???

Similar documents
(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

第 節 ○○計画

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

疑わしい取引の参考事例

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

弁護士報酬規定(抜粋)

第 節 ○○計画

㈱スーパーレックスBCP基準【チェックリスト公開版】 pdf


Taro-別紙1 パブコメ質問意見とその回答

駐 車 場 管 理 規 程

住み慣れたこの町で最期まで 安心して暮らすために

<947A957A8E9197BF C E786C73>

Taro-データ公安委員会相互協力事

〔自 衛 隊〕

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

目 次 第 1 章 総 則 第 1 節 計 画 の 目 的... 1 第 1 計 画 の 目 的 1 第 2 計 画 の 策 定 1 第 3 計 画 の 構 成 2 第 4 用 語 の 意 義 2 第 2 節 計 画 の 前 提 条 件... 3 第 1 自 然 条 件 3 第 2 社 会 条 件

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令

5 民 間 事 業 者 における 取 扱 いについて( 概 要 資 料 P.17~19) 6 法 人 番 号 について( 概 要 資 料 P.4) (3) 社 会 保 障 税 番 号 制 度 のスケジュールについて( 概 要 資 料 P.20) 1 平 成 27 年 10 月 から( 施 行 日 は

市街化区域と市街化調整区域との区分

(2) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 現 在 ) 初 任 給 2 年 後 の 給 料 初 任 給 2 年 後 の 給 料 一 般 行 政 職 技 能 労 務 職 大 学 卒 171,1 151,5 19,2 164,7 17,7 184,4 中 学 卒 1

全設健発第     号

新ひだか町住宅新築リフォーム等緊急支援補助金交付要綱

Taro-29職員退職手当支給規程

学校安全の推進に関する計画の取組事例

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

近畿中部防衛局広報誌

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

発 覚 理 由 違 反 態 様 在 日 期 間 違 反 期 間 婚 姻 期 間 夫 婦 間 の 子 刑 事 処 分 等 1 出 頭 申 告 不 法 残 留 約 13 年 9 月 約 9 年 11 月 約 1 年 10 月 2 出 頭 申 告 不 法 入 国 約 4 年 2 月 約 4 年 2 月 約

Microsoft Word - 目次.doc

 

送 信 局 を 電 気 通 信 事 業 者 に 貸 し 付 けるとともに 電 気 通 信 事 業 者 とあらかじめ 契 約 等 を 締 結 する 必 要 があること なお 既 に 電 気 通 信 事 業 者 において 送 信 局 を 整 備 している 地 域 においては 当 該 設 備 の 整 備

<4D F736F F D20365F335F8FF08C8F90DD92E FC92F994C5382D32816A>

Microsoft Word - H24様式(那珂市版).doc

別紙3

個 人 所 得 課 税 ~ 住 宅 ローン 控 除 等 の 適 用 期 限 の 延 長 2 4. 既 存 住 宅 に 係 る 特 定 の 改 修 工 事 をした 場 合 の 所 得 税 額 の 特 別 控 除 居 住 年 省 エネ 改 修 工 事 控 除 限 度 額 バリアフリー 改 修 工 事 平

<4D F736F F D C689D789B582B581698AAE90AC92CA926D816A2E646F63>

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36


( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

別 表 1 土 地 建 物 提 案 型 の 供 給 計 画 に 関 する 評 価 項 目 と 評 価 点 数 表 項 目 区 分 評 価 内 容 と 点 数 一 般 評 価 項 目 立 地 条 件 (1) 交 通 利 便 性 ( 徒 歩 =80m/1 分 ) 25 (2) 生 活 利 便

Microsoft Word - 資料3(用途)

長崎市民間建築物耐震化推進事業の概要

< F2D926E88E6895E977089DB81608E528CFB8CA78C788E4082CC8D71>

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

Microsoft Word - 制度の概要_ED.docx

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

Taro-条文.jtd

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382CC8EE582C893E09765>

いう )は 警 告 をしたときは 速 やかに その 内 容 及 び 日 時 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申 出 をした 者 に 通 知 しなければならないこととされ また 警 告 をし なかったときは 速 やかに その 旨 及 び 理 由 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申

Taro-01 議案概要.jtd

Microsoft Word 役員選挙規程.doc

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) (H25.4.1) (H25.4.1) (H25.7.1) (H25.7.1) (H25.4.1) (H25.7.1)

目 次 第 1. 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 (1) 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 (2) 施 行 者 の 名 称 1 第 2. 施 行 区 1 (1) 施 行 区 の 位 置 1 (2) 施 行 区 位 置 図 1 (3) 施 行 区 の 区 域 1 (4) 施

もの( 交 通 事 故 事 件 に 係 るものを 除 く ) 3 重 大 な 交 通 事 故 事 件 とは 次 に 掲 げる 交 通 事 故 事 件 をいう (1) 死 亡 ひき 逃 げ 事 件 車 両 等 の 交 通 により 人 が 死 亡 した 場 合 において 道 路 交 通 法 ( 昭 和

Microsoft Word - (課×県・指定)【頭紙】「精神障害者保健福祉手帳の診断書の記入に当たって留意すべき事項について」等の一部改正について.rtf

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補


<4D F736F F D208F7493FA95948E738A4A94AD8E968BC682CC8EE891B18B7982D18AEE8F8082C98AD682B782E98FF097E182C98AD682B782E98F9590AC8BE093998CF D6A B315D2E B4E88C A>

事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

第2回 制度設計専門会合 事務局提出資料

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

学校法人日本医科大学利益相反マネジメント規程

< F2D A C5817A C495B6817A>

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

佐渡市都市計画区域の見直し

スライド 1

毎 月 の 給 与 等 ( )を 一 定 の 等 級 区 分 にあてはめた 標 準 月 額 の 上 限 が 現 行 の47 等 級 から50 等 級 に 改 正 されます ( 別 紙 健 康 保 険 料 額 表 参 照 ) なお 法 改 正 に 伴 い 標 準 月 額 が 改 定 される 方 につい

Taro-07-1提言概要.jtd

理化学研究所の役職員への兼業(兼職)依頼について

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

スライド 1

静岡市の危機管理体制(案)

