目 次 平 成 27 年 度 税 制 改 正 の 主 な 内 容 1 第 1 章 市 税 のご 案 内 7 1 市 民 税 8 2 固 定 資 産 税 31 3 都 市 計 画 税 43 4 軽 自 動 車 税 44 5 市 たばこ 税 47 第 2 章 市 税 の 納 付 48 市 税 の 納 期

第 1 版

目 次 平 成 27 年 度 税 制 改 正 の 主 な 内 容 1 第 1 章 市 税 のご 案 内 7 1 市 民 税 8 2 固 定 資 産 税 31 3 都 市 計 画 税 43 4 軽 自 動 車 税 44 5 市 たばこ 税 47 第 2 章 市 税 の 納 付 48 市 税 の 納 期 限 と 納 付 場 所 48 口 座 振 替 制 度 49 全 期 前 納 報 奨 金 制 度 の 廃 止 50 市 税 を 滞 納 すると 50 納 税 にお 困 りの 場 合 は 51 Q&A(よくあるご 質 問 にお 答 えします) 53 市 税 等 に 関 する 証 明 閲 覧 58 税 に 関 する 問 い 合 わせ 先 59

平 成 27 年 度 分 以 降 適 用 の 地 方 税 制 改 正 の 主 な 内 容 個 人 住 民 税 の 改 正 内 容 1 NISAの 拡 充 平 成 26 年 1 月 から 始 まりました 少 額 投 資 非 課 税 制 度 (NISA)における 限 度 額 が 100 万 円 から120 万 円 に 引 き 上 げられました この 改 正 については 平 成 28 年 1 月 1 日 以 後 に 設 けられる 非 課 税 管 理 勘 定 について 適 用 されます 小 額 投 資 非 課 税 制 度 (NISA)とは 株 式 や 投 資 信 託 などから 得 られた 配 当 や 譲 渡 益 につい て 毎 年 上 記 の 金 額 を 上 限 とする 新 規 購 入 分 を 対 象 に その 配 当 や 譲 渡 益 を 最 長 5 年 間 非 課 税 にする 制 度 です ( 本 来 は 税 率 20% 適 用 ) 2 ジュニアNISAの 創 設 平 成 28 年 から20 歳 未 満 の 居 住 者 等 を 対 象 として 平 成 28 年 から 平 成 35 年 までの 間 に 年 間 80 万 円 を 上 限 として 未 成 年 者 口 座 で 取 得 した 上 場 株 式 等 の 配 当 等 やその 株 式 等 を 売 却 した ことにより 生 じた 譲 渡 益 が 非 課 税 管 理 勘 定 が 設 けられた 日 の 属 する 年 の1 月 1 日 から 最 長 5 年 間 非 課 税 にする 制 度 です 3 上 場 株 式 等 の 配 当 収 入 売 却 益 に 係 る 軽 減 税 率 の 特 例 措 置 の 廃 止 上 場 株 式 等 の 配 当 所 得 譲 渡 所 得 に 係 る10% 軽 減 税 率 ( 所 得 税 7% 住 民 税 3%)の 特 例 措 置 並 びに 源 泉 徴 収 選 択 口 座 内 調 整 所 得 金 額 及 び 上 場 株 式 等 の 配 当 等 に 係 る 源 泉 徴 収 税 率 の10% 軽 減 税 率 ( 所 得 税 7% 住 民 税 3%)の 特 例 措 置 は 平 成 25 年 12 月 31 日 で 廃 止 され 平 成 26 年 1 月 1 日 以 後 は 本 則 税 率 の20%( 所 得 税 15% 住 民 税 5%)が 適 用 されています 4 住 宅 ローン 控 除 の 延 長 拡 充 所 得 税 の 住 宅 ローン 控 除 の 適 用 者 ( 平 成 26 年 から 平 成 31 年 6 月 までの 入 居 者 )について 所 得 税 から 控 除 しきれなかった 額 を 次 の 控 除 限 度 額 の 範 囲 内 で 住 民 税 から 控 除 します 居 住 年 ~ 平 成 25 年 12 月 平 成 26 年 1 月 ~3 月 平 成 26 年 4 月 ~ 平 成 31 年 6 月 控 除 限 度 額 所 得 税 の 課 税 総 所 得 金 額 等 の5% ( 最 高 9.75 万 円 ) 所 得 税 の 課 税 総 所 得 金 額 等 の5% ( 最 高 9.75 万 円 ) 所 得 税 の 課 税 総 所 得 金 額 等 の7%( ) ( 最 高 13.65 万 円 ) 特 定 取 得 ( 居 住 開 始 日 が 平 成 26 年 4 月 以 降 で 住 宅 の 取 得 等 に 係 る 消 費 税 率 が8%の 場 合 ) に 該 当 しない 場 合 は 7%が5%に 13.65 万 円 が9.75 万 円 になります 5 ふるさと 納 税 の 拡 充 (1) 特 例 控 除 額 の 控 除 限 度 額 が 個 人 住 民 税 所 得 割 額 の1 割 から2 割 に 引 き 上 げられます ( 平 成 27 年 1 月 1 日 以 後 に 行 われる 寄 附 について 適 用 ) (2) 確 定 申 告 不 要 な 給 与 所 得 者 等 が 寄 附 を 行 う 場 合 は ワンストップで 控 除 を 受 けられる ふる さと 納 税 ワンストップ 特 例 制 度 が 創 設 されます ( 平 成 27 年 4 月 1 日 以 後 に 行 われる 寄 附 について 適 用 ) 1

6 公 的 年 金 からの 特 別 徴 収 制 度 の 見 直 し( 平 成 28 年 10 月 以 降 に 実 施 する 特 別 徴 収 から 適 用 ) (1) 特 別 徴 収 税 額 算 定 方 法 の 見 直 し 現 行 改 正 後 仮 徴 収 額 (4 6 8 月 ) = 前 年 度 分 の 本 徴 収 額 1/3 仮 徴 収 額 (4 6 8 月 ) = 前 年 度 分 の 年 税 額 1/2 1/3 本 徴 収 額 (10 12 2 月 ) = ( 年 税 額 - 仮 徴 収 額 ) 1/3 本 徴 収 額 (10 12 2 月 ) = ( 年 税 額 - 仮 徴 収 額 ) 1/3 (2) 特 別 徴 収 中 止 要 件 の 見 直 し これまで 特 別 徴 収 を 中 止 することとしていた 次 の 場 合 においても 公 的 年 金 からの 特 別 徴 収 を 継 続 します ア 1 月 1 日 以 降 に 当 該 市 町 村 の 区 域 外 に 転 出 した 場 合 イ 市 町 村 が 年 金 保 険 者 ( 日 本 年 金 機 構 等 )に 対 して 年 金 所 得 に 係 る 特 別 徴 収 税 額 を 通 知 した 後 に 税 額 が 変 更 された 場 合 法 人 市 民 税 の 改 正 内 容 1 法 人 市 民 税 法 人 税 割 の 見 直 し 平 成 26 年 10 月 1 日 以 後 に 開 始 する 事 業 年 度 から 法 人 市 民 税 法 人 税 割 の 税 率 が12.3%から 9.7%へ 改 正 されています 2 均 等 割 税 率 区 分 の 基 準 となる 資 本 金 等 の 額 の 見 直 し 平 成 27 年 4 月 1 日 以 後 に 開 始 する 事 業 年 度 から 均 等 割 税 率 区 分 の 基 準 となる 資 本 金 等 の 額 が 見 直 され 変 更 前 の 資 本 金 等 の 額 に 無 償 増 減 資 等 の 金 額 を 加 減 算 し 加 減 算 した 額 と 資 本 金 に 資 本 準 備 金 を 加 えた 額 を 比 較 して 大 きい 方 の 額 が 均 等 割 税 率 区 分 の 基 準 になります 固 定 資 産 税 の 改 正 内 容 1 固 定 資 産 税 負 担 調 整 措 置 の 見 直 し 小 規 模 住 宅 用 地 一 般 住 宅 用 地 及 び 特 定 市 街 化 区 域 農 地 の 課 税 標 準 額 の 据 置 特 例 (( 前 年 度 課 税 標 準 額 / 本 則 課 税 標 準 額 )が90% 以 上 の 場 合 に 前 年 度 と 同 額 に 据 え 置 く)が 平 成 26 年 度 から 廃 止 されました 2 水 質 汚 濁 防 止 法 の 特 定 施 設 に 係 る 汚 水 又 は 廃 液 を 処 理 するための 施 設 の 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 は 2 年 延 長 されました 3 大 気 汚 染 防 止 法 の 指 定 物 資 排 出 抑 制 施 設 (テトラクロロエチレン 系 溶 剤 を 使 用 するドライクリ ーニング 機 に 係 る 活 性 炭 吸 着 回 収 装 置 )に 係 る 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 は 2 年 延 長 され ました 4 土 壌 汚 染 防 止 法 の 特 定 有 害 物 資 排 出 抑 制 施 設 (フッ 素 系 溶 剤 を 使 用 するドライクリーニング 機 に 係 る 活 性 炭 吸 着 回 収 装 置 )に 係 る 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 は 2 年 延 長 されました 2

5 耐 震 改 修 を 行 った 既 存 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 の 減 額 措 置 が 創 設 ( 建 築 物 の 耐 震 改 修 の 促 進 に 関 する 法 律 の 改 正 に 伴 い 不 特 定 多 数 の 者 が 利 用 する 大 規 模 な 建 物 等 で 耐 震 診 断 を 義 務 付 けられ その 結 果 が 所 管 行 政 庁 に 報 告 された 家 屋 )されました 6 浸 水 防 止 用 設 備 に 係 る 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 が 創 設 ( 浸 水 想 定 区 域 内 の 一 定 の 地 下 街 等 の 所 有 者 又 は 管 理 者 が 水 防 法 に 規 定 する 浸 水 防 止 計 画 に 基 づき 浸 水 の 防 止 を 図 るために 取 得 する 一 定 の 償 却 資 産 )されました 7 ノンフロン 製 品 ( 自 然 冷 媒 を 利 用 した 一 定 の 冷 凍 冷 蔵 機 器 )に 係 る 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 が 創 設 されました 8 排 出 ガス 規 制 に 適 合 した 特 定 特 殊 自 動 車 ( 公 道 を 走 行 しないオフロード 特 殊 自 動 車 )に 係 る 固 定 資 産 税 の 課 税 標 準 の 特 例 措 置 が 創 設 ( 特 定 特 殊 自 動 車 排 出 ガスの 規 制 等 に 関 する 法 律 における 一 定 の 基 準 適 合 表 示 の 付 された 特 定 特 殊 自 動 車 に 係 る 固 定 資 産 税 )されました 3

軽 自 動 車 税 の 改 正 内 容 1 軽 自 動 車 税 率 の 見 直 し 原 動 機 付 自 転 車 小 型 特 殊 自 動 車 軽 自 動 車 ( 三 四 輪 を 除 く) 二 輪 の 小 型 自 動 車 の 軽 自 動 車 税 が 平 成 28 年 度 以 降 変 更 となります ( 改 正 が 一 年 延 期 となりました ) 原 動 機 付 自 転 車 小 型 特 殊 自 動 車 軽 自 動 車 ( 三 四 輪 を 除 く) 車 種 総 排 気 量 が50cc 以 下 ( 総 出 力 0.6kw 以 下 )のもの 総 排 気 量 50cc 超 90cc 以 下 ( 総 出 力 0.6kw 超 0.8kw 以 下 )で 二 輪 のもの 総 排 気 量 90cc 超 125cc 以 下 ( 総 出 力 0.8kw 超 )で 二 輪 のもの 総 排 気 量 20cc 超 50cc 以 下 ( 総 出 力 0.25kw 超 0.6kw 以 下 )で 三 輪 以 上 のもの (ミニカー) 農 耕 作 業 用 のもの ( 刈 取 脱 穀 作 業 用 自 動 車 を 含 む) その 他 のもの(フォークリフトなど) 二 輪 のもの ( 側 車 付 を 含 む 125cc 超 250cc 以 下 の もの) 雪 上 用 のもの 旧 税 率 新 税 率 1,000 円 2,000 円 1,200 円 2,000 円 1,600 円 2,400 円 2,500 円 3,700 円 1,600 円 2,400 円 4,700 円 5,900 円 2,400 円 3,600 円 2,400 円 3,600 円 二 輪 の 小 型 自 動 車 総 排 気 量 が250ccを 超 えるもの 4,000 円 6,000 円 2 軽 自 動 車 ( 三 四 輪 )の 軽 自 動 車 税 が 平 成 27 年 度 以 降 変 更 となります また 平 成 28 年 度 以 降 初 めて 車 両 番 号 の 指 定 を 受 けた 月 から13 年 を 超 過 した 車 両 につい ての 軽 自 動 車 税 が 変 更 となります 車 種 平 成 28 年 度 から 適 用 平 成 27 年 度 から 適 用 平 成 27 年 3 月 31 日 までの 登 録 車 平 成 27 年 4 月 1 日 以 降 の 登 録 車 13 年 超 過 1 三 輪 のもの 四 輪 乗 用 ( 自 家 用 ) 軽 自 動 車 ( 三 四 輪 ) 四 輪 乗 用 ( 営 業 用 ) 四 輪 貨 物 ( 自 家 用 ) 四 輪 貨 物 ( 営 業 用 ) 3,100 円 3,900 円 4,600 円 7,200 円 10,800 円 12,900 円 5,500 円 6,900 円 8,200 円 4,000 円 5,000 円 6,000 円 3,000 円 3,800 円 4,500 円 1 車 両 が 最 初 の 車 両 番 号 の 指 定 を 受 けた 月 から 13 年 を 経 過 したものが 対 象 となります 4

3 軽 自 動 車 税 グリーン 化 特 例 ( 軽 課 )について 排 出 ガス 性 能 及 び 燃 費 性 能 の 優 れた 環 境 負 荷 の 小 さい 軽 自 動 車 ( 三 四 輪 )で 平 成 27 年 4 月 1 日 から 平 成 28 年 3 月 31 日 までに 新 規 取 得 した 車 両 ( 新 車 に 限 る)について 環 境 性 能 に 応 じて 平 成 28 年 度 の 軽 自 動 車 税 が 下 表 の 金 額 となります 車 種 電 気 自 動 車 及 び 天 然 ガス 自 動 車 (ポス ト 新 長 期 規 制 から Nox10% 低 減 ) 平 成 32 年 度 燃 費 基 準 +20% 達 成 車 平 成 32 年 度 燃 費 基 準 達 成 車 三 輪 のもの 1,000 円 2,000 円 3,000 円 四 輪 乗 用 軽 自 動 車 ( 自 家 用 ) 2,700 円 5,400 円 8,100 円 ( 三 四 輪 ) 四 輪 乗 用 ( 営 業 用 ) 1,800 円 3,500 円 5,200 円 四 輪 貨 物 ( 自 家 用 ) 1,300 円 2,500 円 3,800 円 四 輪 貨 物 ( 営 業 用 ) 1,000 円 1,900 円 2,900 円 ガソリン 車 ハイブリット 車 は いずれも 平 成 17 年 排 出 ガス 基 準 75% 低 減 達 成 車 ( ) に 限 る 5

