OpenStack Day Tokyo 2013 OpenStackで 実 現 する フルオープン 仮 想 化 基 盤 ~NTTデータのOpenStackソリューションのご 紹 介 ~ 2013 年 3 月 12 日 株 式 会 社 NTTデータ 基 盤 システム 事 業 本 部 システム 方 式 技 術 BU 菊 間 一 夫 Copyright 2013 NTT DATA Corporation
自 己 紹 介 氏 名 菊 間 一 夫 (きくま かずお) 所 属 株 式 会 社 NTTデータ 基 盤 システム 事 業 本 部 担 当 業 務 数 年 間 規 模 融 システムの 開 発 運 に 従 事 現 在 は 主 にOpenStackの 事 業 適 用 を 検 討 しているお 客 様 に 向 けた 検 討 技 術 支 援 に 従 事 Copyright 2013 NTT DATA Corporation 2
本 日 の 内 容 Copyright 2013 NTT DATA Corporation 3
本 日 の 内 容 1 なぜOpenStackなのか? 2 なぜセルフサービス 型 のIaaSなのか? 3 NTTデータのOpenStackに 関 する 取 り 組 み 紹 介 4 NTTデータのソリューション 紹 介 Copyright 2013 NTT DATA Corporation 4
なぜOpenStackなのか? Copyright 2013 NTT DATA Corporation 5
これまでの 製 品 に 対 する 課 題 機 能 追 加 が 行 いやすいこと ベンダロックインが 少 ないこと よりスケールアウトしやすいこと これらをすべて 満 たす 製 品 が 無 い!! Copyright 2013 NTT DATA Corporation 6
機 能 追 加 が 行 いやすいこと 独 自 の 機 能 を 追 加 したいが 追 加 するためのI/Fが 公 開 されていない I/Fは 公 開 されているが 汎 用 的 なI/Fが 存 在 しない OSSである 汎 用 的 (EC2 API)なAPIが 公 開 されている 独 自 APIが 公 開 されている EC2 APIが 実 装 され ているから Amazon 互 換 機 能 を 使 える 作 れる EC2 API OpenStack API OpenStack APIが 公 開 されているから OpenStack 独 自 機 能 を 使 える OSSだから OpenStack 自 体 を 覗 ける 変 更 できる OpenStack Copyright 2013 NTT DATA Corporation 7
ベンダロックインが 少 ないこと オープンコミュニティで 開 発 が 進 められていること 130 社 を 超 える 企 業 が 参 画 していること PluginやDriverが 作 成 しやすいようになっている ことから ベンダロックインが 少 ない!! OpenFlow OpenvSwitch Cisco LinuxBridge IBM NetApp LeftHand Nexenta linux iscsi Quantum Cinder OpenStack ハイパーバイザー KVM Xen ESX Hyper-V ホストOS Ubuntu RHEL SUSE Copyright 2013 NTT DATA Corporation 8
よりスケールアウトしやすいこと 一 般 的 なIaaS 製 品 IaaSコントローラ 1つのコントローラに 処 理 負 荷 が 集 中 OpenStack IaaSコントローラ 群 コントローラ 毎 に 役 割 を 持 た せることで 処 理 負 荷 を 分 散 認 証 認 可 Keystone リソース 管 理 Nova ユーザI/F Horizon イメージ 管 理 Glance コントローラ 機 能 が 分 散 されているため スケールアップしやすい!! Copyright 2013 NTT DATA Corporation 9
なぜOpenStackなのか? 機 能 追 加 が 行 いやすいこと ベンダロックインが 少 ないこと よりスケールアウトしやすいこと Copyright 2013 NTT DATA Corporation 10
なぜセルフサービス 型 のIaaSなのか? Copyright 2013 NTT DATA Corporation 11
IaaSが 解 決 する IT 課 題 : システムリソースの 準 備 管 理 サーバの 調 達 PCの 調 達 配 備 場 所 セットアップ 資 産 管 理 スケールアップ 運 用 体 制 確 保 故 障 対 応 Copyright 2013 NTT DATA Corporation 12
