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Transcription:

日 本 語 入 門 期 学 習 者 の 電 子 ポートフォリオを 活 用 した ラーニング コミュニティーの 開 発 課 題 番 号 16500594 平 成 16 年 度 ~ 平 成 17 年 度 科 学 研 究 費 補 助 金 基 盤 研 究 (C)(2) 平 成 19 年 3 月 研 究 代 表 者 梅 田 泉 熊 本 大 学 留 学 生 センター 助 教 授

は し が き 日 本 語 教 育 の 方 法 は インターネットの 普 及 とメディア 利 用 の 高 度 化 で 大 きく 変 貌 し つつあります そこで いつでもどこでも 学 習 や 交 流 ができるという 時 代 に 合 った 学 習 環 境 として 留 学 生 と 日 本 人 が 協 同 で 学 ぶことのできるラーニング コミュニティーと いうものを 考 えてみました ネットワークを 活 用 した 協 同 学 習 のための Web サイトで 留 学 生 にとっては 日 本 語 学 習 の 日 本 人 にとっては 国 際 理 解 や 国 際 交 流 のためのもので す まだ 決 まった 形 のない 雲 をつかむような 概 念 ですが 大 きく 社 会 を 変 えていく 可 能 性 を 持 っています デジタルデータをたくさん 使 っていきますが 印 刷 教 材 などの 古 い メディアも 使 います 古 いものが 廃 れ 新 しいものと 入 れ 替 わるのか それとも 両 者 は 共 存 するのか ともかく やれたらいいなと 思 うことを 実 際 にやってみました 計 画 通 り にいかないこともたくさんありましたし まだ 完 成 でもなく 研 究 途 上 ではありますが ここに 記 録 を 残 すことにしました 日 本 語 の 学 習 と 交 流 を Web サーバーを 軸 として いろいろな 行 事 と 絡 めて 行 いました 留 学 生 の 日 本 語 授 業 もそうした 絡 みの 中 をくぐる ように 計 画 しました その 過 程 で たくさんの 方 のご 協 力 を 得 ました コミュニティー にとって 大 切 なのは 人 だということを 実 感 したしだいです ありがとうございました 研 究 組 織 研 究 代 表 者 梅 田 泉 ( 熊 本 大 学 留 学 生 センター 助 教 授 ) 研 究 分 担 者 今 西 利 之 ( 熊 本 大 学 留 学 生 センター 講 師 ) 交 付 決 定 額 ( 配 分 額 ) ( 金 額 単 位 : 円 ) 直 接 経 費 間 接 経 費 合 計 平 成 16 年 度 500,000 0 500,000 平 成 17 年 度 500,000 0 500,000 総 計 1,000,000 0 1,000,000

日 本 語 入 門 期 学 習 者 の 電 子 ポートフォリオを 活 用 した ラーニング コミュニティーの 開 発 目 次 資 料 編 日 本 語 入 門 期 教 材 じこしょうかい ---------------------------------------------------------------------- 1 あいさつ ------------------------------------------------------------------------------- 2 がんばります ---------------------------------------------------------------------------- 3 ありますか ---------------------------------------------------------------------------- 4 いくらですか ------------------------------------------------------------------------- 5 これなんですか ---------------------------------------------------------------------- 6 よんでください ---------------------------------------------------------------------- 7 よみましょう ------------------------------------------------------------------------- 8 わかりますか ------------------------------------------------------------------------- 9 私 の 国 アウトライン ------------------------------------------------------------- 10 私 の 国 よく 使 う 文 ---------------------------------------------------------------- 12 私 の 国 話 題 ------------------------------------------------------------------------- 16 KUma Ryu Online Commun ity の 画 面 ----------------------------------- 19 平 成 1 6 年 度 日 本 語 ボ ラン ティ ア 募 集 --------------------------------------- 20 留 学 生 から こ ん にち は 各 学 期 の トッ プペ ージ 平 成 16 年 度 後 期 ------------------------------------------------------------------- 21 平 成 17 年 度 前 期 ------------------------------------------------------------------- 23 平 成 17 年 度 後 期 ------------------------------------------------------------------- 24 留 学 生 から こ ん にち は 学 生 制 作 の 自 己 紹 介 平 成 17 年 度 後 期 の 学 生 が 制 作 したトップページから ------------------- 25 みん なと 話 そ う バ ーチ ャル 交 流 会 館 バーチャル 交 流 会 館 で 交 流 するための 書 き 方 のコツ ------------------ 32 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 ---------------------------------------------------------- 34 Web ラ ジオ 世 界 の 言 葉 で 話 そ う トップのメニュー 画 面 ------------------------------------------------------------- 53 平 成 16 年 度 前 学 生 の 画 面 から ------------------------------------------------- 54

熊 本 大 学 留 学 生 セ ンタ ー 放 送 局 ( K RB ) 平 成 16 年 度 及 び 平 成 17 年 度 制 作 の 番 組 リスト ------------------------- 56 日 本 語 研 修 コー ス のホ ーム ペー ジ ト ップ ペー ジと 写 真 館 平 成 16 年 度 前 期 ------------------------------------------------------------------- 62 平 成 16 年 度 後 期 ------------------------------------------------------------------- 77 平 成 17 年 度 前 期 ------------------------------------------------------------------- 69 平 成 17 年 度 後 期 ------------------------------------------------------------------- 72 試 用 した CMS の 画 面 例 熊 本 大 学 留 学 と 交 流 サイト の 画 面 --------------------------------------- 75 留 学 と 日 本 人 がお 互 いに 学 習 しあう KyoRyuSite の 画 面 ------------------ 76 熊 本 留 学 生 交 流 推 進 会 議 ホ ーム ペ ージ ----------------------------------------- 77 熊 本 地 区 留 学 生 シ ンポ ジウ ムの 記 録 --------------------------------------------- 78 報 告 編 1 本 研 究 の 概 要 ----------------------------------------------------------------------- 83 2 日 本 語 入 門 期 用 教 材 の 制 作 ------------------------------------------------- 86 3 Web での 活 動 - ボラ ンテ ィ ア 募 集 か ら WEB によ る 交 流 活 動 まで 1 KUma Ryu Online Community の 概 要 -------------------------------- 88 2 留 学 生 のホームページリンク 集 留 学 生 から こんにちは の 制 作 -- 90 3 掲 示 板 での 交 流 活 動 みんなと 話 そう バーチャル 交 流 会 館 ------- 95 4 音 声 データ 中 心 の Web ラジオサイト 世 界 の 言 葉 で 話 そう の 制 作 --101 5 KRB( 熊 本 大 学 留 学 生 センター 放 送 局 )の 運 営 ----------------------------103 6 日 本 研 修 コースホームページの 作 成 と 活 用 ----------------------------------106 7 CMS 活 用 事 始 め ---------------------------------------------------------------------109 4 コミ ュニ テ ィー 作 り のた め の 活 動 1 ボランティアスタッフとの 市 内 見 学 や 日 帰 り 旅 行 -------------------------112 2 学 校 や 地 域 団 体 との 交 流 活 動 ----------------------------------------------------113 3 スピーチ 発 表 会 と 熊 本 地 区 留 学 生 シンポジウムの 開 催 -------------------114 5 まと めと 課 題 -----------------------------------------------------------------------117

& Ji ko sho o ka i. Self-introduction! $# full name Ha ji me ma shi te. < full name > Example desu. How do you do. I am <full name>. nick name '+ <nick name>to, Example yo nn de ku da sa i. Call me <nick name>, please. country ( # <country> Example ka ra, ki ma shi ta. I come from <country>. * Example +%+! field of study *(Wa ta shi no) se nn mo nn wa, <field of study> de su. My field of study is < > *( ) shows optional. ') # Example Do o zo, yo ro shi ku, o ne ga i shi ma su. Nice to meet you. [literally: please be kind to me.] & Ji ko sho o ka i on the opening ceremony 日本語入門期用教材 1

A i sa tsu Greeting Good morning O ha yo o go za i ma su. Good morning(casual) O ha yo o. Good afternoon; Hello Ko nn ni chi wa. Good evening Ko nn ba nn wa. Thank you very much. or Do o mo a ri ga to o go za i ma su (go za i ma shi ta). Thank you. Thanks. When you leave the dormitory, you say to the caretaker; You: I tte ki ma su. Caretaker: I tte ra ssha i. When you return to the dormitory, you say to the caretaker; You: Ta da i ma. Caretaker: O ka e ri na sa i. When you enter the office, you say politely; Shi tsu re e shi ma su. When you leave the office, you say politely; Shi tsu re e shi ma su. Or Shi tsu re e shi ma shi ta. When you say good-bye formally to your academic advisor; Se nn see, sa yo o na ra. Also Se nn see, shi tsu re e shi ma su. When you say good-bye friendly to your teacher; Se nn see, ja a, ma ta. When you say good-bye casually to your friends; Ja a, ma ta. Also Ja a ne. ba i ba i. 日 本 語 入 門 期 用 教 材 2

Ga nn ba ri ma su I ll do my best. [It s all right.] A: Da i jo o bu de su ka. You :Ha i, da i jo o bu de su. [Do your best] A: Ga nn ba tte ku da sa i. You:Hai, ga nn ba ri ma su. A professor encourages you to study hard A professor: You: A professor: You: A professor: You: Ni ho nn go no be nn kyo o, ta i he nn de su ne. Studying Japanese is very hard, is nt it? Ha i. To te mo, ta i he nn de su. Yes, it s very hard. Da i jo o bu de su ka. Are you all right? Ha i, da i jo o bu de su. I'm all right. Ga nn ba tte ku da sa i. Do your best, please. Ha i, ga nn ba ri ma su. Yes, I ll do my best. 日 本 語 入 門 期 用 教 材 3

A ri ma su ka Do you have? Dou you have a bus card? Ba su ka a do, a ri ma su ka. tsu u ga ku yo o bas u ka a do a discount bus card for students who go to school by bus You: or You: Su i ma se nn. Ba su ka a do, a ri ma su ka. Su i ma se nn. Tsu u ga ku yo o ba su ka a do, a ri ma su ka. Clerk: Yes, we have. Ha i, a ri ma su. Which card do you? O i ku ra no ka a do de su ka. (literally How much card do you want?) You: A 1000 yen card, please. Se nn e nn no ka a do, o ne ga i shi ma su. Clerk: (the clerk confirm the card and give it to you.) Ha i. Se nn e nn de su ne. OK. 1000 yen card. You: (you give money and say) Ha i. Here is 1000 yen. Clerk: Thank you very much. A ri g a to o go za oi ma shi ta. You: Do o mo Thanks. 日 本 語 入 門 期 用 教 材 4

I ku ra de su ka How much is it? You: Excuse me, but how much is this? Su i ma se nn. Ko re, i ku ra de su ka. Clerk: It s 985yen. Kyu hya ku ha chi ju u go e nn de su. You:. Jaa, kore, onegai shimasu. i chi ju u i chi ni ju u ni sa nn ju u sa nn shi or yo nn ju u shi go ju u go ro ku ju u ro ku shi chi or na na ju u shi chi ha chi ju u ha chi ku or kyu u ju u ku ju u ni ju u 100 hya ku 1000 se nn 200 ni hya ku 2000 ni se nn 300 san nn bya ku 3000 sa nn ze nn 400 yon n hya ku 4000 yo nn se nn 500 go hya ku 5000 go se nn 600 ro ppya ku 6000 ro ku se nn 700 na na hya ku 7000 na na se nn 800 ha ppya ku 8000 ha sse nn 900 kyu u hya ku 9000 kyu u se nn 1000 se nn 10000 i chi ma nn The instructor tells the price, then point the right one 10 11 12 13 14 日 本 語 入 門 期 用 教 材 5

Ko re, na nn de su ka What is this? [What is this?] You: Excuse me, what is this? Su mi ma se nn, ko re, na nn de su ka. Clerk: Oh, that is a bus card. A, so re wa, ba su ka a do de su. You: Oh, I see. Thanks. A, so o de su ka. Do o mo. Clerk: Not at all. I i e. [Is this a bus card?] You: Excume me, is this a bus card? Su mi ma se nn, ko re, ba su ka a do de su ka. Clerk: Yes, that s right. Ee, so o de su. You: Ja a, se nn e nn no ka a do, o ne ga i shi ma su. Then, a 1000yen card please. a discount bus card for students who go to school by bus tsu u ga ku yo o bas u ka a do You: Su mi ma se nn, ko re, tsu u ga ku yo o ba su ka a do de su ka. Excuse me, is this a bus card for students? Clerk: No, it isn t. I i e, chi ga i ma su. The student s card is this one. Tsu u ga ku yo o wa, ko re de su. You: Then, I ll buy this one, please. Ja a, ko re, o ne ga i shi ma su. 日 本 語 入 門 期 用 教 材 6

