 方 法 について 基 本 的 な 操

( 注 変 更 申 請 で 対 象 となる 項 目 と 郵 送 書 類 についての 詳 細 は 下 表 を 参 照 してください 東 京 電 子 自 治 体 共 同 運 営 電 子 調 達 サービス 6. 変 更 申 請 物 品 買 入 れ 等 変 更 申 請 項 目 及 び 郵 送 書 類 等 一

目 次 1. 大 学 情 報 データベースシステムの 使 用 方 法 について EXCEL 一 括 登 録 EXCEL ダウンロード 検 索 条 件 の 指 定 プレビュー EXCEL ダウンロード(データ 抽 出 あ

R4財務対応障害一覧

ワープロソフトウェア

POWER EGG V2.01 ユーザーズマニュアル ファイル管理編

Microsoft Word - Jimdo基礎編(8版)

本 操 作 説 明 書 について 本 操 作 説 明 書 は 物 品 電 子 調 達 システム 入 札 参 加 資 格 審 査 申 請 についての 操 作 を 説 明 したものです 動 作 環 境 本 アプリケーションは 以 下 の 環 境 にて 動 作 致 します OS 日 本 語 Microso

<4D F736F F D C82CC8AEE91625F87542D F9182AB8AB782A68CE32E646F63>

5-2 一 般 ユーザー 用 :メール 2 送 信 者 のリンクをクリックすると 受 信 メールの 内 容 を 見 ることができます 受 信 メール 内 容 画 面 項 目 送 信 者 宛 先 CC 本 文 (テキスト) 本 文 (HTML) メールアドレスのリンクをクリックするとアドレス 帳 へ

Q3 どのようなデータを 見 ることができるのですか A3 分 析 ツール を 実 行 するとマクロが 作 動 し 図 1のような 分 析 ツールトップ 画 面 が 表 示 されます ( 例 : 佐 賀 市 立 佐 賀 小 学 校 ) 今 回 新 たに 追 加 された 分 析 ツールトップ 画 面

Microsoft Word - P doc

Microsoft Word - 03accessデータベース演習レジメ.doc

年齢別人数計算ツールマニュアル

2016 年 度 情 報 リテラシー 変 更 された 状 態 同 様 に 価 格 のセルを 書 式 設 定 する 場 合 は 金 額 のセルをすべて 選 択 し [ 書 式 ]のプルダウンメニューか ら[ 会 計 ]を 選 択 する すると が 追 加 され 金 額 としての 書 式 が 設 定 さ

まずは まずは 早 割 電 報 トップページ へアクセス 会 員 ページへログイン ID( 半 角 英 数 字 ) パスワード( 半 角 英 数 字 )を 入 力 後 をクリックしてログイン 自 動 ログアウトについて ログイン 後 操 作

Microsoft Word - 203MSWord2013

目 次 目 次 1 ログイン ログアウト ログインする...1 ログイン 画 面 が 表 示 されないときは?... 1 初 めてログインするときのパスワードは?... 2 初 期 パスワードを 忘 れてしまったときは?... 2 変 更 したパスワードを 忘 れてしまったときは?.

<4D F736F F D B68F918DEC90AC89898F4B899E977095D2816A2E646F63>

< F2D93648E718E868EC58B8F30332E6A7464>

Microsoft Word - Active.doc

(Microsoft PowerPoint - \222\300\221\335\211\244V4\203}\203j\203\205\203A\203\213\214\264\226{.ppt)

PowerPoint プレゼンテーション

はじめに 本 プログラムファイルは Windows 版 Microsoft Office Excel で 作 成 されています 動 作 環 境 などは 下 記 を 参 照 ください 動 作 確 認 環 境 [Excel] Microsoft Office Excel 2010 Microsoft O

5 振 込 依 頼 書 の 作 成 方 法 ()ツールの 起 動 コピーまたはダウンロードしたツールをダブルクリックして 開 いてください (ツール 起 動 の 際 マクロを 有 効 にしてください ) ダブルクリック 後 以 下 のメッセージが 出 力 されますので 読 み 取 り 専 用 ボタン

Microsoft Word - hagakiwriter3free-atenagaki-hou.doc

あいち電子調達共同システム

ことばを覚える

Microsoft Office Excel2007(NO.2エクセル初級後編)

目 次 利 用 者 登 録 1 1) 利 用 者 登 録 メニューの 表 示 2 2) 利 用 者 登 録 6 3) 利 用 者 情 報 の 変 更 14 4)IC カード 更 新 20

給料らくだ7.5・かるがるできる給料5.5 追加マニュアル

スライド 1

研究者情報データベース

電子申告直前研修会(所得税編)

Microsoft Word - 第3章.doc

PowerPoint プレゼンテーション

目 次. WEB メールへのログイン.... メール 送 信 手 順.... メール 受 信 手 順 アドレス 帳 の 操 作 手 順 フォルダーの 操 作 手 順 メール 発 信 者 登 録 署 名 登 録 手 順 基 本 的 な 設 定

Ⅰ. 各 種 文 書 作 成 メニュー 項 目 説 明 各 種 文 書 作 成 メニューでは 共 通 で 使 える 便 利 な 機 能 がございます テンプレート 機 能 引 用 文 を 貼 り 付 けることができます 複 写 (コピー) 機 能 作 成 した 帳 票 をコピー 編 集 することがで

<4D F736F F D203193FA8AD45F95CA8E86325F89898F4B315F94F093EF8AA98D AD97DF914F82CC8FEE95F182CC8EFB8F C28E8B89BB2E646F63>

文科省様式3-2集計オプションマニュアル

(Microsoft Word - \215u\213`\203m\201[\203g doc)

もくじ 0.はじめに 1 1. 用 紙 をスキャナで 用 紙 を 読 み 込 む 1 2. 書 式 定 義 マークした 部 分 を 個 々のデータとして 取 り 込 む 場 合 ( 複 数 回 答 対 応 ) マークした 部 分 をグループ 化 して 取 り 込 む 場 合

1. アクセスする 2. 簡 易 検 索 画 面 (fig. 1) アクセスすると 最 初 に 出 る 画 面 です 検 索 語 入 力 ボックスにキーワードを 入 力 して 論 文 検 索 ボタンをクリックし ます 3. ボックス 下 部 のチェック 項

店舗用マニュアル

目 次 1.はじめに 1-1. はじめに 2. 操 作 2-1. 概 要 2-2. 操 作 方 法 ( 調 査 依 頼 の 確 認 ) 2-3. 操 作 方 法 ( 回 答 登 録 ) 2-4. 操 作 方 法 (ワークシート 出 力 ) 2-5. 操 作 方 法 (ワークシート 取 込 ) 3.

ez_meishi.ppt

<4D F736F F D F B B838082F090DD927582B782E995FB96405F E646F6378>

PC 移 行 は 以 下 の 流 れで 行 います 次 ページ 以 降 に 各 手 順 を 記 載 しますのでご 確 認 ください ( をクリックすると 該 当 の 説 明 にジャンプします ) 移 行 元 のPCでの 作 業 Step1 移 行 するデータをバックアップする (3ページ) [データ

別冊資料-11

SchITコモンズ【活用編】

<4D F736F F D E71905C90BF91808DEC8CA48F4389EF8E9197BF82542E646F63>

2 課 題 管 理 ( 科 学 研 究 費 補 助 金 ) 画 面 が 表 示 されます 補 助 事 業 期 間 終 了 後 欄 の[ 入 力 ] をクリックします [ 入 力 ]ボタンが 表 示 されていない 場 合 には 所 属 する 研 究 機 関 の 事 務 局 等 へお 問 い 合 わせく

WEBメールシステム 操作手順書

購買ポータルサイトyOASIS簡易説明書 b

入 札 参 加 資 格 申 請 システム 操 作 マニュアル 入 札 参 加 資 格 の 資 格 有 効 ( 変 更 ) 日 を 迎 えると 追 加 届 の 登 録 ができるようになります ( 入 札 参 加 資 格 申 請 の 定 時 受 付 では いずれかの 申 請 先 団 体 から 入 札 参

治 験 実 施 管 理 システム NMGCP 向 け Excel 形 式 プロトコール 作 成 手 順 書 V4.0.3 対 応 版 第 1 版 株 式 会 社 富 士 通 アドバンストエンジニアリング All Rights Reserved,Copyright 株 式 会 社 富 士 通 アドバン


スライド 1

決 算 時 の 流 れ-1 1 年 間 の 仕 訳 入 力 が 終 了 したら 以 下 の 手 順 で 決 算 書 を 作 成 します Step1 精 算 表 を 印 刷 する 1.[F2 入 力 ]タブより 合 計 表 を 選 択 し 月 度 の 指 定 で 期 首 ~12ヶ 月 目 を 指 定

EXCELが 起 動 し 下 図 のような 画 面 になります セル 番 号 のF2からJ1897を 選 択 します 最 初 にF2のところにカーソルをもっていき 左 クリックしたまま マウスを 右 に 動 かし Jのところまでいきます クリックしたまま マウスを 下 に 動 かします J1897(

Transcription:

これならわかるマイクロソフトアクセス 活 用 法 ホームページ 運 営 エスケーコンピューター ワールド 有 限 会 社

はじめに Microsoft Access(マイクロソフト アクセス)は やさしい 操 作 性 と 優 れた 機 能 を 兼 ね 備 えたリレーショナル 型 の データベースです しかし 機 能 が 豊 富 なために 習 得 が 難 しいのが 現 状 です アクセスを 理 解 する 一 番 良 いやり 方 は 実 際 にアクセスを 使 って システムを 最 初 から 最 後 まで 作 って 見 ることで す 習 うより 慣 れろ です 実 際 に 構 築 することにより アクセスがどのようなものか 理 解 することができます 本 書 は 簡 単 な 在 庫 管 理 システム の 構 築 を 通 して データの 格 納 (テーブル 機 能 ) データ 抽 出 や 集 計 (クエ リ 機 能 ) 入 力 及 び 一 覧 画 面 の 作 成 (フォーム 機 能 ) 帳 票 の 作 成 (レポート 機 能 ) いろいろな 処 理 (VBA のプログ ラム)などを 学 習 します この 教 材 は アクセス 2013 を 使 用 します 本 書 がアクセスを 理 解 し 活 用 するための 一 助 となれば 幸 いです また この 在 庫 管 理 システム は 実 務 でも 使 用 することができます 皆 様 の 在 庫 管 理 のお 役 に 立 てることを 確 信 しております 3

