LabVIEW Real-Time モジュールリ リースおよびアップグレードノート バージョン 2011 このドキュメントには LabVIEW 2011 Real-Time モジュールのシステム 要 件 イン ストール 手 順 新 機 能 の 説 明 およびアップグレードと 互 換 性 の 問 題 が 記 載 されてい ます Real-Time モジュールの 使 用 方 法 を 習 得 するには LabVIEW Real-Time モジュール スタートアップガイド マニュアルの 演 習 をご 利 用 ください 目 次 ヒント LabVIEW Real-Time モジュールを 使 用 したアプリケーションの 設 計 開 発 実 装 を 行 う 際 のプログラミングの 推 奨 事 項 については LabVIEW ヘルプ の Real-Time モジュールでのベストプラクティスブッ クを 参 照 してください このブックを 表 示 するには LabVIEW ヘルプ の 目 次 タブで Real-Time モジュール Real-Time モジュールでのベストプ ラクティスを 選 択 します システム 要 件...2 Real-Time モジュール 2011 をインストールする...2 Real-Time モジュールをアクティブ 化 する...3 Real-Time ターゲットを 構 成 する...3 Real-Time モジュール 2011 の 新 機 能...4 LabVIEW 開 発 環 境 外 からスタンドアロンアプリケーションをデプロイする...4 EPICS サーバ I/O サーバ 構 成 の 改 善...4 EPICS クライアント I/O サーバのサポート...4 新 規 VI...4 Real-Time Execution Trace( 実 行 トレース)ツールキット...5 Real-Time Execution Trace( 実 行 トレース) ツールキットをアクティブ 化 する...5 アップグレードおよび 互 換 性 の 問 題...5 Real-Time モジュール 2011 の 既 知 の 問 題...6 その 他 の 情 報...6 関 連 ドキュメントおよびサンプル...6 ナショナルインスツルメンツのウェブサイト...6 サポート...7
システム 要 件 表 1 は LabVIEW 2011 Real-Time モジュールを 実 行 するためのシステム 要 件 を 示 し ます Real-Time モジュールのシステム 要 件 は LabVIEW リリースノート に 記 載 される LabVIEW のシステム 要 件 への 追 加 事 項 です 表 1. Real-Time モジュール 2011 のシステム 要 件 サポートするプラットフォーム Windows 7 Windows Server 2003 R2 (32 ビット) Windows Server 2008 R2 (32 ビットの LabVIEW がイン ストールされた 64 ビット) Windows Vista(32 ビット) Windows Vista(32 ビットの LabVIEW がインストールされ た 64 ビット) Windows XP Pro (Service Pack 2 または 3) メディア 要 件 とシステム 要 件 LabVIEW 2011 開 発 シ ステムおよび LabVIEW プロフェッ ショナル 開 発 システム (32 ビット) LabVIEWで 推 奨 され る 最 小 容 量 プラス 200 MB のディスク 容 量 RT ターゲットハード ウェアおよびドライバ ソフトウェア 主 な 留 意 点 ホストコンピュータの LabVIEW で 設 計 するア プリケーションのサイ ズによっては LabVIEW で 推 奨 される 最 小 メモリよりも 多 く のメモリが 必 要 な 場 合 があります Real-Time モジュール 2011 をインストールする 以 下 の 手 順 で 開 発 用 コンピュータに LabVIEW と Real-Time モジュールをインストー ルします 1. 管 理 者 または 管 理 者 権 限 を 持 つユーザとして 開 発 用 コンピュータにログインしま す 2. LabVIEW プラットフォーム DVD 1 を 挿 入 します メモ LabVIEW 2011 プラットフォーム DVD を 追 加 注 文 するには ナショ ナルインスツルメンツのウェブサイトをご 参 照 ください この 製 品 を NI ソ フトウェアスイートまたは NI 製 品 バンドルの 一 部 として 購 入 した 場 合 は それらのインストールメディアからこの 製 品 をインストールできます 3. 画 面 の 指 示 に 従 って 以 下 のソフトウェアのインストールとアクティブ 化 を 行 い ます LabVIEW Real-Time モジュール PID and Fuzzy Logic(PID/ ファジーロジック)ツールキット デバイスドライバ LabVIEW Real-Time リリース / アップグレードノート 2 ni.com/jp