1 Kyo shi tsu de 1 In the classroom 1 [Vocabulary] kyo o shi tsu class room ju gho o class shu ku da i homework kyo o ka sho textbook te ki su to textbook ho wa i to bo o do white bord no o to notebook mi n na everyone mi na sa nn everyone(polite) i ssho ni together (adverb) [verbs] yo mi ma su (yo mu) to read; polite(plain) ki ki ma su (ki ku) ka ki ma su (ka ku) mi ma su (mi ru) to look; polite(plain) to listen; polite(plain) to write; polite(plain) Yo nn de ku da sa i. Verb de(te) ku da sa i Please do Please read. Yo nn de ku da sa i Please read. Ki i te ku da sa i Please listen. Ka i te ku da sa i Please write. Mi te ku da sa i Please look(or watch). 日 本 語 入 門 期 用 教 材 7

Kyo shi tsu de 2 In the classroom 2 Yo mi ma sho o Verb ma sho o Let s do Let s read. Yo mi ma sho o Let s read. Ki ki ma sho o Let s listen. Mi ma sho o Let s look; Let s watch.. Ka ki ma sho o Let s write. Ha ji ma sho o Let s start. O wa ri ma sho o Let s finish. Ya su mi ma sho o Let s take a rest. Sensei: Let s read the textbook. Ja a, te ki su to o yo mi ma sho o. Let s listen to the cassette tape. ka se tto o ki ki ma sho o. Let s watch the video. bi de o o mi ma sho o. Let s write the Kanji. ka nn ji o ka ki ma sho o. [Example Conversation] Sensei: Mi na sa nn, o ha yo o go za i ma su. Gakusei: O ha yo o go za i ma su. Sensei: Ja a, ju gyo o o, ha ji me ma sho o. Gakusei: Ha i. 日 本 語 入 門 期 用 教 材 8

Kyo shi tsu de 3 In the classroom 3 [Do you understand?] Wa ka ri ma su ka Do you understand? Ha i, wa ka ri ma su. Yes. I understand. I i e, wa ka ri ma se nn. No. I don t understand. [Do you know it?] Shi tte i ma su ka. Ha i. Shi tte I ma su. I I e. Shi ri ma se nn. Do you know it? Yes, I know it. No, I don t know it. [Once again, please. Slowly, please.] Mo o i chi do, o ne ga i shi ma su. Yu kku ri o ne ga i shi ma su. Once again, please. Slowly, please. [Good; no good; wrong] To te mo i i de su. Very good. Da me de su. No good Chi ga i ma su. It s wrong. 日 本 語 入 門 期 用 教 材 9

(Greeting) Telling your country and name full name short name please call me country more polite than (Introducing a topic) I am going to talk about my country. country country capital capital home town home town about to talk, speak basic information (Talk about the country s basic information) (Look at this.) populationarea languagereligion 日 本 語 入 門 期 用 教 材 10

Buddhism Buddhist Japanese Shintoism Islam Muslim Christianity Christian Hinduism Hindu (change the topic) famous place beautiful placenatureculture foodfestivaleducation (Final comment) (landscape everyday (festival) everybody) 日 本 語 入 門 期 用 教 材 11

Useful sentences the population population More than Japan Less than Japan approximately, about... Not the area area of your country square kilometer times number = approximately, about When you show something; This is 日 本 語 入 門 期 用 教 材 12

This is. Location 1 North, south, east, west; northeast, northwest, southeast, southwest center Africa Europe North America Centeral America South America Oceania Middle East Location 2 (Location) 日 本 語 入 門 期 用 教 材 13

Comparison (using adjectives) The are of my country is (adjective) than Japan. The area of my country is bigger than Japan. price of commodities Approximately times, (number) (number) The area of china is approximately 26 times of Japan. 日 本 語 入 門 期 用 教 材 14

The same, different, similar, opposite the same different similar opposite the first, the second,... The population of China is the largest in the world. 日 本 語 入 門 期 用 教 材 15

(around your country) 日 本 語 入 門 期 用 教 材 16

to boil to boil vegetables, fish, meet with soup to roast to fry 日 本 語 入 門 期 用 教 材 17

日 本 語 入 門 期 用 教 材 18

KUma Ryu Online Community の 画 面 19

12 Web Machintosh FAX --------------------------- web --------------------------- 平 成 16 年 度 日 本 語 ボランティア 募 集 20

留 学 生 から こんにちは 各 学 期 トップページ 21

留 学 生 から こんにちは 各 学 期 トップページ 22

留 学 生 から こんにちは 各 学 期 トップページ 23

留 学 生 から こんにちは 各 学 期 トップページ 24

留 学 生 から こんにちは 学 生 制 作 の 自 己 紹 介 25

留 学 生 から こんにちは 学 生 制 作 の 自 己 紹 介 26

留 学 生 から こんにちは 学 生 制 作 の 自 己 紹 介 27

留 学 生 から こんにちは 学 生 制 作 の 自 己 紹 介 28

留 学 生 から こんにちは 学 生 制 作 の 自 己 紹 介 29

留 学 生 から こんにちは 学 生 制 作 の 自 己 紹 介 30

留 学 生 から こんにちは 学 生 制 作 の 自 己 紹 介 31

-------------------------------------------------------------------------------------------------- 2 2006 Web バーチャル 交 流 会 館 書 き 方 のコツ 32

umeda@kumamoto-u.ac.jp バーチャル 交 流 会 館 書 き 方 のコツ 33

バーチャル 交 流 会 館 から 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 34

バーチャル 交 流 会 館 から 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 35

バーチャル 交 流 会 館 から 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 36

バーチャル 交 流 会 館 から 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 37

バーチャル 交 流 会 館 から 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 38

バーチャル 交 流 会 館 から 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 39

バーチャル 交 流 会 館 から 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 40

バーチャル 交 流 会 館 から 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 41

バーチャル 交 流 会 館 から 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 42

バーチャル 交 流 会 館 から 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 43

バーチャル 交 流 会 館 から 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 44

バーチャル 交 流 会 館 から 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 45

バーチャル 交 流 会 館 から 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 46

バーチャル 交 流 会 館 から 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 47

バーチャル 交 流 会 館 から 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 48

バーチャル 交 流 会 館 から 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 49

バーチャル 交 流 会 館 から 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 50

バーチャル 交 流 会 館 から 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 51

バーチャル 交 流 会 館 から 平 成 16 年 度 後 期 の 記 録 52

Webラジオ 世 界 の 言 葉 で 話 そう 53

Web Webラジオ 世 界 の 言 葉 で 話 そう 54

Webラジオ 世 界 の 言 葉 で 話 そう 55

熊 本 大 学 留 学 生 センター 放 送 局 (KRB) 56

熊 本 大 学 留 学 生 センター 放 送 局 (KRB) 57

熊 本 大 学 留 学 生 センター 放 送 局 (KRB) 58

熊 本 大 学 留 学 生 センター 放 送 局 (KRB) 59

熊 本 大 学 留 学 生 センター 放 送 局 (KRB) 60

熊 本 大 学 留 学 生 センター 放 送 局 (KRB) 61

日 本 語 研 修 コース トップページと 写 真 館 62

日 本 語 研 修 コース トップページと 写 真 館 63

日 本 語 研 修 コース トップページと 写 真 館 64

日 本 語 研 修 コース トップページと 写 真 館 65

日 本 語 研 修 コース トップページと 写 真 館 66

Intensive Japanese Course Second Semester, 2004 日 本 語 研 修 コース トップページと 写 真 館 67

日 本 語 研 修 コース トップページと 写 真 館 68

Kumamoto University International Student Center 日 本 語 研 修 コース トップページと 写 真 館 69

日 本 語 研 修 コース トップページと 写 真 館 70

日 本 語 研 修 コース トップページと 写 真 館 71

Kumamoto University International Student Center 日 本 語 研 修 コース トップページと 写 真 館 72

日 本 語 研 修 コース トップページと 写 真 館 73

日 本 語 研 修 コース トップページと 写 真 館 74

JH>? O? 5I*(/ @CTVATTG %@CTWAUG$ "RMK '8M H<:F7CM!Q9 " D6 AUG & L;#.+(3'=E & /-014,"NS 2)(3PB" NS 試用したCMSの画面例 75

24< "#!$ $*7 '50+- 9,6 24( &,: KyoRyuSite.1@A/@3 ;?=7% )7 $ 8> 試用したCMSの画面例 76

熊 本 留 学 生 交 流 推 進 会 議 ホームページ 77

熊 本 地 区 留 学 生 シンポジウムの 記 録 78

熊 本 地 区 留 学 生 シンポジウムの 記 録 79

熊 本 地 区 留 学 生 シンポジウムの 記 録 80

熊 本 地 区 留 学 生 シンポジウムの 記 録 81

熊 本 地 区 留 学 生 シンポジウムの 記 録 82

1 本 研 究 の 概 要 本 研 究 の 目 的 は 日 本 語 入 門 期 の 学 習 者 が 日 本 語 学 習 過 程 や 成 果 の 記 録 をデジタ ル 化 して 作 成 したマルチメディア 型 のポートフォリオを Web 上 で 構 築 し それを 視 聴 する 日 本 人 との 交 流 を 促 進 するコミュニティーサイトを 開 発 することである 2 年 間 で 次 の3 点 を 明 らかにする まず どのような 学 習 活 動 に どのようなデータ( 画 像 動 画 音 声 文 字 )をデジタル 化 し ポートフォリオとするか さらにそれをどのよ うな 構 成 と 機 材 で 配 信 するか そして 日 本 人 視 聴 者 (ボランティアスタッフ)が 学 習 者 と 交 流 することによって 相 互 に 学 習 の 進 むラーニング コミュニティーをどのよ うに 設 計 するかである 1 年 目 の 平 成 16 年 度 は 1 日 本 語 入 門 期 の 学 習 内 容 を 定 め 教 材 化 する 2 日 本 語 ボランティアスタッフを 募 集 し 交 流 活 動 を 行 う 3 留 学 生 が 作 成 したデータを Web に 載 せ 登 録 者 に 公 開 する の3つについて 実 践 した しかし 残 念 ながら 本 研 究 のための 科 研 費 交 付 の 内 定 通 知 が 年 度 後 半 の10 月 決 定 通 知 が11 月 であった そのため 上 記 作 業 のうち 日 本 語 教 材 制 作 の 開 始 が11 月 以 降 となり 教 材 化 に 十 分 な 時 間 を 使 うことができなかっ た しかし 本 研 究 の 目 的 は コミュニティーサイトの 構 築 が 主 であり 教 材 について は 期 間 内 でできるところまでとした 2 年 目 の 平 成 17 年 度 は 1 CMS の 導 入 2 Web サイトの 構 成 と 運 用 についての 検 討 3 交 流 活 動 に 必 要 なデータ 制 作 と 活 動 の 観 察 を 日 本 語 研 修 コースの 運 用 にあわせて 行 うことにした この 研 究 ではコミュニティーの 形 成 のため Web サーバーの 活 用 や 教 材 作 成 にとど まらず 日 本 語 ボランティアスタッフ 募 集 と 運 営 留 学 生 向 けイベントへの 積 極 的 な 参 加 さらに 新 たなイベントの 提 案 と 開 催 等 により 交 流 活 動 が 活 発 になるよう 努 め た この2 年 間 の 活 動 を 以 下 にまとめておく 平 成 16 年 4 月 日 本 語 ボランティアスタッフの 募 集 開 始 熊 本 大 学 の 新 入 生 歓 迎 行 事 に 参 加 しボランティアを 募 集 した 平 成 16 年 度 前 期 日 本 語 研 修 コースホームページを 制 作 一 般 公 開 ボランティアと 日 本 語 研 修 生 が 市 内 見 学 ( 中 心 街 と 熊 本 城 ) 前 期 日 本 語 研 修 コース 開 講 式