セルフサービス 型 が 解 決 する IT 課 題 : 利 用 開 始 までの 時 間 利 者 運 用 者 1 要 求 1 要 求 3 使 えるが 遅 い 2 準 備 大 変 で 時 間 がかかる 3すぐ 使 える OpenStack 2 準 備 Copyright 2013 NTT DATA Corporation 13
利 点 のおさらい 課 題 サーバやPCの 調 達 配 備 場 所 やDCの 問 題 資 産 管 理 運 用 利 用 するサーバの 割 り 当 て 利 用 者 環 境 のセットアップ スケールアップ 故 障 対 応 対 応 運 用 者 が 一 括 して 行 う 同 上 同 上 同 上 IaaSが 自 動 で 割 り 当 て 管 理 VMのテンプレートを 一 度 用 意 すれば 皆 が 使 える IaaSに 必 要 スペックを 要 求 してVMを 再 起 動 するだけ 運 用 者 が 一 括 して 行 う Copyright 2013 NTT DATA Corporation 14
NTTデータのOpenStackに 関 する 取 り 組 み 紹 介 Copyright 2013 NTT DATA Corporation 15
コミュニティへの 参 画 10/05/09 NASAがNovaを 発 表 RackspaceがSwift を 発 表 10/07/19 10/10/21 11/02/03 11/04/15 11/09/22 12/04/05 12/09/27 13/04 Open Stack 発 表 Austin リリー ス Bexar リリー ス Cactus リリー ス Diablo リリー ス Essex リリー ス Folsom リリー ス Grizzly リリー ス 3.5ヶ 月 2ヶ 月 5ヶ 月 6ヶ 月 6ヶ 月 NTTデータがコミュニティへ 参 画 今 ココ Copyright 2013 NTT DATA Corporation 16
コミュニティへの 貢 献 コミュニティへ 参 画 するだけでなく ソースコードの 貢 献 も 行 っています 代 表 例 としてLiveMigration/BlockMigrationの 実 装 です!! VM VM ComputeNode ComputeNode もちろん 技 術 検 証 等 を 行 う 中 で 見 つかったBug 等 に 関 する ソースコード 貢 献 も 行 っています Copyright 2013 NTT DATA Corporation 17
OpenStackに 関 する 日 本 国 内 での 啓 蒙 活 動 本 家 コミュニティにばかり 目 を 向 けているわけではありません!! 日 本 国 内 でのOpenStackに 関 する 情 報 が 少 なかったことから 国 内 での 啓 蒙 活 動 も 行 っています 2010 年 10 月 に 日 本 OpenStackユーザ 会 の 創 設 に ボード メンバーとして 参 画 Web 媒 体 への 記 事 投 稿 (Tech Target 等 ) 引 http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1012/22/news 01.html 用 元 : 雑 誌 への 記 事 投 稿 ( 日 経 SYSTEMS 日 経 Linux 等 ) 勉 強 会 セミナー 等 での 講 演 等 Copyright 2013 NTT DATA Corporation 18
OpenStackに 関 する 技 術 検 証 社 外 に 向 けた 取 り 組 みだけでなく 社 内 でのソリューション 化 に 向 けた 取 り 組 みも 実 施 しています!! コントローラ 系 ノードに 関 する 信 頼 性 検 討 検 証 Quantumを 利 用 したNTTデータ 製 OpenFlowControllerの 接 続 などなど Copyright 2013 NTT DATA Corporation 19
OpenStackに 関 する 技 術 検 証 ( 一 例 ) Swiftを 利 用 したObjectStorage: 1 保 存 proxy 2レプリカ 自 動 作 成 storage storage storage 3レプリカ 破 損 を 定 期 監 視 ( 自 動 復 旧 ) Copyright 2013 NTT DATA Corporation 20
OpenStackに 関 する 周 辺 系 の 開 発 検 証 検 証 ばかりでなく 周 辺 系 の 開 発 検 証 も 進 めています Nova Swift VNC2.0(NTTデータ 製 OpenFlowController)のそれぞれを 統 合 的 に 監 視 VMのデフラグと 物 理 ノードの 電 源 制 御 などなど Copyright 2013 NTT DATA Corporation 21
