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2013 年 度 コンピュータ リテラシー 第 4-6 回 授 業 (2013.05) インターネットとネットワークに 関 する 基 礎 知 識 情 報 モラルとセキュリティ 担 当 : 秋 本 川 端 笹 原 匂 坂 清 水 千 葉 第 4 回 の 内 容 インターネット,LAN,および VPN 接 続 の 仕 組 みと 利 用 方 法 を 理 解 する コース 管 理 システム Moodle の 授 業 コースの 活 用 方 法 を 学 ぶ 第 5 回 第 6 回 の 内 容 インターネットの 活 用 方 法 と 利 用 上 の 注 意 点 (モラルとセキュリティ)を 実 践 的 に 学 ぶ 1. WWW ブラウザの 使 い 方 の 基 本 WWW ブラウザを 使 うと インターネット 上 に 接 続 されている 世 界 中 のコンピュータで 公 開 されてい る 情 報 を 閲 覧 することができる WWW ブラウザの 種 類 :Internet Explorer/Mozilla Firefox/Google Chrome WWW ブラウザの 起 動 : Web ブラウザ ( 以 下 は Internet Explorer 9, IE) の 主 な 操 作 方 法 を 確 認 しよう 更 新 (リロード 再 読 み 込 み)するには? 前 に 表 示 したページ に 戻 るには? ページの 読 み 込 みを 中 止 するには? タブを 使 って 複 数 の ページを 開 くには? 最 初 に 表 示 される ホー ム をもう 一 度 開 くには? ( 大 学 PC の IE の 設 定 では 情 報 FD センターのホーム ページが 登 録 されている) お 気 に 入 りのページ を 登 録 するには? 情 報 の 表 示 方 法 (1) 情 報 をたどって 探 していく (ハイパーリンク hyperlink の 利 用 ) (2) アドレス (URL) を 指 定 する (3) 検 索 エンジンを 使 う 実 習 1: 上 記 (1) の 方 法 で 以 下 のホームページを 閲 覧 しよう 麗 澤 大 学 のホームページ ( 情 報 FD センターのホームページにリンクがある) 麗 澤 大 学 図 書 館 ホームページ ( 麗 澤 大 学 のホームページにリンクがある) 情 報 FD センターのホームページ ( 麗 澤 大 学 のホームページから 探 してみよう どこにある かな?) コンピュータ リテラシー の 公 式 ページ ( 情 報 FD センターのホームページの 麗 澤 大 学 授 業 教 材 集 にリンクがある) URL: http://www.fl.reitaku-u.ac.jp/lit/ コンピュータ リテラシー のコースページ (Moodle) 別 配 布 の 資 料 参 照 IT 用 語 辞 典 e-words ( 授 業 ホームページにリンクがある) 実 習 2: 上 記 (3) の 方 法 で 以 下 のホームページを 探 してみよう (キーワードはスペースで 区 切 って 複 数 入 力 することができる 入 力 すべきキーワードを 考 えよう) たとえば 大 学 の 外 にあるパソコンか らこれらのページを 探 すことを 考 えよう 情 報 FD センターのホームページ ( 検 索 エンジンで 探 してみよう) 外 国 語 学 部 コンピュータ リテラシー の 全 クラス 共 通 のページ 麗 澤 大 学 コンピュータ リテラシー 資 料 2013 年 版 No.4~No.6:インターネットの 知 識 と 情 報 倫 理 1