KUma Ryu Online Community のサイトを 登 録 者 に 公 開 ボランティアと 研 修 生 が 市 内 見 学 ( 水 前 寺 公 園 と 熊 本 市 動 植 物 園 ) 5 月 ボランティアと 研 修 生 が 阿 蘇 日 帰 り 旅 行 ボランティアを 招 き Show &Tell パーティー 6 月 熊 本 学 園 大 学 日 本 語 教 育 のクラスとの 交 流 会 日 本 語 研 修 コース 前 期 スピーチ 発 表 会 映 像 を Web で 公 開 7 月 熊 本 大 学 教 育 学 部 附 属 小 学 校 との 交 流 会 参 加 ボランティアと 研 修 生 教 職 員 による さよならパーティー 開 催 前 期 日 本 語 研 修 コース 修 了 式 10 月 平 成 16 年 度 後 期 日 本 語 研 修 コースホームページを 制 作 一 般 公 開 後 期 日 本 語 研 修 コース 開 講 式 日 本 語 入 門 教 材 の 制 作 留 学 生 のホームページ 留 学 生 から こんにちは を 制 作 し 公 開 11 月 科 研 費 交 付 決 定 通 知 書 受 領 サーバーの 準 備 を 始 める 日 本 語 ボランティアスタッフのための 講 習 会 を 開 催 熊 本 大 学 の 大 学 祭 で 日 本 語 研 修 コースを 紹 介 ボランティアの 自 己 紹 介 ホームページを 交 流 サイトに 掲 載 ボランティアを 招 き Show &Tell パーティー 12 月 日 本 語 研 修 コース 後 期 留 学 生 スピーチ 発 表 会 映 像 を Web で 公 開 日 本 人 との 交 流 用 掲 示 板 バーチャル 交 流 会 館 を 制 作 し 公 開 Web ラジオ 世 界 の 言 葉 で 話 そう 今 年 度 前 期 学 生 分 を 制 作 公 開 平 成 17 年 1 月 Web ラジオ 世 界 の 言 葉 で 話 そう 今 年 度 後 期 学 生 分 を 制 作 公 開 第 1 回 熊 本 地 区 留 学 生 シンポジウム 開 催 (パレアホールにて) 3 月 後 期 日 本 語 研 修 コース 修 了 式 4 月 平 成 17 年 度 前 期 日 本 語 研 修 コースホームページを 制 作 一 般 公 開 前 期 日 本 語 研 修 コース 開 講 式 5 月 ボランティアと 研 修 生 が 市 内 見 学 ( 水 前 寺 公 園 ) 6 月 熊 本 学 園 大 学 日 本 語 教 育 クラスとの 交 流 会 日 本 語 研 修 コース 前 期 スピーチ 発 表 会 映 像 を Web で 公 開 ボランティアと 阿 蘇 日 帰 り 旅 行 7 月 熊 本 市 立 飽 田 東 小 学 校 との 交 流 会 8 月 前 期 日 本 語 研 修 コース 修 了 式 NetCommons のインストール 留 学 と 交 流 サイト の 構 築 準 備

9 月 kyo サーバーの 導 入 Moodle のインストール( 失 敗 ) j1 サーバーの 後 期 の 交 流 関 連 ページを kyo サーバーに 移 動 10 月 平 成 17 年 度 後 期 日 本 語 研 修 コースホームページを 制 作 一 般 公 開 ボランティアと 日 本 語 研 修 生 が 市 内 見 学 ( 熊 本 市 動 植 物 園 ) 後 期 日 本 語 研 修 コース 開 講 式 日 本 語 ボランティアスタッフの 新 規 募 集 開 始 くまもとお 城 祭 り 見 学 ( 着 付 け 体 験 とやぶさめ 見 学 ) 11 月 NetCommons による 留 学 と 交 流 サイト 試 験 運 用 開 始 ボランティアと 研 修 生 が 阿 蘇 日 帰 り 旅 行 12 月 熊 本 学 園 大 学 日 本 語 教 育 クラスとの 交 流 会 第 2 回 熊 本 地 区 留 学 生 シンポジウム 開 催 (パレアホールにて) 熊 本 大 学 教 育 学 部 附 属 小 学 校 との 交 流 会 参 加 大 晦 日 にボランティアと 年 越 しパーティー 平 成 18 年 1 月 kyo サーバーに Moodle のインストールが 成 功 し 試 験 運 用 開 始 2 月 城 南 町 フレンドシップクラブと 日 本 語 研 修 生 らとの 交 流 会 熊 本 県 国 際 協 会 主 催 の 国 際 交 流 祭 典 2006 に 研 修 生 が 参 加 熊 本 大 学 教 育 学 部 附 属 小 学 校 との 交 流 会 参 加 3 月 熊 本 市 飽 田 東 小 学 校 との 交 流 会 参 加 ボランティアと 研 修 生 のさよならパーティー 開 催 後 期 日 本 語 研 修 コース 修 了 式 熊 本 大 学 留 学 と 交 流 サイト の 試 験 運 用 終 了 本 格 運 用 は4 月 から なお 本 報 告 書 の 編 集 は 研 究 代 表 者 が 行 った 各 章 の 担 当 執 筆 者 は 章 末 の 名 前 で 表 示 した 本 研 究 のうち 日 本 語 研 修 コースホームページの 作 成 と 運 用 動 画 配 信 用 のストリーミングサーバーの 管 理 運 営 は 研 究 分 担 者 が 行 った 日 本 語 研 修 コースの 運 営 は 研 究 代 表 者 と 分 担 者 の 協 同 作 業 である ( 梅 田 )

2 日 本 語 入 門 期 教 材 の 制 作 1で 述 べたが 本 研 究 のスタートが 平 成 16 年 10 月 末 となったため 急 ぎそれま で 作 成 したものを 下 地 にして 日 本 語 入 門 期 教 材 の 制 作 にとりかかった 教 材 はワー プロで 作 成 し PDF 形 式 で 保 存 その 後 音 声 データ 動 画 データなどをのせるという 方 針 で 制 作 した PDF 形 式 を 使 ったのは Mac や Windows にとらわれない 共 通 のも のとしたかったことと マルチメディアを 取 り 込 んだ 教 材 のプラットフォームとして 今 のところ 一 番 作 りやすいと 判 断 したからである 最 初 は HTML や Flash PowerPoint 形 式 なども 検 討 した しかし HTML 形 式 は ブラウザによって 見 え 方 が 異 なり 音 声 や 動 画 の 組 み 込 みも 便 利 ではなかった また 印 刷 結 果 もブラウザや 端 末 の 設 定 でかわりやすいので 使 いにくかった Flash 形 式 は ブラウザを 使 う 便 利 さと プラットフォームにとらわれない 点 が 魅 力 だが 音 声 や 動 画 を 組 み 込 んだ 教 材 を 作 っ て 改 良 していくには 習 得 すべき 技 能 が 多 く 諦 めざるをえなかった ただ 検 討 の 過 程 で 参 考 にした 文 献 のおかげで Web ラジオ 世 界 の 言 葉 を 話 そう を 作 ることが できた(3-4 参 照 ) さらに PowerPoint を 使 うことも 検 討 した しかし PDF なら ワープロでテキストデータが 作 れ 改 訂 もしやすいこと PDF に 変 換 して 音 声 や 動 画 をつけたものはどのプラットフォームでも Acrobat Reader があれば 全 く 同 じ 画 面 状 態 で 見 ることができること また Adobe Acrobat の 多 機 能 性 にも 期 待 が 持 てたこと などから 最 終 的 には Adobe Acrobat を 使 い データを 作 成 することにした この 教 材 の 対 象 は 日 本 語 入 門 期 の 留 学 生 である 入 門 期 とはゼロから1~2か 月 程 度 までの 期 間 をさす 初 級 レベルをいくつかのユニットに 分 けて 今 回 作 成 した 教 材 は 初 級 の 最 初 の1~2か 月 の 学 習 内 容 とし 主 教 材 ではなく 副 教 材 と 位 置 づけて 作 成 した ここでは 熊 本 の 生 活 に 慣 れる をテーマに 幾 度 か 改 訂 を 重 ねて 最 終 的 に 次 のような 内 容 となった は じめ て 話 す:はじめて 日 本 人 と 話 すときの 表 現 で 次 の3トピック じこしょうかい あいさつ がんばります 生 協 で 話 す : 生 協 で 買 い 物 をするときの 表 現 で 次 の3トピック ありますか いくらですか これなんですか 教 室 で 話 す : 教 室 で 先 生 と 生 徒 が 話 すときの 表 現 で 次 の3トピック よんでください よみましょう わかりますか 自 分 の 国 に つい て 話 す : 自 分 の 国 についてのスピーチ 準 備 として アウトライン よく 使 う 文 話 題 はじめて 話 す では 自 己 紹 介 を 目 的 とした 教 材 を 作 成 した まずワープロで 教 材

を 作 成 し PDF に 変 換 して 音 声 やビデオを 載 せ 完 成 させた( 資 料 1ページ 参 照 ) こ れは 独 習 用 ではなく 授 業 でも 使 い 復 習 として 繰 り 返 し 練 習 をするためのものとし て 作 成 している 研 修 生 は 自 己 紹 介 の 練 習 の 後 日 本 語 研 修 コースの 開 講 式 に 臨 む 日 本 語 研 修 コースでは 開 講 式 の 前 から 準 備 講 座 を 始 めており その 中 にこの はじ めて 話 す の 自 己 紹 介 の 練 習 が 含 まれている 日 本 語 研 修 コースの 研 修 生 たちは 学 長 や 学 部 長 指 導 教 員 が 出 席 している 開 講 式 で 日 本 語 で 自 己 紹 介 をすることになる 当 然 学 習 のモティベーションは 高 い 今 回 作 成 した 自 己 紹 介 の 教 材 には 各 文 の 音 声 データと 以 前 の 学 期 の 開 講 式 の 様 子 を 写 したビデオを 貼 り 付 けた そして 平 成 16 年 度 後 期 の 研 修 生 に 使 ってもらうこ とにした ところが 教 材 の 音 声 や 動 画 を 見 るためにコンピュータ 室 に 行 き データ を 繰 り 返 し 聞 いて 覚 える 学 生 は 案 外 少 ないことが 分 かった コンピュータで 教 材 を 見 たとしても1 度 か2 度 聞 くだけで LL 教 室 で 練 習 するような 集 中 的 な 学 習 ではなか った どうやら 研 修 生 は この 学 習 項 目 をあまり 難 しいとは 感 じず 1~2 度 サンプ ルを 見 たり 聞 いたりして もうできるという 自 信 を 持 ってしまったようだった ただ 本 当 にできるかというとそうでもなかった 実 際 開 講 式 の 自 己 紹 介 を 聞 くと まだ 流 ちょうさに 欠 けており 練 習 を 十 分 にしたとは 言 えないものだったからである 我 々としては せめて 復 習 用 として 音 声 ぐらいは 何 度 も 聞 いて 完 全 に 覚 えてもらい たかったが 彼 らから 見 ればそこまでの 努 力 をしなかったわけで これは 教 材 に 問 題 があるとも 受 け 取 れる 今 後 の 課 題 としておく 教 材 作 成 で 音 声 を 作 って 張 る 作 業 に 結 構 時 間 がかかることもあって 結 局 教 材 の2ページ 以 降 は 音 声 動 画 なしの 単 なる 印 刷 教 材 として 制 作 した また 制 作 作 業 の 過 程 で この 教 材 は 教 師 の 教 授 活 動 の 一 環 で 使 われる 補 助 的 なものであり 独 習 教 材 のように 完 成 された 形 にこだわる 必 要 はないことにも 気 付 いた こうしたことから 日 本 語 入 門 教 材 は 音 声 や 動 画 なしの 印 刷 教 材 という 形 に 変 更 し ( 科 研 費 交 付 が 後 期 になったこともあり) 制 作 期 間 を 大 幅 に 短 縮 して できるところまで 制 作 することにした 教 材 の 中 で 自 分 の 国 について 話 す は 他 と 違 い 日 本 語 の 学 習 が3 週 間 ぐらい 過 ぎ た 頃 にやることを 想 定 したものである このころは あります います の 存 在 文 形 容 詞 文 動 詞 文 を 学 んだあたりで 国 を 紹 介 するという 話 題 はこうした 学 習 項 目 を 応 用 するのにふさわしい それをスピーチ 発 表 会 というイベントにすることによって ボランティアとの 交 流 もはかれるように 仕 組 んだ 日 本 語 入 門 期 教 材 は 補 助 的 なもので 学 習 が 終 われば 消 えてなくなるものである 学 習 者 の 頭 の 中 に 学 習 した 内 容 を 活 用 したという 経 験 体 験 が 学 習 者 自 身 の 力 で 経 験 知 として 再 構 成 されればよいのである 教 材 の 内 容 を 忘 れても 実 際 に 開 講 式 で 自 己 紹 介 をしたり スピーチで 自 分 の 国 を 紹 介 したりという 経 験 によって 学 習 者 の 頭 の 中 に 日 本 語 の 知 識 を 再 構 成 する その 補 助 教 材 と 考 えている ( 梅 田 )

