FUJITSU Software ServerView Suite Remote Management Controller(iRMC)を 使 おう Remote Management Controller の 設 定 方 法 2013 年 12 月 富 士 通 株 式 会 社
改 版 日 2012.4 新 規 作 成 2013.12 irmc S4 対 応 改 版 内 容 2
はじめに Remote Management Controllerは システムボード 上 に 標 準 注 で 搭 載 されているサー バ 管 理 機 能 です 専 用 ハードウェアであるので サーバ 本 体 のOSや 電 源 の 状 態 に 依 存 せずに 管 理 機 能 を 提 供 できるようになっています 注 : 一 部 の 機 種 を 除 く 本 資 料 の 目 的 本 資 料 は Remote Management Controller 各 機 能 の 代 表 的 な 設 定 方 法 を 利 用 シナリオ を 想 定 してご 紹 介 するものです 本 資 料 におけるシステムの 前 提 条 件 本 資 料 は 以 下 の 検 証 環 境 を 元 に 作 成 しています システム 構 成 項 目 内 容 ハードウェア(サーバ) FUJITSU Server PRIMERGY TX300 S8 OS(サーバ) Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard ハードウェア(クライアント) FUJITSU PC LIFEBOOK E741 OS(クライアント) Microsoft Windows 7 Professional Service Pack 1 Web ブラウザ(サーバ/クライアント) Internet Explorer 10.0 Remote Management Controller 7.02F (リモートマネジメントコントローラアップグレードを 適 用 済 ) ServerView Operations Manager 6.20.07 ServerView Agents 6.20.04 Java Runtime Environment 7 Update 21 本 資 料 を 利 用 するにあたっての 前 提 知 識 PC サーバに 関 する 一 般 的 な 知 識 Microsoft Windows Linux などの OS に 関 する 一 般 的 な 知 識 ネットワークに 関 する 一 般 的 な 知 識 ServerView Operations Manager の 基 礎 知 識 3
本 資 料 を 活 用 するにあたっての 留 意 事 項 本 資 料 は 2013 年 12 月 現 在 の 情 報 を 元 に 作 成 しています 最 新 の FUJITSU Software ServerView Suite の 情 報 については 各 製 品 のマニュアルを 参 照 してください FUJITSU Software ServerView Suite 情 報 サーバ 運 用 管 理 FUJITSU Software ServerView Suite: http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/svs/ マニュアル 情 報 FUJITSU Software ServerView Suite ServerBooks DVD マニュアル(ServerBooks): http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/manual/ 本 資 料 では ソフトウェア 名 称 などを 以 下 のように 略 称 で 呼 ぶことがあります 正 式 名 称 略 称 ServerView Operations Manager SVOM Remote Management Controller irmc 4
はじめに... 3 1. Remote Management Controllerとは... 6 2. Remote Management Controllerの 準 備... 7 2.1. Remote Management Controller の 設 定... 7 1) Server Configuration Manager を 使 用 した 設 定... 9 2) BIOS を 使 用 した 設 定... 12 3. 状 態 確 認 編... 14 3.1 サーバの 状 態 確 認... 14 1) ハードウェア 情 報 を 確 認 するには?... 16 2) 現 在 の 消 費 電 力 量 を 確 認 するには?... 21 3) 消 費 電 力 量 データをエクスポートするには?... 22 4) メールで 異 常 を 管 理 者 へ 通 知 するには?... 24 4. 電 源 電 力 制 御 編... 27 4.1 サーバの 電 源 電 力 制 御 やスケジュール 設 定... 27 1) 遠 隔 地 のサーバの 電 源 を 制 御 するには?... 29 2) 電 源 の 起 動 停 止 をスケジュール 化 するには?... 30 3) 消 費 電 力 を 制 限 するには?... 31 4) 日 々の 電 力 制 御 をスケジュール 化 するには?... 33 5. リモート 操 作 編... 34 5.1 管 理 コンソールからの 遠 隔 地 サーバの 制 御... 34 1) 離 れた 場 所 からサーバを 操 作 するには?... 36 2) ビデオリダイレクション(AVR) 画 面 を 録 画 するには?... 38 3) FDD/USB/DVD CD HDD ドライブを 遠 隔 地 のサーバで 利 用 するには?... 40 6. 免 責 事 項... 43 5
1. Remote Management Controller とは Remote Management Controllerは サーバのハードウェア 異 常 時 のトラブル 対 応 をする 場 合 や 通 常 時 のサーバの 状 態 確 認 をする 場 合 など PRIMERGYを 用 いたサーバ 管 理 を 助 け る 様 々な 機 能 を 持 っています Remote Management Controllerには 主 に 下 図 の 機 能 があります Remote Management Controllerの 主 要 機 能 状 態 確 認 電 源 電 力 制 御 リモート 操 作 ハードウェア 情 報 の 確 認 サーバのハードウェア 情 報 を 確 認 できます 電 源 電 力 制 御 機 能 遠 隔 地 からサーバの 電 源 制 御 や サーバの 省 電 力 設 定 電 力 制 限 の 設 定 が 可 能 です ビデオリダイレクション 遠 隔 地 のサーバコンソールを 手 元 で 操 作 可 能 です (GUI/CLI) 消 費 電 力 量 の 確 認 サーバの 消 費 電 力 について グラフ 表 示 や CSVデータへの 出 力 ができます 無 償 機 能 バーチャルメディア 手 元 の 端 末 のデバイスを 遠 隔 地 のサーバのものとして 使 用 で きます メール 通 知 機 能 有 償 機 能 サーバ 停 止 OSハングアップ 状 態 でも メールやSNMPトラッ プによる 異 常 通 知 が 可 能 です 6
