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為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

別紙3


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平成16年度

スライド 1

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

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大 田 区 保 育 従 事 職 員 宿 舎 借 り 上 げ 支 援 事 業 Q&A 目 次 Ⅰ 補 助 事 業 全 般 について P3~P4 Ⅱ 補 助 対 象 施 設 について P5 Ⅲ 補 助 対 象 職 員 について P6~P10 Ⅳ 補 助 対 象 経 費 について P11~P13 2

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 2 年 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制 措 置 を 行 う 前 のものです ( 単 位 : ) 3 職 員 の 平 均 給 与 月

法 人 等 に 対 する 課 税 際 課 税 原 則 の 帰 属 主 義 への 見 直 しのポイント 総 合 主 義 から 帰 属 主 義 への 移 行 法 人 及 び 非 居 住 者 ( 法 人 等 )に 対 する 課 税 原 則 について 従 来 のいわゆる 総 合 主 義 を 改 め OECD

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ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

後 にまで 及 んでおり(このような 外 部 研 究 資 金 を 以 下 契 約 理 由 研 究 という ) かつ その 者 が 退 職 後 も 引 き 続 き 研 究 代 表 者 となることを 研 究 所 が 認 める 場 合 とし 理 事 室 の 命 を 受 けて 発 議 書 ( 別 に 定 め


社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

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第4回税制調査会 総4-1

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

公表表紙

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)


は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

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その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

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などは 別 の 事 業 所 とせず その 高 等 学 校 に 含 めて 調 査 した 5 調 査 事 項 単 独 事 業 所 調 査 票 全 産 業 共 通 事 項 ( 単 独 事 業 所 ) ア 名 称 及 び 電 話 番 号 イ 所 在 地 ウ 経 営 組 織 ( 協 同 組 合 においては 協

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2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 最 高 号 給 の 給 料 月 額 243,7 37,8 35

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Microsoft Word - 都市計画法第34条第11号及び第12号

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平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

はファクシミリ 装 置 を 用 いて 送 信 し 又 は 訪 問 する 方 法 により 当 該 債 務 を 弁 済 す ることを 要 求 し これに 対 し 債 務 者 等 から 直 接 要 求 しないよう 求 められたにもかか わらず 更 にこれらの 方 法 で 当 該 債 務 を 弁 済 するこ

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入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

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m07 北見工業大学 様式①

Transcription:

27 ナチス 期 ドイツ 外 国 人 労 働 者 政 策 における 階 層 構 造 高 橋 典 子 1. はじめに 第 一 次 世 界 大 戦 敗 戦 によりヴェルサイユ 条 約 を 調 印 したドイツは 巨 額 の 賠 償 金 支 払 いや 領 土 割 譲 を 負 った このような 賠 償 金 支 払 いやインフレ 世 界 恐 慌 の 影 響 を 受 け ドイツ 国 内 では 失 業 率 が 上 昇 した 1933 年 にナチス 政 権 が 発 足 すると 政 府 は 高 失 業 状 態 を 解 決 するために 公 共 投 資 をはじめとする 雇 用 創 出 政 策 に 着 手 する その 結 果 1936 年 以 降 高 失 業 率 は 解 消 された そして 軍 備 拡 大 政 策 による 鉄 鋼 業 金 属 工 業 土 木 建 築 業 の 飛 躍 的 な 発 展 は 今 度 は 逆 に 深 刻 な 労 働 力 不 足 をもたらした ドイツ 国 内 ではドイツ 人 労 働 力 の 効 果 的 な 労 働 配 置 政 策 がとられ また 近 隣 諸 国 との 労 働 者 派 遣 に 関 する 二 国 間 協 定 により 国 外 からも 労 働 力 が 集 められた こうして 市 民 労 働 者 や 戦 時 捕 虜 としての 外 国 人 労 働 者 は 広 く 西 ヨーロッパ 諸 国 や 南 東 欧 ポーランド ソ 連 等 から 募 集 され た そして 最 終 的 には 1941 年 以 降 強 制 収 容 所 労 働 者 がドイツ 軍 需 産 業 に 投 入 され 1942 年 以 降 にはザウケルによる 外 国 人 労 働 者 の 強 制 連 行 が 行 われるので ある ナチス 期 の 外 国 人 労 働 者 においては 労 働 生 活 条 件 の 点 からみて 西 欧 イタリア 南 東 欧 出 身 労 働 者 というグループと ポーランド 人 労 働 者 そして ソ 連 人 労 働 者 という3 段 階 から 成 る 階 層 が 形 成 されていた これはナチスの 人 種 主 義 や ドイツとの 政 治 経 済 的 関 係 によるものである しかしこのドイツ との 政 治 経 済 的 関 係 という 背 景 の 根 底 にあるのは 対 フランス 政 策 としての ドイツ 対 外 政 策 であった 本 稿 ではこうしたナチス 期 ドイツに 投 入 された 外 国 人 労 働 者 の 階 層 構 造 が 形 成 された 背 景 について 考 える 2. 外 国 人 労 働 者 の 状 況 1 ナチス 期 外 国 人 労 働 者 政 策 における 階 層 構 造 として 一 般 的 にはゲルマン 系 スラヴ 系 ユダヤ 人 という 構 造 が 挙 げられることが 多 い Seeber 2 によると