3 Web での 活 動 - ボランティア 募 集 から WEB による 交 流 活 動 まで 3-1 KUma Ryu Online Community の 概 要 KUma Ryu Online Community( 資 料 19ページ 参 照 )とは 日 本 語 研 修 コース や 中 級 レベルで 梅 田 担 当 の 日 本 語 クラス 受 講 者 と 日 本 語 ボランティアや 小 学 校 等 との 交 流 活 動 の 中 心 となるサイト 作 りを 目 指 して 作 成 した 物 である 今 までも こ うした 留 学 生 用 のホームページや 掲 示 板 などは 作 っていたが バラバラに 活 用 して いたに 過 ぎなかった そこで 以 前 から 新 たな 名 称 を 与 えてコミュニティー 作 りの ために 統 合 する 必 要 があると 考 えていた このサイトを 今 回 の 研 究 では CMSを 使 って 運 用 できないか その 可 能 性 も 視 野 に いれての 制 作 であった なお このサイト のトップページ( 左 図 )は 一 般 に 公 開 さ れ 誰 でも 見 ることができるが この 下 に リンクしたページには アクセス 権 が 設 定 されており ボランティアに 登 録 したユーザと 留 学 生 だけが 見 られるようになってい る このサイトのあるサーバーは 旧 Mac OS の G3 マシンで AppleShareIP という サーバーソフトを 使 用 している これは 大 変 使 いやすいサーバーソフトであり 導 入 時 には 重 宝 した しかし 年 月 が 経 ちサイトが 拡 大 したにも 関 わらず 現 在 は 開 発 の 終 わった OS ということもあり ユーザ 登 録 などの 作 業 が 不 便 となっていた すでに 留 学 生 センターでは 研 修 コース 関 連 サーバー 以 外 は すべて UNIX ベースの 新 しい Mac OS X server に 移 行 しており 何 からの 方 法 で 研 修 コースサーバーも 移 行 する 必 要 があった しかし 研 修 コースの 留 学 生 の 学 習 状 況 や 学 習 成 果 の 公 開 と 登 録 した ボランティアとの 交 流 と 研 修 コース 教 員 による 授 業 記 録 の 作 成 等 を 統 合 していく 作 業 は 将 来 のサーバー 構 成 なども 見 据 えて 検 討 しなければならず 難 しい 課 題 であ る この 課 題 を 抱 えどのような 方 向 に 進 めるかを 考 えながら 作 成 していったのが KUma Ryu Online Community である まず 登 録 ユーザと 非 登 録 ユーザをどのよう

に 分 けるかを 考 えなければならない その 方 法 として サーバー 側 にユーザ 登 録 をし てアクセス 権 をかけるか CMSなどのシステムを 導 入 し そこでユーザ 登 録 をして アクセス 権 を 設 定 するか の2つの 方 法 について 検 討 する 必 要 があった これには CMSの 導 入 にどのようなメリットがあるかを 知 らなければならない そのため 本 研 究 でも 実 際 にCMSを 導 入 し この KUma Ryu Online Community のCMS 化 を 試 みることにした 次 に KUma Ryu Online Community の 内 容 を 紹 介 する このサイトには 初 級 レ ベルの 日 本 語 研 修 コースの 受 講 生 の 他 学 期 によって 日 本 語 プレゼンテーションのク ラスの 受 講 生 なども 参 加 している このページの 主 な 活 動 は (1) 留 学 生 のホームページを 掲 載 する 留 学 生 から こ ん にち は (2)BBSシステムを 使 ってメッセージやコメントのやりとりができる バー チ ャル 交 流 会 館 (3) 留 学 生 の 母 語 の 音 声 データを 聞 いてもらうために 作 成 した Web ラジオ 世 界 の 言 葉 で 話 そ う (4) 動 画 をストリーミング 配 信 する 熊 本 大 学 留 学 生 セン タ ー 放 送 局 ( K RB) (5)ボランティア 募 集 ページや 日 本 語 研 修 コースHPへのリンク などで 構 成 されている おのおのの 内 容 については 次 ページ 以 降 で 紹 介 する 本 研 究 の 目 的 は コミュニティーサイトの 開 発 である KUma Ryu Online Community はそれを 実 現 するものとして 今 までバラバラだったサイトに 本 研 究 で 新 たに 作 ったサイトを 統 合 たものである コミュニティーサイトを 作 る 場 合 どのよ うなシステムを 組 み 込 み 何 をどう 見 せるか 何 をどう 使 ってもらうか さまざま 課 題 があると 思 われる 今 後 運 営 しながら サイト 構 成 を 改 善 していきたい この Community に 参 加 してもらう 日 本 語 ボランティアスタッフは 資 料 20ペー ジに 掲 載 した 募 集 ページを 見 て 応 募 した 人 と 大 学 の 授 業 で 日 本 語 教 育 を 学 ぶ 日 本 人 学 生 たちとに 大 別 される 平 成 16 年 の4 月 に 募 集 を 開 始 し 同 じ 年 の 後 期 の 段 階 で 60 名 を 超 える 数 のスタッフを 抱 えていた しかし 実 際 に 留 学 生 の 書 いたものや 写 真 などを 見 てコメントを 掲 示 板 に 書 いてくれた 人 は その 半 分 ぐらいだろう また Web サイトを 見 て 応 募 する 人 が 少 しずつだが 増 えていった 東 京 や 名 古 屋 に 住 んでい る 人 もおり 留 学 生 とその 土 地 についての 情 報 交 換 などをしていた 特 に 平 成 16 年 度 は 4 月 に 熊 本 大 学 の 新 入 生 歓 迎 行 事 に 参 加 11 月 に 大 学 祭 に 参 加 して 熊 本 大 学 の 学 生 にもボランティア 募 集 をアピールしたところ 徐 々に 熊 大 生 からの 応 募 も 増 えた ( 梅 田 )

3-2 留 学 生 のホーム ページリンク 集 留 学 生 から こんにち は の 制 作 留 学 生 から こんにちは は 留 学 生 が 作 った 自 己 紹 介 ページを 中 心 とした Web ページである( 資 料 2 1ページ 以 降 参 照 ) 平 成 16 年 度 前 期 は 科 研 費 不 採 用 の 通 知 を 受 けた ことでこのサイトのトップページは 用 意 したものの 停 止 状 態 となったが 平 成 16 年 10 月 に 交 付 通 知 後 後 期 から 使 用 を 開 始 した( 左 図 ) 参 加 留 学 生 は45 名 である さらに 11 月 の 大 学 祭 期 間 中 に ボランティアスタッフ 講 習 会 を 開 き ボランティアの 人 に 大 学 に 来 てもらい 講 習 で 自 己 紹 介 の 簡 単 なホーム ページを 作 り サーバーに 載 せた 日 本 人 の 参 加 は16 名 である 残 念 ながらボラン ティアスタッフ 講 習 会 は 平 成 16 年 に 実 施 したものの 翌 年 は 後 述 する 熊 本 地 区 留 学 生 シンポジウムなどの 行 事 があり 講 習 会 の 開 催 はできなかった 留 学 生 から こんにちは では 留 学 生 とボラ ンティアスタッフに 自 己 紹 介 のホームページを 写 真 や 日 本 語 の 文 章 で 作 り 掲 載 した 左 写 真 の 例 は 日 本 語 研 修 生 ( 日 本 語 ゼロ 初 級 )の 自 己 紹 介 ページで ま だ 渡 日 後 2~3 週 間 というころのものである このペ ージには 後 にスピーチの 原 稿 などもリンクし さら にBBSへのリンク Web ラジオへのリンクも 作 成 し た このサイトの 作 成 と 運 営 で 難 しかったことは (1) 学 期 ごとに 受 講 生 が 入 れ 替 わり 数 も 増 減 すること (2) 受 講 生 の 日 本 語 レベル にかなりの 差 があること (3) 留 学 生 の 情 報 活 用 能 力 に 差 があることであった これ らの3 点 について 以 下 に 説 明 する (1 ) 学 期 ご と に 受 講 生 が 入 れ 替 わ り 数 も 増 減 す るこ と 留 学 生 への 日 本 語 教 育 は 4 月 と10 月 に 始 まる 前 期 後 期 に 行 われる 従 って ほとんどの 場 合 学 期 ごとに 学 生 は 入 れ 替 わる 日 本 語 研 修 コースは6か 月 の 日 本 語 集 中 教 育 を 行 い その 後 は 専 門 教 育 に 専 念 する 学 生 が 多 い また 10 月 にほとんど の 交 換 留 学 生 が 渡 日 し 日 本 語 の 学 習 を 希 望 するため 日 本 語 クラスの 受 講 生 が 後 期 は 非 常 に 多 い しかし その6か 月 後 の4 月 開 講 の 前 期 は 前 の 学 期 に 日 本 語 を 受 講 していた 交 換 留 学 生 が 日 本 語 の 授 業 から 大 学 の 授 業 へとシフトするケースが 多 いこ

とと 正 規 入 学 の 留 学 生 の 数 が 少 なく さらに 新 規 に 渡 日 する 交 換 留 学 生 も 少 ないこ となどから 日 本 語 クラスの 受 講 生 は 少 ない さらに 日 本 語 研 修 生 ( 大 使 館 推 薦 国 費 研 究 留 学 生 と 教 員 研 修 生 )は ここ 数 年 受 け 入 れ 数 が 落 ち 込 んでいる 平 成 16 年 度 の 場 合 前 期 と 後 期 を 比 べると 前 期 は 初 級 の 日 本 語 研 修 生 が 多 く(それでも5 名 だったが) 後 期 の 初 級 日 本 語 研 修 生 は2 名 だけで むしろ 交 換 留 学 生 の 参 加 が 圧 倒 的 に 多 かった それで 平 成 16 年 度 後 期 は 日 本 語 研 修 コースの 他 日 本 語 演 習 のクラスの 学 生 ( 交 換 留 学 生 大 学 院 研 究 生 正 規 生 )を 含 み 全 体 で45 名 の 留 学 生 らが こんにちは ページに 自 己 紹 介 を 掲 載 した 本 研 究 の 対 象 留 学 生 は 日 本 語 入 門 期 の 留 学 生 であるが 交 換 留 学 生 はレベルはまちま ちで すでに 入 門 期 を 過 ぎているのがほとんどである しかし コミュニティーの 育 成 に 必 要 と 考 え 入 門 期 以 外 の 留 学 生 も 参 加 してもらうことにした 平 成 17 年 度 の 前 期 は 参 加 留 学 生 が 激 減 した 初 級 の 日 本 語 研 修 生 4 名 に 加 え 日 本 語 プレゼンテーションを 受 講 した2 名 が 参 加 した 合 計 6 名 という 少 数 で こんにち は ページに 自 己 紹 介 を 掲 載 した 後 期 は 初 級 日 本 語 研 修 生 が8 名 中 級 の 日 本 語 研 修 生 が2 名 おり さらに 日 本 語 プレゼンテーションクラスの 受 講 生 6 名 が 参 加 し 16 名 が こんにちは ページに 参 加 した 以 上 のように 学 期 ごとに 学 生 が 入 れ 替 わることや その 数 が 増 減 するのは 仕 方 の ないことである 次 の 学 期 に 何 名 が 参 加 するか その 学 期 が 始 まってみないと 分 から ないという 状 況 は 本 研 究 後 も 続 いている (2 ) 受 講 生 の 日 本 語 レ ベル に かな りの 差 が ある こと 日 本 語 入 門 期 以 外 の 留 学 生 もコミュニティーに 加 わったことから ゼロに 近 い 初 級 から 日 本 語 が 充 分 に 使 える 上 級 の 学 生 まで 広 いレベルの 留 学 生 が 参 加 することにな った その 方 が かえってコミュニティー 形 成 には 良 い 結 果 となった 入 門 期 の 留 学 生 の 場 合 まず ひらがな/カタカナを 覚 えてもらってから ワープ ロの 導 入 に 入 るが この 入 門 期 で 既 に 学 生 によっ て 文 字 習 得 に 差 が 現 れていた ひらがなは 最 初 の 1 週 間 でマスターしてもらえるよう 指 導 したが 実 際 には3 週 間 以 上 かかるというケースもあった そ れで 習 得 の 遅 い 学 生 の 場 合 は ひらがなが 充 分 に 読 みこなせない 状 態 で 日 本 語 入 力 の 練 習 もするとい う 事 態 となった この 場 合 自 己 紹 介 をワープロで 書 くだけでも 時 間 と 手 間 がかかった そこで 対 応 策 として 平 成 17 年 度 後 期 から 自 己 紹 介 を 手 書 きしてもらうことにした A4 サイ