2. Remote Management Controller の 準 備 Remote Management Controllerを 利 用 する 上 で 必 要 となる 設 定 手 順 を 説 明 します Remote Management Controllerは 本 体 背 面 の 専 用 LANポートを 使 用 します 2.1. Remote Management Controller の 設 定 Remote Management Controllerを 設 定 する 方 法 について 説 明 します Remote Management Controllerの 設 定 は 以 下 の2 通 りの 方 法 があります 1) Server Configuration Manager を 使 用 した 設 定 方 法 注 1 2) BIOS を 使 用 した 設 定 方 法 注 2 注 1 : 管 理 対 象 サーバに ServerView Agentsをインストールしておく 必 要 があります 注 2 :IPv4アドレスをBIOSセットアップユーティリティで 設 定 します (BIOSセットアップユーティリティではIPv6アドレスの 設 定 はできません) Remote Management Controllerは 設 定 が 簡 単 irmc 専 用 LANポートにケーブルを 接 続 GUI 操 作 で 簡 単 に 設 定 できます Server Configration Manager BIOS 操 作 でも 設 定 できます 完 了 irmc 専 用 LAN ポート( 注 ) BIOSセットアップユーティリティ STEP1:ケーブル 接 続 STEP2:ネットワーク 設 定 専 用 LANポートで 接 続 LANが 繋 がれば どこからでも 操 作 できます! LAN 管 理 対 象 サーバ 管 理 サーバ 注 ) 業 務 用 LANと 兼 用 できる 機 種 もあります 詳 しくは マニュアルをご 参 照 ください 7
本 書 のシナリオでは Remote Management Controller に 接 続 するために 必 要 となる 設 定 方 法 について 説 明 します ServerView Operations Manager の 管 理 コンソールから GUI で 簡 単 に Remote Management Controller を 設 定 したい ServerView Operations Manager からの 設 定 方 法 については 次 項 の 1) で 説 明 します ServerView Agents が 未 導 入 の 環 境 なので BIOS から Remote Management Controller の 設 定 がしたい BIOS を 利 用 した 設 定 方 法 については 次 項 の 2) で 説 明 します 8
1) Server Configuration Manager を 使 用 した 設 定 1. LAN ケーブルをサーバの LAN 接 続 インターフェース に 接 続 します LAN ケーブルが 正 しいポート(レンチ 記 号 がついているポート)に 接 続 されていることを 確 認 してください ( 接 続 ポートはサーバによって 異 なります) 2. ServerView Operations Manager の 開 始 ウィンド ウから サーバの 設 定 を クリックします 3. サーバの 設 定 画 面 左 メ ニューより 該 当 のサーバ を 選 択 し 次 へ をクリッ クします 4. irmc LAN インターフェー ス をクリックして ネット ワーク 情 報 を 入 力 します ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します LAN 接 続 速 度 : 自 動 検 出 LAN ポート: 専 用 LAN ポート IPv4 有 効 : IPv6 有 効 : 選 択 しない DHCP 有 効 : 選 択 しない IP アドレス: 任 意 の IP アドレスを 設 定 サブネットマスク: 任 意 のサブネットマスクを 設 定 デフォルトゲートウェイ: 任 意 のデフォルトゲートウェイを 設 定 9
5. irmc ネットワークポー ト をクリックして 設 定 内 容 を 確 認 します ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します HTTP ポート:80 HTTPS ポート:443 Force HTTPS: 選 択 しない 6. irmc DNS 登 録 画 面 が 表 示 されるので 設 定 内 容 を 確 認 します Telnet 有 効 : 選 択 しない SSH ポート:22 Telnet ドロップアウト 時 間 ( 秒 ):600 ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します DHCP アドレスを DNS に 登 録 : DHCP による 完 全 修 飾 ドメイン 名 (FQDN)を DNS へ 登 録 : シリアル 番 号 を 付 加 する: ホスト 名 に irmc を 使 用 する: irmc 名 : irmc 文 字 列 を 付 加 する: 選 択 しない 10
7. irmc DNS サーバ をク リックして 設 定 内 容 を 確 認 します 入 力 および 確 認 が 完 了 した ら ページ 保 存 ボタンを クリックします irmc が 自 動 的 に 再 起 動 して 変 更 された 設 定 が 有 効 になりま す ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します DNS 有 効 : 8. 次 のいずれかの 手 順 で 接 続 を 確 認 します DHCP から DNS 構 成 を 取 得 する : Ping コマンドで irmc の IP アドレスを 投 入 します Web ブラウザで irmc に ログインします ユーザ 名 :admin(デフォルト) パスワード:admin(デフォルト) 11
