1 / 5 報 道 関 係 者 の 皆 様 へ お 知 らせ 平 成 26 年 8 月 19 日 14 時 独 立 行 政 法 人 放 射 線 医 学 総 合 研 究 所 NIRS 韓 国 医 療 従 事 者 向 け 緊 急 被 ばく 医 療 トレーニングコースを 開 催 -アジアにおける 緊 急 被 ばく 医 療 の 人 材 の 育 成 を 目 指 して- 放 射 線 や 放 射 性 物 質 に 関 連 した 事 故 に 備 える 上 で 被 ばく 汚 染 患 者 への 適 切 な 医 療 対 応 ができる 医 療 従 事 者 ( 以 下 被 ばく 医 療 従 事 者 )の 育 成 と 人 材 層 の 確 保 は 不 可 欠 であり 我 が 国 のみならず 世 界 各 国 においても 被 ばく 医 療 従 事 者 の 育 成 に 関 する 様 々な 取 り 組 みが 行 われてい 独 立 行 政 法 人 放 射 線 医 学 総 合 研 究 所 ( 以 下 放 医 研 )は 緊 急 被 ばく 医 療 に 関 する 専 門 機 関 として 放 射 線 障 害 の 診 断 や 治 療 などの 研 究 を 行 うとともに 独 自 の 専 門 性 を 生 かした 国 際 貢 献 活 動 の 一 環 として 放 医 研 の 被 ばく 医 療 の 経 験 や 知 識 のアジアへ の 発 信 や アジアを 中 心 に 諸 外 国 の 被 ばく 医 療 従 事 者 の 育 成 に 取 り 組 んでい このたび 放 医 研 において 韓 国 の 被 ばく 医 療 従 事 者 30 名 ( 予 定 )を 対 象 とした NIRS-KIRAMS 緊 急 被 ばく 医 療 トレーニングコース 2014 を 8 月 25 日 ~27 日 の 日 程 で 開 催 し 放 医 研 と 韓 国 原 子 力 医 学 院 (Korea Institute of Radiological & Medical Sciences, 以 下 KIRAMS)とは 2004 年 被 ばく 医 療 をはじめとした 幅 広 い 分 野 における 人 材 育 成 交 流 及 び 研 究 活 動 等 に 関 する 協 力 覚 書 を 交 わしており 本 コ ースへの 受 入 れについても 本 覚 書 に 基 づき KIRAMS からの 依 頼 により 行 われており KIRAMS への 講 習 会 は 今 回 で 8 回 目 となり 今 回 の 講 習 会 は 既 に 被 ばく 医 療 の 基 礎 を 習 得 した 被 ばく 医 療 従 事 者 を 対 象 とした 上 級 コースです 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 事 故 ( 以 下 東 電 福 島 原 発 事 故 )か ら 3 年 を 経 た 今 実 際 の 対 応 経 験 を 持 つ 日 本 の 専 門 家 による 情 報 発 信 は 世 界 的 に 需 要 が 高 くなっており 本 プログラムにおいても 被 ばく 医 療 の 理 解 をより 深 めるために 過 去 の 主 な 事 故 例 における 実 践 的 な 被 ばく 患 者 への 対 応 を 学 ぶようになってい このトレーニングコースの 一 部 をマスコミ 向 けに 公 開 いたし 取 材 を 御 希 望 さ れる 方 は 整 理 の 都 合 上 添 付 の 取 材 を 希 望 される 皆 様 へのお 願 い をお 読 みいた だき 8 月 21 日 ( 木 )15 時 までに FAX で 御 登 録 くださいますよう お 願 い 申 し 上 げ 取 材 に 関 する 問 合 せ 先 独 立 行 政 法 人 放 射 線 医 学 総 合 研 究 所 企 画 部 広 報 課 TEL:043-206-3026 / FAX:043-206-4062 E-mail:info@nirs.go.jp 1 / 5
2 / 5 開 催 の 背 景 と 目 的 放 射 線 が 医 療 農 業 工 業 等 の 幅 広 い 分 野 で 利 用 される 中 万 が 一 の 事 故 の ための 備 えが 必 要 であり 海 外 では Dirty bomb( 汚 い 爆 弾 ) 等 の 放 射 性 物 質 を 使 ったテロへの 備 えとしても 注 目 されていこのため 被 ばく 医 療 従 事 者 の 人 材 育 成 は 平 時 から 継 続 的 に 取 り 組 むべき 重 要 な 課 題 のひとつです 被 ばく 医 療 の 大 きな 特 徴 として 通 常 の 医 療 分 野 と 異 なり 必 要 とされる 事 案 が 少 なく 臨 床 経 験 による 習 得 が 困 難 なことが 挙 げられこのため 