ズの 紙 にフォームを 決 め( 前 ページ 図 ) 上 に 手 書 きで 自 己 紹 介 を 書 き 下 半 分 に 色 鉛 筆 などで 自 分 の 国 の 地 図 や 国 旗 有 名 な 地 名 や 有 名 な 動 物 などを 描 いてもらった こ れは 宿 題 としてできたので 授 業 時 間 の 節 約 にもなり また 留 学 生 も 予 想 以 上 に 熱 心 に 取 り 組 んだ 紙 と 鉛 筆 というメディアのほうが 入 門 期 には 抵 抗 がすくなく 使 いこ なせるので 取 り 組 みやすいということかもしれない こうして 平 成 17 年 度 後 期 の 日 本 語 入 門 期 の 学 生 は スキャナーで 読 み 込 んだ 手 書 き 原 稿 ( 左 図 )に 行 事 等 で 撮 影 した 自 分 の 写 真 を 入 れて 自 己 紹 介 ベージを 作 った ( 資 料 27 ページ 以 降 参 照 )しかし 入 門 期 以 外 の 学 生 は 手 書 きを 使 わず 写 真 と 自 己 紹 介 の 日 本 語 を 書 いて 自 己 紹 介 のページを 作 った このどちらも 好 評 だったが 特 に 入 門 期 の 学 生 の ページを 見 た 人 には たどたどしく 間 違 いも 散 見 する 日 本 語 にかえって 好 感 を 持 ち 手 書 きの 絵 にも 新 鮮 さ を 感 じてくれたようだった 印 象 に 残 る 絵 や 写 真 は 後 で BBS の 話 題 に もなった 日 本 語 が 中 級 以 上 の 学 生 にとって は 伝 えたいことがたくさんあるため 手 書 きという 手 段 はかえって 面 倒 であり 写 真 と 日 本 語 入 力 を 使 った Web 作 りの 方 を 好 んでいた 自 分 の 工 夫 した Web ページが 実 際 にブラウザでどこからでも 見 られるというのは 初 めての 学 生 も 多 く 熱 心 に 制 作 した 日 本 語 のレベルに 応 じて Web ページの 制 作 方 法 を 工 夫 することの 重 要 性 に 気 が ついたのは 収 穫 であった (3 ) 留 学 生 の 情 報 活 用 能 力 に 差 が ある こと 10 年 ほど 前 留 学 生 センターに 初 めて 留 学 生 用 Macintosh 数 台 を 設 置 し メール サーバーを 設 置 し メール 交 換 やブラウザが 留 学 生 にも 使 えるようになった 頃 留 学 生 の 半 分 はインターネット 未 経 験 者 だった 当 時 日 本 語 研 修 コースの 学 生 にメール アドレスを 発 行 しても 留 学 生 がメールを 送 る 相 手 は 国 の 指 導 教 官 とか 日 本 の 大 学 院 の 指 導 教 官 ぐらいで 家 族 や 友 だちとメールをやりとりする 学 生 は 少 なかった

あれからほぼ10 年 現 在 では 留 学 生 のほとんどがメー ルを 使 いチャットを 楽 しんで いる 彼 らの 情 報 活 用 能 力 は 日 本 人 の 大 学 生 以 上 であるこ とも 多 くなった また 日 本 に 来 て 必 要 に 迫 られて 使 えるようになった 者 も 多 数 いる メールやチャットだけでなく 国 のニュースや 映 像 を 見 るために 留 学 生 センターのコンピュータ 室 を 使 う 留 学 生 は 年 々 多 くなっている ( 左 上 の 写 真 は 現 在 のコンピュータ 室 ) しかし 日 本 語 研 修 コースの 場 合 事 情 がやや 異 なる もちろんたいていの 学 生 は コンピュータを 使 った 経 験 があり 英 語 であればワープロで 文 章 も 書 ける しかし このコースは 世 界 中 からの 留 学 生 を 受 け 入 れている 世 界 の 国 の 中 には まだコンピ ュータやインターネットが 自 由 には 使 えない 地 域 もある もちろんこの 傾 向 は 近 年 減 少 してはいる が 同 じ 国 や 同 じ 大 学 からの 留 学 生 でも 情 報 処 理 能 力 に 差 のあるケ ースは 少 なくない インターネットが 普 及 している 国 からの 留 学 生 でも 得 手 不 得 手 好 き 嫌 いというものがあるようで 毎 年 コンピュータがよく 使 えない 学 生 が 少 数 だが 存 在 する データをどこに 保 存 するか サーバーにデータをコピーするにはどうする か 操 作 の 説 明 をしてもなかなか 習 得 できない 授 業 中 こうした 学 生 に 対 応 する 時 間 が 長 くなると 使 える 学 生 が 手 持 ち 無 沙 汰 になるという 事 態 も 珍 しくない そこで 日 本 語 研 修 コースでは ボランティアに 頼 みコンピュータのクラスに 入 っ てもらい 操 作 の 遅 い 学 生 をフォローしてもらっている 学 生 の 中 には ひらがなや カタカナを 覚 えるだけでも 大 変 なのに 得 意 でないコンピュータまで 覚 えるというこ とに 負 担 を 感 じる 者 もいないではない しかし ボランティアスタッフとの 協 同 作 業 で 個 別 に 学 生 に 接 する 時 間 を 確 保 し 最 初 の 数 週 間 を 乗 り 切 っている ボランティ アの 方 から 見 ると いろいろな 国 から 来 た 留 学 生 と 話 ができ 勉 強 にもなる ほとんどの 日 本 語 研 修 生 は センターでの 学 習 を 始 めて 数 週 間 後 には 毎 日 コンピ ュータ 室 に 来 て メール 交 換 やチャットをしたり Web ニュースを 見 たりするようにな る そのころには 自 己 紹 介 ページを 完 成 させ 私 の 国 スピーチの 原 稿 を 日 本 語 で 書 くレベルにまで 日 本 語 能 力 が 上 がっている この 最 初 の 数 週 間 をどう 指 導 するかは 後 々 インターネットを 介 した 交 流 活 動 に 大 きな 影 響 を 与 えると 言 ってよい 次 のペ ージの 図 は こうして 作 成 した 日 本 語 研 修 コースの 学 生 のスピーチ 原 稿 である 学 生 自 身 のフォルダに 登 録 者 だけが 見 られるように 保 存 し こんにちは トップページか らリンクしている 初 級 学 習 者 が ひらがなとカタカナを 中 心 に 原 稿 を 書 くのは 非 常 に 大 変 な 作 業 だが 日 本 人 ボランティアの 協 力 と 留 学 生 本 人 の 努 力 で スピー チ 原 稿 は 完 成 させる

このようにして 平 成 16 年 度 後 期 は 多 くの 留 学 生 の 自 己 紹 介 スピーチ 原 稿 WEB ラジオ KRB バーチャル 交 流 会 館 などを 使 って にぎやかに 交 流 活 動 を 進 めるこ とができた ( 梅 田 )

3-3 掲 示 板 での 交 流 活 動 みんなと 話 そう バーチャル 交 流 会 館 これはサーバー 内 に 置 いた BBS システムを 使 用 して 留 学 生 とボランティアスタッ フに 日 本 語 でメッセージをやり 取 りしてもらうために 構 成 したものである このシ ステムは 教 員 の 授 業 記 録 に 使 用 しているものと 同 じ Mac 版 フリーBBS ソフト EasyBBS DX 5 ( 報 告 3-6 参 照 )を 使 用 した BBS ソフトはたくさん 出 回 ってい るようだが 旧 MacOS のサーバーで 動 作 するものは 少 ない 日 本 語 研 修 コースでは 長 年 この BBSソフトを 使 ってきた このソフトは 画 面 が 見 やすく 改 良 もしやすいこと さらに 操 作 に 慣 れていることから なかなか 他 のものに 換 えることができず 現 在 も 使 っている しかし 遠 隔 操 作 用 の 別 の 端 末 が 故 障 し 現 在 はサーバー 本 体 を 操 作 し ているなど 管 理 上 の 制 約 が 多 くなって 別 のシステムに 変 更 する 必 要 が 生 じている バー チャ ル 交 流 会 館 のト ップ ペ ージ

このバーチャル 交 流 会 館 に 入 ると 最 初 の 画 面 は 前 のページの 図 のようになる こ れは 平 成 16 年 度 後 期 の 画 面 である この 画 面 から さんとはなそう をクリッ クして その 学 生 のページへ 移 動 すると 学 生 の 部 屋 のトップページの 画 面 となる 各 学 生 の 部 屋 のトップページにはそれまで 出 ている 話 題 のリストがあり すでに 出 てい る 話 題 を 見 る 場 合 は そのタイトルをクリックする また 新 しい 話 題 で 話 を 始 めた い 場 合 は 新 しい 話 題 で 話 を 始 める をクリックする このデータは 1つの 話 題 に つき1つのHTMLファイルとなって 保 存 される そのため 後 でデータとしてまと めるのに 都 合 がよい 資 料 34ページ 以 降 は 平 成 16 年 度 後 期 のBBSで 交 換 された 書 き 込 みの 一 部 である この 資 料 からさまざまな 課 題 を 観 察 することが 出 来 る この 課 題 を 今 回 は (1)ボランティア (2) 留 学 生 (3) 管 理 人 [ 教 師 ]の 視 点 から 検 討 してみたい そうすることで BBS を 活 用 して 日 本 語 でのメッセージ 交 換 をしてもら う 際 に 今 後 考 えなければならない 課 題 が 見 えてくる (1 )ボ ラン テ ィア スタ ッフ に つい て インターネットに 触 れたばかりの 日 本 人 にとって まず BBS 上 で 名 前 を 名 乗 っ て 誰 かにメッセージを 送 るという 行 為 は 案 外 難 しいことではないだろうか これは 筆 者 自 身 の 経 験 からも 容 易 に 想 像 がつく 相 手 が 日 本 語 初 級 の 留 学 生 ともなると さ らに 困 難 が 生 じる 以 下 ボラ ン テ ィア ス タッ フの ネ ット ワ ーク 活 用 能 力 留 学 生 と の 日 本 語 に よる コミ ュニ ケ ーシ ョン 能 力 という 点 から 考 えてみたい ボラ ンテ ィア ス タッ フの ネッ ト ワー ク 活 用 能 力 インターネットは 携 帯 電 話 より 早 く 普 及 を 始 めたが そのスピードは 携 帯 電 話 より 遅 いように 見 える 携 帯 電 話 の 場 合 電 話 で 話 すという 行 為 はすでに 普 通 の 人 なら 誰 でも 経 験 している ただ その 話 す 場 所 が 屋 外 を 歩 きながらであったり 買 い 物 をし ている 途 中 であったりという 点 が これまでとは 異 質 なだけだ 要 するに 話 す 行 為 そ のものはこれまでと 変 わらない これはメールでも 同 じだろう つまり コンピュー タを 使 った 通 信 がありケーブルでその 中 を 電 気 信 号 によって 伝 達 される という 形 は 新 しいが 文 字 が 送 られるという 点 はこれまでの 手 紙 と 同 じである ところが BBSは 携 帯 やメールと 違 い 1 対 1のコミュニケーションのように 見 ても 実 はそうではない 書 き 込 む 場 所 は 留 学 生 の 会 議 室 だが その 中 を 見 る 人 は 当 の 留 学 生 だけではなく 別 の 留 学 生 であったり 日 本 人 の 数 十 名 のボランティアスタッ フであったりする しかし 書 き 込 みの 中 には 1 対 1で 話 が 進 み 当 事 者 しか 知 らな いような 表 現 や 情 報 のやりとりが 行 われているケースがよくある 例 えば 留 学 生 の 母 語 を 使 って 日 本 人 がコメントを 送 ったり それに 母 語 で 留 学 生 が 返 信 したりする 例