たばこ 税 の 改 正 内 容 1 旧 3 級 品 の 製 造 たばこに 係 る 国 及 び 地 方 のたばこ 税 の 特 例 税 率 が 廃 止 となります 平 成 28 年 4 月 1 日 から 廃 止 となりますが 激 変 緩 和 等 の 観 点 から 下 記 のとおり 段 階 的 に 経 過 措 置 が 取 られます 注 : 旧 3 級 品 とは エコー わかば しんせい ゴールデンバット バイオレット うるまの 6 銘 柄 で 専 売 納 付 金 制 度 下 において3 級 品 とされていた 紙 巻 たばこのこと 第 一 段 階 平 成 28 年 4 月 1 日 第 二 段 階 平 成 29 年 4 月 1 日 第 三 段 階 平 成 30 年 4 月 1 日 第 四 段 階 平 成 31 年 4 月 1 日 税 率 現 行 改 正 案 第 一 段 階 第 二 段 階 第 三 段 階 第 四 段 階 国 のたばこ 税 2,906 円 3,406 円 3,906 円 4,656 円 6,122 円 たばこ 税 2,517 円 2,950 円 3,383 円 4,032 円 5,302 円 たばこ 特 別 税 389 円 456 円 523 円 624 円 820 円 地 方 のたばこ 税 2,906 円 3,406 円 3,906 円 4,656 円 6,122 円 道 府 県 たばこ 税 411 円 481 円 551 円 656 円 860 円 市 町 村 たばこ 税 2,495 円 2,925 円 3,355 円 4,000 円 5,262 円 合 計 5,812 円 6,812 円 7,812 円 9,312 円 12,244 円 税 率 は1,000 本 当 たりのもの 6

第 1 章 市 税 のご 案 内 市 税 は 普 通 税 と 目 的 税 に 区 分 され 次 のようになります 普 通 税 とは 税 金 の 使 いみちが 特 定 されていない 税 金 のことで 目 的 税 とは 税 金 の 使 いみち が 特 定 されている 税 金 です 普 通 税 市 民 税 県 民 税 とあわせて 住 民 税 と 呼 ばれているもの で 市 内 に 住 所 のある 人 にかかる 税 金 です 市 民 税 には 個 人 が 納 める 個 人 市 民 税 と 会 社 など 法 人 が 納 める 法 人 市 民 税 がありま す 市 税 固 定 資 産 税 特 別 土 地 保 有 税 土 地 家 屋 及 び 事 業 に 使 う 機 械 などの 償 却 資 産 にかかる 税 金 です 一 定 条 件 の 土 地 の 取 得 及 びその 土 地 の 保 有 に 対 してかかる 税 金 です 軽 自 動 車 税 軽 自 動 車 等 を 所 有 しているとかかる 税 金 です 市 たばこ 税 日 本 たばこ 産 業 株 式 会 社 などの 業 者 が 市 内 の 小 売 販 売 業 者 に 売 渡 した 製 造 たばこにかか る 税 金 です 目 的 税 都 市 計 画 税 市 街 化 区 域 内 にある 土 地 と 家 屋 にかかる 税 金 です 国 民 健 康 保 険 税 自 営 業 者 の 人 や 職 場 の 健 康 保 険 に 入 っていな い 人 が 加 入 する 医 療 保 険 に 対 してかかる 税 金 です 7

1 市 民 税 市 民 税 には 個 人 が 納 める 個 人 市 民 税 と 会 社 など 法 人 が 納 める 法 人 市 民 税 があります 個 人 市 民 税 には 一 定 の 額 を 負 担 する 均 等 割 と 所 得 額 に 応 じて 負 担 する 所 得 割 があり 法 人 市 民 税 には 法 人 の 規 模 により 一 定 の 額 を 負 担 する 均 等 割 と 法 人 税 額 に 応 じて 負 担 する 法 人 税 割 があります 個 人 市 民 税 市 内 に 住 所 を 有 する 個 人 にかかる 税 金 です 個 人 の 市 民 税 の 納 税 義 務 者 納 税 義 務 者 均 等 割 納 める 税 金 所 得 割 市 内 に 住 所 がある 人 市 内 に 住 所 はないが 市 内 に 事 務 所 事 業 所 家 屋 敷 がある 人 市 内 に 住 所 があるということは 原 則 的 には 住 民 基 本 台 帳 に 記 録 されていることをいいます が 他 市 町 村 の 住 民 基 本 台 帳 に 記 録 されている 人 でも みよし 市 内 に 住 所 があると 認 められる 場 合 は みよし 市 の 住 民 基 本 台 帳 に 記 録 されている 人 とみなして 課 税 することができるとされ ています 市 内 に 住 所 があるかどうかは その 年 の1 月 1 日 現 在 で 判 断 します したがって 平 成 27 年 1 月 1 日 以 前 に 死 亡 した 人 には 税 金 がかかりませんが 平 成 27 年 1 月 2 日 以 降 に 死 亡 した 人 には 税 金 がかかります また 平 成 27 年 1 月 1 日 以 前 に 市 外 へ 転 出 した 人 は 平 成 27 年 度 は 転 出 した 市 町 村 で 課 税 されますし 平 成 27 年 1 月 2 日 以 降 にみよし 市 へ 転 入 した 人 は みよし 市 ではなく 転 入 する 前 の 市 町 村 で 課 税 されます 転 入 転 出 の 状 況 平 成 27 年 度 の 課 税 市 町 村 A 市 みよし 市 平 成 27 年 1 月 1 日 までにA 市 からみよし 市 へ 転 入 した 人 平 成 27 年 1 月 2 日 以 降 にA 市 からみよし 市 へ 転 入 した 人 平 成 27 年 1 月 1 日 までにみよし 市 からA 市 へ 転 出 した 人 平 成 27 年 1 月 2 日 以 降 にみよし 市 からA 市 へ 転 出 した 人 現 在 みよし 市 に 住 んでいてもA 市 の 課 税 となる 人 は 税 金 はすべてA 市 に 納 めていただき ます また 現 在 他 の 市 町 村 に 住 んでいてもみよし 市 の 課 税 となる 人 は 税 金 はすべてみよ し 市 に 納 めていただきます 8

個 人 の 市 民 税 が 課 税 されない 人 均 等 割 と 所 得 割 のどちらも 課 税 されない 人 1 生 活 保 護 法 によって 生 活 扶 助 を 受 けている 人 2 障 害 者 未 成 年 者 寡 婦 又 は 寡 夫 で 前 年 中 の 合 計 所 得 金 額 が125 万 円 以 下 の 人 均 等 割 が 課 税 されない 人 前 年 中 の 合 計 所 得 金 額 が 次 の 金 額 以 下 の 人 ア 扶 養 親 族 のない 人 28 万 円 イ 扶 養 親 族 のいる 人 28 万 円 家 族 数 ( 本 人 + 控 除 対 象 配 偶 者 + 扶 養 親 族 数 (16 歳 未 満 含 む))+16 万 8 千 円 ( 例 ) 本 人 と 妻 子 2 人 の 場 合 28 万 円 4 人 +16 万 8 千 円 =128 万 8 千 円 所 得 割 が 課 税 されない 人 前 年 中 の 総 所 得 金 額 等 が 次 の 金 額 以 下 の 人 ア 扶 養 親 族 のない 人 35 万 円 イ 扶 養 親 族 のいる 人 35 万 円 家 族 数 ( 本 人 + 控 除 対 象 配 偶 者 + 扶 養 親 族 数 (16 歳 未 満 含 む))+32 万 円 ( 例 ) 本 人 と 妻 子 2 人 の 場 合 35 万 円 4 人 +32 万 円 =172 万 円 合 計 所 得 金 額 とは 合 計 所 得 金 額 とは 純 損 失 居 住 用 財 産 の 買 換 え 等 の 譲 渡 損 失 特 定 居 住 用 財 産 の 譲 渡 損 失 及 び 雑 損 失 の 繰 越 控 除 の 適 用 前 で 計 算 した 総 所 得 金 額 短 期 譲 渡 所 得 金 額 ( 特 別 控 除 前 ) 長 期 譲 渡 所 得 金 額 ( 特 別 控 除 前 ) 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 金 額 ( 上 場 株 式 等 及 び 特 定 株 式 に 係 る 譲 渡 損 失 の 繰 越 控 除 の 特 例 の 適 用 前 ) 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 退 職 所 得 金 額 ( 分 離 課 税 の 対 象 となるものを 除 く) 及 び 山 林 所 得 金 額 の 合 計 総 所 得 金 額 等 とは 総 所 得 金 額 等 とは 純 損 失 居 住 用 財 産 の 買 換 え 等 の 譲 渡 損 失 特 定 居 住 用 財 産 の 譲 渡 損 失 及 び 雑 損 失 の 繰 越 控 除 の 適 用 後 で 計 算 した 総 所 得 金 額 短 期 譲 渡 所 得 金 額 ( 特 別 控 除 前 ) 長 期 譲 渡 所 得 金 額 ( 特 別 控 除 前 ) 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 金 額 ( 上 場 株 式 等 及 び 特 定 株 式 に 係 る 譲 渡 損 失 の 繰 越 控 除 の 特 例 の 適 用 後 ) 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 退 職 所 得 金 額 ( 分 離 課 税 の 対 象 となるものを 除 く) 及 び 山 林 所 得 金 額 の 合 計 9

均 等 割 について 均 等 割 の 税 額 市 民 税 均 等 割 県 民 税 均 等 割 均 等 割 の 納 税 義 務 のある 人 3,500 円 2,000 円 均 等 割 の 課 税 は 扶 養 控 除 などの 所 得 控 除 をする 前 の 合 計 所 得 金 額 で 判 定 します 県 民 税 均 等 割 は 標 準 税 率 (1,000 円 )にあいち 森 と 緑 づくり 税 (500 円 )が 加 算 されています ( 平 成 21 年 度 から 平 成 30 年 度 まで) 東 日 本 大 震 災 の 教 訓 を 踏 まえた 緊 急 防 災 減 災 事 業 を 推 進 するため 年 額 1,000 円 ( 市 民 税 500 円 県 民 税 500 円 ) 引 き 上 げられています ( 平 成 26 年 度 から 平 成 35 年 度 まで) 所 得 割 について 所 得 割 の 計 算 方 法 所 得 割 額 の 計 算 は 一 般 的 には 次 の 計 算 方 法 によります 所 得 割 額 =( 所 得 金 額 - 所 得 控 除 額 ) 税 率 - 調 整 控 除 税 額 控 除 額 課 税 所 得 金 額 所 得 金 額 について 所 得 割 額 の 基 礎 は 前 年 中 の 所 得 金 額 です 所 得 の 種 類 は 所 得 税 と 同 様 に10 種 類 で そ の 金 額 は 一 般 的 に 収 入 金 額 から 必 要 経 費 などを 差 し 引 いて 算 定 されます 所 得 の 種 類 所 得 金 額 の 計 算 方 法 1 利 子 所 得 公 債 社 債 預 貯 金 などの 利 子 収 入 金 額 = 利 子 所 得 の 金 額 2 配 当 所 得 株 式 や 出 資 の 配 当 など 3 不 動 産 所 得 4 事 業 所 得 土 地 や 建 物 を 貸 して 得 た 所 得 で 地 代 家 賃 権 利 金 など 自 分 で 事 業 を 営 んだり 農 業 など から 生 じる 所 得 5 給 与 所 得 サラリーマンの 給 与 など 6 退 職 所 得 退 職 金 一 時 恩 給 など 7 山 林 所 得 山 林 を 売 った 場 合 に 生 じる 所 得 8 譲 渡 所 得 9 一 時 所 得 土 地 などの 財 産 を 売 った 場 合 に 生 じる 所 得 継 続 性 のない 一 時 的 な 所 得 で 賞 金 生 命 保 険 の 満 期 受 取 金 など 収 入 金 額 - 株 式 などの 元 本 取 得 のために 要 した 負 債 の 利 子 = 配 当 所 得 の 金 額 収 入 金 額 - 必 要 経 費 = 不 動 産 所 得 の 金 額 収 入 金 額 - 必 要 経 費 = 事 業 所 得 の 金 額 収 入 金 額 - 給 与 所 得 控 除 額 又 は 特 定 支 出 控 除 額 = 給 与 所 得 の 金 額 ( 収 入 金 額 - 退 職 所 得 控 除 額 ) 1/2= 退 職 所 得 の 金 額 収 入 金 額 - 必 要 経 費 - 特 別 控 除 額 = 山 林 所 得 の 金 額 収 入 金 額 - 資 産 の 取 得 価 格 などの 経 費 - 特 別 控 除 額 = 譲 渡 所 得 の 金 額 収 入 金 額 - 必 要 経 費 - 特 別 控 除 額 = 一 時 所 得 の 金 額 10 雑 所 得 公 的 年 金 太 陽 光 発 電 設 備 に 伴 う 余 剰 電 力 の 売 電 収 入 など 他 の 所 得 にあてはまらない 所 得 次 の1と2の 合 計 額 1 公 的 年 金 等 の 収 入 額 - 公 的 年 金 等 控 除 額 21 以 外 の 雑 所 得 収 入 金 額 - 必 要 経 費 売 電 収 入 の 所 得 金 額 が20 万 円 以 下 のとき 所 得 税 法 の 規 定 で 確 定 申 告 は 必 要 ありませんが 市 県 民 税 の 申 告 は 必 要 となります また これを 事 業 として 行 っている 場 合 や 他 に 事 業 所 得 がありそ の 付 随 業 務 として 行 っている 場 合 には 事 業 所 得 となります 10

