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2.3.3 対 象 原 則 として 京 都 大 学 の 教 員 が 一 員 となっている 学 術 研 究 教 育 等 の 組 織 プロジェクト, 及 び 京 都 大 学 の 部 局, 学 科 専 攻, 研 究 室 等 (kyoto-u.ac.jp 以 下 のサブドメインを 有 する 組 織 ). 当 該 部 局 組 織 の 代 表 者 または 広 報 担 当 者 ( 京 都 大 学 の 教 職 員 ) が 本 サービスの 申 請 者 となること. 2.3.4 利 用 例 別 サーバで 公 開 中 のホームページと 同 じド メインのメールアドレスを 作 成 し, 普 段 使 用 している 電 子 メールへ 転 送 する. 管 理 してきたメールサーバを 廃 し,スプール を 持 つ 別 ドメインのメールアドレスを 転 送 先 に 設 定 して, 今 まで 利 用 してきたアドレス をそのまま 使 い 続 ける. 2.4 VM ホスティングサービス 占 有 バーチャルマシン(VM)による 独 自 ドメイン 名 のホスティングサービスを 提 供 します. 管 理 者 (root) 権 限 が 付 与 されるため, 自 由 なサーバ 構 築 運 用 ができます.ディスク 容 量 やシステム 資 源 (CPU,メモリ)の 増 設 など 用 途 にあわせたカスタ マイズが 可 能 です. 2.4.1 サービスの 主 な 機 能 占 有 の VM(Xen を 使 用 ) 上 で Red Hat Enterprise Linux 5( 以 下,RHEL5 と 略 記 ) によるサーバ 環 境 を 提 供 独 自 ドメイン 名 でサーバ 環 境 を 運 用 Web サーバ メールサーバ(メールスプー ル 有 り)を 利 用 可 能 200GB のディスク 容 量 仮 想 ホスト 利 用 可 能 SSL PHP CGI 利 用 可 能 CMS(コンテンツマネージメントシステム) 利 用 可 能 データベース ストリーミングのオプション サービス VM 資 源 の 増 量 などの 提 供 機 能 の 拡 張 にも 対 応 2.4.2 サービスのメリット 自 前 でサーバ 用 のハードを 購 入 する 必 要 が ない(VM 単 位 でシステム 資 源 を 提 供 ) ハード OS 等 の 環 境 的 な 側 面 において,サ ーバの 運 用 に 必 要 な 労 力 費 用 を 軽 減 できる 占 有 サーバとして 管 理 者 (root) 権 限 が 付 与 さ れる 独 自 ドメイン 名 のネットワークサーバとし て 利 用 できる 占 有 サーバ 内 で 複 数 の 仮 想 ホスト 仮 想 ドメ インを 利 用 できる メールスプールを 用 意 でき,メールアカウン トも 自 由 に 作 成 できる 2.4.3 対 象 原 則 として 京 都 大 学 の 教 員 が 一 員 となっている 学 術 研 究 教 育 等 の 組 織 プロジェクト, 及 び 京 都 大 学 の 部 局, 学 科 専 攻, 研 究 室 等 (kyoto-u.ac.jp 以 下 のサブドメインを 有 する 組 織 ). 当 該 部 局 組 織 の 代 表 者 または 広 報 担 当 者 ( 京 都 大 学 の 教 職 員 ) が 本 サービスの 申 請 者 となること. 注 )VM ホスティングサービスでは 他 の 3 サービ スと 異 なり, 占 有 VM としてサーバ 構 築 のための 環 境 そのものを 提 供 しております.そのため, 本 サービスを 利 用 しサーバを 運 用 するためには,ユ ーザ 自 身 によってサーバを 設 定 していただく 必 要 がありますので,UNIX 系 サーバについての 知 識 が 必 要 になります. 2.4.4 利 用 例 部 局 や 学 科 専 攻 研 究 室 などでネットワー クサーバを 運 用 し,Web 公 開 や 電 子 メール を 利 用 する. 特 殊 なソフトウェアのインストールが 必 要 な Web サーバの 運 用 ( 例 えば,ホームペー ジサービスでは 動 作 しない CMS など) 共 同 研 究 プロジェクトなどでのデータベー ス アーカイブの 構 築 や 配 信 2.4.5 オプションサービス 利 用 VM 資 源 増 量 VM ホスティングサービスでは 必 要 に 応 じて 表 3に 示 すオプションサービスならびにVM 資 源 増