である また 別 の 例 では 留 学 生 と 日 本 人 の 個 人 的 な 連 絡 や 隠 語 などを 書 いたりする こともある この 傾 向 は 特 にインターネットの 利 用 経 験 の 豊 富 な 人 に 多 いように 見 える こうした 書 き 込 みは 他 の 人 との 距 離 を 置 くことになり その 話 題 に 他 の 人 が 自 由 に 入 り 込 めなくなる こうしたことは 目 くじらを 立 ててやめなさいと 言 うほどではないかもしれない しかしコメントを 送 りながら 常 に 他 の 人 はどう 見 ているか どう 感 じているかぐ らいは 日 本 人 のボランティアスタッフには 意 識 してほしい なぜなら 留 学 生 の 方 は 日 本 語 力 が 不 十 分 なため 書 き 込 みへの 返 事 を 書 くことに 集 中 して 見 ている 他 の 多 くの 人 のことまで 考 える 余 裕 がないからである この 点 は 教 師 による 助 言 の 仕 方 なども 検 討 しなければならない この 問 題 を 考 えると 日 本 語 ボランティアスタッフとしての 情 報 リテラシーをどう 育 成 するか 日 本 語 教 育 がその 中 でどのような 役 割 をはたしたらよいかという 課 題 に つきあたる まだ 私 たちはコンピュータの 画 面 で 作 成 したメッセージが 同 時 に 多 く の 人 の 目 に 触 れ 即 座 に 反 応 が 返 ることもある というような 緊 張 状 態 をあまり 経 験 していない 日 本 語 学 習 という 点 だけでなく 情 報 活 用 能 力 の 育 成 という 観 点 か らも BBSを 活 かして 学 習 する 方 法 を 今 後 も 考 え 続 けなければならない 留 学 生 と の 日 本 語 に よる コミ ュ ニケ ーシ ョン 能 力 たとえインターネットに 慣 れていて 掲 示 板 への 書 き 込 み 経 験 のある 人 でも 相 手 が 日 本 語 学 習 中 の 留 学 生 であるバーチャル 交 流 会 館 のような 場 は あまり 経 験 のないこ とだろう 例 えば 友 だちとの 会 話 に 近 い 文 体 で 留 学 生 にメッセージを 書 いたり 漢 字 のわからない 学 習 者 に 漢 字 仮 名 交 じり 文 を 使 ったり たくさんの 質 問 を 立 て 続 けに 留 学 生 に 向 けて 書 き 連 ねるなどの 行 動 がよく 見 られる 相 手 が 日 本 人 の 場 合 は こうしたことは 当 たり 前 のことかもしれない 送 った 文 章 の 意 味 を 理 解 するのに 単 語 を1つ1つ 調 べながら 解 読 作 業 をする 日 本 人 はいない さらに 日 本 人 スタッフのなかには 顔 文 字 や 若 者 語 とでも 言 えるような 表 現 を 留 学 生 に 使 う 人 も 最 近 は 多 い 日 本 人 なら 自 然 に 見 えるかもしれないやりとりだが 留 学 生 が 日 本 語 を 学 ぶために 運 営 している 者 の 立 場 から 見 ると どうしても これでいいの か という 疑 問 が 生 じてしまう 顔 文 字 や 普 通 体 の 会 話 自 体 が 悪 いわけではない 相 手 や 場 面 を 考 えて 使 い 分 けられ ればそれでいいのである しかし 日 本 語 教 師 の 経 験 から 留 学 生 の 中 には こうした 使 い 分 けがまだ 十 分 にはできない 人 が 多 い いいよ そうだよう という 言 い 方 ば かり 使 って それで 通 じてしまうと 留 学 生 の 中 には 相 手 が 誰 であっても いいよ そうだよう になってしまうケースもある バーチャル 交 流 会 館 の 留 学 生 はほとんどが 半 年 で 入 れ 替 わる そのため 相 手 と 知 り

合 いになって 顔 や 名 前 を 覚 えてから メッセージの 交 換 を 始 めるという 時 間 的 な 余 裕 がない こうした 条 件 で 日 本 語 ボランティアが 半 年 ごとに 世 界 中 から 来 る 留 学 生 に 話 題 を 投 げて 話 し 合 いを 始 めるというのは 案 外 難 しいことかもしれない 留 学 生 のレベ ルや 興 味 にあわせて 日 本 語 の 表 現 を 変 えるという 技 能 は トレーニングが 必 要 だとい うことだ そこで 後 でも 述 べるが バーチャル 交 流 会 館 内 に 日 本 語 ボランティア スタッフ 向 けに 書 き 込 みのコツ というページを 設 け 読 んでもらうようにした ( 内 容 は 資 料 32~33ページ 参 照 ) (2 ) 留 学 生 に つい て 留 学 生 がこのバーチャル 交 流 会 館 をどう 見 ているか 全 くわけわからないと 感 じた り Hotmail や Yahoo mail の 一 種 だと 感 じたりしている 人 BBSシステムは 知 っ ているが 書 き 込 みになれていない 人 BBSの 利 用 に 慣 れている 人 という3つの 反 応 にだいたい 分 けられる B BS を 知 らな い 留 学 生 の 場 合 BBSについての 知 識 のない 学 生 の 場 合 自 分 の 会 議 室 にボランティアスタッフが 書 き 込 みをされること 自 体 に 疑 問 を 持 つ 人 がいる 彼 らからは この 人 はだれですか どうして 私 にメッセージを 送 るのですか などという 反 応 が 来 る 教 師 が あなた のホームページを 見 た 日 本 人 のスタッフの 人 が 日 本 語 で 感 想 を 書 いています など と 説 明 すると 納 得 するが それでも 状 況 が 理 解 できない 学 生 も 中 にはいる また 留 学 生 の 中 にはBBSを Hotmail のような Web メールと 勘 違 いする 人 がいる その 場 合 書 き 込 みを 見 ているのはその 留 学 生 と 書 き 込 みをした 日 本 人 だけと 思 ってしまう さらに 個 人 のメールアドレスや 携 帯 の 電 話 番 号 を 掲 示 板 上 に 書 いたりすることもある 電 話 番 号 はこちらで 削 除 したが 個 人 情 報 の 掲 載 には 何 らかの 対 策 が 必 要 だと 考 えた そこでBBSを 見 ている 人 がたくさんいるということを 知 ってもらうため 留 学 生 の 各 会 議 室 に 自 己 紹 介 のページを 設 け 留 学 生 本 人 による 自 己 紹 介 を 書 いてもらい そのあと その 留 学 生 の 部 屋 で 書 き 込 みをする 日 本 人 スタッフにも 続 けて 自 己 紹 介 を してもらうようにした しかし 今 度 は 自 己 紹 介 のところだけで 特 定 個 人 とのメ ッセージのやりとりが 始 まるというケースがでてきた こうした 経 験 から 常 に 掲 示 板 上 では 何 らかの 交 通 整 理 が 必 要 だと 現 在 は 考 えている B BS は 知 って いる があ ま り 使 わな い 留 学 生 の 場 合 留 学 生 の 中 には BBSは 知 っているが 使 ったことがないという 人 もいる 日 本 語 能 力 が 初 級 の 学 生 でこのタイプの 場 合 は なかなか 書 き 込 みまでに 時 間 がかかること になる また 日 本 人 スタッフからメッセージをもらっても 型 通 りの 返 事 ばかりで

話 題 に 広 がりがない 本 人 は 日 本 語 能 力 が 低 いからと 思 ってしまうが 教 師 から 見 る と 興 味 や 関 心 を 言 葉 で 表 し 他 の 人 から 新 しい 情 報 を 得 たいという 意 欲 が 乏 しいよ うに 見 える 意 欲 については BBSを 知 っているかどうかとはあまり 関 係 がないか もしれないが 自 分 の 興 味 関 心 を 日 本 語 で 表 現 することができない 留 学 生 の 場 合 会 議 室 が 閑 散 としてしまうこともある そこで 日 本 人 と 留 学 生 が 直 接 対 面 する 機 会 をできるだけ 設 けるようにした 特 に 日 本 語 研 修 コースでは ボランティアスタッフにも 協 力 してもらい Show & Tell パー ティーや 市 内 見 学 スピーチ 発 表 会 などを 行 った 一 度 でも 留 学 生 と 会 って 話 したこ とがあるスタッフが その 留 学 生 にメッセージを 送 ると コメントのやりとりが 進 み やすいことが 分 かった 人 と 人 とのつながりには 直 接 会 うことがやはり 必 要 だとい うことを 再 認 識 したのである B BS をよ く 使 って 慣 れ て いる 留 学 生 の 場 合 BBS に 慣 れている 留 学 生 の 場 合 日 本 人 のコメントにどんどん 返 事 のコメントを 書 くことができる だが 問 題 は そのコメントの 日 本 語 が 普 通 体 や 口 語 体 ということ 場 合 が 多 いことだ 留 学 生 に 個 々に 提 供 した 部 屋 は 友 だち 同 士 のおしゃべりルー ムではない たしかに 現 在 広 く 使 われている 掲 示 板 機 能 をもったサイトの 中 には 相 手 が 誰 であろうと 誰 が 見 ていようと 失 礼 / 無 礼 な 表 現 を 使 っているところもあ る おそらくこれは 外 国 でも 同 じでないかと 思 う しかし バーチャル 交 流 会 館 は 丁 寧 体 を 基 本 にすべきだと 考 える 確 かに 普 通 体 でもよい 相 手 もいる しかし 留 学 生 も 相 手 に 会 わせて 丁 寧 さを 調 整 する 必 要 があるし 交 流 会 館 はそのよい 訓 練 の 場 であるとも 思 う とはいうものの 何 をどこまでこちらが 指 導 すべきか 迷 うケ ースも 起 こる 今 後 の 課 題 である (3 ) 管 理 人 [ 教 師 ]に つい て BBSの 運 営 に 管 理 人 はどう 関 わるべきだろうか この 研 究 を 始 めるまでは 管 理 人 はできるだけ 画 面 に 出 ないようにして 留 学 生 とボランティアのやりとりを 見 守 り 必 要 なときは 画 面 の 外 つまり 直 接 留 学 生 やボランティアに 助 言 をするようにした これは 自 然 な 形 で 発 言 が 続 くことを 優 先 したいと 思 ったからであった しかし どう しても 発 言 のきっかけをつかめない 留 学 生 がいたり 日 本 人 でも 書 き 込 みの 内 容 や 方 法 が 人 によってバラバラになったりしてしまうことが 時 折 あった そこで 管 理 人 は 何 らかの 形 で 画 面 に 出 たほうがよいのでは と 考 えるようになった まず 日 本 人 ボランティア 向 けに 書 き 方 のコツ ( 資 料 32~33ページ 参 照 ) を 作 り 読 んでもらうようにした 日 本 語 を 学 習 中 の 留 学 生 と 日 本 語 でコミュニケーシ ョンをするには 日 本 語 の 使 い 方 にそれなりの 配 慮 が 必 要 だからである これを 読 ん

でくれた 後 の 日 本 人 の 書 き 込 みは 留 学 生 にとって 大 変 読 みやすくなった さらに 留 学 生 のレベルにあわせて 漢 字 を 入 れたり 質 問 の 文 をやさしい 形 になおしたりする 工 夫 がスタッフの 書 き 込 みに 見 られるようになった 特 に 初 級 レベルの 留 学 生 には 日 本 語 としては 不 自 然 な 言 い 方 も 必 要 なことが 多 いので そこに 配 慮 したスタッフの 書 き 込 みは 初 級 の 留 学 生 に 大 変 読 みやすくなった また 普 通 体 ばかり 使 ったコメントや 不 適 切 な 表 現 などは 掲 示 板 上 で 注 意 する ようにした また 登 録 者 でない 人 がアクセスして 書 き 込 みをするケース(ログイン 名 とパスワードを 友 だちに 教 える 留 学 生 がいた)もあり それも 掲 示 板 上 で 注 意 した さらに 平 成 16 年 度 後 期 は 新 しい 取 り 組 みとして 管 理 人 から 話 題 を 出 して 留 学 生 に 答 えてもらい そこに 日 本 人 スタッフからコメントをもらうということもやって みた 春 休 みに 行 きたいところ についての 話 題 である このような 教 師 からの 話 題 提 示 や 誘 導 も 時 には 必 要 だと 思 う しかし 全 体 的 には 留 学 生 自 身 の 関 心 の 高 い 話 題 の 方 が 書 き 込 みが 多 いという 傾 向 があった アニメの 話 で 盛 り 上 がった 会 議 室 など 見 ていると 留 学 生 自 身 が 書 きた い 知 りたい と 思 うことを 書 き 日 本 人 スタッフがそれに 積 極 的 に 答 えたとき や りとりが 非 常 に 活 発 になる しかし 日 本 人 の 方 のコメントが 続 かず せっかくいい 話 題 を 留 学 生 が 提 示 してくれても 話 が 進 まないということもあった 例 えばある 学 生 が 私 は 興 味 がありますから この 質 問 を 聞 きたいです もし 知 らない 外 国 人 に 話 したら その 外 国 人 は 日 本 語 が 話 せるのに ( 話 しかけられた 日 本 人 は) 英 語 を つかいますか どうしてですか [()は 筆 者 このメッセージは 資 料 にはおさめていない] というメッセージで 新 しく 話 題 をたてた その 後 一 人 の 日 本 人 スタッフが 私 の 考 えでは 日 本 人 は 外 国 人 にとって 日 本 語 は 難 しいだろう と 思 うか ら 自 分 から 英 語 を 使 って 話 そうとするのだと 思 います ( 昔 外 国 人 にとって 日 本 語 は 難 しいので 悪 魔 の 言 葉 と 呼 ばれていると 聞 きました でも 私 は 英 語 よりは 簡 単 だと 思 いますよ ) 後 は 自 分 の 英 語 力 を 試 してみたいからで しょうか?あはは でもこれは 私 個 人 の 考 えです! 他 の 日 本 人 の 意 見 も 聞 いて みて 下 さ~い!!(^0^)/ と 答 えてくれた しかし 残 念 ながら そこで 止 まってしまった バーチャル 交 流 会 館 でこうした 話 題 がいろいろ 出 て コメントが 続 いてくれたらと 期 待 したのである が 残 念 であった ( 梅 田 )