28 高 橋 典 子 この 階 層 には まず 最 上 位 にドイツと 同 盟 或 いは 友 好 関 係 にあった 西 ヨーロッ パ 出 身 労 働 者 ( 以 下 西 欧 労 働 者 ) 次 いでポーランド 人 と 東 方 労 働 者 3 そして 最 下 位 にユダヤ 人 が 位 置 した また Herbert 4 はこれを 更 に 細 かく 分 類 している それによると 第 一 にドイツ 人 続 いて 西 欧 労 働 者 (フランス 人 市 民 労 働 者 に 続 いてベルギー オランダ 人 労 働 者 ) そして 続 いてドイツと 同 盟 或 いは 従 属 関 係 にある 南 東 ヨーロッパ 出 身 労 働 者 (ハンガリー ルーマニア スロヴェニア セルヴィア ギリシア クロアチア) 次 にチェコスロヴァキア(ベーメン メ ーレン) 出 身 労 働 者 そしてポーランド 人 最 後 にソ 連 人 (1943 年 イタリア 降 伏 後 は)イタリア 人 最 下 層 にはユダヤ 人 が 位 置 していた こうした 階 層 構 造 は 主 に 食 糧 配 給 量 や 宿 舎 の 設 備 労 働 時 間 や 労 働 賃 金 更 に 保 安 警 察 によっ て 規 定 された 罰 則 等 の 形 であらわれた このように 外 国 人 労 働 者 ということで 考 えるならば ゲルマン 系 労 働 者 はスラヴ 系 労 働 者 よりも 優 遇 された 立 場 に 置 かれていたといえる ところでナチス 期 においてドイツ 国 内 で 就 労 していた 外 国 人 は 出 身 国 別 に 西 欧 労 働 者 イタリア 人 南 東 欧 労 働 者 5 ポーランド 人 労 働 者 東 方 労 働 者 と 大 別 された この 中 においてドイツと 人 種 的 文 化 的 に 近 いとされた 西 欧 労 働 者 や ドイツと 政 治 経 済 的 に 関 係 のあったイタリアや 南 東 欧 出 身 の 労 働 者 は ドイツ 国 内 でも 労 働 生 活 条 件 をはじめ 食 糧 配 給 社 会 保 険 宿 舎 等 におい てもドイツ 人 労 働 者 と 対 等 に 置 かれた 西 欧 労 働 者 は 高 い 熟 練 労 働 部 門 に 投 入 され 公 共 交 通 機 関 を 利 用 でき 商 店 や 飲 食 店 文 化 施 設 を 利 用 することがで きた イタリア 人 労 働 者 もまたドイツとの 政 治 的 関 係 故 に 西 欧 労 働 者 同 様 ド イツ 人 労 働 者 と 対 等 の 労 働 生 活 条 件 に 置 かれた しかし 1943 年 9 月 のイタリ ア 降 伏 以 降 ドイツ 国 内 のイタリア 人 労 働 者 の 位 置 は 変 化 し 劣 悪 な 労 働 生 活 条 件 に 置 かれるようになる これはイタリア 降 伏 後 連 合 国 側 につきドイツ 軍 に 対 し 抵 抗 参 戦 する 構 えを 見 せたイタリアの 裏 切 りに 対 するものであった またハンガリー 人 クロアチア 人 ルーマニア 人 といった 南 東 欧 労 働 者 は ド イツ 国 内 で 主 に 農 業 労 働 者 として 就 労 し 生 活 上 特 別 な 制 限 は 無 くドイツ 人 労 働 者 と 対 等 に 置 かれた 他 方 人 種 的 に 価 値 が 低 い とされたポーランド 人 労 働 者 は 農 業 労 働 力 と 建 設 道 路 関 係 の 非 熟 練 労 働 力 として 考 えられた 1940 年 3 月 8 日 に 公 布 され たポーランド 人 条 例 では ポーランド 人 の 労 働 生 活 条 件 における 規 制 が 定 め られた この 条 例 ではポーランド 人 に P のマークを 付 帯 することが 義 務 づ