表 3 VM ホスティングサービスの 機 能 拡 張 利 用 負 担 金 オプションサービス 種 別 の 有 無 MySQL 無 RDB サーバ PostgreSQL 無 Oracle 有 ストリーミング Helix Server 有 配 信 ディスク 有 (100GB) VM 資 源 増 量 システム 資 源 有 (1 台 ) システム 資 源 1 台 は CPU:2 コア,メモリ:2GB 量 による 機 能 拡 張 が 利 用 可 能 です. 2.5 各 サービスの 機 能 比 較 ホスティング ホームページサービスの 種 別 に よる 提 供 機 能 の 違 いは 表 4 に 示 す 通 りです. 2.6 利 用 の 範 囲 ホスティング ホームページサービスは, 学 術 研 究 教 育 等 に 関 する 情 報 発 信 広 報 のために 利 用 するものとします. 2.7 利 用 負 担 金 ホスティング ホームページサービスの 利 用 に は, 利 用 内 容 に 応 じて 表 5~7 に 示 す 利 用 負 担 金 が 必 要 になります.なお, 利 用 負 担 額 は, 総 額 表 示 です.また,VM ホスティングサービスやホー ムページサービスでグローバル IP アドレスを 利 用 する 場 合 は, 別 途 KUINS 利 用 負 担 金 が 必 要 で す. 3 サービス 申 請 の 流 れ 3.1 申 請 方 法 本 サービスの 利 用 申 請 は 申 請 課 金 システムによ る Web オンライン 申 請 のみで 受 付 しております. なお, 申 請 課 金 システムにログインするには SPS-ID( 教 職 員 SSO-ID)または ECS-ID が 必 要 です.Web オンライン 申 請 は, 以 下 の 学 術 情 報 基 盤 サービス HP 内 利 用 申 請 について からアク セスする 事 ができます. http://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/services/whs/sinsei_flow.php サービス 申 請 から 利 用 開 始 までの 具 体 的 な 手 順 は 図 2 の 通 りです. 3.2 仮 想 ホスト 名 (ドメイン 名 )について 個 人 向 けホームページサービス 以 外 のサービス では, 利 用 申 請 時 に 仮 想 ホスト 名 (ドメイン 名 ) を 指 定 していただけます. 本 サービスで 利 用 いた だける 仮 想 ホスト 名 (ドメイン 名 )は, 原 則 的 に 仮 想 ホスト(ドメイン ). 所 属 の 部 局 の サブドメイン.kyoto-u.ac.jp となります. 仮 想 ドメイン 名 は 任 意 の 文 字 列 で 定 める 事 ができますが, 必 ず 部 局 内 で 了 承 が 得 られ たものをご 利 用 ください.(これ 以 外 のドメイン 名 を 希 望 される 場 合 は,あらかじめ 学 術 情 報 基 盤 グ ループまでご 相 談 ください) なお, 仮 想 ホスト 名 (ドメイン 名 )をネットワ ーク 上 で 適 用 する 際 に,DNS 管 理 者 へ 登 録 の 依 頼 を 行 いますが,KUINS が 管 理 するサブドメイ ンの DNS 登 録 は 学 術 情 報 基 盤 グループが 手 続 き を 代 行 します. 3.3 専 用 の 利 用 者 番 号 発 行 について ホスティング ホームページサービスの 各 サー ビスを 申 請 いただきますと,z59 で 始 まる 本 サー ビス 専 用 の 利 用 者 番 号 が 発 行 されます.この 利 用 者 番 号 は 本 サービス 利 用 者 のアカウント 管 理 のた めのものであり,これを 用 いてスーパーコンピュ ータをご 利 用 いただく 事 はできません.スーパー コンピュータを 利 用 される 場 合 は,スーパーコン ピュータ 用 に 利 用 者 番 号 ( 利 用 負 担 金 が 必 要 )を 別 途 取 得 してください. 4 サーバへの 接 続 方 法 4.1 FTPS による 接 続 Web サイトを 公 開 するには, 公 開 用 のサーバに

表 4 ホスティング ホームページサービスの 機 能 一 覧 サービス 名 VM ホスティング サービス ホームページ サービス 個 人 向 けホーム ページサービス メール 転 送 サービス システム 占 有 サーバ 共 有 サーバ 共 有 サーバ 共 有 サーバ 提 供 機 能 ハードウェア VM 単 位 で 提 供 OS RHEL5 RHEL5 RHEL5 Web サーバ ディスク 容 量 200GB 20GB 2GB 仮 想 ホスト SSL CGI PHP アクセス 制 限 ログ 閲 覧 解 析 メールサーバ 転 送 のみ 転 送 のみ RDB サーバ 一 部 有 料 オプション 一 部 有 料 オプション CMS コンテンツ 作 成 支 援 ストリーミング 配 信 応 相 談 応 相 談 有 料 オプション 有 料 オプション VM 資 源 増 量 有 料 オプション

