岡 崎 嘉 平 太 国 際 奨 学 財 団 2017 年 度 奨 学 生 募 集 要 項 岡 崎 嘉 平 太 国 際 奨 学 財 団 は 岡 崎 嘉 平 太 先 生 の 生 前 の 業 績 を 讃 え 民 族 の 相 互 理 解 世 界 の 平 和 と 友 好 を 祈 念 していた 故 人 の 精 神 を 広 くかつ 永 遠 に 後 世 に 伝 えると 共 に 中 国 を 始 めとするアジア 諸 国 の 人 づくりを 支 援 し 相 互 理 解 と 国 際 交 流 を 推 進 すること により 世 界 平 和 と 発 展 に 寄 与 することを 目 的 として 1990 年 3 月 に 設 立 された 財 団 法 人 です 当 財 団 は この 目 的 実 行 のために アジア 諸 国 から 日 本 留 学 を 希 望 する 優 秀 な 青 年 を 日 本 に 招 き 大 学 院 修 士 課 程 に 学 ぶ 学 費 を 負 担 し 奨 学 金 を 支 給 するなどの 援 助 を 行 い ます 奨 学 生 募 集 の 具 体 的 内 容 は 以 下 の 通 りです 内 容 1. 対 象 者 及 び 専 攻 分 野 2. 募 集 人 員 3. 奨 学 金 の 支 給 期 間 4. 奨 学 金 などの 支 援 内 容 5. 応 募 資 格 6. 選 考 方 法 7. 応 募 方 法 8. 応 募 締 切 日 及 び 申 込 書 提 出 先 9. 選 考 日 程 場 所 及 び 結 果 の 通 知 10. 奨 学 金 の 停 止 又 は 廃 止 11. その 他 12. 財 団 所 在 地 等 < 申 込 書 の 提 出 は 当 財 団 が 指 定 する 大 学 ( 別 掲 ) 毎 に 行 います 申 込 者 は 各 指 定 大 学 に 問 い 合 わせて 下 さい 申 込 者 が 個 別 に 申 し 込 むことは 出 来 ません > - 1 -
1. 対 象 者 及 び 専 攻 分 野 日 本 の 大 学 院 修 士 課 程 において 日 本 語 を 通 して 研 究 勉 学 を 行 おうとする 者 専 攻 分 野 は 特 定 しない 但 し 医 学 歯 科 医 学 獣 医 学 を 除 く 2. 募 集 人 員 中 華 人 民 共 和 国 1 名 全 ての 応 募 者 は 自 らが 卒 業 した(あるいは 卒 業 見 込 みの) 中 国 の 大 学 ( 当 財 団 により 指 定 される) の 推 薦 を 要 します 2 名 の 合 格 者 がそれらの 応 募 者 の 中 から 選 ばれます 今 年 度 の 財 団 により 指 定 された 中 国 の 大 学 は 下 記 のとおりです 1 北 京 大 学 2 清 華 大 学 3 南 開 大 学 4 吉 林 大 学 なお 2017 年 度 はこの 他 に タイ インドネシア ミャンマーから 各 1 名 の 募 集 を 予 定 しています 3. 奨 学 金 の 支 給 期 間 原 則 として 3 年 間 です すなわち 大 学 院 修 士 課 程 の 2 年 間 及 び 大 学 院 入 学 以 前 において 大 学 院 の 研 究 生 または 財 団 が 指 定 する 日 本 語 学 校 の 学 生 としての 1 年 間 の 合 計 3 年 間 です また 日 本 語 未 修 の 学 生 は 来 日 以 前 に 自 国 内 の 日 本 語 教 育 機 関 において 半 年 間 の 日 本 語 学 習 が 必 要 となりますが その 入 学 金 及 び 授 業 料 は 財 団 が 支 給 します 来 日 後 1 年 以 内 に 大 学 院 進 学 試 験 に 合 格 できない 場 合 は 奨 学 金 の 支 給 を 取 り 止 めます 4. 奨 学 金 などの 支 援 内 容 (1) 奨 学 金 大 学 院 生 月 額 120,000 円 大 学 院 研 究 生 日 本 語 学 校 生 月 額 100,000 円 (2) 学 費 受 験 費 用 ⅰ) 入 学 金 授 業 料 は 全 額 支 給 します ( 平 均 年 額 70 万 円 但 し 教 材 費 は 自 己 負 担 ) ⅱ) 受 験 料 他 受 験 に 関 わる 費 用 は 全 額 支 給 します - 2 -