ナチス 期 ドイツ 外 国 人 労 働 者 政 策 における 階 層 構 造 29 けられ 夜 間 の 外 出 やドイツの 文 化 娯 楽 施 設 及 び 公 共 交 通 機 関 の 利 用 が 禁 止 された またドイツ 人 に 課 された 所 得 税 に 加 え 賃 金 の 15%を 控 除 するという 6 社 会 調 整 税 が 課 された 更 にポーランド 人 に 対 する 保 険 加 入 義 務 や 超 過 勤 務 休 日 手 当 等 の 各 種 手 当 の 給 付 も 廃 止 された またソ 連 出 身 の 東 方 労 働 者 には 1942 年 2 月 に 東 方 労 働 者 布 告 が 公 布 された そこにおいて 東 方 労 働 者 は Ost ( 東 方 )のマークをつけることが 義 務 づけら れ ポーランド 人 と 同 様 に 夜 間 の 外 出 ドイツの 文 化 娯 楽 施 設 や 公 共 交 通 手 段 の 利 用 行 動 の 自 由 が 禁 止 された 1942 年 1 月 20 日 の 指 令 においては 特 別 7 賃 金 税 及 び 東 方 労 働 者 税 が 課 される この 東 方 労 働 者 税 は ドイツ 人 に 適 用 していた 市 民 税 や 所 得 税 を 一 括 したものであった そして 東 方 労 働 者 の 週 賃 金 が 週 17RM を 超 えないように 東 方 労 働 者 税 の 税 額 表 により 控 除 額 が 規 定 されて いたため 東 方 労 働 者 には 手 元 に 殆 ど 賃 金 が 残 らないものとなっていた 1942 年 6 月 30 日 の 指 令 により それまで 東 方 労 働 者 に 直 接 課 されていた 東 方 労 働 者 8 税 が 廃 止 され 代 わって 東 方 労 働 者 特 別 税 が 企 業 に 直 接 課 されるようになる これにより 労 働 能 率 による 賃 金 規 則 が 取 り 入 れられ また 控 除 後 の 手 取 額 も 増 加 した このように 外 国 人 労 働 者 内 部 における 労 働 生 活 条 件 について 考 えるならば ドイツと 政 治 的 文 化 的 に 近 い 西 欧 労 働 者 イタリア 人 労 働 者 南 東 欧 労 働 者 というグループと ポーランド 人 労 働 者 そして 東 方 労 働 者 という 3 段 階 に 区 分 されることが 分 かる 西 欧 労 働 者 やイタリア 人 南 東 欧 労 働 者 に 対 しては 賃 金 に 対 する 課 税 もドイツ 人 と 対 等 の 所 得 税 が 適 用 された これに 対 して ポ ーランド 人 労 働 者 にはこうした 所 得 税 の 他 に 社 会 調 整 税 が 東 方 労 働 者 には 当 初 ドイツ 人 とは 全 く 異 なった 課 税 体 系 が 規 定 され 控 除 後 の 手 取 賃 金 におい て 格 差 がつけられた また 外 国 人 労 働 者 の 従 事 する 産 業 部 門 も 国 籍 により 異 な っており 西 欧 労 働 者 は 比 較 的 工 業 部 門 に 多 く 投 入 されたのに 対 してイタリア 人 労 働 者 南 東 欧 労 働 者 ポーランド 人 労 働 者 東 方 労 働 者 は 農 業 部 門 へ 投 入 される 割 合 が 高 かった 9 これらから 外 国 人 労 働 者 内 部 における 階 層 構 造 が 明 ら かになる 3. 外 国 人 労 働 者 政 策 における 階 層 構 造 の 背 景 ナチス 期 における 外 国 人 労 働 者 の 階 層 構 造 が 西 欧 労 働 者 イタリア 人 労 働 者 南 東 欧 労 働 者 というグループと ポーランド 人 労 働 者 そして 東 方 労 働 者

30 高 橋 典 子 という 3 段 階 に 大 別 されるのは ナチスの 人 種 主 義 によるものである つまり これはゲルマン 系 アーリア 系 北 方 人 種 であるドイツ 人 を 他 人 種 他 民 族 支 配 の 権 利 を 与 えられた 支 配 人 種 としてとらえ またスラヴ 系 であるポー ランド 人 や 東 方 労 働 者 を 下 等 人 間 として 位 置 づけるものである このため 北 方 人 種 やゲルマン 系 に 近 いオランダ 人 デンマーク 人 ノルウェー 人 フラ マン 人 が 労 働 生 活 条 件 の 点 で 他 の 外 国 人 労 働 者 よりも 優 遇 された 扱 いを 受 け た 反 対 に 人 種 的 に 価 値 の 低 い ボリシェヴィキの スラヴの 下 等 人 間 であるソ 連 人 労 働 者 は 人 種 的 政 治 的 に 危 険 とされ 劣 悪 な 労 働 生 活 条 件 に 置 かれた しかしナチス 期 ドイツにおける 外 国 人 労 働 者 の 階 層 構 造 は 人 種 主 義 だけでなく 政 治 や 経 済 といった 他 の 要 素 も 影 響 している 従 って 政 治 的 文 化 的 にドイツに 近 いとされたフランス 人 イタリア 人 南 東 欧 労 働 者 もまた 優 遇 された 立 場 に 置 かれていた ところでこうしたドイツとの 政 治 経 済 的 関 係 の 根 底 には 対 フランス 政 策 としてのドイツ 対 外 政 策 があると 考 えられる こ こではスラヴ 系 外 国 人 労 働 者 に 焦 点 をあて 特 に 第 二 帝 政 期 のポーランド 人 労 働 者 と 南 東 欧 労 働 者 について 考 えてみたい 3.1 第 二 帝 政 期 におけるポーランド 人 抑 圧 政 策 ポーランド 人 に 対 する 抑 圧 的 な 政 策 は 1871 年 に 起 こった 文 化 闘 争 にその 端 緒 をみることができる 1866 年 普 墺 戦 争 の 結 果 プロイセンが 勝 利 し 北 ドイツ 連 邦 が 成 立 した その 後 1870 年 普 仏 戦 争 においてプロイセンが 勝 利 した 結 果 フランスはプロイセンに 対 しフランス 領 エルザス=ロートリンゲンの 大 半 を 割 譲 すると 共 に 賠 償 金 を 支 払 う そして 1871 年 にはドイツ 帝 国 が 成 立 した しか し 南 ドイツのカトリック 勢 力 はプロテスタンティズムのプロイセンに 服 するこ とに 反 発 し また 政 教 分 離 をめざす 政 府 の 方 針 はカトリック 教 会 による 信 徒 の 統 率 と 対 立 した そうした 中 で 文 化 闘 争 が 起 こるのである 発 端 は 1870 年 夏 に 開 かれたヴァチカン 公 会 議 で 教 会 は 自 由 主 義 の 諸 原 則 を 拒 否 すると 公 言 され たことにあった これは 自 由 主 義 のプロテスタントと 相 反 するものだった こ うしてプロイセンのプロテスタンティズムに 反 感 を 持 っていた 南 ドイツ 諸 邦 の 住 民 や プロイセンにより 抑 圧 されていたポーランド 人 普 仏 戦 争 により 割 譲 されたエルザス ロートリンゲンのフランス 人 等 が 大 きな 反 プロイセン 勢 力 を 形 成 した ポーランド 人 の 大 多 数 はまたカトリックであった そしてこの 反 プロイセンとカトリックでつながる 勢 力 が 中 央 党 を 形 成 し プロイセンを 中 心 10

