RD1 ( 概 説 ) 株 式 会 社 ネクスト ディベロップメント All Rights Reserved. Copyright (c) 2010-2013,Next-Development Co.,Ltd.
マニュアル 体 系 概 説 : RD1の 概 要 を 説 明 します 利 用 編 : 利 用 者 の 利 用 方 法 を 説 明 します 環 境 管 理 編 : RD1の 利 用 環 境 の 維 持 方 法 を 説 明 します データベース 設 計 編 : DB 設 計 書 の 作 成 登 録 方 法 を 説 明 します サブシステム 設 計 編 : サブシステム 設 計 書 の 作 成 登 録 方 法 を 説 明 します DB 管 理 設 計 編 : DB 管 理 設 計 書 の 作 成 登 録 方 法 を 説 明 します シート 管 理 設 計 編 : シート 管 理 ( 条 件 設 計 書,マッピング 条 件 設 計 書 )の 作 成 登 録 方 法 およびEXCELシート 作 成 時 の 注 意 事 項 を 説 明 します インタフェース 編 : ユーザプログラムとの 連 携 方 法 (インタフェース)を 説 明 します クライアント 設 定 編 : RD1のクライアント 環 境 の 初 期 設 定 方 法 を 説 明 します サーバ 設 定 編 : RD1のサーバ 環 境 の 初 期 設 定 方 法 を 説 明 します Windows,IE,Excel は 米 国 及 びその 他 の 国 における 米 国 Microsoft Corp.の 登 録 商 標 です PostgreSQL は PostgreSQL グローバル 開 発 チームが 著 作 権 を 有 しています (ⅰ)
本 書 は アプリケーションプラットフォーム RD1(ラディカルone)の 概 要 につ いて 説 明 します 1.はじめに RD1(ラディカルone)はEXCELとデータベースをWebでつなぎます コスト1/3 工 期 1/3 品 質 3 倍 でお 客 様 のシステム 化 を 実 現 する 画 期 的 で 先 進 的 なアプリケーションプラットフォームです ユーザインタフェースにはお 客 様 が 使 い 慣 れたEXCELを 採 用 し, 操 作 はIE(イ ンターネット エクスプローラ)で 簡 単 快 適 にでき,もちろんデータはデータベース で 管 理 します 設 計 したEXCELとデータベースを 簡 単 に 関 連 付 けることができ ノ ンプログラミングでシステムが 動 作 します RD1は 低 価 格 で 使 い 易 いシステムの 実 現 を 支 援 します 1.1 従 来 のシステム 構 築 との 違 い 従 来 のWEBアプリケーションでのシステム 開 発 では 大 量 の 画 面 や 帳 票 を 作 成 するこ とが 多 く 見 受 けられ 工 期 も 費 用 もかかります 工 期 も 費 用 もかかる 要 因 には 主 に 次 のことが 考 えられます (1) 画 面 設 計 にEXCELやパワーポイントなどを 利 用 して 設 計 しますが 実 際 に 画 面 を 作 成 してみるとイメージが 違 ったり 変 更 が 発 生 することが 多 々あり 工 期 延 長 や 費 用 増 の 大 きな 要 因 になります (2) 各 種 帳 票 出 力 には 各 種 帳 票 出 力 ソフトを 活 用 し 帳 票 レイアウト 設 計 に 合 わせてプロ グラミングし 開 発 することがほとんどです この 作 業 は 各 種 帳 票 出 力 ソフトの 使 い 勝 手 やプログラマのスキルに 依 存 ことが 多 々あります (3)システムの 開 発 にはSEやプログラマのスキルに 左 右 されることが 多 く テスト 段 階 で 修 正 が 多 発 し 品 質 の 安 定 に 時 間 がかかります また プログラムの 修 正 に 設 計 書 の 修 正 が 追 随 できないことが 多 いのが 現 状 です このため 完 成 したシステムとメン 1/12
