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4.2.5.トラブルシューティング(USB-COM) 35 4.3.RS-232C...36 4.3.1. 基 本 情 報 (RS-232C) 37 4.3.2. 転 送 速 度 37 4.3.3.キャラクタフォーマット 38 4.3.4.ハンドシェイク 39 4.3.5.キャラクタ 間 ディレイ(RS-232C) 44 4.3.6.トラブルシューティング(RS-232C) 44 4.4. 共 通 設 定...45 4.4.1.データバッファモード 45 5. 読 み 取 りシンボル...46 5.1. 読 み 取 りシンボル 指 定...47 5.1.1.1 次 元 コード 47 5.1.2.GS1 Databar 48 5.1.3.コンポジットコード 48 5.1.4.2 次 元 コード 49 5.1.5.その 他 のオプション 49 5.2.シンボル 別 のオプション...50 5.2.1.GS1 変 換 50 5.2.2.UPC-A, UPC-E 51 5.2.3.EAN-13, EAN-8 51 5.2.4.Code 39 52 5.2.5.Codabar (NW-7) 52 5.2.6.2of 5, S-Code 53 5.2.7.Code 128 53 5.2.8.IATA 53 5.2.9.MSI/Plessey 53 5.2.10.UK/Plessey 54 5.2.11.Telepen 54 5.2.12.Code 11 54 5.2.13.Korean Postal Authority code 54 5.3. 桁 数 の 固 定...55 5.3.1. 選 択 コード 桁 数 の 固 定 最 小 桁 数 最 大 桁 数 55 5.3.2. 選 択 コードの 桁 固 定 最 小 桁 数 最 大 桁 数 設 定 コマンドリスト 56 5.3.3. 選 択 コードの 桁 固 定 最 小 桁 数 最 大 桁 数 設 定 メニューコマンドリスト 56 6. 文 字 列 オプション...57 6.1. 大 文 字 / 小 文 字 変 換...58 6.2.プリフィックス/サフィックス...59 6.2.1.プリフィックス/サフィックスの 設 定 方 法 60 6.2.2.プリフィックス/サフィックス 設 定 コマンド 61 6.2.3.プリフィックス/サフィックス 値 62 6.3.コードID コード 長 の 識 別...63 6.3.1.コード 識 別 63 6.3.2.コード 長 63 7.インジケータ...64 7.1.ブザー...65 7.1.1.ブザー 音 量 65 7.1.2.グッドリードブザー 65

7.1.3. 電 源 投 入 時 の 起 動 ブザー 66 7.1.4. 読 み 取 りタイムアウトブザー 66 7.1.5. 一 括 読 み 取 り 時 の 中 間 ブザー 66 7.2.ステータスLED...67 7.2.1.ステータスLED 点 灯 時 間 67 7.2.2.グッドリード 時 のステータスLEDの 反 転 67 7.3.バイブレータ...68 7.3.1.バイブレータ 振 動 強 度 68 7.3.2.グッドリードバイブレータ 68 7.3.3. 電 源 投 入 時 の 起 動 バイブレータ 68 7.3.4. 一 括 読 み 取 り 時 の 中 間 バイブレータ 68 7.4.マナーモード...69 7.5.インジケータ 全 般...70 7.5.1.インジケータタイミング 70 7.5.2.メニュー 設 定 時 のインジケータ 70 8. 読 み 取 り 動 作...71 8.1.マニュアルトリガ...72 8.1.1. 単 発 読 み/ 複 数 読 み 72 8.1.2.トリガリピート 73 8.1.3. 中 央 読 み 73 8.1.4. 読 み 取 り 延 長 時 間 74 8.2.オートトリガ...75 8.2.1. 検 知 モード 75 8.2.2. 検 知 感 度 76 8.2.3. 同 一 コード 二 度 読 み 防 止 時 間 76 8.2.4.オートトリガスリープモード 76 8.2.5.オートトリガスリープモード 時 の 検 知 間 隔 76 8.3.デコードの 詳 細...77 8.3.1.1 次 元 コードのデコードモード 77 8.3.2.コードサーチ 優 先 モード 77 8.3.3.クワイエットゾーン 78 8.3.4. 読 み 取 り 照 合 回 数 78 8.4. 照 明 エイミング...79 8.4.1. 読 み 取 り 照 明 79 8.4.2.エイミング 79 8.5. 読 み 取 り 媒 体...80 8.5.1. 連 結 コード 80 8.5.2. 白 黒 反 転 コード 80 8.5.3. 書 籍 コード 81 8.5.4. 一 括 読 み 取 り 設 定 82 9.データ 編 集 プログラミング...83 9.1.データ 編 集 プログラミング 設 定 の 概 要...83 9.2.データ 編 集 プログラミング 実 施 例...84 9.2.1.GS1のAIから 必 要 な 情 報 を 抽 出 する 84 9.2.2.GS1 二 段 ラベル 一 括 読 み 取 り 85 9.2.3. 複 数 ラベルから 必 要 な 情 報 を 出 力 する 86 9.2.4.カンマ 区 切 りのデータから 必 要 な 情 報 を 出 力 する 87 9.3.データ 編 集 プログラミング 設 定 方 法...88 9.3.1.コマンド 設 定 方 法 88

9.3.2.2 次 元 メニューコードによる 設 定 方 法 88 9.3.3.データ 編 集 プログラミングの 有 効 / 無 効 設 定 89 9.4.データ 編 集 プログラミングの 設 定 スクリプトの 出 力...90 9.5.データ 編 集 プログラミングの 仕 様...91 9.5.1. 切 り 取 り 書 式 92 9.5.2. 部 分 文 字 列 データベース 93 9.5.3. 貼 り 付 け 書 式 95 9.6. 切 り 取 りスクリプト 仕 様...96 9.6.1.コード 種 マッチ 構 文 96 9.6.2. 文 字 マッチ 構 文 97 9.6.3.アプリケーション 識 別 子 マッチ 構 文 98 9.6.4. 繰 り 返 し 構 文 99 9.6.5.グループ 化 構 文 100 9.6.6. 挿 入 除 外 構 文 101 9.6.7. 選 択 構 文 102 9.7. 貼 り 付 けスクリプト 仕 様... 103 9.8. 文 字 コード 設 定... 104 9.9.アプリケーション 識 別 子... 105 10. 画 像 撮 影 モード...106 10.1. 機 能 概 要...106 10.1.1. 画 像 の 加 工 設 定 を 表 示 106 10.1.2. 画 像 の 加 工 設 定 を 変 更 107 10.1.3. 画 像 を 撮 影 する 110 10.2. 動 作 フロー... 113 10.3. 出 力 プロトコル... 114 10.3.1.Image Information フォーマット 114 10.3.2. 出 力 イメージ 116 10.4.SDKを 使 用 する 方 法... 116 10.5. 特 記 事 項...116 11. 付 録...117 11.1.Code ID 表...118 11.1.1.OPTICON Code ID プリフィックス/サフィックス 値 118 11.1.2.AIM/ISO15424 コードID プリフィックス/サフィックス 値 119 11.1.3.コードオプション AIM/ISO15424 コードID プリフィックス/サフィックス 値 119 11.2.OPI-3601 仕 様 概 要...122 11.2.1.OPI-3601 共 通 仕 様 概 要 122 11.2.2.OPI-3601 読 み 取 り 特 性 124 11.2.3.OPI-3601-HD 読 み 取 り 特 性 125 11.2.4.OPI-3601 撮 像 範 囲 126 11.2.5.OPI-3601 外 観 図 126 11.3.サンプルコード...127

1. 概 要 OPI-3601 は バーコード 及 び 2 次 元 コードを 高 速 に 読 み 取 ることができる イメージャスキャナ( 以 下 ス キャナ)です 1.1. スキャナの 特 徴 スキャナは, 以 下 の 特 徴 をもちます 読 み 取 りスピード ストレスを 感 じない 圧 倒 的 な 読 み 取 りスピードを 実 現 手 ブレ 時 や 暗 所 でも 通 常 と 変 わらない 読 み 取 りレス ポンスを 実 現 しました コンパクトな 筐 体 2 次 元 スキャナでありながら 超 コンパクトサイズかつ 軽 量 化 (85g)を 実 現 しました コンパクトなデザインなため 導 入 を 容 易 にし 作 業 者 の 負 担 を 軽 減 させます オートトリガ 移 動 体 読 み 取 り スキャナを 別 売 スタンドに 置 くことで 自 動 的 にオートトリガモードに 移 行 します 移 動 しているターゲットを 自 動 検 知 し 瞬 時 に 読 み 取 ることが 可 能 です シャープなエイミング シャープな 緑 色 LED シングルラインエイミングにより 高 視 認 性 安 全 性 長 寿 命 を 実 現 しました また エイミングにより 読 み 取 り 可 能 な 幅 が 認 識 でき GS1-128 のような 幅 広 コードも 読 み 取 り 位 置 を 容 易 に 認 識 できます 直 接 漢 字 出 力 USB-HID Wedge PS/2 インターフェースで 最 大 4000 文 字 の 漢 字 およびカタカナ 出 力 に 対 応 しました 従 来 は 専 用 のツールが 必 要 でしたが 本 スキャナは 直 接 出 力 可 能 なため 導 入 が 容 易 になります 読 み 取 り 編 集 機 能 データ 編 集 プログラミング 機 能 により 最 大 16 コードを 複 数 の 画 像 を 利 用 し 一 括 読 み 取 り 可 能 になり ました また GS1 フォーマットなどの 出 力 編 集 処 理 も 容 易 に 設 定 可 能 になります 抗 菌 筐 体 アルコール 拭 き 取 りが 可 能 な 特 殊 抗 菌 仕 様 により 医 療 や 小 売 向 けにも 安 心 してご 使 用 いただけます バイブレーション スキャナは オプション 機 能 としてバイブレーションが 搭 載 可 能 です 手 のひらで 読 み 取 りを 認 識 できるため 医 療 や 生 産 現 場 向 けにも 安 心 してご 使 用 いただけます また インジケータ 方 式 を トリガ 長 押 しで 変 更 可 能 な マナーモード 機 能 も 搭 載 しています 設 定 ツール スキャナは 設 定 ツール Universal Menu Tool 2D が 用 意 されており 導 入 が 容 易 になります RoHS 対 応 本 機 は RoHS 対 応 製 品 です 1

1.2. 導 入 までの 流 れ 一 般 的 な 導 入 までの 流 れを 記 載 します 事 前 に 技 術 的 な 導 入 検 討 を 行 います スキャナの 説 明 (2. 参 照 ) OPI-3601 仕 様 概 要 (13.2. 参 照 ) 1.スキャナ 検 討 選 定 通 信 171209013051210ABCD1234 0113579246801237 読 み 取 りコード 0115012345678907171209013051210IJKL8901 2.ツールダウンロード 運 用 に 向 けて 必 要 なツールをホームページからダウンロードします 設 定 画 像 取 得 通 信 確 認 Universal Menu Tool 2D USB-COMの 場 合 USB Driver HID 漢 字 出 力 ( 必 要 な 場 合 ) MOST 運 用 で 画 像 を 取 得 する 場 合 SDK 3. 設 定 とテスト 実 際 の 環 境 で 運 用 に 向 けた 最 適 な 設 定 を 評 価 し 読 み 取 りテストを 行 います 機 能 の 設 定 / 保 存 方 法 (3. 参 照 ) インターフェース (4. 参 照 ) 読 み 取 りシンボル (5. 参 照 ) 文 字 列 オプション (6. 参 照 ) インジケータ (7. 参 照 ) 読 み 取 り 動 作 (8. 参 照 ) データ 編 集 (9. 参 照 ) 4. 設 定 メニュー 作 成 運 用 に 最 適 な2 次 元 コードメニューを 作 成 します 2 次 元 コードメニュー (3.2. 参 照 ) 導 入 2

2. スキャナの 説 明 本 章 では スキャナについて 説 明 するものです 本 章 では 以 下 の 説 明 をします 2.1 スキャナ 型 式 2.2 各 部 機 能 と 名 称 2.3 ホスト 接 続 方 法 2.4 読 み 取 り 方 法 2.5 付 属 品 2.6 オプション 3

2.1. スキャナ 型 式 スキャナの 型 式 について 下 記 に 示 します OPI - 3601 - - USB - AM - V 1フォーカス 2インターフェース 3 抗 菌 仕 様 4バイブレーション 1 スキャナフォーカス 距 離 記 号 説 明 無 記 入 標 準 読 み 取 りフォーカス (フォーカス 距 離 : 約 105mm) HD 高 分 解 能 読 み 取 りフォーカス (フォーカス 距 離 : 約 45mm) HD は High Density の 略 語 です 2 インターフェース スキャナは 4 種 類 のインターフェースの 中 から 選 択 します 記 号 説 明 USB USB-HID インターフェース USB-COM USB-COM インターフェース RS232C RS-232C インターフェース Wedge PS/2 Wedge PS/2 インターフェース 3 抗 菌 仕 様 スキャナは 筐 体 が 抗 菌 仕 様 となります 記 号 説 明 AM スキャナの 筐 体 が 抗 菌 仕 様 であることを 示 します AM は AntiMicrobial の 略 語 です 4 バイブレーション バイブレーション 機 能 搭 載 を 選 択 できます 記 号 説 明 無 記 入 スキャナのバイブレーション 機 能 なし V スキャナのバイブレーション 機 能 有 り V は Vibrator の 略 語 です 型 式 によっては 数 量 などにより 案 件 対 応 になる 場 合 があります 弊 社 営 業 に 問 い 合 わせください 4