メモ 適 切 なデバイスドライバのインストールについては 各 ハードウェ アのドキュメントを 参 照 してください Real-Time モジュールをアクティブ 化 する Real-Time モジュールの 使 用 にはライセンスのアクティブ 化 が 必 要 です 一 時 ライセ ンスは 30 日 間 の 評 価 期 間 が 設 けられています 評 価 期 間 の 終 了 後 に Real-Time モ ジュールを 継 続 して 使 用 するには 有 効 な Real-Time モジュールのライセンスをアク ティブ 化 する 必 要 があります ナショナルインスツルメンツの 製 品 のアクティブ 化 には NI License Manager (スタート すべてのプログラム National Instruments NI License Manager) を 使 用 できます ナショナルインスツルメンツの 製 品 のアクティブ 化 については NI License Manager でヘルプ 目 次 を 選 択 してアクセスできる National Instruments License Manager ヘルプ を 参 照 してください Real-Time ターゲットを 構 成 する Measurement & Automation Explorer(MAX)を 使 用 して RT ターゲットを 構 成 し ターゲットにソフトウェアとドライバをインストールします MAX は LabVIEW プ ラットフォーム DVD からインストールできます ネットワーク 接 続 された RT ターゲット MAX でヘルプ MAX ヘルプを 選 択 し て 表 示 される Measurement & Automation Explorer ヘルプ の MAX リモート システムヘルプブックを 参 照 してください デスクトップコンピュータターゲット デスクトップコンピュータをネット ワーク RT ターゲットとして 構 成 する 方 法 については デスクトップコンピュー タを LabVIEW の RT ターゲットとして 使 用 する ドキュメントを 参 照 してくだ さい スタート すべてのプログラム National Instruments LabVIEW 2011 LabVIEW マニュアルを 選 択 して JPN\RT_Using_PC_as_RT_Target.pdf を ダブルクリックしてドキュメントを 開 きます メモ NI Web-Based Monitoring and Configuration を RT ターゲットにイ ンストールすると ウェブブラウザを 使 用 して ターゲットで 一 般 的 な 監 視 およびタスクの 構 成 を 行 うことができます ウェブベースの 監 視 および 構 成 の 情 報 については LabVIEW ヘルプ の 目 次 タブから 基 本 機 能 プ ロジェクトとターゲットを 操 作 する 操 作 手 順 ウェブブラウザでリモー トデバイスを 監 視 および 構 成 するトピックを 参 照 してください National Instruments Corporation 3 LabVIEW Real-Time リリース / アップグレードノート
Real-Time モジュール 2011 の 新 機 能 以 下 は Real-Time モジュール 2011 の 新 機 能 です これらの 機 能 については ヘルプ LabVIEW ヘルプを 選 択 してアクセスできる LabVIEW ヘルプ を 参 照 してください LabVIEW 開 発 環 境 外 からスタンドアロンアプリケー ションをデプロイする Real-Time モジュールの 以 前 のバージョンでは プロジェクトエクスプローラウィン ドウからのみスタンドアロンアプリケーションを RT ターゲットにデプロイできまし た Real-Time モジュール 2011 では Measurement and Automation Explorer (MAX) または NI システム 構 成 VI を 使 用 して LabVIEW 開 発 環 境 外 からスタンドア ロンリアルタイムアプリケーションをデプロイすることもできます アプリケーショ ンに 適 したデプロイメント 方 法 を 選 択 するための 情 報 については LabVIEW ヘル プ の 目 次 タブから Real-Time モジュール Real-Time モジュールの 操 作 手 順 確 定 的 アプリケーションを 作 成 デプロイ およびデバッグするトピックを 参 照 してくだ さい EPICS サーバ I/O サーバ 構 成 の 改 善 EPICS サーバ I/O サーバを 構 成 ダイアログボックスには 新 しい 配 列 長 列 が 含 まれて います この 列 を 使 用 して データタイプが 配 列 の EPICS プロセス 変 数 (PV)の 初 期 配 列 長 を 指 定 します 配 列 長 を 指 定 しない 場 合 EPICS サーバ I/O サーバは 実 行 時 に 配 列 長 を 1 に 設 定 します 配 列 長 とデータタイプが 配 列 のバインドされたシェア 変 数 の 長 さと 異 なる 場 合 は 実 行 時 に 配 列 長 がバインドされたシェア 変 数 の 長 さに 変 更 されます EPICS クライアント I/O サーバのサポート Real-Time モジュール 2011 には EPICS クライアント I/O サーバのサポートが 含 ま れています CA ネットワークプロトコルを 使 用 して 入 力 / 出 力 コントローラ(IOC) またはチャンネルアクセスサーバ(CAS)がパブリッシュするプロセス 変 数 (PV) を EPICS クライアント I/O サーバを 使 用 して 監 視 および 更 新 します 新 規 VI 以 下 は Real-Time モジュール 2011 の 新 しい VI です EPICS クライアント VI EPICS パレットには 新 しい EPICS クライアントパレットと EPICS サーバパレットが 含 まれています EPICS サーバパレットには EPICS サーバ VI が 含 まれます EPICS クライアントパレットには 新 しい EPICS クライアント VI が 含 まれています EPICS クライアント I/O サーバの 作 成 デプロイ およびデプロイ 解 除 を 行 うには EPICS クライアント VI を 使 用 します EPICS クライアント I/O サーバのレコードを 追 加 削 除 一 覧 表 示 できます また EPICS クライアント I/O サーバのフィールドを 追 加 削 除 一 覧 表 示 属 性 取 得 することもできます LabVIEW Real-Time リリース / アップグレードノート 4 ni.com/jp