ナチス 期 ドイツ 外 国 人 労 働 者 政 策 における 階 層 構 造 31 とする 中 央 集 権 化 に 反 対 したのである この 文 化 闘 争 は 南 ドイツのカトリック 及 び 中 央 党 に 対 する プロイセン 政 府 の 政 治 闘 争 教 会 弾 圧 であるが 他 方 そ れがポーゼンで 最 も 激 しく 戦 われたことから ポーランド 人 抑 圧 の 側 面 を 持 っ 11 ていたとする 見 解 もある ところでポーランドとフランスは 古 くから 深 い 関 わりがあった フランスは 1789 年 のフランス 革 命 以 来 ポーランドに 深 い 影 響 を 及 ぼし 続 けた プロイセ ン オーストリア ロシアによる 三 度 にわたるポーランド 分 割 後 1368 年 以 来 の 旧 ポーランド 共 和 国 は 消 滅 した こうした 他 国 による 征 服 はポーランド 人 の ナショナリズムを 確 立 する 契 機 となった 1794 年 のコシチュシコの 蜂 起 が 敗 北 した 後 にパリに 亡 命 した 革 命 家 達 は ポーランド 国 家 の 再 興 に 向 けて 活 動 を 続 けた 1797 年 にはポーランド 軍 団 が 結 成 され ポーランド 人 はフランスと 共 に 戦 った 1806 年 にワルシャワ 公 国 が 創 立 されるが 1815 年 のウィーン 会 議 にお いて 新 たにポーランド 王 国 が 建 国 される しかし 領 土 は 公 国 以 上 に 狭 められ 旧 ポーランド 共 和 国 の 大 半 は 分 割 国 の 完 全 な 統 治 下 にあった 1830 年 フランス で 7 月 革 命 が 起 こると それに 影 響 を 受 けてポーランドでは 11 月 蜂 起 が 起 こる そしてその 失 敗 後 西 欧 に 逃 れたポーランド 人 は ポーランド 独 立 について 西 欧 列 強 を 介 入 させようとするのである フランスでは 1848 年 に 2 月 革 命 が 起 こる が これを 受 けてポーランドをはじめヨーロッパ 各 地 でナショナリズム 運 動 が 起 こる しかしながらポーランドでの 1848 年 の 革 命 及 び 1860 年 の 1 月 蜂 起 は 敗 北 に 終 わる このようなポーランドとフランスをはじめとする 西 欧 諸 国 との 深 い 関 わりをうけて 1863 年 にビスマルクは ポーランドを 独 立 させること それはウィスラ 沿 岸 に 強 力 なフランス 軍 をおくに 等 しい 12 と 述 べている 更 に 大 多 数 がカトリックであるドイツ 帝 国 内 ポーランド 人 がカトリックに 媒 介 され てオーストリアに 結 びつけば 我 々のポーランド 諸 州 において 大 地 はくつがえ る 13 と 1872 年 2 月 にビスマルクは 記 している プロイセン 政 府 はオーストリ アやフランスがカトリックを 媒 介 として 連 携 することに 危 惧 を 抱 いていた 特 に 普 仏 戦 争 後 フランスへの 警 戒 から プロイセン 政 府 はフランスとの 同 盟 国 が 生 まれないようにフランスを 孤 立 させておく 必 要 があった このようにポー ランド 人 のナショナリズムはカトリシズムと 結 合 するという 考 えから 文 化 闘 争 においてカトリシズムの 排 斥 が 行 われ ポーランド 人 抑 圧 が 進 められたので ある 19 世 紀 初 めの 農 民 解 放 の 結 果 1860 70 年 代 には 東 エルベ 地 域 の 農 業 労 働 者