実 習 3: 検 索 エンジンの イメージ( 画 像 ) 検 索 機 能 を 使 って 画 像 を 検 索 してみよう 実 習 4: コンピュータ リテラシー のコースページをすぐに 開 けるよう お 気 に 入 り (Firefox, Chrome の 場 合 は ブックマーク ) に 登 録 しよう 登 録 内 容 はあとで 整 理 編 集 することができる 2. インターネットの 基 本 インターネットは ネットワークとネットワークを 相 互 に 接 続 することによって 世 界 中 に 広 がったネットワーク 環 境 である 今 日 のコンピュータはネットワークに 接 続 されることでより 力 を 発 揮 する 各 組 織 のコンピュータは LAN(Local Area Network)と 呼 ばれるコンピュータ ネットワークに 接 続 される 各 組 織 では このネットワークを 自 律 的 に 管 理 運 用 している こうした 自 律 ネットワークが 複 数 組 み 合 わされ 世 界 的 な 規 模 のネットワークに 発 展 したものがインターネットである インタ ーネット というネットワークサービス 組 織 が 存 在 するわけではない 世 界 中 に 散 在 するネットワーク( 商 用 サービス 地 域 ネ ットワーク 企 業 や 大 学 などのLAN WAN)が 相 互 接 続 されインターネットが 構 成 されている インターネット 上 には 電 子 メール WWW(World Wide Web)による 情 報 検 索 や 収 集 と 情 報 発 信 FTPによるファイル 転 送 インターネット 電 話 やデータストレージなど さまざまなサービスが 存 在 する 現 在 では このインターネットを 情 報 収 集 や 情 報 発 信 の 道 具 として 使 いこなす 能 力 インターネット リテラシー を 身 に 付 けることが コンピュータ リテラシー 能 力 の 一 つとして 欠 かせない インターネット リテラシー 能 力 には インターネットを 使 いこなせること 以 外 に セキュリティに 関 する 知 識 や 危 険 に 対 処 する 能 力 ネットワーク 上 での 正 しいマナー(ネチケット)を 身 に 付 けていることが 重 要 となる 用 語 :LAN, WWW, プロトコル, URL, http, ネチケット, クライアントサーバ 方 式, P2P 方 式 3. インターネットを 利 用 する 上 での 注 意 点 上 の 項 でも 説 明 したとおりインターネットはネットワークを 相 互 接 続 した 世 界 規 模 の 巨 大 なネットワークであるものの 情 報 を 伝 達 する 経 路 にすぎない いわば 情 報 の 道 路 であり 現 在 提 供 されているWWWサービスやメールなどはそれを 利 用 す る 方 法 のひとつでしかない 今 後 もその 特 徴 を 活 用 した 様 々なサービスが 出 現 することになるはずである インターネットを 固 定 的 に 考 えるのはその 活 用 の 妨 げになる 可 能 性 がある インターネットを 利 用 することで 多 くの 情 報 を 効 率 良 く 収 集 することができ 同 時 に 情 報 を 発 信 することも 容 易 である そ の 利 便 性 を 大 いに 活 用 したいところであるが 同 時 にその 背 後 に 隠 れた 危 険 な 側 面 にも 留 意 しておく 必 要 がある その 利 便 性 は 善 良 な 利 用 者 だけでなく 悪 意 を 持 った 利 用 者 や 犯 罪 組 織 などにとっても 有 用 だからである また 当 人 に 悪 意 がなくても 誤 った 使 い 方 をしてしまうことで 法 に 触 れたり 多 くの 人 の 迷 惑 となったりするような 行 為 を 行 うことも 簡 単 である ここでは 他 人 に 不 利 益 を 与 えることなく また 自 分 自 身 が 不 利 益 をこうむることなくイ ンターネットを 便 利 に 活 用 するための 注 意 点 について 簡 単 に 述 べる (1) 通 信 の 暗 号 化 まず 電 子 メールを 送 る 場 合 であれ Webページのフォームに 入 力 して 送 信 す る 場 合 であれ 情 報 は 暗 号 化 しない 限 りイ ンターネット 上 に 流 れる 情 報 はいつでも 傍 受 される 可 能 性 があることを 意 識 しよう 電 グリーンコミュニティ ひいらぎ Cafe の SSL 情 報 子 メールにパスワードなど 重 要 な 情 報 を 書 き 込 んで 送 信 することは 絶 対 に 避 ければ ならない 暗 号 化 されていないプロトコル (HTTP) では 情 報 はそ のまま 文 字 として 流 れる ログイン 情 報 を 入 力 する 場 合 や ネットショップなど 個 人 情 