概 要 ご存知でしたか マイクロソフトのデータベース(SQL Server)は 単なるデータの格納庫ではありません 例えば各診療システムのデータを集約して データの管理を行う場合 データ収集 データ配信 人事システム 電子カルテ SQL Server の利用範囲 (データの収集 管理 配信まで) 一

医 療 機 関 向 け BI ソリューション ご 提 案

概 要 ご存知でしたか マイクロソフトのデータベース(SQL Server)は 単なるデータの格納庫ではありません 例えば各診療システムのデータを集約して データの管理を行う場合 データ収集 データ配信 人事システム 電子カルテ SQL Server の利用範囲 (データの収集 管理 配信まで) 一般的なデータベースの 利用範囲(データ管理のみ) オーダリング 部門システム 医事会計 一般的なデータベースはデータの管理のみですが SQL Serverには データの管理だけでなく 各 システムからのデータ収集や ユーザーへの配信を 自動的に シームレスに行う仕組みがあります 2

概 要 3 データの 管 理 と 活 用 が 一 つの 製 品 ( 機 能 )で 行 えることのメリット 1.データの 収 集 や 配 信 を 自 動 化 でき 日 頃 の 統 計 業 務 に 関 する 課 題 ( 業 務 の 負 担 増 作 業 の 属 人 化 )が 解 消 できる 2.データの 収 集 から 配 信 までの 一 連 の 処 理 をリアルタイムで 行 う ことができるので 鮮 度 の 高 い 情 報 を 配 信 できる 3. 収 集 (ETL) 管 理 (RDB) 配 信 (Web 表 示 )の 機 能 を1つの 製 品 で 実 現 できるため それぞれ 専 用 の 製 品 を 揃 えるのに 比 べ コストメリットがある さらに 医 療 機 関 の 現 場 で セクションごとに 抱 える 課 題 をSQL Serverが 解 決 します

医 療 機 関 の 経 営 者 によくある 悩 み 4 課 題 経 営 判 断 に 必 要 なデータを 事 務 職 員 に 収 集 加 工 してもらって いるため 鮮 度 が 悪 い 有 効 な 対 策 をすぐに 打 つことができない 電 子 カルテに 付 属 する 分 析 システムが 使 いにくく 操 作 が 難 しい 情 報 量 が 多 く 何 が 重 要 なのか 一 目 で 分 からない 改 善 を 望 むこと 必 要 な 情 報 を リアルタイムに 把 握 したい 画 面 は 見 やすくシンプルに できればダッ シュボードのような 形 でまとまっていてほしい 経 営 者

医 療 機 関 の 部 門 長 によくある 悩 み 5 課 題 自 部 門 の 収 支 状 況 をより 細 かく 分 析 したいが 電 子 カルテの データウェアハウス(DWH)はニーズに 合 っていない 毎 月 報 告 資 料 作 成 のために 部 門 システムからデータを 取 得 し Excel 上 で 変 換 している 手 間 を 減 らしたい 改 善 を 望 むこと 自 部 門 の 状 況 把 握 と 対 策 検 討 のため より 詳 細 な 情 報 を 取 得 し 活 用 したい 報 告 書 作 成 を 考 えると 分 析 やデータの 出 力 はExcel 上 で 行 いたい 部 門 長

医 療 事 務 部 門 の 職 員 によくある 悩 み 6 課 題 資 料 作 成 にあたり 必 要 な 情 報 を 各 部 門 からExcelで 収 集 して いるが 集 まりが 悪 いうえにデータの 精 度 も 悪 い 作 成 の 二 度 手 間 による 負 荷 増 大 や 属 人 化 が 進 んでいる 報 告 書 のフォーマットが 制 度 改 定 のたびに 良 く 変 わる データ 取 得 の 急 な 依 頼 が 多 く 対 応 が 間 に 合 わない 改 善 を 望 むこと 必 要 なデータを 自 動 で 取 得 集 計 してほしい 必 要 に 応 じて 詳 細 な 分 析 が 行 いたい でき れば 分 析 結 果 をそのままWeb 上 で 配 信 したい 報 告 書 のレイアウトは 閲 覧 側 の 柔 軟 なニー ズに 応 えるため 簡 単 に 整 形 できるものがいい 事 務 職 員

医 療 機 関 のシステム 部 門 によくある 悩 み 7 課 題 システム 基 盤 が 貧 弱 なため 頻 繁 にサービスが 停 止 する データ 量 の 増 大 に 応 じてパフォーマンスが 悪 くなる 電 子 カルテのDWH 機 能 は 画 面 操 作 が 難 しいために 利 用 者 からの 問 い 合 わせが 多 い システム 間 の 連 携 がうまくいかず 利 便 性 の 低 下 につながっている 改 善 を 望 むこと サービスの 安 定 化 とパフォーマンスの 両 立 を 実 現 したい 直 感 的 で 分 かりやすいシステムを 導 入 し ユーザーからの 問 合 せを 減 らしたい システム 連 携 により 利 便 性 の 向 上 を 図 りたい システム 部 員