目 次 第 1 章 本 書 をご 利 用 いただく 前 に... 7 1.1 本 書 の 構 成 と 学 習 する 内 容 について... 8 1.2 教 材 について... 9 1.3 環 境 について... 10 1.4 データ CD-ROM について... 11 1.5 著 作 権 について... 11 第 2 章 在 庫 管 理 の 考 え 方... 13 2.1 在 庫 管 理 のやり 方... 14 2.2 具 体 的 なデータの 繋 がり... 14 2.3 実 際 の 在 庫 データの 計 算 方 法... 15 第 3 章 プログラムの 内 容... 17 3.1 プログラムの 画 面 の 種 類... 18 3.2 主 な 画 面 と 作 成 する 条 件... 19 3.3 アクセスのオブジェクトの 一 覧 とプログラム 作 成 ステップ... 19 第 4 章 アクセスの 概 要 の 理 解... 23 4.1 アクセスの 概 要 の 理 解... 24 4.2 フォーム/プロパティの 説 明... 27 第 5 章 テーブルの 作 成... 29 5.1 アクセスのデータベースの 作 成... 30 5.2 テーブルの 作 成... 34 第 6 章 製 品 マスタ のサブフォームの 作 成... 41 6.1 クエリの 作 成... 42 6.2 フォームの 外 観 の 作 成... 44 6.3 VBA のプログラムの 書 き 方... 48 6.4 VBA 処 理 の 内 容... 49 6.5 データを 保 存 する 前 の 処 理... 49 6.6 製 品 コード の 重 複 チェック... 52 6.7 エラー 処 理... 53 6.8 デバッグのやり 方... 54 第 7 章 製 品 マスタ のフォームの 作 成... 57 7.1 フォームの 外 観 の 作 成... 58 7.2 VBA 処 理 の 内 容... 63 7.3 新 規 登 録 ボタンの 処 理... 64 7.4 削 除 ボタンの 処 理... 65 7.5 修 正 ボタンの 処 理... 66 7.6 閉 じる ボタンの 処 理... 67 7.7 検 索 の 処 理... 67 7.8 並 べ 替 え の 処 理... 69 7.9 ファンクションキー の 処 理... 69 第 8 章 担 当 者 マスタ の 作 成 ( 練 習 )... 71 8.1 担 当 者 マスタ のサブフォームの 作 成 ( 練 習 )... 71 8.2 担 当 者 マスタ のフォームの 作 成 ( 練 習 )... 71 第 9 章 入 庫 画 面 のフォームの 作 成... 73 9.1 クエリの 作 成... 74 9.2 フォームの 外 観 の 作 成... 75 9.3 VBA 処 理 の 内 容... 78 9.4 新 しいレコードへの 移 動 処 理... 79 9.5 データを 保 存 する 前 の 処 理... 80 9.6 製 品 コード での 入 力 項 目 のチェック... 81 9.7 製 品 コード が 存 在 しているかチェック... 82 9.8 新 規 登 録 ボタンの 処 理... 83 9.9 削 除 ボタンの 処 理... 84 9.10 修 正 ボタンの 処 理... 85 9.11 閉 じる ボタンの 処 理... 86 9.12 前 データ ボタンの 処 理... 87 4

9.13 次 データ ボタンの 処 理... 88 9.14 製 品 コード を 入 力 した 時 の 処 理... 89 9.15 ファンクションキー の 処 理... 90 9.16 入 庫 データのみの 表 示... 91 9.17 担 当 者 コード のコンボボックスでのキー 処 理... 92 9.18 製 品 一 覧 / 選 択 ボタンの 処 理... 92 第 10 章 出 庫 画 面 のフォームの 作 成 ( 練 習 )... 93 第 11 章 在 庫 データ 一 覧 のサブフォームの 作 成... 95 11.1 クエリの 作 成... 96 11.2 フォームの 外 観 の 作 成... 98 11.3 VBA 処 理 の 内 容... 98 第 12 章 在 庫 データ 一 覧 のフォームの 作 成... 99 12.1 フォームの 外 観 の 作 成... 100 12.2 フォームからクエリへ 抽 出 条 件 を 渡 す... 105 12.3 VBA 処 理 の 内 容... 106 12.4 抽 出 ボタンの 処 理... 107 12.5 データの 検 証... 108 12.6 選 択 クリア ボタンの 処 理... 108 12.7 エクセルへ ボタンの 処 理... 109 12.8 印 刷 のレポート 作 成... 110 12.9 印 刷 ボタンの 処 理... 113 12.10 閉 じる ボタンの 処 理... 114 12.11 計 算 ボタンの 処 理... 115 12.12 検 索 の 作 成... 116 12.13 検 索 の 処 理... 116 12.14 並 べ 替 えの 作 成... 118 12.15 並 べ 替 えの 処 理... 118 12.16 ファンクションキーの 処 理... 119 第 13 章 入 出 庫 データ 一 覧 / 修 正 のサブフォームの 作 成... 121 13.1 クエリの 作 成... 122 13.2 フォームの 外 観 の 作 成... 123 13.3 VBA 処 理 の 内 容... 123 第 14 章 入 出 庫 データ 一 覧 / 修 正 のフォームの 作 成... 125 14.1 フォームの 外 観 の 作 成... 126 14.2 フォームからクエリへの 抽 出 条 件 を 渡 す... 128 14.3 VBA 処 理 の 内 容... 129 14.4 抽 出 ボタンの 処 理... 130 14.5 選 択 クリア ボタンの 処 理... 132 14.6 検 索 ボタンの 処 理... 133 14.7 次 の 検 索 ボタンの 処 理... 134 14.8 並 べ 替 え の 処 理... 135 14.9 エクセルへ ボタンの 処 理... 136 14.10 印 刷 のレポート 作 成... 137 14.11 印 刷 ボタンの 処 理... 139 14.12 削 除 ボタンの 処 理... 140 14.13 閉 じる ボタンの 処 理... 141 14.14 計 算 ボタンの 処 理... 142 14.15 ファンクションキーの 処 理... 143 14.16 製 品 一 覧 / 選 択 ボタンの 処 理... 144 14.17 修 正 の 処 理... 144 第 15 章 修 正 画 面 のフォームの 作 成... 145 15.1 フォームの 作 成... 146 15.2 VBA 処 理 の 内 容... 147 15.3 新 しいレコードへの 移 動 処 理... 148 15.4 データを 保 存 する 前 の 処 理... 148 15.5 製 品 コード での 入 力 項 目 のチェック... 149 15.6 製 品 コード が 存 在 しているかチェック... 149 15.7 新 規 登 録 ボタンの 処 理... 149 15.8 削 除 ボタンの 処 理... 150 5

15.9 修 正 ボタンの 処 理... 151 15.10 閉 じる ボタンの 処 理... 152 15.11 前 データ ボタンの 処 理... 152 15.12 次 データ ボタンの 処 理... 153 15.13 製 品 コード を 入 力 した 時 の 処 理... 153 15.14 ファンクションキー の 処 理... 154 15.15 担 当 者 コード のコンボボックスでのキー 処 理... 155 15.16 製 品 一 覧 / 選 択 ボタンの 処 理... 155 15.17 入 出 庫 データ 一 覧 から 修 正 画 面 への 処 理... 156 第 16 章 製 品 一 覧 / 選 択 のサブフォームとフォームの 作 成... 157 16.1 製 品 一 覧 / 選 択 のサブフォームとフォームの 外 観 の 作 成... 158 第 17 章 製 品 一 覧 / 選 択 の 処 理 の 作 成... 161 17.1 VBA 処 理 の 内 容... 162 17.2 フォーム 名 を 保 存 する 場 所 の 確 保... 162 17.3 選 択 ボタンの 処 理... 163 17.4 閉 じる ボタンの 処 理... 164 17.5 検 索 の 処 理... 165 17.6 並 べ 替 え の 処 理... 166 17.7 ファンクションキー の 処 理... 166 17.8 入 庫 画 面 の 製 品 一 覧 / 選 択 ボタンの 処 理... 168 17.9 出 庫 画 面 の 製 品 一 覧 / 選 択 ボタンの 処 理... 169 17.10 修 正 画 面 の 製 品 一 覧 / 選 択 ボタンの 処 理... 170 17.11 入 出 庫 データ 一 覧 / 修 正 の 製 品 一 覧 / 選 択 ボタンの 処 理... 171 17.12 不 要 な VBA の 整 理... 171 第 18 章 トップメニュー の 作 成... 173 18.1 フォームの 外 観 の 作 成... 174 18.2 入 庫 画 面 ボタンの 処 理... 175 18.3 出 庫 画 面 ボタンの 処 理... 175 18.4 入 / 出 庫 データの 一 覧 修 正 画 面 ボタンの 処 理... 176 18.5 在 庫 一 覧 ボタンの 処 理... 176 18.6 製 品 情 報 ボタンの 処 理... 177 18.7 担 当 者 情 報 ボタンの 処 理... 177 18.8 終 了 ボタンの 処 理... 178 第 19 章 起 動 時 の 設 定... 179 19.1 起 動 時 の 設 定... 180 第 20 章 最 後 に... 183 6

第 1 章 本 書 をご 利 用 いただく 前 に 本 書 で 学 習 を 進 めるにあたり 次 のことに 留 意 してご 活 用 ください 7

第 1 章 本 書 をご 利 用 いただく 前 に 1.1 本 書 の 構 成 と 学 習 する 内 容 について (1) 本 書 の 構 成 本 書 は 次 のような 構 成 になっています 第 2 章 在 庫 管 理 の 考 え 方 在 庫 管 理 の 考 え 方 ややり 方 を 説 明 します 第 3 章 プログラムの 内 容 作 成 するプログラムとプログラムの 内 容 を 説 明 します 第 4 章 アクセスの 概 要 の 理 解 アクセスの 基 礎 的 な 内 容 特 にフォームとプロパティの 関 係 を 説 明 します 第 5 章 テーブルの 作 成 システムに 必 要 な テーブル を 作 成 します 第 6 章 製 品 マスタ のサブフォームの 作 成 製 品 マスタ のサブフォームを 作 成 します 第 7 章 製 品 マスタ のフォームの 作 成 製 品 マスタ のフォームを 作 成 します 第 8 章 担 当 者 マスタ の 作 成 ( 練 習 ) 担 当 者 マスタ の 入 力 画 面 を 作 成 します 第 9 章 入 庫 画 面 のフォームの 作 成 在 庫 の 入 庫 画 面 (フォーム)を 作 成 します 第 10 章 出 庫 画 面 のフォームの 作 成 ( 練 習 ) 在 庫 の 出 庫 画 面 (フォーム)を 作 成 します 第 11 章 在 庫 データ 一 覧 のサブフォームの 作 成 在 庫 データを 計 算 するクエリの 作 成 及 び 在 庫 データ 一 覧 のサブフォームを 作 成 します 第 12 章 在 庫 データ 一 覧 のフォームの 作 成 在 庫 データ 一 覧 のフォームを 作 成 します 第 13 章 入 出 庫 データ 一 覧 / 修 正 のサブフォームの 作 成 入 出 庫 データ 一 覧 / 修 正 のサブフォームを 作 成 します 第 14 章 入 出 庫 データ 一 覧 / 修 正 のフォームの 作 成 入 出 庫 データ 一 覧 / 修 正 のフォームを 作 成 します 第 15 章 修 正 画 面 のフォームの 作 成 入 出 庫 データを 修 正 するための 修 正 画 面 を 作 成 します 第 16 章 製 品 一 覧 / 選 択 のサブフォームとフォームの 作 成 入 庫 画 面 出 庫 画 面 修 正 画 面 入 出 庫 データ 一 覧 / 修 正 画 面 から 製 品 一 覧 を 表 示 して 選 択 できる 製 品 一 覧 / 選 択 画 面 (サブフォーム/フォーム)の 外 観 を 作 成 します 第 17 章 製 品 一 覧 / 選 択 の 処 理 の 作 成 製 品 一 覧 / 選 択 のフォームの VBA 処 理 を 作 成 します 第 18 章 トップメニュー の 作 成 トップメニュー を 作 成 します 第 19 章 起 動 時 の 設 定 起 動 時 の 設 定 をおこないます 第 20 章 最 後 に 注 意 ) サブフォームの 作 成 は サブフォーム に 使 用 する フォーム の 作 成 の 意 味 です (2) 学 習 する 内 容 作 成 する 画 面 は それ 程 多 くはありませんが 1つのシステムを 構 築 しますので 非 常 に 広 範 囲 のアクセスの 機 能 を 使 います 1テーブルの 作 成 2クエリの 作 成 3フォームの 作 成 プロパティの 設 定 8