2) BIOS を 使 用 した 設 定 1. LAN ケーブルをサーバの LAN 接 続 インターフェース に 接 続 します LAN ケーブルが 正 しいポート(レンチ 記 号 がついているポート)に 接 続 されていることを 確 認 してください ( 接 続 ポートはサーバによって 異 なります) 2. サーバを 起 動 し BIOS セットアップユーティリティを 起 動 します サーバの 起 動 時 に [F2]を 押 下 します 3. Server Mgnt メニューを 選 択 します 4. irmc LAN Parameters Configuration を 選 択 しま す 12
5. irmc LAN Parameters Configuration にて LAN インタフェースの 設 定 をし ます 完 了 したら 保 存 して 本 設 定 を 終 了 してください ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します Management LAN: Enabled Management LAN Port 注 1 : Management IP Configuration 注 2 : use static configuration IP Address: 管 理 するシステムの irmc の IP アドレスを 入 力 します Subnet Mask:サブネットマスクを 入 力 します Gateway Address:ゲートウェイを 入 力 します 注 1 : Management に 設 定 することを 推 奨 します 注 2 : 利 用 できる DHCP サーバがない 場 合 には DHCP オプションを 有 効 にしないでください 6. 次 のいずれかの 手 順 で 接 続 を 確 認 します Ping コマンドで irmc の IP アドレスを 投 入 します Web ブラウザで irmc に ログインします ユーザ 名 :admin(デフォルト) パスワード:admin(デフォルト) 13
3. 状 態 確 認 編 3.1 サーバの 状 態 確 認 Remote Management Controller を 利 用 したサーバの 状 態 確 認 は エージェントレス 運 用 でも 以 下 の 確 認 ができます 1) ファン 温 度 センサ 電 圧 センサ 電 源 ユニットなどのサーバコンポーネントのステー タスを 簡 単 に 確 認 できます 2) サーバの 消 費 電 力 をグラフ 表 示 できます 3) 異 常 発 生 をメールで 確 認 できます 遠 隔 地 にあるサーバのファンなどで 異 常 が 発 生 した 場 合 にメールで 通 知 します サーバのエージェントレス 監 視 エージェントレスで 監 視 したい そのような 時 は Remote Management Controller フリーOSには 入 れられない システムに 余 計 なものは 入 れたくない irmc ハードウェアの 機 能 で 監 視 をするので エージェントがなく ても 大 丈 夫 でも 監 視 は 必 要 14
本 章 のシナリオでは サーバの OS がフリーOS の 場 合 でも エージェントレスでサーバを 監 視 することを 想 定 した 設 定 方 法 について 説 明 します システムのヘルスチェックを 行 いたいが コンポーネントの 確 認 方 法 が 分 からない 各 コンポーネントの 稼 働 状 態 を 確 認 する 方 法 については 次 項 の 1-1) ~ 1-5) で 説 明 します 1-1) ファンのステータスの 確 認 方 法 1-2) 温 度 センサのステータスの 確 認 方 法 1-3) 電 圧 センサのステータスの 確 認 方 法 1-4) 電 源 ユニットのステータス 確 認 方 法 1-5) サーバコンポーネントのステータス 確 認 方 法 会 社 の 消 費 電 力 見 直 しに 伴 い サーバの 消 費 電 力 を 確 認 したい サーバの 消 費 電 力 を 確 認 する 方 法 については 次 項 の 2) で 説 明 します ユーザへの 報 告 のため 消 費 電 力 のデータをエクスポートして 表 計 算 ソフトなど で 編 集 できるようにしたい 消 費 電 力 量 データの CSV 形 式 へのエクスポート 方 法 については 次 項 の 3) で 説 明 します エージェントが 未 導 入 でも 通 知 を 受 けられるようにしたい Remote Management Controller の 4) で 説 明 します からメール 通 知 を 行 う 方 法 については 次 項 15
1) ハードウェア 情 報 を 確 認 するには? サーバに 搭 載 されているコンポーネントの 状 態 を 確 認 する 方 法 について 説 明 します 1-1) ファンのステータスの 確 認 方 法 サーバ 本 体 に 搭 載 されているシステムファンの 状 態 を 確 認 します 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの センサ - ファン をクリックします 2. システムファン の 状 態 を 確 認 できます 注 上 記 赤 枠 内 に 出 力 されている 状 態 アイコンの 内 容 は 以 下 の 通 りです 測 定 値 は 稼 動 時 の 正 常 な 値 の 範 囲 内 にあります 測 定 値 は 警 告 のしきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は まだ 危 険 な 状 態 ではありません 測 定 値 は 致 命 的 しきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は 危 険 な 状 態 にある 可 能 性 があり データ 喪 失 の 危 険 があります 該 当 の 部 品 は 搭 載 されていません 注 : センサ 名 称 : 監 視 対 象 の 部 品 の 名 称 です 回 転 数 [RPM]: ファンの 回 転 数 を RPM(rotation per minute)で 表 示 します 回 転 率 [%]: ファンの 回 転 率 を 表 示 します 異 常 時 動 作 : - 継 続 稼 働 : すべてのファンが 故 障 してもサーバはシャットダウンされません - シャットダウン & 電 源 断 : 選 択 されたファンが 故 障 した 場 合 サーバはシャットダウンされ かつ 電 源 が 切 断 されます シャットダウン 待 ち 時 間 [ 秒 ]: ファンの 故 障 からシャットダウンまでの 時 間 です 状 態 : ファンの 状 態 が 表 示 されます CSS 対 象 : CSS(Customer Self Service) 機 能 のサポートの 有 無 です 16