2.2. 各 部 機 能 と 名 称 スキャナの 各 部 機 能 と 名 称 を 以 下 に 示 します 3 4 2 1 1トリガキー このキーを 引 くと 読 み 取 り 窓 より 撮 像 および LED 照 明 を 開 始 し バーコードの 読 み 取 りを 行 います 2 読 み 取 り 窓 読 み 取 り 撮 像 範 囲 LED 照 明 およびエイミングの 光 路 です 汚 れ 等 がない 状 態 で 読 み 取 りを 行 ってください 3ステータス LED ステータスを 色 により 表 示 します ( 詳 細 は 7.2. 参 照 ) 色 点 灯 タイミング 緑 読 み 取 り 成 功 時 無 効 メニュー 読 み 取 り 時 赤 データ 送 信 エラー 時 4ブザー 音 孔 内 蔵 しているブザーの 音 を 外 部 に 伝 えるための 孔 です 塞 ぐとブザー 音 が 聞 こえなくなる 場 合 があります ブザー 音 はステータスにより 異 なります ブザー 音 の 有 / 無 音 量 の 大 / 小 ブザー 駆 動 時 間 の 長 / 短 トーンが 選 択 可 能 です ( 詳 細 は 7.1. 参 照 ) 5

2.3. ホスト 接 続 方 法 スキャナの 各 種 インターフェースのホストとの 接 続 方 法 について 以 下 に 示 します インターフェース 設 定 の 詳 細 は 4.インターフェース を 参 照 ください USB-HID/USB-COM インターフェース 接 続 図 RS-232C インターフェース 接 続 図 D-Sub 9pin 仕 様 信 号 名 ピン 番 号 備 考 Pin 配 置 図 シールド 1 TxD 2 RxD 3 ( NC ) 4 6 ピンと 接 続 GND 5 ( NC ) 6 4 ピンと 接 続 CTS 7 RTS 8 ( NC ) 9 無 接 続 RS-232Cインターフェースの 場 合 ACアダプタが 付 属 されています (2.5. 付 属 品 参 照 ) Wedge PS/2 インターフェース 接 続 図 Wedge PS/2インターフェースの 場 合 ACアダプタが 付 属 されています (2.5. 付 属 品 参 照 ) 6

2.4. 読 み 取 り 方 法 スキャナは 画 像 を 取 得 することで ターゲットコードを 読 み 取 ります トリガキーを 引 くことで 読 み 取 りを 開 始 します 通 常 スキャナの 先 端 から 約 80mm/45mm 付 近 で 緑 色 エイミングをガイドにして 読 み 取 りを 行 います スキャナ 撮 像 範 囲 (11.2.4. 参 照 ) 読 み 取 り 基 準 距 離 標 準 モデル (11.2.2. 参 照 ) : 約 80mm 高 分 解 能 モデル : 約 45mm (11.2.3. 参 照 ) USB-COM およびUSB-HIDインターフェースは ホストと 接 続 していない 状 態 で 読 み 取 り 動 作 を 行 うと エラーブ ザー が 鳴 ります 7

2.5. 付 属 品 RS-232C および Wedge PS/2 は 専 用 AC アダプタが 付 属 品 として 同 梱 されています AC プラグ 部 は 取 替 え 式 で 各 国 のプラグ 形 状 に 対 応 することが 可 能 です 項 目 仕 様 型 名 SFP0602000P-PSE 外 形 寸 法 47.5 (W) 28.0 (D) 75.0 (H) mm DC 出 力 ケーブル 長 1.8 m 入 力 仕 様 電 圧 範 囲 AC 90 ~ 265V 供 給 電 流 0.5A 出 力 仕 様 電 圧 範 囲 5.7 ~ 6.3V 最 大 電 流 2A Max 温 度 動 作 0 ~ 40 AC アダプタ 外 観 図 DC ジャックの 極 性 はセンターがホットとなります 8

2.6. オプション スキャナ 以 外 に 下 記 のオプションがあります 置 き 台 (STD-4101) スキャナの 置 き 台 として 利 用 します 寸 法 :85mm(W) 75mm(D) 70.5mm(H) スタンド (STD-3601) スタンドは 読 み 取 り 媒 体 をかざして 読 み 取 る 場 合 に 使 用 します スキャナをスタンドに 置 くと 自 動 的 にオートトリガモードに 移 行 します スタンド 検 知 は 初 期 設 定 は 無 効 ですので 設 定 を 行 う 必 要 があります (8.2.オートトリガ 参 照 ) 寸 法 :106mm(W) 146mm(D) 296mm(H) Max 9

3. 機 能 の 設 定 / 保 存 方 法 本 章 では スキャナの 設 定 と 保 存 方 法 について 詳 細 を 説 明 するものです 本 章 では 以 下 の 説 明 をします 3.1 メニューバーコードによる 方 法 3.2 2 次 元 コードメニューによる 方 法 3.3 シリアル 通 信 による 方 法 3.4 初 期 設 定 と 設 定 保 存 3.5 基 本 コマンド 10

3.1. メニューバーコードによる 方 法 メニューバーコードを 読 み 取 ることにより 機 能 の 設 定 を 行 います メニューバーコードは 弊 社 指 定 のフォントをインストールすることで 表 示 できます また 設 定 などに 依 存 せず 読 み 取 り 可 能 なメニューです 原 則 として 以 下 のメニューバーコードを 上 から 順 番 に 読 み 取 ります (1) 開 始 メニューラベル(ZZ)を 読 み 取 ります スキャナは メニューモードとなります (2) 設 定 したい 項 目 を 選 択 し そのメニューラベルを 読 み 取 ります 設 定 したい 項 目 が 複 数 ある 場 合 は 連 続 して 読 み 取 ることが 可 能 です (3) 最 後 に 終 了 メニューラベル(ZZ)を 読 み 取 ります メニューモード 間 に 読 み 取 られたラベルの 全 設 定 を 不 揮 発 性 メモリに 記 憶 します メニューバーコードは 英 数 字 2~5 桁 のIDで 識 別 することができます メニューバーコードは 弊 社 専 用 の 特 殊 エンコード 仕 様 です 実 運 用 上 の 読 み 取 りラベルとの 混 同 はありません メニューバーコードの 例 カスタム 初 期 設 定 に 戻 し 電 源 投 入 時 の 起 動 ブザーを 無 効 にする 場 合 (7.1.3. 参 照 ) メニューコマンド メニュー 内 容 メニューバーコード ZZ メニューモード 開 始 / 終 了 _ZZ_ BAP カスタム 初 期 設 定 に 戻 す _BAP_ GD 電 源 投 入 時 の 起 動 ブザー を 無 効 にする _GD_ ZZ メニューモード 開 始 / 終 了 _ZZ_ 11

各 種 設 定 の 中 には 数 値 によって 設 定 可 能 な 項 目 もあります メニューバーコード 数 値 設 定 の 例 グッドリードブザーの 周 波 数 を3500Hzにする(7.1.2. 参 照 ) メニューコマンド メニュー 内 容 メニューバーコード ZZ メニューモード 開 始 / 終 了 _ZZ_ DF0 ブザートーン( 周 波 数 ) _DF0_ Q3 数 値 3 _Q3_ Q5 数 値 5 _Q5_ Q0 数 値 0 _Q0_ Q0 数 値 0 _Q0_ ZZ メニューモード 開 始 / 終 了 _ZZ_ 12

3.2. 2 次 元 コードメニューによる 方 法 2 次 元 コードメニューは 複 数 の 設 定 を 同 一 のコードに 入 れることが 可 能 です 下 記 のデータフォーマットを 直 接 2 次 元 コードのデータに 入 力 し スキャナでその2 次 元 コードを 読 み 取 ることで 設 定 が 可 能 になります データフォーマット: @MENU_OPTO@ZZ@ 設 定 コマンド1@ 設 定 コマンド2@ZZ@OTPO_UNEM@ @MENU_OPTO (スタートキー) @ (セパレータ) ZZ ( 開 始 キー) @ (セパレータ) これは 複 数 セット 可 能 です 任 意 のコマンド1つ ( 例 U2) @ (セパレータ) ZZ ( 終 了 キー) @ (セパレータ) OTPO_UNEM@ (ストップキー) 桁 固 定 オプション(5.3 参 照 )は 桁 固 定 メニュー 読 み 取 り 後 必 要 な 長 さを 持 つバーコードを 読 ませなくてはならないため 2 次 元 コードメニューでは 設 定 できません このような 特 殊 なメニューは 他 にもありますので このような 場 合 はメニューバーコード(3.1 参 照 )を 使 用 してください データ 編 集 プログラミング の2 次 元 コードメニューは フォーマットが 異 なります 詳 細 は(9.3.2.)を 参 照 ください 2 次 元 コードメニューは 通 常 使 用 されている2 次 元 コード(PDF417 QRコード 等 )をそのまま 使 用 できます 2 次 元 コードメニューは Universal Menu Tool 2D により 作 成 できます プリント 下 記 の 弊 社 ホームページから Universal Menu Tool 2D をダウンロードし 付 属 のドキュメントに 従 って 適 切 にイ ンストールしてください http://www.opto.co.jp/ 使 用 方 法 は ツール 中 の ヘルプ を 参 照 します 13

2 次 元 コードメニューの 例 カスタム 初 期 設 定 にする 場 合 (BAP) メニューコマンド メニュー 内 容 2 次 元 コードメニュー BAP カスタム 初 期 設 定 に 戻 す @MENU_OPTO@ZZ@BAP@ZZ@OTPO_UNEM@ 2 次 元 コード 複 数 メニューの 例 カスタム 初 期 設 定 に 戻 し 電 源 投 入 時 の 起 動 ブザーを 無 効 にする (BAP)(GD) メニューコマンド メニュー 内 容 2 次 元 コードメニュー BAP カスタム 初 期 設 定 に 戻 す GD 電 源 投 入 時 の 起 動 ブザー を 無 効 にする @MENU_OPTO@ZZ@BAP@GD@ZZ@OTPO_UNEM@ 2 次 元 コード 数 値 設 定 メニューの 例 グッドリードブザー 周 波 数 を3500Hzにする(7.1.2. 参 照 ) メニューコマンド メニュー 内 容 2 次 元 コードメニュー DF0 ブザートーン( 周 波 数 ) Q3 数 値 3 Q5 数 値 5 Q0 数 値 0 @MENU_OPTO@ZZ@DF0@Q3@Q5@Q0@Q0@ZZ@OTPO_UNEM@ Q0 数 値 0 14

2 次 元 コードメニューの 有 効 / 無 効 2 次 元 コードメニューの 有 効 / 無 効 は 下 記 のコマンドで 設 定 できます 2 次 元 コードメニューを 使 用 されない 場 合 は 無 効 設 定 にされることを 推 奨 します 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 D1Y 2 次 元 コードメニューを 有 効 にする 2 次 元 コードメニュー 有 効 / 無 効 D1Z 2 次 元 コードメニューを 無 効 にする メニューコマンド メニュー 内 容 メニューバーコード ZZ メニューモード 開 始 / 終 了 _ZZ_ D1Y 2 次 元 コードメニューを 有 効 にする _D1Y_ D1Z 2 次 元 コードメニューを 無 効 にする _D1Z_ ZZ メニューモード 開 始 / 終 了 _ZZ_ 15

