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学位論文の要約

報道発表資料 2006 年 8 月 7 日 独立行政法人理化学研究所 国立大学法人大阪大学 栄養素 亜鉛 は免疫のシグナル - 免疫系の活性化に細胞内亜鉛濃度が関与 - ポイント 亜鉛が免疫応答を制御 亜鉛がシグナル伝達分子として作用する 免疫の新領域を開拓独立行政法人理化学研究所 ( 野依良治理事

平成24年7月x日

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医用原子力だより第13号.indd



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報道発表資料 2006 年 4 月 13 日 独立行政法人理化学研究所 抗ウイルス免疫発動機構の解明 - 免疫 アレルギー制御のための新たな標的分子を発見 - ポイント 異物センサー TLR のシグナル伝達機構を解析 インターフェロン産生に必須な分子 IKK アルファ を発見 免疫 アレルギーの有効

第8回 全日本 学生フォーミュラ大会 プログラム


日本における燃料電池の開発 Fuel Cell RD & D in Japan 2017 since 1986 一般社団法人 燃料電池開発情報センター Fuel Cell Development Information Center

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の感染が阻止されるという いわゆる 二度なし現象 の原理であり 予防接種 ( ワクチン ) を行う根拠でもあります 特定の抗原を認識する記憶 B 細胞は体内を循環していますがその数は非常に少なく その中で抗原に遭遇した僅かな記憶 B 細胞が著しく増殖し 効率良く形質細胞に分化することが 大量の抗体産

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大学案内 inx


Gifu University Faculty of Engineering

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理学研究科 ( 生命理学専攻の大学院生には開放科目の対象外 ) 生命理学特別講義 0 大学院開講科目 生命理学特別講義 大学院開講科目 生命理学特別講義 大学院開講科目 生命理学特別講義 3 大学院開講科目 生命理学特別講義 4 大学院開講科目 生命理学特別講義 5 大学院開講科目 生命理学特別講義

図 B 細胞受容体を介した NF-κB 活性化モデル

抑制することが知られている 今回はヒト子宮内膜におけるコレステロール硫酸のプロテ アーゼ活性に対する効果を検討することとした コレステロール硫酸の着床期特異的な発現の機序を解明するために 合成酵素であるコ レステロール硫酸基転移酵素 (SULT2B1b) に着目した ヒト子宮内膜は排卵後 脱落膜 化


川崎学報57-4.indd


プラズマ・核融合学会

脳組織傷害時におけるミクログリア形態変化および機能 Title変化に関する培養脳組織切片を用いた研究 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 岡村, 敏行 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date URL http

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The Plasma Boundary of Magnetic Fusion Devices

歴史におけるアイデンティティの諸相 : 課題と方法

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知能と情報, Vol.29, No.6, pp

報道関係者各位 平成 26 年 1 月 20 日 国立大学法人筑波大学 動脈硬化の進行を促進するたんぱく質を発見 研究成果のポイント 1. 日本人の死因の第 2 位と第 4 位である心疾患 脳血管疾患のほとんどの原因は動脈硬化である 2. 酸化されたコレステロールを取り込んだマクロファージが大量に血

Contents

Microsoft PowerPoint - VCAD定例会_tawara_100901_提出用.ppt [互換モード]

るが AML 細胞における Notch シグナルの正確な役割はまだわかっていない mtor シグナル伝達系も白血病細胞の増殖に関与しており Palomero らのグループが Notch と mtor のクロストークについて報告している その報告によると 活性型 Notch が HES1 の発現を誘導

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られる 糖尿病を合併した高血圧の治療の薬物治療の第一選択薬はアンジオテンシン変換酵素 (ACE) 阻害薬とアンジオテンシン II 受容体拮抗薬 (ARB) である このクラスの薬剤は単なる降圧効果のみならず 様々な臓器保護作用を有しているが ACE 阻害薬や ARB のプラセボ比較試験で糖尿病の新規

別紙 < 研究の背景と経緯 > 自閉症は 全人口の約 2% が罹患する非常に頻度の高い神経発達障害です 近年 クロマチンリモデ リング因子 ( 5) である CHD8 が自閉症の原因遺伝子として同定され 大変注目を集めています ( 図 1) 本研究グループは これまでに CHD8 遺伝子変異を持つ

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クリエイティブ京都_10_9月号.indd

2017 年 12 月 15 日 報道機関各位 国立大学法人東北大学大学院医学系研究科国立大学法人九州大学生体防御医学研究所国立研究開発法人日本医療研究開発機構 ヒト胎盤幹細胞の樹立に世界で初めて成功 - 生殖医療 再生医療への貢献が期待 - 研究のポイント 注 胎盤幹細胞 (TS 細胞 ) 1 は