(3) 支 度 金 留 学 開 始 当 初 の 費 用 として 10 万 円 を 支 給 します 但 し そのうちの 2 万 円 は 現 地 にて 合 格 証 を 授 与 する 時 に 渡 しますので 来 日 前 の 通 信 費 や 日 本 到 着 時 の 地 上 交 通 費 に 充 当 していただきます (4) 旅 費 ⅰ) 留 学 開 始 及 び 終 了 時 に 来 日 帰 国 用 の 航 空 券 を 支 給 します ⅱ) 留 学 第 2 年 度 以 降 に 一 時 帰 国 用 の 航 空 券 を 一 往 復 分 支 給 します (5) 住 居 全 日 本 空 輸 株 式 会 社 の 独 身 寮 ( 川 崎 及 び 東 京 )の 一 室 を 無 償 で 提 供 します < 設 備 > 冷 暖 房 完 備 の 個 室 ( 約 14 平 米 ) 照 明 設 備 机 椅 子 ベッド( 布 団 などの 寝 具 付 き) 押 し 入 れ 電 話 端 子 完 備 食 堂 有 り( 但 し 食 費 は 自 己 負 担 ) 自 炊 設 備 ( 共 用 ) 完 備 共 用 の 浴 室 有 り 電 気 洗 濯 機 ( 共 用 ) 完 備 (6) 通 学 のための 交 通 費 財 団 が 指 定 する 住 居 ( 原 則 として 全 日 空 独 身 寮 )から 通 学 先 ( 大 学 院 )までの 公 共 交 通 機 関 を 利 用 する 通 学 定 期 券 代 を 全 額 支 給 します( 平 均 支 給 年 額 約 20 万 円 ) (7)その 他 の 待 遇 ⅰ)カウンセリングの 実 施 生 活 受 験 情 報 を 提 供 し 日 常 生 活 受 験 問 題 その 他 について 相 談 に 応 じます ⅱ) 国 内 研 修 旅 行 初 年 度 岡 山 研 修 夏 の 研 修 ( 交 通 費 宿 泊 費 食 費 全 額 支 給 ) 二 年 度 奈 良 京 都 研 修 ( 交 通 費 宿 泊 費 食 費 全 額 支 給 ) 北 海 道 研 修 ( 交 通 費 宿 泊 費 食 費 全 額 支 給 ) 三 年 度 卒 業 旅 行 ( 国 内 の 任 意 の 場 所 へ 一 往 復 分 の 全 日 空 航 空 券 を 支 給 します ) ( 上 限 を 10 万 円 として 旅 行 援 助 金 を 支 給 します ) ⅲ) 医 療 費 国 民 健 康 保 険 に 加 入 していただきます 原 則 として 治 療 費 の 7 割 が 国 民 健 康 保 険 負 担 3 割 が 本 人 負 担 となります 但 し 国 民 健 康 保 険 料 ( 毎 月 約 1,000 円 )は 本 人 が 負 担 しなければなりません - 3 -
5. 応 募 資 格 財 団 の 趣 旨 ( 自 国 の 国 づくりと 国 際 間 の 友 好 に 貢 献 する)に 賛 同 し 学 業 人 物 ともに 優 秀 かつ 健 康 であり 学 費 の 援 助 が 必 要 であると 認 められ さらに 次 の 条 件 を 満 たしていなければなりません (1) 国 籍 : 中 華 人 民 共 和 国 ( 以 下 中 国 )の 国 籍 であること (2) 居 住 地 :2016 年 4 月 1 日 現 在 中 国 内 に 居 住 していること (3) 年 令 :1992 年 4 月 2 日 以 降 の 生 まれであること (4) 学 歴 : 財 団 が 指 定 する 大 学 ( 学 部 )を 2017 年 3 月 (を 含 む) 以 前 に 卒 業 した 者 で かつ 指 導 教 授 の 推 薦 を 有 する 者 原 則 として 学 校 教 育 における 修 学 歴 が 16 年 間 以 上 あること ( 修 学 歴 が 15 年 間 しかない 場 合 大 学 での 1 年 間 以 上 の 教 員 歴 などがあることが 望 ましい ) (5) 専 攻 : 大 学 において 専 攻 した 分 野 とすること ( 進 学 したい 大 学 院 指 導 を 受 けたい 教 官 が 具 体 化 していることが 望 ましい また 研 究 テーマが 日 本 の 大 学 院 で 研 究 するのに 適 していること ) (6) 語 学 : 日 本 語 あるいは 英 語 のいずれかについて 大 学 院 の 講 義 を 聴 いて 理 解 し かつ 教 科 書 を 読 んで 理 解 するレベルにあること 尚 日 本 語 未 修 の 者 は 来 日 前 に 自 国 内 の 日 本 語 教 育 機 関 で 日 本 語 の 授 業 を 6 ヶ 月 間 (500 時 間 ) 受 講 すること (7) 住 居 : 財 団 が 指 定 する 宿 舎 ( 原 則 として 全 日 空 独 身 寮 )に 居 住 すること ( 説 明 ) 独 身 寮 への 居 住 は 生 活 費 面 