3.3. シリアル 通 信 による 方 法 RS-232CおよびUSB-COMインターフェースでは コマンドをシリアル 経 由 で 送 信 することにより 機 能 の 設 定 を 行 えます コマンドのフォーマットは 次 のようになります 3.3.1. コマンドフォーマット コマンドは コマンドフォーマットで 定 義 されるヘッダからターミネータまでのパケット 単 位 で 実 行 します コマンドヘッダ 2 コマンド 1 コマンドターミネータ 2 <ESC> (0x0B) なし 1~2 桁 コマンド (ASCII) [ (0x5B) 3 桁 コマンド (ASCII) ] (0x5D) 4 桁 コマンド (ASCII) <CR> (0x0D) 1 シングルコマンド(1 桁 ) 以 外 のコマンドは 複 数 続 けて 送 信 してもかまいません 2 コマンドヘッダに<STX>(0x02) ターミネータに<ETX>(0x03)の 組 み 合 わせも 可 能 です 入 力 例 ) 1 桁 コマンドの 場 合 :<Esc> <CR> 2 桁 コマンドの 場 合 :<Esc> <CR> 3 桁 コマンドの 場 合 :<Esc>[ <CR> 4 桁 コマンドの 場 合 :<Esc>] <CR> 2 桁 と 3 桁 コマンドを 続 けて 送 信 する 場 合 :<Esc> [ <CR> 3.3.2. コマンド 使 用 時 の 留 意 点 連 続 して 複 数 のコマンドパケットを 送 信 する 場 合 最 初 のコマンドパケットの 実 行 中 は 次 のコマンドパケット の 受 信 はできません ハンドシェイク 設 定 をBUSY/READYまたはMODEMに 設 定 している 場 合 コマンド 実 行 中 はRTS 出 力 が BUSY 状 態 となりますのでこの 信 号 を 参 照 してタイミングを 取 る 事 を 推 奨 します コマンドで 設 定 した 機 能 項 目 は 保 存 コマンドを 送 信 しない 限 り 不 揮 発 性 メモリには 記 憶 されません スキャナの 電 源 をオフにした 時 点 で 解 除 され 再 び 電 源 が 投 入 された 場 合 は その 時 点 で 不 揮 発 性 メモリ に 記 憶 されている 設 定 状 態 となります コマンドで 設 定 した 項 目 を 不 揮 発 性 メモリに 記 憶 させたい 場 合 は Z2 コマンド(3.4.2. 参 照 )による 不 揮 発 性 メモリへの 書 き 込 みで 行 います コマンドパケットバッファの 最 大 サイズは 1000 文 字 です これ 以 上 送 信 された 場 合 は コマンドの 一 部 が 欠 落 して 実 行 されるなど 正 しく 実 行 できません 下 記 インターフェース 関 連 のコマンドによる 設 定 は 制 御 が 不 能 になる 恐 れがあるためすぐには 反 映 されま せん 不 揮 発 性 メモリへの 書 き 込 み Z2 後 はじめて 反 映 されます ボーレート 設 定 データ 長 /パリティ/ストップビット など コマンドによるメニュー 設 定 後 電 源 を 切 らずにメニューバーコードまたは2 次 元 コードメニューによる 設 定 (3.1 3.2 参 照 )を 行 うと コマンドで 設 定 した 項 目 も 不 揮 発 性 メモリに 記 憶 されます 16

3.4. 初 期 設 定 と 設 定 保 存 スキャナの 設 定 方 法 を 以 下 に 説 明 します < 設 定 値 書 き 込 み- 読 み 込 み 遷 移 図 > 設 定 の 保 存 設 定 の 読 み 込 み 現 状 の 設 定 値 を 不 揮 発 性 メモリ 領 域 に 書 き 込 みます BAQ メニュー ZZ コマンド Z2 現 在 動 作 中 の 設 定 値 設 定 保 存 可 能 領 域 起 動 時 の 設 定 設 定 保 存 可 能 領 域 カスタム 初 期 設 定 不 揮 発 性 メモリ 領 域 の 設 定 値 を 読 み 込 みます 電 源 Off/On ソフトウェアリセット BAP SU UB C01 U2 USB-HID Wedge PS/2 USB-COM RS-232C 出 荷 時 初 期 設 定 メニューバーコード 及 び2 次 元 コードメニューによる 設 定 は 必 ず 起 動 時 の 設 定 に 保 存 されます 現 在 動 作 中 の 設 定 値 現 在 動 作 する 有 効 な 設 定 値 ( 電 源 ON 時 から 新 たに 追 加 した 設 定 を 含 む) 起 動 時 の 設 定 電 源 起 動 時 に 読 み 込 まれる 設 定 値 カスタム 初 期 設 定 ユーザが 初 期 設 定 として 自 由 に 変 更 可 能 な 設 定 値 BAQ を 設 定 すると カスタム 初 期 設 定 が 現 在 動 作 中 の 設 定 値 に 上 書 きされますので 注 意 が 必 要 です 出 荷 時 初 期 設 定 初 期 設 定 は 本 仕 様 書 に 記 載 された 初 期 設 定 値 と 同 じです 3.4.1. 初 期 設 定 現 在 の 設 定 からカスタム 初 期 設 定 に 戻 すことが 可 能 です 使 用 中 のインターフェースに 対 応 したコマンドを 設 定 してください 項 目 コマンド インターフェース コマンド 説 明 備 考 SU USB-HID USB-HID を 出 荷 時 初 期 設 定 に 戻 す 出 荷 時 初 期 設 定 UB Wedge PS/2 WedgePS/2 を 出 荷 時 初 期 設 定 に 戻 す C01 USB-COM USB-COM を 出 荷 時 初 期 設 定 に 戻 す U2 RS-232C RS-232C を 出 荷 時 初 期 設 定 に 戻 す カスタム 初 期 設 定 BAP 共 通 カスタム 初 期 設 定 に 戻 す 3.4.2. 設 定 の 保 存 現 在 動 作 中 の 設 定 値 を 起 動 時 の 設 定 及 び カスタム 初 期 設 定 に 書 き 込 むことが 可 能 です 項 目 コマンド コマンド 説 明 備 考 Z2 現 状 の 設 定 値 を 起 動 時 の 設 定 に 書 き 込 む コマンドのみ 設 定 の 保 存 BAQ 現 状 の 設 定 値 をカスタム 初 期 設 定 に 書 き 込 む ファームウェアをアップデートした 場 合 起 動 時 の 設 定 及 び カスタム 初 期 設 定 は 初 期 化 されます コマンドによっては 通 信 速 度 (ボーレート) 設 定 のように Z2 を 送 信 して 初 めて 反 映 されるコマンドもあります 17

3.5. 基 本 コマンド スキャナの 基 本 コマンドを 以 下 に 示 します 3.5.1. コマンドトリガ コマンドによって 読 み 取 り 動 作 を 開 始 / 終 了 することができます 但 し 初 期 設 定 の 読 み 取 り 延 長 時 間 (8.1.4. 参 照 )が 無 効 のとき Z コマンドの 読 み 取 り 時 間 は 無 限 となるた め Y コマンドで 読 み 取 りを 終 了 します 項 目 コマンド コマンド 説 明 備 考 Z 読 み 取 り 動 作 を 開 始 する コマンドトリガ コマンドのみ Y 読 み 取 り 動 作 を 終 了 する 3.5.2. 診 断 これらのコマンドは スキャナの 設 定 状 態 の 診 断 を 主 目 的 としています 項 目 コマンド コマンド 説 明 備 考 Z1 ソフトウェアバージョンを 転 送 する Z3 設 定 内 容 を 転 送 する 診 断 EAR 初 期 設 定 からの 設 定 変 更 内 容 のみを 転 送 する ZA ASCII 印 刷 可 能 文 字 列 を 転 送 する YV ASCII 制 御 文 字 列 を 転 送 する 設 定 内 容 を 転 送 する Z3 コマンドは ファームウェアバーション 変 更 時 に 転 送 内 容 を 変 更 することがあります 3.5.3. シリアルコマンド 後 のACK/NAK 有 効 なシリアルコマンドの 後 に<ACK>(0x06) 無 効 なシリアルコマンドの 後 に<NAK>(0x15)を 送 信 させることが できます これによって コマンドの 有 効 / 無 効 を 確 認 することができます 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 コマンドの WC シリアルコマンド 後 の ACK/NAK 送 信 を 有 効 ACK/NAK WD シリアルコマンド 後 の ACK/NAK 送 信 を 無 効 3.5.4. インジケータ これらのコマンドは 7.1.1. ブザー 音 量 7.2.1. グッドリード 時 のステータスLED 点 灯 時 間 7.3.1.バイブ レータ 振 動 強 度 の 設 定 が 反 映 されます 項 目 コマンド コマンド 説 明 備 考 B 確 認 ブザーを 鳴 動 する ブザー E エラーブザーを 鳴 動 する スタータス LED バイブレータ V バイブレータを 振 動 する ( 搭 載 機 種 のみ) L 確 認 ステータス LED を 点 灯 する コマンドのみ N エラー ステータス LED を 点 灯 する 18

3.5.5. スキャナ 読 み 取 り 動 作 の 有 効 / 無 効 スキャナの 読 み 取 り 動 作 を 無 効 にすることが 可 能 です この 無 効 設 定 を 行 うことで トリガキーやオートトリガの 動 作 が 無 効 になります この 設 定 は メニューが 読 み 取 れなくなるため シリアル 通 信 経 由 のコマンドのみサポートしています 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 備 考 読 み 取 り 動 作 EAT スキャナの 読 み 取 り 動 作 を 有 効 コマンドのみ 有 効 / 無 効 EAU スキャナの 読 み 取 り 動 作 を 無 効 コマンドのみ 3.5.6. 数 値 直 接 入 力 コマンド これらのコマンドは 数 値 設 定 の 可 能 なコマンドに 続 けて 指 定 されたフォーマットで 入 力 します 項 目 コマンド コマンド 説 明 備 考 数 値 直 接 入 力 Q0 数 値 0 Q1 数 値 1 Q2 数 値 2 Q3 数 値 3 Q4 数 値 4 Q5 数 値 5 Q6 数 値 6 Q7 数 値 7 Q8 数 値 8 Q9 数 値 9 指 定 された フォーマット に 従 って 入 力 します 19

4. インターフェース 本 スキャナは USB-HID Wedge PS/2 USB-COM およびRS-232Cインターフェースをサポートしています 各 種 インターフェースの 詳 細 について 以 下 に 説 明 します 4.1 USB-HID Wedge PS/2 4.2 USB-COM 4.3 RS-232C 4.4 共 通 設 定 20

4.1. USB-HID Wedge PS/2 USB-HID Wedge PS/2 インターフェースについての 設 定 を 以 下 に 説 明 します 4.1.1 USB-HID Wedge PS/2 基 本 情 報 4.1.2 接 続 確 認 4.1.3 設 定 チュートリアル 4.1.4 キーボード 言 語 4.1.5 出 力 モード 4.1.6 文 字 コード 4.1.7 キャラクタ 間 ディレイ 4.1.8 NumLock CapsLock 制 御 4.1.9 LF 出 力 制 御 4.1.10 制 御 文 字 直 接 打 鍵 4.1.11 キーボードの 使 用 (Wedge PS/2) 4.1.12 トラブルシューティング 4.1.13 使 用 上 の 注 意 21

4.1.1. USB-HID Wedge PS/2 基 本 情 報 下 表 に USB-HID Wedge PS/2 インターフェースの 基 本 情 報 を 示 します 種 別 項 目 説 明 備 考 USB-HID Wedge PS/2 共 通 要 求 給 電 能 力 500mA Vendor ID Product ID 操 作 データ 送 信 間 隔 操 作 データ 送 信 間 隔 キーボード 使 用 キーボード 言 語 出 力 モード 文 字 コード その 他 オプション 065A A002 4ms( 最 小 値 ) 10ms キーボードを 使 用 する 使 用 しない(PC/AT Wedgeにのみサポート) 日 本 アメリカ イギリス ドイツ フランス イタリア スペイン ポルトガル スイス(フランス 語 ) スイス(ドイツ 語 ) オランダ ベルギー スウェーデン フィンランド デンマーク ノルウェー チェコ 中 国 台 湾 韓 国 全 て 出 力 ASCII 出 力 漢 字 出 力 しない 漢 字 出 力 モード1 漢 字 出 力 モード2 なし シフトJIS GB18030( 中 国 ) Big-5( 台 湾 ) UHC( 韓 国 ) UTF-8 UTF-16 NumLock CapsLock 制 御 キャラクタ 間 ディレイ LF 出 力 制 御 制 御 文 字 直 接 打 鍵 実 際 の 消 費 電 力 とは 異 なります キャラクタ 間 ディレイ メニューで 変 更 できま す ただし この 値 以 下 にはなりません キャラクタ 間 ディレイ メニューで 変 更 できま す 22

4.1.2. 接 続 確 認 USB-HID 以 下 の 手 順 で 接 続 を 確 認 することができます ( Wedge PS/2 インターフェースについては 後 述 します) Windows XP の 場 合 1 スキャナを PC に 接 続 します 2 マイコンピュータを 右 クリックし プロパティを 選 択 します 3 ハードウェア タブから デバイスマネージャ ボタンをクリックします 4 ヒューマン インターフェース デバイス を 展 開 し USB ヒューマン インターフェース デバイス をダブルク リックします (USB で 接 続 するマウスやキーボードなどをご 使 用 の 場 合 は 下 図 のように 複 数 のデバイスが 表 示 されますので いずれか 適 当 なものを 選 択 してください) 5 場 所 に Opticon USB Barcode Reader と 表 示 されることを 確 認 します 23

Wedge PS/2 以 下 の 手 順 で 接 続 または 接 続 可 能 な 状 態 であるかを 確 認 することができます Windows XP の 場 合 1 スキャナをホストに 接 続 します 2 マイコンピュータを 右 クリックし プロパティを 選 択 します 3 ハードウェア タブから デバイスマネージャ ボタンをクリックします 4 キーボード を 展 開 します 下 図 例 のように PS/2 キーボードが 認 識 されていれば 接 続 可 能 です USB-HID キーボード 等 を 使 用 している 場 合 でも 下 図 例 のように PS/2 キーボードが 認 識 されていれば 接 続 可 能 です 24