RNA Poly IC D-IPS-1 概要 自然免疫による病原体成分の認識は炎症反応の誘導や 獲得免疫の成立に重要な役割を果たす生体防御機構です 今回 私達はウイルス RNA を模倣する合成二本鎖 RNA アナログの Poly I:C を用いて 自然免疫応答メカニズムの解析を行いました その結果

20 m Au 2. 現行のマイクロバンプ形成技術における課題 Au Au Au 2 WB 11 m m 1 m 2008 Au FC m 10 m 30 m OTK Au 表 1 マイクロバンプ形成におけるめっき法の比較 3. 無電解めっきによる Au

報道機関各位 平成 27 年 8 月 18 日 東京工業大学広報センター長大谷清 鰭から四肢への進化はどうして起ったか サメの胸鰭を題材に謎を解き明かす 要点 四肢への進化過程で 位置価を持つ領域のバランスが後側寄りにシフト 前側と後側のバランスをシフトさせる原因となったゲノム配列を同定 サメ鰭の前

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統合失調症モデルマウスを用いた解析で新たな統合失調症病態シグナルを同定-統合失調症における新たな予防法・治療法開発への手がかり-

From Farm to Table 農学を志す君たちへ Graduate School of Agricultural Science Kobe University History 農学部 農学研究科の沿革 1949年 4月 兵庫県立農科大学開学 現 兵庫県篠山市 農学は 自然科学に加えて社会科

Wnt3 positively and negatively regu Title differentiation of human periodonta Author(s) 吉澤, 佑世 Journal, (): - URL Rig

学校法人八戸工業大学 広報誌 「蒼穹」 第115号

プラズマ核融合学会誌11月【81‐11】/小特集5


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別紙 自閉症の発症メカニズムを解明 - 治療への応用を期待 < 研究の背景と経緯 > 近年 自閉症や注意欠陥 多動性障害 学習障害等の精神疾患である 発達障害 が大きな社会問題となっています 自閉症は他人の気持ちが理解できない等といった社会的相互作用 ( コミュニケーション ) の障害や 決まった手

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PRESS RELEASE (2014/2/6) 北海道大学総務企画部広報課 札幌市北区北 8 条西 5 丁目 TEL FAX URL:

研究の背景と経緯 植物は 葉緑素で吸収した太陽光エネルギーを使って水から電子を奪い それを光合成に 用いている この反応の副産物として酸素が発生する しかし 光合成が地球上に誕生した 初期の段階では 水よりも電子を奪いやすい硫化水素 H2S がその電子源だったと考えられ ている 図1 現在も硫化水素

2019 年 3 月 28 日放送 第 67 回日本アレルギー学会 6 シンポジウム 17-3 かゆみのメカニズムと最近のかゆみ研究の進歩 九州大学大学院皮膚科 診療講師中原真希子 はじめにかゆみは かきたいとの衝動を起こす不快な感覚と定義されます 皮膚疾患の多くはかゆみを伴い アトピー性皮膚炎にお


前立腺癌は男性特有の癌で 米国においては癌死亡者数の第 2 位 ( 約 20%) を占めてい ます 日本でも前立腺癌の罹患率 死亡者数は急激に上昇しており 現在は重篤な男性悪性腫瘍疾患の1つとなって図 1 います 図 1 初期段階の前立腺癌は男性ホルモン ( アンドロゲン ) に反応し増殖します そ

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新規遺伝子ARIAによる血管新生調節機構の解明

第124回日本医学会シンポジウム

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創薬に繋がる V-ATPase の構造 機能の解明 Towards structure-based design of novel inhibitors for V-ATPase 京都大学医学研究科 / 理化学研究所 SSBC 村田武士 < 要旨 > V-ATPase は 真核生物の空胞系膜に存在す

化を明らかにすることにより 自閉症発症のリスクに関わるメカニズムを明らかにすることが期待されます 本研究成果は 本年 京都において開催される Neuro2013 において 6 月 22 日に発表されます (P ) お問い合わせ先 東北大学大学院医学系研究科 発生発達神経科学分野教授大隅典


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平成 29 年 6 月 9 日 ニーマンピック病 C 型タンパク質の新しい機能の解明 リソソーム膜に特殊な領域を形成し 脂肪滴の取り込み 分解を促進する 名古屋大学大学院医学系研究科 ( 研究科長門松健治 ) 分子細胞学分野の辻琢磨 ( つじたくま ) 助教 藤本豊士 ( ふじもととよし ) 教授ら

神経細胞での脂質ラフトを介した新たなシグナル伝達制御を発見

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糖鎖の新しい機能を発見:補体系をコントロールして健康な脳神経を維持する