OpenStackに 関 する 周 辺 系 の 開 発 ( 一 例 ) VNC2.0を 利 用 した 複 数 クラウド 上 のVM 間 のPrivateアドレスでの 通 信 : 拠 点 A 拠 点 B Private Network 仮 L3ネットワーク 想 L2ネットワーク Private Network VM VM VM VM VM VM NAT 変 換 NAT 変 換 PublicNetwork 外 部 ネットワーク etc PublicNetwork Copyright 2013 NTT DATA Corporation 22
NTTデータのソリューション 紹 介 Copyright 2013 NTT DATA Corporation 23
フルオープン 仮 想 化 基 盤 構 築 ソリューション Copyright 2012 NTT DATA Corporation 24
仮 想 化 基 盤 が 抱 える 課 題 急 速 なビジネス 変 化 無 駄 のない 投 資 環 境 の 配 慮 電 気 代 の 高 騰 予 期 せぬ 災 害 大 規 模 障 害 運 用 管 理 の 問 題 Copyright 2012 NTT DATA Corporation 25
フルオープン 仮 想 化 基 盤 構 築 ソリューションの4つの 特 徴 急 速 なビジネス 変 化 無 駄 のない 投 資 リーンスタートアップ 環 境 の 配 慮 電 気 代 の 高 騰 アイドリングストップ 予 期 せぬ 災 害 大 規 模 障 害 ディザスタリカバリ 運 用 管 理 の 問 題 統 合 マネージメント Copyright 2012 NTT DATA Corporation 26
リーン スタートアップ 急 速 なビジネス 変 化 無 駄 のない 投 資 リーンスタートアップ 環 境 の 配 慮 電 気 代 の 高 騰 アイドリングストップ 予 期 せぬ 災 害 大 規 模 障 害 ディザスタリカバリ 運 用 管 理 の 問 題 統 合 マネージメント Copyright 2012 NTT DATA Corporation 27
リーン スタートアップ 従来は需要を予測して構築 全部のサーバが使われる かどうか分からない サービスが拡大したときは 既に時代遅れのサーバー群 サービス開始 拡大期 リーン(無駄のない)システム A社 B社 B社 B社 C社 C社 A社 A社 B社 B社 B社 増設 増設 C社 C社 C社 C社 C社 C社 その時々に応じた最も安いサーバーを選択 Copyright 2012 NTT DATA Corporation 28
アイドリングストップ 急 速 なビジネス 変 化 無 駄 のない 投 資 リーンスタートアップ 環 境 の 配 慮 電 気 代 の 高 騰 アイドリングストップ 予 期 せぬ 災 害 大 規 模 障 害 ディザスタリカバリ 運 用 管 理 の 問 題 統 合 マネージメント Copyright 2012 NTT DATA Corporation 29
アイドリングストップ NWスイッチ VM Compute VM NodeVM NWスイッチ VM Compute VM Node VM 開 始 NWスイッチCompute Compute NodeNWスイッチ VM VM VM Node VM VM Compute VM Node VM VM NWスイッチ VM Compute Node Node NWスイッチ VM Compute Node 従 来 の 仮 想 化 に 基 づくサービスのライフサイクル 繁 忙 待 機 NWスイッチCompute 閑 散 Compute NodeNWスイッチ VM VM Node VM VM Compute Node VM VM Copyright 2012 NTT DATA Corporation 30
アイドリングストップ そこで... サービスを 継 続 した ままサーバ 間 を 移 動 NWスイッチCompute 閑 散 Compute NodeNWスイッチ VM VM VM VM VMNode Compute VM Node VM VM NWスイッチ VM VM Compute Compute VM VM Node VM VM VM NodeNWスイッチ VM Compute VM Node Node VM 待 機 必 要 のない 機 器 の 電 源 をOFF アイドリング ストップ もちろん NW 設 定 変 更 も 自 動 的 に 追 随 して 欲 しい Copyright 2012 NTT DATA Corporation 31