4.1.3. 設 定 チュートリアル 期 待 結 果 を 出 力 するためには 正 しく 設 定 を 行 う 必 要 があります 本 項 では 主 に 設 定 すべき 項 目 について 順 を 追 って 代 表 的 な 例 を 挙 げながら 説 明 します Step-1. キーボードの 言 語 を 設 定 する キーボードは 各 国 でキーの 配 列 が 異 なります このため キーボードの 言 語 を 正 しく 設 定 する 必 要 がありま す 誤 った 設 定 では 異 なる 値 が 出 力 されてしまいます キーボード 言 語 2 次 元 コードメニュー 日 本 @MENU_OPTO@ZZ@PM@ZZ@OTPO_UNEM@ USA ( 初 期 設 定 ) @MENU_OPTO@ZZ@KE@ZZ@OTPO_UNEM@ 中 国 @MENU_OPTO@ZZ@E76@ZZ@OTPO_UNEM@ Step-2. 文 字 コードを 設 定 する 読 み 取 るラベルがどの 文 字 コードで 作 成 されているかを 設 定 します 漢 字 などの 複 数 バイト 文 字 を 含 む 場 合 この 設 定 は 必 須 です これらを 含 まない 場 合 文 字 コードなし( 初 期 設 定 )のままで 構 いません スキャナは この 設 定 に 従 って 特 定 のバイト 列 が 来 ると 複 数 バイト 文 字 として 処 理 を 行 います 文 字 コード 2 次 元 コードメニュー なし ( 初 期 設 定 ) @MENU_OPTO@ZZ@C21@Q0@ZZ@OTPO_UNEM@ シフトJIS @MENU_OPTO@ZZ@C21@Q1@ZZ@OTPO_UNEM@ UTF-8 @MENU_OPTO@ZZ@C21@Q5@ZZ@OTPO_UNEM@ 25

Step-3. 出 力 モードを 設 定 する データをどのように 出 力 するかを 設 定 します 漢 字 などの 複 数 バイト 文 字 を 出 力 する 場 合 は 漢 字 出 力 モード1または2に 設 定 してください 出 力 モード 2 次 元 コードメニュー 全 ての 値 をそのまま 出 力 ( 初 期 設 定 ) @MENU_OPTO@ZZ@C20@Q0@ZZ@OTPO_UNEM@ 漢 字 出 力 モード1 @MENU_OPTO@ZZ@C20@Q3@ZZ@OTPO_UNEM@ 漢 字 出 力 モード2 @MENU_OPTO@ZZ@C20@Q4@ZZ@OTPO_UNEM@ Note: 漢 字 出 力 について 漢 字 を 含 む 複 数 バイト 文 字 は 単 純 なキーの 入 力 では 実 現 することができないため 特 殊 な 方 法 を 利 用 する 必 要 があります 本 スキャナは 2 つの 漢 字 出 力 モード1/2を 備 え 環 境 に 合 わせて 使 い 分 けることができます モード1は 支 援 ツール MOST が 必 要 ですが 文 字 コードにかかわらず 出 力 することができます 使 用 環 境 で 多 様 な 文 字 コードのラベルや 出 力 先 アプリケーションを 使 う 場 合 にはモード1を 推 奨 します モード2は 設 定 のみで 漢 字 を 出 力 することができます ただし ラベルと 出 力 先 アプリケーションの 文 字 コードが 完 全 に 一 致 している 必 要 があります 例 えばシフト JIS で 作 られたラベルを 読 み 取 った 場 合 シフト JIS を 採 用 するメモ 帳 には 出 力 可 能 ですが Unicode を 採 用 する MS Word では 正 しく 出 力 さ れません 漢 字 出 力 モード1 比 較 項 目 漢 字 出 力 モード2 必 要 支 援 ツール MOST 不 必 要 ラベルと 出 力 先 アプリケーションで 異 なってもよい 文 字 コード ラベルと 出 力 先 アプリケーションで 一 致 する 必 要 がある HID の 特 性 上 環 境 に 強 く 依 存 します いずれの 設 定 でも 必 ず 出 力 される 訳 ではございませんの で ご 了 承 ください 出 力 先 アプリケーションが 複 雑 な 処 理 を 行 う 場 合 処 理 速 度 の 問 題 で 文 字 落 ちが 発 生 しやすくなり ます キャラクタ 間 ディレイをお 試 しください Step-4. その 他 の 設 定 その 他 必 要 な 設 定 を 行 います 特 にWedgePS/2 インターフェースの 場 合 キーボードの 使 用 設 定 を 必 ず 確 認 してください 26

4.1.4. キーボード 言 語 スキャナを 接 続 するホスト PC で 使 用 しているキーボード 言 語 を 設 定 します キーボードは 国 または 言 語 によって 配 列 が 異 なります 正 しく 設 定 されない 場 合 出 力 結 果 が 誤 って 出 力 さ れます 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 PM 日 本 KE アメリカ KV イギリス KG ドイツ KI フランス BAO フランス Apple OW イタリア KJ スペイン PH ポルトガル PL スイス (フランス) キーボード 言 語 PK スイス (ドイツ) PI オランダ PJ ベルギー PD スウェーデン PG フィンランド KK デンマーク PE ノルウェー WF チェコ E76 中 国 E77 韓 国 E78 台 湾 27

4.1.5. 文 字 コード スキャナが 使 用 する 文 字 コードを 設 定 します コードを 読 み 取 ると 結 果 を 設 定 された 文 字 コードの 範 囲 と 照 合 し 合 致 するバイト 列 を 漢 字 (または 記 号 など) と 判 別 します 漢 字 出 力 を 行 う 場 合 は 使 用 する 文 字 コードを 選 択 しておく 必 要 があります また 本 設 定 と 読 み 取 るコード ホスト PC のアプリケーションで 使 用 するコードはすべて 一 致 している 必 要 があります 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 なし 文 字 コードを 使 用 しない Q0 (バイナリデータとして 扱 う) Q1 シフトJIS Q2 GB18030 文 字 コード C21 Q3 Big-5 Q4 UHC Q5 UTF-8 Q6 UTF-16 Q7 UTF-16LE Q8 UTF-16BE 漢 字 出 力 モード1/2のとき Unicode に 変 換 して 出 力 します 4.1.6. 出 力 モード 0x80 以 上 の 値 の 出 力 の 取 り 扱 いを 設 定 します 漢 字 出 力 を 行 う 場 合 は 漢 字 出 力 モードの1または2を 設 定 する 必 要 があります 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 なし Q0 全 ての 値 をそのまま 出 力 する 出 力 モード C20 Q1 ASCIIコードのみ 出 力 する Q2 漢 字 を 出 力 しない Q3 漢 字 出 力 モード1 1 Q4 漢 字 出 力 モード2 2 1 漢 字 出 力 モード1 専 用 の 複 数 バイト 文 字 出 力 支 援 ツール( 以 下 支 援 ツール)を 使 用 する 漢 字 出 力 モード ホスト PC 側 は 事 前 に 支 援 ツールをインストール 実 行 しておく 必 要 があります また 以 下 のコマンドを 使 用 して 支 援 ツールのヘッダ アルファベットを 変 更 することができます 支 援 ツールは ALT + 任 意 のアルファベットキー(ヘッダ アルファベット)を 受 信 することでその 次 に 続 くデータが 漢 字 を 示 すことを 認 識 します ヘッダ アルファベットは A~Z のうちいずれか ホストに 影 響 を 与 えないものに 変 更 できます この 際 本 設 定 とホストでの 設 定 が 一 致 するようにしてください 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 ( 有 効 範 囲 ) ヘッダ アルファベット X16 0A~0Z 漢 字 出 力 モード1のヘッダ アルファベットを 設 定 L する (A~Z) 2 漢 字 出 力 モード2 Windows NT の 機 能 を 利 用 する 漢 字 出 力 モード 漢 字 出 力 モード1のような 支 援 ツールは 使 用 しません ただし Windows NT 系 以 外 の OS で 動 作 する PC では 使 用 できません ホスト 側 のアプリケーションによっては 特 別 な 設 定 を 行 う 必 要 が 生 じたり 使 用 できなかったりする 可 能 性 があります 28

4.1.7. キャラクタ 間 ディレイ キャラクタ 間 ディレイは システムへのデータ 送 信 速 度 を 適 応 させるために 使 用 されます 送 信 速 度 が 速 すぎると システムは 全 てのキャラクタを 受 信 できない 場 合 があります お 使 いのシステムに 合 わ せて キャラクタ 間 ディレイを 調 整 してください 項 目 コマンド コマンド 説 明 USB-HID 初 期 設 定 Wedge PS/2 初 期 設 定 LA ディレイなし LB ディレイ = 1 LC ディレイ = 2 LD ディレイ = 3 LE ディレイ = 4 LF ディレイ = 5 LG ディレイ = 6 LH ディレイ = 7 LI ディレイ = 8 LJ ディレイ = 9 キャラクタ 間 ディレイ LK ディレイ = 10 E80 ディレイ = 11 E81 ディレイ = 12 E82 ディレイ = 13 E83 ディレイ = 14 E84 ディレイ = 15 E85 ディレイ = 16 E86 ディレイ = 17 E87 ディレイ = 18 E88 ディレイ = 19 E89 ディレイ = 20 RS-232C インターフェースにおける 同 名 項 目 とは 異 なります 4.1.8. NumLock CapsLock 制 御 データ 送 信 時 における NumLock CapsLock の 制 御 方 法 を 設 定 します 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 備 考 RN 数 値 はテンキーを 使 用 しない NumLock 制 御 RM 数 値 はテンキーを 使 用 する /A NumLock 状 態 に 従 う 1 5Q 制 御 しない CapsLock 制 御 8A CapsLock 状 態 を 反 転 する 2 2U CapsLock 自 動 で 制 御 する 3 1 NumLock ON 状 態 のときのみテンキーを 使 用 する 2 送 信 開 始 時 CapsLock を 送 信 して 状 態 を 反 転 します 常 に CapsLock ON 状 態 にして 使 用 する 場 合 に 使 用 します 送 信 が 完 了 すると 元 の CapsLock 状 態 に 戻 します 3 元 の 文 字 列 が 正 しく 表 示 されるように CapsLock 状 態 を 制 御 します 送 信 が 完 了 すると 元 の CapsLock 状 態 に 戻 しま す 29

4.1.9. LF 出 力 制 御 制 御 文 字 LF(Line Feed)を 出 力 するかどうかを 設 定 します 改 行 を 表 す 文 字 として 一 般 的 に CR(Carriage Return) LF または 両 方 (CR+LF)が 使 用 されます LF を 出 力 する 設 定 の 場 合 スキャナは CR LF ともに 改 行 コードに 変 換 して 出 力 するため CR+LF を 改 行 に 用 いている 場 合 は 2 回 改 行 されることになります LF を 出 力 しない 設 定 の 場 合 LF を 無 視 するため CR のみ 1 回 の 改 行 になります ただし LF のみを 改 行 として 用 いている 場 合 は 改 行 されません 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 備 考 X14 LFを 出 力 する LF 出 力 制 御 X15 LFを 出 力 しない 4.1.10. 制 御 文 字 直 接 打 鍵 制 御 文 字 の 送 信 時 直 接 打 鍵 を 行 うかどうかを 設 定 します 有 効 設 定 にすると HT(Horizontal Tab)や ESC(Escape)など 対 応 するキーがキーボード 上 にある 場 合 直 接 打 鍵 します 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 制 御 文 字 Q0 直 接 打 鍵 しない C22 直 接 打 鍵 Q1 直 接 打 鍵 する 下 表 に 設 定 有 効 時 直 接 打 鍵 に 切 り 替 わる 制 御 文 字 を 示 す 該 当 制 御 文 字 値 対 応 キー 備 考 BS 0x08 Backspace 無 効 時 Ctrl + H HT 0x09 Tab 無 効 時 Ctrl + I LF 0x0A Enter 無 効 時 Ctrl + J CR 0x0D Enter 無 効 時 Ctrl + M ESC 0x1B Escape 無 効 時 Ctrl + [ DEL 0x7F Delete 無 効 時 Ctrl + Backspace 4.1.11. キーボードの 使 用 (Wedge PS/2) Wedge PS/2 インターフェースでのみ 使 用 します キーボードが PC Wedge Y ケーブルに 接 続 されていない 場 合 に キーボードを 使 用 しない を 設 定 してください このオプションは PC/AT Wedge にのみサポートされます 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 備 考 KM キーボードを 使 用 する キーボードの 使 用 KL キーボードを 使 用 しない 30

