Remote Management Controller (iRMC) を使おう



Similar documents
技術報告会原稿フォーマット

この 章 では 電 子 入 札 システムをご 利 用 いただくための 事 前 準 備 について 説 明 します 事 前 準 備 と して ID 初 期 パスワードの 確 認 初 期 パスワード 初 期 見 積 用 暗 証 番 号 の 変 更 IC カード 登 録 またはICカード 更 新 を 行 っ

目 次 1. はじめに 3 2. システム 要 件 4 3. HDD Password Tool のインストール 5 Windows の 場 合 5 Mac の 場 合 8 4. HDD Password Tool の 使 い 方 HDD Password Tool を 起 動 する

WEBメールシステム 操作手順書

V-CUBE One

ファイルサーバー(NFS) 構築ガイド

iStorage ソフトウェア VMware vSphere Web Client Plug-in インストールガイド

<4D F736F F D B382F182AC82F18A4F88D B A82B D836A B5F8F898AFA90DD92E85F E646F E302E646F6378>

目 次 目 次... 本 書 の 見 かた... 2 商 標 について... 2 オープンソースライセンス 公 開... 2 はじめに... 3 概 要... 3 使 用 環 境 について... 4 対 応 している OS およびアプリケーション... 4 ネットワーク 設 定... 4 Googl

スライド 1

目 次 1. 積 算 内 訳 書 に 関 する 留 意 事 項 1 ページ 2. 積 算 内 訳 書 のダウンロード 3 ページ 3. 積 算 内 訳 書 の 作 成 (Excel 2003の 場 合 ) 6 ページ 4. 積 算 内 訳 書 の 作 成 (Excel 2007の 場 合 ) 13

迷惑メールフィルタリングコントロールパネル利用者マニュアル

< 目 次 > 8. 雇 用 保 険 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 27 ( 育 児 休 業 給 付 介 護 休 業 給 付 ) 8.1 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 画 面 のマイナンバー 設 定 高 年 齢 雇 用 継 続 給 付 の 電 子 申 請 高

POWER EGG V2.01 ユーザーズマニュアル ファイル管理編

事前チェック提出用現況報告書作成ツール入力マニュアル(法人用)

HTG-35U ブルーバック表示の手順書 (2014年12月改定)

Microsoft PowerPoint _リビジョンアップ案内_最終.pptx

Microsoft PowerPoint - US kakeya-win10.ppt [互換モード]

端 末 型 払 い 出 しの 場 合 接 続 構 成 図 フレッツ グループから 払 出 されたIPアドレス /32 NTT 西 日 本 地 域 IP 網 フレッツ グループ フレッツ グループから 払 出 されたIPアドレス /

目 次 必 ずお 読 みください 接 続 方 法 WEB ブラウザ 操 作 方 法 閲 覧 用 PC で 直 接 ZERO 本 体 と 接 続 する 場 合 各 ページについて 発 電 状 況 画 面 表 示... 3

CSV_Backup_Guide

4 応 募 者 向 けメニュー 画 面 が 表 示 されます 応 募 者 向 けメニュー 画 面 で [ 交 付 内 定 時 の 手 続 を 行 う] [ 交 付 決 定 後 の 手 続 を 行 う]をクリックします 10

目 次 1 インストール 手 順 プログラム データファイルのインストール Microsoft Access2013Runtime SP1(32bit) 版 のインストール 基 本 操 作 ログイン メニュー...

本 操 作 説 明 書 について 本 操 作 説 明 書 は 物 品 電 子 調 達 システム 入 札 参 加 資 格 審 査 申 請 についての 操 作 を 説 明 したものです 動 作 環 境 本 アプリケーションは 以 下 の 環 境 にて 動 作 致 します OS 日 本 語 Microso

目 次 ログインする 前 に... 4 メンバー 管 理 編 ( 管 理 者 )... 5 ログインする... 6 トップページについて... 7 メンバー 管 理 をする... 8 メンバー 管 理 画 面 について 医 療 機 関 指 定 新 規 追 加 指 定...

目 次 1. Web メールのご 利 用 について Web メール 画 面 のフロー 図 Web メールへのアクセス ログイン 画 面 ログイン 後 (メール 一 覧 画 面 ) 画 面 共 通 項 目

Microsoft Word - 参考資料:SCC_IPsec_win8__リモート設定手順書_

前 書 き 広 域 機 関 システム System for Organization for Cross-regional Coordination of Transmission Operators(OCCTO) 商 標 類 Windows Office Excel Word

購買ポータルサイトyOASIS簡易説明書 b

Microsoft Word _Office365ProPlus利用マニュアル.docx

WebMail ユーザーズガイド

給料らくだ7.5・かるがるできる給料5.5 追加マニュアル

<4D F736F F D20819C486F70658F6F93588ED297708AC7979D89E696CA837D836A B E A2E646F63>

<4D F736F F D C B838B91CE8DF491808DEC837D836A B76312E342E646F63>

01_07_01 データのインポート_エクスポート_1

PowerPoint プレゼンテーション

KINGSOFT Office 2016 動 作 環 境 対 応 日 本 語 版 版 共 通 利 用 上 記 動 作 以 上 以 上 空 容 量 以 上 他 接 続 環 境 推 奨 必 要 2

目 次 1 改 訂 履 歴 はじめに ユーザの 作 成 ユーザの 作 成 ユーザグループの 作 成 ユーザの 追 加 SSID の 設 定 設 定 画 面 へ 移 動 SSID の 作 成...8 4

変 更 履 歴 日 付 Document ver. 変 更 箇 所 変 更 内 容 2015/3/ 新 規 追 加 2015/9/24 誤 字 修 正 2016/2/ 動 作 環 境 最 新 のものへ 変 更 全 体 オペレーター の 表 記 を 削 除 2016/5/

目 次 機 能 運 用 上 の 注 意 処 理 手 順 画 面 説 明 ログイン 直 送 先 選 択

医 療 費 自 己 負 担 額 支 払 明 細 書 入 力 シート - 目 次 - < 第 1 章 > 共 通 事 項 説 明 医 療 費 自 己 負 担 額 支 払 明 細 書 入 力 シート 目 次 1.1 本 システムの 注 意 点 入 力 項 目 について 基 本 情

Copyright 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows および Windows Vista は 米 国 Microsoft Corporation の 米 国 およびその 他 の 国 における 商 標 または 登 録 商 標

ことばを覚える

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

前 書 き 広 域 機 関 システム System for Organization for Cross-regional Coordination of Transmission Operators(OCCTO) rev: 商 標 類 Windows Office Excel

2 科 学 研 究 費 助 成 事 業 のトップページ 画 面 が 表 示 されます [ 研 究 者 ログイン]をクリック します 掲 載 している 画 面 は 例 示 です 随 時 変 更 されます 3 科 研 費 電 子 申 請 システムの 応 募 者 ログイン 画 面 が 表 示 されます e

WATCH LOGGER

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - 操作マニュアル(石油コンビナート_オフラインソフト編)_v0.2.doc

<4D F736F F D AC90D1955D92E CC82CC895E DD8C D2816A2E646F63>

PC 移 行 は 以 下 の 流 れで 行 います 次 ページ 以 降 に 各 手 順 を 記 載 しますのでご 確 認 ください ( をクリックすると 該 当 の 説 明 にジャンプします ) 移 行 元 のPCでの 作 業 Step1 移 行 するデータをバックアップする (3ページ) [データ

POWER EGG V2.01 ユーザーズマニュアル グループウェア編

4.5. < 参 加 表 明 書 を 提 出 する> 調 達 案 件 一 覧 の 表 示 対 象 となる 案 件 を 検 索 し 調 達 案 件 一 覧 に 表 示 させます 参 加 したい 案 件 の 調 達 案 件 名 称 行 - 入 札 参 加 資 格 確 認 申 請 / 技 術 資 料 /

