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Transcription:

SAP BusinessObjects Cloud CUSTOMER ユーザガイド

目 次 1 ヘルプセンタ....7 1.1 ユーザプロファイル.... 8 1.2 ロールの 申 請...9 1.3 コラボレーション....10 1.4 SAP BusinessObjects Cloud モバイルアプリ....12 2 ホーム....14 2.1 メモの 作 成...14 2.2 タイルとメモの 操 作...15 3 モデル....16 3.1 モデラの 概 要... 18 勘 定 データの 分 析...18 計 画 モデルと 分 析 モデル.... 19 HANA ビューに 基 づくモデル....20 ビジネス 組 織...21 通 貨 テーブル....23 階 層 の 概 要...24 モデルセキュリティ.... 24 モデルの 設 定... 27 ディメンションの 概 要...30 式 の 概 要... 37 3.2 新 しいモデルの 登 録...50 新 規 モデルを 空 白 から 登 録...51 計 画 ウィザードを 使 用 したモデルの 登 録... 52 3.3 ディメンションの 登 録...53 ディメンションの 編 集...54 ディメンション 属 性 の 編 集...54 ディメンション 設 定 : データアクセス....55 3.4 モデルデータのクリア....56 3.5 モデルの 削 除...56 3.6 データのインポート....57 Google ドライブへの 接 続...58 ファイルからのモデルの 登 録 について....59 ファイルからのデータのインポートについて.... 66 2 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 目 次

BPC からのインポートについて....70 BW システムからのモデルのインポート....75 HANA からモデルをインポート.... 76 SuccessFactors からのモデルのインポート....77 本 稼 動 データ 接 続 からのモデルの 登 録...78 ユニバースからのモデルの 登 録... 79 既 存 のモデルに 対 するユニバースデータのインポート....80 SAP ERP データからのモデルの 登 録...81 既 存 のモデルに 対 する SAP ERP データのインポート.... 82 SQL データベースからのモデルの 登 録...83 既 存 のモデルに 対 する SQL データのインポート....84 3.7 データのエクスポート....85 モデルのファイルへのエクスポート... 86 データの BPC へのエクスポート.... 87 3.8 対 象 地 点 の 登 録...88 Esri シェープファイルから 対 象 地 点 データを 登 録...89 モデルから 対 象 地 点 データを 登 録...90 4 割 当...91 4.1 割 当 モデル....91 4.2 割 当 ロールと 権 限...92 4.3 展 開 および 分 配... 93 4.4 値 の 展 開...95 4.5 例 : 値 の 展 開... 96 4.6 値 の 分 配...98 4.7 例 : 予 約 未 済 のセルへの 値 の 分 配... 99 4.8 構 造 化 された 割 当...100 4.9 構 造 化 された 割 当 に 使 用 するプールの 登 録...101 4.10 プールとディメンションのマッピング.... 102 4.11 割 当 プロセス 割 当 ステップ 割 当 ルール....103 4.12 割 当 ステップの 登 録...104 4.13 割 当 ルールの 登 録...105 4.14 割 当 プロセスの 実 行...106 5 バリュードライバツリー (ベータ 機 能 )....108 5.1 バリュードライバツリーの 登 録...109 5.2 バリュードライバツリーのモデルデータの 検 索...112 5.3 バリュードライバツリーの 管 理...113 6 ストーリー....114 目 次 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 3

6.1 ストーリー 管 理...115 新 しいストーリーの 登 録...115 ストーリーの 編 集...116 ストーリーのコピー....117 ストーリーの 共 有...117 6.2 データの 概 要...118 エクスプローラへのアクセス....118 ガイド 付 マシンディスカバリ....120 6.3 キャンバス.... 122 チャート....124 条 件 付 き 書 式 設 定...157 地 理 データの 分 析...160 カスタムピクトグラムのアップロード....167 ストーリーへの 動 的 テキストの 追 加...167 RSS リーダの 追 加...168 別 のページ ストーリー または 外 部 URL へのリンク....170 チャートのスケーリング....171 リンクされた 分 析 の 登 録...172 バリュードライバツリー....173 6.4 テーブル....174 テーブルの 登 録... 175 テーブルの 変 更... 176 グリッドの 書 式 設 定...178 テーブルの 操 作... 179 セル 値 のコピーとペースト....182 セル 参 照...184 数 式 バー....184 入 力 タスクについて....185 バージョン 管 理 について....189 主 要 業 績 評 価 指 標 (KPI)....192 Predictive 時 系 列 予 測... 195 カットオーバー 日 の 設 定...197 6.5 ストーリーページ.... 198 6.6 リンク 済 みディメンションの 登 録...198 6.7 リンク 済 みディメンションの 編 集... 200 6.8 ストーリーフィルタとページフィルタ.... 200 ストーリーフィルタまたはページフィルタの 適 用... 201 ストーリーフィルタをページフィルタに 変 換... 203 ページフィルタをストーリーフィルタに 変 換...204 4 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 目 次

ストーリーフィルタとページフィルタの 値 の 変 更...204 6.9 チャートまたはデータの 検 査... 205 6.10 デザイナパネル....206 6.11 ページの 書 式 設 定...206 6.12 タイルの 書 式 設 定...207 6.13 グループの 登 録 と 書 式 設 定...210 6.14 ストーリーのプレビュー.... 215 6.15 PDF へのエクスポート....215 6.16 ストーリーのコラボレーション.... 216 7 デジタルボードルーム....217 7.1 デジタルボードルームついて....217 7.2 デジタルボードルームのストーリーの 準 備...219 7.3 アジェンダの 作 成 と 編 集...220 8 ファイル....223 8.1 ファイルのアップロード.... 223 8.2 ファイルの 共 有...224 8.3 権 限 の 割 当... 224 8.4 ファイルの 管 理...225 9 イベント....227 9.1 イベントの 作 成... 227 9.2 タスクの 作 成...228 9.3 イベントとタスクの 監 視...229 9.4 リマインダの 調 査...230 9.5 イベントおよびタスクのためのコラボレーション....230 9.6 イベントのインポート....231 9.7 イベントのエクスポート....231 10 セキュリティ....233 10.1 ユーザ....233 ユーザの 作 成... 234 ユーザの 削 除... 235 ユーザのインポート....236 ユーザのエクスポート.... 236 Mapping SAML Attributes to Users....237 10.2 ロールの 作 成...238 10.3 標 準 アプリケーションロール....239 10.4 アクティビティレベルでの 権 限...241 10.5 申 請 の 承 認... 242 目 次 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 5

10.6 ユーザパスワードの 登 録 と 変 更... 243 10.7 データ 変 更...244 10.8 データ 変 更 のダウンロードと 削 除... 245 10.9 アクティビティ.... 246 10.10 アクティビティデータのダウンロードと 削 除...247 11 デプロイメント....249 11.1 エクスポートの 登 録...250 11.2 インポートの 登 録...251 12 接 続...252 12.1 データ 接 続 のインポート....253 SAP HANA Cloud Connector のインストール....255 SAP HANA Cloud Connector の 設 定...256 SAP BusinessObjects Cloud エージェント....259 SAP BPC システムをインポートするデータ 接 続 の 登 録...265 SAP BW システムをインポートするデータ 接 続 の 登 録... 266 ユニバース (UNX) へのデータインポート 接 続 の 登 録...267 SAP ERP システムをインポートするデータ 接 続 の 登 録...268 Salesforce (SFDC) へのデータインポート 接 続 の 登 録...269 SuccessFactors をインポートするデータ 接 続 の 登 録...270 SQL データベースへのデータインポート 接 続 の 登 録...271 12.2 本 稼 動 データ 接 続...272 Apache HTTP サーバを 経 由 した SAP HANA または SAP HCP に 対 する 本 稼 動 データ 接 続 の 登 録...274 SAP Web ディスパッチャを 経 由 した SAP HANA または SAP HCP に 対 する 本 稼 動 データ 接 続 の 登 録...278 12.3 インポートのスケジュール 設 定...282 13 システム....284 13.1 モニタ....284 13.2 管 理...286 14 システム 要 件 および 技 術 的 前 提 条 件...288 15 用 語 集... 293 6 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 目 次

1 ヘルプセンタ 質 問 がある 場 合 は SAP BusinessObjects Cloud でヘルプを 取 得 してください ヘルプトピックの 検 索 ホーム [14 ページ] モデル [16 ページ] 割 当 [91 ページ] バリュードライバツリー (ベータ 機 能 ) [108 ページ] ストーリー [114 ページ] デジタルボードルーム [217 ページ] ファイル [223 ページ] イベント [227 ページ] セキュリティ [233 ページ] デプロイメント [249 ページ] 接 続 [252 ページ] システム [284 ページ] システム 要 件 および 技 術 的 前 提 条 件 [288 ページ] 用 語 集 [293 ページ] 追 加 ヘルプリソース 表 1: リソース リリースノート 教 育 ビデオ 説 明 新 機 能 および 過 去 のアップデートで 導 入 されたその 他 の 変 更 点 に 関 する 情 報 SAP BusinessObjects Cloud の 使 用 を 開 始 するのに 役 立 つトレー ニングビデオ ヘルプセンタ 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 7

1.1 ユーザプロファイル ユーザプロファイルは 名 刺 と 似 ており 名 前 や 電 話 番 号 などの 標 準 的 なユーザデータで 構 成 されています プロファイルには ユーザ 設 定 も 保 存 されます 新 しいユーザの 基 本 ユーザプロファイルの 作 成 ユーザ 管 理 領 域 で 新 しいユーザを 作 成 する 場 合 システム 管 理 者 は 少 なくともユーザのユーザ ID 名 前 および 姓 を 入 力 する 必 要 があります これらはユーザプロファイルに 自 動 的 に 表 示 されます プロファイルの 編 集 ユーザプロファイルを 表 示 するには 右 上 隅 のユーザ 写 真 (ユーザ 写 真 をまだアップロードしていない 場 合 はデフォルト 画 像 ) を 選 択 してから プロファイルを 選 択 します プロファイルを 変 更 するには 編 集 を 選 択 します ユーザ 設 定 名 前 と 担 当 者 情 報 のほかに 次 の 設 定 を 変 更 できます プロファイル 写 真 : デフォルトでは 写 真 のプレースホルダが 表 示 されます 独 自 の 写 真 をアップロードするには プレース ホルダを 選 択 します 言 語 : リストから 言 語 を 選 択 します 日 付 書 式 : リストから 日 付 書 式 を 選 択 します 数 値 書 式 : リストから 数 値 書 式 を 選 択 します 次 より 古 い 通 知 をクリーンアップする: 通 知 を 削 除 するまでの 期 間 を 選 択 します 選 択 しない 場 合 最 新 の 500 個 の 通 知 が 保 持 されます 電 子 メール 通 知 : たとえば 新 しいパスワードが 設 定 された 場 合 など システムアクティビティに 関 する 情 報 を 電 子 メール を 通 じて 受 け 取 るには この 機 能 を 有 効 化 します 匿 名 使 用 データ 送 信 : 診 断 データと 使 用 データを SAP に 送 信 することに 同 意 するかどうかを 指 定 します パスワード パスワードを 変 更 するには ユーザプロファイルで 編 集 を 選 択 します パスワードの 変 更 セクションがユーザプロファイルのオ プションとして 表 示 されます SAML アイデンティティプロバイダ (IdP) による 認 証 を 使 用 している 場 合 または SAP クラウド ID で 接 続 している 場 合 は ユ ーザプロファイルで 編 集 を 選 択 します パスワードセクションがユーザプロファイルのオプションとして 表 示 されます パスワー ドの 変 更 を 選 択 すると パスワード 変 更 ページに 移 動 します 8 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. ヘルプセンタ