32 高 橋 典 子 は 貧 困 や 食 糧 不 足 人 口 過 剰 またプロイセン 東 部 農 業 の 構 造 危 機 といった 原 因 から 主 にアメリカ 合 衆 国 への 海 外 移 住 や 出 稼 ぎ 西 部 工 業 地 域 への 移 動 を 行 った これらの 労 働 者 がプロイセン 東 部 の 農 村 を 離 脱 したのは 海 外 や 西 部 工 業 地 域 で 得 られる 高 い 賃 金 のためだけではなかった 農 場 領 主 制 (Gutsherrschaft) 14 が 支 配 的 であった 東 エルベ 地 域 では 農 民 解 放 により 農 民 は 形 式 的 には 人 格 上 の 自 由 を 得 たものの 依 然 として 半 封 建 的 な 農 民 支 配 が 残 存 しており そうした 束 縛 から 逃 れる 事 も 大 きな 要 因 であった こうして 東 エル ベ 地 域 では 離 村 現 象 が 顕 著 となり 1870 年 代 初 めには 農 業 労 働 力 が 不 足 し 始 め る また 農 業 危 機 を 乗 り 切 るために 1880 年 代 から 90 年 代 にかけて 導 入 された 甜 菜 栽 培 は 短 期 的 労 働 を 必 要 とし 手 労 働 に 依 存 する 度 合 いが 高 かった この ため 東 部 農 業 地 域 では 農 業 労 働 力 需 要 が 高 まり 更 に 労 働 力 の 季 節 化 がもたら された これらの 理 由 から 東 部 ドイツの 農 場 経 営 者 は 労 働 力 をポーランドに 求 め 始 めた こうして 1880 年 代 になるとポーランド 人 の 東 部 地 域 流 入 に 対 してプ ロイセン 政 府 はゲルマン 化 政 策 の 脅 威 と 考 えるようになり ポーランド 人 に 対 して 抑 圧 的 な 政 策 を 行 うようになる 1900 年 代 にはゲルマン 化 政 策 の 結 果 ポーランド 民 族 運 動 が 起 こる 1901 年 には 学 校 ストライキであるヴレッシェン 事 件 が また 1906 年 から 翌 年 にかけ て ポーゼンとヴェストプロイセンを 中 心 にドイツ 第 二 帝 政 期 における 最 大 の 民 族 運 動 であるポーランド 人 の 学 校 ストライキが 起 こった これらはプロイセ ン 政 府 による 学 校 教 育 言 語 政 策 等 の 分 野 でのゲルマン 化 政 策 に 対 抗 するもの であった 例 えば 1887 年 の 言 語 条 例 ではポーゼン 州 のポーランド 人 児 童 にとっ てポーランド 語 の 使 用 は 宗 教 の 時 間 しか 許 されなくなった しかし 1900 年 にな ると 国 民 学 校 高 学 年 を 対 象 に 宗 教 の 時 間 にドイツ 語 が 導 入 されることとなり これがヴレッシェン 学 校 ストライキの 勃 発 する 契 機 となった これをきっかけ にポーランド 人 抑 圧 政 策 は 一 層 強 化 されることになる 学 校 教 育 でも 1902 年 か ら 06 年 にかけてポーゼンではドイツ 語 による 宗 教 の 授 業 は 徐 々に 増 加 した そ うした 事 態 に 対 するポーランド 人 の 民 族 的 抵 抗 が 1906-07 年 のポーランドに おける 学 校 ストライキとしてあらわれるのである このように 第 二 帝 政 期 最 大 のポーランド 民 族 運 動 は プロイセン 政 府 にはポ ーランドの 脅 威 を 実 感 させた こうしたポーランドの 脅 威 に 加 え 中 世 以 来 の ドイツ 東 方 植 民 によるポーランドへの 権 利 が 主 張 された このため 更 に 支 配 民 族 としてのゲルマン 民 族 という 点 が 強 調 された マックス ヴェーバーは

ナチス 期 ドイツ 外 国 人 労 働 者 政 策 における 階 層 構 造 33 スラヴ 民 族 特 にポーランド 人 を 暮 らしというものに 対 する 要 求 水 準 が 物 質 面 でも 精 神 面 でもドイツ 人 よりも 低 い 15 と 述 べ ポーランド 人 は 農 耕 民 族 で あり 文 化 水 準 が 低 いという 当 時 の 人 々の 考 え 方 を 定 着 させた これらの 結 果 プロイセン 政 府 はポーランド 人 抑 圧 政 策 を 推 し 進 めるのである 3.2 ナチス 期 ドイツにおける 南 東 欧 政 策 ナチス 期 につながるドイツの 南 東 欧 政 策 は 1930 年 独 墺 関 税 同 盟 計 画 にその 一 端 を 見 ることができる ドイツ オーストリア 間 で 合 意 されたこの 関 税 同 盟 は その 延 長 には 独 墺 の 合 邦 が 存 在 すると 判 断 され フランスやチェコスロヴ ァキアから 激 しく 反 対 を 受 けた この 独 墺 関 税 同 盟 の 目 的 は 単 に 独 墺 間 の 通 商 関 係 の 強 化 だけでなく チェコスロヴァキアの 加 入 それにより 拡 大 された 経 済 圏 を 背 景 にポーランドに 対 してポーランド 回 廊 という 東 部 国 境 問 題 での 政 治 的 譲 歩 を 迫 ること 17 にあった つまりオーストリアは 南 東 欧 経 済 政 策 の 基 本 に 位 置 づけられていたのである 更 にドイツの 南 東 欧 政 策 の 目 的 がそうした 広 域 経 済 の 獲 得 だけでなく フランスの 対 独 包 囲 網 の 一 環 としてチェコスロヴァキ 18 ア ユーゴスラヴィア ルーマニアの 間 に 結 ばれた 小 協 商 を 解 体 させる 目 的 も 持 っていた この 独 墺 関 税 同 盟 はフランスにとって 東 欧 諸 国 支 配 というフ ランス 対 外 政 策 の 障 害 になると 考 えられた フランスはドイツより 格 段 に 強 い 金 融 的 影 響 を 中 欧 及 び 南 東 欧 諸 国 にもっており フランスの 資 本 引 き 上 げを 契 機 とするクレジット アンシュタルトの 破 綻 による 中 欧 金 融 恐 慌 の 勃 発 により 1930 年 9 月 ドイツは 独 墺 関 税 同 盟 を 放 棄 せざるを 得 なかった この 銀 行 はオー ストリア 経 済 だけでなく 南 東 欧 全 体 に 影 響 力 を 持 つ 最 大 級 の 銀 行 であったため その 影 響 も 大 きかった オーストリア 政 府 が 国 際 決 済 銀 行 に 信 用 供 与 を 求 める と フランスはこれに 対 して 自 国 の 信 用 供 与 の 条 件 として 独 墺 関 税 同 盟 の 破 棄 を 要 求 し 両 政 府 はその 破 棄 を 宣 言 するに 至 るのである 1933 年 1 月 に 始 まるナチス 政 権 によるドイツ 経 済 の 変 革 は 南 東 欧 諸 国 経 済 にも 強 い 影 響 を 与 えた 1934 年 に 立 案 されたシャハトの 新 計 画 では ナチ ス 政 府 当 局 が 戦 争 経 済 への 転 換 を 考 えながら 輸 入 数 量 を 厳 しく 制 限 しその 総 価 格 を 決 定 するという 管 理 貿 易 体 制 をしき また 貿 易 を 殆 どの 相 手 国 との 間 の 二 19 国 間 双 務 貿 易 支 払 協 定 を 基 礎 として 行 うとされた 相 手 国 は 恐 慌 で 輸 出 が 停 滞 したため 工 業 品 の 輸 入 が 出 来 なくなっていた 農 業 国 や 発 展 途 上 国 であり 特 に 南 東 欧 諸 国 が 対 象 となった またこの 新 計 画 による 経 済 政 策 は 南 東 16