<4D F736F F D20D8BDB8CFC8BCDED2DDC482A882E682D1BADDCCDFD7B2B1DDBD8B4B92F E646F63>

税制面での支援

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

3 薬 局 サービス 等 (1) 健 康 サポート 薬 局 である 旨 の 表 示 健 康 サポート 薬 局 である 旨 を 表 示 している 場 合 健 康 サポート 薬 局 とは かかりつけ 薬 剤 師 薬 局 としての 基 本 的 な 機 能 に 加 えて 積 極 的 な 健 康 サポート 機

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

ア 運 営 管 理 業 務 に 関 する 事 項 管 理 事 務 所 の 使 用 に 関 すること( 電 話 金 庫 警 備 鍵 等 名 義 変 更 の 必 要 な もの( 電 気 水 道 ガス 機 械 警 備 消 防 計 画 書 危 険 物 取 扱 設 置 許 可 等 )) 年 間 行 事 予 定

(8) 危 険 物 火 災 等 で 逗 子 北 化 学 1を 必 要 とする 火 災 指 令 時 は 逗 子 北 1を 同 時 編 成 する (9) 未 承 認 対 象 物 からの 即 時 通 報 は 当 該 署 所 の1ケ 部 隊 編 成 とする (10) 通 常 災 害 時 及 び 異 常 災

…−…t…„…b…V…–‰x›É

( 減 免 の 根 拠 等 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は, 地 方 税 法 第 条 の 規 定 に 基 づ く 市 税 条 例 第 6 9 条 の 2 の 規 定 を 根 拠 と す る 身 体 障 害 者 等 に 対 す る 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 具 体 的 な 対

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果

住宅改修の手引き(初版)

【労働保険事務組合事務処理規約】

(5) 事 業 者 等 自 転 車 及 び 自 動 車 の 製 造 輸 入 販 売 又 は 修 理 を 業 として 行 っている 者 及 びそ れらの 者 の 団 体 並 びにその 他 の 事 業 者 をいう (6) 所 有 者 等 自 動 車 の 所 有 権 占 有 権 若 しくは 使 用 権 を

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

1 育 児 休 業 代 替 任 期 付 職 員 ( 一 般 事 務 職 )とは 育 児 休 業 代 替 任 期 付 職 員 とは 一 般 の 職 員 が 育 児 休 業 を 取 得 した 際 に 代 替 職 員 とし て 勤 務 する 職 員 です 一 般 事 務 職 については 候 補 者 として

はファクシミリ 装 置 を 用 いて 送 信 し 又 は 訪 問 する 方 法 により 当 該 債 務 を 弁 済 す ることを 要 求 し これに 対 し 債 務 者 等 から 直 接 要 求 しないよう 求 められたにもかか わらず 更 にこれらの 方 法 で 当 該 債 務 を 弁 済 するこ

Transcription:

ギリシャ キプロス 編 2016 年 版 在 ギリシャ 日 本 国 大 使 館

目 次 Ⅰ 序 言 Ⅱ 防 犯 の 手 引 き 1 防 犯 の 基 本 的 な 心 構 え 2 最 近 の 犯 罪 発 生 状 況 3 防 犯 のための 具 体 的 注 意 事 項 4 交 通 事 情 と 事 故 対 策 5 テロ 誘 拐 対 策 Ⅲ 在 留 邦 人 用 緊 急 事 態 対 処 マニュアル 1 平 素 の 心 構 え( 連 絡 体 制 の 整 備 ) 2 緊 急 時 の 行 動 3 緊 急 事 態 に 備 えてのチェックリスト ( 参 考 資 料 ) 参 考 1 ギリシャ,キプロス 緊 急 連 絡 先 一 覧 参 考 2 緊 急 時 におけるギリシャ 語 表 現 集 Ⅰ 序 言 ギリシャには 例 年 1 万 人 を 超 える 日 本 人 旅 行 者 が 訪 れていると 言 われていま す ギリシャの 治 安 情 勢 はヨーロッパ 諸 国 の 中 でも 決 して 悪 くはありませんが, 地 域 によっては 政 府 の 財 政 緊 縮 政 策 等 に 反 対 する 抗 議 集 会, 大 衆 示 威 行 動 及 び ストライキが 多 発 しているほか, 国 内 テロ 組 織 やアナキスト 組 織 等 による 政 府 警 察 関 連 施 設 に 対 する 簡 易 爆 弾 等 による 爆 破 事 案 や 火 炎 瓶 投 てきによる 襲 撃 事 件, 車 両 や 銀 行 支 店 のATM 等 に 対 する 放 火 事 件 も 度 々 発 生 しています また, 日 本 人 がスリ, 置 き 引 き 及 び 強 盗 等 の 犯 罪 被 害 に 巻 き 込 まれる 事 件 も 発 生 していますので 十 分 に 注 意 する 必 要 があります この 安 全 の 手 引 き は, 皆 様 のギリシャやキプロスでの 滞 在 が 安 全 なもの となるために, 犯 罪 被 害 に 遭 うことを 防 ぐポイントや, 大 規 模 災 害 等 が 発 生 し た 場 合 の 対 処 方 法 などについて 参 考 情 報 を 紹 介 するものです 当 地 に 長 く 滞 在 されている 方 々にとりましては,すでにご 承 知 の 内 容 ばかりかとは 存 じますが, 改 めて 安 全 に 対 する 注 意 喚 起 をしていただき,また, 当 地 に 最 近 在 留 された 方 々 及 び 旅 行 中 の 皆 様 には 安 全 で 快 適 な 生 活 や 旅 行 ができますよう, 外 務 省 の 海 外 安 全 ホームページ(http://www.anzen.mofa.go.jp/)と 併 せて,ご 活 用 頂 けれ ば 幸 いです Ⅱ 防 犯 の 手 引 き