注 記 SAML IdP を 使 用 するときに SAML 管 理 者 がパスワード 変 更 ページの URL を SAP に 提 供 していない 場 合 は パスワー ドを 変 更 できません SAML 管 理 者 に 連 絡 してください アプリケーション 内 のユーザプロファイル ユーザプロファイルは ディスカッションの 参 加 者 を 容 易 に 識 別 することなどを 目 的 として アプリケーションの 多 くの 部 分 で 再 使 用 されます ユーザ 管 理 ページでユーザにマネージャを 割 り 当 てる 場 合 など 任 意 のダイアログでユーザを 選 択 すると 表 示 名 や ID に 加 えてユーザプロファイル 内 の 写 真 が 表 示 されます また フルユーザプロファイルを 表 示 して 以 下 の 領 域 でユ ーザに 関 する 情 報 を 取 得 することもできます コラボレーションパネルには ディスカッションの 参 加 者 全 員 の 名 前 と 写 真 が 表 示 されます 写 真 の 上 にカーソルを 置 く と フルプロファイルを 表 示 し そのユーザと 1 対 1 のディスカッションを 開 始 することができます イベント 領 域 では イベントまたはタスクに 割 り 当 てられているユーザの 写 真 がイベントおよびタスクの 詳 細 に 表 示 されま す たとえば タスクをレビューする 必 要 があるユーザのプロファイルが 表 示 されます ユーザ 管 理 のユーザ 領 域 では ユーザの ID をクリックしてフルプロファイルを 表 示 できます 関 連 情 報 ユーザパスワードの 登 録 と 変 更 [243 ページ] 1.2 ロールの 申 請 SAP BusinessObjects Cloud のユーザは システム 内 の 追 加 ロールを 申 請 できます コンテキスト ビジネスユーザとしてロールを 申 請 するには 次 の 手 順 を 実 行 します 手 順 1. システム 管 理 者 から 受 け 取 ったユーザ 名 と 初 期 パスワードを 使 用 して SAP BusinessObjects Cloud にログインしま す 2. 右 上 隅 のようこそメニューから ロール 申 請 を 選 択 します ヘルプセンタ 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 9

3. ダイアログで 以 下 のオプションのいずれかを 選 択 します 管 理 者 によって 定 義 された 標 準 ロールを 申 請 するには デフォルトロールを 選 択 し 必 要 なロールを 選 択 します 個 別 ロールを 申 請 するには セルフサービスロールを 選 択 し 必 要 なロールを 選 択 します 4. 選 択 したロールが 必 要 な 理 由 を 説 明 する 場 合 など 必 要 に 応 じてコメントを 追 加 することができます 5. 申 請 を 送 信 します 1.3 コラボレーション グループによる 意 思 決 定 プロセスを 支 援 および 最 適 化 するには ソーシャルコラボレーションオプションを 使 用 します 通 知 と 電 子 メール 通 知 はシステムメッセージをユーザに 送 信 するために SAP BusinessObjects Cloud 全 体 で 使 用 されます たとえば KPI し きい 値 が 超 過 したとき ユーザがディスカッションに 参 加 するよう 招 待 されたとき イベントリマインダの 期 日 が 到 来 したときな どに 通 知 が 送 信 されます 通 知 を 読 むには メインツールバーの ( 通 知 ) を 選 択 します 通 知 は SAP BusinessObjects Cloud モバイルアプリで 読 むか ユーザに 電 子 メールで 送 信 することもできます 通 知 を 確 認 した 後 マウスポインタを 合 わせると 表 示 される X アイコンを 選 択 すると 通 知 を 削 除 することができます 通 知 を 削 除 するには (すべてクリア) アイコンを 選 択 します 注 記 通 知 の 設 定 はプロファイルのユーザ 設 定 セクションで 定 義 できます 通 知 に 加 えて 電 子 メールを 送 信 するかどうかを 指 定 でき ( 各 ユーザの 電 子 メールアドレスはユーザプロファイルで 定 義 されます) 古 い 通 知 を 自 動 的 に 削 除 するハウスキーピ ングオプションを 使 用 できます ディスカッションスレッド すべてのコラボレーション 活 動 はディスカッションスレッドのもとにグループ 化 されます 招 待 されたディスカッションの 一 覧 を 参 照 するには メインツールバーから (コラボレーション) を 選 択 します ( 新 規 ディスカッション) を 選 択 して 特 定 の 参 加 者 を 招 待 することで 新 しいディスカッションをいつでも 開 始 できます 招 待 されたユーザのみがディスカッションを 参 照 できます ディスカッションを 選 択 して 開 きます 投 稿 されたすべての 寄 稿 記 事 が 日 付 順 に 列 挙 されます ここで 以 前 の 投 稿 を 読 むか 新 しい 寄 稿 記 事 をディスカッションに 追 加 できます ディスカッションはアプリケーションと 完 全 に 統 合 されています スレッド 内 のリンクされた 項 目 をクリックするだけで その 内 容 を 開 くことができます ファイルリポジトリにすでに 格 納 されているファイル またはコンピュータにローカルに 保 存 されているファイルをディスカッションに 添 付 することができます 10 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. ヘルプセンタ

ディスカッションはいつでも 終 了 離 脱 削 除 することができます 終 了 したディスカッションでも 読 むことはできますが ( 終 了 し たディスカッションの 一 覧 から 参 照 可 能 ) 新 規 の 追 加 は 行 えません ヘルプセンタ 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 11

ストーリーとイベント 特 に ストーリーとイベントはコラボレーションパネルと 密 接 に 統 合 されています 新 しいイベントを 登 録 するたびに ディスカッションスレッドが 自 動 的 に 登 録 されるため イベントに 割 り 当 てられた 同 僚 の グループとコラボレーションを 行 うことができます ディスカッションスレッドから 生 じるすべてのアクションに 対 して 新 しい タスクを 即 座 に 登 録 し そのタスクを 同 僚 に 割 り 当 てることができます ストーリーの 操 作 中 に 新 しいディスカッションを 登 録 した 場 合 ディスカッションは 操 作 中 のストーリーの 名 前 を 自 動 的 に 継 承 し そのストーリーがディスカッションに 固 定 されます (ディスカッションから 解 除 ) を 選 択 すると ディスカッションか らストーリーを 切 り 離 すことができます セルのディスカッション を 選 択 すると テーブル 内 の 個 別 セル 値 にコメントを 付 けるか 個 別 セル 値 に 関 する ディスカッションを 行 うことができます 関 連 情 報 ストーリーのコラボレーション [216 ページ] イベントおよびタスクのためのコラボレーション [230 ページ] 1.4 SAP BusinessObjects Cloud モバイルアプリ iphone ipad ipod Touch の 各 デバイスで SAP BusinessObjects Cloud のモバイルアプリを 使 用 します 前 提 条 件 ios 8.4 以 降 が 必 要 です コンテキスト SAP BusinessObjects Cloud モバイルアプリを 使 用 すると いつでも どこからでも 計 画 ツールと 分 析 ツールにアクセスでき ます このアプリは SAP BusinessObjects Cloud ソリューションに 接 続 して 下 記 を 実 行 できるようにします チャット 機 能 を 通 じた 同 僚 とのコラボレーション イベントとタスクの 表 示 アプリまたは ios 通 知 センタでの 通 知 の 受 信 と 管 理 12 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. ヘルプセンタ

手 順 アプリのインストール 1. アプリストア (ここ ) からモバイルアプリをダウンロードしてインストールします アプリの 起 動 2. C4Analytics をタップしてアプリを 起 動 します 初 めてアプリを 起 動 したときには アラート 音 声 およびアイコンバッジを 含 む 通 知 を 受 け 取 るかどうかを 尋 ねられます 通 知 を 受 け 取 る 場 合 は OK を 選 択 します 設 定 はデバイスの 一 般 設 定 セクションでいつでも 変 更 できます 最 初 のサインイン 3. データを 保 護 するためのアプリケーションパスワードを 設 定 します 忘 れたアプリケーションパスワードをリセットするには ようこそ 画 面 でパスワードを 忘 れた 場 合 をタップします アプリケー ションパスワードを 変 更 するには ( 設 定 ) をタップしてユーザプロファイルに 移 動 し アプリケーションパスワード 変 更 をタップします SAP BusinessObjects Cloud への 接 続 4. サーバのアドレス SAP BusinessObjects Cloud のユーザ 名 とパスワード テナント 名 を 入 力 してから ログオンをタップ して 接 続 設 定 を 完 了 します 表 2: 接 続 情 報 サーバ ユーザ 名 パスワード テナント 例 https://<sap HANA SERVER>.neo.ondemand.com myuserid mypassword T1 SAP BusinessObjects Cloud ソリューションへの 接 続 を 正 しく 設 定 できれば モバイルアプリを 次 回 起 動 したときには アプリケーションパスワードを 入 力 するだけで 済 みます 関 連 情 報 システム 要 件 および 技 術 的 前 提 条 件 [288 ページ] ヘルプセンタ 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 13

2 ホーム ホーム 画 面 は ストーリーおよびビジュアライゼーションをタイルとして 固 定 できる 場 所 です また 個 人 用 のメモや 今 後 の 予 定 などを 追 加 することもできます SAP BusinessObjects Cloud を 初 めて 起 動 すると ホーム 画 面 が 表 示 され その 画 面 にあるクイック 起 動 ショートカットを 使 用 して すぐに 分 析 タスクに 取 り 掛 かることができます たとえば 次 のような 操 作 を 実 行 できます Excel ファイルをホーム 画 面 にドラッグしてデータをインポートする ファイナンシャルプランニングウィザードを 起 動 してプランを 即 座 に 登 録 する エクスプローラを 起 動 して データの 分 析 やビジュアライゼーションの 登 録 を 開 始 する Excel ファイルをホーム 画 面 にドラッグする 場 合 は 最 もよく 使 用 する 項 目 を 表 示 とモデルの 準 備 のどちらかを 選 択 できます 最 もよく 使 用 する 項 目 を 表 示 を 選 択 すると 新 しいストーリーが 登 録 され データがエクスプローラに 表 示 されます こちらを 選 択 した 場 合 は ファセットインタラクションによってデータが 表 示 され ビジュアライゼーションを 登 録 できます データセットの 準 備 を 選 択 すると 新 しいストーリーが 登 録 され データがグリッドに 表 示 されます こちらを 選 択 した 場 合 は データの 統 合 と 準 備 を 行 うことができます ホーム 画 面 は 非 公 開 であるため 他 のユーザと 共 有 したり ディスカッションに 追 加 したりすることができません このことは ホーム 画 面 に 固 定 されたノートとタイルにも 当 てはまります タスク メモの 作 成 [14 ページ] タイルとメモの 操 作 [15 ページ] 2.1 メモの 作 成 ストーリーと 他 の 項 目 をホーム 画 面 に 固 定 した 状 態 で メモを 作 成 してテキストを 追 加 できます 1. 新 規 メモ を 選 択 します 2. メモのタイトルとテキストを 入 力 します 3. OK を 選 択 して メモを 作 成 します 14 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. ホーム

2.2 タイルとメモの 操 作 タイルとメモはホーム 画 面 で 操 作 します タイルまたはメモを 選 択 した 後 次 の 操 作 を 実 行 できます 表 3: タスク 詳 細 メモを 編 集 する す 編 集 を 選 択 して メモのテキストとタイトルを 編 集 しま ストーリーにナビゲートする タイルがストーリーである 場 合 は ジャンプ を 選 択 して ソースストーリーを 開 きます ストーリーを 編 集 して 保 存 すると 変 更 がタイルに 反 映 されます タイルまたはメモを 削 除 する 削 除 します 削 除 を 選 択 して タイルまたはメモをホーム 画 面 から タイルを 全 画 面 モードで 表 示 する ( 全 画 面 ) を 選 択 して ホーム 画 面 のフルサイズにタイルを 拡 大 します 元 のサイズに 戻 すには ( 全 画 面 を 終 了 ) を 選 択 しま す ホーム 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 15