テナンス 用 のドキュメントにずれが 生 じます メンテナンス 工 数 の 増 加,メンテ ナンスの 難 易 度 の 増 加,メンテナンスできなくなる,などが 発 生 します RD1を 利 用 した 画 期 的 な 手 法 で 工 期 も 費 用 も 品 質 も 予 定 通 りにシステムを 構 築 で きます (1) 仕 様 の 可 視 化 EXCELでユーザインタフェース( 画 面 帳 票 )を 設 計 するため ビジュアルに 短 期 間 で 仕 様 が 決 められます また 設 計 したEXCELシートがそのままシステム で 動 作 します 計 算 式 やマクロも 利 用 できます (2) 設 計 書 ありき! 設 計 書 をシステムに 登 録 する(ノンプログラミング)ことでシステムが 動 作 するた め プログラマのスキルに 左 右 されません また 設 計 書 がシステムに 登 録 されてい るため 設 計 書 とシステムの 不 一 致 がなくメンテナンスも 容 易 です 1.2 RD1で 何 ができる? EXCELを 利 用 して 業 務 を 遂 行 している 多 くの 企 業 があります しかしながら 個 人 向 けのEXCELを 企 業 で 利 用 する 際 には 多 々 問 題 が 発 生 しています 例 えば 計 算 式 やマクロがいつの 間 にか 変 っていて 重 大 なミスが 発 生 する どのEXCELシートが 最 新 か 分 からない 集 計 する 際 に 切 り 貼 りをしているが 作 業 が 大 変 また ミスが 発 生 する など いわゆる EXCELレガシー 問 題 があります また 基 幹 業 務 はシステム 化 されていますが 非 定 型 業 務 など 費 用 対 効 果 の 面 でシス テム 化 できていない 業 務 が 多 々あります 2/12
RD1はお 客 様 の 問 題 点 を 解 決 し 業 務 シーンに 合 わせて 簡 単 に 御 使 用 いただけます! 2.RD1の 特 長 申 請 書, 日 報, 予 実 算 票, 懸 案 票, 勤 務 票, 入 出 金 票, 売 上 票, 設 計 書,など 各 種 伝 票 のデータをデータベースで 一 元 管 理 し 各 種 集 計 や 帳 票 作 成, 分 析 レポートの 作 成 ができます また 伝 票 と 一 緒 に 写 真,pdfファイル,zipファイルなどのファイ ルを 添 付 資 料 として 管 理 します EUC(エンドユーザコンピューティング)もカンタ ン 快 適! Excel のデータをデータベースで 一 元 管 理, 集 計 分 析! 3/12
RD1は 利 用 者 からみた 機 能 と 管 理 者 からみた 機 能 に 分 けられます 2.1 利 用 者 からみた 特 長 RD1を 活 用 したシステムでは 利 用 者 が 使 い 慣 れたEXCELを 今 までと 同 じ ように 使 用 できます そして データがデータベースで 管 理 されるため 煩 わしい ファイル 管 理 が 不 要 になることです 利 用 者 が 使 いたい 時 に いつでも どこでも データを 扱 える ことが 大 きな 特 長 です (1)データベースの 参 照 更 新 (ダウンロード アップロード) WebでEXCELのダウンロード アップロードをすることにより データ ベースの 参 照 更 新 が 簡 単 にできます また ユーザ 指 定 の 自 動 採 番 ができます 4/12
(2) 添 付 資 料 をEXCELと 一 緒 に 管 理 ( 添 付 資 料 管 理 ) 文 書 図 面 写 真 ZIPファイルなどの 添 付 資 料 をEXCELデータと 一 緒 にデータベースで 管 理 できます (3)EXCELをワークフローで 回 付 (ワークフロー 管 理 ) EXCELをワークフローで 回 付 ( 申 請 確 認 承 認 差 戻 し 取 消 )するこ とができます また グループ 承 認 機 能 で 業 務 の 停 滞 を 防 止 できます (4)データベースからデータを 簡 単 に 抽 出 (レポーティング:EUC) データベースから 簡 単 にデータを 抽 出 しレポートを 作 成 できます また 抽 出 条 件 や 編 集 したフォーマットを 登 録 できるので 再 利 用 が 簡 単 です 5/12