解決方法 SQL Serverを利用すれば 各ユーザーの要求を満たすことができます 対象 望むこと 必要な情報を リアルタイムに把握したい 画面は見やすくシンプルに 操作がカンタン 経営者 より詳細な情報を取得し活用したい 分析やデータの出力はExcel上で行いたい 部門長 分析データを自動で取得 集計したい Web上で分析して そのまま結果を配信したい 事務職員 報告書のレイアウトを簡単に整形したい サービスの安定化とパフォーマンスを両立したい 操作方法に関するユーザーの問合せを減らしたい システム部員 システム連携により 利便性の向上を図りたい SQL Server による 解決方法 ご紹介 ページ データ収集 集計 配信をリアル タイムで実現する一連のBI機能群 リッチで見やすいWebパーツ マニュアル不要のレポート画面 10,11, 15,16 多次元DBを利用したオンライン 分析機能 専用のBI製品にも引けを取らない 分析用Excelアドオンパーツ 12,13 院内のデータソースから自動で データを収集するETL機能 Web上での分析からレポート作成 まで 簡単操作のPower View 10,12 ミッションクリティカルなシステム にも対応したプラットフォーム 様々なシステムデータにアクセス できる豊富なアダプタとジョブ機能 10,12, 14 8

SQL Server 2012 のご紹介 SQL Server は RDBに加え データの収集から配信までのBI機能を兼ね備えた統合製品です 動的な自己管理 プロジェクトとして管理.NET 統合 複数データソースからキューブ構築 ネィティブ Web サービス 難解なソーステーブルの隠蔽 64 CPU 以上 / 2TB 以上 メモリ フェイル オーバークラスタ AlwaysOn AG / データ ミラーリング 自動キューブ作成機能 DB管理 多次元分析 KPIフレームワーク オンラインインデックス操作 カラムストア インデックス データ圧縮 データ パーティション Relational Engine Analysis Services 制御構造とデータフロー 7つのデータマイニングモデル PowerPivot ｲﾝﾒﾓﾘｴﾝｼﾞﾝ データの収集 管理 分析 配信までの 一連のサイクルをサポートします Integration Services Reporting Services Web レポーティング Office PDF レンダリング 高度なデバック機能 強力プロジェクトとして管理 柔軟なセキュリティ設定 表形式モデル インデックス付ビュー 並列クエリ 柔軟なキャッシュ方法 データ収集 データ配信 DB 連携 OLAP 連携 制御構造とデータフローの分離 Access レポートインポート 高度なデバック機能 キューブからのレポート作成 強力なエラーハンドラ 実行の監査 ジョブとしてのスケジュール メール Webへのスケジュール配信 PowerView ウェブベースレポート データ警告 9

データの収集 分析機能 迅速なデータ ウェアハウスの構築を実現するIntegration Services, Analysis Services エンタープライズ ETL (Extract/Transform/Load) 機能を提供 院内の様々なシステムやファイルに含まれるデータを抽出 変換 ロード 高度なオンライン分析機能を提供 SQL Server さまざまなデータソースから データを抽出 変換 ロード ETL機能 他データベース Access Excel CSVファイル等 医療システム リレーショナルデータから 分析用の多次元DBを構築 多様なクライアントを想定した分析基盤の構築 データの収集 (Integration Services) データウェアハウス スタースキーマ型の分析用 データモデルで集約管理 RDBMS機能 データの抽出 データの変換 データのロード 院内の各システムから 自動で データを転送する仕組みを提供 複雑なデータ統合タスクやバッチ処 理を自動化し 最新のデータを使っ た集計や分析を支援 データクレンジングによる標準化 データクレンジング機能により 各種データ マスタを標準化して データウェアハウスへ統合 多次元DB (Analysis Services) MOLAP機能 分析用BIエンジン スライス ダイス ドリルダウン アップ 高度な分析ニーズに応えるOLAP 時間別 部門別 患者別などの 様々な視点の情報をオンデマンド で提供 データの二次活用を促進 スキーマの定義 データの管理 さまざまな業務 意思決定に活用 データウェアハウスに求められる 機能性を持ったDB基盤 データ圧縮やパーティション カ ラムストアインデックス機能によ り 大規模なDWH基盤でも高いパ フォーマンスを発揮 レポート配信 データ分析 や集計 Excel分析 10