目 次 1. ログイン/ログアウト 1.1 ログインする p ログアウトする p.3 2. 受 講 一 覧 画 面 p.4 3. 授 業 ページの 閲 覧 3.1 授 業 ページへの 遷 移 p 授 業 資 料 を IT s class.からダウンロードする p

GRIDY SFA カスタム 項 目 操 作 ガイド 用 本 書 はに 必 要 な 操 作 を 解 説 しております は GRIDY SFA ののことです GRIDY SFA へ 申 し 込 み 最 初 に 登 録 を 行 った 方 がそのままとなります カスタム 項 目 はの 方 のみ 操 作 可

アプリケーション補足説明書(Office2003)

<4D F736F F D20819B93FC97CD CC91808DEC95FB FC92F994C5816A>

目 次 本 ガイドの 目 的 電 源 冷 却 ファン 温 度 等 の 異 常 通 知 BMC ネットワーク 設 定 BMC の 操 作 ( 初 めてのログインと 言 語 設 定 パスワードの 変 更 ) BMC のメール 通 知

入 札 参 加 資 格 申 請 システム 操 作 マニュアル 入 札 参 加 資 格 の 資 格 有 効 ( 変 更 ) 日 を 迎 えると 追 加 届 の 登 録 ができるようになります ( 入 札 参 加 資 格 申 請 の 定 時 受 付 では いずれかの 申 請 先 団 体 から 入 札 参

名 刺 データ 登 録 最 初 の 名 刺 の 登 録 の 際 には ボタンを 押 します 名 刺 登 録 画 面 が 開 きますので ボタンを 押 すと 新 規 の 登 録 画 面 が 現 れます 各 項 目 に 名 刺 データを 入 力 していきます グループは 事 前 に 登 録 したてあるも

C.1 共 有 フォルダ 接 続 操 作 の 概 要 アクセスが 許 可 されている 研 究 データ 交 換 システムの 個 人 用 共 有 フォルダまたは メーリングリストの 共 有 フォルダに 接 続 して フォルダを 作 成 したり ファイル をアップロードまたはダウンロードしたりすることがで

岡三RSS 新機能・変更点

治 験 実 施 管 理 システム NMGCP 向 け Excel 形 式 プロトコール 作 成 手 順 書 V4.0.3 対 応 版 第 1 版 株 式 会 社 富 士 通 アドバンストエンジニアリング All Rights Reserved,Copyright 株 式 会 社 富 士 通 アドバン

目 次 1 概 要 動 作 環 境 起 動 方 法 臨 床 研 修 プログラム 検 索 サイトで 提 供 している 情 報 情 報 閲 覧 の 流 れ 画 面 構 成 メニューについて 可 変 メニ

目 次 第 1 章 設 定 の 準 備 2 第 2 章 ケーブルモデムとパソコンの 配 線 2 第 3 章 インターネット 接 続 設 定 Windows の 接 続 設 定 Windows Windows Windows Vis

目 次 画 面 遷 移 図 1.ログイン 画 面 2. 画 面 構 成 3.メニュー 4.タスク 一 覧 4-1.タスク: 新 規 4-2.タスク: 閲 覧 4-3.タスク: 更 新 5.タスク 検 索 6. 通 知 メール 6-1. 通 知 メール: 新 規 / 修 正 7. 連 絡 事 項 7-

あいち電子調達共同システム

目 次. WEB メールへのログイン.... メール 送 信 手 順.... メール 受 信 手 順 アドレス 帳 の 操 作 手 順 フォルダーの 操 作 手 順 メール 発 信 者 登 録 署 名 登 録 手 順 基 本 的 な 設 定

ソフトウェア説明書

第1章 情報処理センターの利用

雇用保険被保険者資格取得届(様式)編

Zoner Photo Studio 18 インストールガイド

( 注 変 更 申 請 で 対 象 となる 項 目 と 郵 送 書 類 についての 詳 細 は 下 表 を 参 照 してください 東 京 電 子 自 治 体 共 同 運 営 電 子 調 達 サービス 6. 変 更 申 請 物 品 買 入 れ 等 変 更 申 請 項 目 及 び 郵 送 書 類 等 一

目 次 メールの 基 本 設 定 内 容 2 メールの 設 定 方 法 Windows XP 3 Windows Vista / Windows 7 8 メール 転 送 の 設 定 方 法 10 メール 転 送 を 解 除 する 方 法 14 FTP 用 パスワードの 変 更 方 法 15 FTP

ユーザーガイド

<4D F736F F D208E9197BF342D8EC08F4B87428EF68BC B834A E646F6378>

(Microsoft PowerPoint - Ver12\203o\201[\203W\203\207\203\223\203A\203b\203v\216\221\227\277.ppt)

TeleOffice 3.0 Lync 2 TO

-. LAN LAN & 事 前 に ご 確 認 く だ さ い Windowsをご 利 用 の 方 無 線 LAN 内 蔵 PCの 場 合 無 線 LAN 機 能 は 有 効 になっていま すか 無 線 LANのスイッチの 位 置 などの 詳 細 はPCのマニュア ルをご 覧 ください 無 線 L

Windows 10

WebAlertクイックマニュアル

目 次 ログイン 方 法... 3 基 本 画 面 構 成... 4 メールサービス... 5 メールサービス 画 面 構 成... 5 アカウント 詳 細 / 設 定... 6 高 機 能 フィルター... 7 ユーザーフィルター 設 定... 8 新 規 フィルターの 追 加... 8 My ホ

スライド 1

(Microsoft Word - PTIPCam \203\206\201[\203U\201[\203}\203j\203\205\203A\203\213\201@\211\346\221\234\217C\220\ doc)

業務用HDビデオシステムプレーヤー

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

ESET Smart Security 8 リリースノート

目 次 1. 本 書 の 目 的 開 発 管 理 環 境 の 概 要 概 要 接 続 条 件 利 用 回 線 調 達 物 品 要 求 仕 様 設 定 情 報... 6

事 業 所 マイページ 労 務 管 理 機 能 操 作 マニュアル 1. 労 務 管 理 メニュー 2. 会 社 情 報 を 確 認 する 3. 社 員 情 報 を 確 認 する 4. 社 員 のマイナンバーを 確 認 編 集 する 5. マイナンバーの 利 用 履 歴 を 確 認 する 6. 社

Microsoft Word - Active.doc

プロキシサーバー 概 要 プロキシサーバーは 頻 繁 にアクセスされる Web ページの 内 容 をキャッシュ することで ネットワークトラフィックを 削 減 し エンドユーザーに 対 するレスポ ンスの 高 速 化 を 行 います Internet Explorer などのブラウザでもデータをキャ

サービス説明書 - STP 10000TLEE-JP-10 / STP 10000TLEE-JP-11 / STP 20000TLEE-JP-11 / STP 25000TL-JP-30

項 目 を 入 力 し [ 内 容 確 認 ]をクリック *がついているものは 必 須 項 目 になります 入 力 情 報 の 確 認 のページが 表 示 されるので 間 違 いがなければ[ 送 信 ]をクリック 以 上 で 登 録 フォーム 処 理 の 完 了 フォームから 送 られたデータを 確

PowerPoint プレゼンテーション

I 自 動 収 録 編 1. スケジュールを 登 録 MPMeisterIIe コンテンツ 関 連 付 け 制 御 システム に 授 業 のスケジュールを 登 録 します MPMeisterIIe コンテンツ 関 連 付 け 制 御 システム ( 上 :スケジュール 登 録 画 面 右 : 登 録