1.2 教 材 について 4レポートの 作 成 5VBA の 使 い 方 6ファイルのアクセス 方 法 (ADO) などを 学 習 します (3) 学 習 の 対 象 者 本 書 の 学 習 は 主 に 以 下 の 方 を 対 象 にしています 1アクセスを 実 際 に 使 用 している 初 心 者 中 級 者 の 方 を 対 象 にしています 2 実 際 のシステム 構 築 を 学 習 したい 方 3プロパティや VBA(ビジュアルベーシックフォーアプリケーション)を 学 習 したい 方 4 在 庫 管 理 システムを 業 務 に 生 かしたい 方 などを 対 象 にしています (4) 学 習 の 進 め 方 ソースコードの 入 った 在 庫 管 理 システム の 完 成 品 がありますので その 中 身 を 見 ていただいても 理 解 することができます しかし システムを 最 初 から 作 る 場 合 どのようなステップで 行 ったのか 何 をやったのか 何 故 そうやったのかを 理 解 する 必 要 があります その 為 在 庫 管 理 ができるシステムを 最 初 から 構 築 するやり 方 を 記 述 しています あなたも 実 際 にこのシステムを 作 ってください そうすることによりアクセスの 理 解 が 早 くなります 最 初 は プロパティや VBA の 内 容 など 理 解 する 必 要 はありません この 時 にこれを 使 用 すれば 良 いということを 理 解 してくだ さい まずは VBA のコードをコピーして 使 用 してください そしてどのようにシステムが 動 くのかを 理 解 してください VBA のコードの 中 には わかる 範 囲 で 何 の 処 理 を 行 っているか 説 明 を 入 れていますので 参 考 にしてください 注 意 点 としては 英 数 字 や _ ( 下 線 ) * などの 記 号 は 半 角 にしてください VBA のコードの 中 では 半 角 の 英 数 字 や 下 線 を 使 用 しています またクエリの 定 義 も 半 角 です フォーム 名 の 例 です F_ 入 庫 画 面 の F_ は 半 角 です 日 本 語 は 全 角 です 1.2 教 材 について (1) この 教 材 のメリット この 教 材 には 以 下 のような 幾 つかのメリットがあります 1 実 務 に 使 用 できます この 在 庫 管 理 システム は 実 務 に 使 用 できるシステムです かんたんな 在 庫 管 理 をおこなうことができます 2 効 率 的 に 学 習 ができます システム 構 築 を 通 してアクセスのテーブル 作 成 から VBA までアクセスの 全 機 能 を 効 率 的 に 学 習 することができます 3 実 際 の 操 作 をしながら 理 解 できます 実 際 にステップ 別 にアクセスの 操 作 をやりながらアクセスの 知 識 を 習 得 することができます 4 不 明 点 や 分 からない 点 は メールで 質 問 することができます 学 習 での 不 明 点 や 分 からない 点 アクセスの 一 般 的 な 質 問 事 項 ををメールで 質 問 することができます 5メールマガジンの 発 行 定 期 的 にメールマガジンでアクセスのいろいろな 情 報 をお 知 らせいたします 9

第 1 章 本 書 をご 利 用 いただく 前 に (2) 教 材 の 内 容 この 教 材 も 含 めいくつかのデータや 資 料 があります (A) 教 材 1 在 庫 管 理 システムをアクセスで 作 ってみよう(アクセス 2013) (この 教 材 ) (B) 参 考 資 料 1 在 庫 管 理 システム の 取 り 扱 い 説 明 書 (アクセス 2013) 2 在 庫 管 理 システムのプログラムの 調 べ 方 (アクセス 2013) の 取 り 扱 い 説 明 書 3 アクセス 2013 ランタイムの 使 い 方 の 取 り 扱 い 説 明 書 4 VBA のデバッグのやり 方 の 取 り 扱 い 説 明 書 5 在 庫 管 理 システムに 使 用 した VBA の 印 刷 データ( VBA 参 考 資 料.txt ) 6 在 庫 管 理 システムの 処 理 フロー(テーブル/クエリ/フォーム/レポート 一 覧 表 ) 7 在 庫 管 理 システム 画 面 遷 移 図 と 機 能 (C)プログラム 及 びデータ 1 在 庫 管 理 ( 完 成 版 ).accdb 在 庫 管 理 システムのアクセスの 完 成 版 です 在 庫 管 理 として 実 務 で 使 用 することができます 2VBA 参 考 資 料.TXT システム 構 築 時 の VBA を 作 成 するときに 使 用 する VBA のコードです このコードをコピーして 使 用 します アクセス2013 用 です 1.3 環 境 について 本 書 は 次 の 環 境 を 前 提 としています 1 今 回 使 用 したアクセスのバーション 今 回 使 用 したアクセスのバージョンは アクセス2013 を 使 用 しています 2マイクロソフト 社 によると アクセス 2013 は 次 の OS 上 で 動 きます X86(32 ビット)OS X64(64 ビット)OS Windows 7 Windows 8 Windows Server 2008 R2 Windows Server 2012 10

1.4 データ CD-ROM について 1.4 データ CD-ROM について 付 録 に データ CD-ROM を 添 付 しています データの 中 は 以 下 のようになっています CD-ROM の 最 初 の フォルダー 教 材 (アクセス 2013) ランタイム 完 成 版 CD-ROM の フォルダー 名 アクセス 2013 ランタ イム(32 ビット) アクセス 2013 ランタ イム(64 ビット) ファイル 名 VBA 参 考 資 料.txt AccessRuntime_ja-jp_x86.exe AccessRuntime_ja-jp_x64.exe 内 容 VBA のコードが 入 っています コピーして 使 用 してください アクセス 2013 のランタイムです (32 ビットの OS 用 です ) アクセス 2013 のランタイムです (64 ビットの OS 用 です ) 2000 在 庫 管 理 ( 完 成 版 ).mdb アクセス2000 用 の 在 庫 管 理 の 完 成 版 で す 2002_3 在 庫 管 理 ( 完 成 版 ).mdb アクセス 2002/3 用 の 在 庫 管 理 の 完 成 版 です 2007 在 庫 管 理 ( 完 成 版 ).accdb アクセス 2007 の 在 庫 管 理 の 完 成 版 で す 2010 在 庫 管 理 ( 完 成 版 ).accdb アクセス 2010 の 在 庫 管 理 の 完 成 版 で す 2013 在 庫 管 理 ( 完 成 版 ).accdb アクセス 2013 の 在 庫 管 理 の 完 成 版 で す 注 意 ) 1アクセスで 在 庫 管 理 システム のソフトを 使 用 する 場 合 は それぞれの 環 境 に 応 じてご 使 用 ください 2ランタイムとは 使 用 目 的 専 用 のアクセスのソフトウェアです 無 料 です アクセスで 作 ったシステムをユーザーに 使 ってもらいたい 場 合 使 用 するユーザー 全 員 にアクセスを 購 入 する 必 要 はありま せん アクセスランタイム ( 無 料 )をインストールすることによりアクセスのプログラムを 使 用 することができます アクセスランタイム の 中 での 修 正 はできません 詳 細 は 取 り 扱 い 説 明 書 をご 覧 ください 1.5 著 作 権 について 著 作 権 につきましては 以 下 の 点 にご 注 意 ください 1アクセスで 作 成 したソース 公 開 版 の 在 庫 管 理 システム ソフトウェアは 著 作 権 で 保 護 されている 著 作 物 です 2 本 教 材 在 庫 管 理 システム ソフトウェア 及 び 資 料 ドキュメントに 関 する 著 作 権 や 知 的 財 産 権 はエスケーコンピュ ーター ワールド 有 限 会 社 ( 以 下 当 社 )にあります 3 在 庫 管 理 システム を 参 考 にご 購 入 者 が 独 自 のシステムを 作 り 個 人 会 社 内 で 使 用 することはかまいません しかし そのまま 他 人 へ 譲 渡 することは 有 償 無 償 を 問 わず 禁 止 させていただきます 4ご 購 入 者 が 在 庫 管 理 システム を そのまま 業 務 に 使 用 することは 問 題 ありません 5 在 庫 管 理 システム の 使 用 に 起 因 してお 客 様 に 損 害 が 発 生 しても 当 社 は 責 任 を 負 いません 11

第 2 章 在 庫 管 理 の 考 え 方 在 庫 管 理 システム を 作 るには まず 在 庫 管 理 をどのようにおこなうのかを 理 解 する 必 要 があります このプログラムで 行 う 在 庫 管 理 の 考 え 方 やロジック(やり 方 )を 説 明 します 13

第 2 章 在 庫 管 理 の 考 え 方 2.1 在 庫 管 理 のやり 方 在 庫 管 理 は 簡 単 です 入 庫 と 出 庫 と 在 庫 から 成 り 立 っています 次 のようにおこなわれます 入 庫 在 庫 出 庫 1 2 3 4 製 品 が 入 庫 すると 在 庫 になります 出 庫 すると 在 庫 がなくなります 今 回 は 入 庫 すると 入 庫 データ として 保 存 されます 出 庫 すると 出 庫 データ として 保 存 されます 在 庫 数 は 入 庫 数 から 出 庫 数 を 差 し 引 いて 計 算 します 2.2 具 体 的 なデータの 繋 がり 具 体 的 にはデータは 以 下 のようになっています 入 出 庫 データ 入 庫 データ 入 庫 データ 出 庫 データ 入 庫 データ 出 庫 データ 出 庫 データ 在 庫 データ 入 庫 及 び 出 庫 作 業 をおこなうとデータが 入 出 庫 データ に 追 加 されます 以 下 のような 作 業 になります 1 2 3 4 製 品 が 入 庫 すると 入 庫 データ が 入 出 庫 データ に 追 加 されます 次 に 製 品 を 出 庫 すると 出 庫 データ が 入 出 庫 データ に 追 加 されます 入 出 庫 データ には 入 庫 データ と 出 庫 データ が 追 加 されてゆきます 在 庫 のデータ は 入 出 庫 データ から 計 算 して 抽 出 します 14

2.3 実 際 の 在 庫 データの 計 算 方 法 2.3 実 際 の 在 庫 データの 計 算 方 法 具 体 的 に 実 際 のデータを 使 って 入 庫 作 業 出 庫 作 業 在 庫 データ を 説 明 します (3) 入 庫 作 業 入 庫 データ 製 品 を 入 庫 します 入 庫 データ が 入 出 庫 データ に 追 加 されます 入 庫 数 に 数 字 が 入 ります ロット 番 号 別 に 入 庫 します ロット とは 製 品 の 製 造 日 や 製 造 条 件 などによって 区 別 している 製 品 のかたまりです 入 出 庫 日 は 入 庫 した 日 付 が 入 ります 製 品 コード ロット 番 号 入 出 庫 日 入 庫 数 A01 LOT001 2013/09/20 100 入 出 庫 データ 入 庫 データ は 入 出 庫 データ に 以 下 のように 追 加 されます 入 庫 の 場 合 は 出 庫 数 はゼロになります 製 品 コード ロット 番 号 入 出 庫 日 入 庫 数 出 庫 数 A01 LOT001 2013/09/20 100 0 (4) 出 庫 作 業 出 庫 データ 製 品 を 出 庫 します 出 庫 データ が 入 出 庫 データ に 追 加 されます 出 庫 数 に 数 字 が 入 ります ロット 番 号 別 に 出 庫 します 製 品 コード ロット 番 号 入 出 庫 日 出 庫 数 A01 LOT001 2013/09/21 50 入 出 庫 データ 出 庫 データ は 入 出 庫 データ に 以 下 のように 追 加 されます 出 庫 の 場 合 は 入 庫 数 はゼロになります 製 品 コード ロット 番 号 入 出 庫 日 入 庫 数 出 庫 数 A01 LOT001 2013/09/20 100 0 A01 LOT001 2013/09/21 0 50 入 庫 も 出 庫 も 入 出 庫 データ にデータが 追 加 されます (5) 在 庫 データ 在 庫 データは 入 出 庫 データ から 計 算 します 入 出 庫 データ は 以 下 のようになっています 製 品 コード ロット 番 号 入 出 庫 日 入 庫 数 出 庫 数 A01 LOT001 2013/09/20 100 0 A01 LOT001 2013/09/21 0 50 在 庫 データ は 以 下 のように 計 算 します 1 製 品 コード ロット 番 号 別 に 入 庫 数 と 出 庫 数 の 合 計 を 計 算 します 2 入 庫 数 の 合 計 から 出 庫 数 の 合 計 を 差 し 引 いて 在 庫 数 を 計 算 します 製 品 コード ロット 番 号 入 庫 数 出 庫 数 在 庫 数 A01 LOT001 100 50 50 15