Real-Time Execution Trace( 実 行 トレース) ツールキット LabVIEW Real-Time モジュールには 30 日 の 評 価 期 間 が 設 けられた Real-Time Execution Trace ツールキットが 含 まれています Real-Time Execution Trace( 実 行 トレース)ツールキットには Real-Time 実 行 トレースツールと 実 行 トレースツール VI が 含 まれています 実 行 トレースツール VI を 使 用 して VI のタイミングおよび 実 行 データと RT ターゲットで 実 行 されているすべてのアプリケーションのスレッド イベントを 取 得 することができます Real-Time 実 行 トレースツールは タイミング とイベントデータ またはトレースセッションをホストコンピュータに 表 示 します LabVIEW では ツール Real-Time モジュール Execution Trace Toolkit を 選 択 し て Real-Time 実 行 トレースツールを 表 示 します Real-Time Execution Trace( 実 行 トレース)ツールキットを 使 用 して Real-Time アプ リケーションをデバッグする 方 法 については LabVIEW ヘルプ の Real-Time Execution Trace Toolkit ブックを 参 照 してください ヘルプ LabVIEW ヘルプを 選 択 して LabVIEW ヘルプ を 表 示 します LabVIEW ヘルプ でツールキット Real-Time Execution Trace Toolkit を 選 択 し Real-Time Execution Trace Toolkit ブッ クを 表 示 します Real-Time Execution Trace( 実 行 トレース)ツール キットをアクティブ 化 する Real-Time Execution Trace( 実 行 トレース)ツールキットの 使 用 にはライセンスのア クティブ 化 が 必 要 です 一 時 ライセンスは 30 日 間 の 評 価 期 間 が 設 けられています 評 価 期 間 の 終 了 後 に Real-Time Execution Trace( 実 行 トレース)ツールキットを 継 続 して 使 用 するには 有 効 な Real-Time Execution Trace( 実 行 トレース)ツール キットのライセンスをアクティブ 化 する 必 要 があります ナショナルインスツルメンツの 製 品 のアクティブ 化 には NI License Manager (スタート すべてのプログラム National Instruments NI License Manager)を 使 用 できます ナショナルインスツルメンツの 製 品 のアクティブ 化 については NI License Manager でヘルプ 目 次 を 選 択 してアクセスできる National Instruments License Manager ヘルプ を 参 照 してください アップグレードおよび 互 換 性 の 問 題 Real-Time モジュール 2010 から Real-Time モジュール 2011 にアップグレードする 際 以 下 の 互 換 性 の 問 題 が 発 生 する 場 合 があります Real-Time モジュールの 旧 バー ジョンにおける 変 更 点 については ni.com/jp で 利 用 可 能 な 旧 バージョンの LabVIEW Real-Time モジュールリリースおよびアップグレードノート を 参 照 して ください National Instruments Corporation 5 LabVIEW Real-Time リリース / アップグレードノート
PID and Fuzzy Logic(PID/ ファジーロジック)ツールキット 用 の 別 のインストーラ Real-Time モジュールを 実 行 するには PID and Fuzzy Logic(PID/ ファジーロジッ ク)ツールキットが 必 要 です ただし PID and Fuzzy Logic ツールキットは Real-Time モジュールと 共 にインストールされなくなりました このツールキット は LabVIEW プラットフォーム DVD を 使 用 してインストールできます Real-Time モジュール 2011 の 既 知 の 問 題 RT モジュールの 既 知 の 問 題 については ni.com/jp/info で Info Code として jpiqjh と 入 力 してください その 他 の 情 報 ナショナルインスツルメンツでは NI 製 品 を 使 用 する 上 で 役 立 つ 豊 富 なリソースを 提 供 しています LabVIEW および Real-Time