3 モデル モデルは 組 織 またはビジネスセグメントのビジネスデータを 表 しています モデルは SAP BusinessObjects Cloud におい てすべてのデータ 出 力 の 基 礎 として 必 要 です データの 登 録 データの 更 新 モデルへのデータのロードには モデラを 使 用 します 概 要 モデルは 単 一 の 勘 定 に 基 づいていますが ストーリー 内 の 出 力 テーブルで 勘 定 データの 分 析 ( 時 間 製 品 地 域 その 他 の カテゴリに 基 づくデータの 分 解 など) に 使 用 される 1 つ 以 上 のディメンションが 含 まれています データは 階 層 的 な 構 造 で 保 持 されるため ドリルダウン 機 能 を 使 用 して 上 位 レベルの 視 点 からデータをより 詳 細 に 検 証 する ことができます データはモデルに 表 示 されませんが モデリングのデータ 統 合 機 能 を 使 用 してデータがインポートされ 最 新 表 示 にされます データの 手 動 入 力 から 外 部 システム (SAP Business Planning and Consolidation (BPC) など) によるスケ ジュール 更 新 に 至 るまで これをサポートするための 複 数 のオプションを 使 用 できます データ 統 合 機 能 は 他 のシステムから 完 全 なモデルをインポートするためにも 使 用 できます また モデルを 即 座 に 登 録 する ための 別 の 選 択 肢 は 計 画 ウィザードを 使 用 することです 計 画 ウィザードは 製 品 の 最 初 の 起 動 時 にホーム 画 面 で 利 用 で きるほか ストーリーのグリッド 機 能 とテーブル 機 能 にも 組 み 込 まれています ここでは まずモデルの 主 要 な 機 能 を 説 明 した 後 モデルのデザインとデータ 統 合 に 関 連 するタスクを 詳 しく 説 明 します 概 要 モデラリスト 画 面 を 表 す 次 の 図 では 1 ~ 7 の 番 号 で 主 な 機 能 領 域 の 概 要 を 示 しています 16 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. モデル

1. モデル - 既 存 のモデルはここに 一 覧 表 示 されます リンクテキストをクリックするか チェックボックスを 使 用 して 1 つ 以 上 のモデルを 選 択 することで モデルを 開 くことができます 2. ディメンション - モデルで 使 用 される 個 別 のディメンションは 独 立 して 保 存 されており 別 のタブページに 表 示 されます 3. 通 貨 換 算 - データで 複 数 の 通 貨 を 使 用 している 場 合 為 替 レートは 別 々のテーブルで 更 新 されます これらのテーブル は すべてのモデルから 独 立 して 保 存 され 別 々のタブページに 表 示 されます 4. 対 象 地 点 - データ 分 析 で 表 示 および 使 用 される 地 理 的 ロケーションのデータがモデラのこの 場 所 で 保 守 されます 5. ツールバー - モデルを 管 理 するための 一 般 的 な 操 作 をツールバーから 使 用 できます これには モデルを 削 除 するオプ ションやモデルをクリア (モデルからすべてのデータを 削 除 ) するオプションがあります 6. データのインポート/エクスポート - ツールバーのデータインポートアイコンの 下 にあるメニューでは サポートされるデー タインポートオプションのリストを 使 用 できます 7. データリソース - 外 部 のデータソースからモデルに 永 続 的 なスケジュールリンクを 設 定 できるため スケジュールに 基 づ いてデータを 更 新 することが 可 能 です これらの 機 能 およびモデラのその 他 の 機 能 については 次 項 以 降 で 詳 しく 説 明 されます タスク 新 規 モデルを 空 白 から 登 録 [51 ページ] ディメンションの 登 録 [53 ページ] ビジネス 組 織 [21 ページ] モデルの 設 定 [27 ページ] データのインポート [57 ページ] モデルデータのクリア [56 ページ] モデルの 削 除 [56 ページ] モデル 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 17

3.1 モデラの 概 要 モデルの 主 要 な 機 能 には 勘 定 データ 階 層 通 貨 および 式 を 分 析 するために 使 用 される 勘 定 とディメンションがあります 以 下 の 各 項 では モデルの 主 要 な 機 能 の 概 要 を 示 し モデルから 生 成 されるテーブル チャート ドキュメント およびストーリ ーに 対 してこれらの 機 能 が 与 える 影 響 を 説 明 します 3.1.1 勘 定 データの 分 析 モデルは 単 一 の 勘 定 に 基 づいており 財 務 データ またはその 他 の 任 意 のビジネスデータを 含 んでいます モデルから 登 録 さ れるデータ 出 力 では モデルで 定 義 されたディメンションに 基 づいて 勘 定 データを 分 析 できます 損 益 計 算 書 の 例 次 の 例 では 損 益 計 算 書 の 生 成 に 使 用 されるモデルを 示 します このモデルには 期 間 地 理 的 地 域 および 製 品 に 関 する ディメンションがあります モデルから 生 成 される 最 初 のテーブル 出 力 では 勘 定 メンバーがグリッドの 最 初 の 列 に 表 示 されます モデルで 定 義 されたデ ィメンションはビルダパネルで 使 用 できます これらのディメンションをグリッドに 追 加 して データの 異 なるビューを 表 示 できま す モデル 内 のデータは 階 層 的 な 親 子 関 係 によって 編 成 されているため 高 レベルの 集 約 が 表 示 されますが オプションとしてデ ータのより 詳 細 なレベルにドリルダウンすることができます 損 益 計 算 書 の 例 では 勘 定 メンバーが 折 りたたまれて 表 示 されま 18 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. モデル

すが 各 行 にある 矢 印 をクリックすることで 展 開 できます ディメンション 内 のすべてのメンバーまたはすべての 行 の 位 置 を 表 示 するプレビュー 機 能 を 使 用 すると モデラ 内 の 任 意 のディメンションの 完 全 な 階 層 を 表 示 することができます 3.1.2 計 画 モデルと 分 析 モデル SAP BusinessObjects Cloud では すべての 機 能 を 使 用 できる 計 画 モデルと よりシンプルで 柔 軟 性 のある 分 析 モデルとい う 2 つのタイプのモデルが 提 供 されています また HANA ビューからモデルを 登 録 できます モデルのタイプ 使 用 可 能 な 3 つのタイプのモデルでは それぞれ 複 数 の 異 なる 機 能 がサポートされます 各 タイプの 概 要 は 次 のとおりです 計 画 タイプのモデル: 時 間 とカテゴリのディメンションを 使 用 して 事 前 設 定 されたモデルであり モデルとディメンションの 両 方 のレベルで 複 数 通 貨 貨 機 能 とセキュリティ 機 能 をサポートします 分 析 タイプのモデル: 計 画 モデルとは 異 なり このタイプではカテゴリがサポートされず 時 間 ディメンションは 不 要 です HANA ビューに 基 づく 分 析 モデル: 単 一 の 勘 定 ディメンションを 持 つ 単 純 なモデルですが HANA から 他 のディメンション にアクセスできます セキュリティは HANA から 継 承 されますが SAP BusinessObjects Cloud で 詳 しく 管 理 できます モデルの 機 能 計 画 プロセスを 効 率 的 にサポートするために SAP BusinessObjects Cloud のモデルには 計 画 プロセスを 簡 単 に 開 始 でき る 既 成 の 機 能 が 数 多 く 用 意 されています たとえば 計 画 モデルでは 以 下 が 事 前 に 設 定 されています 予 算 計 画 予 測 のカテゴリ ユーザのデータに 適 合 するように 迅 速 に 調 整 できるデフォルト 期 間 トレーサビリティのための 監 査 機 能 データグリッドにある 特 定 の 値 へのアクセスを 指 名 した 個 人 に 制 限 できるようにするセキュリティ 機 能 モデルのタイプは 計 画 有 効 化 チェックボックスを 使 用 して モデル 登 録 の 最 初 のステップで 決 定 されます 次 の 図 に 計 画 モデル (1) と 分 析 モデル (2) との 本 質 的 な 相 違 を 示 します 分 析 モデルには ( 予 算 および 予 測 データの) カテ ゴリが 事 前 設 定 されておらず デフォルトで 時 間 ディメンションを 使 用 できますが これは 必 須 ではなく デザイン 段 階 でモデル から 削 除 できます モデル 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 19

関 連 情 報 新 規 モデルを 空 白 から 登 録 [51 ページ] ディメンションの 概 要 [30 ページ] HANA からモデルをインポート [76 ページ] 3.1.3 HANA ビューに 基 づくモデル 基 になる HANA データベースに 接 続 し ビューをインポートして 分 析 タイプの 新 規 モデルを 登 録 することで モデルを 登 録 でき ます HANA ビューに 基 づくモデルで 利 用 できる 機 能 は 他 のモデルと 比 較 して 若 干 異 なります HANA ビューに 基 づく 分 析 モデルでは 既 存 のデータを SAP BusinessObjects Cloud で 使 用 できます 計 画 タイプのモデル で 使 用 される 数 多 くの 機 能 ( 階 層 財 務 データ 型 通 貨 など) が このタイプのモデルには 関 連 しません ここでは 主 要 な 相 違 点 と 機 能 のいくつかを 説 明 します ディメンションとバージョンの 管 理 HANA にリンクされたモデルでは 1 つの 勘 定 ディメンションのみがモデルに 表 示 されますが HANA から 派 生 する 他 のすべ てのディメンションも 利 用 できます このようなディメンションは 多 数 になる 可 能 性 があり その 多 くは SAP BusinessObjects Cloud に 関 連 しません ビューを 容 易 に 管 理 するために モデル 設 定 メニューからディメンション 管 理 機 能 にアクセスして 利 用 できます この 機 能 では モデルから 生 成 される 出 力 に 表 示 されるディメンションを 選 択 できます HANA ビューに 基 づくモデルでは バージョン 管 理 機 能 も 利 用 できます この 機 能 を 使 用 すると インポートされた 任 意 のディ メンションを SAP BusinessObjects Cloud の 特 定 の 計 画 カテゴリ ( 予 算 実 績 予 測 など) にマップできます 20 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. モデル

すべてのタイプのモデルに 対 して 変 数 を 定 義 できますが HANA で 変 数 が 定 義 されている 場 合 は データ 出 力 を 開 くときに 必 要 な 値 を SAP BusinessObjects Cloud に 入 力 するように 要 求 されます セキュリティ 基 になる HANA データベースビューに 基 づく 分 析 モデルは HANA で 適 用 されるセキュリティ 制 限 を 継 承 します 特 定 のユー ザロールセキュリティをセキュリティ 制 限 に 割 り 当 てることで これらのセキュリティ 制 限 を SAP BusinessObjects Cloud で 変 更 できます ユーザロールセキュリティを 使 用 する 管 理 者 は 各 モデルに 対 して HANA で 定 義 された 分 析 権 限 のリストを 参 照 し 各 ロールに 対 して 分 析 権 限 を 付 与 または 取 消 できます 指 定 した 特 定 のセルへの 入 力 を 制 限 するために 他 のタイプのモデルで 使 用 できるデータアクセスオプションは このタイプの モデルでは 使 用 できません リモートシステムにリンクされたモデルへのアクセスを 制 限 できますが モデルを 開 く 前 に 信 用 証 明 書 を 要 求 される 場 合 があり ます 関 連 情 報 HANA からモデルをインポート [76 ページ] 標 準 アプリケーションロール [239 ページ] モデルの 設 定 [27 ページ] モデルセキュリティ [24 ページ] 3.1.4 ビジネス 組 織 アカウントに 適 用 される 組 織 の 構 造 は 特 殊 な ( 組 織 ) ディメンションとしてモデルに 定 義 できます より 複 雑 で 国 際 的 なビジネ スモデルでは このディメンションで 通 貨 換 算 機 能 と 地 理 的 ロケーション ID を 使 用 することもできます 組 織 ディメンション 各 計 画 モデルには ビジネスの 構 造 を 説 明 し 通 貨 と 地 理 的 ロケーションの 決 定 に 対 して 追 加 の 機 能 を 提 供 する 組 織 ディメン ションを 1 つ 含 めることができます このディメンションは たとえば 各 製 品 の 営 業 活 動 について 地 域 的 な 分 類 を 提 供 するた めに 使 用 できます 各 モデルに 許 可 される 組 織 ディメンションは 1 つだけですが 必 要 であれば 次 の 例 に 示 すように 任 意 の モデルディメンションに 階 層 を 追 加 することができます モデル 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 21