説 明 内 容 料 金 の 算 定 期 間 と 請 求 の 単 位 について 分 散 検 針 制 日 程 等 別 料 金 料 金 の 算 定 期 間 と 支 払 義 務 発 生 日 日 程 等 別 料 金 の 請 求 スケジュール 料 金 のお 支 払 い 方 法 その 他 各 種 料 金 支 払

4 自 己 登 録 の 画 面 が 表 示 されたら 送 信 をクリックします 5 アクションが 完 了 しました: 成 功 が 表 示 されたら 画 面 を 下 にスクロールし 画 面 右 下 隅 の OK をクリックします 6 キャンパスクラウドエージェントのダウンロード をクリックします 7

ご 利 用 の 前 に 手 順 初 回 ご 利 用 時 に 必 ずご 確 認 ください ご 利 用 の 前 に (ご 利 用 環 境 の 確 認 ) P アクセス 方 法 (IMAGE WORKSサイトへアクセス) P 初 期 設 定 (JREのインストール) P

<4D F736F F D A838C D836A B5F E646F63>

電子申告直前研修会(所得税編)

Transcription:

FUJITSU Software ServerView Suite Remote Management Controller(iRMC)を 使 おう Remote Management Controller の 設 定 方 法 2013 年 12 月 富 士 通 株 式 会 社

改 版 日 2012.4 新 規 作 成 2013.12 irmc S4 対 応 改 版 内 容 2

はじめに Remote Management Controllerは システムボード 上 に 標 準 注 で 搭 載 されているサー バ 管 理 機 能 です 専 用 ハードウェアであるので サーバ 本 体 のOSや 電 源 の 状 態 に 依 存 せずに 管 理 機 能 を 提 供 できるようになっています 注 : 一 部 の 機 種 を 除 く 本 資 料 の 目 的 本 資 料 は Remote Management Controller 各 機 能 の 代 表 的 な 設 定 方 法 を 利 用 シナリオ を 想 定 してご 紹 介 するものです 本 資 料 におけるシステムの 前 提 条 件 本 資 料 は 以 下 の 検 証 環 境 を 元 に 作 成 しています システム 構 成 項 目 内 容 ハードウェア(サーバ) FUJITSU Server PRIMERGY TX300 S8 OS(サーバ) Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard ハードウェア(クライアント) FUJITSU PC LIFEBOOK E741 OS(クライアント) Microsoft Windows 7 Professional Service Pack 1 Web ブラウザ(サーバ/クライアント) Internet Explorer 10.0 Remote Management Controller 7.02F (リモートマネジメントコントローラアップグレードを 適 用 済 ) ServerView Operations Manager 6.20.07 ServerView Agents 6.20.04 Java Runtime Environment 7 Update 21 本 資 料 を 利 用 するにあたっての 前 提 知 識 PC サーバに 関 する 一 般 的 な 知 識 Microsoft Windows Linux などの OS に 関 する 一 般 的 な 知 識 ネットワークに 関 する 一 般 的 な 知 識 ServerView Operations Manager の 基 礎 知 識 3

本 資 料 を 活 用 するにあたっての 留 意 事 項 本 資 料 は 2013 年 12 月 現 在 の 情 報 を 元 に 作 成 しています 最 新 の FUJITSU Software ServerView Suite の 情 報 については 各 製 品 のマニュアルを 参 照 してください FUJITSU Software ServerView Suite 情 報 サーバ 運 用 管 理 FUJITSU Software ServerView Suite: http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/svs/ マニュアル 情 報 FUJITSU Software ServerView Suite ServerBooks DVD マニュアル(ServerBooks): http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/manual/ 本 資 料 では ソフトウェア 名 称 などを 以 下 のように 略 称 で 呼 ぶことがあります 正 式 名 称 略 称 ServerView Operations Manager SVOM Remote Management Controller irmc 4

はじめに... 3 1. Remote Management Controllerとは... 6 2. Remote Management Controllerの 準 備... 7 2.1. Remote Management Controller の 設 定... 7 1) Server Configuration Manager を 使 用 した 設 定... 9 2) BIOS を 使 用 した 設 定... 12 3. 状 態 確 認 編... 14 3.1 サーバの 状 態 確 認... 14 1) ハードウェア 情 報 を 確 認 するには?... 16 2) 現 在 の 消 費 電 力 量 を 確 認 するには?... 21 3) 消 費 電 力 量 データをエクスポートするには?... 22 4) メールで 異 常 を 管 理 者 へ 通 知 するには?... 24 4. 電 源 電 力 制 御 編... 27 4.1 サーバの 電 源 電 力 制 御 やスケジュール 設 定... 27 1) 遠 隔 地 のサーバの 電 源 を 制 御 するには?... 29 2) 電 源 の 起 動 停 止 をスケジュール 化 するには?... 30 3) 消 費 電 力 を 制 限 するには?... 31 4) 日 々の 電 力 制 御 をスケジュール 化 するには?... 33 5. リモート 操 作 編... 34 5.1 管 理 コンソールからの 遠 隔 地 サーバの 制 御... 34 1) 離 れた 場 所 からサーバを 操 作 するには?... 36 2) ビデオリダイレクション(AVR) 画 面 を 録 画 するには?... 38 3) FDD/USB/DVD CD HDD ドライブを 遠 隔 地 のサーバで 利 用 するには?... 40 6. 免 責 事 項... 43 5

1. Remote Management Controller とは Remote Management Controllerは サーバのハードウェア 異 常 時 のトラブル 対 応 をする 場 合 や 通 常 時 のサーバの 状 態 確 認 をする 場 合 など PRIMERGYを 用 いたサーバ 管 理 を 助 け る 様 々な 機 能 を 持 っています Remote Management Controllerには 主 に 下 図 の 機 能 があります Remote Management Controllerの 主 要 機 能 状 態 確 認 電 源 電 力 制 御 リモート 操 作 ハードウェア 情 報 の 確 認 サーバのハードウェア 情 報 を 確 認 できます 電 源 電 力 制 御 機 能 遠 隔 地 からサーバの 電 源 制 御 や サーバの 省 電 力 設 定 電 力 制 限 の 設 定 が 可 能 です ビデオリダイレクション 遠 隔 地 のサーバコンソールを 手 元 で 操 作 可 能 です (GUI/CLI) 消 費 電 力 量 の 確 認 サーバの 消 費 電 力 について グラフ 表 示 や CSVデータへの 出 力 ができます 無 償 機 能 バーチャルメディア 手 元 の 端 末 のデバイスを 遠 隔 地 のサーバのものとして 使 用 で きます メール 通 知 機 能 有 償 機 能 サーバ 停 止 OSハングアップ 状 態 でも メールやSNMPトラッ プによる 異 常 通 知 が 可 能 です 6

2. Remote Management Controller の 準 備 Remote Management Controllerを 利 用 する 上 で 必 要 となる 設 定 手 順 を 説 明 します Remote Management Controllerは 本 体 背 面 の 専 用 LANポートを 使 用 します 2.1. Remote Management Controller の 設 定 Remote Management Controllerを 設 定 する 方 法 について 説 明 します Remote Management Controllerの 設 定 は 以 下 の2 通 りの 方 法 があります 1) Server Configuration Manager を 使 用 した 設 定 方 法 注 1 2) BIOS を 使 用 した 設 定 方 法 注 2 注 1 : 管 理 対 象 サーバに ServerView Agentsをインストールしておく 必 要 があります 注 2 :IPv4アドレスをBIOSセットアップユーティリティで 設 定 します (BIOSセットアップユーティリティではIPv6アドレスの 設 定 はできません) Remote Management Controllerは 設 定 が 簡 単 irmc 専 用 LANポートにケーブルを 接 続 GUI 操 作 で 簡 単 に 設 定 できます Server Configration Manager BIOS 操 作 でも 設 定 できます 完 了 irmc 専 用 LAN ポート( 注 ) BIOSセットアップユーティリティ STEP1:ケーブル 接 続 STEP2:ネットワーク 設 定 専 用 LANポートで 接 続 LANが 繋 がれば どこからでも 操 作 できます! LAN 管 理 対 象 サーバ 管 理 サーバ 注 ) 業 務 用 LANと 兼 用 できる 機 種 もあります 詳 しくは マニュアルをご 参 照 ください 7