第 3 章 プログラムの 内 容 作 成 するプログラムとプログラムの 内 容 を 説 明 します 17

第 3 章 プログラムの 内 容 3.1 プログラムの 画 面 の 種 類 今 回 作 成 する 在 庫 管 理 システム は 以 下 のような 画 面 になっています (1) 作 成 するシステム ブログラムのトップメニューです リボンを 最 小 化 した 状 態 です (2) 画 面 の 種 類 と 内 容 システムの 画 面 の 種 類 とその 内 容 です 画 面 入 庫 画 面 出 庫 画 面 入 / 出 庫 データの 一 覧 修 正 画 面 在 庫 一 覧 製 品 情 報 担 当 者 情 報 内 容 入 庫 データ の 入 力 画 面 です 出 庫 データ の 入 力 画 面 です 入 庫 出 庫 データの 選 択 抽 出 ができます 入 庫 出 庫 データの 検 索 並 べ 替 えができます 入 庫 出 庫 データの 修 正 削 除 ができます 入 庫 出 庫 データの 印 刷 ができます 入 庫 出 庫 データのエクセルへのダウンロードができます 在 庫 データの 計 算 をします 在 庫 データの 選 択 抽 出 ができます 在 庫 データの 検 索 並 べ 替 えができます 在 庫 データの 印 刷 ができます 在 庫 データのエクセルへのダウンロード 製 品 情 報 の 登 録 修 正 削 除 ができます 担 当 者 情 報 の 登 録 修 正 削 除 ができます 18

3.2 主 な 画 面 と 作 成 する 条 件 3.2 主 な 画 面 と 作 成 する 条 件 以 下 の 主 な 画 面 には いろいろな 機 能 や 条 件 を 入 れます (1) 入 庫 画 面 入 庫 日 更 新 日 は 今 日 の 日 を 表 示 します 製 品 コード を 入 力 すると 製 品 名 を 自 動 で 表 示 します 製 品 コード は 一 覧 画 面 から 選 択 できるようにします 入 庫 データ を 入 力 して 更 新 ( 修 正 ボタン をクリック)するとデータが 入 出 庫 データ に 追 加 されます (2) 出 庫 画 面 出 庫 日 更 新 日 は 今 日 の 日 を 表 示 します 製 品 コード を 入 力 すると 製 品 名 を 自 動 で 表 示 します 製 品 コード は 一 覧 画 面 から 選 択 できるようにします 出 庫 データ を 入 力 して 更 新 ( 修 正 ボタンをクリック)するとデータが 入 出 庫 データ に 追 加 されます (3) 在 庫 データの 一 覧 商 品 別 ロット 別 に 入 庫 数 量 出 庫 数 量 を 計 算 して 在 庫 数 量 を 計 算 します データをいくつかの 条 件 で 抽 出 できるようにします データの 検 索 や 並 べ 替 えができるようにします データの レポート への 印 刷 ができます データを エクセル へ 出 力 できます (4) 入 出 庫 データの 一 覧 入 庫 画 面 出 庫 画 面 からの 入 出 庫 データが 表 示 されます 日 付 製 品 コード ロットナンバー で 抽 出 できるようにします データの 検 索 や 並 べ 替 えができるようにします データを 修 正 する 場 合 は 修 正 画 面 を 呼 び 出 して 入 庫 出 庫 データを 修 正 できるようにします データの レポート への 印 刷 ができます データを エクセル へ 出 力 できます 3.3 アクセスのオブジェクトの 一 覧 とプログラム 作 成 ステップ プログラムは 以 下 のようなオブジェクト(テーブル クエリ フォーム レポート)があります プログラムは 以 下 の 順 番 で 作 成 してゆきます (1) アクセスのオブジェクトの 一 覧 オブジェクトの 詳 細 は 以 下 のようになっています これらのデータを 順 番 に 作 成 します 全 部 で28 個 のデータ(テーブル/クエリ/フォーム/レポート)と 共 通 項 目 の 設 定 (モジュール1 個 )を 作 成 します フォームについては サブフォームを 持 った 画 面 を 作 りますのでフォームの 数 が 多 くなっています オブジェクト 分 類 個 別 のデータ 名 内 容 マスタ 製 品 マスタ 製 品 の 情 報 テーブル(3 個 ) 担 当 者 マスタ 担 当 者 の 情 報 データ 入 出 庫 データ 入 庫 出 庫 データ マスタ Q_ 製 品 マスタ 製 品 の 情 報 Q_ 担 当 者 マスタ 担 当 者 の 情 報 クエリ(9 個 ) 入 出 庫 データ Q_ 入 出 庫 データ 入 庫 の 情 報 Q_ 入 出 庫 データ 1 出 庫 の 情 報 Q_ 入 出 庫 データ 2 入 出 庫 データの 一 覧 のデータ 19

第 3 章 プログラムの 内 容 Q_ 入 出 庫 データ_エク エクセルデータ 用 の 入 出 庫 の 情 報 スポート Q_ 入 出 庫 データ_レポ レポート 用 の 入 出 庫 の 情 報 ート 在 庫 データ Q_ 在 庫 データ 1A 在 庫 の 計 算 Q_ 在 庫 データ 1B 在 庫 の 一 覧 のデータ F_トップメニュー トップメニュー マスタ F_ 製 品 マスタ 製 品 情 報 の 登 録 F_ 製 品 マスタ_サブ 製 品 情 報 の 登 録 (サブフォーム) F_ 担 当 者 マスタ 担 当 者 情 報 の 登 録 F_ 担 当 者 マスタ_サブ 担 当 者 情 報 の 登 録 (サブフォーム) データ 入 力 F_ 入 庫 画 面 入 庫 情 報 の 登 録 フォーム(14 個 ) F_ 出 庫 画 面 出 庫 情 報 の 登 録 一 覧 F_ 在 庫 データ 在 庫 一 覧 F_ 在 庫 データ_サブ 在 庫 一 覧 (サブフォーム) F_ 入 出 庫 データ 入 出 庫 情 報 一 覧 修 正 F_ 入 出 庫 データ_サブ 入 出 庫 情 報 一 覧 修 正 (サブフォーム) データ 修 正 ( 補 助 ) F_ 修 正 画 面 入 出 庫 情 報 の 修 正 製 品 一 覧 ( 補 助 ) F_ 製 品 リスト 製 品 一 覧 F_ 製 品 リスト_サブ 製 品 一 覧 (サブフォーム) レポート(2 個 ) R_ 在 庫 一 覧 レポート 在 庫 一 覧 のレポート R_ 入 出 庫 一 覧 レポート 入 出 庫 データ 一 覧 のレポート モジュール(1 個 ) Module1 共 通 項 目 の 設 定 (2) プログラムの 作 成 ステップ プログラムは 以 下 の 順 に 作 成 します 1.テーブルの 作 成 1 製 品 マスタ の 作 成 2 担 当 者 マスタ の 作 成 3 入 出 庫 データ の 作 成 2. 製 品 マスタ の 入 力 画 面 の 作 成 1クエリの 作 成 2 製 品 マスタ のサブフォームの 作 成 3 製 品 マスタ のフォームの 作 成 3. 担 当 者 マスタ の 入 力 画 面 の 作 成 1クエリの 作 成 2 担 当 者 マスタ のサブフォームの 作 成 3 担 当 者 マスタ のフォームの 作 成 4. 入 庫 画 面 の 作 成 1クエリの 作 成 2 入 庫 画 面 の 作 成 5. 出 庫 画 面 の 作 成 1クエリの 作 成 2 出 庫 画 面 の 作 成 6. 在 庫 データ 一 覧 の 作 成 1クエリの 作 成 2 在 庫 データ 一 覧 のサブフォームの 作 成 3 在 庫 データ 一 覧 のフォームの 作 成 4レポートの 作 成 20

3.3 アクセスのオブジェクトの 一 覧 とプログラム 作 成 ステップ 7. 入 出 庫 データ 一 覧 の 作 成 1クエリの 作 成 2 入 出 庫 データ 一 覧 のサブフォームの 作 成 3 入 出 庫 データ 一 覧 のフォームの 作 成 4レポートの 作 成 8. 修 正 画 面 の 作 成 1 修 正 画 面 の 作 成 9. 製 品 一 覧 / 選 択 の 作 成 1 製 品 一 覧 / 選 択 のサブフォームの 作 成 2 製 品 一 覧 / 選 択 のフォームの 作 成 10. トップメニュー の 作 成 1 トップメニュー の 作 成 11. 起 動 時 の 設 定 21

第 4 章 アクセスの 概 要 の 理 解 アクセスの 基 礎 的 な 内 容 特 に フォーム と プロパティ の 関 係 を 説 明 します アクセスの 個 別 の 内 容 については わが 社 が 運 営 しています これならわかるマイクロソフトアクセス 活 用 法 にも 開 示 していま すのでご 覧 ください です ホームページ:http://www.sk-access.com/ 23

第 4 章 アクセスの 概 要 の 理 解 4.1 アクセスの 概 要 の 理 解 アクセスの 概 要 については 重 要 ですので 概 略 を 説 明 します 以 下 の 図 は アクセスの 全 体 像 です 丸 印 の 付 いている 所 がアクセスの オブジェクト と 呼 ばれているところです オブジェクト は 日 本 語 では もの とか 対 象 という 意 味 です つまり アクセスの 中 がいくつかの もの または 対 象 で 構 成 されています アクセスの オブジェクト は テーブル クエリ フォーム レポート マクロ VBA (モジュール)などから 構 成 され ています 今 回 は テーブル/クエリ/フォーム/レポート/VBA を 使 用 します エクセルとアクセスの 比 較 エクセル 入 力 表 示 棚 (データベースファイル) フォームさん データの 表 示 入 力 修 正 クエリさん データの 入 力 画 面 レポートさん 引 き 出 し(テーブル) ファイル(データ) 項 目 名 (フィールド 名 ) 内 容 (データ) データの 取 り 出 し データの 加 工 データの 並 べ 替 え など レポート 作 成 レポート データの 抽 出 直 接 使 用 する マクロさん( 簡 単 な 自 動 化 ) VBA(プログラム 作 成 による 複 雑 な 自 動 化 ) 作 成 :エスケーコンピュータワールド アクセス 1 アクセス 2013 をはじめて 勉 強 される 方 は アクセス 2013 の 画 面 をみても 何 がなにかわからないと 思 います 以 前 の アクセス 2000/2002/2003 だと 少 しは イメージがわくのですが アクセス 2007 アクセス 2010 アクセス 2013 では 非 常 にわかりにくくなっています それで まず アクセスがどのようになっているのか 全 体 像 を 理 解 する 必 要 があります これは 非 常 に 重 要 ですよ 例 を 上 げて 説 明 します わかりやすいようにエクセルと 比 較 します 上 の 図 が エクセルとアクセスの 比 較 です また アクセスの 全 体 像 でもあります まずエクセルを 説 明 します エクセルは 画 面 を 出 してデータを 入 力 します 入 力 したデータは 画 面 に 表 示 され 必 要 であれば 加 工 します 主 に 入 力 と 表 示 だけです 24