34 高 橋 典 子 欧 をドイツの 広 域 経 済 圏 に 編 入 させることによるドイツの 世 界 支 配 という 目 的 にも 合 致 するものであった こうした 新 計 画 に 基 づく 南 東 欧 諸 国 との 交 渉 において 1933 年 2 月 ブルガリア 1934 年 2 月 ハンガリー 同 年 5 月 ユーゴス ラヴィア 1935 年 4 月 ルーマニアと 通 商 協 定 が 結 ばれた 特 にハンガリーとの 協 定 では ハンガリーの 小 協 商 国 からの 独 立 が 目 的 とされていた またユーゴ スラヴィアとの 間 に 結 ばれた 通 商 条 約 においても ユーゴスラヴィアが 小 協 商 諸 国 に 属 していたことから 大 きな 政 治 的 意 義 を 持 っていた このように 1930 年 代 における 南 東 欧 諸 国 は 貿 易 においてドイツに 強 く 依 存 していたといえる ところで 政 治 的 側 面 においても 南 東 欧 諸 国 は 1941 年 4 月 までに 枢 軸 国 側 に 組 み 入 れられ ドイツと 結 びついた フランス 降 伏 後 南 東 欧 は 独 ソ 関 係 の 焦 点 となり ヒトラーは 1940 年 11 月 にハンガリー ルーマニア スロヴァキアを また 1941 年 3 月 にはブルガリアを 三 国 同 盟 に 加 盟 させることに 成 功 する この ように 南 東 欧 諸 国 は 1941 年 4 月 までに ルーマニアやブルガリアのようにドイ ツの 同 盟 国 となるか 或 いはユーゴスラヴィア ギリシア アルバニアのよう に 占 領 支 配 され 独 ソ 戦 を 迎 えるのである そしてドイツと 共 に 対 ソ 宣 戦 布 告 を したのはルーマニア ハンガリー スロヴァキア クロアチアであった この ように 南 東 欧 諸 国 はドイツにとって 経 済 的 だけでなく 政 治 的 にも 重 要 な 役 割 を 果 たしていたのである 4. ナチス 期 ドイツ 外 国 人 労 働 者 政 策 の 階 層 構 造 外 国 人 労 働 者 は ドイツ 戦 時 経 済 における 労 働 力 不 足 という 原 因 からドイツ に 投 入 された ナチスの 外 国 人 労 働 者 政 策 においては 北 方 人 種 ゲルマン 系 に 近 い 支 配 人 種 としてオランダ 人 デンマーク 人 ノルウェー 人 フラマ ン 人 が また 政 治 的 文 化 的 にドイツに 近 い 国 としてイタリア 人 フランス 人 等 が 優 遇 されていた 逆 にナチスの 人 種 主 義 において 下 等 人 間 とされたス ラヴ 系 のポーランド 人 やソ 連 人 は 物 質 的 文 化 的 に 低 い 水 準 で 扱 われた こ うした 階 層 構 造 では 東 方 支 配 を 正 当 化 する 人 種 主 義 が 第 一 に 働 き 更 にそこ にドイツとの 政 治 経 済 的 関 係 が 反 映 され 西 欧 労 働 者 政 治 的 同 盟 友 好 国 出 身 労 働 者 ポーランド 人 労 働 者 東 方 労 働 者 という 構 造 に 結 びついた ゲル マン 系 ではないがドイツと 政 治 的 に 結 びついていたイタリア 人 は 政 治 的 同 盟 であるという 理 由 で 優 遇 されたが イタリア 降 伏 後 はソ 連 人 と 同 じ 扱 いを 受 け た フランスではドイツによる 占 領 後 対 独 協 力 政 策 が 行 われ ドイツと 政 治 的