本 書 のシナリオでは Remote Management Controller に 接 続 するために 必 要 となる 設 定 方 法 について 説 明 します ServerView Operations Manager の 管 理 コンソールから GUI で 簡 単 に Remote Management Controller を 設 定 したい ServerView Operations Manager からの 設 定 方 法 については 次 項 の 1) で 説 明 します ServerView Agents が 未 導 入 の 環 境 なので BIOS から Remote Management Controller の 設 定 がしたい BIOS を 利 用 した 設 定 方 法 については 次 項 の 2) で 説 明 します 8

1) Server Configuration Manager を 使 用 した 設 定 1. LAN ケーブルをサーバの LAN 接 続 インターフェース に 接 続 します LAN ケーブルが 正 しいポート(レンチ 記 号 がついているポート)に 接 続 されていることを 確 認 してください ( 接 続 ポートはサーバによって 異 なります) 2. ServerView Operations Manager の 開 始 ウィンド ウから サーバの 設 定 を クリックします 3. サーバの 設 定 画 面 左 メ ニューより 該 当 のサーバ を 選 択 し 次 へ をクリッ クします 4. irmc LAN インターフェー ス をクリックして ネット ワーク 情 報 を 入 力 します ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します LAN 接 続 速 度 : 自 動 検 出 LAN ポート: 専 用 LAN ポート IPv4 有 効 : IPv6 有 効 : 選 択 しない DHCP 有 効 : 選 択 しない IP アドレス: 任 意 の IP アドレスを 設 定 サブネットマスク: 任 意 のサブネットマスクを 設 定 デフォルトゲートウェイ: 任 意 のデフォルトゲートウェイを 設 定 9

5. irmc ネットワークポー ト をクリックして 設 定 内 容 を 確 認 します ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します HTTP ポート:80 HTTPS ポート:443 Force HTTPS: 選 択 しない 6. irmc DNS 登 録 画 面 が 表 示 されるので 設 定 内 容 を 確 認 します Telnet 有 効 : 選 択 しない SSH ポート:22 Telnet ドロップアウト 時 間 ( 秒 ):600 ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します DHCP アドレスを DNS に 登 録 : DHCP による 完 全 修 飾 ドメイン 名 (FQDN)を DNS へ 登 録 : シリアル 番 号 を 付 加 する: ホスト 名 に irmc を 使 用 する: irmc 名 : irmc 文 字 列 を 付 加 する: 選 択 しない 10

7. irmc DNS サーバ をク リックして 設 定 内 容 を 確 認 します 入 力 および 確 認 が 完 了 した ら ページ 保 存 ボタンを クリックします irmc が 自 動 的 に 再 起 動 して 変 更 された 設 定 が 有 効 になりま す ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します DNS 有 効 : 8. 次 のいずれかの 手 順 で 接 続 を 確 認 します DHCP から DNS 構 成 を 取 得 する : Ping コマンドで irmc の IP アドレスを 投 入 します Web ブラウザで irmc に ログインします ユーザ 名 :admin(デフォルト) パスワード:admin(デフォルト) 11

2) BIOS を 使 用 した 設 定 1. LAN ケーブルをサーバの LAN 接 続 インターフェース に 接 続 します LAN ケーブルが 正 しいポート(レンチ 記 号 がついているポート)に 接 続 されていることを 確 認 してください ( 接 続 ポートはサーバによって 異 なります) 2. サーバを 起 動 し BIOS セットアップユーティリティを 起 動 します サーバの 起 動 時 に [F2]を 押 下 します 3. Server Mgnt メニューを 選 択 します 4. irmc LAN Parameters Configuration を 選 択 しま す 12

5. irmc LAN Parameters Configuration にて LAN インタフェースの 設 定 をし ます 完 了 したら 保 存 して 本 設 定 を 終 了 してください ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します Management LAN: Enabled Management LAN Port 注 1 : Management IP Configuration 注 2 : use static configuration IP Address: 管 理 するシステムの irmc の IP アドレスを 入 力 します Subnet Mask:サブネットマスクを 入 力 します Gateway Address:ゲートウェイを 入 力 します 注 1 : Management に 設 定 することを 推 奨 します 注 2 : 利 用 できる DHCP サーバがない 場 合 には DHCP オプションを 有 効 にしないでください 6. 次 のいずれかの 手 順 で 接 続 を 確 認 します Ping コマンドで irmc の IP アドレスを 投 入 します Web ブラウザで irmc に ログインします ユーザ 名 :admin(デフォルト) パスワード:admin(デフォルト) 13

3. 状 態 確 認 編 3.1 サーバの 状 態 確 認 Remote Management Controller を 利 用 したサーバの 状 態 確 認 は エージェントレス 運 用 でも 以 下 の 確 認 ができます 1) ファン 温 度 センサ 電 圧 センサ 電 源 ユニットなどのサーバコンポーネントのステー タスを 簡 単 に 確 認 できます 2) サーバの 消 費 電 力 をグラフ 表 示 できます 3) 異 常 発 生 をメールで 確 認 できます 遠 隔 地 にあるサーバのファンなどで 異 常 が 発 生 した 場 合 にメールで 通 知 します サーバのエージェントレス 監 視 エージェントレスで 監 視 したい そのような 時 は Remote Management Controller フリーOSには 入 れられない システムに 余 計 なものは 入 れたくない irmc ハードウェアの 機 能 で 監 視 をするので エージェントがなく ても 大 丈 夫 でも 監 視 は 必 要 14

本 章 のシナリオでは サーバの OS がフリーOS の 場 合 でも エージェントレスでサーバを 監 視 することを 想 定 した 設 定 方 法 について 説 明 します システムのヘルスチェックを 行 いたいが コンポーネントの 確 認 方 法 が 分 からない 各 コンポーネントの 稼 働 状 態 を 確 認 する 方 法 については 次 項 の 1-1) ~ 1-5) で 説 明 します 1-1) ファンのステータスの 確 認 方 法 1-2) 温 度 センサのステータスの 確 認 方 法 1-3) 電 圧 センサのステータスの 確 認 方 法 1-4) 電 源 ユニットのステータス 確 認 方 法 1-5) サーバコンポーネントのステータス 確 認 方 法 会 社 の 消 費 電 力 見 直 しに 伴 い サーバの 消 費 電 力 を 確 認 したい サーバの 消 費 電 力 を 確 認 する 方 法 については 次 項 の 2) で 説 明 します ユーザへの 報 告 のため 消 費 電 力 のデータをエクスポートして 表 計 算 ソフトなど で 編 集 できるようにしたい 消 費 電 力 量 データの CSV 形 式 へのエクスポート 方 法 については 次 項 の 3) で 説 明 します エージェントが 未 導 入 でも 通 知 を 受 けられるようにしたい Remote Management Controller の 4) で 説 明 します からメール 通 知 を 行 う 方 法 については 次 項 15