通 貨 組 織 ディメンションのメンバーがそれぞれ 異 なる 通 貨 を 使 用 する 場 合 通 貨 カラムの 各 メンバーに 対 して 通 貨 コードを 入 力 して ください この 場 合 モデルに 対 する 設 定 で 使 用 する 換 算 テーブルも 指 定 する 必 要 があります 通 貨 換 算 テーブルは モデルとは 独 立 して 定 義 されています メインメニューから 最 初 にモデラを 選 択 すると 通 貨 換 算 テーブ ルは [モデラ] タブページに 別 途 表 示 されます ストーリー 内 のテーブルでモデル 出 力 を 操 作 するときに 通 貨 を 選 択 できます こうすれば 選 択 した 通 貨 で 現 在 有 効 なレート に 従 って 金 額 が 換 算 されて 表 示 されます 地 理 的 ロケーション (エリア ID) 組 織 階 層 では データに 含 まれる 場 所 名 はすべて データベース 内 の 既 知 の 場 所 名 と 自 動 的 に 照 合 され その 値 がエリア ID 列 に 入 力 されます 場 所 名 が 自 動 認 識 されない 場 合 は この 列 のすべてのセルに 用 意 されている 検 索 機 能 ( 虫 眼 鏡 アイコン) を 使 用 して インポートされたデータの 検 索 と 照 合 を 手 動 で 実 行 できます この 機 能 を 使 用 すると 国 都 道 府 県 営 業 地 域 な どを 特 定 できます これらのエリアは モデラの [ 対 象 地 域 ] モデラタブページに 保 持 されています この 機 能 を 使 用 するには " 新 しいディメンションを 登 録 してください" ダイアログでエリア ID 使 用 チェックボックスを 選 択 しま す 22 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. モデル

入 力 スケジュール ( 入 力 要 請 ) 組 織 ディメンションは ストーリーで 入 力 スケジュールの 基 準 として 使 用 することもできます 各 地 域 または 部 署 の 担 当 者 をス ケジュールタスクに 割 り 当 てることができます この 機 能 は 通 知 やその 他 のソーシャルメディア 機 能 と 併 せてコラボレーション 機 能 に 統 合 されています 3.1.5 通 貨 テーブル 通 貨 換 算 テーブルは モデルとは 独 立 して 定 義 されます 登 録 した 任 意 のモデルに 対 して 選 択 した 通 貨 換 算 テーブルを 適 用 することができます モデラを 起 動 すると 通 貨 テーブルは 別 の 通 貨 換 算 タブページに 表 示 されます 必 要 に 応 じて テーブ ルの 追 加 コピー 削 除 を 行 う 標 準 的 な 管 理 機 能 を 使 用 できます 為 替 レート 通 貨 換 算 テーブルでは 使 用 されるすべての 通 貨 に 対 して 為 替 レートを 定 義 します 通 貨 換 算 は 換 算 前 通 貨 に 為 替 レートを 乗 じることによって 計 算 され 換 算 後 通 貨 における 等 価 の 値 が 確 定 されます モデラでは モデルの 組 織 パースペクティブで 定 義 された 国 および 地 域 とともに 通 貨 コードが 入 力 されます 各 為 替 レートには 有 効 開 始 日 があります 有 効 開 始 日 は 為 替 レートが 有 効 になる 最 初 の 日 付 です また 為 替 レートは 単 一 のカテゴリ ( 実 績 予 算 計 画 など) および 選 択 した 通 貨 レートタイプ (' 平 均 ' または ' 期 末 日 ') に 対 して 定 義 できます そのた め 通 貨 換 算 計 算 の 複 数 のバリエーションを 管 理 して たとえば 予 算 計 画 実 績 の 差 異 の 追 跡 や 異 なるタイプの 為 替 レ ート 計 算 の 比 較 に 使 用 できます レートタイプとカテゴリ カテゴリとレートタイプは 通 貨 の 任 意 の 属 性 であり デフォルトでは 空 白 です これらの 属 性 が 設 定 されていない 場 合 為 替 レ ート 値 は 一 般 的 な 値 になります ただし 使 用 する 各 為 替 レートにカテゴリとレートタイプを 適 用 して 追 加 明 細 とレートをテー ブルに 追 加 できます 勘 定 でレートタイプを 使 用 するには 勘 定 メンバーのディメンション 設 定 で この 機 能 をオンにする 必 要 があります そうする と 勘 定 ディメンションにレートタイプ 列 が 追 加 されます レートタイプがモデラに 導 入 される 前 に 登 録 された 古 いモデルを 使 用 している 場 合 は 勘 定 ディメンションにレートタイプ 列 を 追 加 する 前 に モデルを 移 行 する 必 要 があります その 場 合 モデル 設 定 メニューで 追 加 の 移 行 オプションを 使 用 できます 自 動 移 行 処 理 を 開 始 するには このオプションを 選 択 します 通 貨 換 算 の 有 効 化 モデラでは 通 貨 換 算 が 必 要 かどうかをデザイン 段 階 で 決 定 する 必 要 があります モデルに 基 づくデータ 出 力 で 通 貨 換 算 が 必 要 な 場 合 は 使 用 する 換 算 テーブルをモデルの 設 定 で 指 定 しなければなりません モデル 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 23

ストーリーでは テーブルの 出 力 データを 操 作 するときに 通 貨 を 選 択 できます こうすれば 選 択 した 通 貨 で 現 在 有 効 なレー トに 従 って 金 額 が 換 算 されて 表 示 されます 関 連 情 報 モデルの 設 定 [27 ページ] 勘 定 ディメンションの 属 性 [31 ページ] 3.1.6 階 層 の 概 要 階 層 列 はすべてのタイプのディメンションの 標 準 機 能 であり データの 構 築 ができます ストーリーの 出 力 データをテーブルに 表 示 するときには 階 層 のノードを 展 開 または 圧 縮 できます 階 層 は ディメンション 内 の 明 細 ごとに 相 互 に 関 連 付 けられた 一 連 の 親 子 関 係 として 定 義 されます 階 層 列 には 親 ID 値 が 保 存 されます 勘 定 ディメンションには 1 つの 階 層 しかありませんが それ 以 外 のすべてのタイプのディメンションには ツールバー 上 の 追 加 メニュー (+ 記 号 ) から [ 階 層 の 追 加 ] を 選 択 して 階 層 を 追 加 することができます このオプションを 選 択 すると グリッドに 新 しい 列 が 挿 入 されるので 列 ヘッダ 行 に 新 しい 階 層 の 名 前 を 入 力 する 必 要 があります 複 数 の 階 層 が 定 義 されている 場 合 ユーザは 階 層 管 理 機 能 を 使 用 するか フィルタ 設 定 を 適 用 して どの 階 層 を 適 用 するの かを 選 択 し 階 層 間 を 切 り 替 えることができます 階 層 は プレビューパネルで 視 覚 化 されます 階 層 を 作 成 する 際 には データグリッドでデータを 入 力 したり 編 集 したりしなくて もかまいません プレビューパネルでドラッグアンドドロップを 使 用 して メンバーの 配 置 と 関 係 の 構 築 を 視 覚 的 に 実 行 すること ができます 階 層 が 複 数 定 義 されている 場 合 は プレビューに 表 示 する 階 層 をドロップダウンリストから 選 択 できます 3.1.7 モデルセキュリティ ユーザロールセキュリティをモデルとディメンションに 適 用 するか より 詳 細 な 制 限 を 適 用 するために いくつかのオプションを 使 用 できます より 詳 細 なセキュリティとアクセス 制 限 を 適 用 するには 2 通 りの 方 法 があります モデルセキュリティ (プライバシ) - モデル 設 定 のこのオプションを 使 用 すると モデルの 所 有 者 のほかは 管 理 者 が 明 示 的 にアクセス 権 を 付 与 した 他 のユーザロールのみがモデルにアクセスできます ディメンションセキュリティ (データアクセス 制 御 ) - ディメンションレベル 設 定 のこのオプションを 使 用 すると モデル 出 力 の 個 々の 値 に 対 するアクセスを 特 定 のユーザに 制 限 できます 同 じモデル 内 で 2 つの 方 法 を 組 み 合 わせることもできますが (その 場 合 すべてのセキュリティ 条 件 が 満 たされたときに 限 り アクセスが 可 能 になります) 通 常 は どちらか 1 つの 方 法 を 選 択 します 24 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. モデル

ユーザロールに 基 づくモデルセキュリティ (プライバシ 設 定 ) ユーザ ロール でセキュリティ 制 限 を 適 用 する 管 理 者 は 次 のオプションを 使 用 できます アプリケーションの 特 定 の 機 能 領 域 (モデルを 含 む) にアクセスする 権 限 を 付 与 する 選 択 したモデルおよびモデルディメンションに 対 する 読 込 アクセス 権 または 書 込 アクセス 権 を 付 与 する HANA からインポートされた 分 析 権 限 に 対 するアクセス 権 を 付 与 する 最 初 に 権 限 を 付 与 する 場 合 管 理 者 はモデル 機 能 に 対 するアクセスまたは 特 定 のタイプのモデルに 対 するアクセスを 制 限 できます 3 つのタイプのモデル ( 計 画 モデル 分 析 モデル HANA Cloud Platform データソース) に 対 する 権 限 について 別 々のオプションを 使 用 できるため 各 タイプのモデルを 別 々に 保 護 できます 2 番 目 に プライバシがモデルで 有 効 化 されている 場 合 モデルに 対 するフルアクセスまたは 制 限 付 アクセスを 各 ロールに 付 与 できます 制 限 付 アクセスでは モデルのすべてのメンバーおよびカテゴリに 対 して 非 常 に 詳 細 なレベルの 読 込 / 書 込 制 御 を 設 定 できます 3 番 目 に HANA ビューに 基 づくモデルでは HANA からインポートした 分 析 権 限 を 各 ユーザロールに 対 して 付 与 または 取 消 できます ユーザ ID に 基 づくディメンションセキュリティ (データアクセス) 個 々のディメンションレベルのセキュリティが 有 効 化 されたディメンションのデータテーブルに 対 しては 2 つの 読 込 列 と 書 込 列 が 追 加 されます これらの 列 を 使 用 すると モデル 出 力 の 特 定 のセルまたは 値 に 対 するアクセスを ( 個 々のユーザ ID に 基 づ いて) 制 御 できます このセキュリティを 有 効 化 するには ディメンション 設 定 のデータアクセス 制 御 の 有 効 化 スイッチをオンに します ( 次 の 項 を 参 照 ) 以 下 の 例 は 選 択 したモデルのデータアクセスダイアログで 定 義 したデータ 権 限 により モデルに 対 してユーザが 実 行 できる 処 理 の 内 容 を 制 限 する 方 法 を 示 しています モデル 損 益 計 画 には ディメンションに 対 して 以 下 の 権 限 が 設 定 されています 勘 定 :アクセス 制 御 有 効 組 織 :アクセス 制 御 有 効 バージョン 時 間 このモデルを 作 成 したユーザは 勘 定 ディメンションに 対 するデータアクセスを 以 下 のように 定 義 しています 表 4: メンバー ID 読 込 書 込 P00001 MARTIN_BRODY MARTIN_BRODY P00002 MATT_HOOPER MATT_HOOPER このモデルを 作 成 したユーザは 組 織 ディメンションに 対 するデータアクセスを 以 下 のように 定 義 しています モデル 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 25

表 5: メンバー ID 読 込 書 込 EMEA MARTIN_BRODY MARTIN_BRODY ドイツ - - フランス - - APJ MATT_HOOPER MATT_HOOPER アメリカ 中 国 - - モデルには 以 下 のデータが 含 まれます 表 6: 組 織 公 開 バージョン:Account.P00001 公 開 バージョン:Account.P00002 EMEA 300 400 ドイツ 200 300 フランス 100 100 APJ 400 500 アメリカ 200 300 中 国 200 200 Martin Brody がストーリーを 開 き 組 織 を 行 に 追 加 し 勘 定 を 列 に 追 加 すると 以 下 のデータのみが 表 示 されます 表 7: 組 織 公 開 バージョン:Account.P00001 EMEA 300 ドイツ 200 フランス 100 関 連 情 報 標 準 アプリケーションロール [239 ページ] モデルの 設 定 [27 ページ] 26 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. モデル