給 与 所 得 の 求 め 方 給 与 等 の 収 入 金 額 の 合 計 給 与 所 得 の 金 額 651,000 円 未 満 0 円 651,000 円 以 上 1,619,000 円 未 満 収 入 金 額 - 650,000 円 1,619,000 円 以 上 1,620,000 円 未 満 969,000 円 1,620,000 円 以 上 1,622,000 円 未 満 970,000 円 1,622,000 円 以 上 1,624,000 円 未 満 972,000 円 1,624,000 円 以 上 1,628,000 円 未 満 974,000 円 1,628,000 円 以 上 1,800,000 円 未 満 収 入 金 額 4( 千 円 未 満 切 捨 て) 2.4 1,800,000 円 以 上 3,600,000 円 未 満 収 入 金 額 4( 千 円 未 満 切 捨 て) 2.8-180,000 円 3,600,000 円 以 上 6,600,000 円 未 満 収 入 金 額 4( 千 円 未 満 切 捨 て) 3.2-540,000 円 6,600,000 円 以 上 10,000,000 円 未 満 収 入 金 額 90% - 1,200,000 円 10,000,000 円 以 上 15,000,000 円 未 満 収 入 金 額 95% - 1,700,000 円 15,000,000 円 以 上 収 入 金 額 - 2,450,000 円 給 与 を2か 所 以 上 から 支 給 されている 場 合 は すべての 給 与 収 入 を 合 計 してから 給 与 所 得 金 額 を 求 めます 年 金 所 得 の 求 め 方 受 給 者 の 年 齢 公 的 年 金 等 の 収 入 金 額 公 的 年 金 等 に 係 る 雑 所 得 の 金 額 330 万 円 未 満 年 金 収 入 - 120 万 円 65 歳 以 上 330 万 円 以 上 410 万 円 未 満 年 金 収 入 75% - 37.5 万 円 410 万 円 以 上 770 万 円 未 満 年 金 収 入 85% - 78.5 万 円 770 万 円 以 上 年 金 収 入 95% - 155.5 万 円 130 万 円 未 満 年 金 収 入 - 70 万 円 65 歳 未 満 130 万 円 以 上 410 万 円 未 満 年 金 収 入 75% - 37.5 万 円 410 万 円 以 上 770 万 円 未 満 年 金 収 入 85% - 78.5 万 円 770 万 円 以 上 年 金 収 入 95% - 155.5 万 円 年 齢 は その 年 の12 月 31 日 現 在 で 判 定 しますので 平 成 26 年 分 の 所 得 を 求 める 場 合 は 昭 和 25 年 1 月 1 日 以 前 に 生 まれた 人 が65 歳 以 上 となります 年 金 の 所 得 は 雑 所 得 という 所 得 の 種 類 となります 11

所 得 控 除 所 得 控 除 は その 納 税 義 務 者 の 実 情 に 応 じた 税 負 担 を 求 めるために 納 税 義 務 者 に 配 偶 者 や 扶 養 親 族 があるかどうか 病 気 や 災 害 などによる 出 費 があるかどうかなどの 個 人 的 な 事 情 を 考 慮 して 所 得 金 額 から 差 し 引 くことができます 種 類 要 件 控 除 額 雑 損 控 除 災 害 などにより 資 産 について 損 失 を 受 けた 場 合 1か2のいずれか 多 い 方 の 金 額 1( 損 失 の 金 額 - 保 険 金 などで 補 てんされた 額 )-( 総 所 得 金 額 等 10%) 2( 災 害 関 連 支 出 金 額 - 保 険 金 などで 補 てん された 額 )-5 万 円 医 療 費 控 除 社 会 保 険 料 控 除 病 院 等 に 支 払 った 診 療 費 や 治 療 費 治 療 療 養 に 必 要 な 医 薬 品 の 購 入 費 社 会 保 険 料 ( 国 民 健 康 保 険 国 民 年 金 等 ) を 支 払 った 場 合 ( 支 払 った 金 額 - 保 険 金 などで 補 てんされた 金 額 )-( 総 所 得 金 額 の5% 又 は10 万 円 のい ずれか 低 い 金 額 )( 限 度 額 200 万 円 ) 支 払 った 金 額 小 規 模 企 業 共 済 等 掛 金 控 除 小 規 模 企 業 共 済 制 度 及 び 心 身 障 害 者 扶 養 共 済 制 度 に 基 づく 掛 金 を 支 払 った 場 合 支 払 った 金 額 生 命 保 険 料 控 除 地 震 保 険 料 控 除 一 般 生 命 保 険 料 介 護 医 療 保 険 料 及 び 個 人 年 金 保 険 料 について それぞれ 次 の 算 式 により 計 算 した 控 除 額 の 合 計 額 ( 限 度 額 70,000 円 ) 一 般 生 命 保 険 料 又 は 個 人 年 金 保 険 料 については 新 契 約 と 旧 契 約 の 双 方 について 控 除 の 適 用 を 受 ける 場 合 新 契 約 と 旧 契 約 それぞれ 次 の 算 式 により 計 算 した 控 除 額 の 合 計 額 ( 限 度 額 28,000 円 ) 保 険 料 の 支 払 金 額 控 除 額 旧 契 約 15,000 円 以 下 支 払 保 険 料 の 全 額 15,000 円 超 40,000 円 以 下 支 払 保 険 料 1/2+7,500 円 40,000 円 超 70,000 円 以 下 支 払 保 険 料 1/4+17,500 円 70,000 円 超 35,000 円 新 契 約 12,000 円 以 下 支 払 保 険 料 の 全 額 12,000 円 超 32,000 円 以 下 支 払 保 険 料 1/2+6,000 円 32,000 円 超 56,000 円 以 下 支 払 保 険 料 1/4+14,000 円 56,000 円 超 28,000 円 地 震 保 険 料 と 平 成 18 年 末 までに 締 結 した 長 期 損 害 保 険 料 について それぞれ 次 の 式 にあては めて 計 算 した 控 除 額 の 合 計 額 ( 限 度 額 25,000 円 ) 1つの 保 険 契 約 で 地 震 保 険 料 と 長 期 損 害 保 険 料 の 両 方 に 該 当 するものは どちらか1つ の 控 除 を 受 けることになります 1 地 震 保 険 料 の 場 合 50,000 円 以 下 支 払 保 険 料 1/2 50,000 円 超 25,000 円 2 平 成 18 年 末 までに 締 結 した 長 期 損 害 保 険 料 の 場 合 5,000 円 以 下 支 払 保 険 料 の 金 額 5,000 円 超 15,000 円 以 下 支 払 保 険 料 1/2+2,500 円 15,000 円 超 10,000 円 12

種 類 要 件 控 除 額 障 害 者 控 除 寡 婦 ( 寡 夫 ) 控 除 1 人 につき 26 万 円 本 人 その 控 除 対 象 配 偶 者 又 は 扶 養 親 族 が 特 別 障 害 者 の 場 合 30 万 円 障 害 者 の 場 合 同 居 特 別 障 害 の 場 合 53 万 円 夫 と 死 別 離 婚 した 後 再 婚 していない 人 又 は 夫 が 生 死 不 明 な 人 で 扶 養 親 族 又 は 総 所 得 金 額 等 が38 万 円 以 下 の 生 計 を 一 にする 子 を 有 している 場 合 26 万 円 寡 婦 死 別 生 死 不 明 の 人 は 扶 養 親 族 等 を 有 しない 場 合 でも 本 人 の 合 計 所 得 金 額 が500 万 円 以 下 であれば 該 当 します 上 記 のうち 本 人 の 合 計 所 得 金 額 が500 万 円 以 下 で かつ 扶 養 親 30 万 円 族 である 子 を 有 する 場 合 寡 夫 妻 と 死 別 離 婚 した 後 再 婚 していない 人 又 は 妻 が 生 死 不 明 な 人 で 総 所 得 金 額 等 が38 万 円 以 下 の 生 計 を 一 にする 子 を 有 し かつ 本 人 の 合 計 所 得 金 額 が500 万 円 以 下 の 場 合 26 万 円 勤 労 学 生 控 除 合 計 所 得 金 額 が65 万 円 以 下 で 給 与 所 得 等 以 外 の 所 得 金 額 が10 万 円 以 下 の 勤 労 学 生 給 与 所 得 等 とは 自 己 の 勤 労 による 事 業 所 得 給 与 所 得 退 職 所 得 雑 所 得 のことをいいます 26 万 円 配 偶 者 控 除 扶 養 控 除 (1 人 につき) 生 計 を 一 にする 配 偶 者 又 は 親 族 のうち 合 計 所 得 金 額 が38 万 円 以 下 である 人 を 有 する 場 合 事 業 専 従 者 を 除 く 1 一 般 の 場 合 33 万 円 2 老 人 (70 歳 以 上 )の 場 合 38 万 円 1 一 般 の 場 合 (16 歳 以 上 ) 33 万 円 2 特 定 扶 養 親 族 の 場 合 (19 歳 ~22 歳 ) 45 万 円 3 老 人 の 場 合 (70 歳 以 上 ) 38 万 円 4 同 居 の 老 人 の 場 合 45 万 円 配 偶 者 特 別 控 除 本 人 の 合 計 所 得 金 額 が1,000 万 円 以 下 であ ること 事 業 専 従 者 を 除 く 控 除 限 度 額 33 万 円 ( 次 ページ 参 照 ) 基 礎 控 除 すべての 納 税 義 務 者 33 万 円 13

配 偶 者 特 別 控 除 合 計 所 得 金 額 が38 万 円 を 超 え 生 計 を 一 にする 配 偶 者 を 有 する 場 合 には 配 偶 者 の 所 得 に 応 じて 配 偶 者 特 別 控 除 を 受 けられます 配 偶 者 の 合 計 所 得 左 に 対 応 する 配 偶 者 給 与 収 入 金 額 特 別 控 除 額 380,000 円 以 上 450,000 円 未 満 1,030,000 円 以 上 1,100,000 円 未 満 330,000 円 450,000 円 以 上 500,000 円 未 満 1,100,000 円 以 上 1,150,000 円 未 満 310,000 円 500,000 円 以 上 550,000 円 未 満 1,150,000 円 以 上 1,200,000 円 未 満 260,000 円 550,000 円 以 上 600,000 円 未 満 1,200,000 円 以 上 1,250,000 円 未 満 210,000 円 600,000 円 以 上 650,000 円 未 満 1,250,000 円 以 上 1,300,000 円 未 満 160,000 円 650,000 円 以 上 700,000 円 未 満 1,300,000 円 以 上 1,350,000 円 未 満 110,000 円 700,000 円 以 上 750,000 円 未 満 1,350,000 円 以 上 1,400,000 円 未 満 60,000 円 750,000 円 以 上 760,000 円 未 満 1,400,000 円 以 上 1,410,000 円 未 満 30,000 円 760,000 円 以 上 1,410,000 円 以 上 0 円 納 税 義 務 者 の 合 計 所 得 金 額 が1,000 万 円 を 超 える 場 合 には 適 用 されません 所 得 割 の 税 率 課 税 所 得 金 額 市 民 税 税 率 県 民 税 一 律 6% 4% 土 地 建 物 等 の 譲 渡 所 得 などの 場 合 には 別 に 税 率 を 定 めています 外 国 税 額 控 除 外 国 の 所 得 税 を 納 付 した 場 合 その 年 分 の 所 得 税 から 控 除 し 控 除 しきれない 場 合 は 県 民 税 市 民 税 と 順 次 控 除 できます 14

調 整 控 除 税 源 移 譲 に 伴 い 所 得 税 + 住 民 税 の 税 率 は 変 わらないように 措 置 されましたが 所 得 税 と 住 民 税 の 人 的 控 除 に 差 があることから 税 率 を 改 正 しただけでは 負 担 が 多 くなります 例 所 得 金 額 50 万 円 で 人 的 控 除 が 基 礎 控 除 のみの 場 合 税 源 移 譲 前 所 得 金 額 基 礎 控 除 課 税 所 得 金 額 税 率 税 額 所 得 税 50 万 円 38 万 円 12 万 円 10% 12,000 円 住 民 税 50 万 円 33 万 円 17 万 円 5% 8,500 円 所 得 税 + 住 民 税 の 合 計 15% 20,500 円 税 源 移 譲 後 所 得 金 額 基 礎 控 除 課 税 所 得 金 額 税 率 税 額 所 得 税 50 万 円 38 万 円 12 万 円 5% 6,000 円 住 民 税 50 万 円 33 万 円 17 万 円 10% 17,000 円 所 得 税 + 住 民 税 の 合 計 15% 23,000 円 このように 税 率 の 合 計 が 同 じでも 税 額 の 合 計 は 増 えてしまいます この 負 担 増 を 調 整 す るために 調 整 控 除 が 設 けられました 調 整 控 除 の 計 算 (1) 合 計 課 税 所 得 金 額 が200 万 円 以 下 の 人 次 の1と2のいずれか 小 さい 金 額 の5%( 県 民 税 2% 市 民 税 3%) 1 所 得 税 と 住 民 税 の 人 的 控 除 額 の 差 額 の 合 計 額 2 住 民 税 の 合 計 課 税 所 得 金 額 (2) 合 計 課 税 所 得 金 額 が200 万 円 を 超 える 人 次 の1の 金 額 から2の 金 額 を 控 除 した 金 額 (5 万 円 を 下 回 る 場 合 は5 万 円 とする) の5%( 県 民 税 2% 市 民 税 3%) 1 所 得 税 と 住 民 税 の 人 的 控 除 額 の 差 額 の 合 計 額 2 住 民 税 の 合 計 課 税 所 得 金 額 から200 万 円 を 控 除 した 金 額 生 命 保 険 料 控 除 地 震 保 険 料 控 除 にも 所 得 税 と 住 民 税 の 控 除 額 の 差 はありますが 調 整 控 除 の 対 象 とはなりません 15