4.1 アクセスの 概 要 の 理 解 次 にアクセスを 説 明 します アクセスは 画 面 の 丸 印 の 個 所 に 分 かれています それでは 実 際 に 例 をあげて 説 明 したいと 思 います あなたが 社 長 からお 客 様 のデータをまとめてくださいと 言 われたします どうしますか? 手 作 業 でやる 場 合 を 考 えます 1まず どんなデータをまとめるか 決 めないといけないですね 顧 客 名 とか 住 所 とか 郵 便 番 号 などです その 書 き 込 む 帳 票 を 作 ります 帳 票 の 名 前 は 顧 客 名 簿 などです 2 次 に 営 業 の 人 にその 帳 票 を 渡 してお 客 様 のデータを 記 入 してもらいます 3データを 集 めます 4お 客 様 ごとのファイルを 作 って その 中 に 記 入 された 帳 票 (データ)を 入 れます 5ファイルを 棚 の 引 き 出 しに 保 管 します これでデータは 出 来 ましたね ここで あなたに 社 長 が A という お 客 さまを 訪 問 するので 住 所 を 調 べて 印 刷 してくれと 言 われたとしますね どうしますか? 6まず 棚 から A のお 客 様 のファイルを 取 り 出 しますね 7そして 印 刷 します 8そのデータを 社 長 に 持 って 行 きます これで 一 件 落 着 です 終 わりです この1から7までの 機 能 をアクセスが 持 っているのです では 順 番 に 説 明 します まず データを 保 管 する 棚 が 必 要 ですね アクセスではデータベースファイルと 呼 んでいます データの 入 っている 場 所 です この 中 に 引 き 出 しがたくさんあります 今 回 は 顧 客 名 簿 の 引 き 出 しです これは アクセスでは テーブル と 呼 びます この 顧 客 名 簿 の 引 き 出 しの 中 に お 客 様 のファイルがあります これが データ です ファイルの 中 のデータには 顧 客 名 とか 住 所 とか 郵 便 番 号 などとその 内 容 があります 顧 客 名 などの 項 目 を フィールド 名 内 容 を データ と 言 います これで データの 入 った 場 所 がわかりました まずデータを 入 力 します 1で 書 き 込 む 帳 票 を 作 りました データを 入 力 する 画 面 です アクセスでは フォームさん がこの 機 能 をもっています これで 間 違 いなくデータを 入 力 することができます データが 入 りました 25

第 4 章 アクセスの 概 要 の 理 解 次 に6で A というお 客 様 のデータを 取 り 出 しました これが クエリさん です この クエリさん はすごいのです データの 取 り 出 しから 加 工 並 べ 替 えなどいろいろなことができます そして7で 印 刷 します このときある 決 められた 出 力 形 式 で 印 刷 したい 場 合 は レポートさん が クエリさん からデータを 貰 って いろいろレポート を 作 ってくれるのです 最 後 に 下 の 方 に マクロさん と VBA さん がいます これは アクセスを 自 動 化 したいときに 使 用 します 例 えば ボタンを 押 したらレポートを 印 刷 する 場 合 マクロ や VBA を 使 ってプログラムを 作 り フォーム の ボタン にくっつけることができます これで アクセスの 全 体 像 が ぼやーとわかったと 思 います 最 初 から テーブル クエリ フォーム レポート (オブジェクトと 呼 んでいます)のそれぞれの 使 い 方 から 入 るより まず 全 体 像 を 理 解 してから それぞれを 勉 強 した 方 が 絶 対 に 良 いです それぞれのオブジェクトは 密 接 に 連 携 していますので 自 分 が 今 何 をしようとしているのか 自 分 は 今 どこにいるのか( 例 えば テーブルなのかクエリなのか )を 考 えてアクセスは 使 った 方 が 良 いです まずは 全 体 像 の 理 解 です 次 に フォームの 内 容 を 理 解 します フォームが またまた 複 雑 なのです フォームの 作 成 が 出 来 ないとシステムを 作 るのは 難 しいです 26

4.2 フォーム/プロパティの 説 明 4.2 フォーム/プロパティの 説 明 システムを 作 る 場 合 重 要 なのが 画 面 (フォーム)の 作 成 です 複 雑 で 難 しいのですが 理 解 する 必 要 があります フォームの 構 成 については 重 要 ですので 概 要 を 簡 単 に 説 明 します 以 下 は フォームの 中 を 説 明 したものです システムを 構 築 する 場 合 フォームを 作 成 するのが 一 番 大 変 な 作 業 です 画 面 (フォーム) 1 部 品 を 作 成 フォームの 構 成 部 品 (コントロール) 処 理 方 法 (マクロ) 2 部 品 の 内 容 定 義 項 目 の 詳 細 定 義 (プロパティ) 3 部 品 での 処 理 を 入 れる 処 理 方 法 (VBA: ビジュアルベーシックフォー アプリケーション) 例 :ボタン/テキストボックス 書 式 データ(どのデータを 使 用 する) イベント(どんな 処 理 をする) その 他 すべて( 上 の 全 部 ) ボタンを クリックしたら フォームを 開 く 作 成 :エスケーコンピュータワールド 2 上 の 図 はフォームの 構 成 の 概 要 です 例 をあげて 順 番 に 説 明 します 例 えば フォーム に ボタン を 作 り その ボタン を クリックしたら フォームを 開 く という 処 理 をやりたいとします 1まず フォーム の デザイン を 表 示 させます 2 ボタン をクリックしますので いろいろな 部 品 の 入 った コントロール から ボタン をフォームへドラッグしま す 上 の 図 の1の 所 です 3 フォーム の 中 の ボタン テキストボックス ラベル などのいろいろな 項 目 (コントロール)は 全 部 プロパ ティ ( 属 性 )を 持 っています ボタン にもいろいろな プロパティ があります プロパティ とは 幅 高 さ 表 示 などの 書 式 や データ や 作 業 (イベント) などの 属 性 を 設 定 するこ とができます 上 の 図 の2です 4 ボタン のプロパティの クリックしたら という 設 定 をします クリックしたら という 設 定 は イベントタブ の クリック 時 から マクロ や VBA を 呼 び 出 します 上 の 上 の 図 の3です 5 マクロ や VBA で フォームを 開 く という 作 業 ( 処 理 )を 記 入 します 教 材 では マクロ は 使 いません VBA を 使 います 27

第 4 章 アクセスの 概 要 の 理 解 VBA とは ビジュアルベーシークフォーアプリケーション です プログラムの 一 つです これで ボタンをクリックしたらフォームが 開 く という 作 業 ができました それでは これから 在 庫 管 理 システム を 作 って 行 きましょう 28

第 5 章 テーブルの 作 成 まず システムに 必 要 な テーブル を 作 成 します テーブル とは データを 格 納 する 場 所 のことです 29

第 5 章 テーブルの 作 成 5.1 アクセスのデータベースの 作 成 以 下 のステップでアクセスの 新 しいデータベース ( 空 の)を 作 成 します (6) まず CD のドライブのデータをコピーしてください 新 しくフォルダーを 作 ってください (C: 在 庫 管 理 など) CD の 教 材 (アクセス 2013) のフォルダーに 入 っている VBA 参 考 資 料.txt のデータを C: 在 庫 管 理 などのフォルダ ーにコピーしてください この 中 には VBA のコードが 入 っています VBA とは ビジュアルベーシークフォーアプリケーション です プログラムの 一 つです プログラムの 処 理 を 作 成 する 場 合 プログラムのコードを 最 初 から 書 いても 良 いのですが 間 違 いを 少 なくするためにコピーし て 必 要 な 部 分 を 修 正 した 方 が 良 いと 思 います 入 力 ミスなどを 最 小 限 にすることができます 完 成 品 のソースコードなどを 参 考 にする 場 合 は 在 庫 管 理 ( 完 成 版 ).accdb もコピーした 方 が 良 いと 思 います (プログラムの 中 を 見 る 方 法 は 補 足 資 料 の 在 庫 管 理 システムのプログラムの 調 べ 方 の 取 り 扱 い 説 明 書 をご 覧 ください ) (7) 新 しいデータベースの 作 成 新 しいデータベースを 以 下 のステップで 作 成 します 1アクセス 2013 を 立 ち 上 げます 2 以 下 の 画 面 が 表 示 されます 3 2 3 空 のデスクトップデータベース をクリックします 30

5.1 アクセスのデータベースの 作 成 4 以 下 の 画 面 が 表 示 されます 4 5 5 横 のフォルダーをクリックしてアクセスのプログラムを 作 成 したいフォルダーを 表 示 します 先 程 作 成 したフォルダー(C: 在 庫 管 理 など)にアクセスのプログラムを 作 成 します 6アクセスのデータベースのファイル 名 は 在 庫 管 理.accdb で 作 成 してください 以 下 のようになります 6 7 7 作 成 をクリックします 空 のデータベースが 作 成 されました 31

第 5 章 テーブルの 作 成 8 次 のような 画 面 になります この 時 点 ではまだ アクセスの 中 には 何 も 作 成 されていません テーブルが 表 示 されていますが まだ 何 もありません 左 の 欄 (ナビゲーションウィンドウ)に テーブル (データ) クエリ (データの 抽 出 ) フォーム ( 画 面 ) レポート ( 帳 票 )などのオブジェクトを 作 成 していきます 8 (8) 初 期 設 定 次 に 初 期 設 定 をおこないます 2つあります 1リボンの ファイル タブをクリックします 2 左 にメニューが 表 示 されます オプション をクリックします 3 左 のメニューから 現 在 のデータベース をクリックします 4 アプリケーションオプション の 閉 じるときに 最 適 化 する にチェックを 入 れます アクセスは テーブルやクエリを 使 用 するたびに それらのデータを 毎 回 保 存 するためファイルが 大 きくなります アクセスを 終 了 するときに 不 要 なデータを 削 除 するために 最 適 化 をします 5 名 前 の 自 動 修 正 オプション の 名 前 の 自 動 修 正 を 行 う のチェックをはずします レポートを 作 成 する 場 合 余 白 などをカスタマイズする 時 があります このチェックを 設 定 していると 時 々 規 定 値 に 戻 る 場 合 があります 規 定 値 に 戻 らないようにチェックをはずします 6 初 期 の 段 階 では テーブル などの 表 示 はタブ 表 示 されています タブ 表 示 では 実 際 の 画 面 のサイズがわかりませんので 学 習 の 途 中 で ウィンドウ 表 示 にしますが ここでウィンドウ 表 示 にしてもよいです アプリケーションオプション の 中 の ドキュメントウィンドウオプション の ウィンドウを 重 ねて 表 示 する を 選 択 します 7 OK をクリックして Access のオプション を 閉 じます 8 指 定 したオプションを 有 効 にするには 現 在 のデータベースを 閉 じて 再 度 開 く 必 要 があります が 表 示 されますの で OK をクリックします 9 在 庫 管 理.accdb のアクセスを 一 度 閉 じて 再 度 立 ち 上 げなおします Access2013 を 立 ち 上 げて 最 近 使 ったファイル や 他 のファイルを 開 く から 選 択 してもよいです 在 庫 管 理.accdb をダブルクリックしてもよいです 10 中 央 の セキュリティの 警 告 の 横 の コンテンツの 有 効 化 をクリックします 11 在 庫 管 理.accdb が 表 示 されます まだ 何 もありません 32