八村敏志 TCR が発現しない. 抗原の経口投与 DO11.1 TCR トランスジェニックマウスに経口免疫寛容を誘導するために 粗精製 OVA を mg/ml の濃度で溶解した水溶液を作製し 7 日間自由摂取させた また Foxp3 の発現を検討する実験では RAG / OVA3 3 マウスおよび

住環境テ サ イン学科 建築環境工学住居 建築デザイン 准教授または講師教授または准教授 住環境設備 住環境工学 環境工学演習 環境計画演習ほか住居計画 住環境デザイン概論 設計演習ほか 博士 ( または Ph.D) の学位を有する方 もしくは取得を目指して研究を進めている方 博士 ( または Ph

September / October NAGOYA Cultural Information 02 NAGOYA Cultural Information No.352 Contents

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能性を示した < 方法 > M-CSF RANKL VEGF-C Ds-Red それぞれの全長 cdnaを レトロウイルスを用いてHeLa 細胞に遺伝子導入した これによりM-CSFとDs-Redを発現するHeLa 細胞 (HeLa-M) RANKLと Ds-Redを発現するHeLa 細胞 (HeL

( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 花房俊昭 宮村昌利 副査副査 教授教授 朝 日 通 雄 勝 間 田 敬 弘 副査 教授 森田大 主論文題名 Effects of Acarbose on the Acceleration of Postprandial

Transcription:

Quarterly e-mail newsletter for Ceramics Research Forum in Medicine, Biomimetics, and Biology THE DIVISION No. 50 Winter, 2008 Editor-in-Chief Associate Editor K. Teraoka, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST) T. Miyazaki, Kyushu Institute of Technology T. Kawai, Yamagata University Editorial Staffs J. Hamagami, Tokyo Metropolitan University M. Neo, Kyoto University M. Hattori, NGK Spark Plug Co., Ltd. T. Ogawa, PENTAX Co., Ltd. S. Hayakawa, Okayama University M. Ohgaki, SII Nano Technology Inc. K. Ioku, Tohoku University C. Ohtsuki, Nagoya University K. Ishikawa, Kyushu University H. Takeuchi, PENTAX Co., Ltd. M. Kikuchi, NIMS N. Tomita, Kyoto University S. Nakamura, NIMS H. Unuma, Yamagata University 1

Contents 1. MESSAGE & OPINION... 3 2. INFORMATION ON RESEARCH & DEVELOPMEMT... 5 Asian BioCeramics Symposium 2007 3. INTRODUCTION OF RECENT PAPERS... 4. ANNOUNCEMENT... 2

1. MESSAGE & OPINION 3

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2. INFORMATION ON RESEARCH & DEVELOPMEMT 名物研究室紹介 山形大学 大学院理工学研究科 物質化学工学専攻 鵜沼英郎(Hidero UNUMA) 川井貴裕(Takahiro KAWAI) 研究室 川井 貴裕 1999 年 山形大学工学部物質化学工学科に無機固体材料 セラミックス の合成と評価を基に機 能性新材料の研究を進める鵜沼英郎研究室が誕生しました 研究室が立ち上がって 9 年目を迎えた今 年度 6 月より 本文担当の川井が当研究室に合流し 新体制で始動しています 本大学は学部によっ て山形市 米沢市 鶴岡市とキャンパスを擁する地区が異なっています 工学部 大学院理工学研究 科 キャンパスは 上杉藩の城下町として知られる山形県最南端の米沢市に位置し 山形新幹線 つ ばさ 号の停車駅である JR 米沢駅から 15 分ばかり車に揺られれば正門まで到着できる のどかな 場所にあります 当学部は 6 種の学科 大学院の専攻は 9 種 に細分化され 緑あふれる構内に研究 棟や講義棟が立ち並んでいます 我々の研究室が所属する物質化学工学科の研究棟は約 3 年前に一部 リフォームされ 快適に実験生活を送ることができる環境が整っています エレベーターが存在し ないので 引越の時は大変だっただろうと思います 当研究室の構成メンバーは 鵜沼英郎准教授 助教の川井貴裕 渡辺邦雄技術職員 通称ナベさん と 大学院博士後期課程学生 2 名 前期課程学 生 4 名 学部 4 回生 6 名と総勢 15 名で 学生は皆コツコツと実験を積み重ね 研究成果を挙げるべ く日々奮闘しています それでは当研究室の研究内容をご紹介します 第一に 水溶液中の無機化学反応の制御を通じて 無機固体材料の形態制御のための新たな低温合成プロセスの確立を目指しています できるだけ温和 な条件下で材料を合成するということは 材料の形の制御とプロセスの環境負荷の低減の両面に大き な意味を持ちます 当研究室では精緻な形態制御を必要とする電子材料や医療用生体材料を スマー トかつ効率的に合成できるようなプロセスの確立を目指しています 具体的には Oxidative-Soak-Coating 法と名づけた金属酸化物薄膜析出法を開発し これまでに SnO 2, CeO 2, MnO 2, Co3O 4 などの均一薄膜の直接析出に成功しています これらは電極 センサー 触媒に代表 キャンパス内正門付近に建つ旧米沢高等工 業学校本館 (重要文化財) 5 研究室メンバーの集合写真 (学生に囲まれる鵜沼准教授(前列右から 2 番目) と川井(前列左から 2 番目))