における 援 助 の 他 に 日 本 の 青 年 との 生 活 の 場 に おける 交 流 もねらいとしているからです (8)その 他 : 財 団 としては 単 身 留 学 が 望 ましいと 考 えるので 次 の 条 件 も 応 募 条 件 とします ⅰ) 留 学 当 初 の1 年 間 は 単 身 留 学 とします ⅱ)2 年 目 以 降 は 本 人 の 意 思 次 第 ですが 財 団 は 家 族 同 伴 を 支 援 できません ( 説 明 ) 現 在 の 日 本 の 物 価 大 都 市 の 住 宅 事 情 さらに 言 語 事 情 等 のため 家 族 同 伴 には 極 めて 多 大 な 困 難 が 伴 い 本 来 の 留 学 目 的 である 研 究 学 習 に 支 障 を 来 す 恐 れが 強 いからです - 4 -
6. 選 考 方 法 提 出 された 研 究 実 績 と 今 後 の 研 究 テーマ 大 学 学 部 在 学 中 の 成 績 及 び 指 導 教 授 の 推 薦 内 容 等 に より 書 類 選 考 を 行 います 試 験 内 容 は 小 論 文 基 礎 学 力 試 験 等 です ( 試 験 は 日 本 の 大 学 において 第 一 線 で 指 導 されている 教 授 数 名 により 実 施 されます ) なお 面 接 は 日 本 語 英 語 のいずれかにより 実 施 します 7. 応 募 方 法 応 募 者 は 財 団 所 定 の 申 込 書 に 必 要 事 項 を 記 入 し 以 下 の 書 類 と 共 に 提 出 していただきます 申 込 書 記 入 上 の 注 意 に 従 って 記 入 してください なお 記 入 もれがある 場 合 受 け 付 けないことがあります (1) 成 績 証 明 書 (2) 卒 業 証 明 書 (または 在 学 証 明 書 ) (3) 健 康 診 断 書 ( 長 期 留 学 に 支 障 ない 旨 を 記 載 した 医 師 の 証 明 書 所 定 の 用 紙 に 英 語 で 記 入 すること ) (4) 指 導 教 授 の 推 薦 状 ( 応 募 者 の 学 業 人 物 将 来 性 ) (5) 勤 務 先 上 司 の 推 薦 状 ( 現 在 実 務 に 就 いている 者 のみ) ( 注 ) 応 募 書 類 は 一 切 返 却 致 しません 8. 応 募 締 切 日 及 び 申 込 書 提 出 先 2016 年 1 月 31 日 までに 岡 崎 嘉 平 太 国 際 奨 学 財 団 事 務 局 に 必 着 の 事 (E-mail または FAX による 申 し 込 み ならびに 締 切 日 を 過 ぎたものは 受 付 を 致 しません ) 105-7140 東 京 都 港 区 東 新 橋 一 丁 目 5 番 2 号 汐 留 シティセンター39 階 公 益 財 団 法 人 岡 崎 嘉 平 太 国 際 奨 学 財 団 - 5 -
9. 選 考 日 程 場 所 及 び 結 果 の 通 知 (1) 書 類 選 考 の 結 果 及 び 選 考 の 実 施 日 時 や 場 所 等 の 詳 細 については 2016 年 2 月 中 に 連 絡 します (2) 現 地 選 考 は 2016 年 3 月 に 中 国 北 京 にて 実 施 予 定 です (3) 選 考 結 果 は 2016 年 3 月 中 に 通 知 する 予 定 です 10. 奨 学 金 の 停 止 又 は 廃 止 奨 学 生 が 病 気 その 他 の 理 由 により 修 学 又 は 研 究 継 続 する 見 込 がなくなった 場 合 学 業 の 成 績 が 不 良 となった 場 合 ( 指 導 教 授 が 修 学 又 は 研 究 を 継 続 することを 不 適 当 と 認 めた 場 合 等 ) 当 財 団 の 名 誉 を 傷 つける 行 があったと 認 められた 場 合 は 奨 学 金 の 支 給 を 停 止 又 は 廃 止 致 します 11.その 他 本 募 集 要 項 は 日 本 文 を 正 文 とします 12. 財 団 所 在 地 等 住 所 : 105-7140 東 京 都 港 区 東 新 橋 一 丁 目 5 番 2 号 汐 留 シティセンター39 階 公 益 財 団 法 人 岡 崎 嘉 平 太 国 際 奨 学 財 団 Tel : 03-6735-5850 Fax : 03-6735-5855 E-Mail : okazakizaidan@ana.co.jp URL : http://www.okazakizaidan.or.jp/ - 6 -