1) ハードウェア 情 報 を 確 認 するには? サーバに 搭 載 されているコンポーネントの 状 態 を 確 認 する 方 法 について 説 明 します 1-1) ファンのステータスの 確 認 方 法 サーバ 本 体 に 搭 載 されているシステムファンの 状 態 を 確 認 します 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの センサ - ファン をクリックします 2. システムファン の 状 態 を 確 認 できます 注 上 記 赤 枠 内 に 出 力 されている 状 態 アイコンの 内 容 は 以 下 の 通 りです 測 定 値 は 稼 動 時 の 正 常 な 値 の 範 囲 内 にあります 測 定 値 は 警 告 のしきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は まだ 危 険 な 状 態 ではありません 測 定 値 は 致 命 的 しきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は 危 険 な 状 態 にある 可 能 性 があり データ 喪 失 の 危 険 があります 該 当 の 部 品 は 搭 載 されていません 注 : センサ 名 称 : 監 視 対 象 の 部 品 の 名 称 です 回 転 数 [RPM]: ファンの 回 転 数 を RPM(rotation per minute)で 表 示 します 回 転 率 [%]: ファンの 回 転 率 を 表 示 します 異 常 時 動 作 : - 継 続 稼 働 : すべてのファンが 故 障 してもサーバはシャットダウンされません - シャットダウン & 電 源 断 : 選 択 されたファンが 故 障 した 場 合 サーバはシャットダウンされ かつ 電 源 が 切 断 されます シャットダウン 待 ち 時 間 [ 秒 ]: ファンの 故 障 からシャットダウンまでの 時 間 です 状 態 : ファンの 状 態 が 表 示 されます CSS 対 象 : CSS(Customer Self Service) 機 能 のサポートの 有 無 です 16

1-2) 温 度 センサのステータスの 確 認 方 法 サーバ 本 体 に 搭 載 されている 温 度 センサの 状 態 を 確 認 します 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの センサ - 温 度 をクリックします 2. 温 度 センサ の 状 態 を 確 認 でき ます 注 上 記 赤 枠 内 に 出 力 されている 状 態 アイコンの 内 容 は 以 下 の 通 りです 測 定 値 は 稼 動 時 の 正 常 な 値 の 範 囲 内 にあります 測 定 値 は 警 告 のしきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は まだ 危 険 な 状 態 ではありません 測 定 値 は 致 命 的 しきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は 危 険 な 状 態 にある 可 能 性 があり データ 喪 失 の 危 険 があります 該 当 の 部 品 は 搭 載 されていません 注 : センサ 名 称 : 監 視 対 象 の 部 品 の 名 称 温 度 [ ]: 部 品 の 温 度 情 報 を 摂 氏 ( 華 氏 )で 表 示 します 警 告 レベル: 警 告 レベルの 温 度 ( 摂 氏 あるいは 華 氏 )を 表 示 します 危 険 レベル: 危 険 レベルの 温 度 ( 摂 氏 あるいは 華 氏 )を 表 示 します 異 常 時 動 作 : - 継 続 稼 働 : すべてのファンが 故 障 してもサーバはシャットダウンされません - シャットダウン & 電 源 断 : 選 択 されたファンが 故 障 した 場 合 サーバはシャットダウンされ かつ 電 源 が 切 断 されます 状 態 : 温 度 センサの 状 態 が 表 示 されます 17

1-3) 電 圧 センサのステータスの 確 認 方 法 サーバ 本 体 に 搭 載 されている 電 圧 センサの 状 態 を 確 認 します 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの センサ - 電 圧 をクリックします 2. 電 圧 センサ の 状 態 を 確 認 でき ます 注 上 記 赤 枠 内 に 出 力 されている 状 態 アイコンの 内 容 は 以 下 の 通 りです 測 定 値 は 稼 動 時 の 正 常 な 値 の 範 囲 内 にあります 測 定 値 は 警 告 のしきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は まだ 危 険 な 状 態 ではありません 測 定 値 は 致 命 的 しきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は 危 険 な 状 態 にある 可 能 性 があり データ 喪 失 の 危 険 があります 該 当 の 部 品 は 搭 載 されていません 注 : センサ 名 称 : 監 視 対 象 の 部 品 の 名 称 です 現 在 値 : 現 在 の 電 圧 (Volt)を 表 示 します 最 小 値 : 対 象 の 部 品 に 制 限 される 電 圧 の 最 小 値 を 表 示 します 最 大 値 : 対 象 の 部 品 に 制 限 される 電 圧 の 最 大 値 を 表 示 します 公 称 値 : 対 象 の 部 品 に 制 限 される 電 圧 の 基 準 値 を 表 示 します 単 位 : 最 小 / 最 大 / 公 称 値 の 単 位 を Volt で 表 示 します 状 態 : 電 圧 センサの 状 態 が 表 示 されます 18

1-4) 電 源 ユニットのステータス 確 認 方 法 サーバ 本 体 に 搭 載 されている 電 源 ユニットの 状 態 を 確 認 します 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの センサ - 電 源 装 置 個 別 情 報 を クリックします 2. 電 源 装 置 個 別 情 報 の 状 態 を 確 認 できます 注 上 記 赤 枠 内 に 出 力 されている 状 態 アイコンの 内 容 は 以 下 の 通 りです 測 定 値 は 稼 動 時 の 正 常 な 値 の 範 囲 内 にあります 測 定 値 は 警 告 のしきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は まだ 危 険 な 状 態 ではありません 測 定 値 は 致 命 的 しきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は 危 険 な 状 態 にある 可 能 性 があり データ 喪 失 の 危 険 があります 該 当 の 部 品 は 搭 載 されていません 注 : センサ 名 称 : 監 視 対 象 の 部 品 の 名 称 です 状 態 : 電 源 ユニットの 状 態 が 表 示 されます CSS 対 象 : CSS(Customer Self Service) 機 能 のサポートの 有 無 です 19

1-5) サーバコンポーネントのステータス 確 認 方 法 サーバ 監 視 対 象 の 部 品 の 状 態 を 確 認 します 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの センサ - コ ン ポ ー ネ ン ト を クリックします 2. サーバコンポーネント の 状 態 を 確 認 できます 注 上 記 赤 枠 内 に 出 力 されている 状 態 アイコンの 内 容 は 以 下 の 通 りです 測 定 値 は 稼 動 時 の 正 常 な 値 の 範 囲 内 にあります 測 定 値 は 警 告 のしきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は まだ 危 険 な 状 態 ではありません 測 定 値 は 致 命 的 しきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は 危 険 な 状 態 にある 可 能 性 があり データ 喪 失 の 危 険 があります 該 当 の 部 品 は 搭 載 されていません 注 : センサ 名 称 : 監 視 対 象 の 部 品 の 名 称 です センサ 種 類 ID: 部 品 をカテゴリ 別 で 表 示 します センサ 種 類 別 通 し 番 号 : センサの 種 類 ごとの 通 し 番 号 が 表 示 されます 信 号 状 態 : センサの 状 態 が 表 示 されます CSS 対 象 : CSS(Customer Self Service) 機 能 のサポートの 有 無 です LED 識 別 ボタン: LED を 搭 載 するコンポーネントを 識 別 します LED を 搭 載 していない 場 合 には No LED とグレー 表 示 されます 20