1 防 犯 の 基 本 的 な 心 構 え 海 外 での 生 活 では 自 分 ( 家 族 )の 身 の 安 全 と 財 産 は 自 ら 守 る という 意 識 を 持 って, 犯 罪 者 からターゲットとされないような 生 活 習 慣 を 身 につけること が 重 要 です 常 に 犯 罪 への 警 戒 心 を 抱 き, 行 動 していることは 犯 罪 者 の 視 点 か らは 狙 いにくい 対 象 として 映 り, 犯 罪 予 防 に 大 きな 効 果 となります 防 犯 の 基 本 的 な 心 構 えとして, 以 下 の 点 に 注 意 してください ア 在 宅, 不 在 問 わず 住 居 には 常 に 施 錠 し, 貴 重 品 の 管 理 も 怠 らない イ 不 測 の 事 態 に 備 え, 常 に 周 囲 の 状 況 には 気 を 配 る ウ 危 険 とされる 地 域 には 不 用 意 に 立 ち 寄 らない エ 周 囲 に 溶 け 込 んだ 服 装 に 心 がける オ 不 必 要 な 諍 いや 争 いに 巻 き 込 まれないように 言 動 には 注 意 する カ 日 常 生 活 をパターン 化 させない キ 防 犯 機 器 は 積 極 的 に 有 効 活 用 を 心 掛 ける ク 大 使 館, 最 寄 りの 警 察 署 や 病 院 等 の 連 絡 先 や 所 在 地 をメモし 携 帯 する ケ 各 種 保 険 に 加 入 する 2 最 近 の 犯 罪 発 生 状 況 (1)ギリシャ ア 一 般 犯 罪 先 に 述 べたようにギリシャの 治 安 は 欧 州 諸 国 内 でも 良 好 とされています し かし,かねてから 不 法 移 民 等 が 移 り 住 む 都 市 部 及 びその 周 辺 においては 窃 盗, 強 盗, 薬 物 密 売 及 び 模 造 品 販 売 等 の 犯 罪 が 発 生 しています ギリシャ 国 家 警 察 は,2012 年 から 不 法 移 民 一 掃 に 向 けた 対 策 を 実 施 しているほか,アテネ 中 心 部 等 での 取 り 締 まりを 継 続 的 に 実 施 していることもあり 犯 罪 発 生 件 数 は 減 少 傾 向 にありますが, 体 感 治 安 が 改 善 するまでには 至 っていません また, 当 国 政 府 の 緊 縮 財 政 政 策 等 に 反 発 する 労 働 組 合 等 の 大 衆 示 威 行 為 やス トライキが 地 域 によっては 依 然 として 活 発 であり, 一 部 の 過 激 なデモ 参 加 者 が 治 安 部 隊 と 衝 突 する 事 案 も 散 発 的 に 発 生 しています 大 衆 示 威 行 為 等 の 各 種 行 動 は 今 後 も 継 続 して 実 施 される 見 込 みであり, 特 に,アテネ 中 心 部 のシンタグ マ 広 場 やオモニア 広 場 等 では 注 意 が 必 要 です さらに,ギリシャは 中 央 アジア, 中 東,アフリカ 等 から 流 入 する 移 民 難 民 にとって 欧 州 への 玄 関 口 となっており, 今 後 も 流 入 は 続 く 可 能 性 があり 治 安 を 揺 るがす 不 安 要 素 になることが 懸 念 されています イ テロ 事 件 一 見 テロとは 関 係 がなさそうなイメージを 持 つギリシャですが, 国 内 には 反

体 制 を 標 榜 する 極 左 思 想 のテロ 組 織,アナキスト 集 団 等 が 存 在 しています 治 安 当 局 の 取 り 締 まりにより 組 織 の 弱 体 化 が 図 られていますが 現 在 でも 活 動 を 繰 り 返 しており, 昨 年 も 多 くの 簡 易 爆 弾 及 び 時 限 発 火 装 置 等 使 用 のテロ 事 件, 放 火 事 件 が 発 生 しています また, 一 昨 年 は 外 交 団 施 設 に 対 するカラシニコフ 銃 発 砲 事 件 も 発 生 しています これらテロ 組 織 等 が 攻 撃 を 加 える 対 象 は 政 府, 政 党, 警 察 等 のいわゆる 権 力 のほか, 彼 らが 人 民 を 搾 取 する 機 関 と 主 張 する 銀 行 や 大 企 業 等,さら には, 彼 らが 国 家 権 力 に 付 随 している と 見 なしている 外 国 権 益 となってい ます 現 在 までテロ 組 織 等 は 日 本 人 や 日 本 の 権 益 を 直 接 の 標 的 と 主 張 していな いものの, 米 英 等 の 主 要 国 権 益 は 常 に 攻 撃 対 象 とされており, 西 側 主 要 国 であ る 日 本 にその 攻 撃 の 矛 先 が 向 かないとも 限 りません 当 地 におけるテロ 攻 撃 の 形 態 は 大 別 して 簡 易 爆 弾 を 設 置 するもの, 時 限 発 火 装 置 を 使 用 するもの, 火 炎 瓶 や 可 燃 性 液 体 等 を 利 用 し 放 火 するものに 分 けられ ます これら 攻 撃 は, 深 夜 または 早 朝 という 人 気 のほとんどない 時 間 帯 での 発 生 が 大 半 です 上 記 のテロ 事 件 の 特 徴 を 考 慮 すると, 一 般 的 な 市 民 生 活 への 影 響 は 大 きくな いと 考 えられるかもしれません しかし,テロ 事 件 は 事 前 に 予 測 することが 大 変 困 難 なものであり,かつ 前 例 が 常 に 踏 襲 されるという 保 証 はどこにもありま せん 今 まで 民 間 人 の 被 害 者 が 少 ないといっても, 事 件 の 重 大 性 から 決 して 警 戒 の 気 持 ちを 怠 らないことが 重 要 です (2)キプロス ア 一 般 犯 罪 キプロスもギリシャ 同 様, 欧 州 諸 国 内 で 治 安 の 良 好 な 国 とされています た だし, 都 市 部 等 においてはスリ,ひったくりといった 犯 罪 に 加 え, 飲 食 店 やバ ー 等 で 法 外 な 料 金 を 請 求 されるいわゆる 暴 利 バー の 被 害 事 例 も 散 見 されて います またアフリカや 中 東 諸 国 等 からの 不 法 移 民 が 都 市 部 に 住 み 着 いており, 現 在 までのところキプロス 市 民 との 間 で 深 刻 な 衝 突 はないものの 治 安 に 影 響 を 与 え る 可 能 性 が 全 くないとは 言 えない 現 状 です イ キプロス 問 題 の 影 響 キプロスでは 1960 年 に 英 国 の 植 民 地 支 配 から 独 立 して 以 降 多 数 派 を 占 め るギリシャ 系 住 民 と 少 数 派 のトルコ 系 住 民 との 間 で 激 しい 対 立 が 続 きました そして この 対 立 を 背 景 に 1974 年 トルコ 軍 がキプロス 北 部 を 占 領 し 1983 年 北 キプロス トルコ 共 和 国 ( 以 下 北 キプロス )として キプロス からの 一 方 的 独 立 を 宣 言 しました このため キプロス 島 北 部 地 域 にはキプロ