4.1.12. トラブルシューティング USB-HID Wedge PS/2 共 通 で 発 生 するトラブルの 対 応 策 を 紹 介 します 症 状 確 認 事 項 / 対 応 策 キーボード 言 語 と 出 力 先 アプリケーションの 設 定 は 正 しく 設 定 してくだ さい 正 しく 出 力 されない 文 字 化 けする 出 力 モードは 正 しく 設 定 してください 漢 字 などが 含 まれる 場 合 出 力 モードで 適 切 な 設 定 を 行 う 必 要 があります キーボードが 半 角 入 力 になっていることを 確 認 してください 中 国 など のキーボードではアルファベット 入 力 にしてください ホスト 側 の 処 理 速 度 が 十 分 でない 場 合 キャラクタ 間 ディレイを 入 れて ください 制 御 文 字 が 含 まれる 場 合 Ctrl + αがホスト 側 のショートカットキーとバ ッティングしていないかを 確 認 してください 出 力 モードで 漢 字 出 力 モード1 あるいは2に 設 定 してください 漢 字 出 力 モード1の 場 合 ホストPC 上 でALTL.exeを 起 動 してくださ い また ヘッダ アルファベットは 一 致 していることを 確 認 してくださ い 漢 字 が 出 力 されない 設 定 した 文 字 コードが 出 力 先 アプリケーションの 使 用 する 文 字 コードと 一 致 していることを 確 認 してください 読 み 取 るコードは 設 定 した 文 字 コードで 作 成 してください スキャナ 内 部 で 異 なる 文 字 コード 間 の 変 換 (シフトJIS UTF-8など)はで きません 漢 字 出 力 モード1と 支 援 ツール MOST 使 用 を 推 奨 します 設 定 チュートリアルを 参 照 して 設 定 を 行 ってください 2 重 に 改 行 される LF 出 力 制 御 をお 使 いのシステムに 合 わせて 設 定 してください 画 像 出 力 が 出 来 ない 画 像 イメージの 転 送 は 出 来 ません USB-HID で 発 生 するトラブルの 対 応 策 を 紹 介 します ( Wedge PS/2 については 後 述 します ) 症 状 確 認 事 項 / 対 応 策 デバイスマネージャに スキャナが 現 れない 不 意 に 再 起 動 する 読 み 取 っても ピピピという エラー 音 が 出 て 出 力 されない 漢 字 出 力 モード1で 使 用 する 支 援 ツールがない USBケーブルが 正 しく 接 続 されていることを 確 認 してください 接 続 したUSBポートは 正 しく 動 作 していることを 確 認 してください USBポートの 給 電 能 力 を 確 認 してください ノートPCやハブをお 使 いの 場 合 供 給 能 力 が 不 足 する 場 合 があります 一 度 USBポートから 抜 き しばらくしてから 差 し 込 んでください 違 うポートに 差 し 込 んでください 弊 社 ホームページ(http://www.opto.co.jp)よりダウンロードしてくださ い 31

Wedge PS/2 で 発 生 するトラブルの 対 応 策 を 紹 介 します 症 状 確 認 事 項 / 対 応 策 何 も 出 力 されない 正 しく 出 力 されない ホストの 電 源 投 入 前 にスキャナを 正 しく 接 続 してください ホスト 側 でPS/2キーボードが 使 用 出 来 るようにしてください ホストへのデータ 送 信 中 にホスト 側 のキーボード 動 作 をしないでくださ い ノートPCでの 出 力 が 出 来 ない キーボードの 使 用 設 定 を 正 しく 行 ってください 4.1.13. 使 用 上 の 注 意 キーボード 動 作 をエミュレートする 性 質 上 出 力 先 の 環 境 が 結 果 に 影 響 を 与 えます 特 に 制 御 文 字 の 出 力 (Ctrl+αキー)や 漢 字 出 力 モード1(Alt+αキー)では 出 力 先 のショートカットキーなどに 設 定 されている 場 合 が 多 く バッティングする 文 字 は 正 しく 出 力 されません ご 使 用 のコードおよび 出 力 先 の 環 境 をよく 精 査 されることをお 勧 めします Wedge PS/2 インターフェースでは OS が 完 全 に 立 ち 上 がるまで 読 取 動 作 及 びキーボード 動 作 をしないでくだ さい また 本 機 を 使 用 しない 場 合 AC アダプタを 接 続 しなくてもキーボード 動 作 は 可 能 です 但 し 動 作 中 の アダプタ 電 源 ON/OFF はしないでください 誤 動 作 の 恐 れがあります 32

4.2. USB-COM USB-COM インターフェースについての 設 定 を 以 下 に 説 明 します 4.2.1 USB-COM 基 本 情 報 4.2.2 導 入 方 法 (USBドライバ) 4.2.3 接 続 確 認 4.2.4 接 続 方 法 4.2.5 トラブルシューティング(USB-COM) 33

4.2.1. USB-COM 基 本 情 報 下 表 に USB-COM インターフェースの 基 本 情 報 を 示 します 項 目 説 明 備 考 転 送 速 度 Full Speed USB 2.0 (FSモード) 要 求 給 電 能 力 500mA 実 際 の 消 費 電 力 とは 異 なります Vendor ID Product ID 065A A002 対 応 OS Microsoft Windows 2000 / XP/ Vista / 7 32/64 bit その 他 CDC-ACM 準 拠 4.2.2. 導 入 方 法 (USBドライバ) USB-COM インターフェースは PC と 接 続 するためには USB ドライバが 必 要 です 下 記 の 弊 社 ホームページから USB ドライバをダウンロードし 付 属 のドキュメントに 従 って 適 切 にインストールし てください http://www.opto.co.jp/ 4.2.3. 接 続 確 認 USB-COM は 以 下 の 手 順 で 接 続 を 確 認 することができます Windows XPの 場 合 1 USB ドライバをインストールします 2 スキャナを PC に 接 続 します 3 マイコンピュータを 右 クリックし プロパティを 選 択 します 4 ハードウェア タブから デバイスマネージャ ボタンをクリックします 5 ポート を 展 開 し スキャナの COM 番 号 を 確 認 します 34

4.2.4. 接 続 方 法 ホスト PC との 接 続 方 法 は 以 下 の 手 順 で 行 います 1 シリアル 通 信 を 行 うツール(エミュレータ)を 起 動 します 2 4.2.3 の5で 確 認 したCOMポートで 接 続 します 上 記 表 示 は Universal Menu Tool 2D 4.2.5. トラブルシューティング(USB-COM) USB-COM で 発 生 するトラブル 別 の 対 応 策 を 紹 介 します 症 状 確 認 事 項 / 対 応 策 USBは 正 しく 接 続 されていることを 確 認 してください 接 続 したUSBポートは 正 しく 動 作 していることを 確 認 してください PCに 認 識 されない (デバイスマネージャに スキャナが 現 れない) Bluetoothなど 無 線 機 器 と 接 続 している 場 合 一 度 切 断 してください USBポートの 給 電 能 力 を 確 認 してください ノートPCやハブをお 使 い の 場 合 不 足 する 場 合 があります 一 度 USBポートから 抜 き しばらくしてから 差 し 込 んでください 違 うポートに 差 し 込 んでください 読 み 取 っても ピピピという エラー 音 が 出 て 出 力 されない 接 続 できない (COMポートを Openできない) 上 記 に 加 え 通 信 ツールでCOMポートをOpenしてください デバイスマネージャでCOMポート 番 号 を 確 認 してください 確 認 の 仕 方 は4.2.3を 参 照 してください 一 度 ツールを 閉 じて 再 度 開 いてください ツールによって 操 作 や 対 応 策 は 異 なります ツールのヘルプまたは 説 明 書 を 参 照 ください PCを 再 起 動 してください 文 字 化 けする 読 み 取 るコードと 通 信 ツールの 文 字 コードが 一 致 していることを 確 認 し てください 2 重 に 改 行 される 通 信 ツールの 改 行 設 定 を 確 認 してください 35

4.3. RS-232C RS-232C インターフェースについての 設 定 を 以 下 に 説 明 します 4.3.1 RS-232C 基 本 情 報 4.3.2 転 送 速 度 4.3.3 キャラクタフォーマット 4.3.4 ハンドシェイク 4.3.5 キャラクタ 間 ディレイ(RS-232C) 4.3.6 トラブルシューティング(RS-232C) 36

4.3.1. 基 本 情 報 (RS-232C) 下 表 に RS-232C インターフェースの 基 本 情 報 を 示 します 項 目 説 明 初 期 設 定 転 送 速 度 300 ~ 115200 bps 9600bps データ 長 7/8 bit 8bit パリティビット None/Even/Odd None ストップビット 1/2 bit 1 bit ハンドシェイク なし Busy/Ready Modem ACK/NAK なし その 他 オプション フロー 制 御 キャラクタ 間 ディレイ(RS-232C) 4.3.2. 転 送 速 度 通 信 速 度 (ボーレート)は スキャナからホスト 及 びホストからスキャナへ ビットが 送 信 される 速 度 です スキャナとホストを 同 じ 通 信 速 度 に 設 定 しなければなりません 通 信 速 度 は 下 記 のメニュー/コマンドにより 設 定 できます 下 記 項 目 のコマンドによる 設 定 は Z2 (コマンド 不 揮 発 性 メモリへの 書 き 込 み) と 併 用 して 使 用 します 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 備 考 K1 300 bps "Z2" 送 信 後 有 効 K2 600 bps "Z2" 送 信 後 有 効 K3 1200 bps "Z2" 送 信 後 有 効 K4 2400 bps "Z2" 送 信 後 有 効 通 信 速 度 設 定 K5 4800 bps "Z2" 送 信 後 有 効 K6 9600 bps "Z2" 送 信 後 有 効 K7 19200 bps "Z2" 送 信 後 有 効 K8 38400 bps "Z2" 送 信 後 有 効 K9 57600 bps "Z2" 送 信 後 有 効 SZ 115200 bps "Z2" 送 信 後 有 効 37

4.3.3. キャラクタフォーマット データキャラクタは 下 図 のフォーマットでの 転 送 が 可 能 です パリティビットを 合 わせたデータビットの 1 の 総 数 が 奇 数 パリティは 奇 数 偶 数 パリティは 偶 数 となるように キャラクタ 毎 にパリティビットを 付 加 します TxD/RxD LSB MSB スタート ビット(1) データビット ( 7/8 ) パリティ ビット(0/1) ストップ ビット(1/2) データビット パリティビット ストップビットは 下 記 のメニュー/コマンドにより 設 定 できます 下 記 項 目 のコマンドによる 設 定 は Z2 (コマンド 不 揮 発 性 メモリへの 書 き 込 み) と 併 用 して 使 用 します 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 備 考 データビット L0 7 データビット "Z2" 送 信 後 有 効 L1 8 データビット "Z2" 送 信 後 有 効 L2 パリティなし "Z2" 送 信 後 有 効 パリティビット L3 偶 数 (EVEN) パリティ "Z2" 送 信 後 有 効 L4 奇 数 (ODD) パリティ "Z2" 送 信 後 有 効 ストップビット L5 1 ストップビット "Z2" 送 信 後 有 効 L6 2 ストップビット "Z2" 送 信 後 有 効 38

4.3.4. ハンドシェイク 通 信 制 御 方 式 は 下 記 のメニュー/コマンドにより 設 定 できます 下 記 項 目 のコマンドによる 設 定 は Z2 (コマンド 不 揮 発 性 メモリへの 書 き 込 み) と 併 用 して 使 用 します 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 備 考 P0 無 制 御 (ハンドシェイクなし) "Z2" 送 信 後 有 効 P1 BUSY/READY 制 御 "Z2" 送 信 後 有 効 ハンドシェイク P2 MODEM 制 御 "Z2" 送 信 後 有 効 P3 ACK/NAK 制 御 "Z2" 送 信 後 有 効 P4 ACK/NAK NO RESPONSE "Z2" 送 信 後 有 効 A) 無 制 御 (ハンドシェイクなし) この 設 定 では 本 スキャナはホストシステムの 状 態 を 一 切 関 知 せずに 通 信 を 行 います この 設 定 ではホストシステムからのコマンド 受 信 が 正 常 に 行 えない 場 合 が 有 ります TxD TxD 本 スキャナ ホスト システム RxD RxD B) BUSY/READY 制 御 この 設 定 では 本 スキャナとホストシステムが 各 々 自 分 の 受 信 不 可 / 可 状 態 (BUSY/READY)を RTSラインを 使 っ て 相 手 に 通 知 します 本 スキャナとホストシステムを 下 図 の 様 に 接 続 することで 互 いに 相 手 の 状 態 をCTSラインで 把 握 します TxD TxD 本 スキャナ RxD RTS RxD RTS ホスト システム CTS CTS 39

本 スキャナは 受 信 処 理 中 と 送 信 処 理 中 およびメニュー 処 理 中 以 外 では 常 にRTSラインがON( 受 信 可 状 態 ) となっています 本 スキャナは データを 送 信 する 前 にCTSラインを 調 べ ONであればデータを 送 信 し OFFで あれば 指 定 の 時 間 ONになるまで 待 ちます もし 指 定 の 時 間 を 待 ってもCTSラインがOFFであれば 異 常 終 了 となります RTS 本 スキャナ コマンド 受 信 不 可 ホスト システム CTS CTS RTS TxD RxD デコード 終 了 送 信 待 ち 送 信 送 信 待 ち 送 信 ソフトウェア ブザー <CTS,TxD 信 号 タイミング> CTSライン(ホスト 側 のRTS 信 号 )をTxD 信 号 の 送 信 中 にOFFにすると 1~2キャラクタ 分 を 送 信 して 待 機 します また CTS 信 号 がキャラクタに 掛 かった 場 合 は そのキャラクタを 送 信 します TxD n-1 n n+1 n+2 CTS CTS 待 ち 時 間 は 下 記 のメニュー/コマンドにより 設 定 できます 下 記 項 目 のコマンドによる 設 定 は Z2 (コマンド 不 揮 発 性 メモリへの 書 き 込 み) と 併 用 して 使 用 します 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 備 考 I0 フロー 制 御 タイムアウト 無 限 "Z2" 送 信 後 有 効 CTS 待 ち 時 間 I1 フロー 制 御 タイムアウト 100 ms "Z2" 送 信 後 有 効 I2 フロー 制 御 タイムアウト 200 ms "Z2" 送 信 後 有 効 I3 フロー 制 御 タイムアウト 400 ms "Z2" 送 信 後 有 効 40