表 5 ホスティング ホームページサービス 利 用 負 担 金 区 分 利 用 負 担 額 単 位 VM ホスティングサービス 126,000 円 / 年 1 仮 想 マシンにつき ホームページサービス 31,500 円 / 年 1 ドメイン 名 につき 個 人 向 けホームページサービス 12,600 円 / 年 1 アカウントにつき メール 転 送 サービス 12,600 円 / 年 1 ドメイン 名 につき 表 6 オプションサービス 利 用 負 担 金 表 7 VM 資 源 増 量 利 用 負 担 金 オプションサービス 種 別 データベース(Oracle) ストリーミング(Helix Server) 利 用 負 担 額 63,000 円 / 年 31,500 円 / 年 区 分 増 量 単 位 利 用 負 担 額 ディスク 100GB につき 10,500 円 / 年 システム 資 源 1 台 につき 100,800 円 / 年 注 )システム 資 源 1 台 は CPU:2 コア,メモリ:2GB 図 2 サービス 利 用 申 請 の 流 れ

Web ページの HTML ファイルや 画 像 などの 素 材 を 転 送 (アップロード)する 必 要 があります.ま た,メール 転 送 やアクセス 制 限 などの 機 能 を 利 用 する 場 合 も,それぞれの 設 定 ファイルをサーバへ 転 送 しなければいけません. 本 サービスではサー バとのデータのやりとりを 行 う 方 法 として FTPS による 通 信 を 利 用 します. 4.1.1 FTPS 対 応 クライアントのインストール FTPS によるファイル 転 送 を 行 うには,FTPS に 対 応 したクライアントが 必 要 になりますので, 各 自, 使 用 されるパソコン 端 末 等 にクライアント ソフトウェアをインストールしてください. 推 奨 するソフトウェアは FileZilla です. FileZilla のインストール 方 法 は, 以 下 の 学 術 情 報 基 盤 サービス HP 内 FTPS によるサーバへのフ ァイル 転 送 をご 覧 ください. http://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/services/whs/filezilla.php 4.1.2 接 続 アカウントについて FTPS によるサーバへのファイル 転 送 に 利 用 す るアカウントは,サービス 申 請 時 に 使 用 された SPS-ID( 教 職 員 SSO-ID)もしくは ECS-ID です. また. Web コンテンツを 複 数 の 方 で 管 理 され たい 場 合 は,サーバにアクセスできる SPS-ID( 教 職 員 SSO-ID)もしくは ECS-ID を 複 数 登 録 し, それぞれが 所 有 するアカウントでファイル 転 送 を 行 う 事 も 可 能 です.ただし, 実 際 にサーバにコン テンツをアップロードするスペースは 共 通 の 利 用 者 番 号 (z59***)で 管 理 されますので, 管 理 者 とし て ID を 登 録 されている 人 全 員 が 転 送 された 全 フ ァイルを 操 作 できるため, 注 意 が 必 要 です. 4.1.3 データベースへの 接 続 について オプションサービスのデータベースサーバのう ち, 無 料 で お 使 い い た だ け る MySQL と PostgreSQL は, 初 めから 利 用 可 能 な 状 態 になっ ています.これらのデータベースへ 接 続 するアカ ウントは, 利 用 者 番 号 (z59***)です.ftps 接 続 と 時 と 異 なり, 管 理 者 が 個 々で 持 つアカウントで ある SPS-ID( 教 職 員 SSO-ID)もしくは ECS-ID では 接 続 できませんので,ご 注 意 ください. 4.2 SSH 接 続 (VM ホスティングのみ) VMホスティングサービスではUNIXマシン 環 境 そのものを 提 供 するため,SSH(セキュアシェ ル)による 接 続 を 行 い,サーバを 直 接 操 作 する 事 ができます.また,sudo による 管 理 者 (root) 権 限 が 利 用 可 能 なアカウントでログインする 事 で, 別 アカウントの 作 成 やサーバアプリケーションの 追 加 などを 自 由 に 行 う 事 ができます. 使 用 されるパ ソコン 端 末 等 から SSH でサーバに 接 続 するため には UNIX 系 OS の 端 末 エミュレータや PuTTY や SSH 対 応 版 の Tera Term などの SSH クライ アントが 必 要 です.