1-2) 温 度 センサのステータスの 確 認 方 法 サーバ 本 体 に 搭 載 されている 温 度 センサの 状 態 を 確 認 します 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの センサ - 温 度 をクリックします 2. 温 度 センサ の 状 態 を 確 認 でき ます 注 上 記 赤 枠 内 に 出 力 されている 状 態 アイコンの 内 容 は 以 下 の 通 りです 測 定 値 は 稼 動 時 の 正 常 な 値 の 範 囲 内 にあります 測 定 値 は 警 告 のしきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は まだ 危 険 な 状 態 ではありません 測 定 値 は 致 命 的 しきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は 危 険 な 状 態 にある 可 能 性 があり データ 喪 失 の 危 険 があります 該 当 の 部 品 は 搭 載 されていません 注 : センサ 名 称 : 監 視 対 象 の 部 品 の 名 称 温 度 [ ]: 部 品 の 温 度 情 報 を 摂 氏 ( 華 氏 )で 表 示 します 警 告 レベル: 警 告 レベルの 温 度 ( 摂 氏 あるいは 華 氏 )を 表 示 します 危 険 レベル: 危 険 レベルの 温 度 ( 摂 氏 あるいは 華 氏 )を 表 示 します 異 常 時 動 作 : - 継 続 稼 働 : すべてのファンが 故 障 してもサーバはシャットダウンされません - シャットダウン & 電 源 断 : 選 択 されたファンが 故 障 した 場 合 サーバはシャットダウンされ かつ 電 源 が 切 断 されます 状 態 : 温 度 センサの 状 態 が 表 示 されます 17
1-3) 電 圧 センサのステータスの 確 認 方 法 サーバ 本 体 に 搭 載 されている 電 圧 センサの 状 態 を 確 認 します 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの センサ - 電 圧 をクリックします 2. 電 圧 センサ の 状 態 を 確 認 でき ます 注 上 記 赤 枠 内 に 出 力 されている 状 態 アイコンの 内 容 は 以 下 の 通 りです 測 定 値 は 稼 動 時 の 正 常 な 値 の 範 囲 内 にあります 測 定 値 は 警 告 のしきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は まだ 危 険 な 状 態 ではありません 測 定 値 は 致 命 的 しきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は 危 険 な 状 態 にある 可 能 性 があり データ 喪 失 の 危 険 があります 該 当 の 部 品 は 搭 載 されていません 注 : センサ 名 称 : 監 視 対 象 の 部 品 の 名 称 です 現 在 値 : 現 在 の 電 圧 (Volt)を 表 示 します 最 小 値 : 対 象 の 部 品 に 制 限 される 電 圧 の 最 小 値 を 表 示 します 最 大 値 : 対 象 の 部 品 に 制 限 される 電 圧 の 最 大 値 を 表 示 します 公 称 値 : 対 象 の 部 品 に 制 限 される 電 圧 の 基 準 値 を 表 示 します 単 位 : 最 小 / 最 大 / 公 称 値 の 単 位 を Volt で 表 示 します 状 態 : 電 圧 センサの 状 態 が 表 示 されます 18
1-4) 電 源 ユニットのステータス 確 認 方 法 サーバ 本 体 に 搭 載 されている 電 源 ユニットの 状 態 を 確 認 します 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの センサ - 電 源 装 置 個 別 情 報 を クリックします 2. 電 源 装 置 個 別 情 報 の 状 態 を 確 認 できます 注 上 記 赤 枠 内 に 出 力 されている 状 態 アイコンの 内 容 は 以 下 の 通 りです 測 定 値 は 稼 動 時 の 正 常 な 値 の 範 囲 内 にあります 測 定 値 は 警 告 のしきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は まだ 危 険 な 状 態 ではありません 測 定 値 は 致 命 的 しきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は 危 険 な 状 態 にある 可 能 性 があり データ 喪 失 の 危 険 があります 該 当 の 部 品 は 搭 載 されていません 注 : センサ 名 称 : 監 視 対 象 の 部 品 の 名 称 です 状 態 : 電 源 ユニットの 状 態 が 表 示 されます CSS 対 象 : CSS(Customer Self Service) 機 能 のサポートの 有 無 です 19
1-5) サーバコンポーネントのステータス 確 認 方 法 サーバ 監 視 対 象 の 部 品 の 状 態 を 確 認 します 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの センサ - コ ン ポ ー ネ ン ト を クリックします 2. サーバコンポーネント の 状 態 を 確 認 できます 注 上 記 赤 枠 内 に 出 力 されている 状 態 アイコンの 内 容 は 以 下 の 通 りです 測 定 値 は 稼 動 時 の 正 常 な 値 の 範 囲 内 にあります 測 定 値 は 警 告 のしきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は まだ 危 険 な 状 態 ではありません 測 定 値 は 致 命 的 しきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は 危 険 な 状 態 にある 可 能 性 があり データ 喪 失 の 危 険 があります 該 当 の 部 品 は 搭 載 されていません 注 : センサ 名 称 : 監 視 対 象 の 部 品 の 名 称 です センサ 種 類 ID: 部 品 をカテゴリ 別 で 表 示 します センサ 種 類 別 通 し 番 号 : センサの 種 類 ごとの 通 し 番 号 が 表 示 されます 信 号 状 態 : センサの 状 態 が 表 示 されます CSS 対 象 : CSS(Customer Self Service) 機 能 のサポートの 有 無 です LED 識 別 ボタン: LED を 搭 載 するコンポーネントを 識 別 します LED を 搭 載 していない 場 合 には No LED とグレー 表 示 されます 20