C) MODEM 制 御 RTSは 電 源 がスキャナに 供 給 されるとすぐにOFFとなります スキャナがホストへデータを 送 信 したい 場 合 RTSはONとなります ホストは データ 受 信 可 能 になると CTSをONにして 応 答 します CTSがONの 間 スキャナはデータを 送 信 することができます すべてのデータが 送 信 されると スキャナはRTS をOFFにします それに 応 じて ホストはスキャナのCTSをOFFにします RTSがONの 間 一 定 の 設 定 時 間 内 にCTSラインがON にならない 場 合 エラーを 知 らせるブザーと 共 に 送 信 を 異 常 終 了 します RTS 本 スキャナ コマンド 受 信 不 可 ホスト システム CTS CTS RTS TxD RxD デコード 終 了 送 信 待 ち 送 信 送 信 待 ち 送 信 ソフトウェア ブザー 41

D) ACK/NAK 制 御 本 スキャナはデータを 送 信 後 ホストシステムからの 応 答 を 待 ちます ホストシステムからの 応 答 により 下 記 の 動 作 を 行 います ACK 応 答 受 信 (ASCII:0x06) NAK 応 答 受 信 (ASCII:0x15) DC1 応 答 受 信 (ASCII:0x11) タイムアウト 本 スキャナは 読 み 取 り 確 認 ブザーと 共 に 送 信 を 完 了 します 本 スキャナは データを 再 送 信 します 本 スキャナは 読 み 取 り 確 認 ブザーまたはエラーブザーなしで 送 信 を 完 了 します 1 秒 以 内 に 応 答 がない 場 合 本 スキャナはエラーブザーと 共 に 送 信 を 終 了 します 本 スキャナ TxD ラベルA ラベルB ホスト システム RxD RxD ACK TxD ブザー ACK/NAK フローチャート デコード 送 信 ACK 待 ち ブザー ラベルB 読 み 取 り 処 理 送 信 開 始 データ 送 信 1 秒 タイマ ( 設 定 可 能 ) 応 答 受 信 Yes No No タイマ 終 了 応 答 = NAK No Yes Yes 応 答 = ACK No Yes 応 答 = DC1 Yes No エラーブザー エラーブザー 読 み 取 り 確 認 ブザー 終 了 応 答 待 ち 時 間 は 下 記 のメニュー/コマンドにより 設 定 できます 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 XI4 ACK/NAK タイムアウト 無 限 ACK/NAK 待 ち 時 間 XI5 ACK/NAK タイムアウト 100 ms XI6 ACK/NAK タイムアウト 500 ms XI7 ACK/NAK タイムアウト 1 s 42

E) ACK/NAK No Response 100ms 以 内 にホストからの 応 答 がない 場 合 本 スキャナは ホストが 正 しくデータを 受 信 したとみなします ACK 応 答 受 信 (ASCII:0x06) NAK 応 答 受 信 (ASCII:0x15) DC1 応 答 受 信 (ASCII:0x11) タイムアウト 本 スキャナは 読 み 取 り 確 認 ブザーと 共 に 送 信 を 完 了 します 本 スキャナは データを 再 送 信 します 本 スキャナは 読 み 取 り 確 認 ブザーまたはエラーブザーなしで 送 信 を 完 了 します 100ms 以 内 に 応 答 がない 場 合 本 スキャナは 読 み 取 り 確 認 ブザーと 共 に 送 信 を 終 了 します ACK/NAK No Response フローチャート 送 信 開 始 データ 送 信 100ms タイマ 応 答 受 信 Yes No No タイマ 終 了 応 答 = NCK No Yes Yes 応 答 = ACK Yes No 応 答 = DC1 Yes No 読 み 取 り 確 認 ブザー エラーブザー 読 み 取 り 確 認 ブザー 終 了 43

4.3.5. キャラクタ 間 ディレイ(RS-232C) キャラクタ 間 ディレイは 各 キャラクタ 送 信 後 に 設 定 可 能 な 時 間 遅 延 を 設 けます これは 接 続 したホストがフロ ー 制 御 をサポートしていなく 受 信 データを 処 理 できない 場 合 に 使 用 します キャラクタ 間 ディレイは 下 記 のメニュー/コマンドにより 設 定 できます 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 備 考 KA ディレイ なし "Z2" 送 信 後 有 効 キャラクタ 間 ディレイ KB ディレイ 20 ms "Z2" 送 信 後 有 効 KC ディレイ 50 ms "Z2" 送 信 後 有 効 KD ディレイ 100 ms "Z2" 送 信 後 有 効 4.3.6. トラブルシューティング(RS-232C) RS-232C で 発 生 するトラブル 別 の 対 応 策 を 紹 介 します 症 状 通 信 できない コマンドを 送 信 しても 反 応 が ない 確 認 事 項 / 対 応 策 通 信 設 定 ( 転 送 速 度 やキャラクタフォーマットなど)を 確 認 してくださ い 通 信 設 定 の 変 更 後 Z2を 送 信 してください 通 信 設 定 の 大 部 分 はZ2 コマンドを 送 信 するまで 変 更 が 反 映 されません ハンドシェイク 設 定 を 確 認 してください 通 信 設 定 ( 転 送 速 度 やキャラクタフォーマットなど)を 確 認 してくださ い 文 字 化 けする ホストPCの 処 理 速 度 に 合 わせてキャラクタ 間 ディレイを 設 定 してくださ い 読 み 取 るコードと 通 信 ツールの 文 字 コードが 一 致 しているかを 確 認 し てください 2 重 に 改 行 される 通 信 ツールの 改 行 設 定 を 確 認 してください 44

4.4. 共 通 設 定 全 インターフェースについて 共 通 の 設 定 を 以 下 に 説 明 します 4.4.1. データバッファモード データ 出 力 中 読 み 取 りを 可 能 にするかどうかを 設 定 できます バッファモードを 有 効 にすると 本 スキャナは 読 み 取 ったデータを 出 力 中 も 読 取 など 他 の 動 作 が 可 能 です た だし 出 力 中 は 読 み 取 り 性 能 が 落 ちる 場 合 があります バッファモードを 無 効 にすると 読 み 取 ったデータを 出 力 中 は 動 作 を 停 止 し 出 力 完 了 後 に 他 の 動 作 が 可 能 になります また RS-232Cインターフェース(4.3.4 参 照 )でハンドシェイクを 設 定 している 場 合 は 強 制 的 に 無 効 になりす 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 D80 無 効 データバッファモード D81 有 効 45

5. 読 み 取 りシンボル 本 章 では スキャナの 読 み 取 りシンボルについて 説 明 するものです スキャナは 必 要 なシンボルタイプ コードオプション 及 び 読 み 取 り 桁 数 を 設 定 することができます 読 み 取 り 性 能 向 上 のため 必 要 なシンボル 及 びコードオプションのみを 選 択 することを 強 く 推 奨 します また 設 定 は 1 次 元 メニューバーコードの 読 み 取 りに 影 響 を 与 えません 本 章 では 以 下 の 設 定 ができます 5.1 読 み 取 りシンボル 指 定 5.2 シンボル 別 オプション 5.3 桁 数 の 固 定 46

5.1. 読 み 取 りシンボル 指 定 本 スキャナで 読 み 取 り 可 能 なシンボルと 設 定 コマンドを 示 します 許 可 ( 単 独 ) : 他 のコードを 読 み 取 り 不 可 とし そのコードのみ 読 み 取 り 可 能 とします 許 可 ( 追 加 ) : すでに 読 み 取 り 可 能 なコードに 追 加 して 読 み 取 り 可 能 とします 禁 止 : すでに 読 み 取 り 可 能 なコードから そのコードのみ 読 み 取 り 不 可 とします 5.1.1. 1 次 元 コード シンボル 単 独 許 可 コマンド 追 加 許 可 コマンド 禁 止 コマンド 初 期 設 定 最 小 桁 数 CD 転 送 UPC J1 R1 X4B - UPC Add-on 2 UPC Add-on 5 J2 J3 R2 R3 X4C X4D - EAN(JAN) J4 R4 X4E - EAN Add-on 2 J5 R5 X4F - EAN Add-on 5 J6 R6 X4G EAN-13 JG JU DDM - EAN-13 Add-on 2 EAN-13 Add-on 5 JH JI JV JW X4N X4P - EAN-8 JA JO DDN - EAN-8 Add-on 2 EAN-8 Add-on 5 JB JC JP JQ X4M X4O - Code 39 A2 B2 VB 1 Tri-Optic JD JZ DDJ - - Codabar (NW7) A3 B3 VC 1 Industrial 2of 5 J7 R7 X4K 5 Interleaved 2of 5 J8 R8 X4L 6 S-Code RA R9 DDK 5 Code 128 A6 B6 VE 1 - Code 93 A5 B5 VD 1 - IATA A4 B4 VH 5 MSI/Plessey A7 B7 VF 3 UK/Plessey A1 B1 VA 2 Telepen A9 B9 VG 1 - Code 11 BLB BLC BLA 1 Matrix 2 of 5 AB BB DDL 5 Chinese Post Matrix 2 of 5 JE JS JT - Korean Postal Authority JL WH WI - Intelligent Mail Barcode D5H D5F D5G - - POSTNET D6C D6A D6B - - JPN(Customer Barcode) D5R D5P D5Q - - CD 計 算 備 考 欄 GS1 変 換 5.2.1 参 照 47

5.1.2. GS1 Databar シンボル 許 可 ( 単 独 ) 許 可 ( 追 加 ) 禁 止 初 期 設 定 備 考 欄 GS1 DataBar GS1 DataBar Omnidirectional GS1 DataBar Truncated GS1 DataBar Stacked GS1 DataBar Stacked Omnidirectional J9 JX SJ BC6 BCI BCU GS1 DataBar Limited JJ JY SK GS1 DataBar Expanded JK DR SL GS1 DataBar Expanded GS1 DataBar Expanded Stacked GS1 変 換 (5.2.1 参 照 ) 5.1.3. コンポジットコード シンボル 許 可 ( 追 加 ) 禁 止 初 期 設 定 備 考 欄 Composite GS1 DataBar CC-A CC-B Limited CC-A Limited CC-B Expanded CC-A Expanded CC-B Composite GS1-128 CC-A CC-B CC-C Composite EAN EAN-13 CC-A BHE BHF GS1 変 換 (5.2.1 参 照 ) ( 1) EAN-13 CC-B EAN-8 CC-A EAN-8 CC-B Composite UPC UPC-A CC-A D1V D1W UPC-A CC-B UPC-E CC-A UPC-E CC-B 1 ALL 2D Code を 有 効 にした 場 合 リンクフラグが 設 定 されるため UPC/EAN のみは 読 み 取 れません 48

5.1.4. 2 次 元 コード シンボル 許 可 ( 単 独 ) 許 可 ( 追 加 ) 禁 止 初 期 設 定 備 考 欄 PDF417 BC3 BCF BCR Micro PDF417 BC4 BCG BCS Codablock F D4R D4P D4Q QR code BC1 BCD BCP Micro QR code D38 D2U D2V Data Matrix (ECC 200) BC0 BCC BCO Data Matrix (ECC 000-140) BG2 BG0 BG1 Aztec Code BC5 BCH BCT Aztec Runes BF4 BF2 BF3 Chinese-sensible code D4K D4L D4M Maxi Code BC2 BCE BCQ GS1 変 換 (5.2.1 参 照 ) GS1 変 換 (5.2.1 参 照 ) 5.1.5. その 他 のオプション シンボル 許 可 ( 単 独 ) 許 可 ( 追 加 ) 禁 止 初 期 設 定 備 考 欄 All Code A0 B0 Add-onを 除 く All 1D Code BCA BCM BCY Add-onを 除 く All 2D Code BCB BCN BCZ ( 1) 1 PDF417, QR Code, Data Matrix(ECC 200, 000-140), Maxi Code, Micro PDF417, Aztec Code, GS1-128 Composite bar code, Aztec Runes, Micro QR, Chinese-sensible code Codablock Fです 1 ALL 2D Codeを 有 効 にした 場 合 リンクフラグが 設 定 されるためUPC/EANのみは 読 み 取 れません コードサンプルは 11.3.コードサンプルを 参 照 ください 49