ス 政 府 の 実 効 的 な 支 配 が 及 んでいません 2003 年 に 北 キプロス 当 局 がト ルコ 軍 占 領 地 域 への 移 動 制 限 を 緩 和 したことをきっかけに キプロス 政 府 も 一 定 の 制 限 をつけた 上 で 観 光 客 を 含 むすべての 人 々の 北 キプロス への 入 域 を 認 めています しかし 日 本 を 含 む 各 国 は 現 在 も 北 キプロス の 独 立 を 承 認 していないため キプロスを 兼 轄 する 在 ギリシャ 日 本 国 大 使 館 も 前 述 の 北 キプロス 地 域 内 で 公 的 な 活 動 を 行 うことはできません すなわち この 地 域 で 日 本 人 が 何 らかのトラブルに 巻 き 込 まれた 場 合 邦 人 保 護 活 動 が 困 難 となり ますので 同 地 域 への 渡 航 滞 在 に 当 たっては 十 分 な 注 意 が 必 要 です 3 防 犯 のための 具 体 的 注 意 事 項 (1) 住 居 住 居 を 選 定 する 場 合, 犯 罪 者 に 狙 われる 危 険 性 を 考 慮 することが 大 変 重 要 で す 一 般 的 には, 独 立 家 屋 より 集 合 住 宅, 集 合 住 宅 では 低 層 階 より 高 層 階 が 安 全 と 言 われています ただし, 高 層 階 で 安 心 して 施 錠 等 を 怠 ると, 高 層 階 を 専 門 に 狙 う 犯 罪 者 が 侵 入 する 危 険 性 があるので 油 断 は 禁 物 です また, 犯 罪 者 は 犯 行 を 見 られることを 嫌 うため, 塀 で 囲 われて 外 から 建 物 が 見 えない 家 屋 をタ ーゲットにする 傾 向 があります 住 居 の 選 定 に 際 しては, 部 外 者 が 容 易 に 立 ち 入 ることのできないセキュリティー 設 備 を 備 えた 物 件 を 選 びましょう 夜 間 照 明 や 不 在 時 警 報 装 置 等 は 防 犯 に 効 果 的 であると 言 えます また, 車 上 荒 らしや 路 上 駐 車 車 両 を 狙 った 放 火 事 件 も 散 発 的 に 発 生 している ことから, 住 居 の 選 定 に 際 しては, 管 理 の 行 き 届 いた 駐 車 場 を 備 えた 物 件 が 好 ましいと 言 えます 長 期 間 不 在 にされる 場 合 は, 信 頼 のおける 隣 人 や 大 家 さん 等 に 声 をかけ, 可 能 ならば 郵 便 物 や 新 聞 等 が 溜 まることのないように 回 収 を 依 頼 しておくと 効 果 的 といえます (2) 外 出 時 外 出 する 機 会 は, 様 々な 犯 罪 に 遭 遇 する 機 会 でもあると 言 え, 常 日 頃 から 警 戒 心 を 持 つことが 必 要 です スリ: 地 下 鉄 やバス 等 の 公 共 交 通 機 関, 繁 華 街 の 雑 踏 など 人 が 多 い 場 所 はス リにとって 格 好 の 犯 行 場 所 であり, 多 くの 犯 罪 が 発 生 しています 人 混 みの 中 ではバッグ 等 の 所 持 品 は 正 面 で 抱 え, 常 に 目 の 届 くところに 保 持 するなどの 注 意 が 必 要 です なお,スリはたとえば 地 下 鉄 に 乗 車 する 際 等 に 複 数 で 取 り 囲 み, 財 布 等 を 抜 き 去 るなど 多 くの 場 合 複 数 で 犯 行 に 及 ぶ 手 口 が 報 告 されています スリへの 対 策 としては, 貴 重 品 は 容 易 に 取 られない 場 所 に 保 管 し, 可 能 なら ばとりあえず 使 うような 小 額 の 金 銭 を 入 れた 財 布 を 本 来 の 財 布 の 他 に 持 つよう