2.2 管 理 者 からみた 特 長 RD1を 活 用 したシステムでは システム 構 築 が 簡 単 でメンテナンスが 容 易, 利 用 者 が 勝 手 にEXCELを 変 更 できない,データベースを 許 可 した 人 だけが 扱 える, いままでとおなじよう 更 新 履 歴 を 照 査 できる,ことです 管 理 者 にとって 常 に システムが 管 理 状 態 にある ことが 大 きな 特 長 です 主 な 機 能 は 次 の 通 りです (1)RD1 設 計 が 簡 単 ( 簡 単 設 定 ) 設 計 書 がテンプレート 化 されていますので 作 成 管 理 が 簡 単 です また 登 録 するだけでRD1が 動 作 します (ノンプログラミング) (2)EXCELとのフォーマットを 一 元 管 理 (フォーマット 管 理 ) 管 理 者 がEXCELシートを 一 元 管 理 します 故 意 の 有 無 にかかわらず 計 算 式 やマクロを 含 むEXCELシートの 改 ざんを 防 止 できます (3)データベースの 利 用 制 限 (アクセス 管 理 ) 利 用 者 毎 に 参 照 更 新 できるEXCEL(データベース)を 制 限 できます ま た 同 時 処 理 制 御 によりデータ 書 き 込 み 時 の 不 整 合 を 防 止 します (4)ジャーナルの 取 得 ( 変 更 履 歴 管 理 ) 登 録 したフォーマットや 参 照 更 新 したデータを 履 歴 として 取 得 できます 監 査 や 分 析 が 可 能 です (5) 多 様 な 利 用 が 可 能 (インタフェースの 提 供 ) RD1インタフェースを 公 開 されていますので 既 存 のシステムとの 連 動 や システムの 応 用 が 簡 単 にできます 3.RD1のシステム 構 成 RD1システムは 利 用 者 管 理 者 が 使 うクライアントPCとRD1システム(A Pサーバ DBサーバ)のサーバから 構 成 されます また APサーバ(WEBシ ステム)にRD1プログラムが,DBサーバにRD1 設 計 書 が 組 み 込 まれます 6/12
4.RD1システムの 設 計 の 概 念 RD1システムの 設 計 書 は サブシステム, DB 管 理, シート 管 理 で 構 成 されます サブシステムは 業 務 の 特 性 を 勘 案 して 業 務 をカテゴライズ(グルーピング)し 分 かり 易 いグループ 名 (サブシステム 名 )を 付 けます DB 管 理 は 業 務 で 利 用 するデータベースを 宣 言 し 分 かり 易 いグループ 名 (D B 管 理 名 )を 付 けます また DB 管 理 ではデータベースの 項 目 に 分 かり 易 い 項 目 名 を 付 け RD1 設 計 時 やレポーティング 時 に 利 用 します シート 管 理 は ダウンロード アップロードで 使 用 する EXCELシート, 条 件 設 計,マッピング 設 計 の 塊 でグルーピングし グループ 名 (シート 管 理 名 )を 付 けます お 客 様 が 利 用 できるのは RD1システムでサブシステムIDが 001 ~ 900 のサブシステム, 1サブシステムでDB 管 理 IDが 001 ~ 999 のDB 管 理, 1DB 管 理 でシートIDが 000 ~ 999 のシート 管 理 です なお シートID 000 はDB 管 理 のデフォルトシート 管 理 になります 7/12
5.RD1システムの 構 築 手 順 RD1システムの 構 築 手 順 は 左 記 になります E 1 EXCELシートを 作 成 します 2 EXCELシートよりデータベース 項 目 を 抽 出 し ます 抽 出 した 項 目 よりER 図 (データベース 関 連 図 )を 作 成 し データベース 仕 様 書 を 作 成 します 作 成 したデータベース 仕 様 書 をRD1に 登 録 します E 3 どのデータベース 項 目 を 利 用 するかを 宣 言 するD B 管 理 設 計 書 を 作 成 します 作 成 したDB 管 理 設 計 書 をRD1に 登 録 します E 4 データベースの 抽 出 条 件, 更 新 条 件 を 定 義 する 条 件 設 計 書 を 