所 得 税 と 住 民 税 の 人 的 控 除 の 差 額 人 的 控 除 所 得 税 住 民 税 差 額 普 通 27 万 円 26 万 円 1 万 円 障 害 者 控 除 特 別 40 万 円 30 万 円 10 万 円 同 居 特 別 75 万 円 53 万 円 22 万 円 寡 婦 控 除 一 般 27 万 円 26 万 円 1 万 円 特 定 寡 婦 35 万 円 30 万 円 5 万 円 寡 夫 控 除 27 万 円 26 万 円 1 万 円 勤 労 学 生 控 除 27 万 円 26 万 円 1 万 円 配 偶 者 控 除 一 般 38 万 円 33 万 円 5 万 円 老 人 48 万 円 38 万 円 10 万 円 配 偶 者 特 別 38 万 円 超 40 万 円 未 満 38 万 円 33 万 円 5 万 円 控 除 40 万 円 以 上 45 万 円 未 満 36 万 円 33 万 円 3 万 円 一 般 38 万 円 33 万 円 5 万 円 扶 養 控 除 特 定 63 万 円 45 万 円 18 万 円 老 人 48 万 円 38 万 円 10 万 円 同 居 老 親 58 万 円 45 万 円 13 万 円 基 礎 控 除 38 万 円 33 万 円 5 万 円 税 額 控 除 配 当 控 除 配 当 所 得 がある 場 合 算 出 された 所 得 割 額 から 次 の 配 当 控 除 額 が 差 し 引 かれます 課 税 総 所 得 金 額 1,000 万 円 以 下 の 部 分 1,000 万 円 超 の 部 分 種 類 市 民 税 県 民 税 市 民 税 県 民 税 利 益 の 配 当 等 1.6% 1.2% 0.8% 0.6% 外 貨 建 等 以 外 の 証 券 投 資 信 託 0.8% 0.6% 0.4% 0.3% 外 貨 建 等 証 券 投 資 信 託 0.4% 0.3% 0.2% 0.15% 16

住 宅 借 入 金 等 特 別 税 額 控 除 ( 住 宅 ローン 控 除 ) 平 成 21 年 から 平 成 29 年 末 までの 入 居 者 平 成 21 年 から 平 成 26 年 末 までに 入 居 し 所 得 税 の 住 宅 借 入 金 等 特 別 税 額 控 除 ( 以 下 住 宅 ローン 控 除 という )を 受 ける 人 で 所 得 税 から 引 き 切 れなかった 控 除 額 が 発 生 した 場 合 は その 控 除 額 が 翌 年 度 の 住 民 税 から 控 除 されます なお 初 めて 住 宅 ローン 控 除 の 適 用 を 受 ける 場 合 は 確 定 申 告 が 必 要 です ( 市 への 申 告 は 不 要 ) 控 除 額 1 2のいずれか 少 ない 金 額 ( 平 成 26 年 3 月 までの 入 居 は 限 度 額 97,500 円 ) 1 所 得 税 の 住 宅 ローン 控 除 額 のうち 所 得 税 から 引 き 切 れなかった 額 2 所 得 税 の 課 税 総 所 得 金 額 等 の 額 に5%を 乗 じた 額 平 成 26 年 4 月 以 降 入 居 で 特 定 取 得 に 該 当 する 人 は2の5%が7%になり 限 度 額 が 136,500 円 となります 平 成 11 年 から 平 成 18 年 末 までの 入 居 者 平 成 19 年 に 実 施 された 税 源 移 譲 による 所 得 税 額 の 減 少 によって 本 来 受 けられたはずの 住 宅 ローン 控 除 額 が 減 少 する 場 合 があります 平 成 18 年 12 月 31 日 までに 入 居 している 人 について 所 得 税 から 引 き 切 れなかった 控 除 額 が 発 生 した 場 合 は その 控 除 相 当 額 が 翌 年 度 の 住 民 税 から 控 除 されます 例 住 宅 ローン 控 除 によって 所 得 税 が0 円 になっている 場 合 税 源 移 譲 前 税 源 移 譲 後 減 額 措 置 後 住 民 税 から 控 除 住 宅 ロー ン 控 除 住 宅 ロー ン 控 除 控 除 が 余 る 控 除 余 っ た 住 宅 ローン 控 除 住 民 税 所 得 税 住 民 税 所 得 税 住 民 税 所 得 税 所 得 税 は 住 宅 ローン 控 除 に より0 円 となっている 所 得 税 は0 円 に 変 わりないが 住 民 税 は 増 えているため 実 質 の 負 担 は 増 える 余 った 控 除 を 住 民 税 から 控 除 すると 負 担 は 税 源 移 譲 前 と 変 わらない 対 象 となる 方 は 次 の(1) 又 は(2)に 該 当 する 人 です (1) 税 源 移 譲 により 所 得 税 額 が 減 少 する 結 果 住 宅 借 入 金 等 特 別 控 除 可 能 額 が 所 得 税 額 を 上 回 り 控 除 しきれなくなった 人 (2) 税 源 移 譲 前 から 住 宅 借 入 金 等 特 別 控 除 可 能 額 が 所 得 税 額 を 上 回 り 控 除 しきれなかった が 税 源 移 譲 によりその 控 除 しきれない 額 が 大 きくなった 人 17

控 除 額 下 の(1)か(2)の 住 宅 借 入 金 等 特 別 控 除 額 = いずれか 少 ない 額 (1) 所 得 税 の 住 宅 ローン 控 除 額 (2) 平 成 18 年 までの 税 率 で 算 出 した 所 得 税 額 所 得 税 額 寄 附 金 税 額 控 除 次 に 当 てはまる 寄 附 金 について 税 額 控 除 が 受 けられます 1 都 道 府 県 又 は 市 区 町 村 ( 特 別 区 )に 対 する 寄 附 金 2 住 所 地 の 都 道 府 県 共 同 募 金 会 に 対 する 寄 附 金 3 住 所 地 の 日 本 赤 十 字 社 支 部 に 対 する 寄 附 金 4 所 得 税 の 寄 附 金 控 除 の 適 用 対 象 となる 寄 附 金 のうち 都 道 府 県 又 は 市 区 町 村 の 条 例 で 定 め る 寄 附 金 寄 附 金 税 額 控 除 の 計 算 原 則 ( 寄 附 金 額 - 2,000 円 ) 10%( 市 民 税 6% 県 民 税 4%) 総 所 得 金 額 退 職 所 得 金 額 及 び 山 林 所 得 金 額 の 合 計 額 の30%が 限 度 特 例 控 除 額 ( 都 道 府 県 又 は 市 区 町 村 に 対 する 寄 附 金 の 場 合 ) 次 の 額 を 加 算 する ( 当 該 寄 附 金 額 2,000 円 ) 次 表 の 割 合 所 得 割 額 の10%が 限 度 (1) 課 税 総 所 得 金 額 - 所 得 税 と 住 民 税 の 人 的 控 除 の 差 額 の 合 計 額 0のとき 所 得 税 の 課 税 総 所 得 金 額 割 合 所 得 税 の 課 税 総 所 得 金 額 割 合 195 万 円 以 下 84.895% 695 万 円 超 900 万 円 以 下 66.517% 195 万 円 超 330 万 円 以 下 79.79% 900 万 円 超 1,800 万 円 以 下 56.307% 330 万 円 超 695 万 円 以 下 69.58% 1,800 万 円 超 49.16% (2) 課 税 総 所 得 金 額 - 所 得 税 と 住 民 税 の 人 的 控 除 の 差 額 の 合 計 額 <0 課 税 山 林 所 得 及 び 課 税 退 職 所 得 を 有 しないとき 90% その 他 所 得 に 応 じて 割 合 が 異 なります 18

公 的 年 金 からの 特 別 徴 収 制 度 平 成 21 年 10 月 から 住 民 税 の 公 的 年 金 からの 特 別 徴 収 ( 以 下 年 金 特 徴 という ) 制 度 が 導 入 されました これにより 年 金 の 支 払 いを 行 う 日 本 年 金 機 構 などが 年 金 から 住 民 税 を 差 し 引 いて 直 接 市 役 所 へ 納 めるようになりました 対 象 となる 納 税 義 務 者 が 納 税 のために 市 役 所 や 金 融 機 関 などへ 出 向 く 必 要 がなくなり 納 税 の 負 担 が 軽 減 されます 対 象 4 月 1 日 現 在 で65 歳 以 上 の 公 的 年 金 受 給 者 ただし 介 護 保 険 料 の 特 別 徴 収 の 対 象 とならない 人 当 該 年 度 の 住 民 税 特 別 徴 収 税 額 が 老 齢 基 礎 年 金 等 の 額 を 超 える 人 など は 対 象 となりません 徴 収 月 4 月 6 月 8 月 10 月 12 月 2 月 の 年 金 支 給 月 ごとに 特 別 徴 収 されます なお 初 めて 年 金 特 徴 の 対 象 となる 人 や 前 年 中 に 年 金 特 徴 が 中 止 された 人 については 4 月 6 月 8 月 の 上 半 期 は 普 通 徴 収 (1 期 2 期 )での 納 付 となり 10 月 分 から 年 金 特 徴 が 開 始 されます 公 的 年 金 以 外 の 所 得 がある 場 合 年 金 特 徴 される 額 は 公 的 年 金 から 計 算 した 税 額 のみとな ります 農 業 や 不 動 産 給 与 など 公 的 年 金 以 外 の 所 得 に 係 る 税 額 は これまでどお り 普 通 徴 収 や 給 与 からの 特 別 徴 収 となります その 他 年 金 特 徴 税 額 は 普 通 徴 収 や 給 与 からの 特 別 徴 収 を 選 択 することはできません また 金 融 機 関 での 口 座 振 替 を 選 択 することもできません ただし 65 歳 未 満 で 給 与 所 得 がある 人 は 給 与 からの 特 別 徴 収 をすることができます 年 金 特 徴 イメージ 平 成 21 年 10 月 以 前 日 本 年 金 機 構 等 ( 年 金 支 払 者 ) 年 金 受 給 者 年 金 住 民 税 市 役 所 金 融 機 関 等 〇 例 えば 高 齢 のため 市 役 所 や 金 融 機 関 などへ 出 かけるのが 困 難 だった 車 の 運 転 ができないので バスやタクシーを 使 わなくてはいけない 入 院 していて 納 税 に 行 けず 督 促 を 受 けてしまった 現 在 日 本 年 金 機 構 等 ( 年 金 支 払 者 ) 年 金 住 民 税 ( 年 金 分 ) 年 金 受 給 者 市 役 所 納 税 のために 出 かける 必 要 はありませんので 安 全 安 心 です 市 役 所 や 金 融 機 関 などへ 出 向 くためのバス 代 タクシー 代 が 節 約 できます 納 め 忘 れすることがなくなります 19

平 成 27 年 度 住 民 税 の 計 算 例 ( 給 与 所 得 の 場 合 ) 例 三 好 太 郎 さん(45 歳 )の 場 合 給 与 の 収 入 金 額 7,500,000 円 社 会 保 険 料 支 払 額 466,200 円 生 命 保 険 支 払 額 ( 旧 )138,000 円 個 人 年 金 保 険 料 支 払 額 ( 旧 )150,000 円 妻 好 子 さん(43 歳 無 収 入 ) 長 男 一 郎 くん(20 歳 無 収 入 ) 長 女 花 子 さん(17 歳 無 収 入 ) 所 得 金 額 A ( 給 与 収 入 ) ( 給 与 所 得 控 除 ) ( 給 与 所 得 額 ) 7,500,000 円 90% - 1,200,000 円 = 5,550,000 円 所 得 割 額 の 計 算 所 得 控 除 額 B 課 税 所 得 金 額 C (A-B) 所 得 割 額 県 民 税 D 市 民 税 E 社 会 保 険 料 控 除 額 466,200 円 生 命 保 険 料 控 除 額 70,000 円 配 偶 者 控 除 額 330,000 円 扶 養 控 除 額 ( 一 般 ) 330,000 円 扶 養 控 除 額 ( 特 定 扶 養 (19 歳 ~22 歳 )) 450,000 円 基 礎 控 除 330,000 円 計 1,976,200 円 ( 千 円 未 満 切 捨 て) 5,550,000 円 - 1,976,200 円 = 3,573,000 円 ( 税 率 ) ( 百 円 未 満 切 捨 て) 3,573,000 円 4% = 142,900 円 ( 税 率 ) ( 百 円 未 満 切 捨 て) 3,573,000 円 6% = 214,300 円 調 整 控 除 均 等 割 額 住 民 税 額 県 民 税 F 市 民 税 G 県 民 税 H 市 民 税 I 県 民 税 J (D-F+H) 142,900 円 - 1,000 円 + 2,000 円 = 市 民 税 K (E-G+I) 214,300 円 - 1,500 円 + 3,500 円 = 1,000 円 1,500 円 2,000 円 3,500 円 143,900 円 216,300 円 計 (J+K) 143,900 円 + 216,300 円 = 360,200 円 20

パートや 内 職 で 働 いたとき パート 収 入 パート 収 入 が103 万 円 以 下 なら 税 金 がかからないといいますが どういうことでしょうか パート 収 入 は 通 常 給 与 所 得 になります したがって パートの 年 収 が103 万 円 の 場 合 給 与 所 得 控 除 (65 万 円 )を 差 し 引 いた 給 与 所 得 は38 万 円 となり さらに 所 得 控 除 ( 所 得 税 の 基 礎 控 除 38 万 円 )が 差 し 引 かれるので 所 得 税 はかかりません ただし 住 民 税 については 非 課 税 となる 所 得 金 額 が 別 に 定 められているため 年 収 が103 万 円 以 下 でも 住 民 税 がかかる 場 合 があります 内 職 などの 収 入 内 職 などの 収 入 は 収 入 から 必 要 経 費 を 差 し 引 いた 残 りが 事 業 所 得 又 は 雑 所 得 となります ただし 次 のいずれにも 当 てはまる 人 については 必 要 経 費 として65 万 円 ( 収 入 金 額 が 限 度 です )を 差 し 引 くことができます 1 家 内 労 働 者 外 交 員 集 金 人 電 力 量 計 の 検 針 人 など 特 定 の 人 に 対 して 継 続 して 労 務 の 提 供 をする 人 2 事 業 所 得 及 び 雑 所 得 の 必 要 経 費 と 給 与 所 得 の 収 入 の 合 計 が65 万 円 に 満 たない 人 項 目 パートや 内 職 の 年 収 930,000 円 以 下 930,001 円 ~ 1,000,000 円 1,000,001 円 ~ 1,030,000 円 1,030,001 円 ~ 1,409,999 円 1,410,000 円 以 上 住 民 税 均 等 割 なし あり あり あり あり 住 民 税 所 得 割 なし なし あり あり あり 所 得 税 なし なし なし あり あり 配 偶 者 控 除 の 対 象 なる なる なる ならない ならない 配 偶 者 特 別 控 除 の 対 象 ならない ならない ならない なる ならない 均 等 割 の 非 課 税 限 度 額 は 生 活 保 護 法 の 基 準 による 級 地 区 分 により3 段 階 に 分 かれています みよし 市 の 場 合 収 入 金 額 で93 万 円 ですが 他 の 市 町 村 によっては96 万 5 千 円 100 万 円 と なる 場 合 があります 21