にする 不 審 な 人 物 が 接 近 してこないように 警 戒 する 等 の 注 意 が 必 要 です 置 き 引 き: 貴 重 品 は 必 ず 目 の 届 く 場 所 に 置 き, 絶 対 その 場 を 離 れないことが 重 要 です 置 き 引 き 犯 人 はホテルの 朝 食 会 場 等 思 いがけない 場 所 にもおり,ち ょっとした 油 断 を 常 に 狙 っています 強 盗 : 住 居, 商 店 及 び 路 上 等 での 銃 器 等 凶 器 を 使 用 した 強 盗 事 件 が 発 生 して います 被 害 に 遭 わないよう 住 居 の 戸 締 まりを 徹 底 するとともに, 深 夜, 早 朝 時 間 帯 の 一 人 歩 きは 避 けて 下 さい 犯 罪 に 巻 き 込 まれた 場 合 は 不 用 意 な 抵 抗 は 絶 対 にしないで 下 さい 傷 害 : 都 市 部 の 要 注 意 地 区 (アテネ 中 心 部 オモニア 地 区,メタクソロギオ 地 区,エクサルヒア 地 区 及 びキプセリ 地 区 等 )においては, 路 地 裏 で 窃 盗, 強 盗 及 び 暴 行 事 件 が 頻 発 しています 夜 間 は 立 ち 入 らない 様 に 注 意 し, 滞 在 時 は 常 に 周 囲 を 警 戒 する 必 要 があります 車 上 狙 い: 路 上 駐 車 が 常 態 化 している 当 国 においては 都 市 部 を 中 心 に 車 上 狙 いが 横 行 しています 車 両 には 防 犯 アラームを 付 け, 貴 重 品 は 車 内 に 残 さない 様 に 注 意 するとともに, 路 上 駐 車 は 極 力 避 け, 管 理 の 行 き 届 いた 駐 車 場 を 利 用 する 必 要 があります 夜 間 の 行 動 : 当 国 では,アナキスト 組 織 等 が 夜 間 に 爆 弾 攻 撃 等 の 事 件 を 敢 行 しているため, 深 夜, 早 朝 は 政 府 関 連 施 設, 大 企 業 及 び 銀 行 等 の 周 辺 には 不 用 意 に 近 づかない 様 注 意 する 必 要 があります (3) 生 活 近 隣 者 :ギリシャ 社 会 においては 近 隣 との 口 コミが 非 常 に 重 要 な 情 報 源 とな ることが 多 く, 近 隣 者 と 良 好 な 関 係 を 持 つことは 何 かと 利 点 になります 訪 問 者 : 訪 問 者 があった 場 合 は, 監 視 モニターや 覗 き 穴 等 で 相 手 を 確 認 し, 用 件 が 明 確 でない 場 合 は 解 錠 しないようにしましょう 開 錠 する 場 合 でも, 扉 内 側 にはチェーンロックを 装 備 するなどにより, 完 全 に 開 扉 することなく 対 応 することも 一 考 です 使 用 人 : 当 地 において 使 用 人 は 口 コミで 紹 介 されることが 多 いですが, 選 ぶ 場 合 は 金 額 ではなく, 信 頼 がおける 紹 介 であるかどうかが 重 要 なポイントであ ると 言 えます 郵 便 物 : 当 地 では 郵 便 ポストを 備 えていない 住 居 が 多 く,その 場 合 配 達 され た 郵 便 物 は 入 り 口 付 近 等 の 床 に 置 き 去 りにされます ポストがないと 郵 便 物 が 遺 失 する 危 険 性 のみならず, 郵 便 物 を 通 じて 家 族 の 情 報 を 知 られてしまう 危 険 もありますので, 家 屋 所 有 者 と 交 渉 して 郵 便 ポストを 設 置 する 必 要 があります 鍵 : 新 規 に 入 居 した 場 合 は, 鍵 を 頑 丈 な 物 に 取 り 替 えるよう 家 屋 所 有 者 と 交 渉 する 必 要 があります

長 期 旅 行 : 犯 罪 者 は 事 前 に 下 見 をして 普 段 の 状 況 を 観 察 していることが 多 く, 長 期 不 在 の 兆 候 をすぐに 察 知 します 信 頼 できる 近 隣 住 民 や 大 家 さんなどに 頼 んで 郵 便 物 の 取 り 込 みや 共 有 部 分 の 点 灯 を 依 頼 することは 犯 罪 予 防 に 効 果 があ ります 4 交 通 事 情 と 事 故 対 策 交 通 事 情 : 都 市 部 では 慢 性 的 な 交 通 渋 滞 が 発 生 しています 一 般 市 民 の 交 通 マナーや 道 路 等 の 交 通 環 境 も 決 して 完 璧 とは 言 えません 事 故 対 策 : 当 国 は 路 上 駐 車 が 非 常 に 多 いことから 見 通 しが 悪 く, 歩 行 者 の 不 意 な 飛 び 出 しや 死 角 からのオートバイの 急 接 近 等 のほか, 一 方 通 行 道 路 の 逆 走 及 び 一 時 停 止 無 視 等 交 通 事 故 に 繋 がる 要 因 は 多 々 存 在 します 事 故 を 起 こした 場 合 で 生 命 及 び 身 体 に 関 わるような 場 合 は, 直 ちに 救 急 車 を 呼 んで 下 さい 日 本 における 事 故 時 の 対 応 と 特 に 変 わりはありませんが, 次 の 諸 点 に 注 意 して 対 応 するようにしましょう 負 傷 者 の 救 護 を 最 優 先 する ( 救 護 義 務 があります) 相 手 の 免 許 証 等 を 必 ず 確 認 し,メモをとる ( 軽 々に 非 は 認 めないように 心 がける) 目 撃 者 を 確 保 する ( 目 撃 者 証 言 は 重 要 です) 警 察 には 必 ず 通 報 ギリシャ 人 知 人 等 の 支 援 を 求 める ( 当 地 事 情 に 通 じた 人 の 支 援 は 重 要 で す) 5 テロ 誘 拐 対 策 平 素 から, 会 社, 大 使 館, 弁 護 士, 警 察 及 び 病 院 等 の 緊 急 連 絡 先 リストを 作 成 し, 常 時 携 行 することが 重 要 です 重 大 事 件 発 生 の 報 道 は, 想 像 を 超 える 勢 いで 世 界 的 に 伝 播 することから, 連 絡 がない 場 合 は, 行 方 不 明 者 として 家 族 の みならず 各 方 面 に 多 大 な 心 労 を 与 えることにもつながるので, 緊 急 事 態 発 生 の 際 の 身 の 安 全 に 係 る 連 絡 は 徹 底 して 行 うことが 肝 心 です 平 素 からテロや 治 安 に 関 する 情 報 の 収 集 に 心 がけることも 重 要 です テロ, デモ 及 び 暴 動 等 は 世 界 情 勢 や 国 内 情 勢 に 敏 感 に 反 応 して 行 われるので, 常 に 国 内 外 の 最 新 情 報 入 手 に 努 め, 噂 やデマに 惑 わされないよう 注 意 する 必 要 があ ります 自 宅 周 辺,また 人 混 みの 中 等 においても, 常 に 警 戒 心 を 保 持 して 周 囲 には 気 を 配 り, 不 審 な 兆 候 や 不 審 者 を 察 知 するように 心 がけることが 大 切 です ご 家 族 や 職 場 では 有 事 の 際 に 一 時 避 難 する 最 寄 りの 緊 急 避 難 場 所 等 を 決 めてお くなど, 電 話 連 絡 がつながらない 事 態 になってもお 互 いの 確 認 ができるように