2) 現 在 の 消 費 電 力 量 を 確 認 するには? サーバ 本 体 搭 載 部 品 の 消 費 電 力 量 の 確 認 方 法 について 説 明 します 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの 電 力 制 御 - 現 在 の 消 費 電 力 をクリックし ます 2. 現 在 の 全 体 消 費 電 力 電 源 の 詳 細 情 報 消 費 電 力 詳 細 情 報 の 状 態 を 確 認 できます 注 上 記 赤 枠 内 に 出 力 されている 状 態 アイコンの 内 容 は 以 下 の 通 りです 測 定 値 は 稼 動 時 の 正 常 な 値 の 範 囲 内 にあります 測 定 値 は 警 告 のしきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は まだ 危 険 な 状 態 ではありません 測 定 値 は 致 命 的 しきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は 危 険 な 状 態 にある 可 能 性 があり データ 喪 失 の 危 険 があります 該 当 の 部 品 は 搭 載 されていません 注 : 現 在 の 全 体 消 費 電 力 :サーバの 消 費 電 力 量 の 現 在 値 最 小 値 最 大 値 平 均 値 が 表 示 されます 電 源 の 詳 細 情 報 : 搭 載 されている 電 源 ユニットが 出 力 する 電 力 量 が 表 示 されます 消 費 電 力 詳 細 情 報 : 搭 載 されている 部 品 単 位 の 消 費 電 力 量 が 表 示 されます 21
3) 消 費 電 力 量 データをエクスポートするには? サーバ 本 体 の 消 費 電 力 量 のデータをCSV 形 式 でエクスポートする 方 法 について 説 明 しま す 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの 電 力 制 御 - 消 費 電 力 履 歴 をクリック します 2. 消 費 電 力 モニタリング 履 歴 表 示 オプション でエクスポートす るための 抽 出 条 件 ( 消 費 電 力 監 視 単 位 消 費 電 力 表 示 期 間 )を 指 定 し 適 用 をクリックした 後 履 歴 の 保 存 をクリックしま す 注 ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します 消 費 電 力 監 視 単 位 :Watt 消 費 電 力 表 示 期 間 :5 年 注 : 消 費 電 力 モニタリング 履 歴 表 示 オプション:グラフの 表 示 や CSV 形 式 にエクスポートするための 電 力 単 位 (Watt/BTU/h)と グラフ 表 示 あるいは 保 存 期 間 (1h/12h/1 日 /1 週 間 /2 週 間 /1 ヶ 月 /1 年 /5 年 )が 選 択 できます 履 歴 の 保 存 : 消 費 電 力 情 報 を CSV 形 式 に 保 存 します 22
3. 保 存 をクリックします 4. CSV データの 保 存 場 所 ( 任 意 )を 指 定 して 保 存 をクリックしま す 5. 保 存 した CSV データを 実 行 して 指 定 期 間 内 のデータが 表 示 でき ていることを 確 認 します 23
4) メールで 異 常 を 管 理 者 へ 通 知 するには? 指 定 したアカウントへメールを 転 送 する 設 定 について 説 明 します 1. 送 信 元 情 報 を 設 定 します Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの 通 知 情 報 設 定 - E-mail 設 定 をクリックしま す 2. E-mail 送 信 設 定 で メール 送 信 設 定 をした 後 適 用 ボタ ンをクリックして 設 定 を 有 効 に します ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します E-mail での 警 告 送 信 を 有 効 にする: SMTP リトライ 回 数 (0-7): 3 SMTP リトライ 間 隔 (0-255): 30 SMTP 応 答 待 ち 時 間 :45 3. プライマリ SMTP サーバ およ び セカンダリ SMTP サーバ ( 存 在 する 場 合 )の 設 定 をします 入 力 後 適 用 ボタンをクリック して 設 定 を 有 効 にします ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します SMTP サーバ:0.0.0.0( 任 意 ) irmc のドメインネームサービス(DNS) を 利 用 できます IP アドレスの 代 わりに 具 体 的 な 名 前 を 使 用 できます SMTP ポート:25( 任 意 ) 認 証 タイプ:なし( 任 意 ) 24
4. E-mail 送 信 フォーマット で メール 送 信 情 報 を 設 定 した 後 適 用 ボタンをクリックして 設 定 を 有 効 にします 送 信 元 : irmc 送 信 元 の E-mail 題 名 : 通 知 メールの 題 名 注 1 メッセージ: メッセージの 内 容 注 2 管 理 者 名 : 管 理 者 の 名 前 注 3 管 理 者 電 話 番 号 : 電 話 番 号 注 4 国 コード: 注 5 顧 客 ID: 注 6 送 信 元 サーバ URL: サーバ URL 注 7 ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します 送 信 元 : MailFrom@domain.com 題 名 : FixedMailSubject メッセージ: FixedMailMessage 管 理 者 名 : ITS_UserInfo0 管 理 者 電 話 番 号 : ITS_UserInfo1 国 コード: (デフォルト 表 示 ) 顧 客 ID: (デフォルト 表 示 ) 送 信 元 サーバ: URL:http://www.server.com 注 1 注 2 : 送 信 先 E-mail 設 定 ( 後 述 )で 題 名 固 定 である 場 合 有 効 となります 注 3 注 4 : 送 信 先 E-mail 設 定 ( 後 述 )で ITS フォーマット である 場 合 有 効 となります 注 5 : ISO 3166 ISO 3166 alpha 2 に 基 づくアルファベット 2 文 字 の 国 コードです 注 6 : 顧 客 識 別 子 です 注 7 : 送 信 先 E-mail 設 定 ( 後 述 )で 標 準 メール である 場 合 有 効 となります 5. E-mail 送 信 先 を 設 定 します Remote Management Controller 画 面 左 メニューの ユーザ 管 理 - irmc S4 User をクリックします 25