報 を 入 力 する 場 合 には WWW ブラウザとWWWサーバーの 間 でデータを 暗 号 化 する SSL (Secure Socket Layer, プロトコル 名 はHTTPS) が 使 われていることを 必 ず 確 認 しよう ( 右 上 図 参 照 ) SSLを 使 うと 通 信 をおこなっているブラウザとサーバー 以 外 は 情 報 を 読 み 取 ることができない 当 然 だが 暗 号 化 をおこなって 通 信 するのは 信 頼 でき る 相 手 でなくてはならない 初 めてやり 取 りをするサーバ ーの 場 合 公 式 の 認 証 局 による 認 証 を 受 けているかなど を 確 認 して 判 断 するのが 普 通 である ( 右 上 図 ) (2) ネット 上 の 情 報 の 信 頼 性 チェーンメールはデマや 中 傷 詐 欺 などといった 情 報 でさえ す マスメディアから 発 信 される 情 報 の 多 くは 専 門 家 による ばやく 拡 散 させてしまう 性 質 がある 善 意 の 内 容 であっても 情 報 チェックを 経 ている しかしながら インターネットでは 個 人 を 制 御 できなくなる 可 能 性 が 高 く 他 の 方 法 を 使 うべきである ( 図 は 情 報 機 器 と 情 報 社 会 のしくみ 素 材 集 から) でも 容 易 に 情 報 発 信 できるため 過 失 または 故 意 により 誤 った 情 報 が 公 開 されていることも 少 なくない また 犯 罪 目 的 で 虚 偽 の 情 報 発 信 が 行 われることもある インターネットを 用 い 麗 澤 大 学 コンピュータ リテラシー 資 料 2013 年 版 No.4~No.6:インターネットの 知 識 と 情 報 倫 理 2

た 情 報 収 集 などには その 真 偽 を 見 分 ける 能 力 が 必 要 となる 不 確 かな 情 報 がメールで 送 られ 転 送 を 求 められることもある(チェーンメール) また, 近 年 SNSサイトを 使 って 情 報 の 転 載 を 安 易 におこなうことができるようになったため デマの 情 報 が 拡 散 しやすくなっている これらのデマの 情 報 は 喫 緊 性 の 高 い 内 容 ( 差 し 迫 った 内 容 不 安 になる 内 容 )で 現 実 的 で(さもありそうな 話 で) 不 特 定 多 数 の 人 が 対 象 となり しかも あいまいさに 包 まれていて 真 偽 の 検 証 が 難 しい 場 合 に 特 に 拡 散 しやすくなる (3) 情 報 発 信 を 行 う 際 の 注 意 点 ネット 掲 示 板 やブログ SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)など を 用 いて 日 本 全 国 あるいは 世 界 各 国 の 人 々へ 情 報 発 信 したり 意 見 交 換 を 行 ったりすることも 簡 単 である しかしながら インターネット 上 で 情 報 発 信 を 行 うということは 都 会 の 駅 前 の 雑 踏 などでメッセージを 書 いたプラカード を 掲 げる 行 為 と 同 じ 性 質 がある 友 人 同 士 の 気 軽 なメッセージ 交 換 の 場 と して 利 用 していたとしても 大 勢 の 第 三 者 が 読 んでいるという 意 識 が 常 に 必 要 であり 実 際 にそうであることが 多 い 悪 意 のない 仲 間 内 の 軽 口 のつも りで 書 き 込 んだ 内 容 が 事 件 に 発 展 することがある 個 人 のプライバシーに 関 わる 情 報 を 不 用 意 に 発 信 することで 修 復 の 難 しいトラブルを 引 き 起 こし てしまうこともある また 発 信 する 内 容 の 正 当 性 や 正 確 性 への 配 慮 も 求 めら れる インターネットでの 情 報 発 信 は 都 会 の 雑 踏 でプラカードを 掲 げるのと 同 じ 性 質 がある (4) 著 作 権 インターネットとパソコンを 使 えば 他 者 の 著 作 物 をコピーして 利 用 することも 簡 単 である 日 本 の 著 作 権 法 と 日 本 を 含 む 多 くの 国 が 署 名 するベルヌ 条 約 では 個 人 的 