良 く 話 し 合 っておくことも 重 要 です 誘 拐 事 件 : 近 年 は, 不 法 入 国 移 民 間 の 誘 拐 略 取 事 件 以 外 では 外 国 人 を 標 的 とした 誘 拐 略 取 事 件 は 発 生 していませんが,ご 自 身 はもちろん, 家 族 の 安 全 を 守 るためにも, 万 一 に 備 えた 対 策 を 考 える 必 要 があります 狙 われる 対 象 と しては, 社 会 的 地 位 の 高 い 人 物 や 有 名 企 業 の 社 員 家 族 等 が 考 えられます 犯 罪 者 は, 事 前 に 周 到 な 調 査 を 行 った 上 で 犯 行 に 及 びますので, 次 の 点 について 注 意 をしてください 不 審 な 兆 候 を 読 み 取 る ( 犯 罪 者 の 下 見 活 動 等 何 らかの 不 審 点 が 必 ずあります ) パターン 化 した 生 活 をしない ( 犯 罪 者 にとって 犯 行 が 容 易 になります ) 個 人 スケジュールは 他 人 に 見 られないよう 心 掛 ける ( 犯 罪 者 にとって 重 要 な 情 報 です ) 単 独 行 動 はなるべく 避 ける テロ 事 件 :アナキスト 組 織 等 が 活 発 に 活 動 を 繰 り 返 すギリシャでは, 特 に 深 夜, 早 朝 の 時 間 帯 はテロ 攻 撃 が 発 生 する 危 険 性 が 高 くなっています テロ 事 件 の 被 害 を 避 けるためにも, 次 の 点 について 注 意 をしてください 深 夜, 早 朝 は 不 要 不 急 の 外 出 は 避 ける 車 両 を 駐 車 する 場 合 は 路 上 駐 車 を 避 ける 政 府, 警 察 施 設 及 び 主 要 国 大 使 館 等 はテロ 組 織 の 攻 撃 対 象 となりやすいの で 訪 問 は 短 時 間 にとどめる 大 規 模 デモにはアナキスト 等 が 紛 れ 込 んでいる 場 合 もあるので 不 用 意 に 近 づかない 警 察 官 が 誘 導 や 封 鎖 措 置 をしている 場 合 は 冷 静 にその 指 示 に 従 う Ⅲ 在 留 邦 人 用 緊 急 事 態 対 処 マニュアル 1 平 素 の 心 構 え( 連 絡 体 制 の 整 備 ) (1) 在 留 邦 人 の 方 は 在 留 届 の 提 出 を 励 行 して 下 さい 引 っ 越 し, 転 勤 により 在 留 届 の 内 容 に 変 更 が 生 じた 場 合 には 速 やかに 当 館 領 事 部 にご 一 報 下 さい 国 外 へ 渡 航 される 際 には,その 渡 航 先 において たびレジ (いざというと き 在 外 公 館 などから 緊 急 時 情 報 提 供 を 受 けられる 海 外 旅 行 登 録 システム)の 登 録 をして 下 さい (2) 緊 急 事 態 はいつ 起 こるとも 限 りません 予 めそのような 場 合 に 備 えて 家 族 間, 企 業 内, 邦 人 団 体 での 緊 急 連 絡 方 法 を 決 めておいて 下 さい また,お 互 いに 所 在 を 明 確 にして 連 絡 が 取 り 合 えるようにして 下 さい

(3) 緊 急 事 態 発 生 の 際 には, 当 館 よりホームページや 一 斉 通 報 メール, 電 話, FAX 等 で 情 報 を 提 供 させて 頂 きますが, 電 話 回 線 等 が 使 用 できなくなる 場 合 には, 公 衆 の 場 での 無 線 インターネットやTV,ラジオ 等 メディアからの 情 報 の 入 手 に 努 めて 下 さい 2 緊 急 時 の 行 動 (1) 心 構 え 緊 急 事 態 が 発 生,または 発 生 する 恐 れがある 場 合 に, 当 館 は 邦 人 保 護 の 万 全 を 期 するため, 所 要 の 情 報 収 集, 情 報 判 断 及 び 対 策 の 策 定 を 行 いホームページ やメール, 電 話,FAX 等 を 利 用 して 随 時 通 報 します 常 に 平 静 を 保 ち, 流 言 飛 語 に 惑 わされたり, 群 衆 心 理 に 巻 き 込 まれることのないよう 注 意 して 下 さい (2) 情 報 の 把 握 緊 急 事 態 発 生 の 際 には, 現 地 海 外 報 道,JSTV 等 衛 星 放 送 テレビの 視 聴 による 情 報 収 集 を 各 自 心 がけて 下 さい (3) 当 館 への 通 報 等 ア 現 場 の 被 害 状 況 については, 随 時 当 館 に 連 絡 して 下 さい 他 の 在 留 邦 人 の 方 の 貴 重 な 情 報 となります イ 自 己 の 安 否 状 況 はもとより, 自 分 の 家 族 または 他 の 邦 人 の 生 命 身 体 財 産 に 危 害 が 及 ぶ,または 及 ぶ 恐 れがあるときは, 迅 速 かつ 具 体 的 にその 状 況 を 当 館 に 連 絡 して 下 さい ウ 緊 急 事 態 発 生 の 際 には,お 互 いに 助 け 合 って 対 応 に 当 たることも 必 要 に なります 当 館 より 在 留 邦 人 の 方 々にも 種 々の 助 力 をお 願 いすることもありま すので,その 際 は 何 卒 宜 しくお 願 い 申 し 上 げます (4) 国 外 への 退 避 状 況 に 応 じ 各 自 または 勤 務 先 の 会 社 等 の 判 断 により, 自 発 的 に 帰 国, 第 三 国 へ 出 国 する 場 合,その 旨 を 当 館 へ 連 絡 して 下 さい ( 当 館 への 連 絡 が 困 難 であ る 場 合 には, 出 国 先 の 日 本 の 在 外 公 館 あるいは 日 本 の 外 務 省 領 事 局 海 外 邦 人 安 全 課 へ 通 報 するようお 願 い 致 します ) 外 務 省 領 事 局 海 外 邦 人 安 全 課 電 話 :( 代 表 )03-3580-3311( 内 線 )2851 3 緊 急 事 態 に 備 えてのチェックリスト (1) 旅 券 旅 券 については 常 時 6ヶ 月 以 上 の 残 存 有 効 期 間 があることを 確 認 して 下 さ い (6ヶ 月 以 下 の 場 合 には 当 館 に 更 新 の 発 給 申 請 をされることをお 勧 めしま す) 旅 券 の 最 終 頁 の 所 持 人 記 載 欄 は 漏 れなく 記 載 して 下 さい 下 段 に 血