3-4 音 声 データ 中 心 の Web ラジオサイト 世 界 の 言 葉 で 話 そう の 制 作 これは 留 学 生 の 音 声 を Web 画 面 で 再 生 できるようにして 登 録 ユーザに 彼 らの 声 を 直 接 聞 いてもらいたいと 考 えたのが 始 まりだった 同 じ 国 の 留 学 生 の 母 語 や 発 音 にバ ラエティーがあって 聞 いてみるとなかなか 面 白 い Web 上 で 音 声 を 聞 いてもらう 方 法 にはいくつか 試 したが ストリーミング 再 生 がで き 音 質 が 良 く どのOSでも 共 通 に 再 生 できる 環 境 として Flash を 使 うことにし た これについては 以 下 の 参 考 文 献 及 び 素 材 を 活 用 できたことが 大 きい 残 念 なが らこの 書 籍 はすでに 絶 版 になっているが mp3 データを Flash でストリーミング 再 生 する 方 法 を 具 体 的 に 提 示 しており 大 変 参 考 になった なお このプログラム 及 び 素 材 の 使 用 については 出 版 社 から 出 典 を 明 記 するという 条 件 で 承 諾 を 得 ている この プログラム 等 詳 細 については 下 記 文 献 を 参 照 していただきたい 外 間 かおり 著 こちら Flash MX 放 送 局 2003 年 8 月 ( 株 ) 毎 日 コミュニケーションズ 発 行 ( 絶 版 ) URL http://book.mycom.co.jp/support/e5/housoukyoku/ 世 界 の 言 葉 で 話 そう の 各 学 生 の 画 面 は タイトル 留 学 生 の 写 真 データのカタ カナ 表 記 再 生 したい 言 葉 の 選 べるプルダウン 式 のメニューを 表 示 している メニュ ーを 選 ぶことによって 自 己 紹 介 の 音 声 留 学 生 の 母 語 の 発 音 を 聞 くことができる 留 学 生 には まず 以 下 のような 原 稿 を 用 意 してもらい マイクの 前 で 自 己 紹 介 をし てもらい 自 分 の 国 の 言 葉 を 発 音 してもらう 以 下 フィリピンの 学 生 の 原 稿 を 紹 介 する ( 画 面 例 は 次 のページ 及 び 資 料 54ページ 以 降 参 照 ) みなさん こんにちは わたしは です 私 の 国 はフィリピンです 国 の ことばは タガログ 語 です かぞくとはなすときは ビサヤ 語 です だいがくで はなすときは 英 語 とタガログ 語 です タガログ 語 で ハロー は コムスタ です タガログ 語 で ありがとう は サラマッ です タガログ 語 で わたしは です は アコポー スィー です タガログ 語 で また あいましょう は サムリン パキキタ です では みなさん また あいましょう サムリン パキキタ

録 音 の 際 最 後 に 各 表 現 を1 回 ずつゆっくり 発 音 してもらい 練 習 用 の 音 声 データとした そ して コンピュータ 上 に 取 り 込 み 自 己 紹 介 各 表 現 の 音 声 を 切 り 取 り mp3 で 保 存 して 写 真 など 他 のデータとともに サーバーに 載 せた 交 換 留 学 生 が 多 かった 平 成 16 年 度 後 期 は 同 じ 国 からの 学 生 が 多 いため 自 己 紹 介 の 後 紹 介 する 言 語 を 挨 拶 などの 表 現 だけでなく 買 い 物 をする 時 の 会 話 や 日 本 のアニメ 作 品 のフ レーズを 留 学 生 の 母 語 で 紹 介 したりなど 工 夫 をした このサイトの 一 番 の 特 徴 は mp3という 軽 くて 高 音 質 の 音 声 データをストリーミング 再 生 し 同 時 に 留 学 生 の 写 真 と 発 音 を 示 したカ タカナを 見 せることができるという 点 である 今 回 特 に 音 質 に 気 をつけたのは Web では 音 声 データのサイズが 大 きいと スピー ドの 遅 い 端 末 ではうまく 再 生 ができない そのため 音 質 がどうしても 犠 牲 になりがち だからだ 言 語 学 習 に 音 質 は 非 常 に 重 要 であり 軽 視 できない より 高 音 質 の 音 源 を 使 い それをできるだけ 軽 く 保 存 できる 形 式 で 再 生 したいと 考 えた そこで 録 音 に は 原 音 に 近 い 高 品 質 な 録 音 ができるデジタルオーディオテープレコーダーを 使 用 した この 音 源 はコンピュータに 取 り 込 んで 編 集 したあとで 聞 いても ノイズがほとんどな く 非 常 に 原 音 に 近 い 音 質 だった そしてmp3に 変 換 しても 先 の 自 己 紹 介 の 例 で は1 分 という 長 さで 高 音 質 ながら 984KB という 小 さいサイズにすることができた しかし このサイトについては 問 題 もあった 留 学 生 の 写 真 自 己 紹 介 と 母 語 を 紹 介 する 原 稿 作 成 録 音 編 集 Flash データの 作 成 サーバーへアップロードとい う 手 順 に 時 間 がかかるということだ 日 本 語 の 授 業 をしながら こうした 作 業 をし てデータを 交 流 サイトに 載 せるというのは 大 きな 作 業 負 担 となった 平 成 16 年 度 後 期 は 冬 休 みがあり おかげで 多 くのデータを 世 界 の 言 葉 を 話 そう のサイトに 掲 載 できたが 平 成 17 年 度 はCMSの 導 入 に 時 間 がかかり 結 局 Web ラジオのデータ を 追 加 することができなかった この Web ラジオは 小 学 校 での 交 流 会 などにも 使 われた 訪 問 先 の 小 学 校 の 生 徒 た ちが 事 前 にこのサイトで 音 声 を 聞 いて 留 学 生 の 母 語 を 練 習 した そして 交 流 会 の 時 に 留 学 生 の 母 語 で 挨 拶 をして 歓 迎 してくれた 留 学 生 たちが 驚 き 喜 んだのは 言 う までもない また いろいろな 外 国 語 の 音 声 を 聞 くことが 小 学 生 にとって 異 文 化 を 知 るよい 機 会 となったと 担 当 の 先 生 からの 報 告 を 聞 いている ( 梅 田 )

3-5 KRB( 熊 本 大 学 留 学 生 センター 放 送 局 )の 運 営 KRB( 熊 本 大 学 留 学 生 センター 放 送 局 )は 日 本 語 研 修 コースのさまざまな 活 動 を 動 画 (ストリーミング 形 式 )で 配 信 しているサイトである( 画 面 は 資 料 56ページ 以 降 参 照 ) 開 講 式 修 了 式 等 の 行 事 やスピーチ 発 表 会 等 における 学 生 のプレゼンテーション 日 本 語 の 授 業 の 中 で 行 われるロールプレイの 様 子 などを インターネットから 見 るこ とができる データ 作 成 からサーバーへの 掲 載 まで このサイトの 作 成 公 開 手 順 は 以 下 の 通 りである 撮 影 撮 影 には 家 庭 用 デジタルビデオカメラを 使 用 している 記 録 媒 体 の 形 式 は Mini DV である 画 質 には 問 題 がないが マイクがビデオカメラに 内 蔵 されているため 撮 影 状 況 によっては 雑 音 等 が 入 り 音 声 が 不 明 瞭 になる 場 合 がある このためスピーチ 発 表 会 等 では 業 務 用 のビデオカメラを 使 い ワイヤレスマイクを 使 って 音 声 を 記 録 してい る 取 り 込 み 編 集 デ ータ の 作 成 動 画 の 取 り 込 み 編 集 QT データ(QuickTime データ)の 作 成 には Mac OSⅩに 付 属 している 動 画 編 集 ソフト imovie を 使 用 している まず ilink ケーブルを 使 っ てコンピュータにデジタルカメラをつなぎ 動 画 データを 取 り 込 む 次 に 動 画 デー タの 編 集 ( 公 開 に 必 要 な 部 分 の 切 り 取 り 必 要 に 応 じて 字 幕 エフェクトの 追 加 等 )を 行 う 最 後 に 編 集 後 のデータを QT データ(ストリーミング 形 式 )に 変 換 して 書 き 出 す こ

の 一 連 の 作 業 はそれほど 難 しくないが 動 画 の 取 り 込 みに 時 間 がかかること 音 声 が 不 明 瞭 な 場 合 のボリューム 調 節 をしなければないことなどがあり 作 業 時 間 が 長 くな る また 現 時 点 では QT データの 画 面 サイズが 標 準 (240 196)でしか 作 成 できてい ない これは 画 面 サイズを 拡 大 すると 画 質 が 落 ちてしまうためである 動 画 デー タの サ ーバ ーへ のア ッ プロ ード できあがった QT データを QuickTime Streaming Server(Mac OSⅩ Server)にア ップロードする アップロードの 際 は Apple Talk を 使 ってサーバーに 接 続 している ので ドラッグ&ドロップでのデータの 移 動 が 可 能 である HTML デー タの 作 成 動 画 デ ータ の 埋 め 込 み Web ページ 上 で QuickTime Streaming データが 見 られるようにするためには サ ーバー 上 にあるデータとは 別 に 配 信 用 データのロケーションなどが 記 録 されている レファレンスムービー と 呼 ばれるデータを 作 成 し それを HTML データの 中 に 埋 め 込 む 必 要 がある レファレンスムービー の 作 成 には Quick Time Pro( 有 料 )を 使 用 する ファイル 新 規 Player で URL を 開 く を 使 ってサーバーからデータを 直 接 呼 び 出 し 独 立 再 生 形 式 で 保 存 すると レファレンスムービー が 作 成 される こ のデータを HTML データの 中 に 埋 め 込 むわけであるが その 際 HTML ソースにタ グを 直 接 書 き 込 む 必 要 があるため HTML ソースに 関 する 知 識 が 若 干 ながら 必 要 であ る

HTML データのサーバーへのアップロード 上 の 作 業 で 完 成 した HTML データは 通 常 の Web ページと 同 様 に FTP を 使 ってサ ーバー(j1 サーバー)にアップロードしている 前 ページの 図 は KRB の 平 成 17 年 度 後 期 のトップページである 技 術 的 な 観 点 から 見 た 場 合 動 画 を Web 上 で 公 開 することはそれほど 難 しい 作 業 ではないと 考 えられる しかしながら 一 連 の 作 業 にはかなりの 労 力 と 時 間 が 必 要 で ある また プライバシーや 著 作 権 の 問 題 も 絡 んでくるため アクセス 権 の 設 定 によ る 視 聴 範 囲 の 制 限 も 必 要 である ( 今 西 )

3-6 日 本 語 研 修 コースホームページの 作 成 と 活 用 日 本 語 研 修 コ ース HP の 働 き 日 本 語 研 修 コースのホームページは 教 員 学 生 ボランティア その 他 すべて の 人 が 利 用 する 交 流 教 育 情 報 活 動 の 中 核 となるサイトである 具 体 的 には コ ースの 概 要 スケジュール 行 事 案 内 等 の 一 般 的 な 情 報 の 公 開 写 真 や 動 画 を 使 ったコ ースの 活 動 内 容 及 び 日 本 語 学 習 状 況 や 成 果 の 紹 介 学 生 とボランティアの 交 流 及 び 担 当 教 員 間 の 情 報 交 換 の 場 の 提 供 等 の 働 きがある また 過 去 の 学 期 のページを 閲 覧 し てもらうことで 日 本 語 学 習 の 過 程 やコースの 行 事 これから 取 り 組 む 活 動 の 様 子 を 学 生 に 事 前 に 知 らせる 新 たに 加 わったボランティアにコース 全 体 の 様 子 を 知 らせボ ランティア 活 動 の 指 針 を 与 える といった 働 きもある なお 下 の 図 は 日 本 語 研 修 コ ースのトップページの 上 の 一 部 である ( 各 学 期 のトップページ 等 については 資 料 62 ページ 以 降 を 参 照 ) 日 本 語 研 修 コー ス ト ップ ペー ジ