ナチス 期 ドイツ 外 国 人 労 働 者 政 策 における 階 層 構 造 35 に 関 係 した また 同 じスラヴ 系 でも ドイツに 経 済 的 に 依 存 し また 政 治 的 に も 枢 軸 国 側 として 参 戦 した 南 東 欧 諸 国 のスラヴ 系 労 働 者 は 優 遇 された 立 場 にあ ったが ポーランド 人 や 東 方 労 働 者 は 労 働 生 活 条 件 において 低 い 水 準 で 扱 わ れた 第 二 次 大 戦 以 前 よりドイツとの 覇 権 争 いをしているフランスと 古 くから 結 びついていたのがこのポーランドであるが 第 二 帝 政 期 以 来 ドイツはポーラ ンドがフランスと 結 びつくことを 妨 げるためにポーランド 人 抑 圧 を 行 い そう した 歴 史 的 経 緯 がナチス 期 の 政 策 にも 引 き 継 がれたと 考 えられる 政 治 経 済 的 にみても ナチス 期 以 前 よりフランスと 結 びついていた 南 東 欧 の 小 協 商 を 解 体 するためにナチスはこれらの 国 々と 経 済 的 に 結 びつく そしてこうした 関 係 がドイツ 国 内 における 外 国 人 労 働 者 の 階 層 構 造 にも 反 映 されているのである ナチス 期 ドイツの 外 国 人 労 働 者 政 策 は 戦 時 経 済 やドイツとの 政 治 経 済 的 関 係 ナチスの 人 種 主 義 といった 観 点 からとらえられることが 多 い しかしな がらそれだけでなく ナチス 期 以 前 より 行 われていた 対 フランス 政 策 としての ドイツ 対 外 政 策 という 視 点 も 取 り 入 れられる 必 要 がある 従 って 外 国 人 労 働 者 の 階 層 構 造 はこれらの 要 素 が 複 雑 に 交 錯 して 成 り 立 っているといえるのである 注 1 本 節 では 特 に Herbert Seeber Eichholtz Bade 矢 野 らの 文 献 を 参 照 した ( 文 献 詳 細 については 以 下 の 参 考 文 献 を 参 照 のこと ) 2 Seeber, Zwangsarbeiter, S.52. 3 東 方 労 働 者 とは ウクライナ 及 び 白 ルテニア 出 身 労 働 者 或 いはこれらの 国 々 やラトヴィア エストニアの 東 国 境 に 隣 接 した 地 域 出 身 の 労 働 者 やドイツ 軍 に よる 占 領 後 にライヒに 編 入 された 国 出 身 の 労 働 者 をいう (Reichsgesetzblatt, 1944,Ⅰ, S.68.) 4 Herbert, Geschichte der Ausländerpolitik, S.154. 5 本 稿 ではハンガリー ブルガリア ルーマニア スロヴァキア クロアチア 出 身 労 働 者 を 指 す これら 諸 国 は 人 種 的 にはスラヴ 系 に 属 するが 34 年 シャハト の 新 計 画 に 基 づく 通 商 協 定 の 締 結 により 農 業 輸 出 においてドイツに 経 済 的 に 依 存 したり 41 年 以 降 三 国 同 盟 加 盟 により 対 ソ 宣 戦 布 告 を 行 ったり 或 いは ドイツの 傀 儡 国 家 として 存 在 するなどして ドイツと 政 治 経 済 的 に 結 びつい ていた 6 Seeber, Zwangsarbeiter, S.182. 7 Reichsgesetzblatt, 1942,Ⅰ, S.41. 8 Reichsgesetzblatt, 1942,Ⅰ, S.419. 9 Herbert, Fremdarbeiter, S.315.

36 高 橋 典 子 10 本 節 では 特 に Korth ジャーク アンセル 伊 藤 木 村 櫻 井 柴 田 成 瀬 ( 他 ) 矢 野 (2001)らの 文 献 を 参 照 した 11 伊 藤 定 良 帝 国 主 義 形 成 期 ドイツにおけるポーランド 人 問 題 176 頁 以 下. 12 Bismarck-Jahrbuch. B,Ⅵ, S.173. 13 Bismarck-Jahrbuch. B,Ⅰ, S.83. 14 16 世 紀 以 来 エルベ 川 以 東 のドイツ 東 部 を 支 配 した 大 農 場 領 主 制 農 民 は 世 襲 隷 属 民 として 領 主 裁 判 権 により 土 地 に 束 縛 されていた 19 世 紀 の 農 民 解 放 後 も 領 主 は 農 民 に 対 する 封 建 的 権 利 を 保 持 し 続 け 農 民 の 人 格 的 支 配 により 農 場 経 営 を 行 っていた このため 農 民 解 放 により 農 民 が 東 部 地 域 を 離 れた 結 果 農 場 経 営 に 従 事 していた 領 主 は 新 しい 労 働 力 を 探 さねばならなくなった 反 対 にエル ベ 川 以 西 の 西 部 ドイツ 地 域 においては 大 土 地 所 有 制 (Grundherrschaft)が 支 配 的 であった 農 民 は 労 働 地 代 を 領 主 に 払 いその 所 領 で 農 業 を 営 んでいたが やが て 労 働 地 代 に 代 わり 生 産 物 や 貨 幣 地 代 が 普 及 するようになり 農 民 に 対 する 支 配 はもはや 人 格 的 なものではなく 経 済 的 なものとなっていたため 農 民 解 放 に おいても 大 きな 影 響 は 見 られなかった 15 Herbert, Geschichte der Ausländerpolitik in Deutschland, S.27. 16 本 節 では 特 に C&B ジェラヴィチ H モテック( 他 ) I T ベレンド( 他 ) P F シュガー( 他 ) 栗 原 柴 らの 文 献 を 参 照 した 17 東 大 社 会 科 学 研 究 所 編 ナチス 経 済 とニューディール 183 頁. 18 第 一 次 世 界 大 戦 後 のオーストリア=ハンガリー 帝 国 の 崩 壊 により 利 益 を 得 たチ ェコスロヴァキア ユーゴスラヴィア ポーランド ルーマニアは 敗 戦 国 の オーストリアとハンガリーに 対 して 対 立 し チェコスロヴァキア ユーゴスラ ヴィア ルーマニアの 三 国 は 特 にハンガリーに 対 する 共 通 の 警 戒 から 互 いに 同 盟 して 小 協 商 を 形 成 し フランスと 結 びついた 19 ドイツの 工 業 品 と 相 手 国 の 原 料 の 実 物 交 換 取 引 参 考 文 献 Bismarck-Jahrbuch, Berlin 1894. Hitler, Adolf: Mein Kampf, München 1927. Reichsgesetzblatt, Jg. 1933-1945. Bade, Klaus J.: Auswanderer-Wanderarbeiter-Gastarbeiter. Bevölkerung, Arbeitsmarkt und Wanderung in Deutschland seit der Mitte des 19. Jahrhunderts, Ostfildern 1984. Eichholtz, Dietrich: Geschichte der deutschen Kriegswirtschaft 1939-1945, Bd.Ⅰ(1939-1941); Bd.Ⅱ(1941-1943); Bd.Ⅲ(1943-1945), München 1999. Herbert, Ulrich: Fremdarbeiter. Politik und Praxis des Ausländer-Einsatzes in der Kriegswirtschaft des Dritten Reiches, Neuaufl.Bonn 1999. Herbert, Ulrich: Geschichte der Ausländerpolitik in Deutschland. Saisonarbeiter, Zwangsarbeiter, Gastarbeiter, Flüchtlinge, München 2001.