分 離 課 税 について 退 職 所 得 土 地 建 物 等 の 譲 渡 所 得 株 式 等 に 係 る 譲 渡 所 得 及 び 商 品 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 は 他 の 所 得 ( 総 合 課 税 の 所 得 )とは 別 に 税 額 を 算 出 します 退 職 所 得 に 対 する 分 離 課 税 退 職 所 得 とは 退 職 手 当 一 時 恩 給 その 他 の 退 職 により 一 時 に 受 ける 給 与 及 びこれらの 性 質 を 有 する 給 与 に 係 る 所 得 並 びに 退 職 手 当 等 とみなす 一 時 金 をいいます 退 職 所 得 の 税 額 退 職 所 得 の 金 額 =( 退 職 金 - 退 職 所 得 控 除 額 ) 1/2 税 額 = 退 職 所 得 の 金 額 税 率 勤 続 年 数 が5 年 以 内 の 法 人 役 員 等 については この2 分 の1を 乗 じる 措 置 を 廃 止 した 上 で 計 算 します 税 率 は 一 般 の 所 得 割 の 標 準 税 率 と 同 じですが この 場 合 は 一 定 税 率 であり これと 異 な る 税 率 を 定 めることはできません 所 得 税 と 同 様 に 退 職 金 などの 支 払 を 受 けるときに 所 得 割 額 が 差 し 引 かれます 退 職 所 得 控 除 額 勤 続 年 数 (1 年 未 満 の 場 合 は 切 上 げます) 退 職 所 得 控 除 額 20 年 以 下 の 場 合 40 万 円 勤 続 年 数 (80 万 円 に 満 たない 場 合 は80 万 円 ) 20 年 を 超 える 場 合 800 万 円 +70 万 円 ( 勤 続 年 数 -20 年 ) ( 注 ) 障 害 をもったことによって 退 職 した 場 合 は 上 の 表 で 算 出 した 控 除 額 に100 万 円 を 加 算 した 金 額 が 控 除 されます 計 算 例 Aさんの 場 合 勤 続 35 年 2か 月 36 年 (1 年 未 満 切 上 げ) 退 職 金 2,000 万 円 1 退 職 所 得 控 除 額 勤 続 年 数 が20 年 を 超 えているので 800 万 円 +70 万 円 (36 年 -20 年 )=1,920 万 円 2 退 職 所 得 (2,000 万 円 -1,920 万 円 ) 1/2=40 万 円 3 所 得 割 額 市 民 税 {40 万 円 6%( 税 率 )}=24,000 円 県 民 税 {40 万 円 4%( 税 率 )}=16,000 円 4 退 職 金 から 差 し 引 かれる 住 民 税 24,000 円 +16,000 円 =40,000 円 22

土 地 建 物 等 の 譲 渡 所 得 に 対 する 分 離 課 税 土 地 建 物 等 の 譲 渡 所 得 とは 土 地 や 建 物 の 譲 渡 に 係 る 所 得 をいいます 長 期 譲 渡 所 得 と 短 期 譲 渡 所 得 土 地 建 物 等 の 譲 渡 所 得 は 譲 渡 のあった 年 の1 月 1 日 における 所 有 期 間 により 次 のように 分 けられます 区 分 土 地 建 物 等 の 所 有 期 間 長 期 譲 渡 所 得 短 期 譲 渡 所 得 譲 渡 した 年 の1 月 1 日 において 所 有 期 間 が5 年 を 超 える 譲 渡 した 年 の1 月 1 日 において 所 有 期 間 が5 年 以 下 譲 渡 所 得 の 金 額 課 税 ( 長 期 短 期 ) 譲 渡 所 得 の 金 額 = 譲 渡 収 入 金 額 - 譲 渡 資 産 の 取 得 費 - 譲 渡 に 要 した 費 用 - 特 別 控 除 額 譲 渡 所 得 の 特 別 控 除 額 譲 渡 所 得 の 金 額 から 一 定 の 条 件 のもとに 次 の 特 別 控 除 額 が 定 められています 特 別 控 除 が 受 け ら れ る 譲 渡 1 土 地 収 用 法 などによって 土 地 や 建 物 が 買 い 取 られた 場 合 2 特 定 土 地 区 画 整 理 事 業 等 のために 土 地 などが 買 い 取 られた 場 合 3 特 定 住 宅 地 造 成 事 業 等 のために 土 地 などが 買 い 取 られた 場 合 4 農 業 振 興 地 域 内 にある 農 地 などを 農 業 委 員 会 のあっ 旋 などにより 譲 渡 し た 場 合 5 自 分 が 居 住 している 土 地 や 建 物 を 譲 渡 した 場 合 特 別 控 除 額 5,000 万 円 2,000 万 円 1,500 万 円 800 万 円 3,000 万 円 上 記 の 特 別 控 除 が 重 複 する 場 合 は 控 除 の 限 度 額 は5,000 万 円 となります これらの 特 別 控 除 を 適 用 した 場 合 は 優 良 住 宅 地 の 造 成 等 のために 土 地 を 譲 渡 した 場 合 の 課 税 の 特 例 は 受 けられません 個 人 が 平 成 21 年 1 月 1 日 から 平 成 22 年 12 月 31 日 までの 間 に 取 得 した 国 内 にある 土 地 等 で その 年 の1 月 1 日 において 所 要 期 間 が5 年 を 超 えるものを 譲 渡 した 場 合 は 当 該 譲 渡 に 係 る 譲 渡 所 得 の 金 額 から1,000 万 円 (1,000 万 円 に 満 たない 場 合 は 当 該 譲 渡 所 得 の 金 額 )が 控 除 されます 長 期 譲 渡 所 得 の 税 額 長 期 譲 渡 所 得 の 税 額 = 課 税 長 期 譲 渡 所 得 の 金 額 税 率 ( 市 民 税 3% 県 民 税 2%) 23

短 期 譲 渡 所 得 の 税 額 短 期 譲 渡 所 得 の 税 額 = 課 税 短 期 譲 渡 所 得 の 金 額 税 率 ( 市 民 税 5.4% 県 民 税 3.6%) 土 地 や 建 物 などの 譲 渡 所 得 には 次 のような 課 税 の 特 例 があります 優 良 住 宅 地 の 造 成 等 のために 土 地 を 譲 渡 した 場 合 の 課 税 の 特 例 長 期 譲 渡 所 得 のうち 優 良 住 宅 地 の 造 成 等 のために 土 地 を 譲 渡 した 場 合 は 他 の 長 期 譲 渡 所 得 と 区 分 して 次 のように 計 算 されます 1 課 税 長 期 譲 渡 所 得 金 額 が2,000 万 円 以 下 の 場 合 課 税 長 期 譲 渡 所 得 金 額 税 率 ( 市 民 税 2.4% 県 民 税 1.6%) 2 課 税 長 期 譲 渡 所 得 金 額 が2,000 万 円 を 超 える 場 合 { 市 民 税 48 万 円 県 民 税 32 万 円 }+( 課 税 長 期 譲 渡 所 得 金 額 -2,000 万 円 ) 税 率 ( 市 民 税 3% 県 民 税 2%) 居 住 用 財 産 を 譲 渡 した 場 合 の 課 税 の 特 例 長 期 譲 渡 所 得 のうち 所 有 期 間 が10 年 を 超 える 居 住 用 家 屋 及 びその 敷 地 の 譲 渡 については 他 の 長 期 譲 渡 所 得 と 区 分 して 次 のように 計 算 されます 1 課 税 長 期 譲 渡 所 得 金 額 が6,000 万 円 以 下 の 場 合 課 税 長 期 譲 渡 所 得 金 額 税 率 ( 市 民 税 2.4% 県 民 税 1.6%) 2 課 税 長 期 譲 渡 所 得 金 額 が6,000 万 円 を 超 える 場 合 { 市 民 税 144 万 円 県 民 税 96 万 円 }+( 課 税 長 期 譲 渡 所 得 金 額 -6,000 万 円 ) 税 率 ( 市 民 税 3% 県 民 税 2%) 株 式 等 の 譲 渡 所 得 に 対 する 分 離 課 税 株 式 等 の 譲 渡 所 得 とは 営 利 を 目 的 として 継 続 的 に 行 う 以 外 の 株 式 等 の 譲 渡 による 所 得 をい います 株 式 等 の 譲 渡 所 得 の 金 額 株 式 等 の 譲 渡 所 得 の 金 額 = 株 式 等 の 譲 渡 に 係 る 総 収 入 額 - 株 式 等 の 取 得 経 費 - 株 式 等 の 譲 渡 費 用 - 株 式 等 の 負 債 利 子 株 式 等 の 譲 渡 所 得 の 税 額 株 式 等 の 譲 渡 = 株 式 等 の 譲 渡 所 得 の 金 額 税 率 ( 市 民 税 3% 県 民 税 2%) 所 得 の 税 額 24

源 泉 徴 収 を 行 う 特 定 口 座 申 告 不 要 制 度 について 源 泉 徴 収 を 選 択 した 特 定 口 座 内 の 上 場 株 式 等 の 譲 渡 に 係 る 所 得 に 対 しては 市 民 税 3% 県 民 税 2%の 税 率 による 分 離 課 税 が 行 われます この 所 得 については 申 告 をしなくてもよいこと となっていますが 申 告 をした 場 合 は 個 人 住 民 税 所 得 割 で 課 税 され また 分 離 課 税 額 が 株 式 等 譲 渡 所 得 割 額 として 控 除 されます この 控 除 を 受 ける 場 合 は 申 告 書 の 配 当 割 額 又 は 株 式 等 譲 渡 所 得 割 額 の 控 除 に 関 する 事 項 欄 の 記 載 が 必 要 です 株 式 配 当 所 得 に 対 する 分 離 課 税 株 式 配 当 所 得 とは 剰 余 金 の 配 当 利 益 の 配 当 基 金 の 利 息 及 び 投 資 信 託 の 収 益 の 分 配 等 に 係 る 所 得 をいいます 株 式 配 当 所 得 の 計 算 株 式 配 当 所 得 の 金 額 = 配 当 等 に 係 る 収 入 金 額 - 元 本 取 得 に 要 した 負 債 の 利 子 株 式 配 当 所 得 の 税 額 株 式 配 当 所 得 の 税 額 = 株 式 配 当 所 得 の 金 額 税 率 ( 市 民 税 3% 県 民 税 2%) 株 式 配 当 割 について 配 当 の 支 払 の 際 に 源 泉 徴 収 される 一 定 の 上 場 株 式 等 の 配 当 等 の 所 得 については 市 民 税 3% 県 民 税 2%の 税 率 による 分 離 課 税 が 行 われます この 所 得 については 申 告 をしなくてもよいこ ととなっていますが 申 告 をした 場 合 は 個 人 住 民 税 所 得 割 で 課 税 され また 分 離 課 税 額 が 配 当 割 額 として 控 除 されます この 控 除 を 受 ける 場 合 は 申 告 書 の 配 当 割 額 又 は 株 式 等 譲 渡 所 得 割 額 の 控 除 に 関 する 事 項 欄 の 記 載 が 必 要 です 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 に 対 する 分 離 課 税 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 とは 差 金 等 決 済 に 係 る 先 物 取 引 による 事 業 所 得 譲 渡 所 得 及 び 雑 所 得 をいいます 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 の 金 額 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 の 金 額 = 先 物 取 引 による 総 収 入 金 額 - 委 託 手 数 料 その 他 経 費 先 物 取 引 に 係 る 雑 所 得 等 の 税 額 先 物 取 引 に 係 る 先 物 取 引 に 係 る = 雑 所 得 等 の 税 額 雑 所 得 等 の 金 額 税 率 ( 市 民 税 3% 県 民 税 2%) 25

住 民 税 と 所 得 税 の 違 い 住 民 税 と 所 得 税 の 主 な 違 いは 次 のとおりです 住 民 税 課 税 の 時 期 前 年 中 の 所 得 に 対 して 課 税 されます 所 得 税 その 年 の 所 得 に 対 して 課 税 されます 均 等 割 均 等 割 あり ( 市 民 税 3,500 円 県 民 税 2,000 円 ) 均 等 割 なし 税 率 市 民 税 一 律 6% 県 民 税 一 律 4% 5%~40%までの6 段 階 超 過 累 進 税 率 (P28をご 参 照 ください) 所 得 控 除 各 種 控 除 が 異 なります (P12 13をご 参 照 ください ) 各 種 控 除 が 異 なります (P26 24をご 参 照 ください ) 税 額 控 除 配 当 控 除 の 控 除 率 が 異 なります 住 民 税 には 政 党 などに 対 する 寄 附 金 の 特 別 控 除 住 宅 の 耐 震 改 修 による 特 別 控 除 はありません 納 税 方 法 等 給 与 所 得 者 の 場 合 毎 年 6 月 から 翌 年 5 月 まで12 回 に 分 け て 給 与 から 徴 収 します( 特 別 徴 収 ) 自 営 業 者 の 場 合 年 4 回 の 納 期 ごとに 納 めていただき ます( 普 通 徴 収 ) 給 与 所 得 者 の 場 合 毎 年 1 月 から12 月 の 給 与 の 額 に 応 じ て 徴 収 し ボーナスからも 徴 収 され ます( 源 泉 徴 収 ) 自 営 業 者 の 場 合 確 定 申 告 などにより 申 告 納 付 してい ただきます 参 考 所 得 税 の 計 算 について 住 民 税 の 課 税 明 細 書 をご 覧 になって 確 定 申 告 した 内 容 と 金 額 が 違 うと 思 われることもあると 思 いますが 所 得 税 と 住 民 税 では 所 得 控 除 や 税 額 の 計 算 が 異 なるためです 所 得 税 の 所 得 控 除 種 類 控 除 額 雑 損 控 除 医 療 費 控 除 1か2のいずれか 多 い 方 の 金 額 1( 損 失 の 金 額 - 保 険 金 などで 補 てんされた 額 )-( 総 所 得 金 額 等 10%) 2( 災 害 関 連 支 出 金 額 - 保 険 金 などで 補 てんされた 額 )-5 万 円 ( 支 払 った 金 額 - 保 険 金 などで 補 てんされた 金 額 )-( 総 所 得 金 額 の5% 又 は10 万 円 のいず れか 低 い 金 額 ) ( 限 度 額 200 万 円 ) 社 会 保 険 料 控 除 支 払 った 金 額 小 規 模 企 業 等 共 済 等 掛 金 控 除 支 払 った 金 額 26