5.1 アクセスのデータベースの 作 成 (9) VBA の 参 照 設 定 の 追 加 このプログラムでは データの 処 理 をおこなうときに クエリ 以 外 に ADO(ActiveX Data Objects)を 使 います ADO とは Visual Basic を 使 ってデータベースに 接 続 し データを 操 作 するときに 使 用 するオブジェクトです 例 えば データを 探 したり データを 書 き 込 んだり 修 正 したり 削 除 したりすることができます これを 習 得 すればアクセスの 幅 が とても 広 がります このオブジェクトは アクセス 2003 までは 最 初 から 入 っていたのですが アクセス 2007/2010/2013 では 何 故 か 最 初 か らは 入 っていません その 設 定 を 行 います 1 データベースツール タブの Visual Basic をクリックします 2 次 の 画 面 が 表 示 されます Visual Basic Editor の 画 面 です VBA を 作 成 する 画 面 です 3 2 3 ツール の 参 照 設 定 をクリックします 4 次 の 画 面 が 表 示 されます 4 5 Microsoft ActiveX Data Objects 6.1 Library にチェックを 入 れます 上 の 例 では 6.1 になっていました 新 しい 番 号 が 良 いと 思 います また スクロールして Microsoft Visual Basic for Applications Extensiblity 5.3 にもチェックを 入 れてください 6 OK をクリックします 7 Visula Basic Editor の 画 面 を 閉 じます 33

第 5 章 テーブルの 作 成 5.2 テーブルの 作 成 テーブルを 作 成 します テーブルとは データを 格 納 する 場 所 です テーブルの 画 面 で 知 っておいた 方 がよいことがあります テーブルを 作 成 したり 修 正 したりする 時 よく 使 う 画 面 の 種 類 があります 1つは データシートビュー と 呼 ばれ 中 に 入 っているデータを 見 るときに 使 用 します もうひとつは デザインビュー と 呼 ばれ テーブルを 定 義 したり 定 義 した 内 容 を 修 正 したりするときに 使 用 します 新 しく テーブル を 作 成 する 場 合 は デザインビュー を 使 います データシートビュー と デザインビュー の 切 り 替 えは 画 面 の 左 上 の 表 示 または 画 面 の 右 下 のアイコンで 行 います テーブルは3つあります 1 製 品 マスタ 製 品 情 報 を 登 録 するマスタのテーブルです 2 担 当 者 マスタ 担 当 者 を 登 録 するマスタのテーブルです 3 入 出 庫 データ 入 庫 や 出 庫 したデータを 保 存 するテーブルです (1) 製 品 マスタ の 作 成 入 庫 や 出 庫 するときに 入 力 する 製 品 情 報 を 登 録 するマスタのテーブルを 作 成 します 1 在 庫 管 理.accdb を 立 ち 上 げたときの 最 初 の 画 面 です 1 2 セキュリティの 警 告 が 表 示 されているときは コンテンツの 有 効 化 をクリックします 製 品 情 報 のテーブルを 作 成 します 3 最 初 ですので テーブル は 何 もありません 4 作 成 タブの テーブルデザイン をクリックします 34

5.2 テーブルの 作 成 5 以 下 のようになります 5 6 以 下 のように 設 定 します フィールド 名 データ 型 フィールドサイズ 内 容 製 品 コード 短 いテキスト 50 主 キーを 設 定 します 製 品 名 短 いテキスト 100 顧 客 名 短 いテキスト 100 容 量 数 値 型 単 精 度 浮 動 小 数 点 型 数 字 のみ 入 力 することができます 小 数 点 も 入 力 することができます 更 新 日 日 付 / 時 刻 型 7やり 方 を 少 し 説 明 します フィールド 名 に 項 目 名 を 入 力 します 隣 の データ 型 の 横 のドロップダウンをクリックしてデータ 型 を 選 択 します 下 に その 項 目 の 詳 細 を 下 の フィールドプロパティ で 設 定 してください 8 製 品 コード は1 意 の キー にしますのでキーコードを 設 定 ます 製 品 コード をクリックして デザイン タブの 主 キー をクリックします 9 以 下 のようになります 10 8 7 9 7 10 左 上 の フロッピー のツールバーをクリックするか テーブルの 画 面 を 閉 じます 確 認 の 画 面 が 表 示 されますので テーブル 名 は 製 品 マスタ にして 保 存 します 35

第 5 章 テーブルの 作 成 11 以 下 のようになります 左 にテーブル 名 が 表 示 されます 11 12フィールドの 説 明 です 製 品 コード 製 品 名 顧 客 名 容 量 更 新 日 フィールド 名 内 容 製 品 コードです 製 品 名 です この 製 品 を 仕 入 れる 顧 客 名 です 入 庫 する 単 位 例 えば 箱 あたりの 数 量 や 重 さです データを 更 新 した 日 付 です テーブル を 修 正 する 場 合 は 左 のメニューの すべての Access オブジェクト の テーブル 名 を 右 クリックして デザインビュー をクリックします データを 表 示 させる 場 合 は 開 く をクリックします テーブルを 一 度 作 成 した 後 は 右 クリックを 有 効 に 使 うと 便 利 です これは 他 の クエリ フォーム レポート でも 同 じです テーブル クエリ フォーム レポート を Winodws 表 示 した 場 合 は 画 面 の 上 の 名 前 やタイトルが 表 示 され ている 所 で 右 クリックを 有 功 に 使 用 します デザインビュー と データシートビュー 開 く (テーブル クエリ) フォームビュー 開 く (フォーム) 印 刷 プレビュー (レポート)を 簡 単 に 切 り 替 えることができます 36

5.2 テーブルの 作 成 (2) 担 当 者 マスタ の 作 成 次 に 入 庫 や 出 庫 する 時 の 担 当 者 を 入 力 するマスタのテーブルを 作 成 します 製 品 マスタ と 同 じやり 方 で 作 成 します 1テーブル 名 は 担 当 者 マスタ にします 設 定 は 以 下 のようにします フィールド 名 データ 型 サイズ 内 容 担 当 者 コード 短 いテキスト 50 主 キー 担 当 者 名 短 いテキスト 100 更 新 日 日 付 / 時 刻 型 2 以 下 のようになります 2 3フィールドの 説 明 です フィールド 名 担 当 者 コード 担 当 者 名 更 新 日 内 容 担 当 者 のコードです 担 当 者 名 です データを 更 新 した 日 付 です 37

第 5 章 テーブルの 作 成 (3) 入 出 庫 データ の 作 成 最 後 に 入 庫 や 出 庫 したときの 入 出 庫 データを 保 存 するテーブルを 作 成 します 製 品 マスタ と 同 じやり 方 で 作 成 します 1テーブル 名 は 入 出 庫 データ にします 設 定 は 以 下 のようにします フィールド 名 データ 型 サイズ 内 容 ID オートナンバー 型 長 整 数 型 主 キーデータ インクリメント 製 品 コード 短 いテキスト 50 ロット 番 号 短 いテキスト 100 入 出 庫 日 日 付 / 時 刻 型 入 庫 数 数 値 型 長 整 数 型 規 定 値 に 0 を 入 れる 出 庫 数 数 値 型 長 整 数 型 規 定 値 に 0 を 入 れる 担 当 者 コード 短 いテキスト 50 更 新 日 日 付 / 時 刻 型 ID の 設 定 では データ 型 に オートナンバー 型 を 選 択 します フィールドプロパティで 新 規 レコードの 値 が インクリメント になっているのを 確 認 してください データが 追 加 されると 自 動 的 に 番 号 が 付 けられていきます 2 以 下 のようになります 2 3フィールドの 説 明 です フィールド 名 ID 製 品 コード ロット 番 号 入 出 庫 日 入 庫 数 出 庫 数 担 当 者 コード 更 新 日 内 容 自 動 的 に 付 く 番 号 です 製 品 コードです ロット 番 号 です ロット とは 製 品 の 製 造 日 や 製 造 条 件 などで 区 別 している 製 品 のかたまりです この 在 庫 管 理 システム は ロット 別 に 在 庫 を 管 理 します 入 庫 や 出 庫 する 日 です 入 庫 した 数 量 です 出 庫 した 数 量 です 入 庫 や 出 庫 をおこなった 担 当 者 です 担 当 者 コードで 入 力 します データの 更 新 日 です 自 動 で 入 力 されます 38

5.2 テーブルの 作 成 (4) リレーション の 設 定 リレーションとはデータ 間 の 関 連 づけです 入 出 庫 データ の 製 品 コード は 製 品 マスタ の 製 品 コード に 入 っているコードを 入 力 する 必 要 があります また 入 出 庫 データ の 担 当 者 コード は 担 当 者 マスタ の 担 当 者 コード に 入 っているコードを 入 力 する 必 要 がありま す これを 行 うため リレーション を 設 定 します 1まず データベースツール タブの リレーションシップ をクリックします 2 次 のような テーブルの 表 示 が 表 示 されますので 製 品 マスタ 担 当 者 マスタ 入 出 庫 データ をそれぞれ 選 んで 追 加 をクリックします 全 部 のテーブルがリレーションシップに 追 加 されたら 画 面 を 閉 じます 2 再 度 テーブルを 追 加 したい 場 合 は リレーションシップの 画 面 の 中 で 右 クリックして テーブルの 表 示 をクリックし ます 3 次 のようになります 3 4 入 出 庫 データ の 製 品 コード と 製 品 マスタ の 製 品 コード を 繋 ぎます ( 結 合 ) 項 目 (フィールド)から 項 目 へドラッグします 5 リレーションシップ が 表 示 されますので 参 照 整 合 性 にチェックをいれます フィールドの 連 鎖 更 新 レコードの 連 鎖 削 除 にチェックはいれません これは 間 違 って 変 更 や 削 除 した 場 合 のデー タの 一 括 更 新 や 一 括 削 除 を 防 ぐためです 作 成 をクリックします リレーションシップ が 表 示 されないときはフィールドをつないだ 線 ( 結 合 線 )の 上 でダブルクリックします 39

第 5 章 テーブルの 作 成 5 6 同 じように 入 出 庫 データ の 担 当 者 コード と 担 当 者 マスタ の 担 当 者 コード を 繋 ぎます ( 結 合 ) 7 参 照 整 合 性 にチェックをいれます その 他 は 入 れません 作 成 をクリックします 8 以 下 のようになります 8 9リレーションを 閉 じます 変 更 を 保 存 するか 聞 いてきますので 保 存 してください 3つのテーブルができました クエリは 画 面 (フォーム)を 作 成 するときに 順 番 に 作 ってゆきたいと 思 います 順 番 に 画 面 を 作 成 してゆきます 40