モジュールのご 使 用 に 際 して 以 下 の リソースをご 利 用 いただけます 関 連 ドキュメントおよびサンプル LabVIEW および Real-Time モジュールの 詳 細 については 以 下 のリソースをご 使 用 ください LabVIEW ヘルプ LabVIEW でヘルプ LabVIEW ヘルプを 選 択 して 表 示 しま す Real-Time モジュールの 概 要 については 目 次 タブで Real-Time モジュール ブックを 参 照 してください 詳 細 ヘルプウィンドウ ヘルプ 詳 細 ヘルプを 表 示 を 選 択 して 表 示 します 詳 細 ヘルプには VI 関 数 およびダイアログボックスの 簡 単 な 説 明 が 表 示 されま す VI および 関 数 の 詳 細 ヘルプには 通 常 VI および 関 数 の 詳 細 なリファレンス へのリンクが 含 まれています ハードウェアドキュメント 一 部 の RT ターゲットには 印 刷 版 ドキュメントが 付 属 し LabVIEW ヘルプ にも 情 報 が 記 載 されています LabVIEW で RT ター ゲットを 使 用 する 方 法 やハードウェアの 仕 様 については ハードウェアのドキュ メントを 参 照 してください サンプル LabVIEW でヘルプ サンプルを 検 索 を 選 択 してアクセスできる NI サ ンプルファインダを 使 用 して RT のサンプル VI を 参 照 および 検 索 することがで きます また labview examples real-time ディレクトリからサンプル VI にアクセスすることも 可 能 です ナショナルインスツルメンツのウェブサイト RT モジュールの 最 新 の NI Developer Zone の 記 事 サンプル およびサポート 情 報 に ついては ni.com/jp/info から Info Code として jp4cw4 と 入 力 してください RT モジュールのオンライントレーニングについては ni.com/jp/info にアクセス し Info Code に jprjnk と 入 力 してください LabVIEW Real-Time リリース / アップグレードノート 6 ni.com/jp
サポート 技 術 サポートリソースの 一 覧 は ナショナルインスツルメンツのウェブサイトでご 覧 いただけます ni.com/jp/support では トラブルシューティングやアプリケー ション 開 発 のセルフヘルプリソースから ナショナルインスツルメンツのアプリケー ションエンジニアの E メール / 電 話 の 連 絡 先 まで あらゆるリソースを 参 照 すること ができます ナショナルインスツルメンツでは 米 国 本 社 (11500 North Mopac Expressway, Austin, Texas, 78759-3504)および 各 国 の 現 地 オフィスにてお 客 様 にサポート 対 応 して います 日 本 国 内 でのサポートについては ni.com/jp/support でサポートリクエ ストを 作 成 するか 0120-527196(フリーダイヤル)または 03-5472-2970( 大 代 表 ) までお 電 話 ください 日 本 国 外 でのサポートについては ni.com/niglobal( 英 語 )の Worldwide Offices セクションから お 問 い 合 わせ 先 サポート 電 話 番 号 電 子 メールアドレス 現 在 実 施 中 のイベントに 関 する 最 新 情 報 を 提 供 する 各 支 社 の ウェブサイトにアクセスできます National Instruments Corporation 7 LabVIEW Real-Time リリース / アップグレードノート
LabVIEW National Instruments NI ni.com National Instruments のコーポレートロゴ 及 びイーグルロゴは National Instruments Corporation の 商 標 です その 他 の National Instruments の 商 標 については ni.com/trademarks に 掲 載 されてい る Trademark Information をご 覧 下 さい 本 文 書 中 に 記 載 されたその 他 の 製 品 名 および 企 業 名 は それぞれの 企 業 の 商 標 ま たは 商 号 です National Instruments の 製 品 / 技 術 を 保 護 する 特 許 については ソフトウェアで 参 照 できる 特 許 情 報 ( ヘルプ 特 許 情 報 ) メディアに 含 まれている patents.txt ファイル または National Instruments Patent Notice (ni.com/ patents)のうち 該 当 するリソースから 参 照 してください ナショナルインスツルメンツの 輸 出 関 連 法 規 遵 守 に 対 する 方 針 に ついて また 必 要 な HTS コード ECCN その 他 のインポート / エクスポートデータを 取 得 する 方 法 については 輸 出 関 連 法 規 の 遵 守 に 関 する 情 報 (ni.com/legal/export-compliance)を 参 照 してください 2000 2011 National Instruments Corporation. All rights reserved. 371374H-0112 2011 年 6 月