種 類 控 除 額 生 命 保 険 料 控 除 一 般 生 命 保 険 料 介 護 医 療 保 険 料 及 び 個 人 年 金 保 険 料 について それぞれ 次 の 算 式 により 計 算 した 控 除 額 の 合 計 額 ( 限 度 額 120,000 円 ) 一 般 生 命 保 険 料 又 は 個 人 年 金 保 険 料 については 新 契 約 と 旧 契 約 の 双 方 について 控 除 の 適 用 を 受 ける 場 合 新 契 約 と 旧 契 約 それぞれ 次 の 算 式 により 計 算 した 控 除 額 の 合 計 額 ( 限 度 額 40,000 円 ) 保 険 料 の 支 払 金 額 控 除 額 旧 契 約 25,000 円 以 下 支 払 保 険 料 の 全 額 25,000 円 超 50,000 円 以 下 支 払 保 険 料 1/2+12,500 円 50,000 円 超 100,000 円 以 下 支 払 保 険 料 1/4+25,000 円 100,000 円 超 50,000 円 ( 限 度 額 ) 新 契 約 20,000 円 以 下 支 払 保 険 料 の 全 額 20,000 円 超 40,000 円 以 下 支 払 保 険 料 1/2+10,000 円 40,000 円 超 80,000 円 以 下 支 払 保 険 料 1/4+20,000 円 80,000 円 超 40,000 円 ( 限 度 額 ) 地 震 保 険 料 控 除 次 の1と2の 合 計 ( 限 度 額 50,000 円 ) 1 保 険 料 が 地 震 等 損 害 保 険 契 約 等 に 係 るものである 場 合 50,000 円 以 下 支 払 保 険 料 の 金 額 50,000 円 超 50,000 円 ( 限 度 額 ) 2 保 険 料 が 長 期 損 害 保 険 契 約 等 に 係 るものである 場 合 10,000 円 以 下 支 払 保 険 料 の 金 額 10,000 円 超 20,000 円 以 下 支 払 保 険 料 1/2+5,000 円 20,000 円 超 15,000 円 ( 限 度 額 ) 長 期 損 害 保 険 契 約 とは 保 険 期 間 や 共 済 期 間 が10 年 以 上 で 満 期 返 戻 金 などがある ものをいい 平 成 18 年 12 月 31 日 までに 契 約 したものに 限 ります 寄 附 金 控 除 次 の1と2のいずれか 低 い 方 の 金 額 1 特 定 寄 附 金 の 額 -2 千 円 2 総 所 得 金 額 等 40%-2 千 円 障 害 者 控 除 27 万 円 (ただし 特 別 障 害 者 については40 万 円 同 居 の 特 別 障 害 者 については75 万 円 ) 寡 婦 ( 寡 夫 ) 控 除 勤 労 学 生 控 除 27 万 円 ( 本 人 の 合 計 所 得 金 額 が500 万 円 以 下 で 扶 養 親 族 である 子 を 有 する 特 別 寡 婦 の 場 合 は35 万 円 ) 27 万 円 配 偶 者 控 除 1 一 般 の 場 合 38 万 円 270 歳 以 上 の 場 合 48 万 円 配 偶 者 特 別 控 除 控 除 限 度 額 38 万 円 扶 養 控 除 (1 人 につき) 1 一 般 の 場 合 (16 歳 以 上 ) 38 万 円 2 特 定 扶 養 親 族 の 場 合 (19 歳 ~22 歳 ) 63 万 円 3 老 人 の 場 合 (70 歳 以 上 ) 48 万 円 4 同 居 の 老 人 の 場 合 58 万 円 基 礎 控 除 38 万 円 27

所 得 税 の 税 率 ( 速 算 表 ) 課 税 所 得 金 額 1 税 率 2 控 除 額 3 195 万 円 未 満 5% 0 円 195 万 円 以 上 330 万 円 未 満 10% 97,500 円 330 万 円 以 上 695 万 円 未 満 20% 427,500 円 695 万 円 以 上 900 万 円 未 満 23% 636,000 円 900 万 円 以 上 1,800 万 円 未 満 33% 1,536,000 円 1,800 万 円 以 上 40% 2,796,000 円 計 算 所 得 税 額 = 1 2-3 28

法 人 市 民 税 法 人 市 民 税 は 市 内 に 事 務 所 や 事 業 所 などがある 法 人 ( 会 社 など)のほか 人 格 のない 社 団 などにかかる 税 で 法 人 等 の 規 模 により 一 定 の 税 率 が 係 る 均 等 割 と 法 人 等 の 法 人 税 額 に 応 じ て 負 担 していただく 法 人 税 割 とがあります 納 税 義 務 者 納 める 税 金 納 税 義 務 者 均 等 割 法 人 税 割 市 内 に 事 務 所 又 は 事 業 所 を 有 する 法 人 市 内 に 寮 保 養 所 などを 有 する 法 人 で 市 内 に 事 務 所 又 は 事 業 所 を 有 しない 法 人 市 内 に 事 務 所 や 事 業 所 などを 有 する 公 益 法 人 又 は 法 人 でない 社 団 等 で 収 益 事 業 を 行 わな い 法 人 税 額 均 等 割 額 法 人 等 の 区 分 市 内 の 従 業 者 数 資 本 金 等 の 額 ( 1) 税 率 ( 年 額 ) 50 億 円 を 超 える 3,000,000 円 10 億 円 を 超 え 50 億 円 以 下 1,750,000 円 50 人 を 超 える 1 億 円 を 超 え 10 億 円 以 下 400,000 円 1,000 万 円 を 超 え 1 億 円 以 下 150,000 円 1,000 万 円 以 下 120,000 円 10 億 円 を 超 える 410,000 円 50 人 以 下 1 億 円 を 超 え 10 億 円 以 下 160,000 円 1,000 万 円 を 超 え 1 億 円 以 下 130,000 円 1,000 万 円 以 下 50,000 円 ( 2) 1 資 本 金 等 の 額 とは 資 本 金 の 額 又 は 出 資 金 額 と 資 本 積 立 金 額 との 合 計 額 ( 保 険 業 法 に 規 定 する 相 互 会 社 にあっては 純 資 産 額 )をいいます 2 この 税 額 欄 には 行 政 区 の 財 産 管 理 団 体 資 本 金 を 有 しない 法 人 人 格 のない 社 団 等 が 含 まれます 法 人 税 割 額 法 人 税 割 額 = 課 税 標 準 となる 法 人 税 額 税 率 (12.3%) 2 以 上 の 市 町 村 に 事 務 所 をもっている 法 人 の 法 人 税 額 は 関 係 市 町 村 ごとの 従 業 者 数 を 基 準 にして 按 分 計 算 します 平 成 26 年 10 月 1 日 以 後 に 開 始 する 事 業 年 度 からは 改 正 された 税 率 (9.7%)となりま す 29

申 告 と 納 税 の 方 法 申 告 の 種 類 納 める 税 額 申 告 と 納 税 の 期 限 中 間 申 告 ( 事 業 年 度 が6か 月 を 超 え 法 人 税 の 中 間 申 告 額 が10 万 円 を 超 える 法 人 ) 確 定 申 告 1 予 定 申 告 2 仮 決 算 に よる 中 間 申 告 均 等 割 額 ( 年 額 )の1/2と 前 事 業 年 度 の 法 人 税 割 額 6 前 事 業 年 度 の 月 数 均 等 割 額 ( 年 額 )の1/2と 仮 決 算 に 基 づき 計 算 した 法 人 税 割 額 均 等 割 額 と 法 人 税 割 額 ( 中 間 納 付 がある 場 合 は 差 し 引 く ) 事 業 年 度 開 始 日 以 後 6か 月 を 経 過 した 日 から2か 月 以 内 納 税 : 事 業 年 度 終 了 日 から2か 月 以 内 申 告 : 事 業 年 度 終 了 日 から2か 月 以 内 申 告 期 限 の 延 長 承 認 を 受 けている 場 合 は 2か 月 と 延 長 月 を 合 わせた 月 数 以 内 法 人 等 の 設 立 開 設 変 更 に 伴 う 届 出 市 内 に 新 しく 法 人 等 を 設 立 したり 事 務 所 や 事 業 所 を 開 設 したりした 場 合 は 法 人 税 の 届 出 と 同 様 (2か 月 以 内 )に 登 記 簿 謄 本 と 定 款 を 添 えて 法 人 等 の 設 立 設 置 申 告 書 を 提 出 してく ださい また 商 号 所 在 地 代 表 者 資 本 金 等 の 額 決 算 期 など 届 出 内 容 に 変 更 があった 場 合 にも その 都 度 法 人 等 の 異 動 ( 変 更 ) 届 出 書 と 登 記 簿 謄 本 と 定 款 を 提 出 してください 中 間 申 告 の 特 例 平 成 26 年 10 月 1 日 以 後 に 開 始 する 最 初 の 事 業 年 度 の 予 定 申 告 額 については 法 人 税 割 の 税 率 が12.3%から9.7%へ 改 正 されたことに 伴 い 以 下 のような 経 過 措 置 が 講 じられます 法 人 税 割 額 = 前 事 業 年 度 の 法 人 税 割 額 4.7 前 事 業 年 度 の 月 数 30

2 固 定 資 産 税 固 定 資 産 税 は 毎 年 1 月 1 日 現 在 に 土 地 家 屋 及 び 償 却 資 産 (これらを 総 称 して 固 定 資 産 といいます )を 所 有 している 人 が 納 める 税 金 です 固 定 資 産 の 種 類 区 分 種 類 土 地 田 畑 宅 地 山 林 原 野 雑 種 地 など 家 屋 居 宅 店 舗 工 場 倉 庫 事 務 所 など 償 却 資 産 土 地 家 屋 以 外 の 事 業 の 用 に 供 することができる 設 備 機 械 器 具 など 納 税 義 務 者 その 年 の1 月 1 日 ( 賦 課 期 日 ) 現 在 において 市 内 に 固 定 資 産 を 所 有 している 人 です ここでいう 所 有 している 人 とは 土 地 登 記 簿 又 は 土 地 補 充 課 税 台 帳 家 屋 登 記 簿 又 は 家 屋 補 充 課 税 台 帳 償 却 資 産 償 却 資 産 課 税 台 帳 に 所 有 者 として 登 記 又 は 登 録 されている 人 をいいます 納 税 義 務 者 が 死 亡 したときは 納 税 義 務 者 が 死 亡 したときは その 相 続 人 が 納 税 義 務 を 受 け 継 ぐことになります 相 続 人 が2 人 以 上 いる 場 合 は 納 税 等 に 関 する 書 類 を 受 領 する 代 表 者 を 指 定 する 届 ( 相 続 人 代 表 者 指 定 届 )を 税 務 課 に 提 出 していただきます 税 額 の 計 算 税 額 = 課 税 標 準 額 税 率 (1.4%) 課 税 標 準 額 原 則 として 固 定 資 産 課 税 台 帳 ( 土 地 課 税 台 帳 土 地 補 充 課 税 台 帳 家 屋 課 税 台 帳 家 屋 補 充 課 税 台 帳 及 び 償 却 資 産 課 税 台 帳 の 総 称 )に 登 録 された 価 格 ( 評 価 額 )が 課 税 標 準 額 となりま す しかし 住 宅 用 地 のように 課 税 標 準 の 特 例 措 置 (P33 参 照 )が 適 用 される 場 合 や 土 地 に ついて 税 負 担 の 調 整 措 置 (P34 参 照 )が 適 用 されている 場 合 は 課 税 標 準 額 は 価 格 よりも 低 く 算 定 されます 土 地 家 屋 については 地 方 税 法 の 規 定 による 固 定 資 産 評 価 基 準 に 基 づいて 基 準 年 度 (3 年 ごと)に 評 価 替 え( 次 回 は 平 成 30 年 度 )を 行 います 地 目 の 変 更 家 屋 の 増 改 築 などがあ った 場 合 を 除 き 原 則 として 価 格 は3 年 間 据 え 置 かれます しかし 土 地 については 地 価 の 下 落 により 価 格 を 据 え 置 くことが 適 当 でないときは 価 格 の 修 正 を 行 います また 償 却 資 産 については 取 得 価 格 をもとに 取 得 後 の 経 過 年 数 に 応 じた 価 値 の 減 少 ( 減 価 )を 考 慮 して 評 価 を 行 い 原 則 としてこの 評 価 額 が 価 格 となります 31

免 税 点 市 内 に 所 有 する 土 地 家 屋 償 却 資 産 ごとの 課 税 標 準 額 の 合 計 額 が 次 の 金 額 に 満 たない 場 合 は 課 税 されません 土 地 30 万 円 家 屋 20 万 円 償 却 資 産 150 万 円 納 税 の 方 法 市 からの 納 税 通 知 書 により 次 の 納 期 ( 年 4 回 )で 納 めていただきます 第 1 期 4 月 納 期 第 2 期 第 3 期 7 月 12 月 第 4 期 2 月 土 地 価 格 等 縦 覧 帳 簿 及 び 家 屋 価 格 等 縦 覧 帳 簿 の 縦 覧 制 度 平 成 15 年 度 以 降 土 地 及 び 家 屋 の 価 格 などを 記 載 した 縦 覧 帳 簿 を 市 町 村 が 作 成 することとな り 土 地 又 は 家 屋 の 納 税 者 の 方 が 市 内 のすべての 土 地 又 は 家 屋 の 価 格 を 縦 覧 できるようになり ました ( 注 1) また 縦 覧 制 度 の 改 正 を 踏 まえ 固 定 資 産 課 税 台 帳 については 納 税 義 務 者 又 は 借 地 人 借 家 人 などが 年 間 を 通 じ 閲 覧 できるようになりました なお 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 登 録 された 価 格 に 不 服 がある 場 合 は 一 定 期 間 内 ( 注 2)にみよ し 市 固 定 資 産 評 価 審 査 委 員 会 へ 審 査 の 申 出 をすることができます ( 注 1) 1 縦 覧 期 間 については 毎 年 4 月 1 日 から 第 1 期 目 の 納 期 限 の 日 ( 詳 しくは 市 の 広 報 紙 などでお 知 らせします ) 2 縦 覧 ができる 範 囲 は 所 有 する 資 産 の 種 類 ( 土 地 又 は 家 屋 )の 縦 覧 帳 簿 に 限 られます 3 土 地 価 格 等 縦 覧 帳 簿 所 在 地 番 地 目 地 積 及 び 価 格 が 記 載 された 帳 簿 4 家 屋 価 格 等 縦 覧 帳 簿 所 在 家 屋 番 号 種 類 構 造 床 面 積 及 び 価 格 が 記 載 された 帳 簿 ( 注 2) みよし 市 固 定 資 産 評 価 審 査 委 員 会 へ 審 査 の 申 出 ができる 期 間 は 固 定 資 産 課 税 台 帳 に 登 録 すべき 固 定 資 産 の 価 格 等 のすべてを 登 録 した 旨 が 公 示 された 日 から 納 税 通 知 書 の 交 付 を 受 けた 日 後 60 日 までの 間 です 32