アイドリングストップ OpenFlowCompute 閑 散 Compute NodeOpenFlow VM VM VM VM VMNode Compute VM Node VM VM アイドリング ストップ ライブ マイグレーション OpenFlowによるNW 制 御 OpenFlow VM VM Compute Compute VM VM Node VM VM VM NodeOpenFlow VM Compute VM Node Node VM 待 機 IPMIによる 制 御 SDN(Software Defined Network) 基 盤 である OpenFlowと 仮 想 化 基 盤 (OpenStack)を 統 合 制 御 する 運 用 管 理 基 盤 を 構 築 Copyright 2012 NTT DATA Corporation 32
アイドリングストップ OpenFlow VMCompute Compute NodeOpenFlow VM VM Node VMCompute Node VM VMVM ネットワーク デフラグ を 寄 せる 機 能 で 開 始 OpenFlowCompute Compute NodeOpenFlow VM VM VM Node VM VM Compute VM Node VM VM OpenFlowCompute Compute NodeOpenFlow VM VM VM Node VMCompute VM Node VM VM 繁 忙 待 機 電 源 OFFの ONの 機 器 OpenFlowCompute 閑 散 Compute NodeOpenFlow VM VM VMNode VMCompute Node VM VM アイドリングストッ プで 不 を 要 停 なノード 止 消 費 リソース 量 稼 働 率 に 応 じた 消 費 電 力 削 減 を 達 成 このケースでは 最 大 50%の 節 電 が 可 能 Copyright 2012 NTT DATA Corporation 33
ディザスタリカバリ 急 速 なビジネス 変 化 無 駄 のない 投 資 リーンスタートアップ 環 境 の 配 慮 電 気 代 の 高 騰 アイドリングストップ 予 期 せぬ 災 害 大 規 模 障 害 ディザスタリカバリ 運 用 管 理 の 問 題 統 合 マネージメント Copyright 2012 NTT DATA Corporation 34
障 害 災 害 発 生 時 の 事 業 継 続 性 ~ディザスタリカバリ~ 拠 点 (メイン) 拠 点 (バックアップ) B A C 透 過 的 レプリケーション A B C 拠 点 の 災 害 に 備 えた 冗 長 化 Copyright 2012 NTT DATA Corporation 35
障 害 災 害 発 生 時 の 事 業 継 続 性 ~ディザスタリカバリ~ メインとサブを 効 率 的 に 利 用 し 負 荷 分 散 拠 点 (メイン) 拠 点 (バックアップ) B A C 透 過 的 レプリケーション A B C 拠 点 の 災 害 に 備 えた 冗 長 化 Copyright 2012 NTT DATA Corporation 36
障 害 災 害 発 生 時 の 事 業 継 続 性 ~ディザスタリカバリ~ 拠 点 (メイン) 拠 点 (バックアップ) A B C 災 害 により 利 用 不 能 A B C A B C 冗 長 化 Copyright 2012 NTT DATA Corporation 37
OSS& 統 合 マネージメント 急 速 なビジネス 変 化 無 駄 のない 投 資 リーンスタートアップ 環 境 の 配 慮 電 気 代 の 高 騰 アイドリングストップ 予 期 せぬ 災 害 大 規 模 障 害 ディザスタリカバリ 運 用 管 理 の 問 題 統 合 マネージメント Copyright 2012 NTT DATA Corporation 38
統 合 マネージメント ユーザ システム Nova Swift Linux OpenFlow Controller IA Server IA Server IA Server OpenFlow Switch 統 合 マネージメント Copyright 2012 NTT DATA Corporation 39
フルオープン 仮 想 化 基 盤 構 築 ソリューション リーンスタートアップ コンピュート アイドリングストップ ディザスタリカバリ ストレージ ネットワーク 統 合 マネージメント コンサル 構 築 運 用 Copyright 2013 NTT DATA Corporation 40
Copyright 2011 NTT DATA Corporation Copyright 2012 NTT DATA Corporation