被 ばく 医 療 の 現 場 の 人 々にとって 講 習 会 研 修 訓 練 等 が 果 たす 役 割 は 非 常 に 大 きく こうした 取 組 を 地 道 かつ 継 続 的 に 実 施 し 被 ばく 医 療 全 体 を 絶 えず 発 展 させていく 努 力 が 重 要 です また 希 少 な 被 ばく 医 療 の 経 験 を 共 有 していく ことも 被 ばく 医 療 に 対 応 する 人 材 を 育 成 する 上 で 重 要 な 取 組 です 放 医 研 は 我 が 国 の 被 ばく 医 療 の 中 枢 機 関 として 培 ってきた 独 自 の 専 門 性 を 生 かした 国 際 貢 献 を 展 開 してい 特 に 放 射 線 の 利 用 が 急 増 するアジア 地 域 における 被 ばく 医 療 の 普 及 の 必 要 性 被 ばく 医 療 従 事 者 の 人 材 育 成 の 必 要 性 放 射 線 事 故 発 生 時 に 機 能 する 顔 の 見 える 緊 急 相 互 支 援 関 係 構 築 の 必 要 性 に 着 目 した 様 々な 国 際 事 業 *1 を 実 施 してい 2004 年 に 放 医 研 と 韓 国 側 の 主 催 者 である KIRAMS *2 が 締 結 した 覚 書 があり こ こでは 緊 急 被 ばく 医 療 放 射 線 腫 瘍 学 核 医 学 医 学 物 理 学 加 速 器 物 理 学 等 の 幅 広 い 分 野 における 人 材 育 成 交 流 科 学 的 情 報 の 交 換 などの 協 力 がうた われていこの 覚 書 に 基 づく 韓 国 の 被 ばく 医 療 従 事 者 向 け 講 習 会 は 2005 年 の 初 回 以 降 KIRAMS からの 依 頼 に 基 づき 開 催 されており 今 回 で 8 回 目 を 迎 えてい 放 医 研 は 韓 国 の 被 ばく 医 療 の 中 枢 機 関 である KIRAMS との 間 に 構 築 してきた 緊 密 な 協 力 関 係 を 基 に 我 々が 持 つ 被 ばく 医 療 の 知 見 と 経 験 を 情 報 発 信 共 有 することで 韓 国 における 被 ばく 医 療 従 事 者 の 育 成 と 被 ばく 医 療 の 発 展 に 貢 献 し 両 国 の 相 互 支 援 関 係 構 築 につなげていきたいと 考 えてい コースの 内 容 本 コースのカリキュラムは 被 ばく 医 療 に 関 する 基 礎 知 識 を 有 する 医 療 従 事 者 を 対 象 に 組 まれてい 講 義 では より 専 門 的 な 被 ばく 医 療 の 知 識 を 学 ぶ とともに KIRAMS 側 のニーズも 踏 まえ 過 去 の 被 ばく 事 故 事 例 及 び 実 践 的 な 被 ばく 汚 染 患 者 対 応 や 東 電 福 島 原 発 事 故 における 被 ばく 医 療 の 経 験 も 学 ぶこ とで 被 ばく 医 療 の 理 解 が 深 められるように 構 成 されてい 今 後 の 展 開 について 放 医 研 は 独 自 の 専 門 性 を 生 かした 国 際 貢 献 として 今 後 もアジア 地 域 にお ける 被 ばく 医 療 従 事 者 の 育 成 に 貢 献 し 両 国 の 相 互 支 援 関 係 構 築 につなげてい きたいと 考 えてい 本 講 習 会 は 個 別 の 国 が 持 つニーズに 沿 った 人 材 育 成 2 / 5
3 / 5 事 業 の 一 形 態 であるとともに 被 ばく 医 療 という 専 門 分 野 における 息 の 長 い 地 道 な 協 力 活 動 として 継 続 的 に 実 施 したいと 考 えており 補 足 説 明 *1 被 ばく 医 療 分 野 における 放 医 研 の 国 際 貢 献 事 業 : 放 医 研 は 2001 年 以 降 アジアを 主 軸 とした 数 多 くの 被 ばく 医 療 に 関 する 国 際 ワークショップや 講 習 会 を 開 催 し アジアにおける 被 ばく 医 療 従 事 者 の 人 材 育 成 と 被 ばく 医 療 に 関 する 情 報 の 発 信 共 有 を 継 続 的 に 行 っている これらの 事 業 の 中 には 国 際 原 子 力 機 関 (International Atomic Energy Agency, IAEA) や 世 界 保 健 機 構 (World Health Organization, 以 下 WHO) 等 の 国 際 機 関 と 連 携 したものや 本 トレーニングコースを 始 め 海 外 機 関 からの 講 習 会 開 催 の 依 頼 を 受 けて 実 施 したものも 多 く 含 まれる 放 医 研 で 被 