な 用 途 であれば 他 者 の 著 作 物 であっても 自 由 に 利 用 することができる し かしながら ネット 上 での 公 開 という 行 為 は 個 人 的 な 行 為 に 当 たらないため 許 可 や 権 利 を 得 ていない 公 開 ( 自 動 公 衆 送 信 )は 著 作 権 法 に 違 反 する 行 為 となるので 注 意 が 必 要 である 文 章 の 引 用 については 引 用 部 分 が 量 的 にも 内 容 においても 本 文 ( 主 )に 対 して 従 の 位 置 づけになっていて 引 用 部 分 が 本 文 と 明 確 に 区 別 されていること 出 典 の 明 記 があることなどが 必 要 となる 限 度 を 超 えた 引 用 は 盗 用 となり 法 的 な 処 罰 を 受 けるだけでなく 社 会 的 な 信 用 を 失 うことにつながってしまう 互 いの 権 利 を 尊 重 しあうことで 社 会 は 成 り 立 っているが インターネットもまた 同 様 である (5) ネット 上 での 匿 名 性 通 信 の 秘 密 は 法 により 守 られているため インターネット 上 では 匿 名 の 状 態 で 情 報 収 集 したり 情 報 発 信 したりすることが できる また これを 隠 れ 蓑 (みの)にして 悪 意 を 持 った 行 為 を 行 う 者 も 残 念 ながら 存 在 する しかしながら 通 信 に 関 する 記 録 は 接 続 事 業 者 や 通 信 事 業 者 サービス 提 供 者 などのコンピュータ 上 で 一 定 期 間 保 存 されているため 強 迫 や 誹 謗 中 傷 著 作 権 の 侵 害 などといった 法 に 触 れる 行 為 については 捜 査 機 関 などによって 発 信 者 を 特 定 することは 難 しくない 不 満 のはけ 口 などとしてインターネットで 他 人 を 中 傷 したり 強 迫 したりといった 行 為 を 行 うと 多 くの 人 を 不 快 にするだけで なく 本 人 にとっても 不 本 意 な 結 果 が 待 ち 構 えていることになる 匿 名 性 は 善 良 な 利 用 者 にのみ 与 えられている (6) 個 人 情 報 を 守 る 氏 名 や 年 齢 住 所 電 話 番 号 病 歴 顔 写 真 銀 行 の 口 座 情 報 クレジットカード 番 号 など 個 人 を 特 定 でき る 内 容 を 総 称 して 個 人 情 報 と 呼 ぶ これらの 内 容 がイン ターネットなどを 通 じて 流 出 するようなことがあると 悪 用 されたり 致 命 的 な 被 害 を 受 ける 恐 れがある ひとたびイ ンターネット 上 に 流 出 拡 散 した 情 報 は 消 去 することが できないことを 忘 れてはならない その 取 り 扱 いには 充 分 な 注 意 が 必 要 である 個 人 情 報 収 集 が 目 的 の 懸 賞 サ イトや 占 いサイトなどもあり 登 録 してしまうと 詐 欺 目 的 の 迷 惑 メールが 多 量 に 届 いたりアダルト 系 サイトの 会 員 に させられてしまうこともある アカウント 情 報 (ユーザIDとパスワード)が 盗 まれ 悪 用 されることで たとえば 架 空 出 品 や 落 札 詐 欺 などにより 本 人 を 特 定 できるような 個 人 情 報 をインターネット 上 で 公 開 するのは 危 険 な 行 為 である 地 図 サービスサイトで 設 定 を 誤 り 多 くの 個 人 情 報 を 公 開 してしまうといった 事 故 も 多 発 している ( 情 報 機 器 と 情 報 社 会 のしくみ 素 材 集 から) 無 関 係 な 第 三 者 に 多 大 な 被 害 をもたらす 可 能 性 がある オークションサイトや 金 融 サービスのアカウント 情 報 を 含 めて 厳 重 な 管 理 が 求 められている もちろん 他 者 の 個 人 情 報 を 扱 う 場 合 は 当 人 の 許 可 を 得 るなど 慎 重 に 行 うべきである 携 帯 電 話 の 電 話 番 号 やメールアド レスも 個 人 情 報 のひとつである ノートパソコンの 軽 量 化 や 高 性 能 化 USBメモリの 大 容 量 化 や 低 価 格 化 が 進 んでいるが 同 