なお,VM ホスティングサー ビスをご 利 用 いただく 場 合 でも, 学 術 情 報 基 盤 グ ループから 提 供 するファイルなどのやりとりは FTPS で 接 続 するファイルサーバ 経 由 で 行 います. よってFTPS 対 応 のクライアントも 使 用 されるパ ソコン 端 末 等 にインストールする 必 要 があります. 5 各 種 機 能 の 利 用 と 設 定 5.1 サーバのディレクトリ 構 成 5.1.1 ホームページサービスの 場 合 ホームページサービスの 場 合, 利 用 者 ディレク トリは logs,public_html, vhome の 3 つのディレ クトリが 用 意 されています( 図 3 参 照 ).このディ レクトリは,サービスに 必 要 なディレクトリです ので, 絶 対 に 削 除 したり 名 前 を 変 更 したりしない でください. public_html ディレクトリには, 公 開 する Web コンテンツを 置 いてください. 本 サービスでは CGI スクリプトを 置 く 場 所 もpublic_html ディレ クトリとなっております. http:// 申 請 された 仮 想 ホストのドメイン 名 / の DocumentRoot が,こ のディレクトリとなります. vhome ディレクトリは,PHP プログラムなどか 図 3 ホームページサービスディレクトリ 構 造

ら 動 的 にファイルを 扱 うための 専 用 ディレクトリ です.これは, 利 用 者 以 外 に Web サーバである Apache ユーザにも 読 み 書 きの 権 限 が 認 められて いる 特 別 なディレクトリとなっております. なお, ホームディレクトリのフルパスは /hostinghome1/z59*** となります.その 他, 必 要 に 応 じて 利 用 者 ディレクトリ 配 下 に,ファイ ルやディレクトリを 作 成 してください. 5.1.2 個 人 向 けホームページサービスの 場 合 個 人 向 けホームページサービスの 場 合, 利 用 者 ディレクトリには,あらかじめ public_html ディ レクトリが 用 意 されています.このディレクトリ は,サービスに 必 要 なディレクトリですので, 削 除 したり, 名 前 を 変 更 したりしないでください. public_html ディレクトリに, 公 開 する Web コ ンテンツを 置 いてください. http://www.users.iimc.kyoto-u.ac.jp/~z59***/ の DocumentRoot が,このディレクトリとなってい ます.その 他, 必 要 に 応 じて 利 用 者 ディレクトリ 配 下 に,ファイルやディレクトリを 作 成 してくだ さい. 5.1.3 メール 転 送 サービスの 場 合 メール 転 送 サービスの 場 合, 利 用 者 ディレクト リはホームディレクトリのみでホーム 以 下 にディ レクトリはありません.ホームディレクトリに 転 送 アドレスを 指 定 する.forward+ファイルを 置 い てください. 5.1.4 VM ホスティングサービスの 場 合 VM ホスティングサービスの 場 合,VM 上 に 構 築 した UNIX サーバそのものを 提 供 しておりま す.VM サーバにインストールされている OS は RHEL5 であり,ディレクトリ 構 造 も Red Hat 系 Linux のものとなっております. 学 術 情 報 基 盤 グループとファイルなどのやりと りを 行 うためのFTPSで 接 続 するファイルサーバ に 関 しては, 利 用 者 ディレクトリはホームディレ クトリのみでホーム 以 下 にディレクトリはありま せん. 必 要 なファイル 類 はホームディレクトリに 置 かれます. 5.2 Web 環 境 設 定 ホームページサービスでは.htaccess ファイル を 作 成 する 事 により,ディレクトリごとに Web サーバの 利 用 者 個 人 設 定 を 行 っていただけます. ま た, 個 人 向 け ホ ー ム ペ ー ジ サ ー ビ ス で は,.htaccess ファイルでアクセス 制 限 の 設 定 のみ 行 っていただけます. 5.2.1.htaccess ファイルで 設 定 できる 項 目 ホームページサービスにおいて.htaccess ファ イルで 設 定 できる 項 目 は 下 記 のものとなります. 作 成 した.htaccess ファイルは 個 人 設 定 を 適 用 し たいディレクトリに 置 きます. Limit(アクセス 制 限 に 関 する 設 定 ) AuthConfig( 認 証 に 関 する 設 定 ) FileInfo(ファイル 言 語 MIME に 関 する 設 定 ) Options(php_value と php_flag の 機 能 設 定 が 可 能 ) 5.2.2 アクセス 制 限 の 方 法 (IP アドレス 制 限 ) IP アドレスを 基 準 としてアクセス 制 限 をかけ たい 場 合 は, 以 下 のように.htaccess ファイルに 制 限 する 条 件 を 書 き,アクセス 制 限 をかけたいディ レクトリへアップロードします. 