2) 現 在 の 消 費 電 力 量 を 確 認 するには? サーバ 本 体 搭 載 部 品 の 消 費 電 力 量 の 確 認 方 法 について 説 明 します 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの 電 力 制 御 - 現 在 の 消 費 電 力 をクリックし ます 2. 現 在 の 全 体 消 費 電 力 電 源 の 詳 細 情 報 消 費 電 力 詳 細 情 報 の 状 態 を 確 認 できます 注 上 記 赤 枠 内 に 出 力 されている 状 態 アイコンの 内 容 は 以 下 の 通 りです 測 定 値 は 稼 動 時 の 正 常 な 値 の 範 囲 内 にあります 測 定 値 は 警 告 のしきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は まだ 危 険 な 状 態 ではありません 測 定 値 は 致 命 的 しきい 値 を 超 えています システムの 稼 動 状 態 は 危 険 な 状 態 にある 可 能 性 があり データ 喪 失 の 危 険 があります 該 当 の 部 品 は 搭 載 されていません 注 : 現 在 の 全 体 消 費 電 力 :サーバの 消 費 電 力 量 の 現 在 値 最 小 値 最 大 値 平 均 値 が 表 示 されます 電 源 の 詳 細 情 報 : 搭 載 されている 電 源 ユニットが 出 力 する 電 力 量 が 表 示 されます 消 費 電 力 詳 細 情 報 : 搭 載 されている 部 品 単 位 の 消 費 電 力 量 が 表 示 されます 21

3) 消 費 電 力 量 データをエクスポートするには? サーバ 本 体 の 消 費 電 力 量 のデータをCSV 形 式 でエクスポートする 方 法 について 説 明 しま す 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの 電 力 制 御 - 消 費 電 力 履 歴 をクリック します 2. 消 費 電 力 モニタリング 履 歴 表 示 オプション でエクスポートす るための 抽 出 条 件 ( 消 費 電 力 監 視 単 位 消 費 電 力 表 示 期 間 )を 指 定 し 適 用 をクリックした 後 履 歴 の 保 存 をクリックしま す 注 ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します 消 費 電 力 監 視 単 位 :Watt 消 費 電 力 表 示 期 間 :5 年 注 : 消 費 電 力 モニタリング 履 歴 表 示 オプション:グラフの 表 示 や CSV 形 式 にエクスポートするための 電 力 単 位 (Watt/BTU/h)と グラフ 表 示 あるいは 保 存 期 間 (1h/12h/1 日 /1 週 間 /2 週 間 /1 ヶ 月 /1 年 /5 年 )が 選 択 できます 履 歴 の 保 存 : 消 費 電 力 情 報 を CSV 形 式 に 保 存 します 22

3. 保 存 をクリックします 4. CSV データの 保 存 場 所 ( 任 意 )を 指 定 して 保 存 をクリックしま す 5. 保 存 した CSV データを 実 行 して 指 定 期 間 内 のデータが 表 示 でき ていることを 確 認 します 23

4) メールで 異 常 を 管 理 者 へ 通 知 するには? 指 定 したアカウントへメールを 転 送 する 設 定 について 説 明 します 1. 送 信 元 情 報 を 設 定 します Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの 通 知 情 報 設 定 - E-mail 設 定 をクリックしま す 2. E-mail 送 信 設 定 で メール 送 信 設 定 をした 後 適 用 ボタ ンをクリックして 設 定 を 有 効 に します ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します E-mail での 警 告 送 信 を 有 効 にする: SMTP リトライ 回 数 (0-7): 3 SMTP リトライ 間 隔 (0-255): 30 SMTP 応 答 待 ち 時 間 :45 3. プライマリ SMTP サーバ およ び セカンダリ SMTP サーバ ( 存 在 する 場 合 )の 設 定 をします 入 力 後 適 用 ボタンをクリック して 設 定 を 有 効 にします ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します SMTP サーバ:0.0.0.0( 任 意 ) irmc のドメインネームサービス(DNS) を 利 用 できます IP アドレスの 代 わりに 具 体 的 な 名 前 を 使 用 できます SMTP ポート:25( 任 意 ) 認 証 タイプ:なし( 任 意 ) 24

4. E-mail 送 信 フォーマット で メール 送 信 情 報 を 設 定 した 後 適 用 ボタンをクリックして 設 定 を 有 効 にします 送 信 元 : irmc 送 信 元 の E-mail 題 名 : 通 知 メールの 題 名 注 1 メッセージ: メッセージの 内 容 注 2 管 理 者 名 : 管 理 者 の 名 前 注 3 管 理 者 電 話 番 号 : 電 話 番 号 注 4 国 コード: 注 5 顧 客 ID: 注 6 送 信 元 サーバ URL: サーバ URL 注 7 ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します 送 信 元 : MailFrom@domain.com 題 名 : FixedMailSubject メッセージ: FixedMailMessage 管 理 者 名 : ITS_UserInfo0 管 理 者 電 話 番 号 : ITS_UserInfo1 国 コード: (デフォルト 表 示 ) 顧 客 ID: (デフォルト 表 示 ) 送 信 元 サーバ: URL:http://www.server.com 注 1 注 2 : 送 信 先 E-mail 設 定 ( 後 述 )で 題 名 固 定 である 場 合 有 効 となります 注 3 注 4 : 送 信 先 E-mail 設 定 ( 後 述 )で ITS フォーマット である 場 合 有 効 となります 注 5 : ISO 3166 ISO 3166 alpha 2 に 基 づくアルファベット 2 文 字 の 国 コードです 注 6 : 顧 客 識 別 子 です 注 7 : 送 信 先 E-mail 設 定 ( 後 述 )で 標 準 メール である 場 合 有 効 となります 5. E-mail 送 信 先 を 設 定 します Remote Management Controller 画 面 左 メニューの ユーザ 管 理 - irmc S4 User をクリックします 25

6. ユーザ 情 報 に 登 録 されている E-mail を 更 新 します admin を 選 択 します 7. ユーザ 情 報 を 設 定 した 後 適 用 ボタンをクリックして 設 定 を 有 効 にします E-mail を 有 効 にする: E-mail の 通 知 可 否 を 指 定 Mail フォーマット 選 択 : E-mail フォーマット 指 定 優 先 Mail サーバ: 優 先 Mail サーバを 選 択 送 信 先 E-mail アドレス: 受 信 者 の Email アドレス 事 象 毎 の Mail 送 信 設 定 : システムイベントを 設 定 ここでは 以 下 の 通 り 設 定 します E-mail を 有 効 にする: Mail フォーマット 選 択 : 標 準 メール 優 先 Mail サーバ: 自 動 選 択 送 信 先 E-mail アドレス: User02@domain.com( 任 意 ) 事 象 毎 の Mail 送 信 設 定 : 以 下 の 通 り 設 定 - Fan Sensors: 警 告 以 上 - Temperature Sensors: 警 告 以 上 - Critical Hardware Errors: すべて 送 信 - System Hang: 危 険 以 上 - POST Errors: すべて 送 信 - Security: 警 告 以 上 - システム LED: なし - Disk Drivers & Controllers: 危 険 以 上 - Network Interface: 警 告 以 上 - Remote Management: 危 険 以 上 - System Power: 警 告 以 上 - Memory: 危 険 以 上 - Other: なし 26

4. 電 源 電 力 制 御 編 4.1 サーバの 電 源 電 力 制 御 やスケジュール 設 定 Remote Management Controller の 電 源 電 力 制 御 には 主 に 以 下 の 機 能 があります 電 源 制 御 機 能 電 源 投 入 や 切 断 などの 処 理 を 複 数 の 方 法 で 実 施 させる 機 能 電 源 スケジュール 機 能 電 源 の 投 入 時 間 や 切 断 時 間 をスケジュールで 制 御 する 機 能 電 力 スケジュール 機 能 繁 忙 日 には 性 能 優 先 閑 散 日 は 省 電 力 にするなど 消 費 電 力 量 をスケジュール で 制 御 する 機 能 電 源 電 力 制 御 遠 隔 地 にあるサーバを 再 起 動 を するために 管 理 者 を 配 置 する ことはできない 遠 隔 地 ON/OFF そんな 時 電 源 電 力 制 御 機 能 irmc 現 場 操 作 さらに 電 源 電 力 制 御 スケジュール 管 理 省 電 力 モード 27