時 に 紛 失 や 盗 難 などに 遭 った 際 の 情 報 流 出 リスクも 増 大 している 個 人 情 報 や 機 密 情 報 を 保 存 する 際 には 暗 号 化 を 行 ったりパスワードを 設 定 したりする 1 など 万 一 の 事 態 に 備 えて 事 前 の 対 策 を 行 っておくことが 肝 要 である 個 人 情 報 保 護 法 ( 個 人 情 報 の 保 護 に 関 する 法 律 )が2004 年 に 施 行 されたが 大 まかに 言 えばこれは 個 人 情 報 の 悪 用 を 罰 する 法 律 ではなく 企 業 や 自 治 体 などでの 個 人 情 報 の 取 り 扱 い 方 法 について 規 定 した 法 律 である 個 人 情 報 は 自 身 で 守 る 必 要 がある 1 コンピュータ リテラシー では Word/Excel ファイルの 暗 号 化 の 方 法 については 扱 わない 麗 澤 大 学 コンピュータ リテラシー 資 料 2013 年 版 No.4~No.6:インターネットの 知 識 と 情 報 倫 理 3

(7) マルウェアへの 対 策 当 初 は 多 くが いたずら 目 的 で 作 成 されていたマルウェア(ウイルスやスパイウェアなどの 悪 意 のあるソフトウェアの 総 称 )も 現 在 では 金 銭 や 犯 罪 が 目 的 で 大 量 にばらまかれるようになっている パソコンやインターネットを 利 用 する 際 には セキュリティ 対 策 ソフトをインストールしておかなければ 自 分 自 身 が 被 害 に 遭 うだけでなく まわりの 人 にも 多 大 な 迷 惑 をか けてしまう 可 能 性 が 非 常 に 高 くなる また 現 状 の 対 策 ソフトでは 定 義 ファイル を 最 新 のものに 更 新 しておかなければ 新 種 のマルウェアの 検 出 駆 除 を 行 う ことができず 役 に 立 たなくなってしまう 期 限 切 れになると 更 新 できなくなるので 注 意 が 必 要 である マルウェアには ウイルス ワーム スパイウェア キーロガー アドウェア ランサムウェア トロイの 木 馬 ボットなど 感 染 活 動 や 動 作 内 容 などが 異 なる 多 くの 種 類 がある スパイウェアやキーロガーは パソコンに 保 存 されたファイルやキーボー ド 操 作 から 機 密 情 報 や 個 人 情 報 アカウント 情 報 を 盗 むことが 目 的 である トロイの 木 馬 やボットは 感 染 したパソコンを 外 部 から 乗 っ 取 り さまざまな 悪 意 のある 行 為 が 行 われる ランサムウェアはパソコン 内 のファイルを 勝 手 に 暗 号 化 し 元 へ 戻 す ために 金 銭 を 要 求 するものである 感 染 原 因 の 多 くは 迷 惑 メールの 添 付 ファイルのクリック 迷 惑 メールから 誘 導 される 悪 意 のあるWWWサイトでのうかつ なクリック(ダウンロードが 自 動 で 行 われることもある)などとなっている 最 近 では 他 者 のUSBメモリをパソコンに 差 すことで 感 染 するといった 事 例 も 多 い 信 頼 できる 団 体 や 企 業 のWWWサイトが 書 き 換 えられてマルウェア 感 染 してしまうことも 少 な くない インターネットに 接 続 しただけで 感 染 することもある(ワーム) したがって 対 策 ソフトの 利 用 が 不 可 欠 である (8) 迷 惑 メールへの 対 処 情 報 漏 えいや 推 測 などにより 勝 手 に 送 られてくる 広 告 宣 伝 のメールを 迷 惑 メールと 呼 ぶ 国 内 業 者 による 許 可 のない (オプトインされていない) 商 用 メールの 送 信 は 特 定 商 取 引 法 と 特 定 電 子 メール 適 正 化 法 により 禁 止 されている しか しながら 海 外 の 送 信 業 者 から あるいは 海 外 のサーバーを 用 いた 迷 惑 メールは 増 え 続 ける 一 方 という 現 状 がある インターネ ット 上 に 流 れるメールの8~9 割 が 迷 惑 メールとするセキュリティ 関 連 団 体 の 報 告 もある 迷 惑 メールには 詐 欺 やマルウェア 感 染 を 目 的 とするものも 少 なくない