基 本 的 にアクセスを 拒 否 し, 指 定 した IP ア ドレスからのアクセスのみ 許 可 する Order deny,allow deny from all Allow from 許 可 する IP アドレス Allow from 許 可 する IP アドレス 基 本 的 にアクセスを 許 可 し, 指 定 した IP ア ドレスからのアクセスのみ 拒 否 する Order allow,deny allow from all Deny from 拒 否 する IP アドレス Deny from 拒 否 する IP アドレス 5.2.3 アクセス 制 限 の 方 法 (Basic 認 証 ) Basic 認 証 によるアクセス 制 限 を 行 う 場 合

は,.htpasswd という 認 証 に 用 いるユーザ 名 とパ スワードを 対 応 させたファイルを 作 成 した 上 で,.htaccess ファイルで.htpasswd ファイルの 場 所 などの 認 証 の 条 件 を 記 述 します..htaccess ファ イルは 認 証 による 制 限 をかけたいディレクトリに 置 きます..htpasswd の 書 式.htpasswd ファイルは ユーザ 名 :パスワード という 形 で 以 下 のように 記 述 します. example1:fmdkslmw8hsk2 example2:6kwwgnhfcfnw.htpasswd ファイルには 暗 号 化 したパスワードを 用 います. 暗 号 化 パスワードの 生 成 は 以 下 の URL で 行 う 事 ができます. http://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/services/whs/make_pass.php なお, 作 成 した.htpasswdファイルはpublic_html ディレクトリ 以 外 のインターネット 上 に 公 開 さ れていない 場 所 に 置 きます. htaccess の 書 式 AuthType Basic AuthName "By usercheck" AuthUserFile /hostinghome1/z59***/.htpasswd の 場 所 /.htpasswd require valid-user 注 ) z59*** の 部 分 は 利 用 者 番 号 を 書 きます. 個 人 向 けホームページサービスの AuthUserFile はhostinghome1をhostinghome2に 変 更 します. 5.3 ログの 閲 覧 ホームページサービスでは,logs ディレクトリ に,Web サーバに 関 するアクセスログファイルや エラーログファイルが 保 存 されております. 必 要 に 応 じて 参 照 ください. また,アクセスログは 毎 日 深 夜 に Webalizer によ り 解 析 され, 以 下 の URL で 結 果 をご 覧 いただけ ます. https://hps3.iimc.kyoto-u.ac.jp/webalizer/z59***/ 解 析 結 果 のページはパスワード 制 限 されており ますので, 登 録 された SPS-ID( 教 職 員 SSO-ID) 表 8 利 用 可 能 な CMS の 動 作 条 件 Web サーバ Apache データベース MySQL, PostgreSQL 言 語 PHP, Perl, Python, Ruby もしくは ECS-ID でログインしてください. 5.4 CMS の 利 用 ホームページサービスでは,CMS をインスト ールする 事 で,コンテンツの 作 成 及 び 管 理 の 作 業 を 簡 単 に 行 う 事 ができます. 基 本 的 には 表 8 に 示 す 条 件 を 動 作 環 境 としている CMS であれば 利 用 可 能 です. 例 えば,XOOPS や MovableType な どが 利 用 いただけます. 5.5 メール 転 送 設 定 5.5.1.forward+ファイルの 作 成 ホームページサービスやメール 転 送 サービスで 転 送 メールアドレスを 設 定 する 場 合 は.forward+ ファイルを 作 成 し, 利 用 者 のホームディレクトリ に 置 きます..forward+ファイルは.forward+ 任 意 な 文 字 列 というファイル 名 で 作 成 します.ここで, 任 意 の 文 字 列 が 転 送 メールアドレスの@より 左 側 (メールアドレスの 個 人 を 識 別 するユーザ 名 )に 当 たります.