日 本 語 研 修 コ ース HP の 構 成 と 制 作 過 程 トップページ<http://j1.ryu.kumamoto-u.ac.jp>の 下 に 学 期 ごとに 作 成 される 学 期 別 トップページがある 下 の 図 に 日 本 語 研 修 コース HP の 構 成 を 示 す 図 日 本 語 研 修 コー ス 関 連 の サー バー 群 日 本 語 研 修 コース HP は 平 成 11 年 10 月 から 運 用 を 開 始 し 平 成 12 年 10 月 から 今 西 が 制 作 管 理 を 行 っている ページ 大 半 は 市 販 の Web ページ 作 成 ソフト マクロメ ディア Dreamweaver MX 2004 を 使 って 作 成 し 付 属 の FTP ソフトを 使 ってサー バーにアップしている このソフトは HTML データ 作 成 の 自 由 度 が 比 較 的 高 い 反 面 web ページ 作 成 についての 高 い 知 識 と 能 力 が 必 要 であると 考 えられる 筆 者 自 身 操 作 に 苦 労 する 場 面 がしばしばあり またソフトの 機 能 を 十 分 に 生 かしていないのでは ないかと 思 う 写 真 館 でアクセス 権 を 設 定 し 登 録 者 のみに 公 開 しているページはフリーソフト フ ォトクロス (<http://pc21.on.coocan.jp/toybox/index.htm>よりダウンロード)を 使 って 作 成 している( 左 写 真 ) このソフトは ファイル 名 変 換 や 画 像 データの 拡 大 縮 小

サムネイル スライドショーの 作成など HTML データの作成 が比較的簡単にできるので 授 業で忙しいときも便利だ なお 学生たちはこのページから写真 をダウンロードして 国の家族 や友だちに送っている 左写真 参照 このページは資料に掲載 していない イベント情報のページはフリ ー CGI フ レ ー ム 型 情 報 (<http://cgi-design.net/> よ り ダウンロード)を使用している かつては HTML データを直接書き換えていたが 更新作業を簡略化するため CGI を 導入した なお 日本語研修コース HP のメインサーバーである j1 サーバーは OS の バージョンの関係で CGI の使用に制約があるため j2 サーバー(OS Mac OS X Server 10.3)で運用している 教員の授業記録や連絡 教材作成作業などを目的としてスタッフ専用のページを 単独のサーバーに設けている これは フリーの BBS ソフト EasyBBS DX 5 (<http://mtlab.ecn.fpu.ac.jp/easybbs/>よりダウンロード)を使用している これは Mac サーバー用に作成されたもので j1 サーバーでも運用しており 平成1 6年度のバーチャル交流会館はこの BBS ソフトを活用している 左の図は 現在も使用している授業記録のページ である 研修コース関連のサイトで紹介した ページの中で アクセス権の設定が必 要なところに関しては ページごとに アクセスを許可する範囲が異なることや 安全性も考え 別にサーバーをたて 個別 に設定している そのため設定が煩雑となるが 統合する際のセキュリティー上の問 題も予想されることと 日本語研修コースの留学生数が現在あまり多くないというこ ともあり 個別に対応しているのが実情である 今西 108

3-7 CMS 活 用 事 始 め CMS 導 入 まで 日 本 語 研 修 コースの 運 営 には 複 数 のサーバーが 関 わっている 3-6の 図 日 本 語 研 修 コース 関 連 のサーバー 群 をもう 一 度 参 照 していただきたい 日 本 語 研 修 コース の 中 心 的 な 役 割 は j1 サーバーが 担 っている これは 元 々この1 台 のサーバーから 研 修 コースサイトが 始 まったからである しかし 3-1でも 述 べたように この j1 サー バーはすでに 開 発 を 停 止 した 旧 Mac OS を 使 用 しており ユーザ 管 理 などで 不 便 にな りつつあった また UNIX などで 普 及 しているサーバーサイドのプログラムが 利 用 できず 拡 張 性 に 問 題 があった しかし j1 サーバーは ソフトそのものが 利 用 しやす いことと Windows サーバーに 起 こりがちなワーム 等 の 被 害 もなく 安 全 性 が 高 いこと そしてユーザ 登 録 情 報 を 移 動 させる 作 業 負 担 の 大 きさから 新 しいサーバーに 移 動 す るのは 難 しかった そこで いくつかの 機 能 を 他 のサーバーに 分 散 し 徐 々に j1 の 負 担 を 減 らし いずれ 統 合 するという 方 向 で 運 営 することにした 3-6の 図 のような サーバー 群 は こうした 経 緯 でできたのである このサーバー 群 の 中 で 最 後 に 本 研 究 の 過 程 で 稼 働 を 始 めたのが kyo サーバーである kyo サーバーは 留 学 生 と 日 本 人 が 協 同 で 学 ぶコミュニティーを 形 成 することを 目 的 に 設 置 した これは 本 研 究 の2 年 目 の 課 題 であった 具 体 的 には これまでの KUma Ryu Online Community の 機 能 を この kyo サーバーに 移 し 念 願 だったCMSを 導 入 した 学 習 環 境 の 構 築 を 開 始 しようとしたのである ここで 言 うCMSとは Contents Management System のことで Web 用 の 情 報 を 構 成 したり 管 理 したりする 方 法 をサーバー 側 で 予 めプログラムしておき ユーザから 提 供 されたデータをその 方 法 にそって 処 理 することができるシステムである 日 本 語 研 修 コースのサーバーは 当 初 Web サーバーとして 留 学 生 の 写 真 やスピーチデータ お 知 らせなどを HTML 文 書 にして 公 開 していた しかし 徐 々にBBSやメール 動 画 配 信 など 機 能 を 拡 大 してきた 本 研 究 では それを 統 合 しユーザ 管 理 など 運 営 作 業 を 効 率 化 するために CMSを 導 入 しようと 考 えたのである 2つの CMS を 導 入 平 成 16 年 4 月 の 時 点 で 検 討 対 象 としたCMSは 日 本 語 の 扱 いがしやすいと 言 われていた xoops だった 参 考 文 献 も 出 始 めており 今 後 広 く 使 われる 可 能 性 を 感 じ させた そこで これを Mac OS X server にインストールしてみた しかし UNIX に 慣 れていない 者 には 設 定 など 予 想 以 上 に 複 雑 で 操 作 ができるようになるまで 時 間 が 必 要 だった そこで 平 成 16 年 度 の 後 半 に 少 しずつ 使 いながら 操 作 を 覚 えるこ とにした ところが その xoops を 基 にして e ラーニングやコミュニティー 作 りの

基 盤 として 国 立 情 報 学 研 究 所 が NetCommons という CMS を 開 発 し 平 成 17 年 の 夏 に 公 開 するという 情 報 を 得 た また Moodle という CMS についての 研 究 会 が 熊 本 大 学 であり 特 に 多 言 語 環 境 の 構 築 に 有 利 との 情 報 を 得 た URL 次 の 通 り NetCommons URL http://www.netcommons.org/ Moodle URL http://moodle.org/ どちらもオープンソースであり 費 用 はかからないが いったん CMS を 導 入 して 動 き 始 めると なかなか 他 への 移 行 が 難 しいことや CMS にもできることやできないこ とにかなり 違 いがあるなど 調 べていくにつれて NetCommons と Moodle の 両 方 をテストしてみる 必 要 があると 考 えるようになった サーバーとして 使 える 旧 型 の Mac があったが Moodle についてはサーバーのメモ リ CPUの 条 件 からそれが 使 えないことが 判 明 した そこで 科 研 費 予 算 で 新 たに Apple 社 の Xserve というサーバーを 導 入 することに 決 めた 平 成 17 年 9 月 に Xserve が 納 入 され kyo サーバーとして Moodle のインストールに 取 りかかった し かし Mac OS X server ソフトが 1.3 から 1.4 へアップグレードした 直 後 で 1.4 の 不 具 合 に 悩 まされ 結 局 夏 休 み 期 間 中 の 稼 働 ができなかった NetCommons について は 旧 型 Mac でも 問 題 なくインストールができることがわかり kyo サーバーとは 別 の 留 学 生 センターサーバーにインストールした 別 のサーバーにしたのは 留 学 生 センターサーバーを 日 本 語 研 修 コースサーバーの 上 に 置 き 留 学 生 全 体 を 含 むコミュ ニティー 作 りに 活 用 する 方 法 を 探 ろうとしたからである 平 成 1 7 年 8 月 から NetCommons を 使 用 したサイトを 熊 本 大 学 留 学 と 交 流 サイトと 命 名 し テスト 運 用 を 始 めた 遅 れていた Moodle は 平 成 18 年 1 月 にインストールが 終 わり 稼 働 を 始 めた ( 資 料 75ページから76ページ 参 照 ) Moodle と NetCommons は どちらもユニークな 特 徴 があり この2つを 導 入 し 運 営 することは 時 間 がかかるものの 今 後 のサイト 構 築 に 参 考 になるものと 期 待 し た しかし このときすでに 研 究 期 間 が 終 わろうとしていた 機 能 的 には Moodle の 方 に 分 があると 思 われたが 操 作 の 習 得 などには 時 間 がかかると 判 断 し 本 研 究 期 間 内 では NetCommons を 活 用 することにし Moodle の 活 用 は 今 後 の 課 題 となった 熊 本 大 学 留 学 と 交 流 サイ ト の 運 営 NetCommons は 留 学 生 に 使 ってもらうことはできなかった 新 しいシステムを 導 入 し 普 及 させるのには 相 当 の 時 間 と 労 力 が 必 要 である 特 に 相 手 が 留 学 生 の 場 合 日 本 語 能 力 も 情 報 処 理 能 力 もさまざまであるため 日 本 人 以 上 に 指 導 や 説 明 に 時 間 が 必 要 となる それで NetCommons を 使 用 した 留 学 と 交 流 サイトも 当 面 は 日 本 人 ユーザ 特 に 日 本 語 ボランティアスタッフと 留 学 生 へのチューター(たいては 日 本 人 の 熊 大 生 )に 絞 り 利 用 方 法 や 管 理 方 法 を 検 討 することにした

留学と交流 サイトのトップペ ージは 行事情報を中心に掲載し 行事に関連するサイトへのリンクを はった 左図または資料75ページ 参照 特に 本研究の一環として留 学生と日本人が直接交流するための 行事である熊本地区留学生シンポジ ウムを開催し その情報を公開する ためにトップページを使用した ところで このシンポジウムは 熊本留学生交流推進会議が主催している 4 コ ミュニティー作りのための活動 参照 従来 熊本留学生交流推進会議にはホームペ ージがなかったが 留学生と日本人が学び合うコミュニティー作りの一環として 平 成17年8月に本研究代表者がホームページ 資料77ページ を作成し 留学と交 流 サイトにリンクした また 留学生シンポジウムの第1回を平成17年1月 第 2回を平成17年12月に実施した これは本研究代表者が熊本留学生交流推進会議 に提案し了承され 運営責任者として開催したものである このシンポジウムには 留学生センターの日本語研修生も参加して プレゼンテーションを行った そのため バーチャル交流会館では このシンポジウムについての話題も取り上げられた 日本語ボランティアスタッフは シンポジウムに関連の情報や 日 本語研修生の授業予定 日本語研 修コースの行事案内などを 留学 と交流 サイトからログインして 交流情報室に入ると見ることがで きる 左図および資料76ページ 参照 この中には コーディネ イターからのお知らせ で行事な どの連絡 その上には こんにち は サイトや バーチャル交流会 館などへのリンクを入れた 下に ある資料室は 毎週の授業予定を PDF にして保存し スタッフがダウンロードして見ることができるようにした こうした取り組みによって 日本語研修コースの日本語クラスと ボランティア参 加のシンポジウムなどの行事 こんにちは バーチャル交流会館 などのコミュニ ティーサイトが一体となった学習環境を構築することができた 111 梅田