またメールを 表 示 しただけで 感 染 したり 読 んだこ とが 送 信 者 へ 伝 わる 仕 組 みになっているものもある したがって 知 らない 送 信 元 からの 迷 惑 メールは 読 まずに 削 除 するのが 一 番 安 全 である 添 付 ファイルをクリックしたり リンクをクリックした りする 行 為 は 非 常 に 危 険 である これらの 危 険 性 を 回 避 するために インターネット 接 続 事 業 フィッシングメールの 例 このように 手 続 きしないとアカウン 者 (プロバイダ)や 携 帯 電 話 会 社 などが 迷 惑 メールをブロックす トを 停 止 するなどと 脅 す 内 容 が 書 かれることも 多 い るサービスを 提 供 している できるだけこれらを 利 用 するとよい が 現 状 のシステムでは 正 規 のメールもブロックしてしまう 可 能 性 があり ブロックされた 迷 惑 メー ルリストの 中 に 正 規 のメールが 入 っていないかは 定 期 的 に 確 認 する 必 要 がある 迷 惑 メールには キャンペーン 当 選 無 料 プレゼント 芸 能 人 のゴシップ 情 報 新 型 インフルエ ンザウイルスなど 時 事 的 なニュース アダルト 系 の 情 報 などメール 受 信 者 の 興 味 を 引 くような 内 容 のもの コンピュータウイルス 感 染 やメール 送 信 エラーの 通 知 を 装 うもの 宛 先 間 違 いのメールを 装 うものなど あの 手 この 手 で 受 信 者 のクリックを 誘 うことが 多 い 迷 惑 メールはあらゆる 犯 罪 行 為 に 巻 き 込 まれる 最 初 の 第 一 歩 になる 可 能 性 が 高 いことを 知 っておくべきである フィッシング 詐 欺 銀 行 やオークションサイトなどになりすましたメールに 更 新 手 続 きをしないとアカウントを 停 止 といった 内 容 が 書 かれている 場 合 がある これをフィッシング 詐 欺 メールと 呼 ぶ 書 かれた 偽 のリンクをクリックして 個 人 情 報 を 入 力 してしまうと 悪 用 される ことになる 個 人 情 報 の 入 力 を 求 めるメールを 受 け 取 った 際 は 電 話 帳 など で 調 べた 企 業 の 番 号 に 直 接 電 話 をかけるなどして 真 偽 を 確 認 するほうが 安 全 である 架 空 請 求 のメール 例 架 空 請 求 詐 欺 最 近 では 携 帯 電 話 のショートメール(SMS Cメール)などを 使 った 架 空 請 求 詐 欺 の 被 害 が 増 加 している 有 料 サイトの 料 金 が 未 納 本 日 中 に 連 絡 がなければ 法 的 措 置 などと 脅 す 文 面 で うっかり 連 絡 してしまうと 何 度 も 高 額 な 送 金 を 要 求 されることになる 不 安 な 場 合 は 消 費 者 生 活 センターや 警 察 署 の 窓 口 で 相 談 するとよい どちらの 窓 口 もWWWページに 連 絡 先 な どが 記 載 されている ワンクリック 詐 欺 迷 惑 メールなどに 書 かれた 無 料 サービス の 言 葉 にだまされクリックする と 会 員 登 録 したとして 会 費 を 請 求 される 詐 欺 の 総 称 現 状 では 業 者 が 個 人 ワンクリック 詐 欺 のメール 例 メールなどに 書 かれたリンクアドレスをクリックすると このよ うな 画 面 が 表 示 される を 特 定 することは 不 可 能 なので 無 視 すればよい ただし メールアドレスを 特 定 する 仕 掛 けによって 請 求 書 のメールが 送 ら れてきたり マルウェアをダウンロード 実 行 して 請 求 画 面 が 消 えなくなるといった 被 害 に 遭 うこともある 麗 澤 大 学 コンピュータ リテラシー 資 料 2013 年 版 No.4~No.6:インターネットの 知 識 と 情 報 倫 理 4