ナチス 期 ドイツ 外 国 人 労 働 者 政 策 における 階 層 構 造 37 Korth, Rudolf: Die preussische Schulpolitik und die polnischen Schulstreiks. Ein Beitrag zur preussischen Polenpolitik der Ära Bülow, Würzburg 1963. Seeber, Eva: Zwangsarbeiter in der faschistischen Kriegswirtschaft. die Deportation und Ausbeutung polnischer Bürger unter besorderer Berücksichtung der Lage der Arbeiter aus dem sogenannten Generalgouvernement (1939-1945), Berlin 1964. C&B ジェラヴィチ 著 バルカン 史 野 原 美 代 子 訳, 恒 文 社, 1982. H モテック, W ベッカー, A シュレーター 著 ドイツ 経 済 史 ビスマルク 時 代 からナチス 期 まで (1871-1945 年 ) 大 島 隆 雄, 加 藤 房 雄, 田 村 栄 子 訳, 大 月 書 店, 1989. I T ベレンド, G ラーンキ 著 東 欧 経 済 史 南 塚 信 吾 訳, 中 央 大 学 出 版 部, 1978. P F シュガー, I J レデラー 編 刀 水 歴 史 全 書 9 東 欧 のナショナリズム 歴 史 と 現 在 東 欧 史 研 究 会 訳, 刀 水 書 房, 1981. 伊 藤 定 良 国 境 を 越 える 労 働 者 第 一 次 世 界 大 戦 前 ドイツのポーランド 人 移 動 労 働 者 増 谷 英 樹, 伊 藤 定 良 編 越 境 する 文 化 と 国 民 統 合 東 京 大 学 出 版 会, 1998. 伊 藤 定 良 帝 国 主 義 形 成 期 ドイツにおけるポーランド 人 問 題 林 基 監 修 階 級 闘 争 の 歴 史 と 理 論 3 青 木 書 店, 1980. 伊 藤 定 良 ドイツ 第 二 帝 政 期 におけるポーランド 人 問 題 油 井 大 三 郎 他 著 世 紀 転 換 期 の 世 界 未 来 社, 1989. 木 村 靖 二 新 版 世 界 各 国 史 13 ドイツ 史 山 川 出 版 社, 2001. 栗 原 優 著 第 二 次 世 界 大 戦 の 勃 発 ヒトラーとドイツ 帝 国 主 義 名 古 屋 大 学 出 版 会, 1994. 櫻 井 健 吾 MINERVA 西 洋 史 ライブラリー47 近 代 ドイツの 人 口 と 経 済 1800~ 1914 年 ミネルヴァ 書 房, 2001. 柴 田 英 樹 第 二 帝 政 期 ドイツにおける 外 国 人 労 働 者 山 田 史 郎 他 近 代 ヨーロッパ の 探 求 1: 移 民 ミネルヴァ 書 房, 1998. 柴 宜 弘 新 版 世 界 各 国 史 18 バルカン 史 山 川 出 版 社, 1998. ジャーク アンセル 著 スラブとゲルマン 山 本 俊 明 訳, 弘 文 堂, 1965. 東 大 社 会 科 学 研 究 所 編 ナチス 経 済 とニューディール 東 京 大 学 出 版 会, 1979. 成 瀬 治, 山 田 欣 吾, 木 村 靖 二 編 世 界 歴 史 体 系 ドイツ 史 山 川 出 版 社, 1997. 矢 野 久 外 国 人 強 制 労 働 への 道 電 撃 戦 構 想 下 のドイツにおける 労 働 力 動 員 p.84~p.109 慶 應 義 塾 経 済 学 会 三 田 会 雑 誌 81(2) 1988. 矢 野 久 第 二 次 世 界 大 戦 期 ドイツにおけるソ 連 人 労 働 者 政 策 の 転 換 ( 上 ) p.19~p.39 慶 応 義 塾 経 済 学 会 三 田 学 会 雑 誌 84(3) 1991. 矢 野 久, アンゼルム ファウスト 編 ドイツ 社 会 史 有 斐 閤, 2001.