6. ユーザ 情 報 に 登 録 されている E-mail を 更 新 します admin を 選 択 します 7. ユーザ 情 報 を 設 定 した 後 適 用 ボタンをクリックして 設 定 を 有 効 にします E-mail を 有 効 にする: E-mail の 通 知 可 否 を 指 定 Mail フォーマット 選 択 : E-mail フォーマット 指 定 優 先 Mail サーバ: 優 先 Mail サーバを 選 択 送 信 先 E-mail アドレス: 受 信 者 の Email アドレス 事 象 毎 の Mail 送 信 設 定 : システムイベントを 設 定 ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します E-mail を 有 効 にする: Mail フォーマット 選 択 : 標 準 メール 優 先 Mail サーバ: 自 動 選 択 送 信 先 E-mail アドレス: User02@domain.com( 任 意 ) 事 象 毎 の Mail 送 信 設 定 : 以 下 の 通 り 設 定 - Fan Sensors: 警 告 以 上 - Temperature Sensors: 警 告 以 上 - Critical Hardware Errors: すべて 送 信 - System Hang: 危 険 以 上 - POST Errors: すべて 送 信 - Security: 警 告 以 上 - システム LED: なし - Disk Drivers & Controllers: 危 険 以 上 - Network Interface: 警 告 以 上 - Remote Management: 危 険 以 上 - System Power: 警 告 以 上 - Memory: 危 険 以 上 - Other: なし 26
4. 電 源 電 力 制 御 編 4.1 サーバの 電 源 電 力 制 御 やスケジュール 設 定 Remote Management Controller の 電 源 電 力 制 御 には 主 に 以 下 の 機 能 があります 電 源 制 御 機 能 電 源 投 入 や 切 断 などの 処 理 を 複 数 の 方 法 で 実 施 させる 機 能 電 源 スケジュール 機 能 電 源 の 投 入 時 間 や 切 断 時 間 をスケジュールで 制 御 する 機 能 電 力 スケジュール 機 能 繁 忙 日 には 性 能 優 先 閑 散 日 は 省 電 力 にするなど 消 費 電 力 量 をスケジュール で 制 御 する 機 能 電 源 電 力 制 御 遠 隔 地 にあるサーバを 再 起 動 を するために 管 理 者 を 配 置 する ことはできない 遠 隔 地 ON/OFF そんな 時 電 源 電 力 制 御 機 能 irmc 現 場 操 作 さらに 電 源 電 力 制 御 スケジュール 管 理 省 電 力 モード 27
本 章 のシナリオでは 離 れた 場 所 に 設 置 したサーバの 電 源 や 電 力 を 手 元 の 端 末 から 制 御 することで TCO を 削 減 することを 想 定 した 設 定 方 法 について 説 明 します 工 場 のサーバがハングアップした サーバの 再 起 動 で 対 処 したいが 担 当 者 が 不 在 であるため 遠 隔 地 からサーバを 再 起 動 したい 手 元 の 端 末 から 事 業 所 の 電 源 を 再 起 動 する 設 定 方 法 については 次 項 の 1) で 説 明 します サーバが 業 務 のない 夜 間 でも 稼 動 状 態 になっていた 無 駄 な 電 力 を 削 減 するた め 毎 日 のサーバの 電 源 投 入 を 6:00 切 断 を 23:45 にスケジュール 化 し たい サーバの 電 源 をスケジュール 管 理 する 方 法 については 次 項 の 2) で 説 明 します サーバの 消 費 電 力 量 を 制 限 して 節 電 対 策 がしたい サーバの 消 費 電 力 を 制 限 する 方 法 については 次 項 の 3) で 説 明 します システムの 夜 間 の 電 力 消 費 量 が 高 いため スケジュール 機 能 で 電 力 消 費 量 を 低 め に 制 限 したい 電 力 消 費 をスケジュールで 管 理 する 設 定 については 次 項 の 4) で 説 明 します 28
1) 遠 隔 地 のサーバの 電 源 を 制 御 するには? 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの 電 源 制 御 - Power On/Off をクリック します 2. 電 源 制 御 の 画 面 で 様 々な 電 源 制 御 ができます ここで パワーサイクル に チェックをして 適 用 を クリックすることでサーバが 再 起 動 します 注 注 : 電 源 投 入 : サーバの 電 源 を 投 入 します 電 源 切 断 : OS の 状 態 にかかわらず サーバの 電 源 を 切 断 し ます ハードリセット: OS の 状 態 にかかわらず サーバを 完 全 に 再 起 動 します NMI 発 行 : マスク 不 可 能 な 割 込 み(NMI)を 発 行 します 電 源 ボタンを 押 す: インストールされている OS と 設 定 されている 動 作 に 依 存 して 電 源 オフボタンを 短 く 押 して さまざまな 動 作 をトリガできます パワーサイクル: サーバの 電 源 が 完 全 に 切 断 され 設 定 した 時 間 の 経 過 後 再 び 投 入 されます この 時 間 は ASR&R オプション グループの パワー サイクル 間 隔 フィールドで 設 定 できます 電 源 切 断 (シャットダウン): OS をシャットダウンして 電 源 を 切 断 します (OS に ServerView Agents が 動 作 中 で irmc に 接 続 中 の 場 合 のみ 使 用 できます) リセット(シャットダウン): 正 常 にシャットダウンして 再 起 動 します (OS に ServerView Agents が 動 作 中 で irmc に 接 続 中 の 場 合 のみ 使 用 できます) 29
2) 電 源 の 起 動 停 止 をスケジュール 化 するには? 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの 電 源 制 御 - 電 源 制 御 オプション を クリックします 2. 曜 日 毎 に 電 源 投 入 時 刻 と 電 源 切 断 時 刻 を 入 力 し 適 用 をクリックします 30