宅 地 に 対 する 課 税 (1) 住 宅 用 地 に 対 する 課 税 標 準 の 特 例 住 宅 用 地 (1 月 1 日 現 在 で 人 の 居 住 の 用 に 供 する 住 宅 の 敷 地 )については 次 のように 固 定 資 産 税 の 軽 減 措 置 がとられています 1 小 規 模 住 宅 用 地 (200m2 以 下 の 住 宅 用 地 ( 住 宅 1 戸 あたり)) 課 税 標 準 額 = 価 格 1/6 敷 地 面 積 300m2の 一 戸 建 住 宅 2 一 般 住 宅 用 地 (200m2を 超 える 部 分 の 住 宅 用 地 ) 課 税 標 準 額 = 価 格 1/3 たとえば 300m2の 住 宅 用 地 ( 一 戸 建 住 宅 の 敷 地 )であれ ば 200m2 部 分 が 小 規 模 住 宅 用 地 で 残 りの100m2 部 分 が 一 般 住 宅 用 地 となります 200m2が 小 規 模 住 宅 用 地 100m2が 一 般 住 宅 用 地 住 宅 用 地 とは 住 宅 用 地 には 次 の2つがあります 1 専 用 住 宅 ( 専 ら 人 の 居 住 の 用 に 供 する 家 屋 )の 敷 地 の 用 に 供 されている 土 地 で その 土 地 の 全 部 ( 家 屋 の 床 面 積 の10 倍 まで) 2 併 用 住 宅 ( 一 部 を 人 の 居 住 の 用 に 供 する 家 屋 )の 敷 地 の 用 に 供 されている 土 地 で その 土 地 の 面 積 ( 家 屋 の 床 面 積 の10 倍 まで)に 併 用 住 宅 の 割 合 に 応 じた 一 定 の 率 を 乗 じて 得 た 面 積 に 相 当 する 土 地 住 宅 用 地 の 範 囲 特 例 措 置 の 対 象 となる 住 宅 用 地 の 面 積 は 家 屋 の 敷 地 の 用 に 共 されている 土 地 の 面 積 に 次 表 の 住 宅 用 地 の 率 を 乗 じて 求 めます ( 家 屋 の 床 面 積 の10 倍 まで) 家 屋 居 住 部 分 の 割 合 住 宅 用 地 の 率 イ 専 用 住 宅 全 部 1.0 ロ ハ 以 外 の 併 用 住 宅 4 分 の1 以 上 2 分 の1 未 満 0.5 2 分 の1 以 上 1.0 ハ 地 上 5 階 以 上 の 耐 火 建 築 物 である 併 用 住 宅 4 分 の1 以 上 2 分 の1 未 満 0.5 2 分 の1 以 上 4 分 の3 未 満 0.75 4 分 の3 以 上 1.0 33

(2) 宅 地 の 税 負 担 の 調 整 措 置 平 成 8 年 度 までの 宅 地 の 税 負 担 は 大 部 分 の 土 地 が 評 価 額 の 上 昇 割 合 に 応 じてなだらか に 上 昇 する 負 担 調 整 措 置 等 が 行 われてきましたが 平 成 9 年 度 の 評 価 替 えに 伴 い 課 税 の 公 平 の 観 点 から 地 域 や 土 地 によりばらつきのある 負 担 水 準 ( 評 価 額 に 対 する 前 年 度 課 税 標 準 額 の 割 合 )を 均 衡 化 させることを 重 視 した 税 負 担 の 調 整 措 置 が 講 じられました 宅 地 について 負 担 水 準 の 高 い 土 地 は 税 負 担 の 引 き 下 げ 又 は 据 え 置 き 負 担 水 準 の 低 い 土 地 は なだらかに 税 負 担 を 上 昇 させることによって 負 担 水 準 のばらつきの 幅 を 狭 めていく 仕 組 み が 導 入 されました これまで 負 担 水 準 の 均 衡 化 適 正 化 に 取 り 組 んできた 結 果 地 域 ごとの 負 担 水 準 の 均 衡 化 は 相 当 程 度 進 展 していますが 一 部 には 依 然 としてばらつきが 残 っています こうした 点 を 踏 まえ 平 成 24 年 度 から 平 成 26 年 度 までの 税 負 担 の 調 整 措 置 について は これまでの 制 度 を 継 続 し 引 き 続 き 負 担 水 準 の 均 衡 化 を 進 めることを 基 本 方 針 としつ つ 併 せて 合 理 性 が 低 下 した 特 例 措 置 の 見 直 しとして 住 宅 用 地 の 据 置 特 例 が 平 成 26 年 度 から 廃 止 されました 平 成 27 年 度 の 宅 地 の 税 負 担 の 調 整 措 置 を 図 示 すると 下 図 のようになります 負 担 水 準 とは 個 々の 宅 地 の 課 税 標 準 額 が 評 価 額 に 対 して どの 程 度 まで 達 してい るかを 示 すものです 負 担 水 準 = 前 年 度 課 税 標 準 額 新 評 価 額 ( 住 宅 用 地 特 例 率 (1/3 又 は1/6)) (%) 100 商 業 地 等 の 宅 地 小 規 模 住 宅 用 地 固 定 資 産 税 価 格 ( 地 価 公 示 価 格 等 7 割 ) 70%に 引 下 げ 70 特 例 (1/6) 負 担 水 準 60 税 負 担 措 置 アが 価 格 60% を 上 回 る 場 合 は 価 格 60% (%) 20 0 前 年 度 課 税 標 準 額 + 価 格 5%=ア アが 価 格 20% を 下 回 る 場 合 は 価 格 20% 100 20 0 本 来 の 課 税 標 準 額 B 以 下 のいずれか 低 い 額 1 本 来 の 課 税 標 準 額 B 2 前 年 度 課 税 標 準 額 + B 5% 上 記 2の 額 がB 20%を 下 回 る 場 合 は B 20% 34

(3) 宅 地 の 税 額 の 求 め 方 商 業 地 等 の 宅 地 1 固 定 資 産 税 額 は 次 のとおり 求 められます 課 税 標 準 額 ( 価 格 70%) 税 率 = 税 額 商 業 地 等 の 宅 地 とは 住 宅 用 地 以 外 の 宅 地 や 農 地 以 外 の 土 地 のうち 評 価 がその 土 地 と 状 況 が 類 似 している 宅 地 の 評 価 額 に 比 準 して 決 定 される 土 地 ( 宅 地 比 準 土 地 とい います )のことをいいます 2ただし 今 年 度 の 価 格 の70%と 比 べて 前 年 度 の 課 税 標 準 額 が 低 い 土 地 については 今 年 度 の 課 税 標 準 額 は 次 のとおりとなっています 今 年 度 の 評 価 額 (=A)と 比 べて (ア) 前 年 度 課 税 標 準 額 がAの60% 以 上 70% 以 下 の 場 合 前 年 度 課 税 標 準 額 を 据 え 置 きます (イ) 前 年 度 課 税 標 準 額 がAの60% 未 満 の 場 合 前 年 度 課 税 標 準 額 +A 5% (ただし 上 記 (イ)により 計 算 した 額 が Aの60%を 上 回 る 場 合 はAの60% Aの20%を 下 回 る 場 合 は Aの20%が 今 年 度 の 課 税 標 準 額 となります ) (ウ) 前 年 度 課 税 標 準 額 がAの70%を 超 える 場 合 はAの70% 住 宅 用 地 1 固 定 資 産 税 額 は 次 のとおり 求 められます 課 税 標 準 額 ( 評 価 額 1/6) 税 率 = 税 額 200m2を 超 える 住 宅 用 地 は1/3となります 2ただし 今 年 度 の 評 価 額 に1/6( 又 は1/3)を 乗 じた 額 と 比 べて 前 年 度 の 課 税 標 準 額 が 低 い 土 地 については 今 年 度 の 課 税 標 準 額 は 次 のとおりとなっています 今 年 度 の 評 価 額 に1/6( 又 は1/3)を 乗 じた 額 (= 本 来 の 課 税 標 準 額 B)と 比 べ 前 年 度 課 税 標 準 額 がBに 満 たない 場 合 前 年 度 課 税 標 準 額 +B 5% (ただし 上 記 により 計 算 した 額 が Bの20%を 下 回 る 場 合 は Bの20%が 今 年 度 の 課 税 標 準 額 となります ) 35

農 地 に 対 する 課 税 (1) 農 地 の 区 分 と 課 税 の 概 要 農 地 は 次 のように 区 分 され それぞれ 評 価 及 び 課 税 ( 税 負 担 の 調 整 措 置 など)について 異 なる 仕 組 みがとられています みよし 市 は 平 成 22 年 1 月 4 日 に 市 制 施 行 したため 平 成 23 年 度 から 市 街 化 区 域 農 地 の 課 税 は 一 般 の 市 街 化 区 域 農 地 から 特 定 市 街 化 区 域 農 地 に 変 わりました ( 評 価 ) ( 課 税 ) 一 般 農 地 農 地 評 価 農 地 課 税 農 地 一 般 の 市 街 化 区 域 農 地 宅 地 並 み 評 価 農 地 に 準 じた 課 税 市 街 化 区 域 農 地 ( 農 地 と 同 様 の 負 担 調 整 措 置 ) 特 定 市 街 化 区 域 農 地 宅 地 並 み 評 価 宅 地 並 み 課 税 (2) 一 般 農 地 について 一 般 農 地 は 市 街 化 区 域 農 地 や 転 用 許 可 を 受 けた 農 地 などを 除 いたものです 一 般 農 地 の 固 定 資 産 税 額 は 次 のように 求 められます 1 評 価 額 税 率 = 税 額 2 前 年 度 課 税 標 準 額 負 担 調 整 率 税 率 = 税 額 この12の 算 式 で 税 額 の 少 ない 方 が 固 定 資 産 税 額 となります 負 担 調 整 率 は 一 般 農 地 と 一 般 の 市 街 化 区 域 農 地 も 宅 地 と 同 様 に 税 負 担 の 調 整 措 置 が 導 入 されており 負 担 水 準 に 応 じて 下 図 のように 決 まっています 今 年 度 の 課 税 標 準 額 = 前 年 度 の 課 税 標 準 額 負 担 調 整 率 負 担 水 準 0.9~ 0.8~0.9 0.7~0.8 ~0.7 負 担 調 整 率 1.025 1.05 1.075 1.10 36

(3) 特 定 市 街 化 区 域 農 地 について( 平 成 23 年 度 から) 特 定 市 街 化 区 域 農 地 は 三 大 都 市 圏 の 特 定 市 ( 東 京 都 の 特 別 区 及 び 首 都 圏 近 畿 圏 中 部 圏 の 政 令 指 定 都 市 既 成 市 街 地 近 郊 整 備 地 帯 などに 所 在 する 市 )にある 市 街 化 区 域 農 地 で す (ただし 生 産 緑 地 の 指 定 を 受 けたものなどを 除 く ) 特 定 市 街 化 区 域 農 地 の 固 定 資 産 税 額 は 次 のように 求 められます 1 課 税 標 準 額 ( 評 価 額 1/3 ) 税 率 = 税 額 2 ただし 今 年 度 の 評 価 額 に1/3を 乗 じた 額 (= 本 来 の 課 税 標 準 額 C)と 比 べて 前 年 度 の 課 税 標 準 額 が 低 い 場 合 には 次 のとおりになります 前 年 度 の 課 税 標 準 額 がCに 満 たない 場 合 前 年 度 課 税 標 準 額 +C 5% (ただし 上 記 により 計 算 した 額 が Cの20%を 下 回 る 場 合 は Cの20%が 今 年 度 の 課 税 標 準 額 となります ) この12の 算 式 いずれかの 少 ない 額 が 固 定 資 産 税 額 となります 前 年 度 の 賦 課 期 日 において 特 定 市 街 化 区 域 農 地 であったものとみなした 課 税 標 準 額 宅 地 農 地 以 外 に 対 する 課 税 山 林 その 他 の 地 目 についての 固 定 資 産 税 額 は 次 の 算 式 12いずれかの 少 ない 額 となります 1 今 年 度 の 評 価 額 税 率 = 税 額 2 ( 前 年 度 の 課 税 標 準 額 + 今 年 度 の 評 価 額 5%) 税 率 = 税 額 ただし 宅 地 農 地 等 のうちに 介 在 する 山 林 及 び 市 街 地 近 郊 の 山 林 で 当 該 山 林 の 近 傍 の 宅 地 農 地 等 との 評 価 の 均 衡 上 一 般 の 山 林 の 評 価 によって 評 価 することが 適 当 でないと 認 めら れるもの(これを 介 在 山 林 といいます )については 当 該 山 林 の 付 近 の 宅 地 農 地 等 の 価 額 に 比 準 してその 価 額 を 決 めます この 介 在 山 林 のうち 宅 地 並 み 評 価 の 土 地 及 びその 他 の 地 目 のうち 宅 地 並 み 評 価 の 土 地 につい ては 商 業 地 等 の 宅 地 と 同 様 の 税 負 担 の 調 整 措 置 (P35 参 照 )が 適 用 されます 37