4. 学 内 LAN の 活 用 2. で 述 べたとおり 麗 澤 大 学 を 含 む 教 育 機 関 や 企 業 などは LANを 構 築 して 複 数 のコンピュータを 接 続 し ユーザ ー 認 証 のしくみを 使 って 正 当 なユーザーがコンピュータを 利 用 できるようにしている ユーザーはLANに 接 続 したコンピュ ータにログオンし プリンターなどのハードウェアを 使 ったり データを 保 存 したファイルサーバにアクセスする ハードウェア やデータなどの 資 源 (リソース) を 共 有 することで 多 数 のユーザーが 効 率 よく 情 報 システムを 利 用 することができるととも に プリンターやディスクの 購 入 コストを 削 減 することができる LANは 殆 どの 場 合 インターネットに 接 続 されている ユーザーはLANの 中 のリソー スを 使 うだけでなく インターネット 上 のサービスにもアクセスすることができるが 内 部 の 情 報 を 守 るため 外 からLANの 内 部 にアクセスすることは 厳 しく 制 限 されている LANと インターネットの 接 続 部 分 には ファイアーウォール(firewall, 防 火 壁 )と 呼 ばれるシステ ムが 常 時 稼 働 しており 外 部 からの 侵 入 や 攻 撃 を 検 知 し 防 御 するとともに LANの 内 部 からウィルスなどマルウェアのダウンロードがおこなわれないよう 監 視 しているのである もちろん サービスの 中 には 学 外 から 直 接 アクセスする 必 要 があるものもある 例 えば Webページを 公 開 するWWWサーバーや 電 子 メールの 送 受 信 をおこなうメールサーバ ーは LANの 外 に 置 かれる 場 合 もあるし LANとインターネットの 中 間 に 非 武 装 地 帯 (DMZ) というインターネット 側 からもアクセスできる 特 別 な 場 所 を 作 り そこに 置 かれる 場 合 もある ( 麗 澤 大 学 の 場 合 外 部 公 開 用 のWWWサーバーのほか 学 生 用 Webシ ステム,MoodleサーバーなどがDMZに 置 かれ 大 学 LANの 外 からもアクセスできるよ うになっている なお LANの 内 側 に 置 かれている 内 部 用 のWWWサーバーはLANの 外 からアクセスできない) これらのシステムは 常 に 外 部 からの 攻 撃 にさらされるため LAN 内 部 とは 区 別 して 厳 しく 管 理 されている また 外 部 公 開 用 のWWWサーバーにあ る 内 部 用 のWebページはLANの 外 側 からアクセスできないように 設 定 されている 一 方 で 学 外 からLANの 内 部 のリソースにアクセスしたい 場 合 がある 例 えば 自 宅 のパソコンからファイルサーバ (Xドライブ) に 保 存 されているレポートファイルを 開 きた い 学 内 LANの 中 で 利 用 できる 語 学 学 習 システムで 学 習 したい といった 場 合 である さらに 最 近 新 型 インフルエンザや 鳥 インフル エンザなどの 感 染 症 の 流 行 (いわゆる パンデミッ ク )の 発 生 により 大 学 が 長 期 にわたり 閉 鎖 される VPN の 仕 組 み などの 事 態 が 起 こる 可 能 性 がある このような 場 合 学 生 が 自 宅 PCなどから 学 内 の 資 料 を 閲 覧 し 授 業 に 代 わる 課 題 を 実 施 することで 学 習 の 中 断 を 最 小 限 にとどめることが 期 待 される このような 要 求 に 対 応 するには インターネット 上 から 情 報 が 不 正 に 読 み 取 られたり 不 正 にLAN にアクセスされることを 防 ぐ セキュリティ 対 策 を 施 したリモートアクセスシステムを 導 入 する 必 要 があ る 麗 澤 大 学 情 報 FDセンターでは 外 部 からLAN にアクセスするためのVPN (Virtual Private IPA リモートアクセス 環 境 におけるセキュリティ より Network) を 使 ったトンネリングのしくみを 提 供 し ている VPNの アクセスにはWebブラウザを 使 い 暗 号 化 の 仕 組 みである SSL ( 2 参 照 ) により 学 内 む けに 公 開 されたWebページやファイルサーバを 安 全 に 閲 覧 利 用 することができる (な お,NetAcademy2サーバーなど 一 部 のサイトは 簡 易 なSSL-VPNではなく,より 本 格 的 なVPNサービス Network Connect ( 次 ページ 参 照 )を 利 用 する 必 要 がある ) 実 習 5:SSL-VPN 接 続 サービスを 使 って X ドライブなど 学 内 のリソースにどのようにアクセスするかを 確 認 しよう 1. 