3) 消 費 電 力 を 制 限 するには? 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの 電 力 制 御 - 電 力 制 御 オプション を クリックします 2. 電 力 制 御 の 項 目 で 右 図 のい ずれかの 項 目 を 選 択 して 適 用 をクリックします 注 注 : O/S によるコントロール: 消 費 電 力 は 管 理 対 象 サーバのオペレーティ ングシステムによって 制 御 されます 省 電 力 動 作 : irmc S4 は 最 小 消 費 電 力 を 達 成 するように サーバを 制 御 します この 場 合 サーバのパ フォーマンスは 常 に 理 想 的 であるとは 言 えま せん スケジュール: 管 理 対 象 サーバの 消 費 電 力 を 制 御 するために 使 用 する 詳 細 なスケジュールとモード(オペレー ティングシステムによる 制 御 ベストパフォーマ ンス 最 小 電 源 消 費 )を 指 定 します 電 力 制 限 : 指 定 した 最 大 消 費 電 力 で 稼 動 します ( 次 項 で 詳 細 を 説 明 します) 31
3. 前 項 で 電 力 制 限 の 項 目 を 選 択 して 適 用 をクリックした 場 合 赤 枠 内 の 入 力 画 面 が 追 加 されま す 必 要 な 情 報 を 入 力 して 適 用 を クリックします 注 注 : 電 力 制 限 : 最 大 消 費 電 力 量 を 入 力 します 電 源 調 整 のための 警 告 値 : 最 大 消 費 電 力 のパーセンテージでしきい 値 が 電 力 制 限 に 表 示 されます しきい 値 に 達 すると 電 力 制 限 到 達 時 の 動 作 で 定 義 した 動 作 が 実 行 されます 電 力 制 御 処 理 までの 許 容 時 間 : 電 力 制 限 のしきい 値 に 到 達 してから 電 力 制 限 到 達 時 の 動 作 が 実 行 されるまで の 待 機 時 間 ( 分 )です 電 力 制 限 到 達 時 の 動 作 : 電 力 制 限 に 到 達 し 待 機 時 間 が 経 過 したときの 動 作 を 選 択 します - 継 続 稼 動 : 動 作 は 行 われません - 電 源 切 断 (シャットダウン):OS をシャット ダウンし 電 源 を 切 断 します (ServerView Agents が 導 入 されているサーバ 対 して 本 指 定 を した 場 合 のみ 有 効 ) - 電 源 切 断 :オペレーティングシステムの 状 態 に かかわらず サーバの 電 源 を 切 断 します 動 的 な 電 力 制 御 を 有 効 にする: 電 力 制 限 を 動 的 に 制 御 します 32
4) 日 々の 電 力 制 御 をスケジュール 化 するには? 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの 電 力 制 御 - 電 力 制 御 オプション を クリックします 2. 電 力 制 御 オプション の 項 目 で スケジュール に 変 更 して 適 用 をクリックします 3. 電 力 制 御 スケジュール に 画 面 が 遷 移 します 各 曜 日 に 電 力 のモードと 開 始 時 間 を 入 力 して 適 用 を クリックします 注 注 : O/S によるコントロール: 消 費 電 力 は 管 理 対 象 サーバのオペレーティ ングシステムによって 制 御 されます 電 力 制 限 : 電 力 制 限 オプション グループが 表 示 されま す 省 電 力 動 作 irmc S4 は 最 小 消 費 電 力 を 達 成 するように サーバを 制 御 します この 場 合 サーバのパ フォーマンスは 常 に 理 想 的 であるとは 言 えま せん 33
5. リモート 操 作 編 5.1 管 理 コンソールからの 遠 隔 地 サーバの 制 御 Remote Management Controller を 利 用 したサーバのリモート 操 作 では 主 に 以 下 の 機 能 があります コンソールリダイレクション 機 能 遠 隔 地 にあるサーバを 管 理 コンソールから 操 作 する 機 能 バーチャルメディア 機 能 手 元 の 端 末 の CD/DVD-ROM/HDD ドライブやフロッピーディスクドライブ(FDD) USB メモリを 遠 隔 地 のサーバのデバイスとして 扱 う 機 能 遠 隔 地 のサーバメンテナンス 遠 隔 地 のサーバを メンテナンスしたい そのような 時 は ビデオリダイレクション /バーチャルメディア メンテナンスの 都 度 現 場 に 行 くのは 時 間 と お 金 がかかって 困 る 遠 隔 地 から インストール ができる 手 元 のPCから サーバの 画 面 を 操 作 ができる irmc 34
本 章 では 遠 隔 地 のサーバを 管 理 するというシナリオを 想 定 し 手 元 の 端 末 から GUI で 操 作 する 方 法 について 説 明 します 遠 隔 地 にあるサーバを 操 作 したいが 現 地 には 専 門 の 管 理 者 が 配 置 されていないた め 手 元 の 管 理 コンソールから 直 接 操 作 したい 操 作 手 順 を 記 録 し 操 作 後 の 手 順 確 認 や 情 報 共 有 に 役 立 てたい リモートマネジメントコントローラアップグレードのビデオリダイレクション 機 能 を 利 用 した 接 続 手 順 については 次 項 の 1) 操 作 手 順 の 記 録 方 法 については 次 項 の 2) で 説 明 します 遠 隔 地 にあるサーバに 接 続 してメンテナンスしたいが 現 地 に 専 門 の 管 理 者 が 不 在 のため 手 元 の 端 末 の DVD-ROM を 直 接 操 作 したい リモートマネジメントコントローラアップグレードのバーチャルメディア 機 能 を 使 っ て 手 元 の 端 末 の DVD-ROM ドライブを 遠 隔 地 のサーバで 使 用 する 方 法 については 次 項 の 3) で 説 明 します 35
1) 離 れた 場 所 からサーバを 操 作 するには? 離 れた 場 所 のサーバを 簡 単 にGUIで 操 作 遠 隔 地 のサーバのメンテナンスが 可 能! 販 売 管 理 サーバ 生 産 管 理 サーバ 管 理 者 端 末 に 複 数 の サーバコンソールを 表 示 LAN LAN LAN 生 産 管 理 サーバ 顧 客 管 理 サーバ BIOS 画 面 販 売 管 理 サーバ 顧 客 管 理 サーバ コンソール 画 面 経 理 サーバ コンソール 画 面 管 理 者 端 末 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの コンソール リダイレクション - ビデオ リダイレクション をクリック します 2. 既 定 のマウスモードから Absolute Mouse Mode を 選 択 します 36