液 型 (blood type)を 記 入 しておいて 下 さい (2) 現 金, 貴 金 属, 預 金 通 帳 等 の 有 価 証 券,クレジットカード これらの 物 は 旅 券 同 様 すぐ 持 ち 出 せるよう 保 管 しておいて 下 さい 現 金 は 家 族 全 員 が10 日 以 上 生 活 できる,または 家 族 全 員 が 近 隣 諸 国 へ 避 難 する 航 空 賃 を 購 入 出 来 る 額 を 最 低 限 として 予 め 用 意 しておいて 下 さい (3) 自 動 車 の 整 備 等 ア 自 動 車 をお 持 ちの 方 は 定 期 的 に 整 備 しておくことを 心 がけて 下 さい イ 燃 料 はこまめに 入 れておき, 極 力 燃 料 タンクが 空 に 近 い 状 態 になること を 避 けて 下 さい ウ 車 内 には, 常 時, 懐 中 電 灯, 地 図,ティッシュ 等 は 備 えおき 下 さい エ なお, 自 動 車 をお 持 ちでない 方 は, 近 所 に 自 動 車 を 持 っている 人 と 平 時 から 連 絡 をとり, 必 要 な 場 合 に 同 乗 できるよう 相 談 しておくことをお 勧 めしま す (4) 携 帯 電 話 残 量 が 少 ない 状 態 にならないよう,こまめに 充 電 をして 下 さい (5) 携 行 品 の 準 備 上 記 (1)~(4)に 加 え 次 の 携 行 品 に 備 えておいて,すぐに 持 ち 出 せるよ うにしておいて 下 さい ア 衣 類 着 替 え( 行 動 しやすく 耐 久 性 の 高 いもの) イ 履 物 ( 行 動 に 便 利 で 靴 底 の 厚 い 頑 丈 なもの) ウ 洗 面 用 具 (タオル, 歯 磨 セット, 石 鹸 等 ) エ 非 常 用 食 料 等 しばらく 自 宅 待 機 する 場 合 も 想 定 して, 米, 調 味 料, 缶 詰 類,インスタント 食 品 等 の 保 存 食, 乳 児 が 居 る 場 合 は 粉 ミルク 及 びミネラルウォーターを 家 族 全 員 で10 日 程 度 生 活 出 来 る 量 を 準 備 しておいて 下 さい オ 医 薬 品 家 庭 用 常 備 薬 の 他, 常 用 薬, 外 傷 薬, 消 毒 用 石 鹸, 衛 生 綿, 包 帯, 絆 創 膏 カ ラジオ 車 内 やタイプによって 携 帯 電 話 でも 聴 くことができます 平 時 より 現 地 及 び 海 外 放 送 を 受 信 できるか 確 認 しておいて 下 さい 電 池 使 用 のラジオをお 持 ちの 方 は 予 備 の 電 池 も 保 管 して 下 さい キ その 他 懐 中 電 灯, 予 備 の 強 力 バッテリー,ライター,マッチ,ナイフ, 缶 切 り, 栓 抜 き, 紙 製 の 食 器, 割 り 箸, 固 形 燃 料, 簡 単 な 炊 事 用 具, 可 能 ならヘルメット または 防 災 頭 巾 ( 応 急 の 場 合 は 椅 子 用 クッションで 対 応 )

ギリシャ 国 内 緊 急 連 絡 先 一 覧 表 大 使 館 在 ギリシャ 日 本 国 大 使 館 TEL:210-6709900 領 事 部 直 通 TEL:210-6709910, 9911 参 考 1 緊 急 警 察 ( 一 般 )TEL:100( 日 本 の 110 番 ) ツーリストポリス TEL:1571 外 国 人 用 緊 急 電 話 TEL:112 ( 緊 急 時 に 警 察 消 防 救 急 車 等 への 取 り 次 ぎを 行 う 英 語 の 電 話 サービス) 救 急 車 TEL:166 消 防 ( 火 災 )TEL:199 病 院 案 内 薬 局 情 報 TEL:14944 電 話 の 故 障 (OTE)TEL:13888( 個 人 宅 ) TEL:13818( 事 務 所 ) 警 察 関 係 各 警 察 署 案 内 TEL:1033(ギリシャ 語 )もしくは 112( 英 語 ) 空 港 警 察 署 : 電 話 2103536919 プシヒコ 警 察 署 : 電 話 2106754250 ネオプシヒコ 警 察 署 : 電 話 2106720100 フィロセイ 警 察 署 : 電 話 2106813645 ペフキ 警 察 署 : 電 話 2108025200 ハランドリ 警 察 署 : 電 話 2106899780 アクロポリス 警 察 署 (シンタグマ プラカ アクロポリス 周 辺 ): 電 話 2103259660 シンタグマ 警 察 署 (コロナキ リカビトス 周 辺 ): 電 話 2107257001 オモニア 警 察 署 : 電 話 2105202280 主 要 病 院 METROPOLITAN HOSPITAL(メトロポリタン 病 院 : 私 立 ) 所 在 地 :ETHNARCHOU MAKARIOU 9 & EL.VENIZELOU 1 TEL:210-4809000 HIGIA HOSPITAL(イギア 病 院 : 私 立 ) 所 在 地 :KIFISIAS AVE. & ERITHROU STAVROU ST.4 TEL:210-6867000 IATRIKO ATHINON(イアトリコ アシノン 病 院 : 私 立 ) 所 在 地 :5-7 DISTOMOU MAROUSI TEL:210-6198100~120