3.1.8 モデルの 設 定 すべてのモデルについて 個 別 の 設 定 を 行 うことができます モデルの 登 録 時 に 適 用 する 設 定 によって モデルおよびモデル から 生 成 されるデータの 永 続 的 な 特 性 の 多 くが 決 定 されます 新 しいモデルをデザインするときには セキュリティ 監 査 通 貨 換 算 に 影 響 を 与 える 設 定 を 行 う 必 要 があります 青 いツール バーの 設 定 ドロップダウンメニュー (レンチアイコン) では モデル 全 体 としての 設 定 を 行 うことができます ディメンションが 表 示 されている 場 合 は 機 能 ツールバーから 各 ディメンションレベルの 追 加 の 設 定 を 行 うこともできます 注 記 すべての 設 定 が 分 析 タイプのモデルに 関 連 するわけではありません HANA ビューに 基 づくモデルでは 次 の 項 で 説 明 す る 別 のオプションを 使 用 できます 通 貨 モデルの 基 本 的 な 設 定 には モデルから 生 成 されるデータに 適 用 されるデフォルト 通 貨 があります 金 額 の 価 値 を 別 の 通 貨 で 示 す 必 要 がある 場 合 は 通 貨 の 変 換 スイッチを 有 効 化 してから 通 貨 換 算 テーブルを 選 択 します ドロップダウンリストには モデラの [ 通 貨 換 算 ] タブですでに 登 録 済 みであるすべてのテーブルが 表 示 されます データ 監 査 SAP BusinessObjects Cloud の 監 査 では 上 位 レベルのアクティビティ 監 査 またはトランザクションレベルのデータ 変 更 監 査 の 2 つのレベルのうち どちらかを 使 用 できます モデルの 設 定 でデータ 監 査 スイッチが 有 効 になっている 場 合 このモデ ルのすべての 変 更 はログに 記 録 されます 監 査 ログは ユーザメニュー ( ユーザ データ 変 更 ) から 使 用 できます プライバシ (ユーザロールセキュリティ) プライバシ 設 定 は モデルが 所 有 者 以 外 のユーザに 表 示 されるかどうかを 決 定 します この 設 定 はモデルの 保 存 後 であって も 変 更 できます プライバシスイッチを 有 効 化 した 場 合 モデルの 所 有 者 およびアクセス 権 を 明 示 的 に 付 与 されたユーザロールのみがデータを 参 照 できます モデルとデータを 公 開 する 場 合 は このスイッチを 無 効 化 してください データアクセス 制 限 モデル 内 のすべてのディメンションの 各 個 別 行 に 対 してデータアクセス 制 限 を 適 用 できます これを 適 用 すると ディメンション に 読 込 列 と 書 込 列 が 自 動 的 に 追 加 され ユーザを 選 択 してこのデータに 対 する 編 集 権 限 を 付 与 するダイアログを 使 用 できる ようになります モデル 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 27

データ 出 力 でデータアクセス 制 限 を 使 用 する 場 合 は 機 能 ツールバーにあるディメンションの 設 定 ダイアログを 使 用 して 制 限 を 適 用 する 予 定 の 個 々のディメンションで この 機 能 を 有 効 化 する 必 要 があります 次 の 図 に この 機 能 のモデル 設 定 (1) とディメンション 設 定 (2) を 示 すほか 追 加 の 書 込 列 と 読 込 列 も 示 します データアクセ ス 制 限 を 有 効 化 する 設 定 は ディメンション 設 定 のもとで 使 用 できます モデル 設 定 メニューのデータアクセスオプションには この 機 能 でどのディメンションが 保 護 されているのかという 概 要 が 表 示 されますが そこで 設 定 を 変 更 することはできません ディメンション 設 定 ディメンションで 使 用 できる 設 定 オプションは 現 在 選 択 されているディメンションタイプに 応 じて 異 なります これらの 設 定 オプ ションについては マニュアルの 関 連 トピックで 詳 しく 説 明 します データアクセス 制 御 の 有 効 化 の 設 定 は すべてのディメンシ ョンで 使 用 できます 関 連 情 報 ビジネス 組 織 [21 ページ] 新 規 モデルを 空 白 から 登 録 [51 ページ] 3.1.8.1 HANA モデル 用 のオプション HANA ビューに 基 づくモデルでは 特 定 の 機 能 を 利 用 できます ディメンション 設 定 ダイアログを 使 用 すると HANA ビューと 関 連 付 けられる 数 多 くのディメンションを 管 理 できます バージョン 管 理 機 能 では 既 存 の 計 画 カテゴリに 合 わせて 外 部 データ を 調 整 できます ディメンション 設 定 HANA にリンクされるモデルには HANA データベース 内 のディメンションのうち ビューに 関 連 付 けられたディメンションがす べて 含 まれます このようなディメンションは 多 数 になる 可 能 性 があり その 多 くは SAP BusinessObjects Cloud で 必 要 とさ れない 場 合 があります HANA にリンクされるモデルでは ディメンション 管 理 機 能 を 使 用 できます この 機 能 はモデル 設 定 メ ニューから 使 用 でき モデルから 生 成 される 出 力 にどのディメンションを 表 示 するのかを 選 択 できます 28 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. モデル

ディメンション 設 定 ダイアログには 使 用 可 能 なディメンションがすべて 表 示 されます 最 初 に 数 多 くのディメンションが 存 在 する 場 合 は 管 理 しやすいようにグループを 作 成 することで ディメンションを 編 成 できます 同 じグループに 入 れるディメンシ ョンに 対 して 単 に 同 じグループ 名 を 入 力 します 2 番 目 に 関 係 のないディメンションは 非 表 示 チェックボックスを 選 択 して 除 外 できます 表 形 式 の 出 力 でデータを 操 作 するときに これらのディメンションは 使 用 できなくなります バージョン 管 理 HANA ビューに 基 づくモデルでは バージョン 管 理 機 能 を 使 用 できます この 機 能 を 使 用 すると インポート 済 のディメンション と 値 を 選 択 済 のバージョン (カテゴリ: 実 績 計 画 予 測 など) にマッピングすることができます マッピングされた 値 が 出 力 テー ブルに 表 示 されます 次 の 例 に モデラ 内 の 勘 定 メジャーとバージョン 情 報 マッピングダイアログを 示 します ハードウェア 使 用 状 況 モデルを 示 すこ の 例 では 項 目 ディメンションのすべての 値 (メモリ ディスク CPU - モデラに 表 示 されない 値 ) がカテゴリ ' 計 画 ' に 設 定 され ています この 図 では 次 の 3 つの 手 順 を 示 しています 1) ツールバー 上 の (バージョン 管 理 ) アイコンを 選 択 します 2) HANA データソースで 使 用 できるディメンションはモデラにはすぐに 表 示 されませんが ここでバージョン 管 理 ダイアログの 2 つのドロップダウンリストに 表 示 されます 選 択 したディメンションのフィールドが 下 に 表 示 され それぞれの 値 に 適 用 するカ テゴリを 選 択 できます 3) モデルから 生 成 されるデータ 出 力 では 括 弧 で 囲 まれたバージョンカテゴリ ' 計 画 ' が 各 ラベルの 末 尾 に 追 加 されます ( 列 B) モデル 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 29

3.1.9 ディメンションの 概 要 モデルで 使 用 するディメンションは すべてのモデルから 独 立 して 保 存 されます 新 しいモデルを 登 録 した 場 合 には 既 存 の ディメンションの 選 択 または 新 規 ディメンションの 登 録 のどちらかを 選 択 できます モデルには いくつかの 専 用 のディメンシ ョンタイプがあります この 項 では 使 用 できるディメンションのタイプについて 概 説 し 各 タイプが 使 用 される 特 定 の 目 的 について 説 明 します 組 込 の 時 間 ディメンションとカテゴリディメンション 以 外 のすべてのディメンションには 3 つの 基 本 列 ( 属 性 ) があります つま り ID 説 明 階 層 です これらの 基 本 列 は 削 除 できませんが 必 要 に 応 じて 列 を 追 加 することはできます 階 層 列 は 自 由 形 式 のテキスト 属 性 であり ここに 親 メンバーの ID 値 を 入 力 できます この 方 法 で 親 子 関 係 を 保 持 することにより 低 レベルで 詳 細 に 分 析 できる 高 レベルの 値 を 集 約 するためにデータの 表 示 時 に 使 用 されるデータ 階 層 を 構 築 できます 次 のタイプのディメンションを 使 用 できます 組 込 ディメンションである 時 間 ディメンションには 計 画 の 時 系 列 の 開 始 日 と 終 了 日 および 計 画 で 使 用 される 時 間 の 最 小 単 位 を 定 義 します 組 込 ディメンションであるカテゴリディメンションには データ 出 力 で 使 用 できるデータのバージョンを 定 義 します つまり 実 績 予 算 計 画 予 測 ローリングフォーキャストです 勘 定 ディメンションは モデルの 主 要 ディメンションです モデルには 1 つの 勘 定 ディメンションしか 設 定 できません 組 織 ディメンションタイプは モデルのオプションですが たとえば 機 能 単 位 地 理 的 エンティティ またはコストセンタに 基 づいて 勘 定 データについての 組 織 的 な 分 析 を 提 供 します モデルには 1 つの 組 織 ディメンションしか 設 定 できませ ん 一 般 タイプは 必 要 に 応 じてデータの 追 加 またはインポートが 行 える 自 由 形 式 のディメンションです たとえば 製 品 チャ ネル または 営 業 員 などをベースにすることができます モデルには 複 数 の 一 般 ディメンションを 設 定 できます プールディメンションタイプは 割 当 と 共 に 使 用 されます 割 当 のモデルを 参 照 してください ディメンションの 各 タイプのより 詳 細 な 説 明 は 以 下 の 時 間 とカテゴリの 組 込 ディメンションから 始 まる 各 項 にあります 時 間 ディメンション 時 間 ディメンションは モデルの 登 録 時 に 自 動 的 に 登 録 されます モデルの 全 体 的 な 時 間 枠 を 指 定 し データを 分 析 する 際 の 時 間 の 最 小 区 間 である 粒 度 ( 毎 年 毎 四 半 期 毎 月 または 毎 日 の 値 ) も 指 定 します 毎 週 の 区 間 には 特 定 の 設 定 はありま せんが 最 小 の 粒 度 は 日 レベルに 設 定 されてから ストーリー 内 のデータ 出 力 がカレンダ 週 でグループ 化 されて 自 動 的 に 表 示 されます カテゴリ 財 務 計 画 のデータカテゴリ ( 実 績 予 算 計 画 ) は 事 前 定 義 されており モデルのデザイン 時 に 必 要 なのは 頻 度 の 設 定 を 変 更 することだけです 予 測 は 期 間 ( 四 半 期 または 毎 年 ) に 基 づいて 行 われます ローリングフォーキャストの 範 囲 は 現 在 の 日 付 に 関 連 した 過 去 の 期 間 の 数 (ルックバック) と 将 来 の 期 間 の 数 (ルックアヘッド) として 定 義 されます 30 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. モデル

関 連 情 報 割 当 のモデル: プールディメンション [36 ページ] 3.1.9.1 勘 定 ディメンションの 属 性 勘 定 ディメンションには 一 連 の 勘 定 メンバーと 勘 定 データ 形 式 が 定 義 されます 勘 定 ディメンションは モデルの 主 要 ディメンションです このディメンションを 初 めて 設 定 するときには ID 説 明 勘 定 タイプ および 階 層 という 基 本 列 に 加 えて 一 連 の 技 術 プロパティも 自 動 的 に 登 録 されます ( 青 ) ツールバーにある 技 術 プロパティボ タンを 使 用 して これらの 列 を 非 表 示 できますが 削 除 することはできません 勘 定 ディメンションのほとんどの 属 性 には デー タの 入 力 に 役 立 つリストボックスが 用 意 されています 選 択 と 入 力 はユーザの 作 業 中 に 検 証 されるので 無 効 な 値 や 整 合 性 のない 値 はすぐに 視 覚 化 されます 注 記 HANA ビューに 基 づくモデルでは 使 用 可 能 な 属 性 の 数 が 少 なくなります 階 層 財 務 データ 型 通 貨 型 は このタイプの モデルには 関 連 しません また 集 約 タイプでは 異 なる 値 セットを 使 用 できます 勘 定 タイプ 勘 定 ディメンションでは 勘 定 タイプ 属 性 を 使 用 して 正 の 値 と 負 の 値 を 自 動 的 に 処 理 します 勘 定 の 観 点 から 見 ると 勘 定 の 収 支 が 合 うように 損 益 計 算 書 と 貸 借 対 照 表 に 属 する 勘 定 メンバーを 正 の 値 または 負 の 値 のどちらかでデータベースに 正 しく 保 存 する 必 要 があります アプリケーションでは すべての 値 を 正 の 数 値 として 入 力 でき 正 符 号 から 負 符 号 への 切 替 は 勘 定 タイプの 設 定 に 基 づいて 自 動 的 に 処 理 されます 財 務 勘 定 タイプには 次 の 4 種 類 があります 収 益 (INC) および 費 用 (EXP) 項 目 は 損 益 勘 定 に 含 まれ 資 産 (AST) および 負 債 と 資 本 (LEQ) 項 目 はいずれも 貸 借 対 照 表 項 目 になります 自 動 切 替 は 勘 定 タイプ INC および LEQ に 適 用 されます どの 式 も データベースに 保 存 された 値 ではなく 表 示 されている 値 に 適 用 される 点 に 注 意 してください 外 部 システムからデータをインポートする 場 合 は マッピング 機 能 を 使 用 して インポート 対 象 のデータをこのスキーマに 適 合 させることもできます これは 勘 定 タイプに 基 づいてデータの 符 号 を 反 転 するオプションです このチェックボックスをオンにす ると インポート 対 象 のデータも 勘 定 タイプによって 識 別 され 適 切 に 保 存 されて 処 理 されます 通 貨 レートタイプ この 勘 定 で 通 貨 を 使 用 しているときにレートタイプに 基 づいて 特 定 の 為 替 レートを 通 貨 テーブルに 追 加 した 場 合 は ディメンシ ョン 設 定 でこの 機 能 をオンにすることで レートタイプ 列 を 勘 定 グリッドに 追 加 できます モデル 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 31