3. ビデオリダイレクションの 開 始 をクリックします 4. Java アプレットの 開 始 の 後 ビデオリダイレクションの ログイン 画 面 が 表 示 されます オプション をクリックしま す 5. GUI 言 語 から JA- 日 本 語 を 選 択 します 6. ロ グ イ ン す る に は Ctrl+Alt+Del を 押 して ください と 表 示 されたら AVR ウィンドウの AVR ツールバー の ホットキー のアイコンから Ctrl+Alt+Del を 選 択 します 7. 画 面 のアイコンをクリックし 任 意 のパスワードを 入 力 してログ インします 37
2) ビデオリダイレクション(AVR) 画 面 を 録 画 するには? ビデオリダイレクション(AVR) 画 面 の 録 画 操 作 手 順 を 簡 単 に 録 画! 販 売 管 理 サーバ 生 産 管 理 サーバ 各 サーバコンソールの 操 作 手 順 を 録 画 し ファイルに 保 存 生 産 管 理 サーバ LAN LAN LAN 販 売 管 理 サーバ 管 理 者 端 末 1. AVR ツールバー の ビデオ 録 画 のアイコンを 選 択 します 2. 録 画 時 間 ( 秒 )と 録 画 ファイルを 保 存 するディレクトリを 指 定 し [OK]をクリックします 録 画 が 開 始 されます 38
3. 録 画 中 は AVR ツールバー の 右 上 に 録 画 進 行 中 と 表 示 され ます 録 画 を 停 止 する 際 は 再 度 AVR ツールバー の ビデオ 録 画 のアイコンを 選 択 します AVR ツールバー の 右 上 に ビデオファイル 作 成 中 と 表 示 され その 後 ビデオ 録 画 完 了 画 面 が 表 示 されるので [OK] をクリックし 終 了 します 録 画 ファイルは 2.で 指 定 した ディレクトリに 作 成 されます 39
3) FDD/USB/DVD CD HDD ドライブを 遠 隔 地 のサーバで 利 用 するには? 手 元 のメディアを 遠 隔 地 で 利 用 遠 隔 地 からCD/DVD-ROM/HDD USBメモリ フロッピーディスクの 利 用 が 可 能! クライアント 端 末 の デバイスをマウント! CD/DVD-ROMドライブ HDDドライブ ISOイメージ FDD irmc 搭 載 マウント 要 求 USBメモリ クライアント 端 末 LAN LAN マウント 注 )サーバの 実 ローカルデバイスと 比 べて 読 み 込 み 速 度 は 低 下 します 1. バーチャルメディア - メディアオプション をクリッ クします 各 デバイスの デバイス 数 を 設 定 し リモートイメージ マウントを 有 効 にする にチェッ クを 入 れます 適 用 をクリックします 40
2. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの コンソール リダイレクション - ビデオ リダイレクション をクリック します ビデオリダイレクションの 開 始 をクリックします 3. irmc の AVR ウィンドウの AVR ツールバー から ストレージメディアのアイコン を 選 択 します 4. 仮 想 メディア 画 面 が 表 示 されます 画 面 には バーチャルメディアと して 使 用 可 能 なストレージ メディアが 表 示 されます 注 注 : フロッピーディスクドライブ および 光 学 ドライブ(CD/DVD-ROM)にストレージメディアが 挿 入 されて いれば コンテンツは 自 動 的 に 表 示 されます ストレージメディアが 挿 入 されていてもコンテンツが 自 動 的 に 表 示 されない 場 合 には ストレージメディ アはローカルのエクスプローラに 占 有 されていることが 考 えられます 5. 仮 想 メディア 画 面 で 使 用 する ストレージメディアにチェック を 入 れ 接 続 をクリック します 41
6. AVR ウィンドウの AVR ツール バー の ホットキー の アイコンから Ctrl+Alt+Del を 選 択 して OS にログインします 7. ログイン 後 エクスプローラ を 起 動 して 接 続 したドライブが 表 示 されていることを 確 認 します 42
6. 免 責 事 項 免 責 事 項 著 作 権 商 標 権 その 他 の 知 的 財 産 権 について 本 資 料 は 著 作 権 商 標 権 その 他 の 知 的 財 産 権 で 保 護 されています 個 人 的 に 使 用 する 範 囲 で 本 書 をプリントアウトまたはダウンロードできます ただし これ 以 外 の 利 用 ( 資 料 の 改 変 御 自 分 のページへの 再 利 用 や 他 のサーバへのアップロードなど)については 当 社 または 権 利 者 の 許 諾 が 必 要 となります 保 証 の 制 限 本 資 料 について 当 社 は その 正 確 性 商 品 性 御 利 用 目 的 への 適 合 性 等 に 関 して 保 証 す るものではなく その 御 利 用 により 生 じた 損 害 について 当 社 は 法 律 上 のいかなる 責 任 も 負 いかねます 本 書 は 予 告 なく 変 更 廃 止 されることがあります 商 標 登 記 について Microsoft Windows Windows Server は 米 国 Microsoft Corporation の 米 国 およびその 他 の 国 における 登 録 商 標 です Linux は Linus Torvalds 氏 の 米 国 およびその 他 の 国 における 登 録 商 標 あるいは 商 標 です 記 載 されている 会 社 名 製 品 名 等 の 固 有 名 詞 は 各 社 の 商 号 登 録 商 標 または 商 標 です その 他 本 資 料 に 記 載 されている 会 社 名 システム 名 製 品 名 などには 必 ずしも 商 標 表 示 を 付 記 しておりません PC サーバ FUJITSU Server PRIMERGY Web ページ: http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/ サーバ 運 用 管 理 FUJITSU Software ServerView Suite: http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/svs/ 43