多彩なWebインターフェース 数値をわかりやく可視化する多彩なレポート用パーツを搭載したReporting Services 2D および 3D のグラフィカルなグラフ ゲージにより 状況が一目で分かる マトリックスの可視化に役立つ データ バー スパークライン インジケーター クロス集計 (Tablix) 棒グラフ 2Y 軸グラフ(縦グラフと折れ線グラフ) 折れ線グラフ 円グラフ 面グラフ 散布図 ゲージ データバー インジケーター スパークライン レーダー チャート 漏斗グラフ 11

セルフBIを促進するPower View 現場の職員が利用できるWebベースのレポーティングツール 直感的な画面操作 リッチなグラフィックでレポートを作成可能 Power View 現場の職員が 使える レポーティング ツール 強力 かつシンプルなツールを提供 データベースやプログラミングに関する専門知識が なくても直感的な操作でレポート作成可能 グラフィカルなWebパーツとアニメーションにより 分析結果や業務報告の説得力をアップ 簡単なクリック操作で ドリルダウン(明細表示) スライス(分析軸の縦横変換) グラフなどの表現力 の高いレポートを作成可能 利用例 ドクターによる疾患別の患者数や分析資料の出力 医事課職員による施設基準申請用の調査レポート 12

Excelを利用した分析 SQL Server に接続すれば いつものExcelが高度な分析ツールに早変わり 集計済みの分析DBに対する多次元ピボット分析 マイニング分析 インメモリによる高速なオンライン分析 (PowerPivot for Excel) ピボットテーブル PowerPivot for Excel 容易なデータベース アクセス & レポート作成 直観的で分かりやすい操作でデータベースからデータを読み込み 分析レポー ト ( PowerPivot ワークブック) を作成 レポート生成(Excelブック) デスクトップ上のメモリ データマイニング 作成したExcelは SharePointに展開すると ブラウザからも参照可能 膨大なデータの高速な処理を実現するイン メモリ分析 Excel の限界である約 100 万行を超える膨大なデータ セット をメモリにロードし イン メモリで高速にデータを多次元分析 内部では多次元データベース (キューブ) を自動生成 ご利用にはExcel 2010 が必要になります 13

強化されたRDB機能 信頼性とパフォーマンスがさらに進化を遂げた SQL Server 2012 ミッションクリティカルな医療システムに求められる高可用性とパフォーマンスを低コストで実現 信頼性の向上 パフォーマンスの向上 SQL Server Always On 障害 災害 負荷分散対策を単一機能で提供 99.999 の連続稼働率への要求に応える高可用性 災害対策 高可用性機能 最大 4 台のセカンダリに複製可能 高速フェールオーバの実装(自動/手動) 高速 安全な複製処理 ログ転送時のデータを圧縮&暗号化し複製 データ破損時 セカンダリへ自動的に修復 院外 ＤＲサイト 院内 負荷分散 アクティブセカンダリによる負荷 分散 レポート バックアップ 非同期 プライマリ カラムストアインデックスを設定するだけで 1億2000万件の検索が約100倍の性能向上 102 倍 フル テーブル スキャン 非クラスター化インデックス カラム ストア インデックス 同期 58.7 倍 46.9 倍 25 倍 DISTINCT 10,244 5,970 100 GROUP BY 4,693 2,496 100 データパーティション テーブルを複数のパーティションに分割し I/Oを分割 自動 フェールオーバー 手動 フェールオーバー セカンダリ 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 遠隔地へのセカンダリ作成 簡単な非同期の複製設定 医療システム データベース カラムストアインデックス データウェアハウスにおける検索パフォーマンスを劇的に向上 列単位でインデックスを格納し 同一データ型を高度に圧縮 アクティブ セカンダリ Windows Server Core 対応 Windows Server Core ( 必要最小限の機能で動作する Windows Server) 上で SQL Server を稼働させる事をサポート Windows Server に適用すべきセキュリティパッチを50 60% 減少させる事ができ システムダウンタイムの削減を実現 売上明細テーブル 2010/05 2008/01 2010/04 2009/11 ファイルグループ パーティション2010 FileGroup1 ( Disk 1 ) パーティション2009 FileGroup2 ( Disk 2 ) パーティション2008 FileGroup1 ( Disk 3 ) データ圧縮 運用データベース全体のサイズを縮小することで ディスクI/Oが 削減され クエリパフォーマンスが向上 14