表 8: 属 性 勘 定 タイプ 詳 細 以 下 のデータの 勘 定 タイプを 選 択 します INC ( 収 益 - 自 動 符 号 切 替 を 使 用 する) EXP ( 費 用 ) AST ( 資 産 ) LEQ ( 負 債 と 資 本 - 自 動 符 号 切 替 を 使 用 する) NFIN ( 非 金 融 ) 資 産 タイプと 負 債 タイプは 一 定 期 間 内 に 集 計 され モデル 内 で 集 計 ディメンションにリンクされる 必 要 があります ( 組 込 の 時 間 ディメンションなど) レートタイプ 単 位 と 通 貨 この 属 性 はデフォルトでは 表 示 されませんが ディメンション 設 定 でオンに 設 定 できます この 属 性 はデフォルトで 空 白 で あるため 通 貨 テーブルの 一 般 的 な 為 替 レートが 勘 定 メンバーに 適 用 されます レートタイプ (' 平 均 ' または ' 期 末 日 ') を 選 択 した 場 合 は 通 貨 テーブル 内 で 同 じタイプのフラグが 付 いた 為 替 レートが 使 用 されます この 属 性 を 使 用 して 値 のタイプと 表 示 単 位 を 設 定 します リストから 次 のいずれかを 選 択 します 通 貨 :このオプションはすべての 金 額 に 使 用 します この 場 合 スケールで 定 義 された 単 位 がすべてのデータ 出 力 に 表 示 され 適 切 な 通 貨 記 号 が 数 値 の 後 に 表 示 されます ラベル: 独 自 の 表 示 単 位 を 定 義 するために このメンバーに 対 して ( 最 長 30 文 字 の) テキストラベルを 入 力 できま す このラベルは 数 量 単 位 または 梱 包 単 位 (ボトルなど) を 表 します 入 力 したラベルはデータ 出 力 の 数 値 の 後 に 表 示 されます ( 例 : 25 ボトル) %:このオプションも 同 様 に 機 能 し 値 の 後 に % 記 号 を 表 示 します この 場 合 スケール 属 性 も 自 動 的 に % に 設 定 さ れます この 属 性 は 空 白 のままにすることもできます その 場 合 スケールに 基 づいて 省 略 形 の 単 位 が 表 示 されます ( 下 記 参 照 ) 32 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. モデル

属 性 集 計 タイプ 詳 細 親 ノードである 勘 定 メンバーでは リーフノードから 値 が 累 計 される 方 法 は 集 計 タイプによって 決 定 されます Average タ イプと Last タイプでは 値 に 関 連 する 集 計 ディメンションも 選 択 する 必 要 があります ( 時 間 はデフォルトとして 自 動 的 に 入 力 されます) AVERAGE:このタイプは すべての 値 の 平 均 を 計 算 するときに 選 択 されます LAST:このタイプでは 選 択 した 期 間 内 で 最 後 ( 最 新 ) の 値 が 表 示 されます これは たとえば ある 月 の 最 終 日 の 従 業 員 数 を 示 すのに 使 用 されます SUM:これは 収 益 と 費 用 のデフォルトの 集 計 タイプであり すべての 値 を 単 純 に 合 計 します NONE: 数 値 データセルの 値 のタイプが 異 なると 集 計 を 実 行 できない 場 合 があります たとえば 複 数 の 異 なる 通 貨 を 含 むセルや 価 格 情 報 などが 該 当 します このような 勘 定 メンバーについては 集 約 タイプを NONE に 設 定 します ストーリー 内 のテーブルでは 集 約 されていないセルは 対 角 線 が 描 かれた 状 態 で 表 示 されます セルの 内 容 は 空 に なるか または 階 層 内 にあるノードの 子 の 値 がすべて 同 じである 場 合 その 単 一 の 値 がノードレベルで 表 示 されま す LABEL: 値 を 計 算 しないでデータグリッドにテキストラベルを 表 示 する 場 合 階 層 内 の 任 意 のダミーノードについて 集 約 タイプを LABEL に 設 定 します その 場 合 メンバーの 説 明 テキストがラベルとして 表 示 され 通 常 ならば 集 計 値 が 表 示 される 場 所 には 単 にダッシュ 文 字 が 使 用 されます リーフノードをタイプ LABEL に 設 定 することはできませ ん これは 画 面 上 で 即 座 にエラーのフラグが 付 けられます モデリングに 関 する 項 の 冒 頭 に 示 した 損 益 計 算 書 のテ キストラベルの 例 では テキストラベル " 主 要 業 績 評 価 指 標 " (4 つの 子 KPI 値 付 き) が LABEL タイプとして 定 義 さ れています 注 記 HANA ビューに 基 づくモデルでは 異 なる 集 約 タイプのセットを 使 用 できます NONE SUM AVERAGE LAST のほ か MIN MAX COUNT を 使 用 できます COUNT タイプでは 集 計 ディメンションが 必 要 ですが MIN/MAX タイプで は 必 要 ありません 集 計 ディメンシ ョン スケール 勘 定 タイプまたは 集 計 タイプに 応 じてメンバーに 集 計 ディメンションが 必 要 とされる 場 合 は ここに 入 力 します この 属 性 で は モデル 内 のすべてのディメンションと 組 込 の 時 間 ディメンションを 表 示 するリストボックスを 使 用 できます 出 力 での 数 値 の 表 示 を 向 上 させ 重 要 でない 数 値 を 非 表 示 にするために 整 数 および 指 定 した 小 数 点 以 下 桁 数 のみを 表 示 するように この 属 性 を 設 定 できます これにより 単 位 の 値 が 適 切 な 単 語 または 略 語 によって 表 示 されます 次 の いずれかのオプションから 選 択 できます 千 (3 桁 の 数 字 略 語 は k) 百 万 (6 桁 の 数 字 略 語 は M) 十 億 (9 桁 の 数 字 - 略 語 は G G は 10 億 を 表 す 国 際 標 準 の 略 語 ) パーセント (% 2) この 機 能 は スケールの 単 語 または 省 略 されたスケール 文 字 のどちらが 使 用 されるかどうかを 決 定 する 単 位 属 性 の 設 定 と 関 係 があります (この 表 の 下 にある 例 も 参 照 ) 単 位 が 通 貨 に 設 定 されている 場 合 スケールの 値 として 選 択 された 単 語 が 出 力 で 使 用 されます 単 位 が 未 定 義 ( 空 白 ) の 場 合 省 略 形 のスケール 文 字 が 使 用 されます 小 数 点 以 下 桁 数 この 設 定 は 小 数 点 以 下 に 表 示 される 桁 の 数 を 定 義 します 0 から 7 までの 値 を 選 択 します モデル 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 33

属 性 式 詳 細 勘 定 ディメンションの 任 意 の 値 に 対 して 計 算 および 事 前 に 定 義 された 数 式 を 使 用 できます 詳 細 については 数 式 の 項 を 参 照 してください 計 算 式 を 定 義 した 場 合 は 計 算 のステップが 実 行 される 順 序 を 指 定 するために この 属 性 を 設 定 しなければならないことがあ ります 集 計 値 のあるセルに 式 が 適 用 される 場 合 デフォルトの 計 算 方 法 では 値 が 集 計 されてから 式 が 計 算 されます この 順 序 を 逆 にして 集 計 の 前 に 基 本 詳 細 を 計 算 するには 計 算 を ' 詳 細 ' に 設 定 します これが 計 算 結 果 に 与 える 影 響 の 例 と 説 明 については 数 式 の 項 の 例 を 参 照 してください 例 この 例 では スケールと 単 位 を 設 定 することによる 効 果 を 示 します スケールが 百 万 と 定 義 されているメンバーに 対 して 単 位 が 空 白 小 数 点 以 下 桁 数 が 2 に 設 定 されている 場 合 数 値 92624530 は データグリッドに 92.62M という 省 略 形 で 表 示 されます 一 方 単 位 が 通 貨 に 設 定 されている 場 合 は 省 略 形 ではない 単 語 が 使 用 されます(92.62 百 万 など) スケールの 値 が 選 択 されていない 場 合 は 適 切 な 区 切 り 文 字 を 使 用 して 数 値 全 体 が 表 示 されます(92,624,530.00 な ど) 関 連 情 報 式 の 概 要 [37 ページ] 通 貨 テーブル [23 ページ] モデルでのしきい 値 の 定 義 [34 ページ] 3.1.9.2 モデルでのしきい 値 の 定 義 条 件 付 き 書 式 設 定 をチャートに 適 用 するために しきい 値 を 定 義 できます コンテキスト ストーリー 内 でしきい 値 を 定 義 することで 条 件 付 き 書 式 設 定 を 適 用 できます または 特 定 のモデル 内 でしきい 値 を 定 義 する ことで そのモデルに 基 づくすべてのストーリーに 書 式 設 定 を 適 用 できます たとえば モデル 内 で Revenue ( 収 入 ) に 対 して $1,000,000 というしきい 値 を 定 義 すると そのモデルに 基 づくすべてのストーリーで Revenue のしきい 値 が $1,000,000 になります しきい 値 は 勘 定 ディメンションのみで 定 義 できることに 留 意 してください 34 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. モデル

手 順 1. モデラでモデルを 開 き 勘 定 ディメンションを 選 択 します 2. 勘 定 セルを 選 択 します 3. (しきい 値 の 設 定 ) を 選 択 します 4. 勘 定 に 対 して 1 つ 以 上 のしきい 値 を 設 定 します 値 の 範 囲 に 使 用 する 色 とテキストを 変 更 できます 5. しきい 値 の 定 義 が 完 了 したら OK を 選 択 します 色 の 書 式 設 定 は モデルに 基 づくストーリーに 適 用 されます 注 記 モデルに 対 して 定 義 するしきい 値 は そのモデルに 基 づくストーリーに 適 用 されます ただし 条 件 付 き 書 式 設 定 をスト ーリーで 適 用 した 場 合 は モデルに 対 して 定 義 するしきい 値 が その 書 式 設 定 によって 上 書 きされます 関 連 情 報 勘 定 ディメンションの 属 性 [31 ページ] 条 件 付 き 書 式 設 定 [157 ページ] ストーリーで 定 義 したしきい 値 の 登 録 [157 ページ] 3.1.9.3 組 織 ディメンションの 属 性 アカウントに 適 用 される 組 織 の 構 造 は 特 殊 な 組 織 ディメンションとしてモデルに 定 義 できます 国 際 的 なビジネスモデルで は 通 貨 換 算 機 能 を 使 用 することもできます 新 しい 組 織 ディメンションを 登 録 するには 組 織 タイプを 選 択 する 必 要 があります 階 層 が 事 業 所 や 営 業 地 域 などの 地 理 的 な 位 置 を 参 照 する 場 合 は 新 しい 組 織 ディメンションの 登 録 中 に SAP BusinessObjects Cloud の 地 理 的 ロケーション 機 能 を 有 効 にすることもできます この 機 能 を 有 効 にするには " 新 しいディメンションを 登 録 してください" ダイアログで エリア ID 使 用 チェックボックスを 選 択 します 属 性 ID 説 明 階 層 という 3 つの 基 本 列 に 加 えて 以 下 の 表 に 示 す 属 性 を 使 用 できます モデル 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 35