本 章 のシナリオでは 離 れた 場 所 に 設 置 したサーバの 電 源 や 電 力 を 手 元 の 端 末 から 制 御 することで TCO を 削 減 することを 想 定 した 設 定 方 法 について 説 明 します 工 場 のサーバがハングアップした サーバの 再 起 動 で 対 処 したいが 担 当 者 が 不 在 であるため 遠 隔 地 からサーバを 再 起 動 したい 手 元 の 端 末 から 事 業 所 の 電 源 を 再 起 動 する 設 定 方 法 については 次 項 の 1) で 説 明 します サーバが 業 務 のない 夜 間 でも 稼 動 状 態 になっていた 無 駄 な 電 力 を 削 減 するた め 毎 日 のサーバの 電 源 投 入 を 6:00 切 断 を 23:45 にスケジュール 化 し たい サーバの 電 源 をスケジュール 管 理 する 方 法 については 次 項 の 2) で 説 明 します サーバの 消 費 電 力 量 を 制 限 して 節 電 対 策 がしたい サーバの 消 費 電 力 を 制 限 する 方 法 については 次 項 の 3) で 説 明 します システムの 夜 間 の 電 力 消 費 量 が 高 いため スケジュール 機 能 で 電 力 消 費 量 を 低 め に 制 限 したい 電 力 消 費 をスケジュールで 管 理 する 設 定 については 次 項 の 4) で 説 明 します 28

1) 遠 隔 地 のサーバの 電 源 を 制 御 するには? 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの 電 源 制 御 - Power On/Off をクリック します 2. 電 源 制 御 の 画 面 で 様 々な 電 源 制 御 ができます ここで パワーサイクル に チェックをして 適 用 を クリックすることでサーバが 再 起 動 します 注 注 : 電 源 投 入 : サーバの 電 源 を 投 入 します 電 源 切 断 : OS の 状 態 にかかわらず サーバの 電 源 を 切 断 し ます ハードリセット: OS の 状 態 にかかわらず サーバを 完 全 に 再 起 動 します NMI 発 行 : マスク 不 可 能 な 割 込 み(NMI)を 発 行 します 電 源 ボタンを 押 す: インストールされている OS と 設 定 されている 動 作 に 依 存 して 電 源 オフボタンを 短 く 押 して さまざまな 動 作 をトリガできます パワーサイクル: サーバの 電 源 が 完 全 に 切 断 され 設 定 した 時 間 の 経 過 後 再 び 投 入 されます この 時 間 は ASR&R オプション グループの パワー サイクル 間 隔 フィールドで 設 定 できます 電 源 切 断 (シャットダウン): OS をシャットダウンして 電 源 を 切 断 します (OS に ServerView Agents が 動 作 中 で irmc に 接 続 中 の 場 合 のみ 使 用 できます) リセット(シャットダウン): 正 常 にシャットダウンして 再 起 動 します (OS に ServerView Agents が 動 作 中 で irmc に 接 続 中 の 場 合 のみ 使 用 できます) 29

2) 電 源 の 起 動 停 止 をスケジュール 化 するには? 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの 電 源 制 御 - 電 源 制 御 オプション を クリックします 2. 曜 日 毎 に 電 源 投 入 時 刻 と 電 源 切 断 時 刻 を 入 力 し 適 用 をクリックします 30

3) 消 費 電 力 を 制 限 するには? 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの 電 力 制 御 - 電 力 制 御 オプション を クリックします 2. 電 力 制 御 の 項 目 で 右 図 のい ずれかの 項 目 を 選 択 して 適 用 をクリックします 注 注 : O/S によるコントロール: 消 費 電 力 は 管 理 対 象 サーバのオペレーティ ングシステムによって 制 御 されます 省 電 力 動 作 : irmc S4 は 最 小 消 費 電 力 を 達 成 するように サーバを 制 御 します この 場 合 サーバのパ フォーマンスは 常 に 理 想 的 であるとは 言 えま せん スケジュール: 管 理 対 象 サーバの 消 費 電 力 を 制 御 するために 使 用 する 詳 細 なスケジュールとモード(オペレー ティングシステムによる 制 御 ベストパフォーマ ンス 最 小 電 源 消 費 )を 指 定 します 電 力 制 限 : 指 定 した 最 大 消 費 電 力 で 稼 動 します ( 次 項 で 詳 細 を 説 明 します) 31

3. 前 項 で 電 力 制 限 の 項 目 を 選 択 して 適 用 をクリックした 場 合 赤 枠 内 の 入 力 画 面 が 追 加 されま す 必 要 な 情 報 を 入 力 して 適 用 を クリックします 注 注 : 電 力 制 限 : 最 大 消 費 電 力 量 を 入 力 します 電 源 調 整 のための 警 告 値 : 最 大 消 費 電 力 のパーセンテージでしきい 値 が 電 力 制 限 に 表 示 されます しきい 値 に 達 すると 電 力 制 限 到 達 時 の 動 作 で 定 義 した 動 作 が 実 行 されます 電 力 制 御 処 理 までの 許 容 時 間 : 電 力 制 限 のしきい 値 に 到 達 してから 電 力 制 限 到 達 時 の 動 作 が 実 行 されるまで の 待 機 時 間 ( 分 )です 電 力 制 限 到 達 時 の 動 作 : 電 力 制 限 に 到 達 し 待 機 時 間 が 経 過 したときの 動 作 を 選 択 します - 継 続 稼 動 : 動 作 は 行 われません - 電 源 切 断 (シャットダウン):OS をシャット ダウンし 電 源 を 切 断 します (ServerView Agents が 導 入 されているサーバ 対 して 本 指 定 を した 場 合 のみ 有 効 ) - 電 源 切 断 :オペレーティングシステムの 状 態 に かかわらず サーバの 電 源 を 切 断 します 動 的 な 電 力 制 御 を 有 効 にする: 電 力 制 限 を 動 的 に 制 御 します 32

4) 日 々の 電 力 制 御 をスケジュール 化 するには? 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの 電 力 制 御 - 電 力 制 御 オプション を クリックします 2. 電 力 制 御 オプション の 項 目 で スケジュール に 変 更 して 適 用 をクリックします 3. 電 力 制 御 スケジュール に 画 面 が 遷 移 します 各 曜 日 に 電 力 のモードと 開 始 時 間 を 入 力 して 適 用 を クリックします 注 注 : O/S によるコントロール: 消 費 電 力 は 管 理 対 象 サーバのオペレーティ ングシステムによって 制 御 されます 電 力 制 限 : 電 力 制 限 オプション グループが 表 示 されま す 省 電 力 動 作 irmc S4 は 最 小 消 費 電 力 を 達 成 するように サーバを 制 御 します この 場 合 サーバのパ フォーマンスは 常 に 理 想 的 であるとは 言 えま せん 33

5. リモート 操 作 編 5.1 管 理 コンソールからの 遠 隔 地 サーバの 制 御 Remote Management Controller を 利 用 したサーバのリモート 操 作 では 主 に 以 下 の 機 能 があります コンソールリダイレクション 機 能 遠 隔 地 にあるサーバを 管 理 コンソールから 操 作 する 機 能 バーチャルメディア 機 能 手 元 の 端 末 の CD/DVD-ROM/HDD ドライブやフロッピーディスクドライブ(FDD) USB メモリを 遠 隔 地 のサーバのデバイスとして 扱 う 機 能 遠 隔 地 のサーバメンテナンス 遠 隔 地 のサーバを メンテナンスしたい そのような 時 は ビデオリダイレクション /バーチャルメディア メンテナンスの 都 度 現 場 に 行 くのは 時 間 と お 金 がかかって 困 る 遠 隔 地 から インストール ができる 手 元 のPCから サーバの 画 面 を 操 作 ができる irmc 34