情 報 FDセンターのホームページを 開 く 2. SSL-VPN のボタン( 右 上 図 )をクリックし アカウント 情 報 を 入 力 して SSL-VPNサービスにログインする 3. Webブラウザに 学 内 のファイルサーバの 接 続 リストが 表 示 される ファイル サーバへの 接 続 [ 個 人 用 ] を 開 き Xドライブの 内 容 が 表 示 さ れることを 確 認 しよう 4. ホーム ボタンでSSL-VPNサービスの 最 初 の 画 面 に 戻 る 5. Webブックマーク にある 情 報 FDセンターのリンクを 開 く このやり 方 で 開 いた 情 報 FDセンターのホームページの URLはVPNを 経 由 しているため 特 殊 なアドレスに 変 換 されて いる ブラウザのアドレスバーを 確 認 しよう 6. ログアウト ボタンを 押 してログアウトし SSL-VPNを 終 了 する 情 報 FD センターのホームペー ジにも 学 内 のみ 閲 覧 可 能 なリソ ースへのリンクがある 印 は SSL-VPN ( 下 記 参 照 ) でアク セスするためのリンク 麗 澤 大 学 コンピュータ リテラシー 資 料 2013 年 版 No.4~No.6:インターネットの 知 識 と 情 報 倫 理 5

自 宅 PCなどで 情 報 FDセンターのホームページを 開 き SSL-VPNを 使 って 学 内 むけ マニュアルやMoodleの 各 クラスのコースページにアクセスできることを 確 認 しよう 注 意 :SSL-VPN は 簡 単 な 手 続 きで 学 内 LAN にあるリソースを 閲 覧 するための 仕 組 み である 学 内 の WWW サーバーが 提 供 する Web ページは SSL-VPN で 閲 覧 する 際 特 殊 な URL に 変 換 されて 表 示 される このため ページによっては SSL-VPN では 正 しく 利 用 できない( 例 えば 学 内 の TOEIC 学 習 システム NetAcademy2 は SSL-VPN では 正 しくアクセスできない 学 内 にあるこのようなリソースを 学 外 から 確 実 に 利 用 するために Network Connect というサービスが 用 意 されている Network Connect を 使 うには リモート 接 続 サービス 利 用 申 請 書 をヘルプデスクに 提 出 す る 必 要 がある(ノート PC やスマートフォンを 学 内 無 線 LAN に 接 続 するサービスとは 別 の 申 請 書 である) 5. 参 考 になる WWW ページ ネット 社 会 の 歩 き 方 ネチケットホームページ http://www.cec.or.jp/net-walk/ http://www.cgh.ed.jp/netiquette/ ( 一 般 財 団 法 人 コンピュータ 教 育 推 進 センター) ( 千 葉 学 芸 高 等 学 校 ) インターネットを 利 用 する 方 のためのルール&マナー 集 http://www.iajapan.org/rule/ 情 報 社 会 の 光 と 影 IT リテラシー http://www.e-kokoro.ne.jp/m-literacy/ 国 民 のための 情 報 セキュリティサイト http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/ ( 財 団 法 人 インターネット 協 会 ) ( 文 部 科 学 省 ) 情 報 処 理 推 進 機 構 (IPA) セキュリティセンター リモートアクセス 環 境 におけるセキュリティ http://www.ipa.go.jp/security/awareness/administrator/remote/ ( 総 務 省 ) ( 以 上 ) 麗 澤 大 学 コンピュータ リテラシー 資 料 2013 年 版 No.4~No.6:インターネットの 知 識 と 情 報 倫 理 6