第 6 章 製 品 マスタ のサブフォームの 作 成 製 品 のマスタデータを 入 力 する 画 面 を 作 成 します 以 下 のような 画 面 です このフォームの 画 面 は フォームの 中 に 別 のデータの 画 面 (フォーム)が 入 っています サブフォーム というやり 方 です 表 示 するデータの 項 目 (フィールド) 数 が 多 く 横 に 長 いフォームでも サブフォーム にすることにより 横 に 長 いデ ータも 表 示 することができます サブフォーム は 縦 と 横 にスクロールすることができます ユーザーにとって 使 いやすい 画 面 になります しかし フォームを2つ 作 る 必 要 がありますので 手 間 はかかります また VBA のコードが 少 し 複 雑 になります この 章 では 中 に 表 示 する 製 品 のマスタデータの サブフォーム の フォーム を 作 成 します 41

第 6 章 製 品 マスタ のサブフォームの 作 成 6.1 クエリの 作 成 まず フォーム に 連 結 するためのデータを 作 ります フォーム にデータを 連 結 するためには テーブル でもかまいません しかし 将 来 的 に 並 べ 替 え やデータの 抽 出 追 加 変 更 などができること 同 時 処 理 でのデータの 安 定 性 があること などを 考 えて クエリ を 作 成 して フォーム へ 連 結 します クエリとは データの 抽 出 加 工 ができるオブジェクトです クエリの 画 面 の 構 成 で 前 もって 知 っておいた 方 がよいことがあります クエリを 作 成 したり 修 正 したりする 時 よく 使 う 画 面 の 種 類 があります 1つは データシートビュー と 呼 ばれ 中 に 入 っているデータを 見 るときに 使 用 します もうひとつは デザインビュー と 呼 ばれ クエリを 定 義 したり 定 義 した 内 容 を 修 正 したりするときに 使 用 します 一 度 作 成 した クエリ の 右 クリックでの 開 く が データシートビュー になります 新 しく クエリ を 作 成 する 場 合 は デザインビュー を 使 います データシートビュー と デザインビュー の 切 り 替 えは 画 面 の 左 上 の 表 示 または 画 面 の 右 下 のアイコンで 行 います 以 下 のステップで 作 成 します 1 製 品 マスタ テーブルのデータを 全 部 表 示 させるクエリ Q_ 製 品 マスタ を 作 成 します 2 作 成 タブの クエリデザイン をクリックします 3 テーブルの 表 示 画 面 が 表 示 されますので 製 品 マスタ テーブルのみ 追 加 します 画 面 を 閉 じます 4 次 のような 画 面 になります 4 5 項 目 は 全 部 表 示 させます 製 品 コード 製 品 名 顧 客 名 容 量 更 新 日 です それぞれの 項 目 をダブルクリックするかフィールドの 個 所 へドラッグします 6 製 品 コード の 並 べ 替 え を 昇 順 にします 42

6.1 クエリの 作 成 7 以 下 のようになります 7 8 Q_ 製 品 マスタ で 保 存 します 左 上 の 上 書 き 保 存 またはクエリを 閉 じると 聞 いてきますので 名 前 をつけて 保 存 します 43

第 6 章 製 品 マスタ のサブフォームの 作 成 6.2 フォームの 外 観 の 作 成 製 品 マスタ のサブフォーム 用 の フォーム を 作 成 します 通 常 のフォームの 作 成 と 同 じやり 方 です 以 下 のような 画 面 (フォーム)を 作 成 します フォーム とは データを 入 力 したり 表 示 したりする 画 面 のことです フォーム の 画 面 の 構 成 で 前 もって 知 っておいた 方 がよいことがあります フォーム を 作 成 したり 修 正 したりする 時 よく 使 う 画 面 の 種 類 があります 1つは フォームビュー と 呼 ばれ 中 に 入 っているデータを 見 るときに 使 用 します もうひとつは デザインビュー と 呼 ばれ フォームを 定 義 したり 定 義 した 内 容 を 修 正 したりするときに 使 用 します 一 度 作 成 した フォーム の 右 クリックでの 開 く が フォームビュー になります フォーム の 作 成 で 新 しく フォーム を 作 成 する 場 合 デザイン から 作 るのは かなり 大 変 ですので フォームウィザ ード や 自 動 でフォームを 作 って 修 正 する 方 が 楽 にできます フォームビュー と デザインビュー の 切 り 替 えは 画 面 の 左 上 の 表 示 または 画 面 の 右 下 のアイコンで 行 います やり 方 は 大 きく 分 けて2つのステップで 行 います (1) 始 めに フォームの 外 観 を 作 成 します (2) 次 にフォームに 処 理 (VBA プログラムの 作 成 )を 設 定 します (1) フォームウィザードでフォームを 作 成 する 1フォーム 名 は F_ 製 品 マスタ_サブ にします 今 回 は フォームウィザード を 使 用 します ウィザードを 使 用 すると はじめての 人 でも 画 面 の 指 示 にしたがって 順 番 に 作 成 していくことができます 2 作 成 タブの フォーム グループの フォームウィザード をクリックします 3 テーブル/クエリ に Q_ 製 品 マスタ を 選 択 します > ボタンをクリックして 左 の 項 目 を 右 へ 全 部 移 動 させます 次 へ をクリックします 44

6.2 フォームの 外 観 の 作 成 3 4フォームのレイアウトは 表 形 式 を 選 択 します 次 へ をクリックします 5フォーム 名 は F_ 製 品 マスタ_サブ にします 完 了 をクリックします 6 次 のようになります フォームが 自 動 的 に 作 成 できました フォームが 表 示 されます しかし そのままでは 使 えませんので 修 正 します 6 7 左 上 の 表 示 または 右 下 の デザインビュー をクリックします フォームの 一 番 上 の 画 面 の 標 題 が 表 示 されている 所 で 右 クリックして デザインビュー を 選 択 してもよいです 8 次 のようになります 8 45

第 6 章 製 品 マスタ のサブフォームの 作 成 (2) フォームの 修 正 今 から 画 面 の 項 目 の 修 正 をおこないます 修 正 は プロパティ を 使 います プロパティ とは 属 性 のことです フォームや 項 目 全 部 にプロパティを 持 っています フォームは プロパティ が 命 です とても 重 要 です それぞれの 項 目 テキストボックス や ラベル のプロパティを 修 正 します 1フォームヘッダーにある F_ 製 品 マスタ_サブ というタイトルを 削 除 します 選 択 して DEL キーで 削 除 できます 2フォームヘッダー( 項 目 のタイトル:ラベル)を 青 の 背 景 に 白 の 太 字 の 文 字 にします 中 央 揃 えにします フォームヘッダーのそれぞれの 項 目 (ラベル)を 右 クリックしてプロパティを 表 示 します 書 式 タブの 背 景 色 : 青 (#0000FF) 前 景 色 ( 文 字 ): 白 (#FFFFFF) フォント 太 さ: 太 字 文 字 配 置 : 中 央 にします 3 詳 細 の 入 力 項 目 (テキストボックス)の 製 品 コード 製 品 名 顧 客 名 容 量 の 書 式 タブ の 背 景 色 : 黄 色 (#FFFFCA) 境 界 線 スタイル: 実 線 境 界 線 色 : 境 界 線 / 枠 線 立 体 表 示 :くぼみ にします にします 更 新 日 の 背 景 色 : 白 境 界 線 スタイル: 実 線 境 界 線 色 : 境 界 線 / 枠 線 立 体 表 示 :なし にします 4 全 体 の 幅 は 15.5 くらいにします 全 項 目 のテキストボックスの 前 景 色 ( 文 字 ): 黒 (#000000) にします 全 部 の ラベル も テキストボックス も フォントサイズ:9 にします 5 更 新 日 の データ タブの 使 用 可 能 :いいえ 編 集 ロック:はい にします これでこの 項 目 はロックされカーソルも 行 きません 6 製 品 名 顧 客 名 の 書 式 タブの スクロールバー:なし その 他 のタブの ENTER キー 入 力 時 操 作 : 既 定 にします フォームウィザードを 使 用 すると 何 故 かこの 箇 所 が スクロールバーが 出 ておかしくなっていましたので 修 正 します 7プロパティを 開 いたままで プロパティの 選 択 の 種 類 を フォーム にします これは フォーム 全 体 のプロパティです フォームの 書 式 タブの 標 題 を F_ 製 品 マスタ_サブ にします フォームを 開 いたときのフォームのタイトル 名 です 読 み 込 み 時 にフィルターを 適 用 :いいえ 読 み 込 み 時 に 並 べ 替 えを 適 用 :いいえ に 設 定 します 8フォームヘッダーの 項 目 のタイトルと 入 力 項 目 の 幅 や 高 さを 揃 えます 項 目 の 高 さは 0.45 くらいにした 方 がよいです 項 目 の 幅 は 調 整 してください 項 目 のタイトルの 文 字 の 表 示 が 背 景 より 上 に 行 っている 場 合 は ラベルのプロパティの 上 余 白 に 0.05cm や 0.101cm などを 設 定 してください 9フォーム 名 は F_ 製 品 マスタ_サブ で 保 存 します 10 フォームヘッダー と 詳 細 の 背 景 色 :システムのボタンの 表 面 にします 背 景 を 灰 色 にしました 11 デザインビュー は 次 のようになります 11 46

6.2 フォームの 外 観 の 作 成 12フォームビューは 次 のようになります 12 フォームを 開 いてみてください 開 くことができればよいです クエリが 連 結 されたフォームが 作 成 できました 上 の 表 示 は ウィンドウ 表 示 になっています タブ 表 示 になっていると フォームの 大 きさがわかりませんので タブ 表 示 の 場 合 は ウィンドウ 表 示 に 変 更 します 1 ファイル タブをクリックして 左 のメニューの オプション をクリックします 2 左 の 現 在 のデータベース メニューの アプリケーションオプション の 中 の ドキュメントウィンドウオプション の ウィンドウを 重 ねて 表 示 する を 選 択 します 3 OK をクリックします 再 度 アクセスを 閉 じて 立 ちあげてください ウィンドウ 表 示 になります 47

第 6 章 製 品 マスタ のサブフォームの 作 成 6.3 VBA のプログラムの 書 き 方 フォームではいろいろな 処 理 を VBA(ビジュアルベーシックフォーアプリケーション)で 作 成 します このシステムは いろいろな 処 理 は VBA を 使 用 しています マクロは 使 用 していません VBA で 行 う 方 が 将 来 的 に 融 通 や 応 用 が 効 くためです ここで まず VBA のプログラムの 書 き 方 を 簡 単 に 説 明 します 1フォームには いろいろな コントロール があります テキストボックス ボタン フォーム などです 2その コントロール に 対 して 処 理 を 設 定 します 例 えば ボタン をクリックするときの 処 理 を 作 成 します 3 ボタン を 右 クリックして プロパティ を 表 示 させます 4 イベント タブを 表 示 させます ここにいろいろな 場 合 の 処 理 を 設 定 することができます 以 下 のような 画 面 です 4 5 5 ボタン をクリックした 時 の 処 理 は クリック 時 に 設 定 します 6 クリック 時 の 横 のボタンをクリックします 6 7 以 下 の 画 面 が 表 示 されます 8 8 コードビルダ を 選 んで OK をクリックします 9VBA を 設 定 する 画 面 が 表 示 されました 10この Private Sub コマンド 0_Click() から End Sub の 間 にプログラムを 書 いてゆきます 10 11この コマンド 0 がボタンの 名 前 です Click() が クリック したときと 言 う 意 味 です コマンド 0 のボタンをクリックしたらこの 処 理 をおこなうという 意 味 です 48 12 注 意 事 項 があります ボタン のようなコントロールには 必 ず 分 かりやすい 名 前 をつけてください コマンド 0 では どのボタンかわかりません ボタン のプロパティの その 他 のタブの 名 前 で 設 定 します このシステムには たくさんの VBA のプログラムがあります しかしそれを1つずつ 手 入 力 すると 間 違 いが 発 生 することがあ りす VBA 参 考 資 料.TXT を 準 備 していますのでそこからコピーして 使 ってゆきます