EVANGELISMOS(エヴァンゲリズモス 総 合 病 院 : 公 立 ) 所 在 地 :IPSILANTOU 45-47 TEL:213-2041000 IPPOKRATIO(イポクラティオ 総 合 病 院 : 公 立 ) 所 在 地 :VASILISSIS SOFIAS AVE. 114 TEL:213-2088000 GENIKO NOSOKOMIO(ゲニコ ノソコミオ 総 合 病 院 : 公 立 ) 所 在 地 :MESSOGHION 154 TEL:213-2032000 NOSOKOMIO PEDON(ノソコミオ ペドン) 所 在 地 :GOUDI TEL:アグライア キリアクゥ 213-2009000 アギア ソフィ ア 213-2013000 K.A.T.(カット 緊 急 外 科 病 院 - 交 通 事 故 等 : 公 立 ) 所 在 地 :2 NIKIS ST. KIFISIA 145-61 TEL:213-2086000 MITERA(ミテラ 総 合 病 院 -イギア 病 院 隣 : 私 立 ) 所 在 地 :KIFISIAS & ERITHROU STAVROU ST. 6 TEL:210-6869000 IASSO(イアソ 総 合 病 院 : 私 立 ) 所 在 地 :KIFISIAS 37-39 MAROUSI TEL:210-618-4000 ( 支 院 所 在 地 :MESSOGHION 264 TEL:210-650-2000) キプロス 国 内 緊 急 連 絡 先 一 覧 表 緊 急 ( 警 察 緊 急 救 急 車, 消 防 )TEL:199,112 ニコシア 警 察 署 TEL:22802020 ラルナカ 警 察 署 TEL:24804040 リマソール 警 察 署 TEL:25805050 ラルナカ 空 港 警 察 署 TEL:24804623 NIKOSIA GENERAL HOSPITAL TEL:22603007

参 考 2 ~ 緊 急 時 におけるギリシャ 語 表 現 集 ~ 有 事 の 際, 先 方 に 急 を 要 する 事 態 であることが 伝 えられずに 難 渋 するのは 切 ないものです 無 論 すべての 緊 急 事 態 を 網 羅 するものではありませんが,その ような 際 の 参 考 になればと 考 え, ギリシャ 語 で 緊 急 事 態 を 伝 える 表 現 をい くつか 集 めてみました ご 活 用 いただければ 幸 いです なお,とりあえずの 緊 急 連 絡 を 行 った 際 には, 速 やかにギリシャ 語 の 話 せる 同 僚, 知 人 等 に 連 絡 して 立 ち 会 い 等 を 求 め, 関 係 当 局 者 に 改 めて 事 件 事 故 の 内 容 を 伝 達 するようにしましょう 助 けを 求 める 際 の 一 般 的 な 表 現 英 語 を 話 すことができる 人 はいますか? ミライ カピオス アグリカ? (MILAI KAPIOS AGLIKA?) 助 けてください ヴォイシステ メ パラカロ (VOITHISTE ME PARAKALO.) すぐ 来 てください エラテ アメソス (ELATE AMESOS.) 私 の 名 前 は です オノマゾメ (ONOMAZOME.) 住 所 は です イ ディエフシンシ ム イネ (I DIEFTHINSI MU INE.) 電 話 番 号 は です オ アリスモス ティレフォヌ イネ (O ARITHMOS TILEFONU INE.) (1 エナ 2 ディオ 3 トゥリア 4 テッセラ 5 ペンデ 6 エクシ 7 エプタ 8 オクト 9 エネア 0 ミゼン) 事 件 ( 事 故 )の 場 所 は です ト メロス (トゥ アティヒマトス) イネ (TO MEROS (TU ATIHIMATOS) INE ) 警 察 ( 救 急 車 )を 呼 んでください パラカロ カレセテ ティン アスティノミア (アスセノフォロ) (PARAKALO KALESETE TIN ASTINOMIA(ASTHENOFORO)) 警 察 で 空 き 巣 に 入 られました エギネ ディアリクシ (EGINE DIARIKSI.)

強 盗 に 襲 われました エギネ リスティア (EGINE LISTIA) 鞄 をひったくりに 遭 いました ム エクレプサン ティン ツァンダ (MOU EKLEPSAN TIN TSANTA.) 車 ( 財 布 )を 盗 まれました ム エクレプサン ト アフトキニト(ポルトフォリ) (MOU EKLEPSAN TO AFTOKINITO(PORTOFOLI)) 殴 られました メ クティピサン (ME KTIPISAN.) ナイフで 刺 されました メ クティピサン メ マヒェリ (ME KTIPISAN ME MAHERI.) 子 供 が 誘 拐 されました エギネ アパゴギ ペディウ (EGINE APAGOGI PEDIU.) 子 供 がいなくなりました ト ペディ ハシケ (TO PEDI HATHIKE.) 事 故 に 遭 いました エギネ アティヒマ (EGINE ATIHIMA.) 怪 我 をしています( 怪 我 はしていません) (ゼン)トラヴマティスティカ ((THEN) TRAVMATISTIKA.) 消 防 へ 火 事 です エギネ ピルカイア (EGINE PIRKAIA.) 病 院 へ 病 気 です ~ 本 人 の 場 合 イメ アロストス( 男 性 )/ アロスティ( 女 性 ) (IME AROSTOS / AROSTI.) 病 気 です ~ 家 族 の 場 合 エホ エナン アロスト( 男 性 ) / ミア アロスティ( 女 性 ) (EHO ENAN AROSTO / MIA AROSTI / DIO AROSTUS 複 数 ) 頭 を 怪 我 しました クティピサ( 本 人 ) スト ケファリ / クティピセ( 彼 彼 女 ) (KTIPISA / KTIPISE STO KEFALI) ( 顔 プロソポ 腕 ブラツォ 足 ポディ 手 ヒェリ 胸 スティソス 腹 キリア 背 中 プラティ 肩 オモ) 出 血 しています

エモラゴ( 本 人 ) / エモラギ( 彼 彼 女 ) (EMORAGO / EMORAGI.) 意 識 がありません リポシミセ( 彼 彼 女 )) (LIPOTHIMISE.) とても 苦 しんでいます ポナオ ポリ( 本 人 ) / ポナイ ポリ( 彼 彼 女 ) (PONAO POLI / PONAI POLI.)