作 成 します 作 成 した 条 件 設 計 書 をRD 1に 登 録 します E 5 データベースの 項 目 をEXCELシートのどのセ ルに 結 びつけるかのマッピング 設 計 書 を 作 成 します 作 成 したマッピング 設 計 書 をRD1に 登 録 します E 6 作 成 したEXCELシートをRD1に 登 録 します 7 確 認 テストを 行 います 5.1 システムで 利 用 するEXCELシートの 設 計 EXCELをBOOK 単 位 で 設 計 できます また 現 在 ご 使 用 のEXCELシー トもそのまま 利 用 できます もちろん グラフ 計 算 式 マクロも 利 用 できます 8/12
5.2 データベースの 設 計 と 作 成 設 計 したEXCELシートを 元 にテーブル(データベース)を 設 計 します なお 既 存 システムのDBをそのまま 使 用 することもできます 新 規 の 場 合 は SQL 生 成 機 能 でCREATE 用 のSQLを 生 成 できます 5.3 データベースの 設 計 と 作 成 EXCELシートに 関 連 付 けるデータベースの 項 目 を 定 義 します データベース 設 計 書 が 登 録 されていれば 簡 単 に 取 り 込 むことができます 9/12
5.4 条 件 設 計 データベースからのデータの 抽 出 条 件 やデータベースへのデータの 格 納 条 件 を 設 計 します 5.5 マッピング 設 計 データベースの 項 目 とEXCELのセルとのマッピングを 設 計 します 10/12
5.6 RD1への 登 録 設 計 したEXCELl シート, 設 計 書 をRD1に 登 録 します 5.7 確 認 システムが 正 しく 動 作 することを 確 認 します 11/12
6.RD1システムの 構 築 例 以 下 にRD1システムの 例 を 示 します (1) 経 営 の 見 える 化 を 支 援 するシステム 例 経 営 プロセス 評 価 システム: 基 幹 業 務 の 業 務 遂 行 状 況 から 経 営 指 標 や 経 営 トレンド を 分 析 評 価 レポーティングシステム:データベースのデータを 自 由 に 取 り 出 して 加 工 報 告 書 作 成 を 支 援 (2)フォーマットを 配 布 回 収 集 計 分 析 するシステム 例 予 実 推 管 理 システム: 各 種 予 算 推 定 実 績 を 管 理 申 し 込 み 受 け 付 けシステム: 代 理 店 での 申 込 書 の 登 録 収 集 管 理 など 業 務 報 告 システム: 営 業 員,マンション 管 理 人, 養 護 老 人 ホーム,など 日 報 週 報 月 報 (3) 情 報 の 共 有 化 システム 例 ( 添 付 資 料 の 付 加 ができます) 懸 案 管 理 システム: 営 業 活 動 やシステム 開 発 などの 各 種 懸 案 の 登 録 状 況 確 認 一 覧 出 力 分 析 など 資 料 管 理 システム: 見 積 書 設 計 書 ( 図 面 含 ) 検 査 記 録 報 告 書 ( 写 真 含 )などを 統 一 管 理 番 号 で 管 理 (4)ワークフローを 活 用 したシステム 例 申 請 承 認 システム: 経 費 精 算 ( 旅 費 交 際 費 会 議 費 等 ), 勤 務 票, 給 与 計 算 など 申 請 管 理 システム: 各 種 申 請 書 の 受 け 付 け 承 認 など (5) 支 店 営 業 店 など 部 門 業 務 の 効 率 化 システム 例 コンプライアンス 対 応 システム: 営 業 員 が 自 分 のデータだけを 取 り 出 し 更 新 部 門 業 務 システム:EXCELレガシー 問 題 を 解 決 し 今 までのEXCELを 活 用 して 効 率 化 する レポーティング 効 率 化 :データベースのデータを 簡 単 に 取 り 出 し 自 由 に 報 告 書 を 作 成 (6) 海 外 拠 点 店 などとのデータ 一 元 化 システム 例 国 際 化 対 応 システム: 日 本 では 日 本 語 のEXCEL, 海 外 では 外 国 語 のEXCEL シートを 利 用 する 12/12