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Asian BioCeramics Symposium 2007 7

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3. INTRODUCTION OF RECENT PAPERS 論文紹介 お題 最近 川井先生が話題にした論文 お題の通り 本メ ールマガジン副編 の川井先生 によるレビューです 皆様からの お題提案 レビューをお待 ち申し上げておりま す 匿名可 お題送り先 ok-teraoka@aist.go.jp Central control of bone remodeling by neuromedin U (ニューロメジン U による骨リモデリングの中枢制御) S. Sato, et al., Nature Medicine, 13 (2007) 1234-1240. この論文では 食欲抑制ホルモンであるレプチンが視床下部を中継して骨形成を抑制する事実か ら 視床下部でエネルギーの代謝に影響を及ぼすに他の分子でも骨量の調節ができることを示唆し それを実証している 具体的には レプチンとは独立に作用する食欲抑制ペプチドである ニューロ メジン U(NMU) を欠乏させたマウスにおいて骨形成が促進されることのほかに 骨量の増加がメス よりもオスのマウスで顕著であること NMU は骨細胞に直接作用するのではなく中枢神経系に作用 することなどを見出している 最後に NMU の作用を抑止したり活性化したりする物質の存在が認 められるとすれば それは骨粗鬆症のような骨量が減少する病気の治療に対し影響を及ぼすであろう と結論づけられている PPAR- γ regulates osteoclastogenesis in mice (PPAR- γはマウスの破骨細胞形成を制御する) Y. Wan, et al., Nature Medicine, 13 (2007) 1496-1503. こ の 論 文 で は 骨 芽 細 胞 の 分 化 を 抑 制 す る こ と が 知 ら れ て い る PPAR-γ (peroxisome proliferator-activated receptor-γ)の破骨細胞形成促進作用について調査している 具体的には PPAR-γ が骨芽細胞にはあるが破骨細胞では欠損しているマウスでは骨量が増加し 骨髄腔が狭小化し 大理 石骨病を発症することがわかった これらの異常は破骨細胞の分化障害と RANKL receptor activator of nuclear factor-b ligand のシグナル伝達異常の結果生じたものであり また PPAR- γは 破骨細胞形成 の重要なメディエーターである c-fos 発現の直接の制御因子として機能すると示唆している 最後に PPAR- γとそのリガンドは破骨細胞分化と骨吸収の促進に関連していると考えられる とまとめられ ている 上記 2 件の文献は もともと生体内に由来する物質が 骨粗鬆症などの骨リモデリングが正常に機 能しない病気に対して有効である可能性を見出しており 今後 QOL の改善に大きく貢献できる題材 であると思われる 文責 川井 山形大 12

4. ANNOUNCEMENT (1) 2008 2008 3 2022 http://www.ceramic.or.jp/ig-nenkai/index_j.html (2) 8th World Biomaterials Congress 2008 5 28 6 1 Amsterdam, Netherlands http://www.wbc2008.com (3) 2nd International Congress on Ceramics 2008 6 297 4 Verona, Italy http://www.icc2.org (4) The 4th International Symposium on Apatite and Correlative Biomaterials (ISABC) 2008 9 1013 Shangai-la Hotel, Manila, Philippine http://www.isacb08.org (5) 21 2008 9 17 19 http://www.ceramic.or.jp/ig-syuki/index.html (6) 21st International Symposium on Ceramics in Medicine (Bioceramics21) 2008 10 21 24 Buzios, Brazil http://www.bioceramics21.com (7) Asian BioCeramics Symposium 2008 (ABC2008) 2008 11 46 Indian Institute of Technology Madras, Chennai, India 13

The Division 3 p 2 p 2 p 1 p 1 p The Division 4650 4 p 3 p 2 p ok-teraoka@aist.go.jp 50 1 (2000.9.1) 24 (2001.8.20) 25 (2001.9.1) 37 (2002.9.1) 38 (2003.) 41 (2004.) 42 (2004.) 45 (2005.) 46 (2006.) 14

The Division The DV50 (2000)82 237 (The Division ) 15