6.4 VBA 処 理 の 内 容 6.4 VBA 処 理 の 内 容 次 に この フォーム に VBA のプログラムを 設 定 します このフォームでは 大 きく2つの 処 理 を 行 います 1データを 保 存 する 前 の 処 理 です 確 認 の 画 面 を 表 示 します はい をクリックすると 保 存 します いいえ で 保 存 しません キャンセル で 戻 ります 2 製 品 コード の 重 複 チェック 製 品 コード のデータを 入 力 したとき 製 品 コード が 重 複 していないかチェックします 6.5 データを 保 存 する 前 の 処 理 データを 入 力 して 保 存 する 前 に 確 認 の 画 面 を 表 示 する VBA を 作 成 します はい をクリックすると 保 存 します いいえ で 保 存 しません キャンセル で 戻 ります このとき 製 品 コード が 空 白 でないことを 確 認 します 1 フォーム 更 新 前 処 理 で VBA のプログラムを 書 きます (VBA-1) VBA 参 考 資 料.TXT の(VBA-1)からコピーします (1) 設 定 方 法 1 F_ 製 品 マスタ_サブ フォームを 右 クリックして デザインビュー を 表 示 します 2 以 下 のようになります 3 2 3 フォーム のプロパティを 表 示 します 左 上 の で 右 クリックして プロパティ を クリックすると 直 接 フォーム の プロパティ が 表 示 します どこかの 項 目 (コントロール)のプロパティを 表 示 して 上 のドロップダウンで フォーム を 選 択 してもよいです 4 以 下 のようになります 3 4 5 5 更 新 前 処 理 の 横 のボタンをクリックします 49

第 6 章 製 品 マスタ のサブフォームの 作 成 6 以 下 の 画 面 が 表 示 されます 6 7 7 コードビルダ をクリックして OK をクリックします 8 以 下 の 画 面 が 表 示 されます Visual Basic Editor です VBA を 作 成 します 8 9 9 Private Sub Form_BeforeUpdate(Cancel As Integer) と End Sub の 間 にプログラムを 書 いていきます 10 VBA 参 考 資 料.txt の(VBA-1)の 所 をコピーします Private Sub から End Sub の 中 のデータのみです 9 に 貼 り 付 けます Private Sub XXX と End Sub はコピーしません 10 50

6.5 データを 保 存 する 前 の 処 理 11 以 下 のようになります コピーされました 11 (2) VBA プログラムの 内 容 処 理 の 内 容 を 説 明 します 1 1 製 品 コードが 空 のときメッセージが 表 示 されます データはキャンセルされます 製 品 コードにカーソルが 移 動 します 処 理 を 終 わります 2 2 製 品 が 空 でないとき メッセージが 表 示 されます 3 3 はい (Yes)のときは 更 新 日 に 今 日 の 日 を 入 力 します いいえ(No)のときは 元 に 戻 ります キャンセルのときは キャンセルします 前 の 状 態 に 戻 ります 51

第 6 章 製 品 マスタ のサブフォームの 作 成 6.6 製 品 コード の 重 複 チェック 製 品 コード にデータを 入 力 したとき 製 品 コード が 重 複 していないかをチェックします (1) 設 定 方 法 1 製 品 コード 更 新 前 処 理 で VBA のプログラムを 書 きます (VBA-2)のコードです (2) VBA プログラムの 内 容 処 理 の 内 容 を 説 明 します 1 1 入 力 した 製 品 コード が Q_ 製 品 マスタ にあるか データを1 個 ずつ 読 んでチェックします ADO と 言 うやり 方 を 使 用 します ADO(ActiveX Data Objects)とは ビジュアルベーシッ クでデータベースを 操 作 するときに 使 用 するオブジェク トです ADO の 処 理 のステップとしては データベースに 接 続 する データをオープンする 検 索 する 処 理 する 処 理 の 内 容 はそれぞれのステップに 記 入 していますのでそ ちらを 参 照 してください 2ここまで 出 来 たら 確 認 しましょう F_ 製 品 マスタ_サブ を フォームビュー で 開 いてください 新 しくデータを 登 録 してください 保 存 するとき 確 認 の 画 面 がでますか? はい で 保 存 されますか? いいえ で 保 存 されませんか? キャンセル で 前 の 画 面 に 戻 りますか? 同 じ 製 品 コード を 入 力 したら 警 告 がでますか? 全 部 出 来 ていたら 完 成 です 入 力 して 保 存 前 のデータをクリアする 場 合 は ESC (エスケープ)キーを 押 してください 入 力 前 に 戻 ります 52

6.7 エラー 処 理 6.7 エラー 処 理 それぞれの VBA では エラー 処 理 を 入 れています エラー 処 理 を 入 れることにより 何 らかのエラーが 発 生 してもアクセスを 終 わることなく 継 続 して 使 用 することが 出 来 ます 必 ず 入 れるようにしてください エラーのステップは 以 下 のようになります 1 1エラーが 発 生 したとき On Error GoTo XXX の 場 所 へ 移 動 します 2へ 移 動 します 3 3 処 理 を 終 わります (Exit_LABEL の 所 です ) 2 2エラーをメッセージで 表 示 します (Err_LABEL の 所 です )3へ 移 動 します 皆 さんが 使 用 する 場 合 この1から3までの3つのコードをコピーしてそれぞれの 処 理 に 追 加 してください アクセスにエラーが 発 生 してもアクセスが 止 まることなく 作 業 を 継 続 することができます このエラー 処 理 のコードは それぞれの VBA に 対 して 全 部 同 じコードでも 大 丈 夫 です 53

第 6 章 製 品 マスタ のサブフォームの 作 成 6.8 デバッグのやり 方 アクセスでは いろいろな 処 理 を 行 うときに VBA でプログラムを 書 きます しかし プログラムがすぐに 動 くことは 殆 どありません 入 力 ミスやプログラムミスが 多 く 発 生 します どの 行 に 問 題 があるのかを 把 握 するのは かなり 大 変 です そのとき 実 際 にプログラムを1 行 1 行 順 番 に 動 かしてどの 箇 所 に 問 題 があるのか 把 握 する 必 要 があります そのやり 方 を 説 明 します ( 別 途 補 足 資 料 に デバッグやり 方 の 取 り 扱 い 説 明 書 を 準 備 しております ) 1Visual Basic Editor で VBA のプログラムを 表 示 します データベースツール タブの Visual Basic をクリックします もちろん フォームの ボタン などの コントロール の プロパティ の イベント から Visual Basic Editor を 表 示 させてもよいです 2 以 下 のようになります 2 3 3 左 のプロジェクトからデバッグしたいフォームを 開 き ます ダブルクリックします 4 以 下 のようになります 5 4 5 表 示 イミディエイトウィンドウ をクリックしま す イミディエイトウィンドウ では プログラムが 動 いている 途 中 の 状 態 のデータを 見 ることができます 6 6 画 面 の 下 に イミディエイトウィンドウ が 表 示 され ます 54

6.8 デバッグのやり 方 7 7 メニューバー の 横 の 空 白 の 場 所 で 右 クリックし て デバッグ を 表 示 させます 8 8 デバッグ は VBA を1 行 ずつ 動 かしたり 止 めた りすることができます 9チェックする 項 目 の 横 をクリックして ブレークポイント を 設 定 します 茶 色 に 行 の 色 が 変 わります フォームに 戻 って ボタンなどをクリックするとプログラムが 動 きこのブレークポイントで 止 まります 10 9 10デバッグの ステップイン をクリックしてプログ ラムを1 行 ずつ 動 かします 項 目 にマウスを 持 ってくると 内 容 が 表 示 されます 例 えば Code の 上 にマウスを 持 ってくると 中 に 格 納 されているデータを 見 ることができます 11 11 イミディエイトウィンドウ でも 内 容 をチェック することができます 例 えば?Code で Enter すると Code の 中 に 格 納 されているデータを 見 ることができます 12 以 下 のようになります 13 13プログラムを 止 める 場 合 は をクリックします 14ブレークポイントを 消 す 場 合 は 行 の 横 の を クリックします このようにして VBA のプログラムのデバッグ(エラー の 修 正 )を 行 います 14 これは 重 要 ですので 覚 えておいてください 55

第 6 章 製 品 マスタ のサブフォームの 作 成 無 料 レポートは ここまでです いかがでしたでしょうか 教 材 の 雰 囲 気 がお 分 かりになったと 思 います また システムの 構 成 から テーブルの 作 成 サブフォームの 作 成 などが 学 習 できると 思 います あなたにとって この 教 材 がシステムの 開 発 アクセスの 習 得 に 役 立 てば 幸 いです 宜 しくお 願 い 申 し 上 げます 56

6.8 デバッグのやり 方 本 書 の 記 述 に 関 するご 不 明 点 ご 質 問 につきましては 書 名 と 該 当 ページを 明 記 の 上 エスケーコンピューター ワール ド 宛 にて 電 子 メールでお 送 りください 電 子 メール(E-Mail) : kohnai@vega.ocn.ne.jp( 担 当 : 高 内 章 治 /こうない しょうじ) 書 籍 に 関 する 訂 正 情 報 は 随 時 電 子 メールでご 連 絡 差 し 上 げます アクセスのソフトウェアの 機 能 や 操 作 方 法 に 関 するご 質 問 は 製 品 パッケージに 同 梱 の 資 料 をご 確 認 のうえ マイクロソ フト 株 式 会 社 またはアクセスのソフトウェア 発 売 元 の 製 品 サポート 窓 口 へお 問 い 合 わせください 在 庫 管 理 システム のアクセスの 完 成 版 の 使 用 方 法 に 関 する 説 明 書 は 別 途 用 意 していますので 操 作 方 法 はそちらをご 覧 ください 使 用 方 法 に 関 するご 不 明 点 ご 質 問 につきましては 内 容 を 明 記 の 上 エスケーコンピューター ワールド 宛 にて 電 子 メールでお 送 りください 電 子 メール(E-Mail) : kohnai@vega.ocn.ne.jp( 担 当 : 高 内 章 治 /こうない しょうじ) 落 丁 乱 丁 本 は 送 料 小 社 負 担 にてお 取 替 えいたします お 手 数 ですが エスケーコンピューター ワールドまでご 返 信 ください 在 庫 管 理 システムをアクセスで 作 ってみよう(アクセス 2013) 2013 年 8 月 28 日 初 版 発 行 著 者 : 高 内 章 治 (こうない しょうじ) 発 行 : エスケーコンピューター ワールド 有 限 会 社 871-0029 大 分 県 中 津 市 下 宮 永 2 丁 目 505-9 TEL : 0979-22-0058 FAX : 0979-22-0058 E-Mail : kohnai@vega.ocn.ne.jp URL : http://www.sk-access.com/ (これならわかるマイクロソフトアクセス 活 用 法 ) 本 書 (ソフトウェアおよびプログラムを 含 む)の 無 断 複 製 複 写 (コピー)は 特 定 の 場 合 を 除 き 弊 社 エスケーコンピュ ーター ワールド 有 限 会 社 の 著 作 権 の 侵 害 になります 57