家 屋 に 対 する 減 額 措 置 (1) 新 築 住 宅 に 対 する 減 額 措 置 新 築 された 住 宅 が 次 の 要 件 を 満 たすときには 新 築 後 一 定 期 間 床 面 積 が120m2までの 固 定 資 産 税 ( 家 屋 分 )が2 分 の1に 減 額 されます 軽 減 を 受 けるための 要 件 (すべてを 満 たすこと ) 用 途 専 用 住 宅 又 は 併 用 住 宅 であること ( 併 用 住 宅 については 居 住 部 分 の 割 合 が2 分 の1 以 上 のものに 限 られます ) 床 面 積 居 住 部 分 の 床 面 積 が50m2 以 上 280m2 以 下 共 同 住 宅 などで 貸 家 住 宅 の 場 合 は 世 帯 別 に 区 画 され た 部 分 の 床 面 積 が40m2 以 上 280m2 以 下 注 住 宅 用 の 車 庫 物 置 などの 床 面 積 を 含 めて 判 定 します 分 譲 マンションなど 区 分 所 有 家 屋 の 床 面 積 については 専 有 部 分 の 床 面 積 + 専 有 部 分 の 床 面 積 の 割 合 で 按 分 した 共 用 部 分 の 床 面 積 で 判 定 します 減 額 対 象 床 面 積 床 面 積 が120m2 以 下 の 家 屋 は その 全 部 120m2を 超 えるものは 120m2 相 当 分 が 減 額 の 対 象 となります 減 額 の 期 間 1 一 般 住 宅 (2 以 外 の 住 宅 ) 新 築 後 3 年 度 分 ( 長 期 優 良 住 宅 は5 年 度 分 ) 23 階 建 以 上 の 中 高 層 耐 火 住 宅 新 築 後 5 年 度 分 ( 長 期 優 良 住 宅 は7 年 度 分 ) 増 築 などにより 減 額 期 間 中 に 要 件 を 満 たさなくなった 場 合 は 減 額 措 置 の 適 用 がなくな ります 手 続 新 たに 固 定 資 産 税 が 課 される 年 度 の 初 日 に 属 する 年 の1 月 31 日 までに 固 定 資 産 税 減 額 申 告 書 又 は 認 定 長 期 優 良 住 宅 に 係 る 固 定 資 産 税 の 減 額 適 用 申 告 書 ( 税 務 課 で 配 布 又 はホーム ページよりダウンロード)に 必 要 事 項 を 記 入 し 長 期 優 良 住 宅 については 長 期 優 良 住 宅 の 認 定 を 受 けたことを 証 明 する 書 類 を 添 えて 税 務 課 へ 直 接 提 出 をお 願 いします (2) 住 宅 耐 震 改 修 に 伴 う 固 定 資 産 税 の 減 額 措 置 ( 平 成 18 年 4 月 に 法 施 行 されました ) 既 存 の 住 宅 について 耐 震 改 修 し 次 の 要 件 を 満 たすときには 一 定 期 間 床 面 積 が120m2 までの 固 定 資 産 税 ( 家 屋 分 )が2 分 の1に 減 額 されます 減 額 を 受 けるための 要 件 (すべてを 満 たすこと ) 1 昭 和 57 年 1 月 1 日 以 前 から 存 在 する 住 宅 であること 2 現 行 の 耐 震 基 準 に 適 合 するように 改 修 された 住 宅 であること 3 平 成 27 年 12 月 31 日 までに1 戸 当 たり50 万 円 を 超 える 耐 震 改 修 工 事 が 行 われたこと 38

減 額 対 象 床 面 積 実 際 に 居 住 の 要 に 供 している 床 面 積 が120m2 以 下 の 家 屋 は その 全 部 120m2を 超 えるもの は 120m2 相 当 分 が 減 額 の 対 象 となります 減 額 の 期 間 改 修 工 事 が 完 了 した 年 の 翌 年 度 (1 年 間 ) 耐 震 診 断 を 義 務 付 けられる 建 築 物 のうち 平 成 26 年 4 月 1 日 から 平 成 29 年 3 月 31 日 までの 間 に 国 の 補 助 を 受 けて 耐 震 工 事 を 実 施 した 不 特 定 多 数 の 者 が 利 用 する 大 規 模 な 建 築 物 は 工 事 が 完 了 した 年 の 翌 年 度 から2 年 間 手 続 改 修 工 事 完 了 日 から3か 月 以 内 に 耐 震 基 準 適 合 住 宅 に 係 る 固 定 資 産 税 減 額 申 告 書 ( 税 務 課 で 配 布 またはホームページよりダウンロード)に 必 要 事 項 を 記 入 し 現 行 の 耐 震 基 準 を 満 た すことを 証 する 書 類 ( 地 方 公 共 団 体 建 築 士 指 定 住 宅 性 能 評 価 機 関 指 定 確 認 検 査 機 関 住 宅 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 法 人 のいずれかが 発 行 したもの) 及 び 耐 震 改 修 に 要 した 費 用 を 証 する 書 類 を 添 えて 税 務 課 へ 直 接 提 出 をお 願 いします その 他 居 宅 安 全 改 修 工 事 を 同 じ 年 に 行 った 場 合 は どちらか1つの 適 用 になります 熱 損 失 防 止 ( 省 エネ) 改 修 工 事 を 同 じ 年 に 行 った 場 合 は どちらか1つの 適 用 になります (3) 居 住 安 全 改 修 工 事 に 係 る 固 定 資 産 税 の 減 額 措 置 ( 平 成 19 年 4 月 に 法 施 行 されました ) 居 住 安 全 改 修 工 事 を 行 った 住 宅 に 対 して 1 年 間 床 面 積 が100m2までの 固 定 資 産 税 ( 家 屋 分 )が3 分 の1 減 額 されます 減 額 を 受 けるための 要 件 (すべてを 満 たすこと ) 1 平 成 19 年 1 月 1 日 以 前 から 所 在 する 住 宅 ( 賃 貸 住 宅 以 外 )であること 2 平 成 28 年 3 月 31 日 までに 50 万 円 を 超 える 居 住 安 全 改 修 工 事 が 行 われたこと 365 歳 以 上 の 人 介 護 保 険 において 要 介 護 認 定 又 は 要 介 護 支 援 認 定 を 受 けている 人 障 がいの ある 人 のいずれかが 居 住 していること 4 廊 下 の 拡 幅 階 段 の 勾 配 緩 和 浴 室 の 改 良 床 の 滑 り 止 め 化 手 すりの 取 付 け 床 の 段 差 解 消 出 入 口 の 戸 の 改 良 トイレの 改 良 のいずれかの 工 事 であること 減 額 対 象 床 面 積 実 際 に 居 住 の 要 に 供 している 床 面 積 100m2 相 当 分 が 減 額 の 対 象 となります 減 額 の 期 間 改 修 工 事 が 完 了 した 年 の 翌 年 度 (1 年 間 ) 39

必 要 書 類 (1から5までのすべてと6 7 8のいずれか) 1 納 税 義 務 者 の 住 民 票 の 写 し 2 改 修 工 事 に 係 る 明 細 書 ( 工 事 の 内 容 費 用 の 確 認 ができるもの) 3 改 修 工 事 箇 所 の 写 真 4 領 収 書 ( 工 事 費 用 を 支 払 ったことが 確 認 できるもの) 5 工 事 に 対 する 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 は その 交 付 決 定 金 額 が 確 認 できるもの 665 歳 以 上 の 人 が 居 住 している 場 合 は その 人 の 住 民 票 の 写 し 7 介 護 保 険 において 要 介 護 認 定 又 は 要 支 援 認 定 を 受 けている 人 が 居 住 している 場 合 は 介 護 保 険 被 保 険 者 証 の 写 し 8 障 がいのある 人 が 居 住 している 場 合 は それを 証 明 するもの( 障 がい 者 手 帳 等 )の 写 し 手 続 改 修 工 事 完 了 後 3か 月 以 内 に 居 住 安 全 改 修 工 事 に 伴 う 固 定 資 産 税 減 額 申 告 書 ( 税 務 課 で 配 布 またはホームページよりダウンロード)に 必 要 事 項 を 記 入 し 上 記 必 要 書 類 を 添 えて 税 務 課 へ 直 接 提 出 をお 願 いします その 他 熱 損 失 防 止 ( 省 エネ) 改 修 工 事 を 同 じ 年 に 行 った 場 合 のみ どちらの 減 額 も 適 用 を 受 けるこ とができます 耐 震 改 修 工 事 を 同 じ 年 に 行 った 場 合 は どちらか1つの 適 用 になります (4) 熱 損 失 防 止 ( 省 エネ) 改 修 工 事 に 係 る 固 定 資 産 税 の 減 額 措 置 ( 平 成 20 年 4 月 に 法 施 行 され ました ) 熱 損 失 防 止 ( 省 エネ) 改 修 工 事 を 行 った 住 宅 に 対 して 1 年 間 床 面 積 が120m2 分 までの 固 定 資 産 税 ( 家 屋 分 )が3 分 の1 減 額 されます 減 額 を 受 けるための 要 件 (すべてを 満 たすこと ) 1 平 成 20 年 1 月 1 日 以 前 から 所 在 する 住 宅 ( 賃 貸 住 宅 以 外 )であること 2 居 住 用 部 分 の 床 面 積 が 全 体 の2 分 の1 以 上 であること 3 平 成 28 年 3 月 31 日 までに 50 万 円 を 超 える 熱 損 失 防 止 ( 省 エネ) 工 事 が 行 われたこと 4 窓 の 改 修 ( 必 須 ) 及 び 床 天 井 又 は 壁 の 断 熱 改 修 工 事 であること 減 額 対 象 床 面 積 実 際 に 居 住 の 要 に 供 している 床 面 積 120m2 相 当 分 が 減 額 の 対 象 となります 減 額 の 期 間 改 修 工 事 が 完 了 した 年 の 翌 年 度 (1 年 間 ) 40

手 続 改 修 工 事 完 了 日 から3か 月 以 内 に 熱 損 失 防 止 ( 省 エネ) 改 修 工 事 に 伴 う 固 定 資 産 税 減 額 申 告 書 ( 税 務 課 で 配 布 またはホームページでダウンロード)に 必 要 事 項 を 記 入 し 改 修 工 事 証 明 書 ( 建 築 士 等 の 発 行 する 証 明 ) 及 び 領 収 書 ( 工 事 費 用 の 支 払 いが 確 認 できるもの)を 添 えて 税 務 課 へ 直 接 提 出 をお 願 いします その 他 居 宅 安 全 改 修 工 事 を 同 じ 年 に 行 った 場 合 のみ どちらの 減 額 も 適 用 を 受 けることができます 耐 震 改 修 工 事 を 同 じ 年 に 行 った 場 合 は どちらか1つの 適 用 になります 家 屋 に 関 する 届 出 (1) 登 記 されていない 家 屋 の 所 有 者 を 変 更 した 場 合 未 登 記 家 屋 所 有 者 ( 納 税 義 務 者 ) 変 更 申 請 書 の 提 出 が 必 要 となります 固 定 資 産 税 は 1 月 1 日 現 在 の 法 務 局 の 登 記 簿 上 の 所 有 者 に 対 し その 年 の4 月 から1 年 度 分 の 税 金 が 課 せられます しかし 登 記 されていない 家 屋 ( 未 登 記 家 屋 )については 売 買 贈 与 又 は 相 続 が 行 われた 場 合 に 市 でこれらの 事 実 を 把 握 することができないことから 未 登 記 家 屋 所 有 者 ( 納 税 義 務 者 ) 変 更 申 請 書 の 提 出 をお 願 いしています (2) 建 物 を 取 り 壊 した 場 合 家 屋 滅 失 申 告 書 の 提 出 が 必 要 となります 固 定 資 産 税 は 1 月 1 日 に 所 有 している 土 地 家 屋 及 び 償 却 資 産 に 課 税 されます 建 物 を 取 り 壊 した 場 合 は 翌 年 の1 月 1 日 に 存 在 しない 家 屋 となりますので 翌 年 度 は 課 税 されません 住 宅 車 庫 物 置 などの 建 物 の 全 部 又 は 一 部 を 取 り 壊 したときは 家 屋 滅 失 申 告 書 の 提 出 を お 願 いします 41

償 却 資 産 に 対 する 課 税 償 却 資 産 の 対 象 となるもの( 例 ) 会 社 や 個 人 で 工 場 や 商 店 などを 経 営 している 人 が その 事 業 のために 用 いることができる 器 械 器 具 備 品 等 をいいます 1 構 築 物 ( 煙 突 鉄 塔 など) 2 機 械 及 び 装 置 ( 旋 盤 ポンプなど) 3 船 舶 4 航 空 機 5 車 両 及 び 運 搬 具 ( 貨 車 客 車 トロッコ 大 型 特 殊 自 動 車 など) 6 工 具 器 具 備 品 ( 測 定 工 具 切 削 工 具 机 椅 子 ロッカーなど) 償 却 資 産 の 対 象 とならないもの( 例 ) 1 土 地 2 建 物 3 無 形 減 価 償 却 資 産 4 使 用 可 能 期 間 1 年 未 満 の 資 産 5 取 得 価 額 が10 万 円 未 満 の 資 産 で 法 人 税 法 等 の 規 定 により 一 時 に 損 金 算 入 されたもの(いわ ゆる 少 額 償 却 資 産 ) 6 取 得 価 額 が20 万 円 未 満 の 資 産 で 法 人 税 法 等 の 規 定 により3 年 間 で 一 括 して 均 等 償 却 する もの(いわゆる 一 括 償 却 資 産 ) 7 自 動 車 税 及 び 軽 自 動 車 税 の 対 象 となるもの 56の 場 合 であっても 個 別 の 資 産 ごとの 耐 用 年 数 により 通 常 の 減 価 償 却 を 行 っている ものは 課 税 の 対 象 となります 所 得 税 法 人 税 との 違 い 固 定 資 産 税 の 対 象 となる 償 却 資 産 の 範 囲 や 評 価 方 法 については 概 ね 所 得 税 や 法 人 税 の 取 扱 いと 同 様 ですが 一 部 異 なる 部 分 があります 項 目 固 定 資 産 税 の 取 扱 い ( 償 却 資 産 ) 国 税 の 取 扱 い ( 所 得 税 法 人 税 ) 償 却 計 算 の 期 間 暦 年 ( 賦 課 期 日 制 度 ) 事 業 年 度 減 価 償 却 の 方 法 一 般 の 資 産 は 定 率 法 定 額 法 の 選 択 一 般 の 資 産 は 定 率 法 平 成 19 年 4 月 1 日 以 降 に 取 得 さ ( 従 前 どおり) れた 資 産 は 250% 定 率 法 を 適 用 前 年 中 の 新 規 取 得 資 産 半 年 償 却 (1/2) 月 割 償 却 圧 縮 記 帳 の 制 度 認 められません 認 められます 特 別 償 却 割 増 償 却 認 められません 認 められます( 租 税 特 別 措 置 法 ) 増 加 償 却 認 められます 認 められます( 所 得 税 法 人 税 法 ) 評 価 額 の 最 低 限 度 取 得 価 額 の5パーセント 備 忘 価 額 (1 円 ) 改 良 費 区 分 評 価 ( 改 良 費 も 申 告 が 必 要 ) 原 則 区 分 一 部 合 算 可 42