5.2. シンボル 別 のオプション 読 み 取 りシンボル 別 にオプションがあります オプションについて 以 下 に 説 明 します シンボルオプション (1) 出 力 フォーマット 指 定 コード 毎 の 読 み 取 りデータ 出 力 のフォーマットを 指 定 します GS1 データ 変 換 (GS1-128, GS1 DataBar, Composite GS1 DataBar, GS1 DataMatrix, GS1 QR Code) スタート ストップ 桁 の 転 送 (Code 39, Codabar) チェックデジット 桁 の 転 送 (Code 39, Codabar, WPC 系, 2of5, IATA) Full ASCII 変 換 (Code 39) (2)チェックデジット(CD)の 計 算 チェックデジット 桁 のチェックの 実 行 / 不 実 行 を 指 定 できます (Code 39, Codabar, 2of5, IATA) 5.2.1. GS1 変 換 初 期 設 定 状 態 では GS1 のラベルを 読 み 取 ると 可 変 長 データの 終 端 を 示 す FNC1 は 転 送 されません これは FNC1 が ASCII に 含 まれないためです GS1 変 換 では ホスト 側 で GS1 データを 解 析 できるように 可 変 長 データ 終 端 の FNC1 を GS(0x1D)に 変 換 し て 出 力 します ただし 可 変 長 データが 最 後 の AI データである 場 合 は FNC1 は 存 在 しないので GS も 出 力 されません < 初 期 設 定 状 態 > FNC1 ( 非 出 力 ) AI データ ( 固 定 長 ) AI データ ( 可 変 長 ) FNC1 ( 非 出 力 ) AI AI データ ( 可 変 長 ) <GS1 変 換 後 > FNC1 ( 非 出 力 ) AI データ ( 固 定 長 ) AI データ ( 可 変 長 ) GS(0x1D) ( 出 力 ) AI AI データ ( 可 変 長 ) GS1 変 換 は 下 記 のメニュー/コマンドにより 設 定 できます GS1 変 換 対 応 コード 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 GS1-128 GS1 DataBar GS1 DataBar Composite GS1-128 Composite GS1 DataMatrix GS1 QR Code GS1 変 換 X/0 X/4 GS1 変 換 を 無 効 にする GS1 変 換 を 有 効 にする 上 記 以 外 の 変 換 編 集 は 9.データ 編 集 プログラミング 機 能 により 可 能 です 50

5.2.2. UPC-A, UPC-E コード 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 E3 UPC-A 先 頭 0 なし CD を 転 送 する UPC-A UPC-A E5 UPC-A 先 頭 0 なし CD を 転 送 しない CD 転 送 先 頭 0 E2 UPC-A 先 頭 0 あり CD を 転 送 する E4 UPC-A 先 頭 0 あり CD を 転 送 しない UPC-E UPC-E CD 転 送 先 頭 0 UPC-A,E 変 換 UPC-E1 変 換 E7 UPC-E 先 頭 0 なし CD を 転 送 する E9 UPC-E 先 頭 0 なし CD を 転 送 しない E6 UPC-E 先 頭 0 あり CD を 転 送 する E8 UPC-E 先 頭 0 あり CD を 転 送 しない 6Q UPC-E のまま 転 送 する 6P UPC-E を UPC-Aとして 転 送 する KP UPC-E1 を 無 効 にする KQ UPC-E1 を 有 効 にする 5.2.3. EAN-13, EAN-8 コード 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 CD 転 送 6J EAN-13 CD を 転 送 しない 6K EAN-13 CD を 転 送 する CD 転 送 6H EAN-8 CD を 転 送 しない 6I EAN-8 CD を 転 送 する IB ISBN 変 換 を 無 効 にする ISBN 変 換 IA ISBN 変 換 を 有 効 にする IK 可 能 な 場 合 ISBN を 有 効 にする HN ISSN 変 換 を 無 効 にする ISSN 変 換 HO ISSN 変 換 を 有 効 にする EAN-13 及 び EAN-8 ISMN 変 換 EAN13 強 制 アドオン1 EAN13 強 制 アドオン2 4V 可 能 な 場 合 ISSN を 有 効 にする IO ISMN 変 換 を 無 効 にする IP ISMN 変 換 を 有 効 にする IQ 可 能 な 場 合 ISMN を 有 効 にする -G EAN13 が 378/ 379 / 529 で 開 始 する 場 合 EAN 強 制 アドオンを 有 効 にする -H EAN13 が 378 / 379 / 529 で 開 始 する 場 合 EAN 強 制 アドオンを 無 効 にする -C EAN13 が 434 / 439 / 414 / 419 / 977 / 978 で 開 始 する 場 合 EAN 強 制 アドオンを 有 効 にする -D EAN13 が 434 / 439 / 414 / 419 / 977 / 978 で 開 始 する 場 合 EAN 強 制 アドオンを 無 効 にする 51

5.2.4. Code 39 コード 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 D5 標 準 Code 39 Full ASCII 変 換 D4 Full ASCII Code 39 +K 可 能 な 場 合 Full ASCII Code 39 It. Pharm. 変 換 D6 It. Pharm. のみ D7 可 能 な 場 合 It. Pharm. CD 計 算 C1 CD を 計 算 しない C0 CD を 計 算 する Code 39 D8 CD を 転 送 しない CD 転 送 D9 CD を 転 送 する ST/SP 転 送 D1 ST/SP を 転 送 しない D0 ST/SP を 転 送 する 先 頭 A 転 送 DA It. Pharm. の 先 頭 A を 転 送 しない DB It. Pharm. の 先 頭 A を 転 送 する 連 結 +M 連 結 を 無 効 にする +L 連 結 を 有 効 にする 5.2.5. Codabar (NW-7) コード 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 HA Codabar 標 準 モードのみ 有 効 にする ABC CX 変 換 H4 ABC コードのみ 有 効 にする H5 CX コードのみ 有 効 にする H3 Codabar/ABC および CX を 有 効 にする CD 計 算 H7 CD を 計 算 しない H6 CD を 計 算 する H9 CD を 転 送 しない Codabar (NW-7) CD 転 送 スペース 挿 入 ST/SP 転 送 H8 CD を 転 送 する HE スペース 挿 入 を 無 効 にする HD スペース 挿 入 を 有 効 にする F0 ST/SP を 転 送 しない F3 ST/SP: ABCD/ABCD F4 ST/SP: abcd/abcd F1 ST/SP: ABCD/TN*E F2 ST/SP: abcd/tn*e HJ ST/SP: <DC1><DC2><DC3><DC4> /<DC1><DC2><DC3><DC4> 52

5.2.6. 2of 5, S-Code コード 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 E1 CD を 転 送 しない 2 of 5 及 び S-Code CD 転 送 CD 計 算 スペースチェック S-Code 変 換 E0 CD を 転 送 する G0 CD を 計 算 しない G1 CD を 計 算 する GK Industrial 2 of 5 のスペースチェックを 無 効 にする GJ Industrial 2 of 5 のスペースチェックを 有 効 にする GH Interleaved 2 of 5 としてS-Code を 転 送 しない GG Interleaved 2 of 5 としてS-Code を 転 送 する 5.2.7. Code 128 コード 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 Code 128 連 結 MP 連 結 を 無 効 にする ( FNC2 メッセージ 付 加 ) MO 連 結 を 有 効 にする ( FNC2 メッセージ 付 加 ) 5.2.8. IATA コード 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 4H CD を 計 算 しない 4I FC / SN のみ 計 算 する CD 計 算 4J FC / CPN / SN を 計 算 する IATA 4K FC / CPN / AC / SN を 計 算 する CD 転 送 4M CD を 転 送 しない 4L CD を 転 送 する 5.2.9. MSI/Plessey コード 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 4A CD を 計 算 しない 4B 1 CD 計 算 = MOD 10 MSI Plessey CD 計 算 CD 転 送 4C 2 CD 計 算 = MOD 10 / MOD 10 4D 2 CD 計 算 = MOD 10 / MOD 11 4R 2 CD 計 算 = MOD 11 / MOD 10 4S 2 CD 計 算 = MOD 11 / MOD 11 4G CD を 転 送 しない 4E CD 1 を 転 送 する 4F CD 1 および CD 2 を 転 送 する 53

5.2.10. UK/Plessey コード 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 4O CD を 転 送 しない UK Plessey CD 転 送 スペース 挿 入 X 変 換 4N CD を 転 送 する DO スペース 挿 入 を 無 効 にする DN スペース 挿 入 を 有 効 にする DP A を X に 変 換 しない DQ A を X に 変 換 する 5.2.11. Telepen コード 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 Telepen 出 力 モード 変 換 D2 数 字 モード D3 ASCII モード 5.2.12. Code 11 コード 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 BLF CD を 計 算 しない BLG 1CD を 計 算 する CD 計 算 BLH 2CD を 計 算 する Code 11 BLI 1CD または 2CD を 自 動 計 算 する CD 転 送 BLJ CD を 転 送 しない BLK CD を 転 送 する 5.2.13. Korean Postal Authority code コード 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 *+ CD を 転 送 する CD 転 送 Korean Postal Authority code ダッシュ 転 送 逆 方 向 読 取 *- CD を 転 送 しない *. ダッシュを 転 送 する */ ダッシュを 転 送 しない *9 逆 方 向 読 取 有 効 *8 逆 方 向 読 取 無 効 54

5.3. 桁 数 の 固 定 読 み 取 りシンボルの 桁 数 固 定 が 可 能 です 以 下 桁 数 固 定 について 説 明 します 既 知 の 長 さのバーコードを 読 み 取 る 場 合 スキャナを 桁 数 固 定 に 設 定 することを 推 奨 します スキャナは 桁 数 固 定 を 使 用 して 読 み 取 りラベルが 正 しい 長 さかを 照 合 し 指 定 された 長 さではないラベルをすべて 拒 否 します 桁 数 固 定 設 定 の 利 点 は 部 分 読 み 取 りに 対 して 十 分 なセキュリティが 備 えられていない Interleaved 2of5 のような ラベルの 短 い 走 査 に 対 して 保 護 を 行 うことです 長 さチェックは ラベルデータ 上 で 行 われ ST/SP を 転 送 す る ST/SP を 転 送 しない または CD を 転 送 する CD を 転 送 しない のようなオプションによって 影 響 されませ ん また 桁 数 の 設 定 が EAN-13 のような 固 定 長 コードに 影 響 を 与 えることはありません 以 下 のオプションが 有 効 です 5.3.1. 選 択 コード 桁 数 の 固 定 最 小 桁 数 最 大 桁 数 このオプションは 異 なるバーコードタイプの 桁 数 固 定 及 び 最 小 桁 数 最 大 桁 数 のチェックを 有 効 とし 設 定 し たバーコードタイプのみに 影 響 を 与 えます コマンドによる 設 定 <Esc>[XYZQaQbQcQd<CR> XYZ(5.3.2 参 照 ) : コード 別 のコマンドを 入 力 します a, b, c, d : 0~9 の 整 数 値 (1000a + 100b + 10c + d)が 最 大 8000 までの 10 進 数 であること 例 ) <Esc>[DC1Q6<CR> Code 39を6 桁 に 固 定 <Esc>[DC1Q6[DC1Q1Q2<CR> Code 39 を 6 桁 と 12 桁 に 固 定 <Esc>[DC1Q6[DC4Q1Q2<CR> Code 39 を 6 桁 Interleaved 2of5 を 12 桁 に 固 定 <Esc>[DC1<CR> Code 39 の 桁 数 固 定 クリア <Esc>[DB4Q4<CR> Interleaved 2of5 の 最 小 桁 4 桁 <Esc>[DB4<CR> Interleaved 2of5の 最 小 桁 クリア <Esc>[DA1Q1Q2<CR> Code 39 の 最 大 桁 12 桁 <Esc>[DA1<CR> Code 39の 最 大 桁 クリア <Esc>[DALQ2Q0[DAJQ1Q2Q5<CR> PDF417 の 最 大 桁 を 20 桁 QR code の 最 大 桁 を 125 桁 桁 数 固 定 したいラベル 自 体 を 読 ませて 設 定 する 方 法 < 開 始 (SET)> < 選 択 コードの 桁 数 固 定 (HK), 最 小 桁 数 (HL), 最 大 桁 数 (HM) (5.3.3 参 照 )の 設 定 を 読 み 取 る> < 必 要 なタイプ 及 び 長 さを 持 つバーコードを 読 み 取 る> < 終 了 (END)> 注 意 点 最 小 桁 数 (HL,DB1~DBO)または 最 大 桁 数 (HM,DA1~DAO)は 1 つのバーコードタイプにつき 1 種 類 の 桁 数 が 設 定 可 能 です 桁 数 固 定 (HK,DC1~DCO)は 1 つのバーコードタイプにつき 2 種 類 の 桁 数 が 設 定 可 能 です (2 種 類 の 桁 数 を 設 定 す る 場 合 1 回 の 設 定 間 に 行 ってください) 桁 数 固 定 は 最 小 桁 最 大 桁 よりも 優 先 度 が 高 いため 桁 数 固 定 チェックが 行 われるラベルの 場 合 最 小 桁 およ び 最 大 桁 は チェックされません 桁 数 固 定 を 設 定 した 状 態 で 最 小 桁 最 大 桁 を 設 定 し 有 効 にする 場 合 は 必 ず 設 定 をクリアしてから 行 ってください DA1~DAO, DB1~DBO,DC1~DCO 後 に 桁 数 を 入 力 しなかった 場 合 対 象 となる 設 定 は クリアされます 55