ばく 医 療 を 学 んだ 海 外 の 被 ばく 医 療 従 事 者 は 2001 年 以 降 延 べ 444 名 にのぼる(2014 年 6 月 30 日 現 在 ) また 2010 年 1 月 放 医 研 は アジア 初 となる 現 地 派 遣 型 の 被 ばく 医 療 支 援 専 門 チーム REMAT (Radiation Emergency Medical Assistance Team)を 独 自 の 組 織 として 発 足 させた これにより 海 外 における 放 射 線 事 故 に 対 しても 即 時 対 応 可 能 となり 長 期 的 な 人 材 育 成 に 加 え 緊 急 時 の 直 接 的 な 支 援 も 可 能 となった *2 韓 国 原 子 力 医 学 院 (KIRAMS) 韓 国 における 放 射 線 医 学 に 関 する 国 立 研 究 所 緊 急 時 被 ばく 医 療 センターの 他 に 放 射 線 医 科 学 研 究 所 がん 病 院 重 粒 子 加 速 器 部 などを 有 する また 韓 国 国 内 の 被 ばく 医 療 従 事 者 養 成 を 担 う 機 関 でもある ( 問 合 せ 先 ) 独 立 行 政 法 人 放 射 線 医 学 総 合 研 究 所 企 画 部 広 報 課 TEL:043-206-3026 FAX:043-206-4062 E-mail:info@nirs.go.jp 3 / 5
4 / 5 取 材 を 希 望 される 皆 様 へのお 願 い 開 催 に 当 たり 8 月 25 日 のみ 以 下 が 取 材 可 能 です 1) 開 講 式 (9 時 00 分 から 20 分 程 度 ) 2) 講 義 実 施 予 定 時 刻 講 義 1: 9 時 40 分 から 10 時 30 分 講 義 2: 10 時 30 分 から 11 時 30 分 講 義 3: 11 時 30 分 から 12 時 10 分 講 義 4: 13 時 10 分 から 14 時 00 分 講 義 5: 14 時 00 分 から 14 時 50 分 講 義 中 の 写 真 及 びビデオ 撮 影 は 各 講 義 の 冒 頭 10 分 間 のみとさせていた だき 3) 放 射 線 医 学 総 合 研 究 所 REMAT 紹 介 (15 時 10 分 から 15 時 30 分 ) 4) 施 設 見 学 (15 時 30 分 から 一 部 のみ 撮 影 可 ) 5) 主 催 者 へのインタビュー( 希 望 があれば) 各 プログラムの 開 始 時 刻 は 当 日 の 進 行 状 況 により 変 更 となる 可 能 性 があり 報 道 関 係 の 皆 様 には 下 記 の 各 点 をあらかじめ 御 了 承 いただけますようお 願 い 申 し 上 げ 御 取 材 を 御 希 望 の 場 合 は 広 報 課 へ8 月 21 日 15 時 までにFAX(043-206-4062) で 御 登 録 ください FAX には 会 社 名 取 材 責 任 者 氏 名 取 材 御 希 望 時 間 来 所 人 数 連 絡 先 (FAX 番 号 の 他 可 能 な 限 り 携 帯 電 話 E-mail アドレスも 御 記 入 ください) イン タビュー 希 望 の 有 無 駐 車 場 の 必 要 の 有 無 テレビに 関 しては 中 継 車 の 有 無 を 御 明 記 願 い 御 取 材 方 法 の 詳 細 につきましては 放 医 研 から 連 絡 させ ていただきなお 取 材 の 時 間 等 については 調 整 させていただく 場 合 がありますので あらかじめ 御 了 解 ください 放 医 研 正 門 守 衛 所 で 入 構 手 続 後 研 修 棟 入 り 口 にて 受 付 をお 願 いいたし 受 付 にて 名 刺 を 頂 戴 いたしますので 必 ず 御 持 参 してください 会 場 内 では 報 道 関 係 者 であることがわかりますように 各 社 の 腕 章 を 必 ず 御 着 用 ください 会 場 内 でテレビカメラをセットして 撮 影 を 行 うことはできません KIRAMS からの 参 加 者 へのインタビュー 取 材 を 希 望 される 場 合 は その 都 度 直 接 KIRAMS 担 当 者 及 び 参 加 者 本 人 に 了 解 を 得 ていただきますようお 願 いしま す (なおトレーニング 実 施 中 の 参 加 者 へのインタビュー 取 材 は 御 遠 慮 願 い ) 4 / 5
5 / 5 取 材 に 際 しましては 担 当 者 の 指 示 に 従 ってくださいますようお 願 いいたし 都 合 により スケジュールの 変 更 や 取 材 の 中 止 の 可 能 性 があり 5 / 5