ファイルは 1 行 に 1 アドレスずつメ ールアドレスのみを 記 述 し, 行 頭 や 行 末 に 空 白 な どを 入 れてはいけません.コメントを 入 れる 場 合 はコメント 行 に#を 付 けるか, 文 末 にコメントを ()でくくって 挿 入 します.ただし, 文 末 に()で くくるコメントは, 日 本 語 (マルチバイト 文 字 ) を 利 用 する 事 はできません.. forward+ファイルの 作 成 例 を 以 下 に 示 します (この 例 ではファイル 名 は.forward+leader と なります). #leader@sample.kyoto-u.ac.jp 宛 は Taro と Hanako に 転 送 taro@smp.kyoto-u.ac.jp(to Taro) hanako@aa.kyoto-u.ac.jp(to Hanako) また.forward+ファイルは 以 下 の URL にあ る.forward+ファイル 作 成 ツールでも 作 成 いただ

けます. 表 9 利 用 開 始 時 に 作 成 が 必 要 な 転 送 アドレス http://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/services/whs/make_forward.php.forward+ファイルのパーミッション 設 定 は 640(rw-r-----:オーナのみ 読 み 書 き 可,グループ メンバは 読 み 込 み 専 用,その 他 はアクセス 不 可 ) に 設 定 します. また, 用 途 や 転 送 先 ごとに 複 数 の 転 送 メールア ドレスを 作 成 して 使 い 分 けたい 場 合 は, 転 送 メー ルアドレス 分 だけの.forward+ファイルを 用 意 し ます. 5.5.2 学 外 のメールアドレスを 転 送 先 に 指 定 す る 場 合 学 外 のメールアドレスへ 転 送 する 場 合 は,スパ ムメールの 転 送 を 防 止 するために.KUINS で 提 供 されているスパム 判 定 済 メールフィルタ 機 能 を 利 用 します. スパム 判 定 済 メールフィルタ 機 能 を 利 用 する 場 合 は, 以 下 の 例 の 様 に.forward+ファイルで 指 定 する 転 送 先 アドレスの @ を % に 変 更 し, @sc-filt.kuins.net を 後 ろに 付 け 足 したメールア ドレスに 書 き 換 えます. sanshiro%example.com@sc-filt.kuins.net 5.5.3 学 内 メールアドレスへのスパムフィルタ 適 用 方 法 転 送 設 定 ファイル 名 用 途 連 絡 用 ア ド レ ス.forward+webmaster webmaster@ 仮 想 ドメイン.forward+ システムからの 連 絡 用 6 おわりに 本 稿 では, 学 術 情 報 基 盤 サービスとして 提 供 す るホスティング ホームページサービスに 関 して, サービスの 内 容 と 利 用 方 法 について 説 明 しました. なお, 本 サービスの 詳 細 利 用 サポート 情 報 最 新 情 報 につきましては, 学 術 情 報 基 盤 サービス の Web ページにてご 案 内 させていただいており ます. http://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/services/whs/ また, 本 サービスの 利 用 申 請 受 付 完 了 時 に, 本 サービスをご 利 用 いただく 上 で 必 要 な 事 項 が 記 載 された, 利 用 ガイドのドキュメントも 送 付 させて いただいておりますので,これらの 情 報 も 併 せて ご 覧 ください. 学 内 のメールアドレスへ 転 送 する 場 合 で,スパ ムメールを 受 け 取 らないようフィルタリングする には,.forward+ファイルの 転 送 設 定 内 容 を 以 下 の 様 に 書 き 換 えます. " /usr/bin/perl /usr/dpc/lib/sc-filt.pl 転 送 先 のアドレス exit 75" 注 ) 上 記 の 例 はスペースの 関 係 上 2 行 に 渡 ってい ますが, 実 際 は 1 行 で 記 載 します. 5.5.4 連 絡 担 当 者 用 メールアドレス 作 成 ホームページサービスの 連 絡 担 当 者 用 メールア ドレスとして 表 9 に 記 載 された 転 送 メールアドレ スを 作 成 し, 転 送 先 に 実 務 作 業 される 管 理 者 の 方 ( 複 数 名 可 能 )のメールアドレスを.forward+ファ イルで 作 成 し 転 送 設 定 しておいてください.