本 章 では 遠 隔 地 のサーバを 管 理 するというシナリオを 想 定 し 手 元 の 端 末 から GUI で 操 作 する 方 法 について 説 明 します 遠 隔 地 にあるサーバを 操 作 したいが 現 地 には 専 門 の 管 理 者 が 配 置 されていないた め 手 元 の 管 理 コンソールから 直 接 操 作 したい 操 作 手 順 を 記 録 し 操 作 後 の 手 順 確 認 や 情 報 共 有 に 役 立 てたい リモートマネジメントコントローラアップグレードのビデオリダイレクション 機 能 を 利 用 した 接 続 手 順 については 次 項 の 1) 操 作 手 順 の 記 録 方 法 については 次 項 の 2) で 説 明 します 遠 隔 地 にあるサーバに 接 続 してメンテナンスしたいが 現 地 に 専 門 の 管 理 者 が 不 在 のため 手 元 の 端 末 の DVD-ROM を 直 接 操 作 したい リモートマネジメントコントローラアップグレードのバーチャルメディア 機 能 を 使 っ て 手 元 の 端 末 の DVD-ROM ドライブを 遠 隔 地 のサーバで 使 用 する 方 法 については 次 項 の 3) で 説 明 します 35

1) 離 れた 場 所 からサーバを 操 作 するには? 離 れた 場 所 のサーバを 簡 単 にGUIで 操 作 遠 隔 地 のサーバのメンテナンスが 可 能! 販 売 管 理 サーバ 生 産 管 理 サーバ 管 理 者 端 末 に 複 数 の サーバコンソールを 表 示 LAN LAN LAN 生 産 管 理 サーバ 顧 客 管 理 サーバ BIOS 画 面 販 売 管 理 サーバ 顧 客 管 理 サーバ コンソール 画 面 経 理 サーバ コンソール 画 面 管 理 者 端 末 1. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの コンソール リダイレクション - ビデオ リダイレクション をクリック します 2. 既 定 のマウスモードから Absolute Mouse Mode を 選 択 します 36

3. ビデオリダイレクションの 開 始 をクリックします 4. Java アプレットの 開 始 の 後 ビデオリダイレクションの ログイン 画 面 が 表 示 されます オプション をクリックしま す 5. GUI 言 語 から JA- 日 本 語 を 選 択 します 6. ロ グ イ ン す る に は Ctrl+Alt+Del を 押 して ください と 表 示 されたら AVR ウィンドウの AVR ツールバー の ホットキー のアイコンから Ctrl+Alt+Del を 選 択 します 7. 画 面 のアイコンをクリックし 任 意 のパスワードを 入 力 してログ インします 37

2) ビデオリダイレクション(AVR) 画 面 を 録 画 するには? ビデオリダイレクション(AVR) 画 面 の 録 画 操 作 手 順 を 簡 単 に 録 画! 販 売 管 理 サーバ 生 産 管 理 サーバ 各 サーバコンソールの 操 作 手 順 を 録 画 し ファイルに 保 存 生 産 管 理 サーバ LAN LAN LAN 販 売 管 理 サーバ 管 理 者 端 末 1. AVR ツールバー の ビデオ 録 画 のアイコンを 選 択 します 2. 録 画 時 間 ( 秒 )と 録 画 ファイルを 保 存 するディレクトリを 指 定 し [OK]をクリックします 録 画 が 開 始 されます 38

3. 録 画 中 は AVR ツールバー の 右 上 に 録 画 進 行 中 と 表 示 され ます 録 画 を 停 止 する 際 は 再 度 AVR ツールバー の ビデオ 録 画 のアイコンを 選 択 します AVR ツールバー の 右 上 に ビデオファイル 作 成 中 と 表 示 され その 後 ビデオ 録 画 完 了 画 面 が 表 示 されるので [OK] をクリックし 終 了 します 録 画 ファイルは 2.で 指 定 した ディレクトリに 作 成 されます 39

3) FDD/USB/DVD CD HDD ドライブを 遠 隔 地 のサーバで 利 用 するには? 手 元 のメディアを 遠 隔 地 で 利 用 遠 隔 地 からCD/DVD-ROM/HDD USBメモリ フロッピーディスクの 利 用 が 可 能! クライアント 端 末 の デバイスをマウント! CD/DVD-ROMドライブ HDDドライブ ISOイメージ FDD irmc 搭 載 マウント 要 求 USBメモリ クライアント 端 末 LAN LAN マウント 注 )サーバの 実 ローカルデバイスと 比 べて 読 み 込 み 速 度 は 低 下 します 1. バーチャルメディア - メディアオプション をクリッ クします 各 デバイスの デバイス 数 を 設 定 し リモートイメージ マウントを 有 効 にする にチェッ クを 入 れます 適 用 をクリックします 40

2. Remote Management Controller 画 面 にログインし 左 メニューの コンソール リダイレクション - ビデオ リダイレクション をクリック します ビデオリダイレクションの 開 始 をクリックします 3. irmc の AVR ウィンドウの AVR ツールバー から ストレージメディアのアイコン を 選 択 します 4. 仮 想 メディア 画 面 が 表 示 されます 画 面 には バーチャルメディアと して 使 用 可 能 なストレージ メディアが 表 示 されます 注 注 : フロッピーディスクドライブ および 光 学 ドライブ(CD/DVD-ROM)にストレージメディアが 挿 入 されて いれば コンテンツは 自 動 的 に 表 示 されます ストレージメディアが 挿 入 されていてもコンテンツが 自 動 的 に 表 示 されない 場 合 には ストレージメディ アはローカルのエクスプローラに 占 有 されていることが 考 えられます 5. 仮 想 メディア 画 面 で 使 用 する ストレージメディアにチェック を 入 れ 接 続 をクリック します 41

6. AVR ウィンドウの AVR ツール バー の ホットキー の アイコンから Ctrl+Alt+Del を 選 択 して OS にログインします 7. ログイン 後 エクスプローラ を 起 動 して 接 続 したドライブが 表 示 されていることを 確 認 します 42

6. 免 責 事 項 免 責 事 項 著 作 権 商 標 権 その 他 の 知 的 財 産 権 について 本 資 料 は 著 作 権 商 標 権 その 他 の 知 的 財 産 権 で 保 護 されています 個 人 的 に 使 用 する 範 囲 で 本 書 をプリントアウトまたはダウンロードできます ただし これ 以 外 の 利 用 ( 資 料 の 改 変 御 自 分 のページへの 再 利 用 や 他 のサーバへのアップロードなど)については 当 社 または 権 利 者 の 許 諾 が 必 要 となります 保 証 の 制 限 本 資 料 について 当 社 は その 正 確 性 商 品 性 御 利 用 目 的 への 適 合 性 等 に 関 して 保 証 す るものではなく その 御 利 用 により 生 じた 損 害 について 当 社 は 法 律 上 のいかなる 責 任 も 負 いかねます 本 書 は 予 告 なく 変 更 廃 止 されることがあります 商 標 登 記 について Microsoft Windows Windows Server は 米 国 Microsoft Corporation の 米 国 およびその 他 の 国 における 登 録 商 標 です Linux は Linus Torvalds 氏 の 米 国 およびその 他 の 国 における 登 録 商 標 あるいは 商 標 です 記 載 されている 会 社 名 製 品 名 等 の 固 有 名 詞 は 各 社 の 商 号 登 録 商 標 または 商 標 です その 他 本 資 料 に 記 載 されている 会 社 名 システム 名 製 品 名 などには 必 ずしも 商 標 表 示 を 付 記 しておりません PC サーバ FUJITSU Server PRIMERGY Web ページ: http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/ サーバ 運 用 管 理 FUJITSU Software ServerView Suite: http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/svs/ 43