5.3.2. 選 択 コードの 桁 固 定 最 小 桁 数 最 大 桁 数 設 定 コマンドリスト コードの 種 類 桁 数 の 固 定 最 小 桁 数 最 大 桁 数 設 定 初 期 化 DC0 XQG XNG Code 39 DC1 DB1 DA1 Codabar DC2 DB2 DA2 Industrial 2of5 DC3 DB3 DA3 Interleaved 2of5 DC4 DB4 DA4 Code 93 DCD DBD DAD Code 128 DCB DBB DAB MSI/Plessey DC8 DB8 DA8 IATA DC7 DB7 DA7 PDF417 DCL DBL DAL QR code DCJ DBJ DAJ DataMatrix DCH DBH DAH Maxi code DCK DBK DAK Aztec code DCI DBI DAI MicroPDF417 DCM DBM DAM RSS-Expanded(GS1 Databar) DCF DBF DAF Composite DCG DBG DAG GS1-128 DCC DBC DAC S-code DC5 DB5 DA5 UK/Plessey DCA DBA DAA Matrix 2of5/Chinese Post DC6 DB6 DA6 Telepen DC9 DB9 DA9 Codablock-F DCO DBO DAO Code 11 DCE DBE DAE Chinese Sensible Code DCN DBN DAN 5.3.3. 選 択 コードの 桁 固 定 最 小 桁 数 最 大 桁 数 設 定 メニューコマンドリスト 項 目 コマンド コマンド 説 明 備 考 メニューによる 桁 数 設 定 HK 選 択 コードの 桁 数 固 定 メニューバーコードのみ HL 選 択 コードの 最 小 桁 数 メニューバーコードのみ HM 選 択 コードの 最 大 桁 数 メニューバーコードのみ 56

6. 文 字 列 オプション 本 章 では スキャナの 転 送 データ 文 字 列 のフォーマット 変 更 について 説 明 するものです 本 章 では 以 下 の 設 定 ができます 6.1 大 文 字 / 小 文 字 変 換 6.2 プリフィックス/サフィックス 6.3 コードID コード 長 の 識 別 57

6.1. 大 文 字 / 小 文 字 変 換 データは 小 文 字 または 大 文 字 のどちらかに 変 換 される あるいは 大 文 字 と 小 文 字 が 変 換 される 場 合 があります ホスト 側 が 大 文 字 または 小 文 字 のみを 要 求 する 場 合 に 使 用 されることがあります 大 文 字 小 文 字 変 換 例 テスト 文 字 列 AbCd 初 期 設 定 大 文 字 / 小 文 字 変 換 なし AbCd 大 文 字 に 変 換 する ABCD 小 文 字 に 変 換 する abcd 大 文 字 / 小 文 字 変 換 する abcd 大 文 字 / 小 文 字 変 換 は 下 記 のメニュー/コマンドにより 設 定 できます 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 YZ 大 文 字 / 小 文 字 変 換 なし 大 文 字 / 小 文 字 変 換 YW 大 文 字 に 変 換 する YX 小 文 字 に 変 換 する YY 大 文 字 / 小 文 字 を 変 換 する 58

6.2. プリフィックス/サフィックス 各 コードの 読 み 取 りデータには 下 記 の 付 加 キャラクタが 設 定 できます 出 力 フォーマット 1コモンプリフィックス/コモンサフィックス( 最 大 8 桁 ) 各 コード 共 通 でデータの 先 頭 及 び 末 尾 に 設 定 された 文 字 列 を 付 加 できます 初 期 設 定 では 設 定 なしとなります 2コード 別 プリフィックス/サフィックス( 最 大 4 桁 ) コード 別 にデータの 先 頭 及 び 末 尾 に 設 定 された 文 字 列 を 付 加 できます 初 期 設 定 ではプリフィックスは 設 定 なし サフィックスは <CR> が 付 加 されています 3コード 識 別 コード 長 (6.3. 参 照 ) プリフィックス サフィックスの 中 にコード 識 別 や データ 部 の 桁 数 を 付 加 することができます 桁 数 は 5.2シンボル 別 のオプション などで 設 定 された 出 力 フォーマット 後 の 桁 数 となります 1コモン プリフィックス 最 大 8 桁 2コード 別 プリフィックス 最 大 4 桁 読 み 取 りデータ 2コード 別 サフィックス 最 大 4 桁 ( 1) 1コモン サフィックス 最 大 8 桁 1 初 期 設 定 は コード 別 サフィックス に 全 コード RZ で<CR>が 付 加 されています 59

6.2.1. プリフィックス/サフィックスの 設 定 方 法 コマンドによる 設 定 <Esc>aa11223344bb11223344<CR> *aa :プリフィックスを 付 加 するコードの 設 定 *bb :サフィックスを 付 加 するコードの 設 定 (6.2.2 参 照 ) *11 :1 番 目 のプリフィックス/サフィックス 値 *22 :2 番 目 のプリフィックス/サフィックス 値 (6.2.3 参 照 ) 例 )Code 39 のプリフィックスに C39: Code 39 のサフィックスに <CR> <LF> を 付 加 する 場 合 コマンド: <Esc>M40CQ3Q96AO41M1J<CR> メニューバーコードによる 設 定 1(ZZ) 開 始 を 読 み 取 ります 2 6.2.2プリフィックス/サフィックスの 設 定 のコードに 対 応 したメニューを 読 み 取 ります 3 6.2.3プリフィックス/サフィックス 値 の 付 加 する 文 字 列 メニューを 読 み 取 ります 4(ZZ) 終 了 を 読 み 取 ります 例 )Code 39 のプリフィックスに C39: Code 39 のサフィックスに <CR> <LF> を 付 加 する 場 合 <メニュー(ZZ) 開 始 を 読 み 取 ります> <メニュー(M4) Code 39のプリフィックスを 設 定 する を 読 み 取 ります> <メニュー(0C) C を 読 み 取 ります> <メニュー(Q3) 3 を 読 み 取 ります> <メニュー(Q9) 9 を 読 み 取 ります> <メニュー(6A) : を 読 み 取 ります> <メニュー(O4) Code 39のサフィックスを 設 定 する を 読 み 取 ります> <メニュー(1M) <CR> を 読 み 取 ります> <メニュー(1J) <LF> を 読 み 取 ります> <メニュー(ZZ) 終 了 を 読 み 取 ります> 注 意 点 プリフィックス/サフィックスの 設 定 コマンドは 現 状 付 加 された 値 をクリアし 設 定 を 行 います 初 期 設 定 サフィックス <CR> も 同 様 にクリアされます 初 期 設 定 サフィックス <CR> を 全 コードクリアされる 場 合 は 全 サフィックスの 設 定 コマンド(RZ)のみまたはサフィック スクリア(PR)を 設 定 してください プリフィックス/サフィックスは 付 加 キャラクタの 最 大 桁 数 分 (4 桁 )を 超 えた 場 合 設 定 は 無 視 されますので 不 要 な キャラクタを 消 去 してください 60

6.2.2. プリフィックス/サフィックス 設 定 コマンド コード プリフィックス コマンド サフィックス コマンド 全 コード RY RZ UPC-A N1 N6 UPC-A Add-on M0 O0 UPC-E N2 N7 UPC-E Add-on M1 O1 EAN-13 N3 N8 EAN-13 Add-on M2 O2 EAN-8 N4 N9 EAN-8 Add-on M3 O3 Code 39 M4 O4 Tri-optic MC PN Codabar M5 O5 Industrial 2of5 M6 O6 Interleaved 2of5 M7 O7 S-code MB OB Matrix 2of5 GL GM IATA I8 I9 MSI/Plessey N0 N5 Telepen L8 L9 UK/Plessey MA OA Code 128 M9 O9 GS1-128 XMX XOX Code 11 BLD BLE Intelligent Mail Barcode D5I D5J POSTNET D6D D6E GS1 DataBar OE PQ Composite code RR RS Codablock-F D4S D4T Data Matrix MD PO Aztec BF0 BF1 Chinese Sensible Code D4N D4O QR Code MK PW Maxicode ML PX PDF417 OC PY MicroPDF417 OD PZ プリフィックス/サフィックスクリア MG PR コモンプリフィックス/コモンサフィックス MZ PS 61

6.2.3. プリフィックス/サフィックス 値 ASCII コマンド ASCII コマンド ASCII コマンド ASCII コマンド <SPACE> 5A A 0A a $A ^@ (NULL) 9G! 5B B 0B b $B ^A (SOH) 1A " 5C C 0C c $C ^B (STX) 1B # 5D D 0D d $D ^C (ETX) 1C $ 5E E 0E e $E ^D (EOT) 1D % 5F F 0F f $F ^E (ENQ) 1E & 5G G 0G g $G ^F (ACK) 1F ' 5H H 0H h $H ^G (BEL) 1G ( 5I I 0I i $I ^H (BS) 1H ) 5J J 0J j $J ^I (HT) 1I * 5K K 0K k $K ^J (LF) 1J + 5L L 0L l $L ^K (VT) 1K, 5M M 0M m $M ^L (FF) 1L - 5N N 0N n $N ^M (CR) 1M. 5O O 0O o $O ^N (SO) 1N / 5P P 0P p $P ^O (SI) 1O : 6A Q 0Q q $Q ^P (DLE) 1P ; 6B R 0R r $R ^Q (DC1) 1Q < 6C S 0S s $S ^R (DC2) 1R = 6D T 0T t $T ^S (DC3) 1S > 6E U 0U u $U ^T (DC4) 1T? 6F V 0V v $V ^U (NAK) 1U @ 6G W 0W w $W ^V (SYN) 1V [ 7A X 0X x $X ^W (ETB) 1W \ 7B Y 0Y y $Y ^X (CAN) 1X ] 7C Z 0Z z $Z ^Y (EM) 1Y ^ 7D 0 Q0 ^Z (SUB) 1Z _ 7E 1 Q1 ^[ (ESC) 9A ` 7F 2 Q2 ^\ (FS) 9B { 9T 3 Q3 ^] (GS) 9C 9U 4 Q4 ^^ (RS) 9D } 9V 5 Q5 ^_ (US) 9E ~ 9W 6 Q6 7 Q7 8 Q8 9 Q9 DEL (ASCII127) 9F 62

6.3. コードID コード 長 の 識 別 プリフィックス/サフィックスの 設 定 方 法 と 同 様 の 手 順 で 付 加 キャラクタの 代 わりにコード 識 別 コード 長 の 設 定 が 可 能 です 6.3.1. コード 識 別 コード 識 別 OPTICON : 付 録 11.1.1. 参 照 直 接 コード 識 別 子 入 力 は 各 バーコードタイプの 個 々のプリフィックスまたはサフィックスのプログラミングに 加 えて プログラミングの 迅 速 な 方 法 を 提 供 します コード 識 別 AIM/ISO : 付 録 11.1.2. 参 照 コード 識 別 子 は ISO 15424 フォーマットに 送 信 されます ]cm ] は ASCII 値 10 進 法 93 c は コードキャラクタ m は 修 飾 子 キャラクタ コード 識 別 は 下 記 のコマンドをプリフィックス/サフィックス 値 に 設 定 することで 出 力 されます 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 $2 OPTICON ID を 使 用 してのコード 識 別 を 有 効 コード 識 別 $1 AIM ID を 使 用 してのコード 識 別 を 有 効 6.3.2. コード 長 コード 長 は プリフィックスおよびサフィックスキャラクタを 除 き 2 桁 として 送 信 されます 2D バーコードではコー ド 長 は 6 桁 で 送 信 されます 1D および 2D 共 にコード 長 を 6 桁 として 送 信 することもできます これらの 直 接 キャラクタ 入 力 は 4 桁 のプリフィックスまたはサフィックス 入 力 の 1 桁 分 として 見 なされます コード 長 は 下 記 のコマンドをプリフィックス/サフィックス 値 に 設 定 することで 出 力 されます 項 目 コマンド コマンド 説 明 初 期 設 定 $3 コード 長 (1D / 2D : 2 / 6 桁 ) 識 別 を 有 効 コード 長 $6 コード 長 (1D / 2D : 6 / 6 桁 ) 識 別 を 有 効 Code IDの 値 は Code ID 表 (11.1. 参 照 )してください 例 ) 全 コードプリフィックスに <コード ID>:<コード 長 >: を 付 加 する 場 合 コマンドによる 設 定 <Esc>RY$26A$36A<CR> メニューバーコードによる 設 定 <メニュー(ZZ) 開 始 を 読 み 取 ります> <メニュー(RY) 全 コードプリフィックスを 設 定 する(6.2.2 参 照 ) を 読 み 取 ります> <メニュー($2) OPTICON ID を 使 用 してのコード 識 別 を 読 み 取 ります> <メニュー(6A) : (6.2.3 参 照 ) を 読 み 取 ります> <メニュー($3) コード 長 (1D / 2D : 2 / 6 桁 )を 読 み 取 ります> <メニュー(6A) : (6.2.3 参 照 ) を 読 み 取 ります> <メニュー(ZZ) 終 了 を 読 み 取 ります> 63