表 9: フィールド 詳 細 通 貨 責 任 者 各 メンバーで 使 用 される 3 文 字 の 通 貨 コードを 入 力 します 組 織 メンバーの 責 任 者 を 選 択 します この 属 性 では ID を 選 択 するための 検 索 機 能 を 使 用 できます エリア ID この 属 性 は ディメンションの 登 録 時 にエリア ID 使 用 インジケータを 選 択 した 場 合 にのみグリッドに 表 示 され 組 織 のメン バーの 地 理 的 ロケーション 情 報 を 特 定 するために 使 用 されます この 情 報 は 地 理 マップ 内 のデータをチャートで 表 示 する ために 使 用 されます この 属 性 には 説 明 テキストが 有 効 なエリア ID として 認 識 されると 値 をオートコンプリートする 検 索 機 能 があります ある いは 階 層 の 各 行 でエリア ID の 正 しい 値 を 見 つけるために エリア ID の 検 索 機 能 (この 列 のセルがハイライト 表 示 されて いると 有 効 ) を 使 用 できます 3.1.9.4 一 般 ディメンションの 属 性 モデルには 必 要 に 応 じて 1 つ 以 上 の 一 般 ディメンションを 追 加 できます これは 単 純 な 自 由 形 式 のディメンションであり 階 層 とデータアクセス 制 御 に 対 応 しています 一 般 ディメンションでは ID 説 明 および 階 層 という 3 つの 基 本 列 がデフォルトで 登 録 されています 機 能 ツールバー 上 の 追 加 アイコン (+ シンボル) を 使 用 して 必 要 な 列 を 追 加 するか 階 層 を 追 加 します 3.1.9.5 割 当 のモデル: プールディメンション プールディメンションタイプは 割 当 と 共 に 使 用 されます 割 当 のシナリオ 割 当 にビジネス 計 画 モデルが 登 録 されているとします このモデルには 勘 定 ディメンションだけでなく メンバーとして 物 流 一 般 売 上 を 含 む CostPool ディメンション (プールタイプ) も 設 定 されています 割 当 では モデルに 含 まれる 他 のディメンションをプールディメンションにマッピングできるため データ 出 力 では 各 ディメンシ ョンのコストをプールで 定 義 されたコストセンタ (この 場 合 は 物 流 一 般 売 上 ) に 割 り 当 てることができます 36 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. モデル

3.1.10 式 の 概 要 この 項 では 式 の 使 用 方 法 の 概 要 を 示 し モデラで 使 用 できる 式 を 詳 しく 説 明 します モデラ 用 の 式 およびストーリー 内 のテーブル 用 の 式 式 は 勘 定 ディメンションのメンバーまたは 定 数 値 に 対 して 計 算 を 実 行 します メンバーへの 参 照 は 角 括 弧 で 囲 む 必 要 があり ます ( 次 の 図 を 参 照 ) 式 の 中 には モデルでの 用 途 に 設 計 されたものと ストーリー 内 のテーブルでの 用 途 に 設 計 されたもの があります モデラでは 新 しい 勘 定 ディメンションを 登 録 するときに 式 列 が 自 動 的 に 追 加 されます 数 式 バーに 式 を 入 力 するか 式 の 編 集 ダイアログを 使 用 することができます モデラでは 個 々の 勘 定 メンバー ( 行 ) に 式 が 適 用 されます この 例 では 基 本 的 な 算 術 構 文 を 使 用 して 計 算 を 実 行 し 勘 定 ディメンションの 他 のメンバーを 参 照 する 式 を 示 します モデル 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 37

ストーリーでは 式 を 使 用 するときに テーブルグリッド 上 に 追 加 の 列 が 生 成 され 計 算 値 がすべての 行 に 挿 入 されます この 例 では 事 前 定 義 済 みの delta() 式 が 列 H に 追 加 され 第 1 ~ 2 四 半 期 の 実 績 値 と 予 想 値 の 間 の 差 異 が 計 算 されます モデラでの 式 の 入 力 式 が 入 力 される 式 列 のセルを 選 択 すると テキスト 入 力 バーがテキストモード (T) から 式 モード (fx) に 自 動 的 に 変 わります モデラとストーリーに 式 を 簡 単 に 入 力 できるように 3 つの 機 能 が 用 意 されています 1. ヒントリスト 数 式 バーに 入 力 を 開 始 すると 即 座 にヒントリストが 表 示 されます このリストには 入 力 したテキストと 一 致 し た 使 用 可 能 なオプションがすべて 表 示 されます ( 式 と 勘 定 メンバーを 含 む) 勘 定 メンバー ID と 勘 定 メンバー 説 明 の 両 方 に 関 する 値 がリストに 表 示 されます 一 致 プロセスも 両 方 の 値 に 対 して 機 能 します 2. 式 テンプレートと 選 択 ダイアログ 式 を 選 択 すると テンプレートが 数 式 入 力 バーに 自 動 的 に 挿 入 され 各 パラメータのプ レースホルダが 示 されます テンプレートにマウスポインタを 移 動 すると 各 パラメータに 関 する 簡 単 なヘルプテキスト 説 38 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. モデル

明 が 表 示 されます また パラメータアイコンをクリックすると 各 パラメータの 選 択 ダイアログを 開 くことができます 選 択 ダイアログには 各 パラメータに 指 定 できるすべての 値 が 列 挙 され ID 値 のみ 説 明 のみ または ID 値 と 説 明 の 両 方 を 表 示 するためのオプションが 提 供 されます 3. [ 式 の 編 集 ] ダイアログ 高 度 な 式 エディタダイアログを 使 用 すると 式 の 入 力 書 式 設 定 さらに 検 証 を 簡 単 に 行 うことが できます このダイアログには 式 の 作 成 に 使 用 できるすべての 機 能 ( 関 数 条 件 演 算 子 ) の 一 覧 が 表 示 されます 必 要 な 機 能 を 一 覧 から 選 択 できるほか 追 加 の 値 をエディタに 入 力 することもできます 3.1.10.1 式 による 集 計 集 計 結 果 を 計 算 する 前 に 最 初 に 式 ですべての 基 本 詳 細 を 計 算 することを 指 定 するには 式 で Details() 構 文 を 使 用 する か または 勘 定 ディメンションに 対 して 計 算 : 詳 細 属 性 を 使 用 できます 最 初 にどの 部 分 の 計 算 が 行 われるかを 指 定 するために 括 弧 を 使 用 しています 式 では 値 の 集 計 を 式 の 計 算 の 前 に 実 行 するか 後 に 実 行 するかを 判 断 することも 重 要 となります ここに 記 載 されたシナリオでは この 問 題 を 図 で 示 し 高 度 な 式 エディタと Details() 構 文 を 使 用 してこの 問 題 を 解 決 する 方 法 を 説 明 しています これを 実 行 する 代 替 方 法 として 計 算 : 詳 細 属 性 を 使 用 する 方 法 の 詳 細 については 勘 定 ディメンションを 参 照 してください 次 の 例 では 総 収 益 の 値 が [PRICE] * [UNITS] で 計 算 されています 集 計 ( 合 計 ) 値 を 示 すために 価 格 と 総 収 益 の 両 方 が 定 義 されています この 図 は 計 算 の 順 序 による 結 果 の 違 いを 示 しています このシナリオでは モデルから 生 成 された 出 力 で 式 の 計 算 の 前 に 値 が 集 計 されたか ( 次 の 図 に 示 された 緑 色 の 結 果 を 参 照 ) 各 列 の 式 を 計 算 した 後 で 値 が 集 計 されたか ( 次 の 図 に 示 された 青 色 の 結 果 を 参 照 ) を 判 断 することが 重 要 となります モデル 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 39

集 計 後 の 計 算 デフォルトでは 上 記 の 例 に 示 された 式 ([PRICE] * [UNITS]) で 値 が 集 計 された 後 に 計 算 が 実 行 されます この 例 では 次 の 計 算 が 実 行 されます ([TOTAL INCOME], [2014.Q1]) = ([PRICE], [2014.Q1]) * ([UNITS], [2014.Q1]) = 1020 Million $ 集 計 前 の 計 算 集 計 結 果 を 計 算 する 前 に 式 ですべての 基 本 詳 細 が 計 算 されたかどうかを 判 断 するには Details() 構 文 を 使 用 する 必 要 が あります ここでは 高 度 な 式 エディタを 使 用 します 計 算 式 を 入 力 し [ 詳 細 ] ボタンを 選 択 します これで 既 存 の 計 算 式 に 詳 細 式 が 追 加 されます このケースでは 以 下 の 計 算 が 実 行 されます ([TOTAL INCOME], [2014.Q1]) = ([TOTAL INCOME], [2014.Jan]) + ([TOTAL INCOME], [2014.Feb]) + ([TOTAL INCOME], [2014.Mar]) = 310 Million $ 注 記 詳 細 式 は lookup() cagr() yoy() など いかなる 組 込 式 とも 組 み 合 わせて 使 用 することができません 詳 細 計 算 は 階 層 内 のリーフノードにしか 適 用 できません 計 算 式 が 無 効 なメンバーを 参 照 している 場 合 は 警 告 メッセー ジが 表 示 され 無 効 なメンバーが 特 定 されます 関 連 情 報 勘 定 ディメンションの 属 性 [31 ページ] 40 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. モデル

3.1.10.2 式 の 変 数 変 数 とそのデフォルト 値 を 定 義 したら 式 定 義 の 一 環 として 変 数 名 を 入 力 できます ストーリーのテーブル 出 力 では 変 数 の 値 が 計 算 されて 表 示 されます 式 と 出 力 データグリッドの 柔 軟 性 を 高 めるために 変 数 を 式 に 追 加 できます 変 数 は デフォルト 値 で 定 義 されているプレース ホルダとしてモデラに 入 力 されます その 後 モデルから 生 成 される 出 力 で 変 数 値 を 選 択 することにより 式 を 使 用 してさまざ まな 数 値 や 異 なるデータセットを 処 理 できるようになります 次 の 図 では 最 初 に 4 つのディメンションを 含 むデモモデルにおける 変 数 定 義 プロセスを 示 します 変 数 ダイアログに 4 つの 変 数 が 表 示 されます 各 変 数 のディメンションをドロップダウンリストから 選 択 できます 変 数 ID を 参 照 することで これらの 変 数 を 勘 定 の 式 列 で 使 用 できます テーブルで 変 数 が 定 義 されているモデルをストーリーで 使 用 する 場 合 いつでも 変 数 値 を 設 定 できます テーブルに 初 めてモ デルを 追 加 する 場 合 変 数 値 の 設 定 を 求 めるプロンプトが 自 動 で 表 示 されます それ 以 外 の 場 合 は (プロンプトの 編 集 ) アイコンからモデルを 選 択 し 変 数 の 設 定 ダイアログを 開 くことで 変 数 の 設 定 を 変 更 できます 変 数 を 選 択 し この Employee モデルの 例 で 示 されるように 新 しい 値 を 入 力 します モデル 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 41

3.1.10.3 変 数 の 定 義 モデルに 対 して 1 つ 以 上 の 変 数 を 定 義 するには 以 下 の 手 順 を 実 行 してください 手 順 1. モデラ 設 定 アイコンの [ 変 数 ] オプションを 選 択 します 2. ツールバー 上 の 追 加 (+) アイコンを 選 択 して 新 しい 変 数 の 名 前 を 入 力 します 3. ドロップダウンリストボックスから 値 ドメインを 選 択 します 値 ドメインは 次 の 3 つのタイプから 選 択 できます 番 号 タイプは 手 動 で 入 力 する 定 数 の 桁 数 を 表 します 最 初 に 入 力 する 値 がデフォルト 値 となります 時 間 粒 度 の 設 定 に 応 じて 1 つ 以 上 の 時 間 オプション ( 年 四 半 期 月 などに 対 して) を 利 用 して 時 間 ディメンション に 関 連 する 変 数 を 定 義 できます たとえば このタイプは 事 前 定 義 された CAGR 式 と 共 に 使 用 できます また リストボックスには (ディメンション ID 属 性 に 基 づいて) モデルに 追 加 された 各 ディメンションへの 参 照 が 表 示 されます たとえば このタイプは 事 前 定 義 された Lookup 式 と 組 み 合 わせて 使 用 できます 4. デフォルト 値 を 設 定 します 変 数 が 既 存 のディメンションに 関 連 する 場 合 " 編 集 " (ペン 型 のアイコン) を 選 択 してリストボ ックスを 開 き 変 数 に 関 連 するディメンションのメンバー 全 体 を 参 照 することができます 5. 式 内 の 変 数 を 使 用 するには 通 常 の 方 法 で 式 を 入 力 します 定 義 した 変 数 がドロップダウンリストボックスに 追 加 されま す 42 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. モデル