SharePoint連携のご紹介 さらに SharePoint を組み合わせると 分析データを効果的に展開することができます SharePointは ポータルをはじめとする豊富な機能性を兼ね備えたWebベースのコラボレー ションプラットフォーム製品です Webサイト機能を通じて 院内の様々なセクション ユー ザーに対し 効果的に情報を展開することができます SQL Server PowerPivot for SharePoint 2010 Reporting Services データ警告 レポートの数値に対するアラート レポート上の値に対して ルールを設定し 閾値を超えた 場合に メール配信 例えば患者数をモニタリング することで 混雑時に素早い アクションを取ることが可能 PerformancePoint Services PowerPivot for Excel を SharePoint 上に展開 Webブラウザから SharePoint上に展開された PowerPivotブックへダイレクトアクセス SharePoint の高度なBI機能 KPIを指標としたスコアカード 経営指標をまとめた ダッシュボード バランスドスコアカードと 戦略マップを利用し 院内の可視化とモニタリング 15

医療機関におけるご利用イメージ SQL Server のBI機能を利用すると こんな仕組みが実現できます 例えば医事やオーダリングのデータを集計し 病床稼動率や 患者数を定期的に報告する業務の場合 ベッド数 配信 医事会計 集計 データ抽出 オーダリング 患者数 RDB 多次元DB 日中 定期的にデータを抽出し 多次元DBデータとして蓄積します ユーザーはブラウザやExcelを 通じて データの二次利用を行うことができ 又 リアルタイムで状況を把握することができます この他にも 医業収支に関する情報 紹介/逆紹介率 院外処方率 手術件数など 病院経営にかか わる様々なデータを取得して連携することもできます 電子カルテに付属するDWHを補完し 病院経営の可視化と オンライン分析による利便性をもたらします 16

医 療 機 関 における 導 入 実 績 17 日 本 赤 十 字 社 広 島 赤 十 字 原 爆 病 院 <http://www.microsoft.com/ja-jp/casestudies/hiroshima-med-jrc.aspx> 院 内 に 周 知 すべき 各 種 情 報 や 業 務 に 欠 かせない 医 療 系 システムへの 入 り 口 を ポータルサイトに 集 約 することで スムーズな 情 報 共 有 を 実 現 病 院 の 経 営 情 報 を 直 観 的 に 把 握 できるように シグナルや 矢 印 を 使 ってグラ フィカルに 表 示 SQL Server Analysis Services との 連 携 により 外 来 患 者 数 や 入 院 患 者 数 病 床 利 用 率 をリアルタイムに 把 握 共 有 鳥 取 県 立 中 央 病 院 <http://www.microsoft.com/ja-jp/casestudies/chuoubyouin.aspx> 電 子 カルテやオーダリング DPC レセプトなどのデータは Microsoft SQL Server による 統 合 データベースを 通 じて 連 携 院 内 の 各 種 情 報 を 統 合 分 析 し 可 視 化 する 機 能 も 実 現 従 来 は 電 子 カルテ システムから 平 均 在 院 日 数 や 病 床 稼 働 率 などのデータ を 抜 き 出 し Excel を 使 って 手 作 業 で 集 計 していましたが 今 はポータルの 中 にある 統 計 のタブを 開 くだけで ほぼリアルタイムでデータがグラフ 表 示 され 分 析 まで 行 えるようになっています 今 まで 数 時 間 かけていた 作 業 が ほとんどゼロになり 非 常 に 楽 になりました

ライセンスのご 案 内 SQL Server 2012 は Enterprise Edition がおトクです Enterprise Edition がおトクな3つの 理 由 をご 紹 介 します 理 由 その1 SQL Serverに 備 わる 全 ての 機 能 が 利 用 できる! SQL Server 2012 が 持 つ 高 度 なRDB 機 能 とBI 機 能 を 全 て 活 用 することができます 高 可 用 性 を 実 現 するAlways Onや パフォーマンスを 向 上 するカラムストアインデックス を 提 供 できるのはEnterprise Editionだけ! 理 由 その2 利 用 ユーザー 数 が 無 制 限! BI 機 能 を 利 用 する 場 合 は BI Edition( 1)を 選 択 することもできますが Enterprise Editionの 場 合 プロセッサ(Core) 課 金 となるため 利 用 ユーザー 数 は 無 制 限 です BI 機 能 を 利 用 するユーザーorデバイス 数 が90 以 上 ( 2)なら Enterprise Editionがおトクです 理 由 その3 仮 想 化 利 用 時 もシンプルに 物 理 サーバー 環 境 でも 仮 想 サーバー 環 境 でも SQL Server 2012の 実 行 のために 割 り 当 てられた プロセッサ(Core) 課 金 となるため 物 理 仮 想 クラウドのいずれに 移 動 しても 追 加 コストは 発 生 しません( 3) 1 BI Editionはクライアント 課 金 モデルのため ユーザーorデバイス 数 の 増 加 に 応 じて ライセンス 料 が 発 生 します 2 4Coreのサーバー 環 境 で Government Open の Level Aの 参 考 価 格 で 試 算 した 場 合 3 SA 契 約 を 締 結 している 必 要 があります 18