3.1.10.4 式 の 関 数 条 件 および 演 算 子 [ 式 の 編 集 ] ダイアログを 使 用 すると 式 の 入 力 書 式 化 さらに 検 証 を 簡 単 に 行 うことができます このダイアログには 式 の 作 成 に 使 用 できるすべての 機 能 ( 関 数 条 件 演 算 子 ) の 一 覧 が 表 示 されます 演 算 子 加 算 減 算 乗 算 除 算 のために 4 種 類 の 算 術 演 算 子 を 使 用 できます これらの 演 算 子 はメンバーへの 参 照 時 または 定 数 と 共 に 使 用 できます たとえば [A1000]/3 は 勘 定 メンバー A1000 の 値 を 3 で 除 算 します 評 価 の 順 序 を 変 更 するために 括 弧 を 使 用 できます 式 のうち 括 弧 で 囲 まれた 部 分 が 最 初 に 計 算 されます 例 : [A1000]*([A2000]+2) 条 件 式 で 使 用 できる 条 件 のリストを 以 下 の 表 に 示 します 表 10: 条 件 演 算 子 意 味 例 AND 論 理 式 AND : 結 果 は 真 または 偽 [A1 000]>[B1000] AND [A2000]>[B2000] OR 論 理 式 OR : 結 果 は 真 または 偽 [A1000]>[B1000] = 等 しい [A1 000] = [B1000] > より 大 きい [A1 000]>[B1000] < より 小 さい [A1 000]<[B1000] >= 以 上 [A1 000]> = [B1000] <= 以 下 [A1 000]< = [B1000]!= 等 しくない [A1 000]!= 0 関 数 次 の 表 に 式 で 使 用 できる 関 数 の 一 覧 を 示 します これらの 関 数 は 定 数 または 勘 定 メンバーと 共 に 使 用 できます 表 11: 関 数 ABS ( 数 値 ) 意 味 数 値 の 絶 対 値 ( 符 号 なし 数 値 ) を 返 します モデル 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 43

関 数 IF(expression,val1,val2) 意 味 IF 関 数 は 指 定 された 条 件 (expression) が TRUE である 場 合 は 最 初 の 値 (val1) を 返 し 条 件 が FALSE である 場 合 は 2 番 目 の 値 (val2) を 返 す IF([SALES)>100, [SALES], [SALES]+10) [SALES] が 100 を 超 える 場 合 は [SALES] を 返 す [SALES] が 100 以 下 である 場 合 は [SALES]+10 を 返 す LOG(number) LOG10(number) INT(number) FLOAT(arg) DOUBLE(arg) POWER(number, power) 自 然 対 数 を 返 す 底 が 10 の 常 用 対 数 を 返 す 小 数 点 以 下 を 切 り 捨 てて 整 数 にする arg で 指 定 された 値 を 浮 動 小 数 点 数 に 変 換 する arg で 指 定 された 値 を 倍 精 度 浮 動 小 数 点 数 に 変 換 する 数 値 (number) のべき 乗 ( 指 数 は power) を 返 す 3.1.10.5 モデラで 使 用 できる 式 事 前 定 義 済 の 式 をモデラで 使 用 すると 頻 繁 に 必 要 とされる 複 雑 な 計 算 を 実 行 できます この 項 では モデラで 使 用 できる 式 の 詳 細 な 構 文 と 使 用 例 を 示 します 計 算 の 順 序 ( 集 計 前 の 計 算 / 集 計 後 の 計 算 ) の 決 定 に 使 用 できる Details() 式 は 以 下 に 示 す 式 と 組 み 合 わせて 使 用 するこ とはできません Link() モデルのリンク (ブレンド) を 使 用 して 1 つのストーリーで 複 数 のモデルからデータを 表 示 できます Link 式 は 他 の 式 と 一 緒 には 使 用 できません 構 文 : LINK(<model name>; <target model account member>; [<dimension name>=<account member1>, <account member2>]) 表 12: パラメータ <model name> <account member> 使 用 法 目 的 のモデル 名 を 指 定 します 目 的 のモデル 勘 定 メンバーを 指 定 します 44 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. モデル

パラメータ [<Point of View>] 使 用 法 オプションで 視 点 を 指 定 できます これは 選 択 したディメンションとそのメンバーを 記 載 したリストで 目 的 の 勘 定 メンバーのデータをさらに 詳 しく 制 限 するために 使 用 されます このパラメータでは all キーワードを 使 用 して ディメンションに 含 まれるすべてのメンバーを 選 択 できます [<dimension name>(all)] 例 LINK(sap.epm:ProfitAndLoss;INCOME_STMT;[sap.epm:Region(all)], [sap.epm:product=hprd0001,hprd0002]) Compound Average Growth Rate() Compound Average Growth Rate (CAGR) は 1 年 を 超 える 指 定 の 期 間 における 年 平 均 成 長 率 です 複 利 の 年 成 長 率 を 計 算 するには 該 当 する 期 間 の 終 了 時 点 でのメンバーの 値 をその 期 間 の 開 始 時 点 でのメンバーの 値 で 除 算 し その 結 果 を 指 数 "1/ 期 間 の 長 さ" でべき 乗 し さらにその 結 果 から 1 を 減 算 します 構 文 : CAGR(<account member>; <start date>; <end date>]) 例 newcagr = CAGR([400000],[2013],[2014]) Simple Moving Average() 単 純 移 動 平 均 (SMA) を 計 算 するには メンバーの 値 を 期 間 数 だけ 加 算 した 後 その 合 計 値 を 期 間 数 で 除 算 します 構 文 : SMA(<account member>; <time period>; <number>]) 例 newsma = SMA([400000];[Month];[3]) モデル 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 45

Year Over Year() 前 年 比 の 計 算 では 現 行 年 度 のメンバーの 値 をその 前 年 度 と 比 較 して 求 められた 差 分 を 表 すパーセンテージが 返 されます 構 文 : YoY(<account member>) 例 Revenue_YoY = YoY([Revenue]) この 計 算 方 法 は 以 下 のとおりです [REVENUE_CURRENT]/[REVENUE_PREVIOUS_YEAR]-1,0 現 行 年 度 も 前 年 度 も 空 白 にならないようにするためのチェックが 実 行 されます Lookup() および Restrict() Restrict 式 と Lookup 式 の 機 能 は 非 常 に 類 似 しています どちらの 式 も 勘 定 を 参 照 し 指 定 されたディメンションに ' 視 点 ' フィ ルタを 適 用 して 集 計 値 を 返 します 構 文 : Restrict(<account member>; [POV]) Lookup(<account member>; [POV]; [Ignore Dimension]) 階 層 内 の 一 部 のメンバーがフィルタによって 除 外 されたディメンションに 基 づいて 式 から 集 計 値 が 返 される 場 合 これら 2 つ の 式 では 結 果 の 表 示 方 法 が 異 なります その 場 合 選 択 したデータにギャップが 生 じます このような 集 計 値 を 低 レベルへの ドリルダウンによって 分 析 するとき これらのギャップをどのように 処 理 して 何 を 表 示 すればよいのでしょうか 次 の 項 の 例 で は これら 2 つの 式 によってこの 状 況 がどのように 処 理 されるのかを 示 します Lookup 式 と Restrict 式 は 他 の 式 と 組 み 合 わせて 使 用 できないことに 注 意 してください 表 13: パラメータ <account member> 使 用 法 モデル 内 の 勘 定 メンバーを 指 定 します 46 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. モデル

パラメータ [<Point of View>] 使 用 法 オプション これは 選 択 したディメンションとそのメンバーを 示 すリストです [<dimension name>=<account member1>, <account member2>] このリストは 勘 定 メンバーのデータを 詳 しく 制 限 するために 使 用 されます ( 次 の 例 1 を 参 照 ) このパラメータでは all キーワードを 使 用 して ディメンションに 含 まれるすべてのメンバーを 選 択 できます [<dimension name>(all)] ( 例 2 を 参 照 ) また 時 間 ナビゲーション 構 文 を 使 用 して 特 定 の 期 間 を 指 定 できます ( 例 3 と 以 下 の 例 を 参 照 ) [Ignore Dimension] オプション 無 視 されるディメンション - 次 項 の Lookup() の 例 を 参 照 例 1. Restrict([400000];[sap.epm:Employee=e1, e2]) 2. Lookup([400000];[sap.epm:Region(all)]) 3. Restrict([400000];[sap.epm:Time.Year(previous, 1).Day(next, 5)]) 時 間 ナビゲーションでは 広 範 な 一 連 のキーワードを 使 用 できます 次 の 例 に これらのキーワードの 使 用 法 を 示 します Lookup([400000];[sap.epm:ProfitAndLoss_Time.Year(Next,1).Month(Current)] Restrict([400000];[sap.epm:ProfitAndLoss_Time.Year(Next,1).Quarter(Last,1).Month(Last,1)]) Lookup([400000];[sap.epm:ProfitAndLoss_Time.Year(Next,1).Month(LastPeriods,2)]) 3.1.10.5.1 Restrict と Lookup の 比 較 Restrict 式 と Lookup 式 の 機 能 は 非 常 に 類 似 していますが 結 果 の 表 示 方 法 ( 集 計 値 の 内 訳 の 表 示 ) が 異 なります 階 層 内 の 一 部 のメンバーがフィルタによって 除 外 されたディメンションに 基 づいて 集 計 値 が 計 算 される 場 合 選 択 したデータに ギャップが 生 じます このような 集 計 値 を 低 レベルへのドリルダウンによって 分 析 するとき これらのギャップをどのように 処 理 して 何 を 表 示 すればよいのでしょうか 次 の 式 によって 2 つの 解 決 法 が 提 供 されます Restrict - データが 選 択 されていない 行 または 列 については 値 を 表 示 しません Lookup - すべての 明 細 (フィルタで 除 外 されたメンバーを 含 む) について 無 条 件 に 集 計 値 を 表 示 します ここでは これら 2 つの 解 決 法 を 実 装 する 方 法 を 示 す 例 をいくつか 紹 介 します 最 初 に Restrict と Lookup を 比 較 してか ら Lookup の 追 加 の IgnoreDimension パラメータを 使 用 する 方 法 を 示 します 下 記 のすべての 例 では 2 つの 国 における 3 つの 製 品 の 売 上 を 示 す 簡 単 なデータセットを 使 用 します 製 品 ドイツ フランス 紙 プラスチック 1$ 2$ 4$ 8$ 接 着 剤 16$ 32$ モデル 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. 47

Restrict() この 例 では 3 つの 製 品 のうち 2 つ ( 紙 と 接 着 剤 ) を 選 択 します 例 RESTRICT([MyAccount];[MyDimension_PRODUCT=Paper,Glue]) 返 される 合 計 値 : 53$ すべての 国 における 紙 と 接 着 剤 の 集 計 値 詳 細 分 析 : Restrict を 使 用 する 場 合 製 品 ディメンションを 詳 しくドリルダウンすると 選 択 されなかった 製 品 の 明 細 には 空 のセルが 表 示 されます Lookup() Lookup は 同 じ 目 的 のために まったく 同 じパラメータで 使 用 できます ただし 低 レベルの 値 の 処 理 動 作 が 異 なります この 例 では 上 記 の Restrict の 例 とまったく 同 じ 選 択 を 行 います 例 LOOKUP([MyAccount];[MyDimension_PRODUCT=Paper,Glue]) 返 される 合 計 値 : 53$ すべての 国 における 紙 と 接 着 剤 の 集 計 値 詳 細 分 析 : Lookup を 使 用 する 場 合 製 品 ディメンションを 詳 しくドリルダウンすると すべての 明 細 について 値 が 表 示 され ます 選 択 されたすべての 明 細 に 同 じ 合 計 値 が 表 示 されます 48 2016 SAP SE or an SAP affiliate company.all rights reserved. モデル